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俺達の疾走①

 俺は伊東 巧巳 15歳の中坊。1年前に父親は病いで他界した。永悟と言う2つ下の弟がいる。俺と違って頭がイイ。保険と蓄えは多少はある。だがそれだけでは厳しい。ガキの俺でもそれは感じ取れる。父親が他界してから母親は仕事を始めた。日中は派遣で事務、夜はビル清掃。単発で入る介護補助も受けている。帰宅してからは家事を熟してた。それでも生活が大変なのが手に取るように分る。母さんが日毎にやつれていく。1日で退院したが母さんは過労で倒れた。俺は深慮する。そして俺は決意した。今、3人でテーブルを囲んでいる。俺は母さんを真っ直ぐに見た。
「俺、明日から夕飯作るよ。帰ってから炊事するの大変だろ」
「えっ」
俺の声に母さんが応える。母さんは驚愕の表情を浮かべてた。
「俺もお手伝いする。塾も辞めるよ」
永悟が声にする。母さんが涙ぐんでた。
「お、お前たちありがとう」
母さんが声にする。ボロボロの財布から千円札を1枚渡された。翌日登校する。顧問には止められたが、水泳部も辞める事にした。授業が終わる。一目散でスーパーに向かった。だが俺は何をどうして良いのか分からない。キョロキョロしている。そんな時1人の小母さんが近づいてきた。名札には浜田と記されている。俺に目をくれた。
「どうしたの?」
浜田さんが声にする。穏和な笑顔を浮かべてた。
「実は……」
俺が声を上げる。俺は経緯を話した。
「そう偉いわね。私に任せなさい」
浜田さんが声にする。野菜の見分け方、保存方法、配布してるレシピ。色んな事を教わった。
「チョット待っててね」
浜田さんが声にする。彼女は扉の向こう側に消えた。程なくして出てくる。ビニール袋を手にもっていた。
「これ廃棄予定の調味料よ。持ってきなさい。内緒よ。あんた頑張ってるからね。応援してるわ。もう直ぐタイムセールで鷄の胸肉が半額になるからね」
小母さんが声にする。親切な人に出会えた俺。至福感を覚えた。見切り品の野菜等と鶏胸肉を購入する。俺は帰路に就いた。今、キッチンに立っている。レシピを見ながら下拵えを始めた。永悟は掃除している。テーブルに置かれた母さんのメモ。帰宅は9時位らしい。俺と永悟は風呂を済ませた。俺は仕上げに掛かる。時刻は9時。母さんが帰ってきた。
「ただいま……」
「お帰りなさい。飯もう出来てるからさ」
母さんの声に俺が応える。テーブルに料理をならべた。今夜の献立は鶏胸肉の野菜ロール、もやしのナムル、白飯にワカメの味噌汁。キャベツの即席漬けを添えた。母さんが野菜ロールを口にする。母さんの顔が綻んだ。
「美味しいわ。お金間に合ったの?」
「うん、半分位残ってるよ」
母さんの問いに俺が応える。俺は今日の事を伝えた。
「兄ぃちゃん料理上手ぇな」
永悟が声にする。家族の笑顔。俺にとって最高のスパイスだ。時が流れる。或る日母さんと一緒にスーパーに行った。浜田さんと遭遇する。俺は会釈した。
「母さん、浜田さんだよ」
俺が声にする。母さんと浜田さんの視線が交差した。
「いつも息子がお世話になってるようでありがとうございます」
「とんでもないです。親孝行な息子さんですね」
母さんの声に浜田さんが応える。浜田さんからレシピを貰う。今日のお買い得情報を教えてくれた。何時の間にか俺は常連になっている。店長を始め色んなスタッフの方々共仲良しになった。浜田さんは食品担当の社員。改めてしった。季節が巡る。春を迎えた。桜が満開になっている。母さんの反対を押しきって俺は中卒でスーパーにバイトとして入社した。仕事は楽しい。仲間達も親切にしてくれる。俺は必至に勉強した。時が流れる。俺は野菜ソムリエの資格も取得。オリジナルレシピも考えた。
「どうっすか?」
「凄く美味しいわ」
俺の問いに浜田さんが応える。浜田さんは親指を立てていた。YouTubeでも動画配信している。登録者もそれなりに増えてきた。今、広告収入も10万前後はある。発酵食品ソムリエ、スイーツコンシェルジュ。更に2つの資格を取得した。季節が巡る。18歳の春を迎えた。朗報が届く。バイトから生社員になった。YouTubeも登録者が増えている。収入も安定してきた。合コンに誘われる。1人の女の子とLineを交換した。メッセのやり取りをする。スーパーの社員で中卒、低賃金。それだけでLineはブロックされた。出会い系に知人からの紹介。出会うチャンスはある。同じような理由で2人の女の子に拒絶された。その度毎に底知れぬ寂しさが胸に来る。女はいらない。俺は仕事に没頭した。俺の努力が認められる。23歳で本部の商品開発部に抜擢された。
毎日が忙しい。デパ地下に負けない商品を心掛けている。数店舗にはフードコートを設置した。惣菜コーナーだけでなく其処でも販売している。ある日部長に呼ばれた。
「岩谷 渉(わたる)の舌鼓を打つから出演依頼の申し込みがあったがどうする」
「勿論良いです」
部長の声に俺が応える。岩谷 渉人気のフードライター。TV番組も持っている。そう言えばYouTubeのコメントをWIと言う人からを貰った事がある。俺は該当店舗を教えた。WIもしかして……メニューはイタリアン茄子とカツオの冷製パスタ、塩麹を活用したペペロナータ。どちらも上層部の審査は通っている。季節は晩夏。取材の日を迎えた。今、部長とテレビ局に向かっている。緊張してきた。テレビ局に入る。楽屋に案内された。最終の打ち合わせを済ませる。ADが入ってきた。
「そろそろ準備お願いします」
ADが声にする。俺達は動き始めた。スタジオに入る。岩谷さんと目が合った。
「お忙しい所申訳ありません。本日は宜しくお願いします」
岩谷さんの声にする。彼は穏和な笑顔を浮かべてた。
「こちらの方こそ宜しくお願いします」
俺と部長の声が重なる。岩谷さんと部長が席に着く。俺は調理スペースに立った。
「今日はDLマートの商品開発部の部長さんと伊東さんにおいで頂いてます。では調理スタート!」
岩谷さんが声を上げる。部長が会釈した。今日の撮影は生中継。下手をこく訳にはいかない。俺は料理始めた。時が僅かに流れる。完成した料理をみんなの前に並べた。岩谷さんが料理を口に運んでる。目が細くなっていた。
「凄いクオリティですね。スーパーのお惣菜とは思えないです。流石料理界の若き匠ですね」
「ありがとうございます」
岩谷さんの声に俺が応える。他の出演者からも絶賛の声を頂く。料理界の若き匠なんて言われてるとは知らなかった。無事に取材は終わる。俺達はテレビ局を後にした。切ってたスマホの電源を入れる。物凄い量のLineと電話の着信が俺を振った女共から入っていた。Lineを開けてみる。内容は上目線の復縁メッセ。俺は失笑する。お前なんか大っ嫌い。どの口がいってるんだ。この手の平返しがよぉ。俺は返信した。
「どうした?」
「俺を中卒の底辺って振った女達から復縁したいってメッセですよ」
部長の問いに俺が応える。俺は女共の電話を着信拒否。Lineはブロックした。俺達は帰社する。拍手喝采された。惣菜の売上が凄い事になっている。連日俺の考案した惣菜、スイーツは3時過ぎには完売していた。数日が経過する。帰りの通勤電車で事件が起きた。ギュウギュウ詰めではないが結構混んでいる。俺は電車のドア脇に手摺りを握り立っていた。股間に手が這ってくる。犯人は金髪の女。暫くして俺の右手が握られる。其のまま手を上げられた。
「胸触らないでよ」
女が声を上げる。俺は唖然とした。
「うちの娘に何するんだ。証拠もある。この変態がぁ。慰謝料払え」
母親とおぼしき女が声を上げる。彼女は勝ち誇った笑みを浮かべてた。俺は両側から女共に腕を掴まれる。次の駅で降ろされた。
「チョッと待て。そいつは犯ってねぇ。逆にやってるのは女の方だ」
後ろから野太い声が聞こえる。俺は振り向く。俺は驚愕する。
声の主は岩谷さんだった。乗客達が騒めいている。俺達は大勢の人に囲まれた。
「岩谷さんですよね」
妙齢で上品な女性が声にする。岩谷さんが頷く。スマホ動画を流し始めた。俺が触られてる所から女が手を上げてる所迄映っている。一方女共の証拠は俺が女に手を握られてる画像。俺が触ってる画像は無かった。騒ぎに気づいた駅員が走り寄ってくる。誰かが通報したのか警察も現れた。警察官が2つの証拠を確認している。渋い表情を浮かべてた。
「後は署で聞きましょう」
警察官が声にする。俺と岩谷さんは素直に従う。女共は何やらヒスってる。俺達は連行された。別々の取調室で事情聴取を受けている。岩谷さんが警察官に目を遣った。
「念の為微物検査とDNA検査お願いします」
「分かりました」
岩谷さんの声に警察官が応える。俺は2つの検査を受けた。
「色々お手間掛けてありがとうございます」
「とんでもねぇよ」
俺の声に岩谷さんが応える。俺達は警察署を後にした。俺は思惟する。何故にこんなに親身になってくれるんだろうと……数日が経過する。検査結果の結果俺は白と判定された。西の空に陽が傾き始める。
西日
俺は岩谷さんに電話した。
「色々お世話になりました。ご飯奢らせてください」
「もう少しで仕事終わるけど今日でも良いか」
俺の声に岩谷さんが応える。俺は了解と話した。俺は今待ち合わせの場所に向かっている。だが何故か時めきを覚えた。隠れ家的和食処の暖簾を潜る。岩谷さんの番組に出演したことがあるらしい。大将と女将が岩谷さんに挨拶している。俺達は奥の席に着く。ジョッキビールが運ばれてきた。
「おめでとう」
「ありがとうございます」
岩谷さんの声に俺が応える。俺達はジョッキを触れ合わせた。色んな事を語り合う。岩谷さんと俺はタメ。仕事の傍ら格闘技道場に通っていると言う。俺達は話しながら手の込んだ和食を堪能。酒を楽しんだ。ぼそっと言った岩谷さんの一言が気になる。俺女駄目なんだよなと……俺達は店を後にする。手を引かれ電柱の影に隠れた。
「キスしてイイか」
岩谷さんが声にする。俺は頷いていた。

大噴火

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涙の雫 (S)

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大型犬潮吹きダイスケ

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[ 2021/05/15 22:14 ] 俺達の疾走 | TB(-) | CM(0)

俺達の疾走②

 抱き寄せられた。唇が寄ってくる。唇同士が静かに触れ合う。舌が挿いってくる。俺達は舌を絡め続けた。俺のちんぽが硬くなってくる。岩谷さんが俺の股間に触れてきた。キスしながら俺の頭を撫でられる。唇が離れた。
「勃ってるぜ」
「うん」
岩谷さんの声に俺が応える。男とキスして俺のが勃った。そう言えば女とはキスすらしたことが無い。俺の手が取られた。岩谷さんの股間に誘導される。そこは硬くなっていた。
「俺もだぜ」
岩谷さんが声にする。俺は何時しか岩谷さんを胸に焼き付けてた。
「連れてきたい所あるんだ」
岩谷さんが声を上げる。俺達は歩み始めた。いったのは六尺BAR。中に入る。勇猛な男達が六尺一丁で語り合い酒を飲んでいた。
六尺1本購入で……」
岩谷さんが声にする。白を渡された。
「締めてやるからな」
「うん」
岩谷さんの声に俺が応える。俺達は着ている物を脱ぎ始めた。岩谷さんは既に六尺を締めている。
褌 (5)
格闘技をやってるだけあってガタイはイイ。盛り上がった大胸筋割れた腹筋。肩と腕の筋肉も充分過ぎる程に鍛え抜かれてる。前袋はこんもりと膨らんでた。客室に入る。カウンター席に着いた。
「マスター水割りで……」
「喜んで……」
岩谷さんの声にマスターが応える。俺達の前に焼酎の水割りが置かれた。俺達は水割りを飲みながら他愛無い会話を語り合う。俺の前袋が握られる。昂りを覚えた。
「同い年だし、下の名前でいいよな。巧巳」
「うん、渉」
渉の声に俺が応える。渉の顔が耳元に近づいてきた。
「出ようか」
渉が囁く。俺は頷いた。ロッカー室で着衣を整える。俺達は六尺BARを後にした。シティホテルの前で足を止める。渉に肩を抱かれた。
「最初見た時から好きだった。良いよな」
渉が声にする。俺は頷いた。渉が辺りを見渡している。唇を寄せてきた。俺達はチュッとする。渉がスマホに目を遣った。
「予約完了っと……行くぞ」
「うん」
俺達は中に入る。チェックインを済ませた。エレベーターに乗る。恋人つなぎに手を繋ぐ。鼓動が高鳴ってくる。俺は濡れてきた。7階で降りる。706号室前で止まった。俺は思惟する。これからどうなると……部屋に入った。灯りを点ける。大きな窓からは夜景が望めた。
「綺麗だぜ」 
「うん」
渉の声に俺が応える。俺達はスーツの上着を脱いだ。
「可愛いぜ」
渉が声にする。両頬がゴツい手で覆われた。渉の顔が近づいてくる。唇が奪われた。舌が挿いってくる。俺達は舌を絡め合う。チュ…ンッ…チュ…ンハァ…チュキス音が鳴り響く。ワイシャツの上から乳首を擦られる。唇が離れた。
「シャワー浴びようぜ」
「うん」
渉の声に俺が応える。脱衣所で着ている物を脱いだ。露呈した渉のガタイ。鬱蒼とした陰毛群の中から太々しく男の道具がぶら下がっている。俺達はカラダを洗い合った。泡立てたソープで其々の物を洗う。2人の逸物は硬くなり始めた。
「勃ってきたぜ」
「うん、俺も」
渉の声に俺が応える。泡ぶくだらけのカラダで抱き合った。其々のちんぽを扱き合う。シャワーでカラダを流しあった。屈強な渉の筋肉を湯が弾いてる。俺達は浴室を出た。バスタオルて湯を拭い、腰に巻く。寝室に戻った。散らばった2人の衣類をクローゼットに収納する。椅子に座った。渉に後ろから抱き付かれる。耳裏を舐められた。同時に乳首に指が這ってきた。
「乳首勃ってきたぜ」
渉が声にする。渉が俺の前方に回り込んできた。バスタオルの上から俺のちんぽが揉まれる。今度はバスタオルが剥ぎ取られた。晒された俺のちんぽと金玉。金玉を握られる。オス竿を舐め上げられた。
「あっあぁぁあぁ」
俺の口から声が洩れる。今度は肉竿を咥えられた。渉の顔が前後に動く。舌が俺のに絡んでくる。俺は腰を突き上げた。
「あっあぁ気持ちいい」
俺が声を上げる。渉が自分のバスタオルを外した。渉のちんぽは天を衝いている。尖端は我慢汁で濡れそぼってた。渉の自分の勃起魔羅を扱いてる。俺のちんぽが放たれた。
「俺も気持ち良くしてくれるか」
「うん」
渉の声に俺が応える。渉が立ち上がった。俺の傍らにくる。俺は躊躇う事無く渉のオス竿を咥えた。俺の顔が前後に動く。渉が俺の頭を押さえる。グイグイ手前に引かれた。
「舌使えよ」
渉が声を上げる。俺は渉の逸物に舌を絡めた。
「タマも舐めてくれよ」
渉が声を上げる。俺は渉のちんぽを口から放した。渉のちんぽを軽く握る。金玉に舌を這わせた。同時に親指の腹で渉の亀頭の割れ目を擦る。渉のカラダが微動した。
「ベッドに横になれよ」
「うん」
渉の声に俺が応える。俺はベッドに横たわった。渉が俺とは逆向きに横になる。俺達は其々のちんぽを咥えた。2人の顔が前後に動く。俺達はお互いの喉奥目掛けて肉竿を突き挿れる。ジュルッジュルッジュルッ淫らな尺八音が鳴り響く。喉壁でお互いの勃起魔羅を締め付け合う。同時に渉は俺の穴口を擦ってきた。今度は渉は俺のオス穴を小突いてくる。思わず俺は渉のちんぽを口から放した。俺のちんぽも放たれる。渉が俺を真っ直ぐに見てきた。
「挿れていいか」
渉が声にする。男同士の雄交尾。ケツの穴を使うのは知っている。俺は躊躇いを覚えた。
「優しくしてやるからな。なっ」
渉が声にする。俺は頷いてた。
俺の両脚を渉が抱え上げる。蟻の門渡りから玉裏を舐められた。穴口に舌が這ってくる。今度は両親指て穴が広げられた。
尖らせた舌が挿いってくる。堪らない感覚を覚えた。
「あっんぁあぅ」
俺の口から声が洩れる。内壁と穴の回りに丁寧にローションが塗り込められた。指が挿いってくる。中を掻き撫でられた。
「はっやべぇ」
俺が声を上げる。俺の穴を解しながら渉は俺の本竿に舌を這わせてきた。亀頭を口に含まれる。舌が妖しく蠢く。指が増やされる。渉の指が前後に動く。俺のカラダがのけ反った。
「2本咥えこんでるぜ。こんなにビンビンにしてよぉ」
渉が声を上げる。渉は俺の勃起魔羅を手前に引いた。指を放すと俺の肉棒が腹を叩いてくる。今度はちんぽを扱かれた。
「凄ぇ。汁いっぺぇでてるぜ」
渉が声にする。俺の亀頭が擦られた。
「巧巳俺の挿れるぞ」
「うん」
渉の声に俺が応える。肉竿が穴口に充てがわれた。渉の腰がクイッと動く。解された俺の穴は渉のちんぽを呑み込み始める。微かに痛みを感じた。俺は思う。だが一つになりたいと……
「大丈夫か?」
「うん、来て……」
渉の問いに俺が応える。渉の腰がグイッと動く。俺は根元まで渉を受け挿れた。
「挿いったぜ」
渉が声にする。渉に手を取られた。結合部に誘導される。渉のちんぽががっつり嵌め込まれてた。
「凄ぇ。奥まで挿いってる」
俺が声を上げる。グイッグイッ鍛えられた渉の腰が動き始めた。痛みは既に失せている。痛みに変わり得体の知れない感覚が沸き起こってきた。
「あっあぁぁんぁんぉ」
俺の口から喘ぎ声が洩れる。俺は自分の逸物を握り締めた。
「感じてきたみてぇだな。俺のちんぽの形分かるか」
渉が声にする。俺は頷く。渉の肉竿が縦横無尽にぶっ刺さる。想定外の所が擦られた。
「あっあぁぁ気持ちいい」
俺が声を上げる。突き込みながら渉は乳首を撫でてきた。指の甲で掻き上げられる。乳輪に弧を描くように舌が這い回ってきた。真ん中の突起を甘く噛まれる。俺のカラダが左右に捩れた。渉の腰が突動する。勃起魔羅が俺の中をまい進してきた。
「あっあぁあっそこやべぇ」
俺が声を上げる。張り詰めた渉の亀頭が奥壁にぶつかってきた。まんことちんぽの粘膜同士が交差する。ジュグッジュグッジュグッ結合部からは熱った交尾音が鳴り響く。俺の勃起魔羅が握られた。先っぽから汁が垂れている。俺のちんぽが扱かれ始めた。
「やべぇ射っちまう。渉、やべぇよぉ」
「ぶっ放せよ」
俺の声に渉が応える。唇が奪われた。舌が挿いってくる。俺達の舌が絡み合う。キスしながら渉は俺の肉竿を扱いてきた。渉の腰の動きに拍車が掛かる。唇が離れた。奥壁抉られる。ちんぽを扱き捲られた。
「あぁぁあぁ射く。あぁぁんぉ射ぐ。あぁぁんぁ射くっ」
俺が射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。
「俺もやべぇ。汁、搾り取られそうだぜ」
渉が声を上げる。パンパンパン…パンパンパン筋肉同士ぶつかり合った。俺の中で渉の存在感を覚える。奥の方に渉の物が打っ刺さってきた。
「あぁあぁあぁ射ぐ。んぉぉあぁ射く。あぁぁうぅ射ぐっ」
渉が射き声を上げる。奥壁に渉の汁が打ち当たってきた。内壁を渉のちんぽで擦られる。静かにちんぽが引き抜かれた。渉が覆い被ってくる。渉かわ真っ直ぐに見てきた。
「凄ぇイイまんこだな。俺堪んなかったぜ」
渉が声にする。まんこと言う響きに驚きを隠せなかった。
「まんこっすか?」
「ああちんぽ挿れる穴だからな」
俺の問いに渉が応える。まんこかぁ……妙に納得してしまった。未だ熱ってるちんぽ同士が触れ合う。オスの熱が伝ってくる。俺達のちんぽはギンギンになった。渉が2本のちんぽにローションを塗り込める。2本のちんぽが重ねられた。亀頭同士がぶつかる。渉が2本のちんぽを扱き始めた。クチュックチュッ淫らなズリ音が鳴り響く。渉が4つの金玉を捏ねくる。俺達は其々の乳首を弄り合った。
「あぁ堪まんねぇ。渉のちんぽアチィよ」
「おめぇのも凄ぇぜ。あぁぁあぅ気持ちいい」
俺の声に渉が応える。渉が2本のちんぽを激しく扱く。金玉の中のオス汁が蠢動し始めた。
「射っちゃうよぉ」
「俺もやべぇ一緒に射かすぞ」
俺の声に渉が応える。渉が合わせた2本のちんぽを扱き立てた。
「あぁぁあっ射く。あぁあっあぁ射ぐ。あぁんぁ射く」
「あぁぁあぅ射ぐ。あぁあっあぅ射く。あぁぁあっ射ぐっ」
俺達は同時に射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ2本のちんぽから白濁汁が吹き上がった。2人の汁が宙を舞う。揺動しながら落ちてくる。渉が倒れ込んできた。

絶倫の鬼

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コックリング付き革製ボールストレッチャー (S)

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ガキエロ裏部屋密室ナイト 3

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[ 2021/05/15 22:04 ] 俺達の疾走 | TB(-) | CM(0)

俺達の疾走③

 唇が寄ってくる。軽くキスされた。
「女の経験はあるのか?」
「童貞っす。女の子といい感じになっても俺が中卒だと分かると振られたんだ」
渉の問いに俺が答える。ちんぽを握られた。俺の手が渉の逸物に誘導される。握ると、そこはまだ硬くなっていた。
「足らんのか?」
「うん」
渉の問いに俺が答える。渉がニッと笑みを浮かべた。
「俺のまんこに挿れてみろ」
「えっ……」
渉の声に俺が応える。渉は自ら両脚を抱え上げた。オス穴がヒクヒクしている。恐るおそる撫でてみた。
「舐めれるか」
渉が声にする。俺は頷いた。オス穴に顔を近づける。俺は躊躇した。だが俺は次の瞬間渉の穴口に舌を這わせてる。ジュルジュル舐め上げた。
「あっあぁぁ気持ちいい」
渉が声を上げる。俺のちんぽが痛い位勃起してきた。渉の穴の回りと内壁にローションを塗り込める。指をゆっくりと挿れた。俺の指が前後に動く。他の
内壁とは違う硬い所に遭遇する。俺はそこを掻き撫でた。
「あっあぁぁ、やべぇ」
渉が声を上げる。俺は勃起魔羅を穴口に充てがった。
「渉、俺の挿れるよ」
俺が声だけする。渉が頷いた。俺の腰がクイッと動く。俺のが呑み込まれ始める。瞬く間に根元迄埋没した。
「すんげぇ。気持ちいいよ。渉」
俺が声を上げる。グイッグイッと俺の腰が動く。ちんぽが渉の内壁を擦り捲った。渉の内壁が弛緩と収縮を繰り返してくる。俺の肉竿が締め付けられた。
「あっ駄目、出る。射くっ」
俺が射き声を上げる。俺はオス汁をチョッと洩らしてしまった。
「クッそう。ちょびっと出ちまった」
「まだまだだぜ」
俺の声に渉が応える。俺の腰が動き始めた。肉棒が渉の奥壁目掛けて、打つ挿さる。突き込みながら俺は渉の乳首を舐めたてた。
「あぁあぅあぁ凄ぇ。気持ちいい」
渉が声を上げる。俺は渉の唇を奪った。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合う。渉の鈴口から我慢汁が溢れてる。唇が離れた。
「俺のまんこどうだ?」
「凄ぇ。気持ちいっす」
渉の声に俺が答える。弾みで俺のちんぽが外れた。
「仰向けになれよ」
渉が声を上げる。俺は仰向けになった。渉が俺の上に跨ってくる。後ろ手で俺のちんぽが捕まれた。俺の勃起魔羅が穴口に充てがわれる。渉のカラダが沈んできた。
「あっ凄ぇ挿いってくる」
渉が声を上げる。渉のカラダが上下に動く。俺が腰を突き上げる。俺のカラダが抱き起こされた。向かい合う体位になる。両乳首を弄り合う。唇が奪われる。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め合う。首筋を撫でられる。唇が離れた。
「もっと突いてこいよ」
渉が声にする。俺は頷く。俺は腰を突き上げた。
「凄ぇ。奥迄挿いってくる。堪まんねぇ」
渉が声を上げる。俺は渉を押し倒した。正常位になる。軽くキスをした。俺の腰が猛動する。ちんぽが渉の中を駛走した。
「あっあっイイ。気持ちいい」
渉が声を上げる。突き込みながら俺は渉の濃い腋毛に舌を這わせた。まんことちんぽの粘膜同士で交差する。ヌチャッヌチャッヌチャッ結合部からは妖しい交尾音が鳴り響く。俺の腰が烈動する。ちんぽが渉の中を疾駆した。
「あぁぁあっ当たる。当るよぉ」
渉が声を上げる。俺の腰がガシガシ動く。ちんぽが渉を突き捲る。突き込みながら俺は渉の肉竿を激しく扱いた。
「あっやべぇ射きそうだ」
渉が声にする。俺の腰の動きに拍車が掛かった。渉の表情が恍惚となっている。張り詰めた俺の亀頭が渉の奥壁を抉った。渉の濡れた亀頭を指腹で摩る。突き込みながら俺は渉の肉竿を扱き捲った。
「あっあぁぁ射く。あぁあぅあっ射ぐ。んぁぁあぁ射くっ」
渉が射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ渉は白濁汁を吹き上げた。その途端渉の内壁が激しく収縮する。金玉の中のオス汁が蠢く。パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。
「やべぇ。射きそうだ。汁搾り取られる」
俺が声を上げる。俺は激しく勃起魔羅を打っ刺した。
「あっあぁぁ射ぐ。あぁぁあぅ射く。あぁあぁあぁ射ぐ」
俺が射き声を上げる。俺は渉の中て汁を飛ばした。渉のまんこの火照りが俺のに伝ってくる。俺はちんぽを引き抜いた。渉の上に覆い被さる。俺はカラダを反転させた。俺は渉のちんぽに喰らい付く。渉も俺のを咥えた。俺達はお互いの逸物をしゃぶり合う。鬱蒼と茂る渉の陰毛が頬を撫でてくる。俺達は口からちんぽを放した。俺のカラダが反転する。抱き寄せられた。唇が寄ってくる。唇同士が静かに触れ合った。舌が挿いってくる。俺達は舌を絡め合う。荒かった鼓動が穏やかになってた。口の中で残り汁が融合される。唇が離れた。男同士の劇交尾。今夜俺は童貞と処女を渉に捧げた。後悔は無い。目を瞑るとあの残響が覚醒する。俺達は暫くの間抱き合っていた。俺はあの忌まわしい事件の事を深慮する。鬼石 静香20歳の女子大生、その母幸恵。警察の事情聴取により2人は自白した。同じような事を繰り返し、慰謝料をぶんどってたらしい。彼女らに不幸が続く。誰かがその動画をSNS公開した。動画を見るとモザイクは掛けてある。だが鬼石家のご近所さんや冤罪被害者の男性には分かったようだ。男達が警察に通報。被害者の会が結成された。今回の事件を深慮する。この母娘は痛い目に合わなければならない。被害者の中には家庭崩壊した家もあるのだから……結局俺も女共を告訴した。静香は大学を退学。もう時期裁判が始まる。因みに幸恵は離婚した。2日経過する。何処で調べたのか分からんが渉の家が突撃された。その晩渉からLineが届く。話してた方がイイ事があると……渉のマンションに行った。今、リビングでテーブルを挟み、向かい合ってすわっている。防犯カメラの映像を見せられた。渉はインターホン越しに対応したと言う。だが埒が開かなかったらしい。相手は静香の彼氏の黒門 亮二と2人の女。ドアを叩いたり罵声を浴びせられた。近所迷惑になる。仕方なく渉は外に出た。
「てめぇ、覚悟しとけや。静香姐さんの恨み晴らしてやるからな」
1人の女が怒鳴る。持ってた木刀を渉の頭部目掛けて振り下ろされた。もう1人の女が渉を睨んでいる。ナイフを出すと渉を襲っていた。亮二拳を渉の頬目掛けてくる。渉はそれを交わした。勢い余って転倒する。運悪く2人の女にぶつかった。女共も転倒する。渉は反撃していない。交わしてるだけだった。
「通報するぞ。防犯カメラもあるからな」
渉が地を這うような低い声で言う。3人はへたり込んでる。渉が3人に視線を飛ばした。
「俺は格闘家だ。リングで俺と勝負するか?それ共警察のお世話になるか。勝負するなら3対1でイイぜ」
渉が声を上げる。ほくそ笑んでた。
「勝負で……」
亮二がちっちゃい声で言う。女共が頷く。元ヤンのプライドだと思う。騒ぎを聞き付けた住人達が集まっている。蜂の子を散らすように消えていた。
「詳細は後で連絡する。連絡先交換しねぇとな」
渉が声にする。連絡先を交換。3人はその場を後にした。空が
やたらと蒼い。場所は渉が通っている塾。ギャラリーが集まってくる。審判は塾長だ。亮二、玲香、真子の3人は防具着用を拒否したと言う。今日の試合は髪切りマッチ。其々が誓約書に署名した。
「只今より3対1の練習マッチを行います」
塾長が声を上げる。ゴングが鳴らされた。
「女でも手加減しねぇぞ」
渉が声にする。玲香と真子が頷いた。亮二が渉背後に回る。渉が羽交い締めにされた。
「タマ蹴ってやれよ」
亮二が声にする。玲香が頷いた。玲香が渉ににじり寄ってくる。無防備な渉の股間に蹴りを入れようとしてた。亮二の顎に渉が頭突きする。そのまま亮二の背後に周り込んだ。亮二を逆に羽交い締めにする。正に電光石火の渉の動きだ。玲香が蹴り上げる。渉ではなく亮二の股間にヒットした。亮二が脂汗を掻いてる。ロープを利用して玲香と真子がラリアットを仕掛けてくた。渉のみんなの動きを確実に想定している。渉のラリアットを交わした。玲香が渉の延髄蹴りを喰らう。真子がロープに飛ばされる。跳ね返ってくる所に上段回し蹴りが後頭部に決まった。尚も渉の攻撃が続く。真子をジャイアントスイングする。玲香の上に放り投げた。蹲ってる亮二を仰向けにする。渉の正拳が亮二の股間目掛けて繰り出された。寸止めする。亮二はションベンを洩らした。
「てめぇら舐めるんじゃねぇぞ」
渉が渋い声で言う。3人は既に戦意を失っている。渉がサソリ固めの体勢に入った。ギャラリーから歓声が湧き上がる。渉が腰を下ろした。亮二がマットを叩く。サソリ固めが完全に決まる。試合終了のゴングが鳴った。
「約束通り頭丸めて貰うからな」
渉が声にする。3人は塾生達に頭を刈られた。今、3人はリングを掃除している。渉はロッカー室に消えた。俺は思う。バカで愚かな奴等だと……着替えが終わった渉。俺達は塾を後にした。
「カッコ良かったぜ。渉、俺惚れなおしたよ」 
「そうか。嬉しいぜ」
俺の声に渉が応える。渉は照れ笑いしてた。季節が巡る。秋を迎えた。イチョウの木が黄金色に輝いてる。
秋 (1)
鬼石母娘の裁判が結審。結局2人は塀の向こう側に行く事になった。男達と俺の無念が晴らされる。それだけでは済まされない被害者もいるようだが……慰謝料は旦那さんと幸恵の実家が払ってくれた。俺は思う。まともな人間になって戻ってきて欲しいと……今、俺の心の奥には渉がしっかりと住み着いている。家の事があるのでその事がもどかしい。一方伊東家は3人家族で同居している。弟の永悟は大学生になった。今、伊東家では大きな問題がある。それは家の老朽化だ。幸い俺んちは持家。建て替え、リフォーム思い切っての転居。選択肢は3つだ。今、母さんは日中の派遣の仕事しかしてない。永悟はバイトをして家計を助けてくれる。裕福とは言えないが生活難ではなくなった。炊事は主に母さんがやっている。ある日今度出す新メニューを振舞った。2
人の顔が綻んでいる。俺が大好きな笑顔だ。

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INDIES 11 拘束志願者

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[ 2021/05/15 21:53 ] 俺達の疾走 | TB(-) | CM(0)

俺達の疾走④

 渉から呼び出された。今、俺達はカフェでテーブルを挟み向かい合って座っている。ほろ苦い珈琲を啜った。
「そろそろ同棲しないか?」
「えっしたいけど……」
渉の問いに俺が曖昧に答える。俺には即答出来ない理由があった。
「実家の事だろ。実は来月隣が空くんだ。お母さん達そこに住めば良いだろ。資金不足なら俺も協力するぜ」
渉が言い切る。俺は早速母さんにLineした。5分程経過する。母さんからメッセが返ってきた。
「一度会いたいってさ」
「分かった。俺達の事も報告しねぇとな」
俺の声に渉が応える。渉は穏和な笑顔を浮かべてた。既に渉を家族に紹介している。勿論仕事関係の人としてだけど……渉を実兄のように慕っている永悟。渉兄ぃと呼んでいる。母さんは俺がお世話になってるのも、知ってるし何より岩谷 渉 の大ファンだ。夕闇に包まれる。俺達は渉のマンション1階にある、渉推奨のスペインバルに向かった。スペインの風と太陽を感じる店内に入る。ギャルソンが爽やかな笑顔を送ってきた。
「岩谷の名前で予約してると思うのですが……」
「伊東様ですよね。お待ちしておりました」
俺の声にギャルソンが応える。渉は既に着ていた。
「お久しぶりです。今日はご招待頂きありがとうございます」
「とんでもないです」
母さんの声に渉が応える。俺達は席に着いた。ワインが運ばれてくる。ギャルソンがグラスに注いでくれた。ルビーのような液体に感銘を受ける。俺達はグラスを胸の高さ迄上げた。
「乾杯!」
渉が声を上げる。俺達は頷いた。次々に料理が運ばれてくる。俺達は堪能した。母さんと永悟は初めてのスペイン料理。目が細くなっている。食後の珈琲が運ばれてきた。
「お話があるんです。転居も考えてるって聞きましたが……」
「そうですね。うちも大分老朽化してますからね」
渉の声に母さんが応える。俺が下話してたせいか母さんの声は弾んで聞こえた。
「俺んちの隣が売りに出るんでどうかなって思いまして……」
渉が声にする。母さんが真剣な表情を浮かべていた。
「セキュリティもしっかりしてるし、設備も良いですよ。間取りは俺んちと同じです。まだ居住してるので内見は俺んち見て貰うしかできないですが……」
「じゃあご迷惑でなければこれからでも見たいです」
渉の声に母さんが応える。母さんが柔和な笑顔を浮かべてた。
「兄ちゃんそれだけじゃねぇよな」
永悟が声にする。耐えようにも耐えきれず母さんの笑みが口角に現れていた。
「良い仲なんでしょ。何時言ってくれるかと思ってたわ」
母さんが声にする。永悟が頷いた。俺は思惟する。2人は既に気付いていた。
「兄ちゃんには世話に成りっ放しなんだ。俺は大学に行かせてもらってるし、家計も楽になった。これからは兄ちゃんの人生を歩いて欲しいって母さんと話してたんだ。どうせ兄ちゃんは渉さんと一緒に住むんだろ。渉兄ぃ、兄ちゃんの事宜しくいお願いします」
永悟が言い切る。俺と渉が目を合わせると頷いた。俺達ニッと笑みを浮かべる。ほっこりとした気持ちに包まれた。
「そろそろ行きますか」
「ハイ、ごちそうさまでした」
渉の声に母さんと永悟の言葉が重なる。俺達は店を後にした。秋の夜風が頬を撫でてくる。俺達はマンションのエントランスに入った。オートロックを開錠する。エレベーターに乗りこんだ。渉のマンションはお洒落な3LDK。中はメゾネットタイプになっている。天井高でリビングは広い。お風呂とかエアコンはリモート操作ができる。隣接するキッチンはカウンター型。食洗と浄水器がビルトインされている。緩いスロープの階段を上がった。3つの居室がある。母さんも永悟も気に入ったようだ。早速翌日不動産屋に行く。俺達は手付を入れ仮契約を済ませる。購入条件は現状渡しとし、その分安くしてもらった。別件で依頼した伊東家の売却。上物の評価は多分0円。だが場所が良いので土地は高く売れるだろうと言われた。時が流れる。実家の買い手が見付かった。月は師走。街はイルミネーションが煌めいている。売却金が振り込まれた。本契約を済ませる。売却金で粗方は払えた。残金は俺がローンを組むと申し出る。だが母さんは拒絶。結局申込者は母さん保証人に俺と言う事で落ち着いた。リフォーム業者も決まる。渉の伝手で……実家は更地にする。マンションのリフォームが終わる迄はそのまま住んでもう良いど言う。年末近くに前住民が新居の戸建てに引越した。俺達は部屋を確認する。状態はかなり良かった。クロス貼り替え、洋間を仏間に変更。年明けから工事に掛かる。俺達と伊東家で初詣に行った。新春の光が眩しい。手水舎で口と手を浄める。祭殿で合掌した。渉、母さん、永悟。俺は家族円満を願った。今、俺と渉は髭坊主にしている。やっぱ男臭い。渉に目を遣る。その顔貌が更に好きになった。新年の仕事が始まる。朝の情報番組に招かれた。メインは料理談義。渉は既に家族にはカミングアウトしている。だがここで俺達の事を語った。勿論俺は承諾している。TV局には賛否両論のコメントが寄せられた。内容を確認する。かなりの数の応援コメントがあった。数日が経過する。リフォームが終わり、永悟と母さんが隣に越してきた。大きめのキッチンテーブルセットと大画面のTV。俺達はプレゼントした。引っ越し日に実家の解体工事が始まる。静かに見てた。母さんが涙してる。俺も辛くなった。俺達の思い出が詰まった実家が解体されていく。色んな事が蘇る。解体が終わった。太陽が天頂を過ぎる。俺達は帰路に就いた。思い出を心に刻みながら……始まった俺と渉の同棲生活。セミダブルのベッドをダブルに替えた。今日、細やかな宴が繰り広げられる。2つの祝いだ。渉が今迄紹介してきた店からデリバリーを取る。俺は様々な野菜総菜を母さんに手伝って貰い作った。渉の家族達も見える。テーブルには料理が並んだ。時刻は12時に迫っている。渉の家族達が訪れた。渉の父さんと電話で話した事はある。だが直接会うのは初めてだ。穏やかな表情をしている。渉を見れば想像出来た。
「席に着いてください」
渉が声にする。俺達はテーブルを囲んだ。グラスにビールを注ぎあう。渉が自分の父さんに目を遣った。
「伊東さん引越しおめでとう。渉に巧巳君おめでとう。乾杯」
渉の父さんが声にする。グラスがカチンカチンと触れ合った。
「美味しいわ。TVでは見たけど食べたのは初めて優しいお味ね」
渉の母さんが言葉を上げる。次々に俺は賞賛の声を貰った。みんなが席を移動し始める。母さん同士が仲良くなっていた。
渉の父さんが義姉さんに目配せしてる。義姉さんぐい呑みと酒を持ってきた。義姉さんが其々のぐい呑みに酒を注いで回る。渉の父さんが俺達に目をくれた。
「岩谷家と伊東家の親族硬めの盃だ。これからも宜しく、乾杯」
渉の父さんが声にする。俺達は酒を飲み干した。和やかな中宴が終わる。其々が帰路に就く。母さんと永悟も隣の自宅に戻った。今、俺達はソファーに並んで座り、まったりと過ごしてる。時折イチャ付いた。
「風呂入るか」 
「うん」
渉の声に俺が応える。俺達は浴室へ向かった。俺達は着ている物を脱ぎ始める。渉の前袋が濡れていた。を解き、中に入る。掛け湯をした。浴槽に並んで浸かる。抱き寄せられた。唇が寄ってくる。唇同士が静かに触れ合う。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合う。キスしながらちんぽを握り合った。そこは既に硬くなっている。唇が離れた。
「そこ座れよ」
「うん」
渉の声に俺が応える。俺は風呂渕に掛けた。俺の肉竿が握られる。金玉を1個ずつしゃぶられた。本竿に舌が這ってくる。ジュルジュル舐め上げられた。
「あっあぁぁあぅ気持ちイイ」
俺が声を上げる。亀頭の括れを舌先で擽られた。金玉を軽く握られる。肉竿を咥えられた。渉の顔が前後に動く。舌が俺のに絡んでくる。ジュルッジュルッジュルッ昂った尺八音が鳴り響く。俺のちんぽが放たれた。
「俺も気持ち良くしてくれよ」
「うん」
渉の声に俺が応える。渉が立ち上がった。風呂渕に座る。俺はカラダを浴槽に沈めた。渉の金玉を握る。本竿をジュルジュル舐め上げた。オスの薫りが鼻腔に突き刺さる。俺は渉の逸物を咥えた。俺の顔が前後に動く。俺は口を窄める。渉の逸物に舌を絡めた。
「ん、あぁぁあぁイイぜ。堪まんねぇ」
渉が声を上げる。ジュボッジュボッジュボッ妖しい尺八音が鳴り響く。渉が俺の頭に手を乗せる。グイグイ手前に引かれた。喉奥に亀頭が打ち当たる。俺は自分のちんぽを扱き始めた。
「やべぇあっあぁぁ射く。あぁぁ射ぐ。あぁあぅあっ射くっ」
渉が射き声を上げる。俺の口の中に渉の汁が広がった。俺の口から渉のちんぽが放たれる。俺の喉がゴクンと鳴った。濃厚な汁が喉を通る。体内へ流れていく。渉の汁を呑みながら俺はちんぽを扱き捲る。渉を見上げた。渉は口を薄く開いてる。俺は立ち上がった。渉が俺の本竿に喰らい付く。俺はちんぽを突き挿れた。
「あっあぁぁ射ぐ。あぁぁあっ射く。あぁあっあぁ射ぐっ」
俺が射き声を上げる。俺は渉の口の中で弾けた。渉の口からちんぽを引き抜く。渉の喉がゴクンと鳴る。唇を合わせた。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合う。残り汁が口の中で融合される。唇が離れた。
「美味かったぜ」
「俺もっす」
渉の声に俺が応える。俺達は浴槽を出た。カラダを洗い合う。俺達は浴室を後にした。バスタオルでお湯を拭う。を締める。
褌 (15)
着衣を整えた。
「小腹空いたな」
「何か用意するよ」
渉の声に俺が応える。大皿に料理を盛った。キッチンを出る。ローテーブルに置いた。渉の隣に座る。バーボンの水割りを2つ作り1つを渉に渡した。
「宜しくな」
「俺の方こそ宜しくっす」
渉の声に俺が応える。グラスがカチンと触れ合った。俺達は今後の事を語り合う。時間ゆっくり流れる。渉の手が俺の股間に置かれた。
「行くか?」 
「うん」
渉の問いに俺が答える。俺達は立ち上がり、階段を上り始めた。

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[ 2021/05/15 21:33 ] 俺達の疾走 | TB(-) | CM(0)

俺達の疾走⑤

 寝室のドアを開ける。灯りを燈した。壁に着けられたアンティーク調の照明。白磁色の光が淫猥にダブルベッドを照してる。俺達は着ている物を脱ぎ始めた。六尺一丁になる。俺はベッドの上で仰向けになった。渉が俺の上に覆い被さってくる。前袋同士が触れ合う。唇を奪われた。舌が挿いってくる。俺達は舌を絡め合う。キスしながら乳首を擦られる。今度は真ん中の突起を指の甲で掻き上げられた。俺のちんぽが濡れてくる。唇が離れた。首筋に舌が這ってくる。耳の中を舐め上げられた。
「あっあぁぁ」
俺の口から声が洩れる。渉のカラダが下にズレた。前袋を舐められる。ちんぽと金玉が引き出された。金玉に渉の指が這ってくる。真ん中の縫い目をなぞられた。亀頭を咥えられる。括れに舌が這ってきた。そのまま根元迄呑み込まれる。渉の顔が上下に動く。舌が俺の勃起魔羅に絡んでくる。同時に俺のオス穴を擦られた。俺の穴が小突かれる。堪らない感覚を覚えた。渉のカラダが反転する。目の前の渉の逸物を咥えた。俺の顔が上下に動く。我慢汁が口の中に広がった。俺達のカラダが律動する。俺達はお互いの物をしゃぶり合う。同時渉は俺の穴を責め立てる。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ火照った尺八音が鳴り響く。俺のまんこ疼いてくる。其々のちんぽが放たれた。渉が俺の両脚を抱え上げる。付け根辺りから蟻の門渡りに掛けて舌が這ってきた。
「腰浮かせろ」
渉が声を上げる。俺の腰が浮く。俺の褌が解かれた。俺は自ら膝裏を押さえる。俺の恥ずかしい所が露呈した。穴口がジュルジュル幾度となく舐め上げられる。内壁と穴の回りにローションを塗り込められた。指が静かに挿いってくる。中を掻き撫でられた。
「あぁぁあぁ渉奥の方が切ねぇんだ」
俺が声を上げる。俺のカラダが震えた。
「今、挿れてやるからな」
渉が声にする。渉の顔付何時もと違う。男の本性を纏っている。穴口に渉のちんぽを充てがわれた。渉の腰が軽く動く。ちんぽが無遠慮挿いってくる。そいつは何時もよりデカく感じた。
「あっ凄ぇ。デカいのが挿いってくる」
俺が声を上げる。俺は渉の本竿を根元迄受け挿れた。グイッグイッと渉の腰が動く。ちんぽが奥深く挿いってくる。俺の右脚と渉の左脚が交差した。俺の左脚が渉の肩に担がれる。俺の想定外の所が擦られた。
「あっやべぇ。そこやべぇ」
俺が声を張り上げる。渉の腰技が何時もと明らかに違う。俺のカラダが翻弄される。何かが湧き上がってきた。
「あっ洩れる。洩れるよぉ」
俺が射き声を上げる。ドビュッドロッドロッドロ俺は白濁汁を洩らした。
「凄ぇ。トコロテンした。上がるぜ」
渉が感嘆声にする。洩らした汁が俺の濃い陰毛に絡んでた。
「まだまだだぜ」
渉が淫靡な声で言う。繋がったまま四つん這いにされた。渉の腰が突動する。肉竿が俺の中を疾駆してきた。突き込みながら渉は俺の耳の中に舌を這わせてくる。今度は首筋を舐め上げられた。
「あっあぁぁ凄ぇ」
俺が声を上げる。俺は抱き起こされた。そのまま俺のガタイが反転される。向かい合う体位になった。唇が奪われる。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め合う。キスしながら渉は俺の乳首を撫でてくる。唇が離れた。
「自分で腰振れよ」
「うん」
渉の声に俺が応える。俺の腰が上下に動く。渉の亀頭が奥の方に突き刺さってきた。
「あぁぁあぅイイ。気持ちいい」
俺が声を上げる。俺は押し倒された。正常位になる。渉の腰がガシガシ動く。ちんぽが俺の中を駛走してきた。渉の腰が波動する。勃起魔羅を通じてその波が伝ってきた。
「あぁあぅあぁ」
俺が声を上げる。突き込みながら渉は俺の髭を撫でてきた。まんことちんぽの粘膜同士が交じわる。ヌチャッヌチャッヌチャッ…グショッグショッグショッ結合部からは淫猥な交尾音が鳴り響く。突き込みながら渉は俺のちんぽを扱いてきた。
「あっそんな。射っちまう」
「イイぞ。射けよ」
俺の声に渉が応える。渉の腰の動きに拍車が掛かった。俺のちんぽが扱き捲られる。金玉の中の潮流が射き場を探し始めた。
「あぁぁあぁ射く。んくっんくっんくっ射ぐ。あぁぁんぉ射くっ」
俺が射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は乳白色の男の粘液を飛ばした。
「ウグッ締まるまんこだな。汁搾り取られそうだぜ」
渉が声にする。パンパンパン…パンパンパン俺のカラダが叩かれた。渉の腰が烈動する。肉竿が俺の中を爆進してきた。
「あぁぁあっ射ぐ。んぁんぉんぁ射く。あぁぁうぅ射ぐっ」
渉が射き声を上げる。俺の奥壁にオス汁が打ち当たってきた。渉の亀頭が俺の内壁を擦ってくる。ちんぽが静かに引き抜かれた。抱き寄せられる。唇が寄ってくる。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め合う。未だ熱りのあるちんぽが触れ合った。其々の濡れたちんぽが男の熱を伝える。唇が離れた。激しかった男同士のSex。その残響が覚醒する。暫くの間俺達は抱き合っていた。其々のちんぽを握り合う。いつの間にか微睡の中にいた。一緒の朝を迎える。俺は思う。最高に幸せだと……
 伊東家の収入は母さんの派遣の給与と永悟の家庭教師のバイト代だけだ。確かに家庭教師は他のバイトよりは時給は高い。俺は思惟する。それだけでは覚束ないだろうと……母さんに援助を申し出たが断られた。自分達の為に使えと言う。だが永悟の大学の学費だけは俺が負担する。少し強引に決めた。今、時々夕飯に招待している。永悟名義の貯蓄も始めた。永悟が大学を卒業する。今日は卒業式。今、俺と渉も母さんと共に参列した。就職先はメガバンク。今、正門脇のクスノキの下にいる。永悟と視線が交差した。
「卒業おめでとう」
「兄ちゃん、渉兄ぃ今迄ありがとうございます」
俺の声に永悟が応える。俺は永悟名義の通帳と印鑑、カードを渡した。
「俺と渉からの就職祝いだ。スーツでも買ってくれ」
俺が声にする。永悟が驚愕の表情を浮かべてた。
「えっ悪いよ」
「一旦出した物だ。そのまま受け取れよ。俺に恥掻かすな」
永悟の声に俺が応える。永悟は涙ぐんでた。色んな思い出が脳裏を駆け巡る。目頭が熱くなってきた。
「永悟、これから謝恩会だろ。じゃぁまたな」
渉が声にする。永悟が頷いた。
「今日は内でご飯にしましょう。腕に縒り掛けるからね」 
母さんが声にする。俺達は帰路に就く。久しぶりに食べる家庭料理に心が綻んだ。時が流れる。永悟が25歳の春を迎えた。街は新たなしっかりと春色に染まっている。
春の芽吹き (23)
ある日永悟に言われた。紹介したい女性がいると言う。だが永悟と母さんの表情は翳っていた。
「兄ちゃんが中卒でゲイだと言う事を彼女は危惧してるんだ。エリート家系に中卒はありえないと言ってるんだよ」
永悟が声にする。相手は不破 麗美24歳で倭商事に勤務してると言う。倭商事とは取引がある。オーガニック農産物を主に扱っている会社だ。自社農場も持っている。俺はスマホにアクセスした。今度ある謝恩祭の招待客を確認する。俺は発見した。麗美とご両親の名前を……記憶が蘇った。確か麗美の父親は管財部長で自称食通と聞いている。俺は閃いた。
「俺に任せろ」
俺が声にする。謝恩祭の場所は凱豪ホテルの響きの間。招待客は取引先企業の社長、重鎮達とフードライター、料理研究家そして第一線で活躍してる俳優達だ。渉も招待されている。俺はほくそ笑んだ。メディアも来るし実況もある。謝恩祭を迎えた。招待されたお客様達が続々集まってくる。其々の席に着く。不破一家と母さんと永悟は同じテーブル席を囲んでる。謝恩祭が始まった。
「本日はご来場頂きありがとうございます。只今よりDLマート謝恩祭を開催致します。乾杯」
専務が声を上げる。お客様達がワイングラスに口を付けた。商品開発部長、来賓代表の挨拶が終わる。社長が出て来た。
「本年度の社長賞は商品開発部統括責任者伊東 巧巳君です」
社長が声を上げる。俺は壇上へ向かった。
「表彰状……」
社長が読み上げる。目頭が熱くなった。クリスタルの盾、表彰状、分厚い金封筒を受け取る。俺は舞台を下りた。拍手が耳に響く。だが不破一家は手を叩いて無かった。
「来週から発売の伊東君メインで作り上げた商品が、あちらに並んでます。どうぞご堪能ください」
社長が声を上げる。お客様達が試食コーナーに集まり始めた。総菜、サラダそしてスイーツ等が並んでいる。絶賛の言葉を頂いた。みんなの顔が綻んでる。不破一家が料理を食べた。
「貧相な味だな」
「そうね中卒のゲイが作るのなんてこんな味よ」
不破父さんの言葉に麗美が同町する。2人の声はデカい。みんなが冷たい目で見ている。1人の勇猛な男が近づいてきた。
「不破部長、お前らはどこが食通なんだ。バカ舌だよな。味のプロ達は絶賛してるぜ。それに今、内が有るのは伊東さんのお陰なんだ。オーガニック野菜を扱ってくれたんだからな。お前ら謝罪しろ」
倭商事の社長が地を這うような低い声で言う。麗美の両親は青ざめている。だが麗美は社長に刃物のような視線を飛ばしていた。
「今回の話は白紙にしてもらいます。確かに巧巳は中卒。だけど資格も取ったし、昇進もしたわよ。差別主義者のお宅とは親戚になれない。永悟も良いわね」
母さんが言い切る。母さんの声が怒気を帯びていた。
「ああイイぜ。結婚前にお前の本性が分かって良かったよ。兄ちゃんが居たから俺は大学も卒業できたし、銀行員にもなれた。さよなら永久に……」
永悟が言い張る。永悟の表情は般若のようになっていた。プライドを傷つけられた不破一家。気付くと開錠からは消えている。少しのドラマが有ったけど謝恩祭は成功のまま幕を閉じた。
「賞金で両家で温泉にでも行こうぜ」
「そうだな」
俺の声に渉が応える。モザイク入りだが、TV雑誌で公開された。後で聞いた話だが結局不破部長は清掃員に降格。麗美は解雇された。ひたすら疾走してきた俺と渉。これからもずっと……

黒蟻王

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KO Legend 21 -発展中毒-

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[ 2021/05/15 21:22 ] 俺達の疾走 | TB(-) | CM(0)