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覚醒⑥

 一緒に後片付けを済ませる。俺達は新居へと上がった。今ソファーに並んで座っている。グラスに注がれた焼酎を喉に流した。
「幸せになろうな」
「うん」
俺の言葉に和斗が応える。和斗を抱き寄せると俺の股間を握ってきた。俺も和斗の股間に手を這わせる。其処は微かに息づいていた。
「ベッド行くか」
「うん」
俺の声に和斗が応える。俺は和斗の手を引くと階段を昇った。鼓動が早鐘のように高鳴ってくる。寝室のドアを開けた。灯りを燈すと淫猥にダブルベッドが浮かんでくる。俺達は着ている甚平を脱いだ。晒された六尺一丁のガタイ。和斗の前袋は既に濡れている。それは俺も同じだった。ベッドの上で向かい合って座る。にじり寄ると毛深い脚同士が交差した。和斗を抱き寄せる。唇を寄せていった。唇が触れ合うと舌を挿れる。俺達は舌を絡め合った。キスしながら和斗の乳首を摩る。今度は指の甲で掻き上げた。唇が離れ、また重ねる。俺達は幾度となくキスをした。
「褌解いてやるぜ」
「うん」
和斗がベッドの上に立ち上がる。俺は和斗の褌を解いた。
「俺も解いてやる」
「おお頼むな」
俺の褌が解かれる。露呈した2本のちんぽ。勃ち上がり天を衝いていた。俺は和斗の上に覆い被さる。ちんぽ同士を擦りつけた。首筋に舌を這わせる。今度は耳裏を舐め上げた。乳首をコリコリ撫で捲くる。空いてるもう片方の乳首を舐め立てた。
「はぁ先輩気持ちいっす」
「もっと哭かせてやるからな」
俺のカラダが下にずれる。和斗に金玉ジュルジュル舐め上げた。ちんぽを咥える。舌を絡めていった。一端口からちんぽを放すと金玉を軽く握ってやる。今度は根元辺りから亀頭目掛けて舌を這い上げる。亀頭の括れに舌を転がした。
「あぁぁんぁいい。気持ちイイ」
ちんぽを口に含んだ。舌を絡める。同時に蟻の門渡りを摩ってやった。今度は穴口に指を這わせる。軽くなぞってやった。
「あぁぁんぁ、堪んねぇ」
和斗の両脚を抱え上げる。和斗が自ら膝裏を押さえた。穴口に舌を這わせる。ジュルジュル舐め上げた。両親指でオス穴を広げる。尖らせた舌を挿れると中を擦り込んだ。
「あぁぁ先輩、駄目っす。あぁぁんぁぁ」
内壁と穴の回りにローションを塗り込める。指をゆっくり挿れていった。中を掻き撫でる。今度は前後に動かした。指を増やすとズブズブ呑み込まれる。俺の指が大胆に抽動した。
「あぁぁんぁちんぽ欲しいっす」
「判ったぜ。今挿れてやるからな」
穴口にちんぽを宛がった。俺の腰に力が籠もる。腰を軽く突くと一気に呑み込まれた。俺の腰が突動する。ちんぽが和斗の中をまい進した。
「あぁぁ堪んねぇ。んくぅうぁぁぁんぉぉ」
俺はちんぽが抜けるギリギリ迄引くと、一気に突き込んだ。
「あぁぁ駄目っす。洩れる。あぁぁ出る。んぁぁ洩れる」
ドビュッドロッドロッドロッ和斗は白濁汁を洩らした。その汁が濃密な陰毛に絡んでいる。漆黒の陰毛を白く染めていた。
「久しぶりでトコロテンしたな。もっと搾り取ってやるからな」
和斗の左脚と俺の右脚が交差する。和斗の右脚を肩に担いだ。俺のちんぽが猛動する。和斗の中を疾駆した。同時に和斗の乳首に指を這わせる。和斗のカラダが仰け反った。
「あぁぁんぉ駄目だまた洩れる。んぁぁんぉ洩れるよぉ」
ドビュッドロッドロッドロッ和斗は乳白色の男の粘液を洩らした。
「凄ぇぜ。淫乱なちんぽだな」
俺は和斗の亀頭を摩ってやった。和斗のカラダがビクビク震えてる。俺は和斗の脚を抱え直した。俺の腰の動きに拍車が掛かる。ちんぽが和斗の中を爆走した。同時に和斗のちんぽを握る。扱き立てた。
「あぁぁ凄ぇ。んぁぁんぉキスして先輩」
「舌出せよ」
和斗は口を開ける。舌を出した。俺は唇を寄せていく。舌先同士が触れ合った。和斗の舌を押し込める。舌を絡め合った。静かに唇が離れる。俺の腰が烈動した。和斗のまんこが弛緩と収縮を繰り返してくる。俺のちんぽが締め付けられた。
「んくぅ堪んねぇ。締まるぜ」
突き込みを深く重たくする。和斗のカラダが左右に捩れた。ジュグッジュグッジュグッ…ヌチャッヌチャッヌチャッ昂揚した交尾音が部屋に鳴り渡る。和斗のまんこの熱が伝ってきた。
「やっべぇ射きそうだ。種付けるからな」
「俺もやべぇ。種付けられながら射きたいっす」
「判ったぜ」
パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかりあった。俺は突き込みながら和斗のちんぽを扱き捲くる。金玉の中でオス汁が射き場を探し、彷徨い始めた。
「あぁぁんぁ射ぐ。んぉぉんぁ射く。あぁぁあぁ射くっ」
俺は和斗の雄膣目掛けてオス汁を打ち付けた。
「あぁぁんぁ凄ぇ。先輩の汁感じる。んぁぁんぉ射ぐ。あぁぁあぁ射く。うぁぁんぉ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ和斗は白濁汁を吹き上げる。その汁空中で揺らいでいる。静かに和斗の上に舞い降りた。俺は和斗の内壁にちんぽを擦り付ける。ゆっくりとちんぽを引き抜いた。和斗の隣に横になる。抱き寄せると唇を重ねた。唇が離れる。カラダを反転させた。和斗のちんぽを咥える。和斗も俺のちんぽをしゃぶってきた。舌を和斗のちんぽに絡める。和斗の舌も俺のちんぽに纏わり付いてきた。口の中に和斗の薫りが充満する。俺達は暫らくの間ちんぽをしゃぶり合っていた。其々のちんぽが放たれる。俺はカラダを反転させた。和斗が抱き付いてくる。唇を寄せていく。唇が触れ合った。舌を挿れる。舌を絡め合い残り汁を共有した。静かに唇が離れる。視線が交差した。
「外の空気に当ろうぜ」
「うん」
俺の声に和斗が応える。褌を締め込み、甚平を羽織った。今ベランダに出ている。冬の冷たい風が温く感じた。
「もう直ぐだな。開店するの」
「うん」
「頑張れよ。俺も協力するからな」
「うん」
和斗の目に涙が溜まっている。一滴頬を伝った。
「先輩、ありがとう。先輩が居たからここまで来れた」
「バカやろ。愛してるからに決まってるだろ」
「俺も愛してる。これからは俺が恩返しするからな」
「そんなのいらねぇよ。一緒に居られるだけでいいからな」
和斗の肩に腕を乗せる。唇を寄せていく。髭と髭が交差する。唇が触れ合った。舌を深く挿れる。俺達は舌を絡め合った。背中に回した腕に力を入れる。濃厚なキッスが続く。ジュルジュル舌が絡み合う音が耳に響いてきた。カラダが蕩けそうになる。静かに唇が離れた。永くて切ないキッスが終わる。和斗の手を握ると握り返してきた。

 3日後焼き鳥”和家”が開店する。離れていった2人の板前が戻ってきた。夕刻3時和斗と板前で仕込みを始める。新たに始めた送迎サービス。その為のスタッフが5時半に現われる。送迎サービスのワゴン車が駅へと向った。以前の常連客に案内はしている。だが和斗の不安顔を浮かべていた。ワゴン車が停まる。5人の常連客が入ってきた。次々に常連客達が来店する。小母ちゃん、俺の両親も着てくれた。初日は大成功。店を閉めるとみんなで乾杯した。3日間の開店祭。大盛況の中終わった。あれから半年余り経過する。焼き鳥”和家”は完全に覚醒した。俺と和斗の生活時間にはギャップがある。当初少し心配していたがその必要は無かった。主寝室の脇にある4畳半の和室。普段は此処で和斗が寝泊りする予定だった。俺の眠りを妨げないようにと……だけど今まで4畳半を使ったことは無かった。俺は帰宅すると”和家”で御飯する。部屋に戻ると寛ぎ12時位にベッドに潜る。そして眠りに就いた。深夜店を終えるとベッドに和斗は入ってると言う。だが俺の眠りを妨げることは無かった。朝起きるとたまに前袋を握られてることは有ったけど……
朝起きると俺は2人分の朝飯を作る。その為に小母ちゃんに色々料理を教わった。冷蔵庫には和斗が店で作った俺用の弁当がある。俺はそれを持って出勤した。勿論Sexもしっかりしている。俺の公休日には日中まぐわった。我慢出来なくなると和斗は上がってくる。そして交尾した。今四畳半は俺の両親と小母ちゃんが泊り掛けで見えた時客間として使っている。梅雨が明けた。眩い夏の青空が広がっている。
空 (4)
射してくる強い光が穏やかに感じた。

黒蟻王


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[ 2016/07/18 18:28 ] 覚醒 | TB(-) | CM(0)