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16分間の恋①

 俺は桜庭亮祐24歳の髭坊主。地元の建設会社でCADオペレーターをしている。従業員26人の小規模な会社だ。内線が鳴る。受話器を上げた。
”ハイ桜庭です”
”チョッと応接室迄来てくれ”
総務課長の声。俺は応接室に入る。テーブルを挟み向かい合って座った。
「急な話だけど東京営業所に転勤してくれ」
「はっ東京っすか」
「急に欠員出ちまってな。済まないが大至急住む所探してくれないか。入居費用と2年間は社宅扱いにするから頼んだぞ」
俺は東京営業所に転勤することになった。僅か8人程の営業所。CADだけでなく色々雑務もあると聞いた。季節は秋。赤トンボの群れが空を舞っている。俺は住まい探しの為に東京へと向った。東京空手の大会で1度着た事がある。遊びでは数回行った事があった。だが右も左も判らない。スマホで検索する。3軒の物件に目星を付けた。内見を済ませる。その内の1軒に決めた。間取りは1DK、最寄り駅は男神駅。アパートからは徒歩8分だ。乗り換えなしで会社に行ける。1週間後俺の都会生活が始まった。田舎で生まれ育った俺。高校卒業すると今の会社に就職した。不安と微かな時めきを覚える。慣れない環境の中1箇月が過ぎた。生活も落ち着いている。近所に空手道場を見つけた。休みの日には通っている。透明感を増した秋の光が空から射してきた。そんなある日慌しく俺の1日が始まる。寝坊してしまった。大急ぎで身繕いする。駅へと走った。改札を通る。階段を駆け降りると電車が入ってきた。呼吸が荒くなっている。取り合えず乗り込んだ。乗り込んだのは1番前の車両。何時もと違う車両だ。腕時計を見る。遅刻は免れそうだ。次の駅に着く。降りる客はいない。更に乗客が乗りこんで来る。ぎゅうぎゅう詰めになった。股間に何かが当たっている。最初は鞄か何かと思っていた。どうやら手の甲らしい。偶然だろうと気にもしていなかった。だが電車の揺れを利用してなんど執拗にも当たってくる。今度は手の甲ではなく明らかに俺のちんこを触っているのが判ってきた。でも誰だ……回りを見渡してみる。リーマン、OLでごった返している。誰かの手が大胆になった。魔の手から逃れようとする。身動きが取れない。心とは裏腹に俺は快感を覚え始めていた。ファスナーが下ろされる。ボクブリに中に手が侵入してきた。ちんこが直に弄られる。声が洩れそうになった。もう直ぐ俺の降りる駅。電車がホームに入る。ドアが開いた。瞬く間に手が離れる。俺は咄嗟にちんぽを仕舞った。大都会で俺の淫乱が覚醒する。俺は毎日その車両に乗った。調べてみるとその車両はハッテン車両。乗ると必ず誰かが触ってくる。俺は毎朝男の手にちんこを委ねた。しんどい都会の通勤ラッシュが淫らな時間に変換される。却ってムラムラする日も有ったのも事実。そんな時はトイレに駆け込み千擦り扱いた。
 秋色が濃くなっている。朝ホームで電車を待っていた。刈り上げた項の男が目の前に立っている。身長は俺よりちょびっと大きい。170㌢位に見える。渋いスーツに太い首。一瞬振り向いた。坊主頭に髭を蓄えている。年齢は30歳位に見えた。強い男のオーラを感じる。俺はそれだけで濡れてきた。電車が到着する。上手い具合にその男の隣に乗ることが出来た。電車が揺れる。向かい合う体勢になった。俺の太ももに手の甲が触れてくる。ジッとしているとちんこに手を当ててきた。男の手が俺の股間を覆っている。次の駅に着いた。乗客が大勢乗ってくる。俺達のカラダは更に密着した。ドキドキ感が強くなる。微かに男の手が動いた。手の平が返る。やんわりちんこを握られた。ちんこが勃ち上がってくる。ボクブリの中で完全に勃起した。俺の手が取られる。男の股間に誘導された。戸惑うことなく男のちんんぽを握る。勃ち上がってくるのがスラックスの上からでも判った。ファスナーが下げられる。手がボクブリの中に入ってきた。俺のちんこが直に握られる。俺も男のファスナーを下げた。手を中に忍ばせる。手が布地に触れた。トランクスではない。もしかしたらだ。勃起の熱を感じる。その布地の中に手を挿れた。ガチガチの筋くれだった感触が伝ってくる。亀頭を指腹で撫でてみた。我慢汁で濡れそぼっている。俺達は暫らくの間ちんぽを弄り合っていた。電車が俺の降りるターミナル駅に入る。俺は男のちんぽを放した。俺のちんぽも男の手から離れる。俺達はちんぽを仕舞った。電車が停まる。ドアが開いた。何事も無かったように改札口を出る。男の気配を感じた。
「よぅ」
後から肩を叩かれた。
「え……」
男の声が後から聞える。俺は振り向いた。
「続きやろうぜ。時間あるか」
俺は腕時計に目を遣った。
「15分位なら……」
「そうか。会社は何口だ」
「西口っす」
「そうか。着いてこいよ」
俺達は西口を出る。何処かのビルに入った。地下2階に下りる。色んな飲食店が開店前の準備をしていた。男がトイレに入る。俺は着いていった。
「来いよ」
「はっハイ……」
俺達は身障者用のトイレに入った。
「人来ないんすか」
「あぁ今の時間はな」
「可愛いな」
俺はいきなり唇を奪われた。舌が入ってくる。俺達は舌を絡め合った。男がスラックスのジッパーを下げている。ちんぽを引っ張り出した。
「お前もちんぽ出せよ」
「うん」
俺はスラックスからちんぽを引き出した。ちんぽとちんぽをくっつける。男が2本のちんぽを重ね持った。ゴシゴシ扱き始める。同時にワイシャツの上から乳首を弄られた。
「あっあぁあぁぁ」
唇が男の口で覆われる。静かに離れた。
「念の為声出すのは我慢しろよ」
「う、うん」
クチュックチュックチュッ亀頭と亀頭、竿と竿が交差する。男の血潮が伝ってきた。男は扱き捲くる。時折キスされたり乳首を弄られた。視線が交差する。男臭い顔で見詰られた。
「そろそろ射かせるぜ」
「う、うん俺もやばいっす」
囁く男の声に俺はちっちゃい声で応えた。扱く速度が加速する。金玉が競り上がってきた。
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
2本のちんぽから白濁汁が吹き上がった。抱き寄せられる。唇が軽く触れ合った。
「気持ちよかったぜ」
「俺もっす」
トイレットペーパーで其々ちんぽの汁を拭うとちんぽをスラックスに収める。俺達は個室を出た。
「なっ誰も居ねぇだろ」
「うん」
俺達は地上向った。
「もしかしてっすか」
「あぁそうだぜ。興味あるのか」
「うんちょびっと」
地上に出る。男が真っ直ぐに見てきた。
「じゃぁまたな」
「うん」
男はは小走りに走り去った。雲間を洩れる陽がさしている。
空 (4)
俺も会社へと急いだ。


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[ 2016/04/03 13:14 ] 16分間の恋 | TB(-) | CM(0)

16分間の恋②

 俺達の逢瀬、それは16分間の電車の中。状況によってはその後トイレに駆け込んだ。日増しに冷たくなる外気。だが俺の心は熱かった。駅のホーム航大さんが目に飛び込んでくる。心は躍った。当然見掛けない日も有る。俺はギリギリ迄待っていた。寂しい気持ちが募る。そんな日は俺はその車両には乗らなかった。名前も知らない逞しい男。そんな男に淡い恋心見たいなものを抱いている。今日3日振りで会えた。電車の中で触り合い、今改札口に一緒に居る。男が真っ直ぐに見てきた。
「やるか」
「トイレに行きますか……」
男の顔首が横に振られた。
「お前をちゃんと抱きたい。仕事終わったら逢おうぜ。嫌か」
「そんなことないっす。抱いて欲しいっす」
視線が交差する。瞳の奥から眩い光が見えた。
「じゃぁいいな」
「うん」
「仕事何時に終わるんだ」
「6時っす」
「じゃぁ6時半にここで待ち合わせようぜ」
「うん」
俺の右手が男の両手で覆われた。大きな温もりを感じる。ホッペにチュッとされた。
「じゃぁな」
「うん」
男が歩き始める。後姿が少しずつ小さくなった。抱いて欲しいって言ってしまった俺。だが正直迷っている。出合ったのはハッテン車両。5回電車の中で触りあった。トイレでやったのが3回。後は何の交流も無い。逢えないと寂しくなった。その心とは裏腹にもやのような不安が広がる。だが俺の劣情に適う訳でも無かった。仕事が終わる。俺は駅へと向った。時刻は6時半に迫っている。西口に男の姿が見えた。
「こんばんは」
「もしかしたら来ないと思ってたよ」
「ちょびっと悩んだけどお兄さんカッコ良かったから……」
「そうかぁ。お前可愛いから凄ぇやりたかったよ。ちゃんとした場所でな。俺んちに来いよ」
「うん……あっ俺桜庭亮祐。24歳っす」
「俺は生方航大34歳。宜しくな」
俺達は駅に入る。改札を通った。電車がホームに入ってくる。俺達は電車に乗り込んだ。今並んで座っている。航大さんがさり気無く俺の手に自分の手を触れさせてきた。この男臭く勇猛な人に今夜抱かれる。考えるだけでちんこが反応した。電車が男神駅のホームに入る。俺達は電車を降りた。
「腹ごなししようぜ」
「うん」
入ったのは小洒落た居酒屋。大きな提灯が白壁を優しく照らしている。俺達は中に入った。グループ客、カップルで賑わっている。俺達は奥の席に着いた。
「ここ初めてか」
「うん、俺先月越してきたばかりだからこの辺の店知らないっす」
「そうか。じゃぁ色々連れてってやるからな」
「うん」
色々連れてってやるって言った。それってもしかして付き合ってくれるってことかよ……確認したかったけどこの時は心の中に留めといた。大ジョッキが運ばれてくる。俺達はカチンと触れさせた。
「いいガタイしてるな。何かやってるのか」
「高校の時空手やってました。この前道場見つけたんでたまに通ってるっすよ。航大さんもいいガタイっすよね。何かやってるんですか」
「奇遇だな。俺も空手やってたぜ。今はなんにもしてねぇけどな」
空手の事で話が盛り上がった。刺身、唐揚げ、焼き魚。次々と料理が運ばれてくる。俺達は酒を飲み料理を食べた。時刻は8時を回ってる。俺達は居酒屋を後にした。秋の夜の少しひんやりした風が肌をなでてくる。ほろ酔い気分のカラダに心地好く当った。俺のアパートとは逆方向に歩いてる。煉瓦調の建物が見えてきた。
「ここだぜ。上がってくれよ」
「うん」
航大さんちはメゾネットタイプのアパート。俺はリビングに通された。キッチンはオープンになっている。背丈のある観葉植物が色艶良く目に映ってきた。
「先にシャワー浴びて来いよ」
「うん」
航大さんの声に俺は応えた。
「明日土曜だけど休みか」
「うん」
「じゃぁ泊まってけよ」
「いいんすか」
「ああいいよ」
思わずにんまりしてしまった。
「じゃぁ泊まります」
「チョッと待ってろ」
航大さんが2階に上がる。程なくして戻ってきた。
「これ着てくれ。タオルとかは風呂場にあるから適当に使ってくれな。風呂場は階段上がって直ぐ右だからさ」
大人っぽいダークブルーのパジャマを渡される。俺は航大さんに目を遣った。
「アリガト。あの航大さん……俺締めてみてぇ」
「判った。風呂上がったら締めてやるからな」
「うん」
シャワー浴びる。腰にタオルを巻いてリビングに戻った。
「今締めてやるからな」
「うん」
「ここ咥えてくれ」
タオルが外された。六尺の端を咥える。股間に布地が通された。グイッグイッグイッと俺のちんこが勃ち上がる。一気に天を衝いた。
「スケベなちんぽだな」
「航大さんの触り方がいやらしいんだろ」
俺の頬がちょっと膨らんだ。
「拗ねた顔も可愛いな」
航大さんがニッと笑みを浮かべる。ちょびっと隠微な光が見えた。
「仕方ねぇな。出してやる」
航大さんが俺の後に回る。後ろからちんこが握られた。ゴシゴシ扱き始める。亀頭を指腹で擦られた。
「あぁぁあぁ気持ちいい」
扱きながら航大さんは俺の乳首に手を這わせてくる。今度は耳裏を舐め上げられた。
「んぁぁんぉ堪んねぇ」
クチュックチュックチュッ卑猥な音が耳に届いた。
「やべぇ。射きそうっす」
「いいぞ。射けよ」
俺は脇の窓の前まで連れてかれる。航大さんがカーテンを開けた。
「見ろよ。卑猥だぜ」
「駄目っす。見られちまう」
「見てもらえよ」
「んぁぁんぉぉ射ぐ。あぁぁ射く。うぉぉ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ白濁汁が吹き上がる。その姿が淫猥に鏡に映し出された。
「気持ちよかったか。一杯だしたもんな」
「気持ちよかったけど、酷でぇよ。見られたらどうすんだよ」
「バカだな。ここの前は庭だぜ。人も通れねぇしな」
「あっホントだ」
前には小さな庭。隣んちの外壁も迫っている。これなら見れないと思った。
「なっ」
「うん」
「ほら締めてやるぞ」
「うん」
俺はを締め込んで貰った。
「カッコいいぞ。見てみろ」
ガラスの中の俺。きっちりとが締め込まれていた。
「じゃぁ俺もシャワー浴びてくるな」
「うん」
チョッと前にハッテン車両で知り合った航大さん。今航大さんのちんぽを包んでたを俺が締めている。それだけで興奮してきた。
「もう少し飲もうぜ」
「うん」
航大さんの問い掛けに俺は応える。ソファーに座っている俺。航大さんが隣に座ってくる。焼酎の水割りを渡してくれた。会話が交わる。時折見せる男らしさと優しさを併せ持った眼差し。心が揺さぶられる。話があの車両のことになった。
「なぁお前あの車両には毎日乗ってるのか」
「うん、乗ってたよ。毎日誰かに触られてた。航大さんに逢う迄はね」
「俺に逢うまではって……」
「うん、航大さんに知り合ってからは……逢えない日は別の車両に乗ってた」
「亮祐……」
抱き寄せられる。軽く唇が会った。今まで何度もしたキッス。だけど俺は異常に昂ぶっていた。股間に手が這ってくる。カラダがビクンと震えた。
「ベッド行くか」
「うん」
階段を静かに昇る。呼吸が荒くなっていた。航大さんが寝室のドアを開ける。灯りを燈すと淫猥にベッドが浮かび上がってきた。鼓動が早鐘のように高鳴ってくる。俺達は着ているパジャマを脱いだ。六尺一丁にになる。
褌 (6)
始めて遭遇し航大さんのガタイ。予想通り逞しかった。太い二の腕。胸と肩の筋肉は盛り上がっている。発達した下肢は腹の辺りから伸びる剛毛で包まれていた。真ん中にある男の証。既に息衝いている。前袋とこんもりと膨らませていた。
「おいで亮祐」
「うん」
ベッドの上に向かい合って座る。毛深い脚同士が交差した。航大さんの唇が寄ってくる。柔らかな唇が触れてきた。舌が入ってくる。舌を絡め合った。グイッと引き寄せられる。前袋同士が触れ合った。そのまま押し倒される。航大さんが圧し掛かってきた。前袋を擦り付けてくる。濡れてくるのが判った。航大さんがを解いている。俺も褌を外した。晒された2本のちんぽ。ビンビンになっている。腹に付く位勃起していた。航大さんが覆い被さってくる。乳首に舌が這ってきた。
「あっあぁあっ」
「感度いいな」
ジュルッジュルッジュルッ。乳首を舐め上げられる。今度は指の甲で掻き上げられた。
「あぁあぁ、んぁぁあぁ」
カラダが震える。堪らない感覚に包まれた。航大さんのカラダが下にずれる。金玉が握られた。ちんぽに舌が這ってくる。ジュルジュル舐め上げられた。
「んぁぁんぉ、あぁぁあっ」
亀頭が咥えられた。俺のちんぽが呑み込まれる。舌がちんぽに絡んできた。
「俺もしゅぶりたいっす」
「判った」
航大さんが俺の胸倉に跨ってくる。ちんぽで頬をビンタされた。今度は口許にちんぽを差し出してくる。俺はそいつを口に咥えた。舌を絡める。我慢汁が口の中に広がった。
「はぁ美味いっす」
航大さんの金玉を軽く握った。ちんぽに舌を這わせる。ジュルジュル舐め上げた。
「しゃるのはもういいぜ」
航大さんが俺の隣に横になる。軽くキスされた。
「もっとしゃぶりたかったのに……」
「なぁ亮祐。ケツマンに挿れていいか」
俺のケツ穴を指でなぞられる。俺のカラダが微動した。
「えっ……俺処女っす」
「優しくしてやるから。なっ」
「う、うん」
両脚を抱え上げられる。航大さんが目を凝らしていた。
「はっ恥ずかしいっす」
「今の内だけだぞ。善がらせてやるからな」
ケツ穴を指で撫でられる。俺のカラダがビクッと震えた。穴口を舐め上げられる。幾度となく繰り返された。穴の回りにまーるく舌が這ってくる。今度は尖らせた舌が中に入ってきた。
「少し緩んできたぜ」
穴の回りと内壁にローションを塗り込められる。指が入ってきた。航大さんの指が前後に動いている。内壁が擦られた。指が増えてくる。微かな圧迫感を感じた。航大さんの指が抽動する。同時に俺のちんぽがしゃぶられた。
「あぁあぁぁんぁ」
「前立腺に当ったみてぇだな」
「ぜ、前立腺」
「あぁ男が感じるところだぜ」
航大さんの指が大胆に動いてる。執拗に前立腺を擦ってきた。
「あぁぁんぉ、んくぅ。あぁあぁあぁ」
「そろそろ良さそうだな」
航大さんは俺の穴にローションを塗り足している。自分のちんぽにもまぶしていた。両脚を抱える。ちんぽをケツの窪みに宛がわれた。ちょびっと怖い。だがこの逞しい男とひとつになる。俺は征服されたいと思った。
「挿れるぞ。痛かったら言うんだぞ」
「うん」
航大さんの腰がクイッと動いた。ちんぽが入ってくる。微かな痛みが襲ってきた。
「痛ぇか」
「だ、大丈夫っす」
航大さんが優しくそして力の籠もった目で俺を見てくる。自然にカラダから力が抜けた。航大さんの腰に力が入る。ちんぽが疾駆してきた。痛みが大きくなる。俺の顔が歪んだ。
「痛ぇんだろ」
「うん、でも来て欲しい」
「ホントにいいんだな」
「うん」
航大さんの腰が動いた。ちんぽが入ってくる。激痛が脳天を突き抜ける。歯を食い縛って耐えた。
「ずっぽり入ったぜ……亮祐、涙流す位痛かったんだな」
顔が近づいてくる。舌で零れた涙を拭われた。瞼にキスされる。今度は優しく唇にチュッとされた。首筋が舐め上げられる。同時に乳首を指で摩られた。逆側の乳首に舌が這ってくる。甘く噛まれた。首筋、耳乳首。執拗なまでに愛撫される。だが航大さんは腰をうごかそうとしなかった。奥の方で航大さんの亀頭を感じる。痛みが和らいできた。
「もう我慢出来ねぇ動かすぜ」
「うん」
航大さんの顔付きが変っている。男の本性が剥き出しになっていた。航大さんの腰が動き始める。内壁が擦られた。グイッグイッグイッと航大さんの腰が動いている。ちんぽが爆進してきた。痛みが殆ど無くなっている。奥の方から湧き立つ何かを感じた。萎えていた俺のちんぽが勃っている。尖端は我慢汁で濡れそぼっていた。
「あぁぁんぁあっあぁ」
「気持ちよくなってきたみてぇだな。哭かせてやるからな」
航大さんの腰が突動する。ちんぽが深く入ってきた。
「あぁあぁあぁぁぁぁいいよぉ。気持ちいい」
俺が抱き起こされる。騎乗位になった。俺のカラダが上下に抽動する。航大さんが腰を突き上げてきた。
「あぁいい。当るぅ気持ちいい。んぁぁうぉ」
「もっと善がれよ。可愛い哭き顔見せろよ」
航大さんのちんぽが奥壁を擦ってくる。同時に俺のちんぽが扱かれた。
「あぁぁそんな。射っちまう。んぁぁんぉ」
「射けよ。射っちゃえ」
金玉が競り上がってくる。亀頭が微かに膨らんだ。
「あぁぁあぁ射ぐ。んぁぁんぉ射く。あぁぁぁぁぁぁ射ぐっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を噴上げる。その汁が航大さんの顔に降り注いだ。航大さんが俺の汁を指で拭っている。その指をしゃぶっていた。
「へへ美味ぇぜ」
抱き寄せられる。軽く唇を合わせた。
「ご免顔なさい。ぶっ掛けてしまった」
「誤ることねぇぞ。こんな可愛い奴の汁だもんな」
またキスされた。
「まだビンビンだな。この淫乱ちんぽ好きだぜ」
俺のちんぽが航大さんの指で摩られた。
「こいつのせいだろ」
俺は内壁をぎゅっと締め付ける。航大さんのちんぽの震動が伝ってきた。
「言ったな。こうしてやる」
俺は押し倒される。航大さんが覆い被さってきた。航大さんの腰が突動する。俺のカラダが左右によじれた。
「あぁぁあぁぁ奥まで入ってくる。堪んねぇ」
「俺もいいぜ。凄ぇ締まる。うぁぁぁ気持ちいい」
航大さんの腰の動きに拍車が掛かる。奥の壁を抉られた。大きな快感の波が襲ってくる。俺は自分のちんこを扱いていた。
「こ、航大さんやべぇ。また射きそうっす」
「俺もやべぇぜ」
航大さんの腰が猛動した。ちんぽが俺に襲い掛かってくる。グシュッグシュッグシュッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは淫猥な交尾音が響いてきた。
「んぁんぁんぁ射ぐ。んぉぉ射くっ。あぁんぁ射ぐ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ俺は乳白色の男の飛沫を噴上げた。
「いっぺぇ出したな。俺も射かすからな。種付けてやるからな。俺のガキ孕めよ」
航大さんが吼える。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン航大さんのカラダが俺を叩いた。
「あぁぁ射ぐ。んぉぉぉ射く。あぁあぁあぁ射ぐっ」
航大さんが俺の中で雄叫びを上げる。生暖かい種汁が奥壁にぶつかってきた。航大さんのちんぽが俺の内壁を摩っている。静かにちんぽが引き抜かれた。航大さんが俺の隣に横になる。優しく抱きしめられた。唇が寄ってくる。俺の方から合わせた。
「気持ちよかったか。俺は凄ぇ良かったぞ」
「俺も凄ぇ良かった。こんなに感じるとは思わなかった」
激しかった男と男の雄交尾。精を放った後の物憂い時間が静かに過ぎる。口許から優しくキスされた。今ベッドで抱き合っている。部屋の中には仄かな男の薫りが漂っていた。
「シャワー浴びるか」
「うん」
浴室に一緒に入る。俺達はカラダを洗い会った。今リビングのソファーに並んで座っている。航大さんが缶ビールを渡してくれた。プシュッとプルトップを開ける。喉越し良く流れていった。
「お前のおまんこ名器だな」
「おっ、おまんこすか」
「ああ男のおまんこ、ケツまんこだ。ちんぽ挿れるところだからな」
航大さんが真っ直ぐに見てくる。瞳の奥から眩い光が煌いていた。
「なぁ俺専用のおまんこにしてぇ。駄目か」
「それって付き合うってことっすか」
「うんそうだ」
嬉しさが込み上げてくる。心が弾んだ。おまんこって言葉には少し抵抗はある。でも航大さんがそう言うならそれはそれで良いと思った。
「うん成る」
「大切にするからな。もっと感じさせたるよ」
「うん」
抱き寄せられる。軽く唇を合わせた。
「航大さん、今感じさせてくれる」
「えっ足らんのか」
「うん足らん」
「判ったぜ」
結局この晩深夜まで盛っていた。今航大さんの厚い胸板に抱かれている。安堵感に包まれた。航大さんのちんぽを握る。何時しか微睡みの中に落ちていた。

●塗って食べられる分包ジェル15包
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[ 2016/04/03 13:12 ] 16分間の恋 | TB(-) | CM(0)

16分間の恋③

 カーテンの隙間から陽光が挿し込んでいる。俺は目覚めた。寝惚けまなこを擦る。ぼんやり航大さんの顔が浮かんできた。
「おはよう」
「あっおはようございます」
「お前一晩中俺のちんぽ握ってたんだな」
気付くと俺は航大さんのちんぽを握ってる。航大さんがにんまりとしていた。
「何か落ち着くんだ」
航大さんに唇を寄せる。軽く唇を合わせた。一緒にリビングに降りる。窓からは紺碧の空が見えた。
「天気良いし出掛けるか」
「うん行きたい。この辺りのこと知りたいっす」
「判った。案内してやるからな。そうだな男神銀座って行った事あるか」
「無いっす」
「じゃぁチョッと行ってみるか。美味い店もあるしな」
食事を軽く済ませる。俺達は航大さんちを後にした。街路樹のイチョウの木が黄色に染まっている。15分程歩くと俺んちに着いた。着替えを済ませる。駅へと向った。2駅先の駅で降りる。男神銀座と言う商店街へと入った。
「この先の祭り用品の店で買うんだ。ちょっと行ってみようぜ」
「うん」
店の前に着いた。大太鼓の前でいなせなマネキンが立っている。俺達は店内へと入った。奥の方に行くと六尺が並んでいる。俺は白と古典柄を2枚、航大さんは古典柄を1枚買った。焼き鳥、豚マン、サザエのつぼ焼き。俺達は男神銀座で食べ歩いた。手打ちの蕎麦屋に入る。俺達は名物の男神蕎麦を頼んだ。ひと口頬張る。とても優しい味がした。知り合って間もない俺と航大さん。何か随分前から付き合っていたような気にさえなる。それだけ俺は航大さんに馴染んでいた。今お茶屋さんでテーブル席に着いている。頼んだのは和菓子セット。桃色、黄色、薄緑。綺麗に彩られた和菓子を口に運ぶと仄かな甘味が口に広がった。時刻は5時を回っている。空が夕闇に包まれていた。
「そろそろ行くか」
「えっ何処に」
「いい所だ」
俺達はお茶屋さんを後にする。電車の乗り込んだ。5分程経過する。俺達はとある駅で降りた。
「遊園地すか」
「うん、イルミネーションが凄ぇ綺麗なんだ」
中に入る。眩いばかりの光のページェントが飛び込んできた。
「凄ぇ綺麗だ」
「なっいいだろ」
「うん。航大さんありがとう」
「俺も着たの始めてなんだ。好きな奴と着たかったからさ」
航大さんがぽつりと声にした。始めて好きって言われる。嬉しさが込上げてきた。
「航大さん俺も……」
「あっち行こうぜ」
俺の言葉が掻き消された。イルミネーションのドームを通る。さり気無く手を握られた。バイキングにタワー。俺達は次から次へとアトラクションに乗った。
「今度はあれ乗ろうぜ」
「うん」
航大さんの指の先には大観覧車があった。光の階段を昇り始める。航大さんが俺に目を呉れた。
「これは絆の階段って言うらしいぜ」
「へぇそうなんだ」
今度は俺から手を握る。航大さんの温もりを感じた。俺達を乗せた観覧車が動き始める。眼下には光の世界が広がっていた。天辺が近づいてくる。航大さんが真っ直ぐにみてきた。
「おいで亮祐」
「うん」
「愛してる」
「うん俺も愛してる」
唇が軽く触れる。静かに離れた。天空から地上へと戻る。俺達は遊園地を後にした。
「今日は俺んちに来てよ」
「そうするか」
「ねぇ航大さん」
「ん、何だ」
「ちんこしゃぶりたい」
「ばかやろ」
コツンとオデコを小突かれる。俺はちょびっと口を尖らせた。航大さんに目を遣る。ニッと笑みを浮かべていた。
「また出掛けような」
「うん、これから一杯思い出作りたいっすね」
「うんそうだな」
俺達は家路を急いだ。今俺のアパートの玄関の前にいる。ドアをを開けた。灯りを点ける。ドアをバタンと締めた。
「航大さん」
俺は抱きつくと唇を奪った。舌をこじ挿れる。舌を絡め合った。
「我慢出来ねぇ。ちんぽしゃぶりてぇ」
「りょ、亮祐」
俺は航大さんの足許に跪いた。ジッパーを引き下げる。前袋の中からちんぽを引っ張り出した。グイッグイッグイッと航大さんのちんぽが勃ち上がる。俺はそいつを頬張った。
尺八 (14)
口の中で航大さんを感じる。俺の腰が前後に動き始めた。航大さんの腰が前後に律動する。喉壁が激しく擦られた。航大さんを見上げる。一端ちんぽを放した。
「はぁ美味ぇ」
再びちんぽを咥える。顔を前後に抽動させた。
「このヤロいい顔してしゃぶるな。堪らんぜ」
ガシガシ航大さんの腰が動いた。我慢汁が口の中に広がる。喉奥が激しく擦られた。
「んぁぁ堪んねぇ。気持ちいいぜ」
ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ淫猥な尺八音が耳に鳴り響いた。
「あぁぁあぁ、気持ちいい。やべぇ射っちまうぞ」
俺の首が縦に振られる。俺の顔が激しく前後に動いた。航大さんのちんぽが喉奥に突き刺さってくる。亀頭が微かに膨らんだ。
「あぁぁんぁ射ぐ。んぁぁんぉ射く。あぁぁあぁ射く」
喉奥に航大さんの汁を感じる。ちんぽを放した。広大さんを見上げる。俺の喉がゴクンと鳴った。濃厚な汁が喉を通る。体内へと流れていった。
「美味いっす。航大さんの汁」
立ち上がる。抱き寄せられた。唇を合わせる。静かに離れた。
「気持ちよかったぜ。亮祐。お前は出さなくていいのか」
「うん、俺航大さんのちんぽしゃぶりたかっただけだからさ」
「判った。後でいっぱい可愛がってやるからな」
「うん」
航大さんと出会えておおよそ2週間。電車の中での触りあいから今こうして時間を共有出来てる。若干の葛藤が合ったのも事実。見知らぬ街に赴任してきて1箇月半経過している。今日この街のいい所を案内してくれた。昨日より今日、さっきよりも今。俺の中航大さんが膨らんでいる。顔、年齢、ガタイは元々タイプ。その上、心までタイプになった。



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[ 2016/04/03 13:10 ] 16分間の恋 | TB(-) | CM(0)

16分間の恋④

 俺達はリビングに入る。航大さんが俺に目をくれた。
「先にシャワー浴びようぜ」
「そっすね」
航大さんの声に俺は応える。其々シャワーを浴びた。褌を締める。俺はグリーン航大さんはブルー。色違いのパジャマ代わりのスウェットスーツを上に羽織った。男神銀座で買ってきた色々なお惣菜をレンジで温める。テーブルに並べた。テーブルを挟み向かい合って座っている。グラスにビールを注ぎ合った。
「亮祐の処女喪失に乾杯」
視線が交差する。グラスが触れ合った。
「凄ぇ美味いっす。この煮物」
「あそこで売ってる惣菜はみんなイケるんだよな」
会話が弾んだ。酒を飲み、料理を食べる。俺達は色んな事を語りあった。仕事の事を話す広大さん。顔付きが凛々しく見える。仕事は派遣会社のコーディネーター。主に大工、技術者を派遣してると聞いた。
「そうか亮祐は赴任で越してきたんだ」
「うん、だから都会の事は余り判らねぇんだ」
「じゃぁこれから色んな所に連れてってやるからな」
「やった~」
視線がぶつかる。瞳の奥から途轍もなく優しい光が見えた。食事を済ませる。ソファーに並んで座った。酒がビールから焼酎に代わる。コクがある焼酎が喉を通った。程よい酔いが回る。俺は壮大さんに抱き寄せられた。航大さんの鼓動を感じる。俺の心臓音が早鐘のように高鳴ってきた。航大さんの手が股間に這ってくる。俺のちんぽが反応し始めた。
「やるか。寝室隣なんだろ」
「うん」
寝室の引き戸を空ける。ベッド脇のスタンドに灯りを燈した。浮かび上がるベッド。何時もより淫猥に見えた。航大さんが着ている物を脱いでいる。俺も脱ぐと六尺一丁になった。
褌 (10)
航大さんがベッドに横になっている。俺はその隣に滑り込んだ。航大さんに抱き寄せられる。俺達は前袋を弄り合った。唇が寄ってくる。舌が入ってきた。航大さんの舌が満遍なく俺の口の中を這いまわる。俺達は舌を絡め合った。キスしながら航大さんは俺の乳首を摩ってくる。今度は首筋を擦り上げてきた。俺のカラダが微動する。静かに唇が離れた。
「はぁ気持ちいいっす」
「もっと気持ちよくしてやるからな」
航大さんが俺の上に重なる。乳首に舌が這ってきた。もう片方の乳首が指で擦られる。今度は軽くつままれた。
「あぁぁあぁ、んぉぉんぁ」
俺の褌が解かれる。航大さんも自分の褌を外した。晒された2本の勃起。既に天を衝いている。尖端は我慢汁で濡れそぼっていた。航大さんにちんぽを摩られる。今度は舐め上げられた。
「んぁぁんぁ、んくぅ」
ちんぽを咥えられる。ゆっくりと飲み込まれ始めた。舌が絡んでくる。亀頭に航大さんの喉壁を感じた。俺のちんぽが締め付けられる。同時に金玉を摩られた。
「んぁぁんぉぉ、あぁぁいい。気持ちいい」
ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ卑猥な尺八音が鳴り渡る。俺のちんぽをしゃぶりながら航大さんは指を蟻の門渡りに這わせてきた。指が妖しく動くとオス穴が摩られる。俺のカラダがビクンと動いた。両脚を抱え上げられる。俺は自ら膝裏を押えた。ケツ穴が幾度となく舐め上げられる。指が静かに入ってきた。内壁が擦られる。俺のカラダがガクガク震えた。
「欲しくなってきたみてぇだな」
「欲しいっす。ちんぽ欲しい」
「今挿れてやるからな」
ローションを俺の穴口と内壁に塗り込められた。航大さんのちんぽにもまぶしている。ちんぽが穴口に宛がわれた。
「入れるぞ」
「うん」
航大さんの腰がクイッと動いた。先っぽが入ってくる。航大さんが視線をぶつけてきた。
「亀頭入ったぜ」
「うん」
航大さんが動かない。焦れてくる。奥の方が疼いてきた。
「はっ早く挿れてくれよ」
「何処に何を挿れて欲しいんだ」
「ケツにちんぽ挿れて欲しいっす」
「ケツじゃねぇって教えたろ。まんこだぜ。ちゃんと言わねぇと抜くぞ」
判ってる。男のおまんこだって……だが声に出来ないでいた。
「抜くからな」
「こ、航大さん。俺の、おっおまんこにちんこ挿れて欲しいっす」
「良く言えたな。挿れてやるからな」
頭を撫でられる。航大さんの腰が動いた。ちんぽがまい進してくる。内壁が擦られた。
「あぁぁ入ってくる。硬てぇ。凄ぇ」
ケツタブに陰毛が触れてくる。奥壁で航大さんの亀頭を感じた。
「根本迄ずっぽり入ったぜ」
「うん」
航大さんの腰がガシガシ動き始める。内壁が擦れた。
「あぁあぁあぁ、いいよぉ。んぁぁ気持ちいい」
「俺もいいぜ。凄ぇ締まってくる」
航大さんの腰が突動する。突き込みながら乳首を摘んできた。得体の知れない何かが湧きあがってくる。奥壁を抉られた。
「あぁぁ駄目ぇ洩れる。んぁぁ洩れる。あぁぁあぁ」
俺がちんこを握り締める。ドビュッドロッドロッドロッ白濁汁が洩れてきた。
「凄ぇ。トコロテンしたぜ。まだまだだからなもっと搾り取ってやる」
航大さんの腰の動きが加速する。顔が近づいてきた。唇が奪われる。舌がねっとり絡んできた。
「あぁぁあぁ当るぅんぁぁ当る。気持ちいい」
「凄ぇぜ。おまんこの奥ヒクヒクちんぽに絡んでくる。あぁぁ堪んねぇ」
航大さんの腰が烈動する。奥の方を亀頭で摩られた。
「あぁぁまた洩れちゃう。んぁぁんぉ洩れる」
「へへ可愛い顔して洩らすな。堪らんぜ」
ドロッドロッドロッ俺のちんぽから乳白色の男の粘液が洩れてきた。俺の右脚を航大さんが肩に抱える。左脚と航大さんの右脚が交差した。激しく動く航大さんの腰。昂ぶったちんぽの震動が奥の方に伝ってくる。気が遠くなるような陶酔を覚えた。
「あっ兄貴、航大兄貴、きっ気持ちいい」
「俺もいいぜ。亮祐。へへこんなにビンビンにしてよぉ」
正常位に戻される。鍛え抜かれた航大さんの腰がガシガシ動いた。俺のちんこが握られる。ゴシゴシ扱かれた。航大さんの突き込みが深く重たくなる。雄膣の奥がビンビン痺れた。
「あぁぁあぁやべぇ射っちゃいそうっす」
「俺もやべぇぜ。んぁぁんぁあぁ」
ヌチャッヌチャッヌチャッ…グシュッグシュッグシュッ結合部から摩擦音が鳴り渡る。ちんぽとまんこが激しく交差した。俺のちんこが扱かれる。前立腺が擦り捲くられた。
「んぁぁ締まるぅ。んぁぁ我慢できねぇ。んぁぁ射ぐ。んぉぉ射く。あぁぁぁぁぁ射ぐっ」
航大さんの生暖かい男の汁がぶち当たってくる。金玉の奥で雄汁が射き場を探し始めた。内壁を航大さんのちんぽが摩る。静かにちんぽが引き抜かれた。俺のちんぽが咥えられる。航大さんの顔が上下に動いた。
「んぁぁあぁぁぁ射ぐ。んくっ射ぐ。あぁぁあぁ射く」
俺は航大さんの口の中で雄叫びを上げた。航大さんに目を遣る。航大さんの喉がゴクンと鳴った。舌がちんぽに纏わり付いてくる。静かにちんぽが放たれた。
「へへ美味ぇぜ。お前の汁」
「俺にも……」
航大さんが俺の胸倉に跨ってきた。俺は航大さんのちんぽをしゃぶる。舌を絡めた。残り汁が口の中に広がる。ゆるりとちんぽを離した。
「う、美味いっす」
航大さんが俺の隣に横になった。抱き締められる。唇が重なった。唇が離れる。視線が交わった。
「どうした。亮祐」
「今おまんこが航大さんの汁吸収してんだ」
「可愛いこと言うな。それに兄貴でいいぞ」
「あ、兄貴ぃ」
俺は兄貴に抱きついた。頭を撫でられる。またキスをした。激しかった交わりの後の気怠い時間。互いの体温を感じ合っている。ゆらり揺らぐスタンドの光が俺達を癒してくれた。
「シャワー浴びるぞ」
「うん」
俺達はカラダを洗い合った。逞しい兄貴のカラダをお湯が弾いている。一緒に向かい合って湯に浸かった。毛深い脚同士が交差する。唇が寄ってきた。唇が重なる。舌が深く入ってきた。纏わり付いてくる兄貴の舌。俺は絡めた。背中に回った兄貴の腕に力が籠もる。強い男の筋肉を感じた。蕩けそうなキッス。ちょびっと切なくなる。静かに唇が離れた。
「お前をずっと守っていくからな」
「俺も兄貴の事守っていく」
兄貴が真っ直ぐに見てくる。直向な光を感じた。
「寝るか」
「うん」
俺達は褌を締め直した。スウェットを羽織る。ベッドに潜り込んだ。
「お休み亮祐」
「兄貴、お休み」
兄貴に抱きつくと優しく抱き締めてくれた。兄貴の薫りに包まれる。俺は安堵した。兄貴のぶ厚い筋肉を感じる。何時しか眠りの世界に落ちていた。穏やかな朝を迎える。兄貴はまだ寝息を立てていた。兄貴の口髭をそっと撫でる。唇にキスをした。静かにベッドを出る。俺はキッチンに立った。上京してから始めた自炊。愛情込めて朝飯を作っている。味噌汁のいい香りが漂ってきた。
「おはよう」
後から兄貴の声がする。首を捻るとキスされた。
「もう直ぐ出来るから待ってて」
「うん」
お茶を淹れる。兄貴の着いたテーブルの前に置いた。
「済まんな」
「とんでもないっす」
程なくして朝飯が出来る。料理をテーブルに運んだ。
「おっ味噌汁美味ぇな」
「そっすか。嬉しいっす」
炊きたてのご飯を一緒に食べられることに細やかな感動を覚える。穏やかな朝の時間が流れた。食事が終わり今ソファーに並んで座っている。兄貴が珈琲を啜った。
「なぁお前年末年始どうすんだ。田舎に帰るのか」
「兄貴と一緒に居たいっす」
視線をぶつける。穏やかな表情を浮かべていた。
「じゃぁそうするか」
「うん」
「イヴには何処かで美味しいもの食おうぜ」
「うん」
兄貴との出会いは電車。一昨日俺の16分間の恋は終わりを告げた。そして今兄貴と俺の歴史が刻まれ始めている。クリスマス、大晦日、正月。新たな思い出が出来ると思う。優しさと狂猛さを重ね持つ男生方 航大。そんな兄貴とこれからもずっと時を刻んでいきたい。同じ時間を共有したいと思った。季節は初冬。柔らかな陽光が挿し込んでいる。すっきりとした青空が広がっていた。



黒蟻王

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雄ネコ男子校生

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[ 2016/04/03 13:09 ] 16分間の恋 | TB(-) | CM(0)