俺は将仁50歳になる髭坊主。 背中に猛虎の刺青を入れている。身長170㌢体重65㌔の ガチムチ。職業は大工。一人親方でやっている。以前は大工だけで食っていけた。元受会社の内の一社が倒産。一番大きな会社だった。仕事が激減。何箇所かの建築会社に声を掛けたが良い返事は貰えなかった。路頭に迷う俺。そんな時某サイトに遭遇する。 ゲイ向けソープランドだ。ホストを募集している。40歳以上の方も歓迎とはなっているが50過ぎの親父でも大丈夫なのか……専用フォームから画像添付の上送信。1時間ほどで返信がくる。面接日時を指定して送信した。そして面接。即決で採用。結局俺は1年程前から ゲイ向けのソープランドに勤め始めた。スタイルは 褌一丁。厳つい系の親父だけどそれなりに指名も入る。何人かのリピーターも出来た。基本はタチ。プロフにもタチ○ウケ△になっている。稀ににウケの要望があるが応じてきた。熱い頭を冷やすような真夏の夜の雨が降っている。時刻はもう直ぐ9時。予約のお客がやってきた。控え室に冷たいお茶とおしぼりをトレーに乗せて入る。坊主頭の若い野郎が座っていた。 褌一丁の俺。股間に野郎の視線を感じた。俺は向かい側に座る。何処かで見たことがあるように思えた。 「本日はご指名頂きましてありがとうございます。将仁と申します」 お茶とおしぼりをそいつの前に出した。 「オイル+プレイコースで金川様がアナルプレイ、タチをご希望と言うことで宜しいですね」 「は、ハイ…そっそうです」 かなり緊張しているみたいだ。視線がぶつかる。野郎の顔付きが変わった。 「やっぱりそうだ」 「えっ…」 「俺っすよ。 褌・雄・姦で一緒だった、篤斗っすよ」 「ああ、あの時の篤斗かよ」 褌雄姦…初夏に行われた親父を回すイベント。回されるのは颯汰という ガチムチ親父。俺も篤斗も参加していた。こいつ親父好きだとは思っていたがここで会うとは……篤斗はHPを見て俺を指名した。俺の画像は顔は映ってはいない。だがガタイと刺青はしっかり映っていいる。俺のことタイプなのか……確か颯汰のことを親父っさんって慕ってたのを覚えている。俺と颯汰は大分違うぞ。いずれにしても指名してもらって嬉しかった。 「宜しくお願いします。ではご案内致します」 俺は営業言葉に戻っていた。浴室に案内する。ドアを開けた。 「早速ですがお体の方お洗いしますので服の方脱いで貰っていいですか」 「ハイ……」 「この籠とハンガーをお使いください。裸になられましたらあちらの浴槽にお浸かりください」 「ハイ……」 5分程経過する。俺は全裸になると浴室に戻ってきた。浴槽に浸かっている篤斗。視線がぶるかる。目が明らかに欲情していた。 「お待たせいたしました。この椅子に座って貰っていいですか」 「ハイ……」 篤斗が立ち上がった。あの時よりも更に逞しくなっている。盛り上がった胸と腕の筋肉。締まった腹筋。濃密な陰毛群からお湯が滴っている。おっちんぽ剥けてるぜ。あの時は確か皮被っていた筈だ。あどけない表情。確か年は20歳のはずだ。ちょっと低めの身長。その風貌とは裏腹にSexは淫乱だった事を思い出した。篤斗をスケベ椅子に座らせる。篤斗の前に跪いた。スポンジにソープを泡立てる。腕から胸、下肢と洗っていく。太ももを洗う時さり気無くちんぽに触れさせた。 「あぁ…んぁ…うぅ」 野太い喘ぎが漏れた。グイッグイッグイッと篤斗のちんぽが勃ち上がる。一気に天を衝いた。後ろに回ると首、背中と洗ってやる。意識しながら篤斗の背中にちんぽを擦り付けた。スポンジを素手に代える。篤斗の脇の下から腕を回した。素手で胸を洗ってやる。小指の先で乳首を摩った。 「んぁ、ああ、あぁ…うぉ」 首筋に吐息を吹きかける。回した手でちんぽを洗ってやった。今度はスケベ椅子の下から腕を入れる。下から金玉とちんぽにに手を這わせてやった。 「あぶくマッサージはどうですか」 「きっ気持ちいいっす」 「金川様、今度ははマットを使ってカラダ洗い続けますのでこちらの方に来て貰っていいですか」 「ハイ……」 あぶくだらけの篤斗のカラダ。真ん中の男の証はガチガチになっていた。篤斗がマットの上にうつ伏せになる 。背中全体に泡立てたソープを塗りたくった。篤斗の上に重なる。カラダを前後に動かした。俺のちんぽが篤斗のカラダを滑る。篤斗のカラダが微動した。 「金川様、今度は仰向けになって貰えますか」 「はっハイ……」 篤斗の目が限りなく昂揚している。俺は篤斗の上に覆いかぶさった。勃ち上がった2本のちんぽが擦れ合う。乳首同士が触れ合った。唇を寄せていく。篤斗の方から合わせてきた。俺のカラダが篤斗の上を何度も往復する。触れ合う2本のちんぽ。男の熱が伝ってきた。俺は勃ち上がる。シャワーで篤斗のカラダを流してやった。 「金川様、今度はローションプレイをしますね。少々お待ちください」 泡をシャワーで流してやる。篤斗のカラダにローションを塗り込めた。俺は篤斗の上に重なる。ローションまみれのカラダ同士が擦れ合った。カラダを滑らせる。時折俺のケツ穴に篤斗のちんぽが触れてきた。篤斗の上に跨る。ケツの窪みでちんぽを擦ってやった。今度は素股に篤斗のちんぽを挟み込む。篤斗が腰を上下に動かしてきた。 「はぁ…気持ちいっす」 「金川様、1発出しちゃいますか」 篤斗の表情が虚ろになっている。腰を突き上げてきた。俺は意識して内股を締めてやる。篤斗のカラダが左右に捩れた。 「あぁぁぁ駄目、射っちゃう」 「良いですよ。出しちゃってください」 「あぁぁぁ射く、射ぐ…んぁぁ射く」 篤斗は俺の素股で射った。放たれた汁が俺の内モモに触れてくる。篤斗のちんぽは萎えることはなかった。 「金川様今度はベッドでサービスさせて頂きますので移って頂いて宜しいでしょうか」 「ハイ判りました」 篤斗と俺のカラダのローションを洗い流した。隣にあるベッドルームに移動する。扉が開いた。今ベッドに並んで座っている。篤斗の手が俺のちんぽを握ってきた。篤斗の手中で俺のちんぽはグイッグイッグイッと勃ち上がる。篤斗のちんぽは既に天を衝いていた。 「金川様、仰向けになって頂けますか」 「はっハイ…あのお願いあるんですけど……」 「えっ何ですか」 「丁寧語止めて貰えますか…俺の事は篤斗って呼び捨てにして欲しいっす」 「あっ判りました。篤斗仰向けになれよ」 「うん、将仁さん」 にっこり微笑む篤斗。途轍もなく可愛い笑顔を向けてきた。篤斗の上に重なる。篤斗の左脚を俺の両脚が挟んだ。篤斗の太ももに俺のちんぽを擦り付ける。同時に乳首に舌を這わせた。 「将仁さん、キスして欲しいっす」 「あぁ判ったよ」 唇を寄せ手いく。唇が触れ合った。舌を静かに入れていく。篤斗の舌が絡んでくる。俺は絡め返した。腕を伸ばすと篤斗のちんぽ握る。熱を帯びていた。カラダを舌にずらす。篤斗のちんぽに舌を這わせる。ジュルッジュルッジュルッ。根元から亀頭目掛けて舐め上げる。今度はジグザグに舌を這い降ろした。 「あぁぁ…いぃ、気持ちいっす」 「もっと気持ちよくしてやるからな」 亀頭を唇で挟んだ。ゆっくりと呑み込んでいく。舌を篤斗のちんぽに絡める。我慢汁が口の中に広がってきた。今度は篤斗が上になる。乳首に舌を這わせてきた。俺のカラダが微動する。今度は首筋が舐め上げられた。若干20歳の篤斗。少し稚拙な愛撫。俺を喜ばそうとしている。それだけで俺は感じてきた。 「あぁっあぁ…いいぜ。篤斗」 「将仁さん…感じるのか」 「あぁ凄ぇ感じるよ。気持ちいいぜ」 篤斗の腕が伸びる。俺のちんぽが握られた。指がケツ穴に這ってくる。優しく撫でられた。 「挿れていい」 「あぁいいぜ。もう解してあるからな。がっつり挿れてこいよ」 「うん」 俺は両脚を抱え上げた。篤斗に目を遣る。ギラギラ淫猥な光を放ったいた。ちんぽがケツの窪みに宛がわれる。篤斗の腰がグイッと動いた。俺のおまんこが篤斗を呑み込み始める。十分に解された俺の穴は一息に篤斗のちんぽを受け入れた。篤斗の腰が突動する。ちんぽが内壁を擦り巻くってきた。 「あぁぁぁあぁぁ…いぃ」 あまり感じない俺のおまんこ。何故か今日は感じる。奥の方が疼いてきた。 「俺もいぃ…あぁぁいぃ」 若くて逞しい篤斗。ガシガシ腰を突いてきた。 「あぁぁぁぁ駄目、出る。搾り取られる」 奥の方に生暖かい篤斗の汁を感じた。 「まだ出来るんだろ」 「うん」 「まだまだ時間あるからな。これからだぜ」 「うん」 俺は四つん這いになる。後ろからちんぽを嵌められた。篤斗の腰が内壁を抉ってくる。快感が襲ってきた。 「んぁぁんぉ…いぃ…凄ぇ」 「俺もいぃ…将仁さん、堪んねぇ」 篤斗の腰が猛動する。奥の壁が擦られた。 「あぁぁ背中の猛虎が俺を睨んでる。そんなに睨むな。俺は将仁さんをもっと喜ばせたいんだからな」 正常位に戻される。がっつりちんぽを嵌められた。突動する篤斗の腰。突き込みながら俺の乳首を弄ってきた。 「はぁぁいぃ…感じる」 「俺もいぃ…凄ぇおまんこだ」 ジュグッジュグッジュグッ…グショッグショッグショッ結合部から淫猥な音が鳴り渡る。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン篤斗の筋肉がぶつかってきた。 「あぁぁぁぁんぁんぉぉ…はぅ」 「いいよぉ…気持ちいぃ」 俺は自分のちんぽを扱き始める。金玉の奥がジンジンしてきた。 「あぁぁぁぁぁ射きそう…将仁さん射っていっすか」 「いっ、いいぜ。思いっきり種付けてくれ」 「あぁぁぁぁぁ射ぐ、射くんぁぁ射く」 篤斗の生暖かい汁が奥壁にぶち当たってきた。強い快感が襲ってくる。篤斗が俺の手からちんぽを奪い取った。ごしごし扱き始める。 「あぁぁぁぁぁぁぁ…んぁあぁあぁあぁ射く…射ぐはぅ射く」 ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…俺は白濁汁を噴き上げた。ちんぽが引き抜かれる。篤斗が俺の隣に寝転んだ。抱き寄せる。篤斗は甘えるように抱きついてきた。 「将仁さん凄ぇよかった」 「俺も良かったぜ。掘られてこんなに感じたことなかったからな」 自然に唇が触れ合った。 「シャワー浴びるぞ」 「うん」 篤斗のカラダを洗ってやる。俺達は着衣を整えた。今控え室のテーブルを挟み向かい合って座っている。冷たいウーロン茶を出してやった。 「良かったらまたおいでください」 「ハイ、勿論です」 ポイントカードを篤斗に渡した。玄関まで見送る。深く頭を下げた。篤斗は頻繁に俺を指名してくる。ただ心配でもあった。この1箇月の間に7回も来ている。どんな仕事をしているのか俺は知らない。プレイ料金はそれなりに掛かる。大丈夫なのか……ある日のプレイが終わり控え室でお茶を飲んでいる。ちょっと聞いてみた。 「なぁ篤斗怒らんで聞いてくれよ」 「うん、何」 「お前、しょっちゅう此処に来てるけど金大丈夫なのか」 「そっそれは……」 篤斗の顔が曇った。 「やっぱりな。もう来るな」 「そ、そんな」 「バカやろ。犯りたくなったら連絡してこい。これがアドレスと電話だ。ちゃんと付き合おうぜ。恋人としてだ」 「えっ……」 「嫌なのか」 「そ、そんなこと無いっす。嬉しいっす」 篤斗が満面に笑みを浮かべている。スマホを取り出した。 「将仁さん。今俺の電話番号送ったよ」 この日を境に俺と篤斗の関係は変わった。今までは客とホストの関係。今俺達は恋人として付き合い始めた。俺のタイプは少し年下の ガチムチな男。篤斗は親子程年が離れている。愛くるしい笑顔、鍛えられたガタイ、そして素直な心。タイプとは少し違うけど俺の心の奥の何処かに澄み始めていた。
付き合うにつれ色んなことがわかってきた。職業は俺と同じ大工。工務店に勤めている。女手ひとつで育てられその母親も他界した。結構苦労したらしい。趣味は筋トレ。あのガタイから頷ける。今日土曜日運よく明日俺はシフトに入っていない。篤斗が始めて泊まりに来る予定だ。夜9時ソープの仕事が終わる。俺は足早に家路についた。生ハム、スモークソーセージにチーズの盛り合わせと乾き物の摘みを用意する。夜10時40分インターホンがなった。 「篤斗っす」 「おお今空けるな」 リビングに通すとソファーに座らせた。用意した摘みをローテーブルに並べる。グラスにビールを注ぎあった。 「お疲れ様……」 カチンとグラスが触れ合った。 「将仁さん、もう大工の仕事してないんすか」 「あぁ2~3日で終わるちっちゃな仕事は請けてるけどな」 「勿体無いっすね。せっかく腕あるのにさ」 「まぁな」 同じ職業の俺と篤斗。大工仕事の話も結構した。 「あのさ、俺さ……」 「そうなのか。バッカだなぁ」 酒がビールから焼酎に代わっている。俺も篤斗も3杯目の水割りが空いた。クラスに水割りを2つ作る。その1つを篤斗に渡した。篤斗の目の周りがほんのり桜色になっている。篤斗がゴクリと水割りを飲んだ。 「まっ、将仁さん…今日は俺に挿れてくれよ」 「いいのか」 「うん」 「将仁さん俺には掘らせてくれるけどどっちかって言うとタチだろ」 「うん、まぁそうだな」 「俺さタチとしての将仁さんを満足させてぇんだ。誰にも渡したくねぇし……」 俺のポジションは限りなくタチよりのリバ。俺の性向を満足させたいと思っているのか……俺はお前に犯られてウケの喜びも十分に感じてる。それだけでも満ち足りていたのだけどな。お前がそう言うのなら俺もお前を満足させてやるからな。篤斗が俺に抱きついてくる。俺は優しく抱きしめた。 「好きっす」 「ああ、俺も好きだぜ」 「だったら俺の処女奪ってくれよ」 「あぁ判った。優しくしてやるからな」 俺達はリビングを出る。寝室の有る2階へと向かった。寝室のドアを開ける。灯りを燈した。俺達は着ているものを脱いでいく。篤斗の逞しいガタイが現れた。 「今日は 六尺なのか」 「うん、勝負 褌っす。今日は挿れて貰おうって決めてたから」 俺達は 褌を解いた。晒された篤斗の全裸。男の道具は既に半勃ちになっていた。 「おいで篤斗」 「うん」 俺はベッドに横になる。篤斗が俺の隣に滑り込んできた。優しく抱きしめる。唇を寄せていった。首筋を舐め上げる。空いてる手の平で乳首をなぞってやった。今度は指腹で乳首を撫で回してやる。篤斗のカラダが微かに震えた。 「乳首感じるのか」 「わ、判らないっす」 「そうかぁじゃぁ判らしてやるからな」 篤斗の上に重なる。乳首に舌を這わせた。ジュルジュル舐め上げる。もう片方の乳首に指を這わせた。 「あぁぁぁんぁ…はぁ」 俺は篤斗の乳首を執拗に攻め続けた。 「勃ってきたぜ」 「乳首もっと弄って欲しいっす」 「判ったぜ」 篤斗に乳首に舌を転がした。指で弄る。何度も繰り返した。手を伸ばして篤斗のちんぽを握る。ガチガチになってる篤斗の本竿。先端からは我慢汁が溢れていた。カラダをずらす。篤斗のちんぽに舌を這わせる。根元から裏筋目掛けて舐め上げた。 「あぁぁぁぁぁんぁいぃ…いい」 亀頭を唇で挟むとゆっくりと呑み込み始める。ちんぽに舌を絡めてやった。 「気持ちいぃ…堪んねぇ。俺もしゃぶりてぇ」 俺は篤斗の上に跨る。ちんぽを差し出した。篤斗の舌が這ってくる。俺のちんぽをしゃぶり始めた。 「あぁ美味いっす」 「玉も舐めるんだぞ」 「うん」 金玉に舌が這ってくる。1個ずつ口の中に含まれた。舌が玉に転がってくる。同時にちんぽを軽く扱かれた。ちんぽが咥えられる。舌が絡んできた。 「あぁぁいいぞ。凄ぇ気持ちいい」 俺のちんぽをしゃぶり込みながら金玉を握ってくる。ジュボッジュボッジュボッ卑猥な音が耳に響いた。 「舐めるの凄ぇ上手くなったな」 静かにちんぽを引き抜いた。 「くふっ……酷でぇ。もっとしゃぶっていたかったのに」 篤斗が不満げに声にした。 「後でまたしゃぶらせてやるからよぉ」 「うん。絶対だよ」 「判ってる」 篤斗の瞼にキスをする。唇を静かに合わせた。 「挿れてやるからな」 「うん」 篤斗の両脚を抱え上げる。篤斗は自らひざ裏を押えた。ケツ穴を軽く摩ってやる。篤斗のカラダが微動すした。穴口に軽く唇を合わせる。ジュルジュル舐め上げた。指を1本入れてみる。ズボズボ容易く呑み込まれた。指を2本に増やしてみる。柔らかな穴は俺の指を受け入れた。 「篤斗、穴簡単に広がるぞ。お前初めてじゃねぇな」 「そんなこと無いっす。俺将仁さんに挿れて貰おうと思って毎晩自分で拡張させてたんだよ」 「あっ篤斗……」 篤斗と視線が交差した。一途な目で俺を見てくる。健気な篤斗。俺の心はいっそう抉られた。 「痛くないようにもっと解してやるからな」 「うん」 ジェルを篤斗の穴の回りと内壁に塗り込めた。3本の指を中に挿れる。内壁を掻き上げた。 「あぁぁ、あぁぁ」 俺の指が抽動する。執拗に前後に動かした。指を張型に代える。Mサイズは簡単に呑み込まれた。サイズを上げる。張型にたっぷりとジェルを塗り込めた。ゆっくりと挿れていく。真ん中辺りまで呑み込まれる。更にゆっくりとじんわりと推し進めた。根元まで呑み込まれる。篤斗の顔が微かに歪んだ。 「痛いのか」 「でも大丈夫っすよ」 篤斗のちんぽが萎えている。額には汗が滲んでいた。 「痛いんだろ」 「ちょびっと。お薬欲しいっす」 篤斗の傍らに移動する。眼前にちんぽを差し出した。篤斗が俺のちんぽをしゃぶり始める。顔が前後に抽動した。頭を撫でてやる。軽く腰を突いた。 「はぁ美味いっす。ちんぽ美味いっす」 萎えていた篤斗のちんぽが芽吹き始めている。表情も柔和になっていた。手を伸ばすと張型を押し込めて見る。篤斗のカラダが微動した。 「はぁ…あぁぁ。何か奥の方がムズムズするんだ」 「欲しくなってきたみてぇだな」 篤斗に挿れた張型を静かに引き抜いた。ぽっかりと穴が開いている。ちんぽにジェルをまぶし篤斗のおまんこにも塗り足した。 「挿れるぞ」 「うん」 ちんぽを篤斗のケツの窪みに宛がう。腰をグイッと突き入れる。解された穴に俺は呑み込まれ始めた。 「あぁぁぁぁぁ凄ぇ入ってくる。デケぇ…硬いぇ」 俺のちんぽは一気に根元まで埋没した。 「入ったぞ」 篤斗の手を取ると結合部に誘導する。篤斗はそこを摩っていた。 「凄ぇずっぽり入ってる」 「痛くねぇか」 「大丈夫っす」 俺の腰が突動し始める。ガシガシ腰を突きまくった。 「あぁぁぁぁぁ…いぃ」 半勃ちだった篤斗のちんぽがグイッグイッグイッと硬度を上げる。一気に天を仰いだ。 突き込みながら乳首を指で摩ってやる。内壁がぎゅうぅっと収縮してきた。 「凄ぇ締まるぜ」 「あぁぁぁぁぁんぁ…いぃ」 奥のほうの強張りが取れてきた。深い所まで俺のちんぽが到達している。グイッと突いてみた。 「あぁぁぁぁぁぁぁ駄目…んくぅ」 篤斗のちんぽからドロドロドロと男の汁が洩れてきた。 「 トコロテンしたぜ。堪んねぇ」 「おっ、俺」 俺の腰の動きが大胆になる。激しく篤斗の内壁を擦った。 「あぁぁぁぁぁ当たる。そこやべぇ」 「おら此処だな。突いてやるからよ」 俺の腰が列動する。グシュッグシュッグシュッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは隠微な音が奏でられた。俺の動きに合わせて篤斗が腰を振る。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかりあった。突き込みながら篤斗のちんぽを握る。ゴシゴシ扱いてやった。 「あぁぁぁぁぁぁんぁぁそんな…射きそうっす」 「いいぞ。射けよ」 篤斗のカラダがガクガク震えた。 「いっ射ぐ…んぁぁぁぁんぉ射く…あぁぁ射く」 ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ篤斗のちんぽからは白濁汁が噴き上がった。篤斗の内壁が激しく収縮する。俺は瞬く間に昇り詰めた。 「んぁぁぁぁぁんぉ射ぐ、んぉぉ射く、あぁぁぁぁ射く」 俺は篤斗の奥壁目掛けて男の汁を撃ちつけた。はぁはぁはぁ荒い吐息が洩れる。ちんぽを引き抜くと篤斗の隣に横になる。篤斗は甘えるように寄り添ってきた。 「将仁さんありがとう」 「えっ処女奪ってもらってさ」 「バカやろ」 篤斗の頭を撫でる。静かに唇を合わせた。篤斗が俺のちんぽを握っている。今度はしゃぶり始めた。舌が絡んでくる。しゃぶりながら金玉を下から摩られた。 「篤斗…」 「将仁さんのちんぽお掃除したんだ」 「ばかやろ」 篤斗を抱き寄せる。きつく抱きしめた。ほんのり篤斗の薫りが漂ってくる。またキスをした。 「シャワー浴びるぞ」 「うん」 俺達はシャワーを浴びる。 褌を締めなおした。ベッドに入ると篤斗は俺の前袋を握ってくる。安堵の表情を浮かべるとすやすや寝息を立て始めた。ホッペにちゅっとする。俺も眠りに付いた。人肌の温もりを感じ目覚める。篤斗が朝勃ちしたちんぽを俺の胸に擦り付けていた。 「篤斗何してんだ」 「将仁さんちんぽ欲しそうだったから……」 「バカたれ。起きるぞ」 「うん」 時刻は10時を回った所だ。着衣を整える。階下に降りた。キッチンに一緒に入ると朝飯とお昼の弁当を作り始めた。 「次何すればいっすか」 「から揚げ揚げてくれ」 「うん」 同じ目的のために行動を共にする。ちょっぴり幸せな気分になった。朝飯を済ませる。俺達を乗せた車が動き始めた。向かったのは車で30分程の湖。運転するのは俺。助手席の篤斗がはしゃいだ。青い空、遠くに雲が浮かんでいる。畔を歩いていく。 六尺野郎達が日焼けをしていた。 「この辺にしようか」 「うん」 レジャーシートを敷くと日焼けを始めた。ねっとりとした晩夏の光が俺達を照らしてくる。陽射しは幾分和らいでいるがそれなりに肌に突き刺さってきた。小一時間程日焼けする。今度は川に入った。火照ったカラダに川の水が心地好く当たってくる。篤斗の逞しいカラダに陽光が当たりキラキラ輝いていた。レジャーシートに戻る。弁当を広げた。 「ハイ」 「ありがと」 クーラーボックスからノンアルコールビールを出してくれた。プシュッとプルトップを開ける。喉越しよく体内に流れていった。 「この卵焼き、美味ぇ……」 「いっぱい食えよ」 「うん」 篤斗がから揚げを箸で摘んだ。 「ハイ、あーんして」 「ばかやろ。人居るだろ」 「いいからハイ」 俺は渋々と口を開ける。肉の濃厚な香りが口の中に広がった。飯を済ませる。日焼けと水遊びを繰り返した。 今レジャーシートに寝転がっている。篤斗が手を握ってきた。温もりを感じる。そっと握り返した。 「帰るか」 「うん」 時刻は4時を回っている。俺達を乗せた車が動き始めた。 「また出掛けような」 「うん」 篤斗が零れるような笑顔を浮かべた。中々休みが合わない俺と篤斗。普段は飯を少し酒を呑みながら飯を食いそして交わる。それはそれでいいのだけれど……色んな歴史を刻みたい。温泉、ドライブ、お祭り。都合を付け合い出掛けるように俺達は心掛けた。
季節は巡る。また夏を迎えた。夕立で塗れた街路樹がひとりでに輝いている。朗報が入ってきた。倒産した元受会社が小さいけど新会社を設立する。仕事も発注してくれると言われた。だが仕事量は以前のようではないと覚悟している。俺はまた大工1本でやっていこうと決意した。今リビングのテーブルを挟み篤斗と向かい合って座っている。 「良かったな将仁さん」 「あぁこれでソープも辞めれるしな。お前さ仕事とはいえ俺が他の男とやるの嫌だったろ」 「うん、実はね。判ってるけど考えるとちょっとつらいこともあったよ」 「ごめんな」 「誤ることないっすよ。俺が好きになったのがソープのホストだっただけのことだからさ」 俺は前々から考えていたことがあった。篤斗と視線が交差する。俺は切り出した。 「なぁ篤斗。結婚しないか」 「えっ…俺男だよ」 「判ってる。養子縁組するんだよ」 「えっ……」 「アパート引き払ってここに越してこいよ」 篤斗の顔が一瞬輝いた。 「うん、ちょっとだけ考えてみるよ」 1週間後時刻は夜7時を回った。今日篤斗は返事を持ってくる。インターホンが鳴った。 「篤斗っす」 「おお今開けるからな」 ドアを開けた。神妙な面持ちをした篤斗が立っている。リビングに通した。 「冷たいお茶でいいか」 「あっハイ…いいです」 冷たいお茶を出すと篤斗の向かい側に座った。篤斗と視線が交差する。篤斗はお茶を一口飲んだ。真っ直ぐに俺を見てくる。瞳の奥から眩い光が見えた。 「将仁さん、俺…金川篤斗から氏家篤斗になるっす」 「そうか良く決心してくれたな」 「うん」 俺は立ち上がる。篤斗の隣に座った。 「愛してる」 「俺も愛してる」 唇を寄せていく。静かに触れ合った。薄く開いた所で舌を挿れていく。篤斗の舌が絡んでくる。背中に回した腕に力が入った。カラダが蕩けそうになる。また舌を絡めた。篤斗とソープで再会して1年が過ぎようとしている。俺は篤斗から勇気と至福そして快感を貰った。これから俺達は連れ合いであり親子になる。年齢差30歳の俺と篤斗。残りの人生全てをこいつの為に使いたい。俺が持ってる大工としての技術を少しでも伝授していければと思った。降るような夏の光線がビルを照らしている。俺達は入籍の手続きを今済ませた。 「緊張してたみたいだな」 「うん、ちょびっと……俺さ今日から氏家篤斗になったんだな」 「あぁそうだ」 「あのさ」 「何だ」 「父ちゃんって呼んでいっすか」 「あぁいいぜ」 「やった~」 篤斗に目を遣る。爽やかな笑顔を浮かべていた。 蒸し暑い夏の夜。外ははしとしとと雨が降っている。俺のソープ最終日がやってきた。篤斗と此処で再会した日を惟る。あの日も蒸し暑く雨が降っていた。最後の客を向かい入れる。メールを確認した。オイル+プレイコースでお客様がアナルプレイ、タチ。名前はAとだけ記されている。お茶とおしぼりトレーに乗せて控え室に入った。 「あっ篤斗……」 「父ちゃん、最後の客は俺がなろうと思ってたんだ」 「お前な。いつでも出来るだろ」 「今日此処でなきゃ駄目なんだ」 「えっ何訳の判らないこと言ってんだ」 「今日は俺が父ちゃんにサービスするんだからな。早くいこ」 「仕方ねぇ奴だな」 篤斗と視線がぶつかる。俺は苦笑した。プレイルームに入る。俺達は全裸になった。 「お客様いいガタイっすね。俺の好きな人に似てますよ」 「何バカなこと言ってるんだ」 篤斗が俺のカラダにシャワーを当てる。スケベ椅子に座らせられた。ソープが泡立てられる。胸、腹、下肢。素手で俺のカラダが洗われ始める。ちんぽに手が這ってきた。篤斗のちんぽがグイッグイッグイッと立ち上がる。一気に天を衝いた。 「勃ってるぞ」 「へへ」 篤斗はちょっとはにかむと俺の背後に回る。首筋、背中が洗われる。勃起ちんぽを擦り付けてきた。スケベ椅子に下から篤斗の腕が入ってくる。弄るようにちんぽを洗ってきた。 「へへ、勃ってきたぜ」 マットの上に仰向けになる。篤斗が覆いかぶさってきた。 「気持ちいい。父ちゃんのちんぽ」 篤斗がちんぽを擦り付けてきた。顔が近づいてくる。唇を奪われた。舌がこじ入ってくる。口の中をくまなく撫で回された。 「今度はローションプレイっすね」 にっこり微笑む篤斗。何気に俺の心が綻んだ。あぶくがシャワーで流される。ローションを手に取る篤斗。カラダに塗られ始める。ちんぽと金玉にもまぶされた。篤斗が俺の上に重なってくる。カラダが前後に動いた。篤斗の勃起ちんぽが俺のカラダを滑る。篤斗の目が火照ってきた。 「つ、次はベッドでサービスするっすね」 声が少し上ずっていた。シャワーでカラダを洗われる。俺達は隣の部屋に移動した。ベッドの上に並んで座る。俺は押し倒された。篤斗が俺の上に重なる。首筋に舌が這ってきた。乳首が指で撫でられる。 今度は指の甲で掻き上げられた。舌先が乳首の上で転がる。俺のカラダが微動した。篤斗のカラダが下にずれる。ちんぽに舌が這ってくる。亀頭の溝が舌先で擽られた。 「あぁぁあっ…んぁ」 金玉が握られる。篤斗の指先が煙草の灰を落とすように小突いてきた。亀頭が唇で挟まれる。ゆっくりと呑みこまれ始めた。喉壁がぎゅうっと締まってくる。舌がちんぽに絡んできた。 「はぁ…んぁ気持ちいい」 「もっと気持ち良くしてやるからな」 篤斗がローションを手に取った。自分のケツ穴に塗り込めている。俺の上に跨った。後手に俺のちんぽを掴む。自分のケツ穴に宛がった。篤斗と視線が交差する。カラダを沈めてきた。 「はぁ…いぃ」 ズボッズボッと俺のちんぽが入っていく。一気に根元まで呑み込まれた。篤斗の腰が上下に抽動する。俺の腰が突き上げた。 「あぁぁぁぁぁ気持ちいい…堪んねぇ」 両手を伸ばして篤斗の乳首に指を這わせる。篤斗のカラダがブルブル震えた。篤斗が仰向けになる。今度は俺が上になった。俺の腰が突動する。激しく篤斗の内壁を擦ってやった。 「あぁぁぁぁぁいぃ…気持ちいい」 「俺もいいぜ。おまんこもっと絡めてこいよ」 俺の腰が列動する。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかりあった。 「あぁぁぁぁぁぁぁぁいいよぉ…おまんこ気持ちいい」 俺の腰が大胆に動く。篤斗のカラダが左右に捩れる。鍛えられた大胸筋がピクピク震えていた。 「あぁぁぁぁぁ当たるぅ…んぁぁやべぇ」 篤斗が自分のちんぽを扱いている。尖端からは我慢汁が溢れていた。 「父ちゃん、やべぇ射きそうだ」 「俺もやべぇぜ。一緒に射かすか」 篤斗が頷いた。ガシガシ腰を突動させる。ちんぽを引き抜いた。篤斗のちんぽをと重ねる。俺はゴシゴシ扱いた。クチュックチュックチュッと卑猥な音が流れる。篤斗の顔が恍惚としていた。 「あぁぁぁぁぁぁぁ射く…んぁぁ射くうぅぅ射く」 「んぉぉぉぉぉ射ぐ、あぁぁぁぁぁ射く…はぅぅ射く」 ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ 2本のちんぽから乳白色の男の粘液が飛び出してくる。その汁は弧を描き篤斗のカラダの上に舞い降りた。篤斗の上に覆いかぶさる。自然に唇が触れ合った。 「バカやろ。変なサプライズしやがってよ。でも嬉しかったぜ」 「父ちゃん、お疲れ様でした」 またキスをした。篤斗が着衣を整える。俺も 褌を締め直した。今控え室でお茶を呑んでいる。篤斗の爽やかな笑顔を浮かべた。 「篤斗、もう終わりだから外で待ってろよ」 「うん、判った」 程なくして俺はソープを出た。篤斗が走り寄ってくる。雨が上がり満天の星空が広がっていた。俺は振り向く。ソープに向かって深々と頭を下げた。 「父ちゃんどうしたの」 「いや、此処で十分に稼がせて貰ったし、お前とも深い中になれたんだからな」 「そっかーじゃぁ俺も……」 篤斗がソープに向かって頭を下げた。 「帰るか」 「今日、俺んち泊まりに来いよ」 「えっいいけど」 「やったー早く帰ろう。2回戦やらなきゃな」 「ホント淫乱なんだな。そんなとこも好きだけどさ」 生ぬるい夏の夜風がやけに清々しく感じた。 今日は6回目の 褌・雄・姦。メンバーは変わっていない。同じ顔ぶれだ。お互い気心も知っている。前回の 褌・雄・姦の時俺のバイトの事とか篤斗との事も話した。少し驚いていたのを覚えている。バイトの事も何の偏見も持っていないみたいだ。みんな好い仲間には違いない。午後1時 褌・雄・姦が始まる。4時間の間10人の男達がウケの颯汰をし続けた。午後5時 褌・雄・姦の幕が下りる。居酒屋の個室で今懇親会が始まった。 「みんなビール注いだか」 主催者の浩志が声をあげた。 「おぉ……」 男達の野太い声が上がった。 「大疲れ様」 浩志の声をを合図にグラスが触れ合った。酒を飲む。料理を食べ始めた。あちこちで歓談が始まる。30分程時間が経過した。 「この場を借りてみんなに報告があるんだ」 俺達は立ち上がった。 「実は俺たち結婚した。もう入籍は済ませてある」 俺はみんなを見渡した。みんなが驚きの色を示している。言葉を続けた。 「バイトしていたソープもこの前辞めた。幸い倒産した元受会社が、ちっちゃいけど今度新会社を立ち上げる。仕事も回して貰うことが決まった。まぁ以前のようにはいかんとは思ってるけどな。これからは昔みたい大工1本でやっていくよ。仕事とはいえ俺が他の男とやるのは忍びないからな」 「そうか…おめでとう」 浩志が手を叩いた。今度は颯汰が手を叩く。いつの間にか拍手の輪ができていた。 「もう1回乾杯しようぜ」 「あっその前に見て貰いたいことあるんだ。篤斗あれ出せよ」 「うん」 篤斗が紙包みを取り出すと俺に渡した。 「これから指輪の交換をする。みんなに立会人になって欲しいんだ」 男達の首が縦に振られた。ケースに収められた2つの指輪。刻印は”blijvend 永久に”と入っている。そのひとつを取り出した。篤斗の左手を支える。薬指に指輪を嵌めてやった。今度は篤斗が俺の左薬指に嵌める。少し震えていた。俺は篤斗を抱き寄せる。そっと唇を合わせた。”おめでとう”男達の野太い声。途轍もなく優しく響いた。篤斗の目が涙で溢れている。一滴頬を伝った。今度は嗚咽する。涙がぼろぼろ零れてきた。 「篤斗…嬉しいんだな」 浩志がぽつりと声にする。 「うん、俺独りぼっちだったから……家族出来て嬉しいっす」 篤斗が涙声で答えた。篤斗と視線が交差する。目で訴えてきた。 「いいんだな」 「うん」 「こいつな。生まれた時父親居なかったんだよ。そして高校1年の時母親が他界した。遠い親戚はあったらしいけどな。引き取られるのを嫌だったみたいなんだ。こいつは高校を中退。大工になった。そうだよな」 「うん」 「篤斗…そうだったのか。これからは俺達をお前の兄貴とか親父と思っていいんだからな。依存があるやつ居るか」 部屋が静寂する。みんなが篤斗のことを優しい目で見ていた。 「ビール注げよ」 颯汰の踊るような声を上げる。みんながグラスにビールを注ぎ合った。 「マサ兄ぃ、篤斗おめでとう」 浩志が声を張り上げる。みんなのグラスがカチンカチンと触れ合った。 「篤斗、マサ兄ぃの何処が好きなんだ」 浩志が優しく篤斗に声を掛けた。 「全部っすよ。顔、刺青、カラダデッカイちんぽ。それに料理も上手だしHも旨いんだ。でも一番は優しいところっすよ」 「そう言えばマサ兄ぃも篤斗もタチだろ。ケツ使わねぇのか」 「使うっすよ。最近は俺が掘られること多いっすね。な、何回か トコロテンしちまった」 篤斗の顔が紅潮っしている。耳は真っ赤に染まっていた。 「 トコロテンかよ。凄ぇな。マサ兄ぃが掘られることあんのか」 「あるっすよ。結構可愛い声出すんだよ。ねっ父ちゃん」 「ばっバカやろ。しゃべり過ぎだぞ」 「だってみんな俺の家族だろ」 「そりゃそうだけどな」 篤斗と視線がぶつかる。はにかんだ顔付きが無茶苦茶可愛く見えた。浩志が指折り数えている。にっと微笑んだ。 「なぁ…1回 褌・雄・姦お休みしてみんなで盛り合わねぇか。ウケ出来る奴5人いるしな」 篤斗と視線がぶつかる。俺が頷くとあつとも首を縦に振った。 「俺達はいいぜ」 「他の奴らはどうなんだ」 男達の首が縦に振られた。 「じゃぁ次は、タチウケごちゃ混ぜになって犯り捲るぞ。決めたぜ。今度のイベントは乱・褌・姦だ」 ”おお”男達の野太い声が響いた。 みんなが席を移動し始めた。色んな所で談笑している。篤斗が嬉しそうに話していた。 「マサ兄ぃ…これ細やかな俺からの結婚祝いだよ」 浩志がスマホを取り出した。 「知り合いの工務店の連絡先だよ。先方にはもう話付けてあるからさ」 スマホを開いた。メールを起動する。そこには3箇所の工務店の電話番号と担当者の名前が記されていた。 「ありがとうな。恩に着るよ」 「篤斗を幸せにしてやってくれよ」 「うん、判った」 「それに次楽しみにしてるからな」 俺のケツがそっと撫でられた。 「ば、バカやろ」 浩志と視線が交わる。瞳の奥から優しい光を感じられた。時刻はもう直ぐ8時。和やかな中、褌・雄・姦の懇親会は終わった。清々しい夏の夜風がほろ酔い気分の肌に触れてくる。俺達は其々家路に付いた。 「ねぇ父ちゃん」 「なんだ」 「帰ってしよ」 「何だまだ足りんのか」 「うん足らん」 「ホント底なしだな」 そっと篤斗の手を握る。柔らかな熱が伝ってきた。 今まで俺達は特に連絡先交換はしていない。近日中に其々の連絡先が配信される。これからイベントだけでない繋がりを持とうと考えたからだ。淫乱な11人の野郎共。大切な俺達の仲間そして家族。これから新たな付き合いが始まる違いないと思った。
今日篤斗は俺んちに越してくる。荷物は然程ない。俺の軽トラ1台で間に合った。 「大工道具は庭の物置に入れとけよ」 「うん」 「お前用のクローゼットは開けといたからな」 「ありがとう」 家具屋のトラックが着いた。シングルベッドが撤去される。ダブルベッドが設置された。 「粗方片付いたな」 「うん」 「買出しいくぞ」 「うん」 車が動き始める。俺達はショッピングセンターへと向かった。茶碗、湯のみ、箸。お揃いの食器類を買った。食材を揃える。酒も買った。家に戻ると食事の用意を始める。隣では篤斗が野菜を洗っていた。 「先に風呂入ってこいよ」 「一緒に入ろう」 「そうするか」 脱衣所でバサバサ着ているものを脱いでいく。カラダを其々洗うと浴槽に向かい合って浸かった。毛深い篤斗の脚が触れてくる。にじり寄ってきた。篤斗の唇が寄ってくる。そっと唇を合わせた。 「父ちゃん勃ってきた」 「何だ。もう勃たせてるのかよ」 「仕方ねぇだろ。父ちゃんとキスしたんだからな」 「治まりそうねぇのか」 「うん、判ってるだろ。俺がこうなったらさ」 「そこ座れ」 「うん」 篤斗が風呂の淵に座らせる。ちんぽは腹に付く位に勃っていた。顔を近づけていく。金玉を軽く握ってやった。付け根辺りから雁首目掛けて舐め上げる。亀頭を唇で挟んだ。ゆっくり呑み込んでいく。篤斗が俺の頭を押える。ガシガシ腰を突き始めた。我慢汁が口の中に広がる。喉壁が激しく擦られた。 「あぁぁぁぁいぃ…喉まんこ堪んねぇ」 喉奥を目一杯広げる。篤斗の全てを受け入れた。 「んぁぁぁぁぁいぃ…気持ちいぃよぉ」 篤斗の動きに合わせる。俺は顔を前後に抽動させた。 「んぁぁぁぁ射く…射ぐ、んぉぉぉ出る」 濃厚な篤斗の汁がぶつかってきた。篤斗を見上げる。俺の喉がゴクンと鳴った。 「ふぅ美味ぇな」 篤斗が浴槽に滑り落ちてきた。抱き寄せる。軽く唇を合わせた。 「今度は父ちゃんの出してやるよ」 「俺はいい」 「だって少し勃ってるぞ」 「いいよ。後でな」 「駄目だよ…お、老いては……えーと」 「老いては子に従えだろ。お前は連れ合いだからな」 「養子縁組したんだから子供だろ」 「上がるぞ」 「と、父ちゃん」 俺達は風呂を上がると真っ新な 六尺を締め込んだ。上からは部屋着代わりの甚平を羽織る。リビングダイニングへと向かった。魚を焼き、グラタンをオーブンに入れる。料理が出来上がった。テーブルを挟み向かい合って座る。グラスにビールを注ぎあった。 「篤斗引越しおめでとう。これからも宜しくな」 「俺の方こそ宜しくな」 グラスがカチンと触れ合った。 「お前、ずっと今の所に勤めるのか。独立は考えねぇのか」 「いずれは俺も一人親方でやっていこうかなって思ってるけど」 俺達は将来のことを語りあった。 「あれ、メールいっぱい入ってる」 篤斗がスマホを開いた。 「あっホントだ」 褌・雄・姦のメンバー達からお祝いのメールが入っていた。 ”初夜だな。程々にしとけよ。浩志” 「浩志のメール見てみろ。お前のことだぞ」 「父ちゃんのことだろ」 「バカやろお前ほど淫乱じゃねぇよ」 視線が交差する。屈託のない子供のような笑顔を浮かべていた。ソファーに並んで座る。酒がビールから焼酎に代わった。3杯目の水割りを篤斗が作っている。俺に渡された。篤斗の目の回りがほんのり桜色に染まっている。俺の肩にもたれ掛かってきた。 「やりたくなってきたのか」 「うん」 寝室の扉を開いた。灯りを燈すと新しいダブルベッドが浮かんでくる。淫猥な気分が湧き上がってきた。俺達は羽織っていた甚平をかなぐり捨てる。 六尺一丁になった。ベッドに向かい合って座る。篤斗がにじり寄ってきた。毛深い脚同士が交差る。唇を合わせた。貪りあうように舌を絡める。篤斗の乳首に指を這わせた。篤斗も俺の乳首を指で摩ってきた。絡み合う舌と舌。キスしながら前袋を弄り合った。 「父ちゃん…好きっす」 首筋に舌が這ってくる。今度は乳首が舐め上げられた。篤斗に押し倒される。前袋が舐められた。 「はぁいい匂いする」 ちんぽが前袋から引っ張りだされる。尖らせた舌が亀頭の溝から本竿へと這ってきた。 「あぁぁあぁ気持ちいい」 空いてる手で金玉が擽られる。今度は真ん中の縫い目をなぞられた。 「あぁぁ…いぃ。気持ちいい」 ケツ穴に指が這って来る。穴が小突かれた。 「挿れたいのか」 「うん」 俺達は瞬く間に 褌を解いた。完全に勃起した2本のちんぽが外気に晒される。尖端は我慢汁で濡れそぼっていた。俺は仰向けになる。自分で脚を抱えた。穴口をジュルジュル舐め上げられる。ジェルが穴の回りと内壁に塗り込められた。 「挿れるよ」 「あぁきてくれ」 ケツの窪みにちんぽが宛がわれる。篤斗の腰が力強く動いた。俺のまんこは篤斗を呑み込み始める。一気に根元まで受け入れた。 「凄ぇ、気持ちいい。ねっとり俺のちんぽに絡まってくる」 「俺もいいぜ。んぁぁ気持ちいい」 篤斗の腰が突動し始める。鍛えられた腰がグイッグイッと突きこんできた。篤斗を抱き寄せる。荒々しく唇を奪った。俺のまんこと篤斗のちんぽが完全に結ばれている。快感の波が押し寄せてくる感じがした。篤斗の腰の動きが加速する。奥の方が擦れ始めた。 「あぁぁぁぁ良すぎる。父ちゃんのおまんこ堪んねぇ」 「俺もいいぜ。気持ちいい」 突き込みながら乳首に指を這わせてくる。俺のカラダが左右に捩れた。 「あぁぁぁぁぁ駄目…射きそうっす」 「いいぞ。射けよ」 篤斗はガシガシガシと突き込んでくる。泣き出しそうな表情を浮かべていた。 「あぁぁぁぁぁ射ぐ、んぁぁ射く。あぁぁぁぁぁ父ちゃん」 「うぁぁ堪んねぇ篤斗の熱い汁ぶつかってきたぜ」 俺を抱き起こさせる。向かい合う体位になった。俺の腰が上下に振られる。篤斗が下から突き上げた。 「あぁぁぁぁぁ締まるぅ…また…」 「射きそうなのか」 篤斗の首が縦に振られる。ズグッズグッと俺を突き上げてきた。 「んぁんぁんぁ…んくっぅう。が、我慢できねぇ射く…んぉぉぉぉぉはぅ射く」 篤斗が俺の中で戦慄いた。奥壁で篤斗の熱い汁を感じる。篤斗は腰を突き上げながら唇を合わせてきた。 「と、父ちゃん」 一端唇が離れる。またキスをした。俺はゆっくりと押し倒される。正常位に戻された。篤斗の腰の動きに拍車が掛かる。内壁が激しく擦られた。 「あぁぁぁぁぁぁぁ気持ちいい。そこもっと突いてくれ」 「父ちゃんここ気持ちいいんだな。突いてやるからな」 パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン篤斗のカラダが俺を叩いた。グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは卑猥な音が鳴り渡る。俺は自分でちんぽを扱き始めた。 「あぁぁぁぁぁ気持ちいぃ」 「俺も気持ちいい」 俺達は哭きまくる。金玉の奥が熱くなってきた。 「篤斗ぉやべぇ…射きそうだ」 「俺も…また…んぁぁんぉ」 篤斗の腰が波動した。その大きな波が伝ってくる。俺は自分のちんぽをゴシゴシ扱いた。 「あぁぁぁぁぁぁ射ぐ…んぉぉ射く…射く」 奥の方に篤斗の汁を打ち付けられる。その途端俺は昇り詰めた。 ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ…俺は白濁汁を噴き上げた。篤斗が俺の上に倒れ込んでくる。その弾みでちんぽが抜けた。 「今日お前凄かったな。汁もいつもより熱かったぜ」 「何か凄ぇ興奮してるんだ」 篤斗が唇を合わせてきた。 「父ちゃんお掃除してやるからな」 「えっ……」 篤斗が俺のちんぽを咥えている。金玉が摩られた。口を窄めながら舌をちんぽに絡めてくる。萎えていたちんぽが角度を上げてきた。 「このャロ何すんだ」 「へへ勃ったぜ」 「お前まだ足らんのか。風呂場で1発、俺の中で3発も出したんだぞ」 「足らん。早く挿れてくれよ」 篤斗が四つん這いになる。穴をヒク付かせ俺を誘ってきた。 「判った。覚悟しろよ。哭かせてやるからな」 「早く…ちんぽビンビンで堪らないっす」 篤斗股間から腕を伸ばした。ちんぽを握るとガチガチに勃っている。そこは熱を持っていた。ケツタブを両方の親指で広げる。チュッと唇を触れさせた。ジェルを篤斗の穴口と内壁に塗り込める。俺のちんぽにもまぶした。 「挿れるぞ」 「うん」 俺はちんぽを穴口に宛がうと腰に力を籠めた。腰をグイッと押し進める。抗うことなく篤斗の内壁は俺を呑み込み始めた。 「あぁぁぁぁぁ入ってくる。硬ぇのが入ってくる。あぁぁぁぁぁ気持ちいぃ」 瞬く間に俺のちんぽが埋没された。 「はっ早く突いてくれよ」 「判ったぜ。突いてやるからな」 俺の腰がガシガシ動き始める。ちんぽに内壁が纏わり付いてきた。 「凄ぇまんこだぜ。堪んねぇ」 「あぁぁあぁあ、あ、あ、あぁぁ」 突き込みながら腕を回すと乳首を撫でてやる。内壁がぎゅうっと収縮したきた。篤斗のカラダを反転させる。繋がったまま正常位にした。 「あぁぁぁぁぁもっと…もっと激しく突いてくれよ」 「判ったぜ。おらよ」 俺の腰が列動する。篤斗のカラダが仰け反った。 「あぁぁぁぁぁも。洩れるぅ…んぁんぁあぁぁぁぁ」 篤斗のちんぽからドロドロドロと男の汁が洩れてきた。 「 トコロテンしやがったぜ。まだまだだからな」 突き込みながらカラダを折り曲げる。乳首に舌を這わせてやった。 「んぁぁぁぁんぉぉ…気持ちいぃ」 篤斗が自分のちんぽを扱き始める。突けば突くほど内壁が絡んできた。 「締まるぅ…やべぇ射かせるぞ。どこにだされてぇ」 「まんこに…んぁぁまんこに種付けて欲しいっす」 「判ったぜ。種付けてやるからな」 パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺の腰が猛動する。激しく篤斗にぶつかっていった。 「んぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁんぁ射ぐ、射く…んぁぁ射く」 俺は篤斗の中で雄叫びをあげた。 「あぁぁぁ父ちゃんの汁入ってくる。んぁぁぁぁぁ駄目…俺も射っちゃう…射ぐ、射く、射くぅ」 ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ篤斗のちんぽから白濁汁が噴きあがる。その汁がゆっくりと篤斗のカラダに舞い降りた。 「篤斗、いっぺぇ出したな」 「うん、凄ぇ気持ちよかった」 ちんぽを引き抜こうと腰を引こうとした。その途端篤斗の内壁が急激に収縮してくる。俺のちんぽは締め付けられた。 「駄目っす。抜いちゃ」 「まだ足らんのか」 「足らん」 「判ったぜ」 俺の腰がガシガシ動き始める。前後左右に角度を変えながら突き込んでいった。 「あぁぁぁぁぁ当たるぅいぃ気持ちいい」 突き込みを深く重たくしてやる。腰の動きが更に大胆になった。 「あぁぁぁぁぁぁ奥の方まで入ってくる。んぁぁぁぁぁ気持ちいい」 「おまんこトロットロッに成ってきたぜ。んぉぉ気持ちいい」 ぎりぎりまで腰を腰を引く。一気に奥まで突き込んでやった。 「あぁぁぁぁ駄目ぇ…そんな…あぁぁぁぁぁ」 突き込みながら篤斗のちんぽを握る。ゴシゴシ扱いてやった。 「あぁぁぁぁぁ射っちゃうよぉ…やべぇ…んぁぁやべぇ」 「いいぞ射けよ」 俺の腰の動きが加速する。グシュッグシュッグシュッ…ジュグッジュグッジュグッまんことちんぽの粘膜同士が絡み合い火照った音が鳴り響いた。 「んくっんくっんくっ…射ぐ、あぁぁぁぁぁ射く、うぅ射く」 ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ篤斗のちんぽから乳白色の粘液が飛び出してきた。 「おっ俺もやべえぜ。くっそう。締まるぜ。んぁぁ」 「し、汁欲しいっす」 篤斗が恍惚とした表情を浮かべる。薄く口を開いた。 「呑みてぇのか」 「呑みたいっす」 俺はちんぽを引き抜くと扱きながら篤斗の眼前に差し出した。篤斗が俺のちんぽに喰らい付いてくる。舌がちんぽに絡まってきた。 「あぁぁぁぁぁぁぁ射ぐ、射く…あぁぁぁぁぁぁぁぁ射く」 篤斗の喉奥目掛けて俺は雄汁をぶっ放した。篤斗は俺のちんぽを頬張ったまま金玉を摩ってくる。ゆっくりとちんぽを引き抜いた。視線が交差する。篤斗の喉がゴクンとなった。 「美味ぇ。父ちゃんの汁はやっぱり美味いっす」 篤斗は虚ろな表情を浮かべている。唇の端から白い物が垂れていた。篤斗に抱き寄せられる。唇が寄ってきた。 「父ちゃんの汁だぜ」 唇が重なる。舌が絡み合った。 「お前のは美味ぇが俺のはまじぃな」 「俺は父ちゃんの汁大好きだよ」 篤斗が抱きついてくる。俺はきつく抱きしめた。ほのかなベッド脇の灯りに包まれている。ゆらり揺らぐ灯りが物憂い時空間を癒してくれた。どれ位抱き合っていただろうか。篤斗が俺の手をとると股間に導いた。 「ちょびっと勃ってきた」 「お前……もう無理だぜ」 「えっ……」 「お前の金玉どうなってんだ」 俺は篤斗の股間を覗き込む。金玉にチュッとした。 「シャワー浴びるぞ」 「うん」 シャワーを浴びる。 褌を交換して締め込んだ。 「寝るぞ」 「うん」 俺達はベッドに潜り込んだ。 「俺さ、幸せなんだ」 「俺もだよ」 篤斗が俺の胸に顔を埋めてくる。前袋が握られた。優しく頭を撫でてくる。何時しか可愛い寝顔を浮かべていた。俺にも睡魔が襲ってくる。俺達の初夜は静かに幕を下ろした。 また新たな時が刻み始める。浩志から紹介された工務店との取引も始まった。元受会社も10日後に動き始めるる。忙しい毎日が始まった。篤斗との出会い。それは 褌・雄・姦。淫乱な男の集団。だけど愛すべき仲間達には違いない。俺にとっても篤斗にとっても…… 「篤斗料理並べろよ。あいつらそろそろ来るからな」 「うん、了解っす」 今日は篤斗の俺達の結婚を祝う宴が開かれる。インターホンが鳴った。
| HOME |
|