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インストラクター①

 仕事が終わり駅を降りる。季節は早春。風はまだ冷たい。
時刻は午後7時を回ったところだ。人々は足早に家路を急いでる。駅前にオープンしたスポーツジムのチラシを配っていた。配っているのはジムのロゴ入りのジャージを着ている兄ちゃん。浅黒く日焼けした肌、スポーツ刈りで顎髭、身長は170㌢は無いと思う。歳は30歳代半ばって所か。オスのフェロモンをプンプン発散させている。ドキッとした。強い力で引き寄せられる。チラシを受け取った。
「今入会キャンペーンしてまして入会金無料1か月間会費無料でご利用できます」
にっこり笑う笑顔が心を揺さぶる。仕事が忙しく久しく運動から遠ざかっていた。体型が崩れてきた俺。以前は足繁くにジムに通っていた時期もあった。あの兄ちゃんと仲良くなれるかもしれない。俺は入会することにした。早速入会手続きをするためにジムにきている。書類に必要事項を記入した。
「初回のカウンセリングはサービスですが、どうなさいますか」
「じゃぁお願いします」
「インストラクターのご指名はございますか」
一覧を見せてくれた。その中にはあの兄ちゃんもいる。俺は迷うことなくあいつを指名した。嶋田大輔33歳、身長168㌢体重65㌔。学生時代は水泳をしていたみたいだ。週末の土曜日。俺はスポーツジムに行った。老若男女多くの人で賑わっている。スタジオではボクシング系のエクササイズをやっていた。トレーニングジム内の椅子に座って待っている。あの兄ちゃんが現れた。
「小柴さんですか?担当させて頂く嶋田です」
「俺の方こそよろしくお願いします」嶋田君の凛々しい声が心地よく耳に響いた。
「あっ……」嶋田君が驚愕の表情を浮かべる。
「えっ……」
「俺がチラシ渡した人っすよね」
「えっ…そうです。覚えててくれたんですか」
「ハイ、覚えてました」
覚えてくれたのを凄く嬉しく思った。それに間近で見る嶋田君は可愛さと逞しさを兼ね備えている。仲良くなりたい。色々な邪念が脳裏を過った。
「これから計測しますね」
「あっお願いします」
体組織分析カルテを作ってくれた。性別:男性、年齢:46歳、身長:167,5㌢、体重:66.2㌔体脂肪率18.8%。
「特に問題は無いですね。スポーツマン体型寄りの適正です。何か気になることありますか」
「俺、腹周りがチョットヤバいっす。それに筋肉デカくしたいっすね」
「チョッといいですか?」
俺の腹とか腕に触ってくる。ドキッとした。
「一緒に頑張っていきましょう」
視線が交差する。澄んだ目。吸い込まれそうになった。ベンチに並んで座ってる。嶋田君は俺のトレーニングメニューを作成中だ。横を見る。刈り上げられたうなじ、太い首。理性がぶっ飛びそうになった。
「さぁ始めましょうか」
「ハイ……」
この日は作って貰ったトレーニングメニューに添って指導を受けた。久しぶりの運動。俺の躰は少し悲鳴を上げている。だけど心地よい疲労感だ。スタートした俺のジムライフ。音楽に合わせてバーベルを使って筋トレするエクササイズ、格闘技系のエアロビクス。ジムに行くのが楽しくなった。
ボディパンプ

「小柴さん調子どうっすか」
「あっボチボチです」
「頑張ってくださいね」
時折見せてくれる爽やかな笑顔。それだけ元気を貰えた。俺はしっかりとジムライフに嵌っている。時間を作りスポーツジムに通った。プロテインも飲み始めてる。気になることがあったのでフロントで聞いてみた。
「あっ済みません。水泳のプライベートレッスンに付いて知りたいんですけど……」
「時間は30分で料金は500円になります。スケジュールはこちらになってます」
1枚の案内を見せられた。各日のレッスン可能な日と担当インストラクターが載っている。水曜と土曜は嶋田君もシフトされていた。嶋田君のレッスン可能な時間は水曜は8時~9時、土曜日は11時~13時となっている。俺は水曜の8時半に予約を入れた。そして水曜日。そよ風が心地良い。心もうらいだ。6時過ぎにスポーツジムに入る。格闘技系エアロを2本熟し筋トレに汗を流した。プールに着いたのは2時25分。ストレッチをしてると嶋田君が見えた。競パン姿が少し眩い。黒地にオレンジの切り替えしが入ったやつだ。程よく鍛えられた大胸筋、割れた腹筋、競パンからは剛毛がはみ出ている。真ん中はこんもりと盛り上がっていた。
「嶋田君、俺さ平泳ぎはまともに泳げるんだけどクロールが下手くそなんだ」
「判りました。俺に任せてください」
レッスンが始まる。ストレッチから始まりビート版を使ったレッスンが終わった。
「小柴さんちょっと浮かんでみましょうか」
「ハイ」
俺は顔を水につけてプールに浮かんだ。
「バタ足してみてください」
俺はバタ足をする。カラダが沈んでいく。俺はプールの中で立ち上がった。
「躰が緊張していて硬くなってるみたいですね」
「俺がお腹を支えてますから泳いでみてください」
水の上に浮かぶと嶋田君が俺の腹に手を当てる。手の温もりが感じられる。股間が熱くなってくる。水中で間近に見る嶋田君の股間。手を伸ばして触りたくなった。
「お疲れ様でした。良かったらまたご利用くださいね」
「ありがとうございます」
30分間のプライベートレッスンは終わった。ちょっとドキドキする嶋田君とのレッスン。楽しかった。クロールを泳げるような感触を得たのも事実。続けてみようと思った。
スポーツジムに通い始めて3箇月。水泳のプライベートレッスンを受け始めて2箇月が経った。まともにクロールを泳げるようになっている。筋肉も付いてきた。
今日土曜日。嶋田君の格闘技系のエアロビクスに参加する。一番前の位置をキープした。ポップな曲が流れてくる。プログラムがスタートした。局に合わせてパンチ、キックを繰り広げる。”エイッ…ヤァー”みんなの掛け声がスタジオに響いた。
[ 2015/04/18 15:23 ] インストラクター | TB(-) | CM(0)

インストラクター②

 ジムに行くようになって生活は充実している。体調もすこぶるいい。肌ツヤも良くなったと言われる。ただ俺のちんぽは潤ってない。週末の金曜日の仕事帰り俺の脚は確実にハツテン場に向っている。時間は少し早い。時間潰しにゲイショップを覗いた。中には数名の客が商品を色々みている。その時1人の客と目があった。
「あっ……」驚愕の表情を浮かべていた。手には六尺とDVDを持っている。会計すると逃げるように店を出て行った。俺も透かさず店を出る。後を追った。信号が点滅している。脚が止まった。
「嶋田君、逃げることねぇだろ」
「でも……」
嶋田君は狼狽してる。俺と目を合わせないようにしてるのが判った。
「心配するな。俺もそうだからさ」
「えっ……」
「だからあの店居たんだろう」
「あっ……」
嶋田君の表情から狼狽の色が微かに消えている。今度は複雑な顔付に変わった。
「飯でも行かねぇか。何時も世話になってるから奢らせてくれよ」
「えっ…う、うん」
「おら、行くぞ」
近くの居酒屋に入る。中はグループ、カップルで賑わっていた。俺達は2人掛けのテーブルに案内される。通路側から暖簾みたいなものが下された。中ジョッキを触れ合わせる。会話は弾まない。筋肉、トレーニング、エクササイズのこと。いつもなら乗ってくる話題を振ってみる。然もない応えが返ってくるだけだった。思い切って切り出してみる。
六尺好きなのか」
「うん」
「どんな奴タイプなんだ」
「歳上の兄貴とか親父っす」
ポツリポツリと話してくれた。酒がサワーに代わる。3杯目が空いた。
「女とは有るのか」
「あるけど苦手みたいっす。あまり気持ち良くなかった。ドキドキもしなかったし……」
「そうなのか。俺も同じだよ。女との性行為は可能だけどな」
テーブルの下から足でツンツンと大ちゃんの脚を突っついた。ビクッと反応した。
「手ぇだして…」
「えっ…」
視線が交差する。ギュッと手を握ると握り返してきた。このまま抱き寄せてキスしたかったがここではそうもいかない。
「出るか?」
「ハイ」
居酒屋を出る。妖しいネオンが光る方へと歩いていく。ひとつの建物の前で足を止めた。
「入るぞ」
「うん、ドキドキしてきた」
「俺もだぜ」
部屋に入る。灯りを燈した。艶かしい光が放たれている。これから起きうることを事を暗示するかのように円形ベッドが存在感を示していた。浴槽の蛇口を開く。ジャージャーと湯が流れてくる。それさえ隠微な音に聞こえた。ソファーに並んで座る。嶋田君を抱きよ抱き寄せた。唇を寄せていく。軽く触れ合った。舌をこじ挿れる。舌を絡めると絡め返してきた。ネットリ絡む舌と舌。同時に股間に手を這わせる。嶋田君も俺の股間を揉んできた。
「小柴さん……」
「健太でいいぞ。よそよそしいかなら」
「うん、健太さん」
「なんだ。大輔」
俺に甘えるよう抱きついてくる。俺はきつく抱きしめた。大輔のオス臭い薫りに包まれる。今度は軽く唇を合わせた。
「風呂入るか」
「うん」
俺達は着ている物をバサバサ脱いでいく。逞しい大輔の裸が晒された。濃い陰毛の中に男の証潜んでいる。俺の股間に熱い視線を感じた。
「凄ぇ…健太さん六尺なんだ」
「あぁジムには締めていけねぇけどな」
「お前も今日六尺買ったんだろ。後で締めて見せろよ」
「うん」
其々躰を洗い浴槽に向かい合って浸かる。手を伸ばし軽く亀頭を掴んでやった。
「あっ…」
大輔のちんぽは一気に天を衝いた。
「何だ大したことしてねぇぜ」
「……」大輔の言葉は無い。ただはにかんでいるだけだった。
「淫乱なんだな。こんなに勃ててよぉ」
「健太さんのせいだからな」
「俺のせいかよ」
「うん」
大輔のちんぽをぎゅっと握る。そこは完璧に欲情いていた。
「そこ座れ」
風呂の縁に座らせる。静かに大輔のちんぽに手を添えた。左手で金玉を握る。竿の付け根辺りから亀頭目掛けて舐め上げた。
「あっ、あぅぅ」
裏筋に舌を這わせる。尿道口に舌先を刺し挿れた。
「あぁぁんぁ、いぃ、んん」
大輔のカラダがピクンと震える。我慢汁が口の中に広がった。
「気持ちいいか」
「いっす。凄ぇ…」
亀頭に舌を絡める。ゆっくりと根元まで呑み込んだ。
「あぁぁ、んぁ、はぅ」
俺の顔が前後に 抽動する。大輔の腰がガシガシ動いた。
「あぁぁ、んくぅ、堪んねぇ」
喉の壁でぎゅうっと締め付けてやる。同時に金玉の真ん中の縫い目に指を這わせた。
「ん、あぁ…気持ちいぃ」
大輔の手を取る。俺の頭を押さえさせた。突動する大輔の腰。俺の喉壁が激しく擦られた。
「あっ、け、健太さん、射きそうっす」
大輔を見上げる。コクンと頷いた。
「あぁぁんぁ、くっ口離せよ」
大輔の腰が引ける。がっつりと大輔のケツを押さえた。
「あぁぁ、あぁぁぁぁぁ射く、射ぐ…っっ」
ドブッドブッドブッと喉奥に汁がぶつかってくる。ドブッドブッまた打ちつけられた。大輔のちんぽが引き抜かれる。俺は喉をゴクンと鳴らす。濃厚で大量の汁が喉を通り体内へと流れていった。視線が交差する。満ち足りた目をしていた。
「気持ち良かったか」
「うん凄ぇ良かった。すんません。口の中に出しちまって……呑んだんすか?」
「ああ、でも誤ることねぇぞ。美味かったぜお前の雄汁。ありがとな」
立ち上がると軽く唇を合わせる。興奮冷めやらぬ2本のちんぽがぶつかり合った。
「今度は俺が……」
大輔が俺のちんぽを握る。俺はその手を払った。
「俺はコッチを貰うぜ」
大輔のケツを撫でる。カラダがビク付いた。
「嫌か」
大輔の首が左右に振られた。
「上がるぞ」
「うん」
部屋に戻るとベッドに潜り込んだ。大輔を抱き寄せる。唇を寄せていく。静かに触れ合うと貪るようにキスをした。舌を絡め合いながら乳首に指を這わせる。大輔のカラダがピクンと跳ねた。
「へへ、ここ感じるみてぇだな」
今度は乳首に舌を這わせた。空いてるもう片方の乳首を指で 撫で上げる。次に指の甲で掻き上げた。
「あぁぁ、んぁ」「はぁ、うぅ、ん、んん」繰り返す俺の乳首攻めに大輔はカラダを捩らせ哭き続けた。
「乳首勃ってきたぜ」
俺の手が伸びる。大輔のちんぽをぎゅっと握った。指腹で亀頭をなぶる。我慢汁が溢れてきた。
「あぁぁ、あっ、んぉ」
俺は大輔の上に覆いかぶさる。ちんぽを大輔のものに擦り付けた。大輔の瞼にキッス。次に唇にチュッとした。
「いいな。優しくしてやるからな」
「うん」
判ってくれたみたいだ。俺は大輔の両脚を抱え上げる。ケツ穴にキスをした。微動する大輔のカラダ。穴の周りと内壁に唾液を送り込む。指をゆっくりと挿れてやった。
「あっあぁぁ…ん、んぁ」
中を掻き撫でる。出し入れさせた。
「感じるのか」
「うん」
指を2本3本と増やしていく。穴を広げながらちんぽを握る。カリ首を親指の腹で撫で擦った。
「あぁぁ、あぁ、あっ」
ジェルを指で掬う。丹念に穴と内壁に塗り込める。穴に3本の指を挿れ込んだ。
「あぅ、あぁ、あぁ」
「柔らかくなってきたぜ」
脚を大輔に抱えさせる。俺のちんぽにジェルを塗した。
「挿れるぜ」
「うん」
穴口にちんぽを宛てがう。腰に力を入れる。俺のちんぽは呑み込まれ始めた。
亀頭が埋没する。大輔の顔が微かに歪んだ。
「痛ぇのか?」
「ちょびっと……」
「やめるか?」
「きてくれよ」
大輔のちんぽは力失せている。カラダを前に倒し唇を重ねた。
「大丈夫か。ちんぽ萎えてるしよぉ」
「うん」
腰を静かに動かした。内壁が抗ってくる。ズブッズブッと根元まで埋め込んだ。
「挿いったぞ。上見てみろ」
大輔は天井の鏡に目を遣った。
「凄ぇ…デッケェのがスッポリ挿いってる」
「痛てぇか」
「ちょびっと……」
大輔を抱きしめた。首筋に舌を這わせる。指腹で乳首を摩ってやった。
「馴染む迄こうしてるならな」
「うん、優しいんだな」
首筋をそっとなぞる。唇を寄せていった。触れ合わせると静かに舌を挿れる。絡み合う舌と舌。濃密なキッスをしながら首筋、乳首を愛撫する。
乳首 (6)
大輔に異変が起きた。内壁が蠢動する。俺のちんぽに絡み付いてきた。
「健太さん、動いてくれよ。奥の方がむず痒いんだ」
「判ったぜ。俺も我慢の限界だったからな」
俺はガシガシ腰を動かし始める。突く度毎に大輔の内壁が纏わり付いつてきた。
「凄ぇいいおまんこだぜ」
「お、おまんこ」
「そうだ。おまんこだ。男のおまんこだぜ」
大輔の両足首を手で?んだ。俺の腰が猛動する。気付くと萎えていた大輔のちんぽはいきり勃っていた。
「あぁぁんぁ、気持ちいぃ」
「何処がいいんだ」
「ケツが…んん、あっいぃっす」
「ケツじゃねぇだろ。おまんこだろ。言ってみろ」
「……」
「言わねぇと止めるぞ」
「……」
俺の腰の動きが静かに止まる。ちんぽを引き抜いた。
「くふっ……酷でぇ」
大輔のカラダをグイッて前に倒した。露わになった大輔の穴。短い剛毛に覆われ濡れそぼっている。ヒクヒクと呼吸していた。
「鏡見てみろよ」
「お、おまんこ、俺のおまんこ」
「そうだ。ここ気持ち良かったんだろ」
「うん」
穴を手で摩ってやる。大輔のカラダがガクガク震えた。
「四つん這いになれよ」
「うん」
俺はちんぽに手を添えながらおまんこに当てる。クイっと腰を突いた。俺のちんぽズブズブと呑み込まれる。一気に埋没した。大輔のケツタブを押さえる。ガシガシ腰を動かし始めた。
「あぁぁんぁ…んぉぉぉ」
腰を突動させる。同時に腕を伸ばすと乳首を弄った。
「大輔、気持ちいいのか」
「いっす。おまんこ気持ちいぃ」
耳裏を舐めてやる。大輔のカラダがブルブル震えた。妄動する俺の腰。大輔は野太い喘ぎ声を上げ続けた。
ちんぽを引抜く。大輔を仰向けにさせる。大輔は自ら両脚を抱えあげた。
「待ってろよ。今挿れてやるからな」
「うん」
俺は一気にに根元迄埋め込んだ。ガシガシ腰を突きはじめる。おまんこのヒダみたいのが絡んできた。
「あぅあぁぁ…いいよぉ」
「俺も堪らんぜ。あぅ締まる」
結合部からはグショッグショッグショッ…ちんぽとまんこが絡み合う。突き込む 俺。その動きに大輔は同調するかの如く腰を振る。
突き込みながら大輔のちんぽを握り軽く扱いた。
「あぁぁんぁ、駄目だぁ。そんな…いっ射ぐ、射く、んぁぁ射く」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ…大輔は白濁汁を噴き上げた。
「おっ俺も、射く、んぉんん、射く」
大輔のおまんこの奥目掛けて汁を打ち付けた。
「大輔、凄ぇ気持ち良かったぜ」
「俺もっす」
俺は大輔の上に倒れ込む。その弾みでちんぽが外れた。大輔が抱き付いてくる。俺はきつく抱きしめた。乱れていた呼吸も平常に戻っている。どちらからともなく唇が合わせられた。
「シャワー浴びるぞ」
「うん」
大輔が鞄から何かを取り出している。真っ直ぐに俺を見てきた。
「あっこれ上げる」
「えっ俺にか」
「うん」
手渡されたのはさっき買っていただった。
「その代わり健太さんが締めていたやつ欲しいっす」
「ああ判ったぜ」
シャワーを浴びる。着衣を身に纏った。今大輔は俺のを締めている。俺は大輔から貰ったを締めた。ラブホを出る。駅へと向かった。途中に有る公園のベンチに座る。満天の星空。柔らかな春の夜風が俺達を包んでくれた。
「なぁ…大輔、ちゃんと付き合ってくれねぇか」
「うん」
大輔がそっと手を握ってくる。俺は握り返した。
「俺さ…」大輔が語り始めた。俺にチラシを渡した時ちょびっといいなって思ったらしい。初回カウンセリングの時担当になった。そして水泳のプライベートレッスン。急接近した。生身の俺のカラダに触れる。そしてそれが実現した。日増しに逞しくなっていく俺。憧れみたいなものから好きに変わっていったと言う。
「俺この髭も好きなんだ」
俺の口髭が撫でられる。そっと唇が合わせられ離れた。夜寝る前に千擦り扱く。おかずは俺。俺と同じだった。夜ベッドに潜る。目を瞑ると大輔が現れた。自然に前袋に手がいく。硬くなり始める俺のちんぽ。何時しか前袋からちんぽを引っ張り出している。ゴシゴシと扱いた。
「あぁぁぁぁ大輔…射く…射ぐ…射く」
ドピュッドピュッドピュッ…と俺は乳白色の男の粘液を噴きだしていた。時刻は11時を回っている。電車は結構空いていた。俺と大輔は並んで座る。項から仄かなオスの薫りが漂ってきた。
「あのさ、健兄ぃって呼んでいっすか」
「構わねぇよ」
「俺さ…」
「えっそうなのか」
電車の中で楽しげに話す大輔。瞳がキラキラ輝いている。俺達を乗せた電車は駅に着いた。
「じゃぁまたな」
「うん」俺の問いに応える大輔。愁いを帯びた表情を浮かべていた。
俺は北口へ大輔は南口へと向かった。メールが着信する。大輔からだ。
”健兄ぃのちんぽ包んでただと思うと俺濡れてきた”
”お前の事思い出したら勃起した”
俺は即座に返信した。インストラクター大輔。こいつと仲良くなりたい。俺がこのスポーツジムに入会したひとつの理由だ。入会して良かったと思っている。今こうして仲良くなれたのだから……ジムでの大輔の笑顔。澄んだ目。ちょびっと甘えん坊な所。今俺は恋してる。46歳にもなって……
[ 2015/04/18 15:18 ] インストラクター | TB(-) | CM(0)

インストラクター③

 翌日2時過ぎにスポーツジムに行った。土曜日のスポーツジム。何時ものように賑わっている。格闘技系エアロビクスを2本熟した。その後筋トレ。少し重めの負荷を掛けた。
「あっ小柴さん…大分筋肉デカくなりましたね」
「あっどうも……」
「ちょっといっすか」
俺の太腿、上腕を触ってくる。ドキッとした。
「大胸筋も盛り上がってきましたね」
俺の胸に手を這わせてきた。今迄以上にスキンシップを図ってくる。大輔の大胆な行動が嬉しくもあった。一通り熟しシャワー浴びサウナに入る。本日予定していたトレーニングが終わった。メールが着信している。
”今日は7時で終わりだから、その後遊びに行っていっすか”
”判った”
大輔は殆ど毎日の日課の如く俺んちに来ている。俺の手料理で飯を食う。
「美味ぇ」満面に笑みを浮かべる。食後は酒を飲みながらまったりとした時間が流れていく。ソファーに並んで座りテレビを見る。然もない時間。だけどこの上ない幸せ感を感じる。その後は必ず交わった。一戦を終え抱き合っている。心地よい大輔の筋肉。大輔は俺の胸に顔を埋めている。
「健兄ぃ明日から3日間出張だよな」
「あぁ」
「寂しいな」
「戻ってきたらいっぺぇ可愛がってやるからな」
「うん」
ギュッと抱きしめ頭を撫でてやった。
「じゃぁそろそろ帰る」
「判った」
玄関迄見送る。いつもより長いキッス。唇が放れる。そっと手で顎髭を撫でてやる。
「じゃぁな」
「うんまた……」
出張が終わった。今夜は大輔が泊まりに来る。夜7時50分インターホンが鳴った。ドアを開ける。オレンジのパーカーにジーンズ姿の大輔が立っていた。
「健兄ぃ逢いたかった」
直向きな目で俺を見てくる。
「俺もだ。さぁ上がれよ。飯の用意出来てるからさ」
「うん」
リビングに通した。大輔がチョコンと座っている。
「お待たせ」
「凄ぇ美味そうっす」
テーブルを挟み向かい合って座る。グラスにビールを注ぎ合った。グラスがカチンと触れ合う。冷たいビールが喉越しいい。爽やかな笑顔を浮かべながら大輔が俺に語る。筋肉のこと、ジムでの出来事、新しいプロテインの事。俺はうんうんと頷いた。飯が済みソファーに並んで座り焼酎の水割りを飲んでいる。3杯目が空いた。ほろ酔い気分の俺。大輔の目の周りが桜色に染まっている。俺の太腿に手を置いた。
「行くか」
「うん」
大輔の手に俺の手を重ねる。鼓動が早鐘のように早くなった。寝室の扉を開ける。灯りを燈すとベッドが隠微に浮かんできた。
「健兄ぃ」
大輔が後ろから抱きついてきた。ケツに硬いものが当たる。首筋に荒い息が降りかかった。俺達は着ているものをバサバサ脱いでいく。六尺一丁になった。
褌 (11)
俺達の前袋は既に膨らんでいる。褌を其々解いた。2人のちんぽが一気に天を衝く。俺はベッドに大輔を押し倒した。乳首に舌を這わせる。同時にちんぽを弄った。
「あっあっあっ…んぁ」
「今日は金玉空っぽにしてやるからな」
「うん」
視線がぶつかる。健気な目。俺の性感が烈火のごとく上がっていく。乳首を舌で責めながらおまんこを撫で捲った。
「あぁぁ…凄ぇ…」
繰り返される俺の攻め。大輔はカラダを震わせながら喘ぎ続けた。今度は大輔が上になる。大輔のカラダが下にずれた。俺のちんぽに舌が這ってくる。根元から亀頭目掛けて舐め上げられた。
「はぁ…美味ぇ」
亀頭を唇で挟まれる。俺のちんぽが呑み込まれ始めた。舌が執拗にちんぽに絡んでくる。俺は腰をグイグイ突き上げた。
「んくっ…堪らんぜ。もっと舌絡めろよ」
大輔は俺のちんぽをしゃぶり捲る。同時に俺の大胸筋に手を這わせると揉んできた。親指の腹が俺の乳首這ってくる。ちんぽに血液が充填されるのが自分でも判った。
「俺にもしゃぶらせろ」
大輔のカラダが反転する。69の体勢になった。眼の前の大輔のちんぽを俺は頬張る。口の中に我慢汁が広がってきた。ジュボッジュボッジュボッ…ジュルッジュルッジュルッと淫猥な音が鳴り渡る。大輔の金玉を軽く握った。竪琴を奏でるように指を這わせる。大輔のカラダが微動した。
「ん、んん、ん」「んん、ん、んん」くぐもった喘ぎ声が耳に響いた。俺の顔が前後に抽動する。大輔のちんぽが俺の喉壁を激しく擦った。金玉の奥で雄汁が彷徨い始めてる。その途端俺の喉奥に生暖かい汁がぶつかってきた。強烈な快感が襲ってくる。俺は大輔の口の中で戦慄いた。2人のちんぽが放たれる。視線がぶつかった。大輔の喉がゴクンと鳴る。俺の喉もゴクンと鳴った。大輔の濃厚な汁。俺の体内へと流れて行った。大輔の俺に覆い被さってくる。俺はギュッと抱きしめた。
「美味かったぜ」
「俺もっす」
唇が交わる。舌を絡めた。2人の汁が口の中で溶け合っている。やけに男臭い味がした。大輔のちんぽを弄る。そこは萎えることなくガチガチになっていた。
「健兄ぃ……」
大輔が勃起を俺のちんぽに擦り付けてくる。萎えかけていた俺のちんぽが息を吹き返した。
「欲しくなってきたのか」
「うん」
「上に乗っかってこいよ」
「うん…」
大輔が俺のちんぽを咥える。
尺八 (1)
俺のちんぽは一気に勃起した。
「凄ぇ…血管浮き出てるぜ」
大輔な淫乱な笑みを浮かべた。俺のちんぽにジェルを塗り込める。自分のおまんこにもまぶしてた。大輔が俺に跨る。後手に俺のちんぽが握られた。穴に宛がうと腰を沈めてくる。
「あぁぁぁぁ挿いってくる。いぃ…デケぇ」
ズボズボと俺のちんぽが呑み込まれ始めた。
「んぁぁぁぁ…いぃ…気持ちいぃ」
俺のちんぽは根元まで呑み込まれた。大輔の腰が上下に動く。俺はその動きに合わせて腰を突きあげた。
「あっ当たる…やべえ、んん」
俺は激しく突き上げる。同時に両腕を伸ばすと大輔の乳首を指でなぞってやった。
「んぁはぅ…いっす…気持ちいぃ」
大輔が自分のちんぽを手で握り扱き始めた。
「扱くんじゃねぇ…俺のちんぽだけで射かせてやるからな」
大輔がちんぽをふっと放した。俺は大輔の奥壁目掛けて腰を突きあげる。大輔のちんぽは自分の腹を叩いていた。グシュッグシュッグシュッ…ジュグッジュグッジュグッ火照った音が耳に響いてくる。
「あっ駄目だ。そんなにされたら…俺」
「射けよ…いいぜ」
「あぁぁぁぁぁぁ…洩れる…んぁんぁ射く、射ぐ…んぉぉ出る」
ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ大輔のちんぽから白濁汁が噴きあげる。その汁は俺の顔に迄飛んできた。大輔に俺を抱き起させる。向かい合う体勢になった。
「気持ち良かったか」
「うん…トコロテンしちまった」
大輔が抱きついてくる。俺はきつく抱きしめた。
「健兄ぃ…顔に掛けちゃってごめんよ」
「構わねぇよ。お前の汁だからな」
大輔が俺の顔に付いてる汁を舐め取っている。にんまりとした笑みを浮かべていた。唇が寄ってくる。俺はその唇に唇を合わせた。密着する俺と大輔。2人の腹の間にある大輔のちんぽはまだ燻ぶっていた。
「2発も出したのに淫乱なちんぽだな」
「こいつのせいだろ」
俺のちんぽが大輔の内壁に締め付けられた。
「判ったぜ。俺のせいなんだな」
「うん」
ドキッとするような可愛い笑顔を大輔は浮かべた。
「もっと哭かせてやるからな」
ゆっくりと大輔を倒すと正常位になった。ガシガシ俺の腰が動き始める。
「あぁぁぁぁぁ…あぁっあっ」
大輔の両脚を抱え直しグイッと前に押し倒した。大輔は口を半開きになっている。艶っぽい雄色を醸し出していた。いきり勃った大輔のちんぽ。尖端からは我慢汁が溢れている。俺は上から腰を突き下ろした。
「あぁぁぁぁぁ…んぁ…また…射っちゃう…健兄ぃ」
大輔の内壁が収縮する。俺のちんぽが締め付けられた。
「おっおれもやべえ…種仕込むからな。俺のガキ孕めよ」
大輔の首がコクコク動いた。俺の腰が波動する。その波が大輔に伝ったみたいだ。パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…俺のカラダが激しく大輔を叩く。大輔のおまんこが俺を締め付けた。
「あぁぁぁぁぁぁ射く、洩れるぅ…健兄ぃ…んくんくんくぅ」
「お、俺も射く…射ぐ…んぁぁ」
ドピュッドピュッドピュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ大輔がまたトコロテンする。同時に俺も大輔の雄膣の奥目掛けて噴射した。ちんぽを引き抜く。どっさりと大輔の上に倒れ込んだ。
「気持ち良かったぜ」
「俺も最高だった」
大輔は満面に笑みを浮かべている。自然に唇が重なった。大輔をぎゅっと抱きしめる。3度も精を放った大輔のちんぽ。息を荒げ脱力しかけた大輔の面様とは裏腹に、萎えてはいなかった。
「健兄ぃ……」
「ん、何だ」
「覚えてる。さっき言ったこと」
「えっ……」
「金玉空っぽにしてやるって…」
大輔が俺のちんぽを握ってくる。俺のちんぽはまた芽吹きだした。
「俺まだ空っぽになってねぇんだ。ねっ…もっとしよ」
結局この晩俺達は深夜まで盛り合った。翌朝目覚めると大輔は可愛い寝息を立てている。手でしっかりと俺のちんぽを握っていた。唇にちゅっとする。
「あっおはよう」
「起きたか」
寝ぼけ眼の大輔。それはそれで俺の目に可愛く映った。
「シャワー浴びるぞ」
「うん」
俺達はシャワーを浴びると褌を交換して締めこんだ。初夏の陽光が眩しく部屋に射し込んでいる。初めて迎えた一緒の朝。この上ない嬉しさを感じた。フレンチトーストとサラダ、スープの朝食を摂り食後の珈琲を飲んでいる。香ばしい薫りがやけに心地よく感じた。
「なぁ出掛けるか。お花見しようぜ」
「お花見って……」
「チューリップが綺麗な公園があるんだ」
「うん」
俺は車を出した。助手席の大輔。車中で燥いだ。車を転がすこと30分。目的地の公園に着いた。園内に入る。色とりどりのチューリップが咲いていた。
「綺麗だな」
「うん」
初夏の爽やかな風を感じながら、園内を廻る。昼飯にはバーベキューを食べた。ボートに乗る。2人乗りの自転車を一緒に漕いだ。ゆっくりと陽が傾いていく。日本庭園の池に夕陽が当たり茜色に輝いている。俺達はぼんやりと眺めていた。
「健兄ぃキスしたい」
「人いるだろ」
「いないよ」
回りを見渡すと誰もいなかった。俺は大輔の両頬を抑える。唇を寄せていく。唇が触れ合った。舌を深く挿れる。軽めのキッスの積りが何時しか濃厚になった。遠くで人の声が聞こえる。もう見られてもいいと思った。大輔をきつく抱きしめる。背中に回した腕に力を入れた。
「大輔、愛してる」
「俺も健兄ぃ愛してる」
「帰ろうか」
「うん」
俺達は駐車場に向かった。途中若い男女のカップルがピースサインを送ってくる。
「お幸せに……」
見られてたみたいだ。すれ違う時可愛い女の子が声を掛けてくる。顔が熱くなった。
「ありがとう」
俺の声。大輔を見る。嬉しそうに笑顔を浮かべていた。俺達を乗せた車が動き始める。
「楽しかったな。また出掛けような」
「うん」
俺達の付き合いは始まったばかりだ。だけどずっとこのままでいたい。こいつはどう思っているんだろ……助手席の大輔を見る。視線が交差した。
「健兄ぃ…俺ずっと健兄ぃと一緒にいたいな」
「そうだな」
車は一路おれんちへ向かった。
[ 2015/04/18 15:11 ] インストラクター | TB(-) | CM(0)