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ヤリ部屋のあいつ① 

 俺篤志。39歳の髭坊主。俺の休日が動き始めた。朝起きる。しっかりと朝勃ちしていた。キュンキュンキュン愛犬の虎鉄が甘えてくる。虎鉄はポメラニアンとチワワのミックス犬。3か月前から飼いはじめた。窓を開けると清々しい風が入ってくる。掃除、洗濯。休日の日課だ。軽くブランチを取る。午前中は虎鉄と遊ぶ。午後からジム行って3時間程汗を流した。家に帰る。夕刻虎鉄を連れて酒と食材を調達する為近くのスーパーに出掛けた。何の変哲もない俺の休日。この後バラエティ番組を見ながら食事。千擦り扱いて寝る。彼氏は残念ながら居ない。たまにハッテン場へ行ったりはしてるけど最近は穏やかな休日を過ごしている。買い物が終わった。スーパーを出る。入口に繋いでおいた虎鉄と戯れている男がいた。虎鉄が俺に気付く。クーンクーンクーンと甘えた鳴き声を上げた。
「虎鉄遊んで貰ってたのか」
「可愛いっすね」
男と目が合った。驚愕の表情を浮かべてる。
「おっお前…篤志だよな」
誰だ。思い出せない。一瞬戸惑った。
「覚えてねぇのか……」
「颯一……」
「今度こっちに越してきた。びっくりしたぜ」
「俺もだ」
颯一との出会いは半年程前だった。場所は系ヤリ部屋。その日ヤリ友との約束をドタキャンされた。ちんぽを握る。グイッグイッと勃ち上がってきた。我慢出来ねぇ。俺の足はヤリ部屋へと向かっていた。フロントで料金を払いロッカーキーとタオルを受け取る。取り敢えずシャワーを浴びてを締めこんだ。店内をチェックする。時間は午後3時。まだ早いしか客は疎らだ。六尺締め込んだ3人の男がうろついている。タイプでは無い。個室からは野太い喘ぎが聞こえてくる。前袋が濡れてきた。逸る心を抑えながら喫煙場所でタバコを吸っている。新しい客が来た気配を感じた。さり気無くローカー室を覗く。男が赤系の古典柄を締め込んでいる。振り向いた。視線がぶつかる。瞳の奥からネットリとした光を放っていた。目を凝らしている。頭のてっぺんから脚のつま先迄視線を感じた。男は色黒で髭坊主。見た目30代半ばで下半身は毛深い。身の丈165㌢前後で俺と然程変わらない。無茶苦茶タイプだ。股間に衝撃が走る。こいつとやりてぇ……男が近づいてきた。すれ違いざま俺の前袋に触れてくる。
前袋 (2)
男がひとつの部屋のドアノブに手を掛けた。目配せしてくる。俺達は部屋に入った。ちょっと広めの個室。正面には鏡が置かれてある。鏡には男達が出した精液が一杯付着していた。緑と赤の灯りが隠微に部屋を照らしている。俺達は股間を弄り合った。男の前袋から熱を感じる。股間のものはどっしりと重量感が有った。唇が寄ってくる。触れ合った。薄く開いた俺の唇。男の舌が割り入ってくる。俺達は貪るように舌を絡め合った。乳首に指が這ってくる。指腹で擦られた。俺のカラダがビクンと震える。男の舌が耳裏に這ってきた。
「あぁぁ…あっ…んぉ」
堪えていた声が洩れ始める。男が俺の前袋からちんぽを引っ張りだした。俺のちんぽはグイッグイッと勃ち上がる。一気に天を衝いた。
「凄ぇ…デケぇ」
今度は俺が男のちんぽを引っ張りだした。赤黒い男の一物。俺の手中で完全に勃起させる。血管が浮き出ていた。2人のちんぽからは我慢汁が溢れている。その卑猥な男の道具を扱きあった。男に抱き寄せられる。ちんぽ同士が触れ合った。男が2本のちんぽを重ね合わせる。ゴシゴシゴシと扱き始めた。
「あぁぁ…堪んねぇ」
「兄貴の声可愛いっすね」
ゴツゴツした男の手が2本のちんぽを覆う。金玉と金玉が触れ合った。
「しゃぶってくれよ」
男が俺の耳元で囁いた。男の低い声に俺のカラダは痺れるような感覚に襲われる。俺は跪いた。男の金玉を手で握る。舌を根元から雁首へと滑られていった。
「あぁぁ…んぁ…上手いぜ。んぉ堪らん」
男のちんぽからトクトクと汁が溢れている。亀頭の括れに舌を這わせた。
「あぁぁぁぁ…んぁぁ」
亀頭を唇で挟む。ゆっくりとちんぽを呑み込み始める。我慢汁が口の中に広がった。男が俺の頭を掴む。腰をガシガシ付き始めた。喉壁が激しく擦られる。男の濃い陰毛が俺の鼻腔を擽った。
「あぅぅ気持ちいいぜ。もっと舌絡めろよ」
男の腰が猛動する。俺は舌を絡め続けた。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ尺八音が部屋に鳴り渡る。男のちんぽが俺の喉奥にぶち当たってきた。
「あぁぁぁぁぁ射きそうだぜ」
男は俺の口からちんぽを引き抜く。自らゴシゴシ扱き始めた。俺は男を見上げる。視線がぶつかった。昂ぶった男の目。欲情している。目の前の男のちんぽから透明な汁が滴ってきた。
「ぶっ掛けていいか」
俺は首を縦に振った。
「あぁぁぁぁぁ射く…射ぐ」
ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
男の出した白濁汁を俺の顔に降りかかってきた。
「あぁぁぁぁ…出る…射くぅ」
ドピュッドピュッ…
男はまた噴射させた。俺は男のちんぽを咥える。残り汁を搾り取った。男はハァハァハァと息を荒げている。顔を紅潮させていた。俺が立ち上がる。男を抱き寄せた。男の熱い胸に俺は包まれる。自然に唇が触れ合った。
「気持ち良かったぜ」
俺の顔に降りかかった雄汁を綺麗にティッシュで拭ってくれた。
「兄貴の射く所見せてくれよ」
俺は鏡の前に連れて行かれた。男が後ろから俺を抱く。腕を回し俺のちんぽを握る。俺のちんぽが激しく扱かれ始めた。俺の淫乱な姿が鏡に映っている。扱きながら乳首を弄られた。ドアの開く音がする。俺達は鍵をかけ忘れていた。俺達の声に牽かれるようにひとりの男が部屋に入ってくる。気付くと数名の男達が俺の痴態を見ていた。クチュックチュックチュッと淫らな音を奏でながら俺は扱かれる。ギャラリーの男達がそれを見て勃起させている。自ら扱いてる奴もいた。弄り合ってる奴らもいる。ひとりの男が跪く。俺のちんぽに舌を這わせる。金玉袋を握られた。俺を扱いてる男のちんぽがケツに当たる。硬さを増してくるのが判った。男の息が耳裏に降りかかる。扱く速度が急激に早くなった。俺は一気に上り詰める。金玉の奥が熱くなった。
「あぁぁぁぁぁぁ…んぉぉぉぉぉぉ…射ぐ、射く…射く」
ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
俺は鏡に向かって白濁汁を噴き上げる。その汁が鏡面を伝ってきた。
「兄貴、いっぺぇ出したな」
耳元で囁かれる。
「ありがとな気持ち良かったぜ」
首を折り曲げる。男がキスしてくれた。男が部屋を後にする。ギャラリー達もいなくなった。
[ 2015/05/09 14:53 ] ヤリ部屋のあいつ | TB(-) | CM(0)

ヤリ部屋のあいつ② 

 シャワーを浴びる。を締め直した。ロビーの隅っこでしゃがんでる。ウトウトしてきた。人の気配に俺は目覚める。さっきの髭坊主が俺の乳首を撫でてきた。
「使えるのか?」
俺のケツに手が這ってくる。そっと摩られた。視線が絡まり合う。さっきよりも隠微な目をしていた。俺は首を縦に振る。男に手を引かれながら個室に入った。鍵をガシャリと掛ける。壁に押し付けられた。唇が寄ってくる。口許から優しくキスされた。
「名前聞いていいか?俺は颯一36歳兄貴は…」
「俺は篤志39歳だ」
「兄貴はウケなのか」
「どっちかって言うとな」
「俺はバリタチ。兄貴みてぇなオス臭ぇ奴哭かせるのが好きなんだ」
布団に仰向けになる。颯一が上から覆いかぶさってきた。唇を奪われる。舌が挿いってきた。舌を絡め合う。前袋が握られた。
「凄ぇビンビンじゃねえか」
俺も颯一の前袋に手を這わせる。
「お前のも硬くなってるぜ」
俺達はを解いた。
脱ぐ (2)
弾けるばかりにちんぽが飛び出してくる。俺の上に重なる颯一のちんぽが触れてきた。亀頭と亀頭がぶつかり合った。乳輪に舌が這ってくる。円を描くように転がってきた。
「あぅぅぅうぉぉぉ」
「感度いいんだな」
あられもない姿の2匹のオス同士。ガシッと抱き合った。唇を重ねる。濃厚な口交尾を始めた。舌が交わる。お互いの口腔内を犯し合った。布団に崩れ落ちる。颯一が上に重なってきた。乳首に舌が這ってくる。もう一方の乳首を指で弄られた。
「あぅぅ、んぅ、ん、んぁぁ」
舌が乳首からみぞおち、腹へと下りてきた。ちんぽの付け根舐められる。執拗に続く颯一の攻め。俺はカラダをピクピク震わせた。雁首を唇で挟まれる。裏筋に舌が這ってきた。
「き、気持ちいい。あぅぅおぅぅぅぅ」
俺のカラダが左右に捩れる。颯一の顔が上下に動いた。ジュボッジュボッジュボッ…ちんぽがしゃぶり込まれる。同時に指がケツ穴に這ってきた。両脚を抱え上げられる。玉裏から蟻の門渡りが舐められた。
「兄貴、脚抱えてケツ上げろよ」
俺は両脚を抱え上げる。颯一の舌がケツ穴に這ってきた。何度もジュルジュル舐め上げられる。舌が指に代わった。颯一の抽動する。内壁を掻き上げられた。
「あぁぁ、んぁ、あぅぅ」
ローションがケツ穴の周りと中に塗られる。指がゆっくりと挿いってきた。
「んん、んぁんぉ」
指が増える。俺のケツ穴がおまんこへと豹変していった。
「兄貴、ヒクヒクさせてるぜ。堪らん光景だ。エロいまんこだ。そろそろいくぜ」
亀頭を穴口に宛てられる。男の腰に力が入った。ちんぽが挿いってくる。内壁が抗った。
男と視線がぶつかる。野獣のような目。カラダが一瞬脱力する。一気に根元ま挿入された。
「んがぁぁぁ痛てぇ。痛ぇよぉ」
「我慢しろ。今気持ち良くしてやるからな」
乳首をグリッと抓まれる。指腹で優しく撫で回された。舌が乳首に這ってくる。首筋が指でなぞられた。唇が寄ってくる。舌が深く挿いってきた。口の中をまんべんなく愛撫される。同時に颯一の腰が動き始めた。
「兄貴のまんこいいぜ。堪らんまんこだ。おらもっと締めろ」
颯一は容赦なく掘り込んでくる。いつの間にか痛みは無くなり違う感覚が襲ってきた。まんこの中で颯一のちんぽがが荒れ狂っている。雁首が奥の方まで到達してきた。
「あぅぅ、んぁぁ、はぁあぁはぁ、んん、あぁ」
「気持ち良くなってきたみたいだな」
颯一のちんぽが微妙に動いている。内壁の至る所が擦られた。
「あっ、いぃ…気持ちいい」
「兄貴、可愛いぜ。もっと哭かせてやるからな」
パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…颯一の筋肉がぶつかってくる。
「あぁぅ…そこ…あぁぁぁぁぁ…やべぇ…やべぇよぉ」
「気持ちいいとこに当たったみたいだな。おらここか?」
突き込みが激しくなった。俺のカラダが仰け反った。
「あっ…おぅぅぅ…あぅぅ…そこ…駄目だぁ…」
「おらもっと哭けよ…兄貴みてぇに男臭ぇ奴の哭き声は興奮するぜ」
颯一の腰の動きに拍車が掛かった。グシュッグシュッグシュッ…ジュグッジュグッジュグッ…火照った交尾音が狭い個室に響き渡る。颯一が突き込みながら俺のちんぽを扱き始めた。
「あぁぁぁぁぁ当たる。おぁぁぁ…うぅぅ…いい…あぅぅ」
「締め付けるぜ…堪んねぇ…あぐぅっ襞が絡みつくしよぉ…堪んねぇ」
「あぁぁぁぁぁ、あ、あぁぁ…駄目だ。射くぅ射ぐ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
俺は白濁汁を噴き上げる。その汁が俺の胸と腹の上に落ちてきた。
「んぁぁぁ締まるぜ。やべぇ兄貴種付けるからな。俺のガキ孕めよ」
俺はコクコク頷いた。
「あぁぁぁぁぁ射ぐ、射くぅ…射く」
雄膣に生暖かい汁がぶち当たってきた。颯一は満たされた表情を浮かべている。ちんぽを引き抜いた。颯一は俺の隣にゴロンと横になる。俺は抱きついた。颯一がきつく抱きしめてくる。分厚い筋肉に包まれた。
「兄貴淫乱だな。気持ち良かったぜ。ありがとな」
「俺も気持ち良かったよ」
「兄貴可愛かったぜ。また哭かせたいぜ」
「うんまたな」
俺のほっぺにチュッとして颯一は部屋を出ていった。颯一とまたやりたい。悶々としている。俺はヤリ部屋の来店予告掲示板に書き込んでみた。
”2週間前の土曜日、俺と盛ってくれた髭坊主S。今日行くからもし良かったらまたやらねぇか。俺は髭坊主で繋ぎ柄の締め込んでたA。宜しく”残念ながらその日颯一は来なかった。ある日ヤリ部屋の掲示板に目が留まる。”髭坊主のA兄貴へ。この前は行けなかった。ごめんよ。今日なら行ける。3時過ぎに入ってるから良かったらやろうぜ”
間違いなく俺の淫乱に火が点いた。
「よぉ兄貴逢いたかったぜ」
「俺もだ」
颯一とはその後3回そのヤリ部屋でやった。だがそのヤリ部屋は閉鎖。俺と颯一を繋げていた糸が切れた。もう逢えない。切なさが込み上げてくる。俺は後悔した。連絡先の交換をしなかったことを……ただやるだけのタイプの男、颯一。でも颯一は俺の奥深い所に棲んでいた。切れていたと思った颯一との糸。まだ繋がっていた。今日再会できたのだから……
[ 2015/05/09 14:41 ] ヤリ部屋のあいつ | TB(-) | CM(0)

ヤリ部屋のあいつ③

 颯一に目を遣る。瞳の奥からは欲した光が放たれていた。
「颯一、お前飯どうするんだ」
「これから弁当でも買おうかと思ってる」
「じゃぁ俺んち来いよ。飯作るからさ…一緒に食おうぜ。なっ」
「判った。お邪魔するよ」
俺と颯一を繋げていた糸は切れてはいなかった。またこうして再会出来たのだから……
歩くこと5分。俺んちに着いた。
「上がってくれよ」
「うん」
颯一をリビングに通した。
「珈琲でいいか」
「ああいいよ」
俺はキッチンに入る。料理を始めた。食材の下処理をする。トントントンまな板を包丁が小気味よく叩いた。リビングでは颯一が虎鉄と遊んでいる。キュンキュンキュン…クーンクーンクーンと虎鉄が可愛い声を上げていた。
「兄貴……」
颯一がキッチンに入ってきた。後から抱きついてくる。俺のケツにちんぽを擦り付けてきた。
「バカやろ…包丁握ってるんだぞ。危ねぇだろ」
「ムラムラしてんだ。俺」
今度は後ろから首筋を舐め上げられた。
「虎鉄が見てるだろ」
虎鉄が俺達を見上げる。リビングでボール遊びを始めた。
「判った。1発抜いてやるからな」
俺は颯一の足元に跪いた。ジッパーに手を掛ける。引き下ろすと前袋からちんぽを引っ張り出した。グイッグイッグイッと颯一のちんぽは角度を上げる。仄かな男の薫りが漂ってきた。金玉を握る。根元から雁首目掛けて舐め上げた。
尺八 (12)
「あぁぁいいぜ。堪んねぇ」
亀頭を唇で挟むとゆっくりと呑み込み始めた。我慢汁が口の中に広がってくる。颯一の腰がガシガシ動き始めた。
「んぁぁぁ…兄貴の喉まんこいいぜ。もっと舌絡めろよ」
俺は執拗に舌を絡める。俺のちんぽも息衝き始めた。顔を前後に抽動させる。俺のちんぽを引っ張り出した。扱き始める。喉壁が颯一のちんぽで擦りあげられた。
「あぁぁぁぁぁ…やべぇ…射きそうだ。口の中に出すからな」
颯一を見上げる。視線が絡み合った。クチュックチュックチュッ…ジュルッジュルッジュルッ…扱く音と尺る音が交差する。
「あぁぁぁぁぁぁ…射ぐ、射く…射くぅ」
俺の喉奥に颯一の雄汁がぶつかってきた。ちんぽがゆっくりと抜かれる。颯一が俺に目をくれた。
「呑めよ……」
俺は喉をゴクンと鳴らした。颯一の汁を呑みながら俺はちんぽを扱き続ける。射精感が襲ってきた。
「あっ…俺も、やべぇ射きそうだ」
颯一がしゃがみ込む。俺のちんぽが咥えられた。金玉袋が握られる。
「あぁぁぁんぁ、射く、射ぐ…射くぅ」
俺は颯一の口の中で戦いた。俺のちんぽが放たれる。颯一の喉がゴクンと鳴った。
「美味かったぜ」
「あぁお前の汁も美味ぇぜ」
唇を合わせる。一端離れるとまたキスをした。其々シャワーを浴びる。俺達はテーブルに向かい合って座った。グラスにビールを注ぎ合う。
「再会に乾杯」
グラスがカチンと触れ合った。
「美味そうっすね。頂ます」
「一杯食えよ」
颯一が料理を口に運んだ。
「美味ぇ…兄貴料理上手いんだな」
「まぁな。毎日やってるからさ」
「たまに来ていいか」
「構わねぇよ」
にっこり微笑む颯一。見ているだけで心が綻んだ。ヤリ部屋で何度がやった相手。そいつがご近所さんになった。時々やれるかもしれない。心が浮いた。虎鉄がキュンキュンキュンと俺達の周りを走る回る。チョコンと颯一の膝の上に乗った。
「こいつお前の事気に入ったみたいだな」
「可愛いな。何時頃から飼ってるんだ」
「3か月前だぜ。俺の長男なんだ。俺お前に孕まされてこいつを生んだんだからな」
「何バカなこと言ってるんだよ」
会話が盛り上がる。
「兄貴、俺さ…」
「バカだなお前…」
酒がビールから焼酎に代わる。遊び疲れたのか虎鉄は自分のベッドで眠り始めた。颯一が何時の間にか俺の隣で酒を飲んでいる。目が据わっていた。
「兄貴、しようぜ」
「判った」
寝室のドアが開いた。ベッド脇の球形のスタンドに灯りを燈す。淫猥な空間が現れた。俺達は着ているものをかなぐり捨てる。一丁になった。
褌 (2)
颯一が俺に抱きついてくる。前袋同士をゴリゴリ擦り合わせた。颯一の唇が寄ってくる。触れ合うと舌を絡め合った。颯一
の前袋に手を這わせる。ちんぽを引っ張り出した。現れた颯一のちんぽは既にギンギンになっている。俺のちんぽも颯一の手によって引っ張り出せれた。視線が交差する。颯一の瞳が淫欲色に輝いていた。俺達はを解く。床には2本のが絡まり合っていた。俺はベッドに横になる。颯一が隣に滑り込んできた。唇を合わせると舌を絡め合う。颯一の手の指
が首筋に這ってくる。今度は乳首が舐め上げられた。
「兄貴、挿れさせろ」
「判った」
俺のケツが撫でられる。俺は両脚を抱え上げた。俺のケツ穴に舌が這ってくる。ジュルジュル舐め上げられた。指が挿いってくる。中を掻き回された。カラダが微動する。穴を解しながら颯一にちんぽを口に含まれた。
「柔らかくなってきたぜ」
颯一はローションを指で掬う。俺のおまんこに塗り込め始める。ゴツゴツした颯一の指の感触がヤリ部屋での事を思い出させた。指が静かに挿いってくる。おまんこの奥が熱くなってきた。
「颯一、おまんこ疼くんだ」
「判った今挿れてやるからな」
颯一が俺のおまんこにローションを注ぎ足すと丹念に塗り込めている。自分のちんぽにもしっかりまぶしていた。
「挿れるぞ」
「うん、来てくれよ」
おまんこ口にちんぽが宛がわれる。颯一の腰がグイッと動いた。
「あぁぁぁぁ凄ぇ挿いってくるぜ」
俺は颯一を呑み込み始める。一気に根元まで咥え込んだ。
「相変わらず堪らねぇまんこだぜ」
「あぁぁんぁぁ、いい」
颯一の腰がガシガシ動き始める。濃い陰毛にケツタブを擽られた。
「あっ、あぁぁ、気持ちいい」
「もっと腰使えよ。おまんこ絡めてこいよ」
俺は腰を振る。意識して内壁を締め付けた。
「凄ぇ、締まるぜ」
「あっいい。当たるぅ」
乳首に指が這ってくる。今度は掻き上げられた。奥の方が擦られる。俺は自分のちんぽを扱き始めた。
「あぁぁ颯一、いい。気持ちいい」
「おっ、俺もいい。んくぅ、ちんぽ蕩けそうだぜ」
パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合う。グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ…湿った交尾音が鳴り響いた。
「んぁぁ締まるぅ。我慢出来ねぇ。んぁんぁ、射ぐ、射く…射く」
生暖かい汁を奥の方で感じる。その途端強い射精感が襲ってきた。
「んくっんくっんくっ、あぁぁんぁぁ射く、射ぐ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ…俺は白濁汁を噴き上げる。放った汁が注意を舞う。揺らぎながら俺のカラダに落ちてきた。ちんぽが引き抜かれる。颯一が俺の隣に横になった。
「兄貴、凄ぇ気持ち良かったよ。それに哭き顔可愛かった」
「バカやろ。可愛いなんて言うなって言ってるだろ」
「可愛いんだから仕方ねぇだろ」
颯一が抱きついてきた。
「なぁ、俺に挿れてくれねぇか」
耳元で囁かれた。
「お前バリタチだろ」
「兄貴になら挿れられてもいいなってさ……」
「経験あるのか」
「いやない。俺の初穴貰ってくれよ」
「判った。今度は俺が哭かせてやるからな」
颯一の両脚を抱え上げる。ケツ穴毛を掻き分けると桜色の穴が現れた。俺はちゅっとす。颯一のカラダがピクンと震えた。グイッと押し付ける。ケツ穴が上に向けられた。穴をジュルジュル舐め上げる。何度も繰り返した。舌を尖らせる。静かに穴に挿れ込んだ。
「あぁ、あぁ、あっ」
微かに柔らかくなってくる。舌を指に代えた。中に押し込むと内壁を擦りあげてみる。颯一のカラダが微動した。ローションを穴に垂らす。指を挿れ直した。
「痛ぇか」
「大丈夫だ」
指を2本3本と増やしていった。他の内壁とは明らかに違う硬い所に遭遇する。俺はそこを掻き撫でた。
「あぁぁ、んぁぁ…はっはぅ」
「お前の感じる所見付けたぞ」
俺はそこを執拗に攻めた。
「あっ、あぁ、あっ」
「広がってきたぜ」
ローションを俺のちんぽに塗り込める。颯一のまんこにも塗り足した。
「挿れるぞ」
颯一の首が縦に振られる。表情に強張りが見えた。ちんぽに手を添える。穴口に宛てがった。
「力抜けよ。痛かったら言うんだぞ」
「うん」
俺の腰がグィッと動く。亀頭が呑み込まれる。颯一の顔が微かに歪んだ。
「痛ぇか……」
「いや、大丈夫だ。きてくれ」
俺は少し挿れては少し引く。ちんぽでまんこを宥めるように挿れていった。
「颯一、挿いったぞ」
颯一に覆い被さる。優しくキッスした。
「颯一、全部挿いったぞ。痛かったんだろ」
「うん、ちょびっと……」
俺は直ぐに動かすことはしなかった。乳首を指腹で撫でる。もう片方の乳首に舌を這わせた。今度は首筋を撫で上げる。俺は愛撫し続けた。
「兄貴ぃ……」
颯一の表情か歪みが取れている。軽く腰を突いてみた。
「あっ、あぁ、ん、んん」
「良くなってきた見てぇだな」
俺の腰が突動し始める。萎えていた颯一のちんぽが天を仰いでいた。血管を浮き立たせ反り上がっている。先っぽは汁で濡れそぼっていた。
「もっと突いてやるからな」
「あぁぁ、兄貴ぃ、いっす。気持ちいい」
突き込みながら乳首に指を這わせる。次にジュルジュルしゃぶってやった。
「あっ、あぁぁ、そこやべぇ。あっあぁ、当たるぅ」
大きく腰を引くと一気に突き込む。颯一のカラダが仰け反った。
「ま、マジやべぇ。んぁぁ」
ジュグッジュグッジュグッ…グショッグショッグショッ結合部からは昂揚した交尾音が鳴り渡る。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺のカラダが颯一を叩いた。颯一が自分のちんぽを手で握る。扱こうとしていた。
「ちんぽ触るんじぁねぇ。俺のちんぽだけで射かせてやるからよぉ」
俺が言葉を浴びせる。颯一はコクンと頷くとちんぽを放した。俺の腰が猛動する。深く重たく突き込んだ。
「あぁぁんくっんくっんくっ、洩れる、射ぐ、んぁぁでっ出る」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ颯一はちんぽから乳白色の粘液をトコロテンで噴き上げる。その液が弧を描き颯一の カラダの上にに舞い降りた。
「んぁぁ、んぉぉ、あぁぁ」
颯一のおまんこが急激に収縮してくる。俺のちんぽをぎゅうぎゅう締め付けてきた。
「あぁぁ、んくぅ。締まるぜ。あっ…お、俺も、いっ射く、んぉぉ射ぐ」
俺は颯一のおまんこの中で雄叫びを上げた。視線を落とすと颯一のちんぽから乳白色の液が垂れている。俺はちんぽを引き抜いた。颯一のちんぽを咥える。舌を絡めながら拭い取った。
「兄貴ぃ、俺にも…」
視線が交わった。
俺は颯一の胸の上に跨る。颯一は俺のちんぽを口に含んだ。舌が絡んでくる。金玉が摩られた。俺は颯一の隣に横になる。颯一は抱きついてきた。
「お前のおまんこ最高に気持ち良かったぜ」
「俺もっす。凄ぇ気持ち良かった」
颯一をキツく抱きしめる。唇を合わせた。舌を絡め合う。口の中で男の薫りが融合した。バリタチの颯一。今日は俺にカラダを委ねた。俺に突き込まれて哭く颯一。その顔も声も途轍もなく可愛いと思った。
「兄貴ぃ」
甘えるように俺に目をくれた。唇を軽く合わせる。ギュッと抱きしめた。激しかった男同士のまぐあい。残響音が伝ってくるようだ。
「なぁ外の風に当らねぇか」
颯一がポツリと声にする。俺逹は身繕いするとベランダに出た。爽やかな外気に包まれる。満天の星空に三日月。夜光が優しく照らしてくれた。缶ビールのプルトップをプシュッと開ける。喉越し良くいく。火照りの治らぬカラダに沁みてきた。
「なぁ兄貴……」
「えっ何だ」
横を向くと視線がぶつかった。颯一の目。瞳の奥から一途な光が放たれていた。
「俺さ、兄貴って凄ぇタイプだったんだ。あそこで逢ってやれる。それだけで良かった。だけどいざ逢えなくなると胸が張り裂けそうになったんだ」
颯一が淡々と語ってくれた。同じ感情を持っていた俺と颯一。この上ない至福感に包まれた。
「実は俺もなんだ」
眩い視線が絡んだ。
「付き合おうか」
俺と颯一の言葉が重なった。
「でもお前俺だけで満足出来るのかよ」
「俺は出来るぜ。兄貴は出来るのかよ」
「勿論出来るぜ」
視線がぶつかる。颯一の瞳がやけに澄んでみえた。
「判った。じゃぁ虎鉄のことも認知してくれるんだな。お前のガキなんだからよ」
「判ったぜ認知する」
颯一を見ると目が綻んでいた。
「まだ言って無かったよな」
「えっ……」
颯一に目を遣る。視線がが絡んできた。
「好きだぜ」
「俺も大好きだよ」
颯一を抱き寄せる。唇を合わせた。舌を絡め合う。背中に回った颯一の腕に力が籠った。
「やべぇ勃ってきた」
俺のちんぽが芽吹きはじめていた。
「俺もだ」
「じゃぁもう1発するか」
「やっぱ淫乱兄貴だな。そんな所も俺は好きだけどな」
「お前だって同じだろ」
「まぁな」
[ 2015/05/09 14:31 ] ヤリ部屋のあいつ | TB(-) | CM(0)

ヤリ部屋のあいつ④

 俺達は寝室の扉を開けた。翌朝目覚めると俺達はがっしりと抱き合っている。手にはお互いのちんぽを握っていた。
「颯一、起きろ……」
少し揺すると颯一が目を覚ました。
「あっ兄貴おはよう」
「あぁおはよう」
俺達はシャワーを浴びる。褌を締め込み着衣を整えた。リビングに行くと虎鉄がじゃれてきた。俺の足元に座る。クーンクーンと鳴き声を上げてきた。
「おはよう」
抱き上げる。俺の顔をペロペロ舐めてきた。
「虎鉄、お前のお父さんだぞ。遊んで貰いな」
颯一に虎鉄を手渡すと虎鉄の顔をペロペロ舐めていた。俺は朝飯の仕度をしている。遊んでいる颯一と虎鉄。昨日よりも微笑ましく見えた。朝食を済ませる。ソファー並んで座った。真ん中には虎鉄がチョコンと座っている。初めて迎えた一緒の朝。ほろ苦い珈琲の薫りが心地よく鼻腔を擽った。
「なぁどっか出掛けようぜ」
「うん」
今迄颯一とはヤリ部屋で逢って盛る。ただそれだけの関係だった。それが今同じ時空間を共有出来ている。それだけでも心が綻んだ。俺達が向かったのはドッグランを備えている大きな公園。運転するのは俺。助手席には颯一が座っている。颯一に抱かれた虎鉄がクーンクーンと鳴き声を上げながら甘えていた。真っ青な空、浮かぶ雲。空気が美味く感じた
。ドッグランでみんなで遊ぶ。昼飯を頂く。午後からはちょっと散策もしてみた。陽が傾き始める。俺達は岐路についた。
「なぁ今夜は俺んち来いよ」
「でもこいつもいるしな」
「俺のところもペット可だから大丈夫だぜ」
「判った。お邪魔するな」
途中ショッピングセンターで酒と食材を調達する。中に有ったペットショップで虎鉄のご飯も買った。
「兄貴ぃこれ可愛くないか」
颯一が指差したのは小型犬用のベッドだった。
「俺んちの虎鉄用のベッドだよ」
俺達の付き合いが始まった。俺と颯一の住まいは歩いて10分程の距離。殆ど毎日のようにどちらかの家に居る。休みの日には一緒に出掛けた。映画にショッピング、スポーツ観戦。虎鉄を連れて温泉にも出かけた。今は良く物件廻りに出掛ける。颯一は越してきた許りだけど今度一緒に住むことを決めた。マンションを内見する。家具屋に行ってダブルベッド、ダイニングテーブルを見たりした。デパートの食器売り場でお揃いの食器を見る。俺達の目が輝いた。今前に一度見たマンションに来ている。間取りは2LDK10畳の主寝室に6畳の洋室。それに12畳程あるダイニングキッチン。俺と颯一と虎鉄。虎鉄が走り回る。颯一が笑顔を浮かべながら飯を食う。他愛ない会話、夜の営み。色んな事が頭の中を駆け巡る。ベランダに出た。眺望も中々いい。
「ここに決めるか」
「うん、いっすね」
俺に抱かれてる虎鉄がキュンキュンキュンと鳴いた。颯一と視線が交差する。瞳の奥から穏やかで力強い光が見えた。俺達は来月ここに越してくる。俺と颯一と虎鉄の色んな四季が巡るだろう。雲の間から陽が射し込んでくる。その光はキラキラと輝いていた。俺達の今後を祝うかのように……
曇天 (3)
[ 2015/05/09 14:17 ] ヤリ部屋のあいつ | TB(-) | CM(0)