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えにし①

 俺は秀正32歳島津造園という会社を営んでいる。5年前親方である父親が急逝した。俺と母親は今後のことを思惟する。従業員を雇うことにした。その時入ってきたのが井崎元春当時23歳だ。俺と同じように坊主頭で髭を生やしている。
髭 (6)
愁いを帯びた表情を浮かべていた。印象的だったのは途轍もなく澄んだ目。面接した俺とお袋だけどお袋が物凄く気に入っていた。元春の父親は中2の時に母親は高1の時に亡くなっている。結局高校中退。バイトを転々としていると聞いた。住まいは無い。ネットカフェに泊まったり友達の所に泊まったりしているらしい。面接でここまで言うかと思ったけどそんな所もお袋は気に入ったようだ。結局お袋の一声で採用。住み込むことになった。赤の他人を家に入れる。俺的には少し心配があったのも事実だ。
「私の人を見る目は間違いないわ。あの子は大丈夫よ。お父さん選んだのも私なんだから……」
お袋は訳の分からない事を言っていた。俺の親父。確かに素晴らしい人だった。仕事では妥協を許さない。家庭では俺とお袋に対して無茶苦茶優しかった。目を瞑るとあの笑顔が浮かんでくる。それに俺に造園士としての技術を残してくれたのだから……
お袋の目は確かだった。メキメキと腕をあげる元春。雨で現場が流れるとお袋の仕事である事務も手伝っていた。お袋に習いながら料理もしている。ゴミ出しに掃除。自分から奨んでやっていた。
「あんたが女だったら嫁にきて欲しいわ」
お袋が良く言っていた。歳が近い俺と元春。呼び方も井崎から元春と変わっている。何時しか兄弟のようになっていた。俺と元春は体格も似ている。身長166㌢の俺。元春は165㌢だ。体型は2人共ガッチリしている。服とか良く貸借りした。昨年母親が癌の為他界。今俺と元春は2人で住んでいる。現場、家、遊び。同じ時間を共有する事が多い。
「彼女欲しくないのか」
「ないっすよ」
女の話題になると然もない答えが返ってくる。シャイな元春。俺が一肌脱がねばと思っていた。元春は仕事も家事も良くやってくれる。今夜ちょっと高めの和食屋に連れていく積りだ。現場から家に軽トラで帰る。ちょびっとお洒落した。向かったのは繁華街のある駅。燻し銀のような佇まいの店が迎えてくれた。奥のテーブル席に案内される。俺逹は向かい合って座った。ビールと先付けが運ばれてくる。グラスにビールを注ぎあった。
「お疲れ……」
グラスがカチンと触れ合った。料理が次々と運ばれてくる。酒を飲み料理を堪能した。元春が通ってるジムの事、仕事の事、この前一緒に観に行ったプロレスの事。話は盛り上がった。寡黙な元春。今夜はやけに饒舌たった。俺逹は店を出る。時刻は夜9時を回った所だ。
「明日休みだからもっと飲もうぜ」
「あっいっすね」
カラオケボックスに思いっきり歌った。今馴染みのBARに来ている。元春も何度か連れて来た事のある店だ。小洒落た大人の店。スタンダードジャズが流れている。俺逹はバーボンのロックを飲みながら色んな事を語り合っていた。
「あっ親方やべぇ終電間に合わねぇ」
「あっホントだ。どうする」
「ヒデちゃんレンタルルームならあるぜ。泊まれるか聞いてやろうか」
マスターが声を掛けてきた。
「あっ済まねぇ。頼むよ」
マスターが電話している。
「ツインでいいならあるってさ」
俺は元春に目をやる。元春はコクンとうなずいた。
「マスター、じゃぁ頼むよ」
俺逹は店を後にする。駅に向かって歩いていく。大通りを渡った。
「親方ここみたいっすよ」
中に入るとフロントで鍵を受け取った。白を基調とした清潔感のある部屋。ベッドが2つ並んでる。壁際にはテーブルセットがあった。其々シャワーを浴びる。ガウンを纏った。テーブルを挟んで向かい合って座る。程良く冷えた烏龍茶がカラダに沁みていった。
「寝るぞ」
「うん」
其々ベッドに潜り込んだ。元春の微かな寝息が聞こえてくる。俺もうつらうつらとし始めた。どれ位眠っただろう……股間に温もりを感じた。目を開ける。布団が剥がれていた。ぼんやりと見える黒い物体。目を凝らした。元春……俺のちんぽをしゃぶっている。金玉を摩られた。咄嗟に目を瞑る。どうする俺。起きて元春を制するか……それともこのまま素知らぬ振りをするのか……元春はゲイだったのか……俺のちんぽが元春の口の中でドンドン大きくなっていく。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ淫猥な音が耳に届いた。俺が元春を制したらあいつはどうなる。色んな事が頭の中を駆け巡った。あっ強い快感が押し寄せてくる。金玉の奥で濁流が蠢きだした。ちんぽに舌が絡んでくる。ぎゅうっと締め付けられた。やべぇ……我慢出来ねぇ……俺は元春の口の中で射精した。ゴックン…喉が鳴る音が聞こえる。
「美味ぇ」元春の小さな声が耳に届いた。俺の汁を呑んだと言うのか……今度はクチュクチュと卑猥な音が聞こえる。はぁはぁはぁと荒い吐息が耳に響いた。
「親方ぁ、親方ぁ…好きっす」
クチュクチュクチュ聞こえる隠微な音。
「秀政ぁ、秀政ぁ」
俺の名前を小さい声で呼んでいる。うかつにも俺は目を開けてしまった。元春と視線がぶつかる。狼狽と忘我が混ざったような目をしていた。
「だっ駄目だぁ、おっ、あぁぁぁ、射ぐ、射く、射ぐ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ元春のちんぽから白濁汁が噴き上がった。
「おっ、俺……あぁぁ」
元春が頭を抱えてる。何か言ってやらないと……焦るだけで言葉が見つからなかった。
「元春、気持ち良かったか?俺は気持ち良かったぞ」
「俺はって……気付いてたんだ。おっ親方。あぁぁぁぁぁ」
元春は布団を頭から被ると動かなくなってしまった。フォローにならなかった俺の言葉。目を開けてしまったことを後悔した。
「元春……」
応えは無かった。ベッドに入り目を瞑る。何時しか眠りの世界に落ちていた。目覚めの悪い朝。時刻は8時を回っている。元春が居ない。メールが着信している。元春からだ。
”酔ってたし我慢出来無かった。でもやってはいけないことをしちまった。仕事辞めます。今まで本当にありがとうございました”
即座に俺は電話する。元春は出ない。着衣を整える。一目散で帰路についた。大きな不安感が襲ってくる。あいつが居なくなったら……胸が締め付けられるように痛かった。電車に飛び乗る。最寄駅からは走った。玄関を開ける。元春の部屋のドアを開けた。
「何してるんだ」
元春の背後から声を掛ける。元春は振り向こうとはしなかった。
「引越しの準備っす」
「駄目だ許さねぇ。お前は会社にとって大切な奴だからな」
「えっ……」
「それに、お前打ち合わせ中の現場もあるだろ。仕事放棄したら駄目だぞ。そんないい加減な男に育てた積もりはねぇ」
俺は諭すように語った。
「でも……」
「俺はゲイに偏見なんて全くねぇ。堂々と生きろ。いいな」
俺は言い切った。元春の首が縦に振られる。最悪の事態は回避出来そうだ。何時ものように時が廻る。俺も元春もあのことには一切触れなかった。僅かにギクシャクした空気が漂っている。俺の中で何かが芽生え始めていた。元春を違う目で見ている。元春の事を考えてると切なかった。俺がゲイ。今まで感じた事のない感情が湧き上がってきた。元春に恋してる。俺は気付いた。こんなにも強烈か感情は女にも抱いたことのない。元春は会社にとってだけでなく俺にとっても掛け替えの無い存在になっていた。明日今の現場が終わる。俺はあることを考えていた。午後3時施工が終わる。俺達は家路に着いた。
「元春今日ちょっと付き合ってくれよ」
「えっ……」
元春が運転しながら応えた。表情は硬い。あんなことがあって以来少しギクシャクしている。
「居酒屋の食事券あるから今夜は外食しようぜ」
「う、うん」
俺達は一端家に戻る。少し休んでから家を出た。向かったのは俺達の最寄り駅から20分程度の場所にある寺町。町並みが好きで年に一度位は来ている。元春とも2度程来た事がある街だ。
「ここだな」
俺達は暖簾をくぐった。時間は夜6時。客は疎らだ。窓際の席に陣取る。大ジョッキが運ばれてきた。
「お疲れ……」
ジョッキがカチンと触れ合った。視線が交差する。元春の目は沈んでいた。
「なぁ元春」
「そっすか」
然も無い言葉が返ってくる。会話が弾まぬまま食事が進んだ。1時間程で俺達は居酒屋を後にする。夏の生温い夜風がカラダに纏わり付いてきた。
「ちょっと見せたいものがあるんだ」
「えっ……」
「夜景が綺麗なところあるんだ」
「いいっすよ。行きましょう」
ぶっきらぼうな元春の声。今夜俺はその場所で告る積もりだ。ここからだとバスで15分の高台だ。バスに乗り込むと20人程の客が乗っている。次のバス停で若いカップルが乗ってきた。2人ともキャップを深くかぶりサングラスをしている。次の瞬間事件が起きた。
「このバスはジャックされた」
女が運転手に拳銃を向ける。男が乗客達を後方に集めた。女が運転手の耳元で何か囁いている。後方ににじり寄ってくると男に何かを指示していた。女拳銃を俺達に向ける。男は鞄からロープを取り出すと1人ずつ縛り始めた。一人の男が不穏な動きをしている。女が拳銃の引き金を引いた。ズッギュ-ン…
「逆らうんじゃねぇ」
小さな子供が泣き始める。
「静かにさせろ」
女の怒声が車内に響き渡った。母親らしき人が子供を抱きしめる。子供は泣き止まない。男がタオルで子供を猿轡した。騒然となる車内。乗客達は全員腕を縛られた。男と女の視線が交差する。女が顎で男を指図した。
「てめぇら逆らったらぶっ殺すからな。嘘じゃねえぞ」
男が車内を見渡している。俺の前に立ちふさがった。
「そのふてぶてしい顔気にいらねえぜ。立てよ」
俺はゆっくりと立ち上がる。男の拳銃が俺の眉間に当てられた。
「お前をぶっ殺す」
男が静かに声にする。車内はシーンとなった。
「俺の命は呉れてやる。ただ死ぬ前にこいつに言っておきたい事があるんだ。一瞬だけ俺達の縄を解いてくれ。頼む」
俺の重たい言葉に女が動いた。
「解いてやりなよ」
俺は手帳を取り出した。”俺の死後島津造園の全ての権利を元春に譲る”
「遺言状だ。受け取ってくれ」
俺はその紙切れを元春握らせた。
「元春今でも俺のこと好きか」
「ハイ好きっす」
視線がぶつかった。元春は憂いを帯びた表情を浮かべている。
「お前が会社を辞めようとした時胸が締め付けられた」
元春に目を遣る。
「俺はお前の事が好きだと気が付いた。元春、愛してる。お前と知り合えて良かったよ。ちゃんと抱いてやれなくてゴメンな」
「おっ親方」
元春の目から涙がボロボロ流れている。元春の口髭を静かになぞった。両手で?を覆うと唇を寄せていく。元春のカラダが震えている。軽く唇が触れ合った。
「しっかり生きろよ。力強くな」
「おっ、親方……」
形は予定と違ったけど俺は元春に告れた。未練はある。だけどこれも運命だと思った。俺の命はもうすぐ終わる。一滴涙が頬を伝った。男に目を遣る。俺は両手を前に差し出した。
「縛ってくれ」
男が拳銃を後ろのポケットに突っ込んだ。俺の脳裏に野生の感が過ぎる。一瞬の隙を尽き男の後ろに回り込んだ。。男を羽交い絞めにする。男の股間に膝蹴りを入れた。
「うがっ痛てぇ」
”うりゃー”その時元春の足が男の金玉目掛けて蹴り上がった。同時に女の脇にいた若い女性が動く。女に体当たりを食らわした。女の手から拳銃が転げ落ちる。果敢な女性はそれを遠くへと蹴飛ばした。身体がぶるぶる震えている。乗客達から歓声があがった。パトカーのサイレンが聞こえる。バスが停まると警察が乗り込んできた。逮捕される男と女。バスジャックは終焉した。俺達はバスを降りる。数社のマスコミが来ていた。カメラが向けられる。シャッター音が耳に響いた。バスジャック犯は17歳の高校生の熱愛カップル。親に結婚を反対されたと聞いた。女のお腹には新しい命が宿っていたらしい。この日の朝も女はそのことで母親と大喧嘩したと言う。拳銃は女の父親の持ち物だと聞いた。自暴自棄になった浅はかな2人。可愛そうにも思えた。俺を救ってくれたのは21歳の体育会陸上部の女子学生。及川香澄ちゃん。うら若き女性が簡単にできる行動ではない。この女性の行動を俺は嬉しく思った。
「わ、私…感動したの…キュンとなっちゃって思わずカラダが動いていた。この人を死なせてはならないって……」香澄ちゃんのしんみりとした声が印象に残った。俺達は病院に連れてかれる。検査を済ますと開放された。
「親方タクシーで帰ろうか」
「そうだなちょっと疲れたしな」
今タクシーで家に向かっている。隣に座る元春。そっと手を握ると握り返してきた。
[ 2015/06/21 13:59 ] えにし | TB(-) | CM(0)

えにし②

 家に着いた。リビングのソファーに座る。元春がお茶を入れてくれた。テレビにスイッチを入れる。今日の事件が報じられていた。
”活躍された職人風の男性が部下の男性に愛を告白したらしいですよ。詳しくは判りませんが……”ニュースキャスターの声が響いてきた。
「親方風呂に湯張ったから一緒に入ろうぜ」
「そうするか」
浴槽に並んで浸かる。甘えるように俺の肩に頭を乗せる元春。そっと抱きしめた。改めて見る元春のカラダ。逞しかった。太い首、盛り上がった筋肉。腹筋は見事に割れている。毛深い脚が触れてきた。
「親方、今夜抱いてくれる」
元春がちっちゃい声を上げる。
「あぁ勿論だ」
俺達は其々カラダを洗うと風呂を上がった。腰にバスタオルの巻いたまま俺の部屋の扉を開ける。灯りと燈すとシングルベッドがぼんやり浮かんできた。初めて俺は男を抱く。妙な昂ぶりを覚えた。ベッドの上に傾れ込む。唇を寄せていった。軽く触れ合わせる。髭と髭が交差した。俺は元春の上になる。バスタオル越しに元春の硬いものが俺のちんぽを刺激した。グイッグイッグイッと俺のちんぽは勃起し始める。俺達は唇を貪り合いながら股間を擦り合わせた。
「あぁぁ親方……」
腰に巻いてあった元春のバスタオルを剥ぎ取る。俺も全裸を晒した。元春の上に覆いかぶさる。首筋から耳裏に舌を這わせた。
「ん、んん…はぁ」
カラダを舌にずらした。目の前にある元春のちんぽ。ガチガチに勃起している。俺は舌先を軽く当てた。本の少しの躊躇いがある。だが俺は元春のちんぽをしゃぶった。口の中に我慢汁が広がる。何気に男臭い薫りがした。濃い陰毛が鼻腔を擽る。俺は元春のちんぽに舌を絡めた。
「俺にもくれよ」
俺はカラダを反転させる。ちんぽが暖かな粘膜に包まれた。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ淫猥な尺八音が鳴り渡った。元春の舌が俺のちんぽに絡んでくる。俺も絡め返した。
「はぁ、親方のちんぽ美味ぇっす」
今度は元春が上になる。2本のちんぽを重ねると扱き始めた。
「あぁぁぁぁ…気持ちいい。親方のちんぽ暖っけぇ」
「俺もいいぜ」
クチュックチュックチュッ…クチュックチュックチュッと卑猥な音を奏でながら扱かれる。快感の波が押し寄せてきた。
「あぁ堪んねぇ。やべぇ射きそうだぜ」
「おっ親方、一緒に…」
「おお判った」
元春の手に握られた2本のちんぽ。ゴシゴシ扱き上げられた。射精感が襲ってくる。俺は一気の昇りつめた。
「あぁぁぁぁぁぁ射く…射ぐ…んぁぁ射く」
「俺も射ぐ…射く…出る」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
2本のちんぽから白濁汁が噴きあがった。元春が俺の上に倒れこんでくる。自然に唇が触れ合った。
「親方、気持ち良かったよ。俺」
「俺もだぜ」
「ちんぽとちんぽ擦れ合わせるの兜合わせって言うんだ」
「へぇそうなのか」
「うん、男同士でしかできないHだぜ」
「確かにそうだな」
元春を抱きしめる。背中に回した腕に力が入った。また唇を合わせる。一端唇が離れるとまたキスをした。
「なぁ男同士ってここ使うんだろ」
俺は元春のケツ穴に指を這わせた。
「うん」
「お前出来るのか」
「うん出来る。親方俺に挿れてぇのか」
「いや構わねぇよ。てか挿れて欲しいっす。ちょっと待ってて」
元春は部屋を出る。直ぐに戻ってきた。元春のちんぽは萎えることなく勃っている。腹に付く位勃起していた。
「これ使ってくれよ」
俺は1つのボトルを手渡された。
「男のおまんこは女とは違うからな。こいつで解すんだぜ」
「判った。その前にだ」
俺は元春の両脚を抱え上げる。ケツ毛を掻き分けた。現れた元春の穴はヒクヒク蠢いている。ゴクンと俺の喉が鳴った。その穴に俺は舌を這わせる。穴に沿って舐め上げた。
「親方、汚ねぇ」
「そんなことねえぜ。綺麗な桜色して堪らんぜ」
俺はそこをジュルジュル舐める。次第に柔らかくなってきた。俺はローションを穴に塗り込める。指を1本中に挿れた。抗うことなく俺の指が呑み込まれる。指を2本3本と増やしていく。前後に抽動させる。元春のカラダが左右に捩れた。
「親方、来てくれよ。奥のほうが切ねぇんだ」
元春は自ら両脚を抱える。俺は自分のちんぽにローションを塗り込めた。
「挿れるぞ」
「うん」
俺は元春のケツ穴にちんぽを宛がった。腰に力を入れる。ズブッズブッと俺のちんぽが挿いっていった。
「痛くねぇのか」
「うん、大丈夫っすよ」
俺は根元まで呑み込まれる。腰をゆっくりと動かし始めた。内壁が俺を締め付ける。ねっとりと絡んできた。
「んぁぁ…締まるぜ」
「俺もいっす。気持ちいっす」
俺の腰が激しく突動し始める。ガシッガシッガシッと突き込んだ。
「あぁぁぁぁぁ…いい、親方ぁ」
突き込みながら乳首に指を這わせる。もう片方の乳首には舌を這わせた。
乳首 (6)
元春のカラダがぶるぶる震える。顔付きがトロンとしてきた。
「乳首感じるみてぇだな」
乳首を執拗に攻める。同時に腰を突き上げた。元春を四つんばいにさせる。後ろから嵌めると突き込んだ。耳裏に舌を這わせる。首筋を舐め上げた。
「あぁぁぁぁぁぁ…いい…んぁぁぁぁいぃ」
哭き続ける元春。愛おしさが倍増した。元春の首を捩じらせる。唇を奪った。舌を執拗に絡める。腰をグイグイ動かした。
「ん、んん、ん」
元春の口からくぐもった喘ぎが聞こえる。元春を仰向けにさせた。脚を抱え上げる。ちんぽをまんこ口に宛がうと吸い込まれていった。突動する俺の腰。突けば突くほど元春の内壁が纏わり突いてくる。ぎゅうっと収縮してきた。
「凄ぇおまんこだぜ。堪んねぇ」
「おっ親方…やべぇ」
突き込みながら元春のちんぽを扱いた。グシュッグシュッグシュッ…クチュックチュックチュッ…ジュグッジュグッジュグッ卑猥な音が轟きを上げる。ちんぽとまんこの粘膜同士が絡まりあった。元春のカラダが仰け反る。俺の突き込みが激しさを増した。
「あぁぁぁそんな…んぁぁんぉ…射ぐ、射く…あぁぁ射く」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ元春のちんぽから白濁汁が噴きあがった。その途端内壁が激しく収縮する。金玉の奥が熱くなってきた。
「あぁぁぁぁぁぁ…やべぇ、んくぅ締まるぜ。いっ射ぐ…あぁぁ射く」
俺は元春の雄膣目掛けて雄汁をぶっ放した。尚も執拗に元春の内壁が締め付けてくる。
「あぁぁ…駄目だ。んぉぉぉぉぉまた射く」
元春の中で俺は雄叫びを上げた。どっさりと元春の上に倒れこむ。その弾みでちんぽが引き抜けた。元春が俺に抱きついてくる。唇を寄せていくと静かに触れ合った。
「元春、いいおまんこだな。俺ヘトヘトだぜ」
「親方……」
元春の目から涙が一滴頬を伝っている。そっと舌で拭ってやった。
「どうした」
「俺親方のもんになったんだな」
「あぁそうだぜ」
きつく抱きしめる。元春は甘えるように俺の胸に顔を埋めてきた。
「元春、可愛過ぎるぜ」
「親方……」
健気な目で俺を見てくる。優しく唇を合わせた。初めて男を抱いた俺。俺のカラダは元春の虜になった。どれ位抱き合っていただろう。元春は寝息を立てている。俺も微睡みの世界に落ちていった。結ばれて初めての朝を迎える。窓を開けると爽やかな陽光が射し込んできた。ご飯を済ませ珈琲を飲んでいる。元春がスマホを開いた。
「凄ぇ…ネットで俺達のことが書かれてある」
「えっ……」
色んなニュースサイトに書かれてあった。2チャンネルには多くの人がコメントを入っている。賛辞が多かったけど中には”キモい”等誹謗中傷もあった。
「みんなに知られちまったな」
「うん、でもいっすよ。それに俺達だって判らないしさ」
元春が俺を真直ぐに見てくる。一途な視線を投げかけてきた。
「親方、俺さ秘密があるんだ」
「何だ。言ってみろよ」
「俺さ、金に困ってカラダ売ってた」
「えっ……」
一瞬言葉に詰まった。元春と視線が交差する。
「おっ、おや……」
俺は元春の唇を奪い奴の言葉を塞いだ。
「構わねぇよ。俺だって散々女遊びしてきたんだからな」
「親方……」
再度唇を重ねた。軽めのキッス。何時しか舌が絡み合い濃厚になった。
「出掛けるぞ」
「えっ……何処に」
「お前の引越しの準備しないとな」
「引越しって……」
「今日から俺の部屋で寝泊りするんだろ。シングルベッドだと狭いからさ。なっ」
「うん」
俺と元春を乗せた軽自動車が動き始めた。
[ 2015/06/21 13:43 ] えにし | TB(-) | CM(0)

えにし③

 今日俺達は警察から表彰される。夏の眩い朝陽を浴びながら警察に向かった。暑い日差しがやけに心地よく感じる。
木漏れ日 (3)
俺達は香澄ちゃん再開できた。表彰式が終わる。数社のマスコミが俺達を待ち構えていた。
「ちょっとお話聞かせて貰っていいですか」
俺達3人は無視して通り過ぎようとした。執拗いキャスター達。俺達は仕方なく立ち止まった。
「どんな状況で愛を告白されたんですか」
事件のことは殆ど無く質問は俺達のことばかりだった。苛立つ俺。視線が好奇の目に見えた。矢継ぎ早に繰り出されるキャスターの言葉。偏見はないと思っている。だがあまり語りたくないと思ったのは事実だ。
「俺はこいつを生涯守っていく。それだけです。行くぞ」
俺は言い切るとその場を立ち去った。マスコミ連中の痛い視線を感じる。この日を境に俺達と香澄ちゃんの付き合いが始まった。時々俺んちまで香澄ちゃんは彼氏の芳樹君と一緒に遊びにくる。元春の手作りスイーツを食べながらお茶をした。香澄ちゃんが目をキラキラさせながら色んなことを話してくる。時々俺達のことを聞いてくるけど嫌ではなかった。寡黙だった元春も良く喋る。明るい声を上げながら振舞った。俺の部屋には今ダブルベッドが置かれている。元春の部屋はゲストルームになった。香澄ちゃん達がたまに泊まりにくる。元春と香澄ちゃんの手料理を食いながらみんなで騒いだ。仕事に家庭。俺達の生活は充実している。鈍った躰を鍛えなおす為にジムにも通い始めた。この前一緒に行ったハッテンビーチ。逞しい男達が一丁で日焼けしている。俺は初めて六尺を締めてみた。前袋から元春の濃い陰毛がはみ出ている。俺達もシートを敷くと日焼けを始めた。
日焼けS
「元春タイプいるのか」
元春がキッと俺を睨み付ける。
「ここににいるよ」
ぎゅっと俺の前袋が握られた。
「悪かったな。おかしなこと聞いて……」
オデコにチュッとした。
「兄貴ぃ帰ってしようか」
「あぁそうだな」
俺は今に嵌っている。俺達は六尺を常用するようになった。この前初めて元春に掘られた俺。感じてしまった。俺の中で元春の存在が大きくなっている。掛け替えの無い相手に巡り合えたことを俺は感謝した。時が巡る。また夏を迎えた。俺の中に女は微塵もない。あるのは元春だけだ。今日俺達はささやかな結婚式を挙げる。昨日俺と元春は両家の墓前で報告した。今朝役所で入籍を済ませる。躰を清めると真っ新なを締め込んだ。白の乗馬ズボン、鯉口シャツ、腹掛けを身に着ける。上にはやはり白の半纏を纏った。
「元春、いよいよだな」
「うん」
「お袋の望み通り元春が俺の連れ合いになったんだな」
「うん、小母さんから母さんになった」
元春と視線がぶつかる。瞳の奥から眩い光を放っていた。夕刻6時インターホンが鳴る。来賓で立会人の香澄ちゃんと芳樹君が見えた。
「いらっしゃい」
「おめでとうございます」
俺の声に香澄ちゃんが明るい声で応える。芳樹君が真っ赤なバラの花束を元春に渡した。
「ありがとな」
俺は言葉を返した。元春が俺の隣で微笑んでいる。2人をリビングに通した。ダイニングテーブルには元春手作りの料理が並んでいる。俺達はテーブルを囲んだ。
「カッコいっすね」
芳貴君の声。
「ホントね。庭師って感じでとてもいいわ」
香澄ちゃんが声にする。
「始めるぞ」
俺が声を上げた。結婚証明書に俺と元春が署名する。立会人欄には香澄ちゃんと芳貴君が署名した。俺は元春の手をとる。左手の薬指に指輪を嵌めた。今度は元春が俺の左薬指に指輪を嵌める。刻印はvincula”絆”俺達は2人の立会い人の前で正式に連れ合いとなった。
「ねぇキスはしないの」
「そうだよな。結婚式ってキス付き物だもんな」
俺達は立ち上がる。静かに唇を合わせた。
「わぁ素敵……」
香澄ちゃんと芳樹君の拍手が部屋に鳴り響いた。4つのグラスにビールが注がれる。カチンと触れ合った。
「おめでとう」
「お幸せに……」
2人の言葉が優しく耳に響いた。料理を食らい酒を飲む。話も弾んだ。
「俺達、元兄ぃとヒデ兄ぃ見てるといっぱい元気貰ったもんな」
「そうよね」
2人は目を輝かせながら色んなことを語ってくれた。
「実はさ俺達報告あるんだ」
「えっ何だよ」
俺と元春は目を合わせた。
「ジャーン俺達こいつが卒業したら結婚します」
「おめでとう」
俺と元春の声が重なった。
「もう1回乾杯するぞ」
俺が声を張り上げる。4つのグラスが触れ合った。
「元兄ぃみたいな良い奥さんにならないとね。花嫁修業に押しかけるからね」
「おお来てくれよ」
和やかな雰囲気の中宴が終わった。
「泊まってくか」
「今夜は止めときます。2人の初夜だからな」
俺の言葉に芳貴君が声を返した。玄関まで見送る。2人は仲睦まじく帰っていった。バスジャック。あの事件が縁となり俺達は仲良くなった。俺のことをヒデ兄ぃと元春のことを元兄ぃと慕ってくれる。その2人が今度結婚する。あの2人なら暖かな家庭を築けるだろうと俺は思った。
[ 2015/06/21 13:35 ] えにし | TB(-) | CM(0)

えにし④

 初夜の扉が開いた。部屋の灯りが淫猥に目に映る。心臓が早鐘のように高鳴ってきた。はぁはぁはぁと元春が荒い呼吸をしている。着ている庭師装束を俺達は脱いだ。褌一丁になった俺と元春。抱き合うと前袋を弄りあった。我慢汁が溢れてくる。前袋を濡らした。元春の褌を解いてやる。俺も元春に褌を解いて貰った。プルンとちんぽが弾けてくる。抱き合うとちんぽ同士を擦りあった。俺は元春の足許に跪く。元春のちんぽを頬張った。金玉を軽く握る。付け根辺りから亀頭目掛けて舌を這わせた。今度は舌先で亀頭の括れを擽る。亀頭を唇で挟むと舌を絡めながら呑み込んだ。元春の腰が前後に抽動する。喉壁が激しく擦られた。元春の金玉を摩る。真ん中の縫い目に指を這わせた。我慢汁が溢れ口の中に広がる。俺は顔を前後に動かした。
尺八 (15)
「んぁぁぁぁぁ…はぅ…兄貴の喉まんこ堪んねぇ」
俺は更に舌を絡める。同時に腕を伸ばすと元春の乳首を弄くった。
「あぁぁぁぁぁ…射っちゃう…兄貴ぃ」
俺の喉奥に元春の汁がぶつかってきた。元春を見上げる。ちんぽを解放した。俺の喉仏がグイグイと動く。濃厚な元春の汁が体内へと流れていった。
「美味ぇな。お前の汁はよぉ」
「今度は俺が呑む番だからな」
俺はベッドに腰を掛ける。足許に跪く元春。俺のちんぽをしゃぶると顔を前後に動かし始めた。ねっとりと舌が絡んでくる。今度は横咥えしてきた。金玉が手で覆われる。4本の指が竪琴を奏でるかのように這ってきた。
「んくぅ堪らんぜ」
唇で亀頭が挟まれた。俺のちんぽが飲み込まれ始める。俺の腰が自然に前後に動く。俺と元春の動きが合ってくる。金玉の奥がジンジンしてきた。俺の腰が突動する。元春の顔が前後に動いた。
「あぁぁぁぁぁ…射ぐ…んぉぉぉぉぉ射く」
俺は元春の喉奥の壁目掛けて雄汁を放った。静かにちんぽを引き抜く。元春の喉がゴクンと鳴った。
「はぁ…美味ぇ」
俺達はベッドの上に横になった。元春が寄り添ってくる。ぎゅっと抱きしめてやった。
「人心地ついたな。まだまだだからな」
「うん判ってる」
唇を合わせる。舌を絡めあった。口の中で2人の残り汁が融合する。ふっと唇を離した。
「挿れてくれよ」
俺は枕を腰の下に敷いた。両脚を抱え上げる。穴をヒク付かせてみた。グイッグイッグイッ元春のちんぽが一気に硬度を上げている。ガチガチに反り返り天を衝いた。目が荒々しくなっている。おまんこの奥のほうが熱くなってきた。ケツ穴を舐められる。舌が這ってきた。
「あぁぁ…あぁぁ…んぁぁ」
「へへ兄貴も大分おまんこ感じるようになったもんな」
「バカたれ余計なこと言うな」
穴口が撫でられる。カラダが震えた。指がゆっくり挿いってくる。内壁がなぞられた。
「あぁぁぁぁ…んぁぁ」
「親方の哭き声可愛いぜ」
「こんな時親方なんて言うな」
内壁がズリズリ擦られる。
「あぁぁぁぁ…んくぅ」
「そろそろよさそうだな」
ローションを穴口に塗られる。元春のちんぽにも塗りこめていた。ちんぽがケツ穴に宛がわれる。元春の腰が動いた。俺は元春を呑みこみ始める。元春のちんぽに手を添えた。鉄のように硬くなっている。元春の腰に力が入る。俺は根元まで呑み込んだ。元春はガシガシ腰を突き始める。内壁が激しく擦られた。元春の顔が近づいてくる。俺の方から唇を合わせた。舌を絡め合いながら突かれる。快感が押し寄せてきた。
「あぁぁぁぁいぃ…んぁぁ」
「もっと感じさせたるからな」
グイッグイッグイッ元春の腰が突動する。ちんぽが奥の方まで届いた。乳首に舌が這ってくる。真ん中の突起を甘噛みされた。
「んぁぁぁぁ…んぉ」
元春の腰の動きが大胆になった。
「おら、突くぜ。秀政、もっと気持ちよくしてやるからな」
元春は額に玉のような汗を掻いている。その1滴が俺の胸に落ちた。グシュッグシュッグシュッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは卑猥な交尾音が奏でられる。パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン俺は激しく叩かれた。俺のちんぽが握られる。突かれながら扱き捲くられた。元春の腰が波動する。大きな波が襲ってきた。
「んぁぁぁぁぁ…締まるぅ兄貴のおまんこ堪んねぇ」
「んぁんぁ…俺もいぃ、んん、はぅ」
元春の腰が猛動する。濃い陰毛がケツタブに当たってきた。
「あぁぁぁぁぁぁ兄貴ぃ…射ぐ、射くんぁぁぁぁぁ射く」
おまんこの奥に生暖かい汁を感じる。俺は一気に上り詰めた。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は乳白色の粘液を噴き上げる。その液が弧を描きながら俺の胸の上に舞い降りた。元春の腰がクイックイッと動く。内壁がちんぽで摩られる。静かにちんぽが引き抜かれた。
「兄貴ぃ凄ぇ良かった」
「俺も良かったぜ」
「兄貴、おまんこ大分感じるようになったもんな」
「こいつのせいでな」
俺は元春のちんぽをぎゅっと握る。そこは萎える事はなく鋼鉄のように硬かった。元春が俺に寄り添ってくる。しぼんだ俺のちんぽが握られた。
「少し休ませろ」
元春がニッと笑みを浮かべる。俺のちんぽに舌を這わせてきた。亀頭を咥えられる。舌がねっとりと絡んできた。
「へへ勃ったぜ」
「このやろう」
元春はローションを自分の穴に塗り込めている。俺の上に跨ると後ろ手で俺のちんぽを握った。穴口に当てる。一気に腰を沈めてきた。
「うぅぅ…はぁ挿いってくる。堪んねぇ」
俺は根元まで呑み込まれる。元春の腰が上下に動いた。ぎゅうぎゅう俺のちんぽが締め上げられる。元春のちんぽはガクガク震え腹を叩いてた。
「あぁぁんぁ…気持ちいぃ」
俺は抱き起こされる。向かい合う体位になった。唇を寄せていく。貪り合うように舌を絡めた。俺に抱きつく元春。グイッグイッと腰を突き上げた。
「んぁぁぁぁ兄貴ぃ…いぃ、良すぎる」
「これから本番だからな」
俺はそのまま元春を押し倒した。俺は元春に覆い被さる。自然に腰が突動した。
「んぁぁぁいぃ…あっそこやべぇ」
俺の右脚と元春の左脚が交差する。元春の右脚を肩に抱えた。
「あぁぁぁぁぁ当たる…んぁんぁんぁ」
「ここがいいんだな。突くぜ。おらよ」
弛緩と収縮を繰り返す元春のおまんこ。俺のちんぽに内壁が絡んでくる。
「あっそんな…んぁんぁ…洩れる」
ドビュッ…元春のちんぽから白い汁が噴き出た。
「へへ、堪らんぜ。久しぶりにトコロテンしたな」
正常位に戻した。俺の腰が突動する。激しく元春を攻め立てた。
「んぁぁぁ兄貴、狂っちまう…んぁぁぁぁぁ」
「いいぜ。狂えよ、俺がついてるんだからな。受け止めてやるぜ」
突きこみを深く重たくする。大きく腰を引くと一気に突きこんだ。
ズッゴーン
「あぁぁぁぁぁ」
ズッゴーン
「んぁぁぁんぉ」
突きこみながら元春の乳首に指を這わせる。指の甲で乳首を掻き上げた。ジュグッジュグッジュグッ…グシュッグシュッグシュッ火照った音が部屋に鳴り渡る。元春の内壁が収縮した。
「んぁぁ締まるぜ」
「あぁぁ…兄貴ぃ」
元春の顔付きが恍惚としている。ちんぽからは我慢汁が洩れていた。パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン俺の腰の動きに拍車が掛かる。筋肉同士がぶつかり合った。
「あぁぁんぉ」
元春の大胸筋がブルブル震えている。優しく金玉を摩ってやった。
「んくっんくっんくっ、あぁぁぁぁ…駄目、出る…射く。洩れる」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ元春はトコロテンで男の汁を噴き上げた。その途端おまんこ壁がぎゅうと締まる。俺のちんぽが震撼した。
「おぉぉぉぉぉやべぇ種付けるからな。俺のガキ孕めよ」
元春の首がコクコク動いた。
「あぁぁぁぁぁぁぁ射く、射くぅ…んぁぁぁぁぁ射ぐ」
俺は元春の雄膣目掛けて汁を放った。静かにちんぽを引き抜く。元春の隣に横になる。元春が寄り添ってきた。俺は優しく抱きしめる。仄かな男の薫りが漂ってきた。
「元春、気持ち良かったか。俺は最高だったぞ」
「うん、兄貴」
荒かった呼吸が穏やかになっている。男と男の激しすぎる交尾。余韻を感じながら抱きしめあっていた。軽くシャワーを浴びる。褌も締め直した。ベランダに出る。缶ビールのプルトップをプシュッと開けた。程よく冷えたビールが喉越し良い。空を見上げると満天の星が降ってくる。三日月が俺達を照らしてくれた。
「元春、幸せになろうな」
「うん兄貴」
「愛してるぞ元春」
「俺もっす」
元春と視線が交差する。瞳の奥から直向きな光が見えた。唇を寄せていく。静かに触れ合った。髭と髭が交わる。舌を深く挿れた。元春の背中に回した腕に力が入る。カラダが蕩けそうになった。色んなことが頭の中を駆け巡る。お袋が半ば強引に元春を入社させた。そして同居。何時も傍に居るのが当たり前だった元春。居なくなりそうになると心がざわめいた。あの事件に巻き込まれる。新たな妹と弟も出来た。色々なえにしを感ずる。元春、香澄、芳樹。これからも大切にしていきたいと俺は深慮した。
「親方、行くぞ」
「おお」
俺達の乗せた軽トラが現場に向かう。また新たな1日が始まった。
[ 2015/06/21 13:23 ] えにし | TB(-) | CM(0)