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ひかり①

 俺は京極勇吾32歳になる髭坊主。高校を卒業すると革工房・杉田製作所と言う町工場に就職した。名前の通り革製品を作っている。お蔭様に革職人として認められるようになった。趣味は筋肉を苛める事。身長172㌢、体重68㌔のガタイは筋肉バカと言われている。1年前の秋に結婚した。相手は社長の娘、麗華。きっかけは社長を通しての事だった。俺と付き合いたいらしい。麗華とは何度か話したことはある。容姿端麗、頭脳明晰。そんなイメージを持っている。だがなぜ俺何かとは思った。麗華はホットヨガのインストラクターをしている。その為かスレンダーなボディをしている。俺達は付き合い始めた。明るく積極的な麗華。俗に言う肉食形女子だ。初めてのデートでホテルに誘われる。俺達は男と女の関係になった。週に1~2度程のデートを重ねる。その度ごとに俺は麗華を抱いた。俺に抱かれ麗華は喘ぎ捲くる。1度のSexで麗華は何度もいいく。俺は経験は俺は然程経験はない。どちらかと言うと淡白な方だ。ちんぽはデカイとは言われる。ただ突き捲くるだけの事だった。だがそれでも麗華は喜んでくれる。そんな麗華が可愛い。守ってやりたいと思うようになった。評判はあまり良くない麗華。だが付き合っていくうちに其れは打ち消された。麗華は気配りが出来、優しく接してくる。何時の間にか俺の中に恋心が芽生えてきた。付き合い始めて2箇月後、一緒に棲み始める。新居は2DKのアパート。麗華との新たな生活が始まった。事実上の結婚。内輪だけでの挙式、披露宴は済ませる。だが入籍はしていない。麗華が合法的に夫婦別性を希望している。何時か法律が変れば入籍したいと言う。俺はそれでも良いと思った。共に仕事をしている俺と麗華。家事はしっかり分担している。料理が得意な俺。食事の準備を掃除を担当している。後片付けと洗濯は麗華。財布は別々にしている。家賃は俺、光熱費は麗華。其々の口座から引き落とされている。食費は折半にすることにした。結婚して1箇月程経過する。麗華の化けの皮が剥がれ始めた。放棄した家事。洗濯も後片付けをしない。最初のうちは我慢して俺がやっていた。それから2箇月程経過する。麗華のモラルハラスメント、家事ハラスメントが始まった。季節は厳寒の冬。空気が歯に沁みるような夜を迎える。仕事が終わり俺は帰宅した。夕食の用意をする。食事が済むと洗濯物を取り込み畳んだ。
「何、この畳み方しわだらけでしょ」
「こんなまずいもの食えねぇ」
「もっと綺麗に掃除しろ」
矢継ぎ早に暴言を吐いてくる。結局セックレスになり、寝室も別にした。今食事も別々にしている。洗濯も其々のものしかしなくなった。毎日のように繰り返される喧嘩。暖かな家庭が一変した。社長の娘、麗華。その為両親、社長に相談を控えていた。唯一高校の時の友人に相談する。良い知恵は出て来なかった。入籍はしていないが俺と麗華は内縁の夫婦。家庭内離婚の状態になった。会話も無い俺と麗華。何時しかハラスメントも無くなった。自分のしかしない俺達。共有部分の掃除はどちらか気付いた方がしてる。不思議なものでそんな暮らしも慣れてきた。自分の時間をエンジョイ出来る。ジムライフも更に充実した。季節が巡り、春を迎える。公園の桜の木も綻んでいた。
桜 (4)
新入社員が入社する。自衛隊上がり櫻田史哉(ふみや)。髭坊主の31歳だ。背格好は俺に似ている。作業着の上からでもガタイの良さが伺えた。俺の下に付けられる。未経験だが革職人としての感性は鋭い。メキメキ腕は上達していった。季節は夏を迎える。史哉と仕事をし始めて4箇月余り経った。年の近い俺と史哉。自然に仲良くなった。俺は史哉と下の名前で呼び捨ててる。史哉は俺の事を先輩と呼び、慕ってきた。映画にドライブ、そしてショッピング。休みの日には良く出掛けたし、時々飲みにも行った。家庭内の事も相談してる。史哉の言葉に俺は癒された。
「先輩、銭湯いかないっすか」
「銭湯ってこの辺にあるのか」
史哉の言葉に俺は応える。史哉はにんまりと笑みを浮かべた。
「東口の裏手の方に雄雅の湯って銭湯有るっすよ。この前発見したんだ」
「そうか。たまにはいいかもな」
「俺何時でも行ける様にお風呂セット用意してんだ。先輩使ってくださいね」
「ああサンキュー」
仕事が終わり、俺達は会社を後にする。夏の夜風が優しく頬を撫できた。何時しか茜色の空が星空に変っている。俺達の脚は銭湯へと向った。昔ながらな瓦屋根の銭湯の建物が見えてくる。何処か懐かしさを感じた。中に入る。番台の親父が柔和な笑顔を投げ掛けてきた。俺はレンタルのタオルとバスタオルを借りる。脱衣所で俺達は着て着るのものをバサバサ脱いだ。晒された史哉のガタイ。ぶ厚い筋肉で覆われている。真ん中の男の証はふてぶてしくぶら下がっていた。浅黒く日に焼けている。日焼け後がTの字になっていた。
「変った焼け方してるな。Tバックか」
っすよ。俺たまに締めるんだ」
俺の言葉に史哉が応える。目が綻んでいた。中に入り、掛け湯をする。大きな湯船に並んで浸かった。後の富士山の絵が古き良き日本の文化を物語っていた。
「気持ちいっすね」
「あぁ疲れが取れるな」
ここの銭湯綺麗で施設は充実している。サウナ、電気風呂色んな風呂を楽しんだ。今温めのごり湯に並んで入っている。他に浸かっている客は居なかった。
「先輩、奥さんともう何ヶ月もしてないんでしょ」
「うん、まあな」
史哉の言葉に俺は応える。史哉が俺のちんぽを握ってきた。グイッグイッグイッと勃ち上がってくる。湯の中で俺のちんぽは完全に勃起した。
「凄ぇ、デカイっすね」
史哉が声を上げる。ゴシゴシ扱き始めた。
「史哉、止めろ出ちまうだろ」
「へへ」
史哉は扱くのを止めなかった。親指の腹で俺の亀頭を摩ってくる。俺のカラダが微動した。客が湯船に入ってくる。史哉は静かに手の動きを止めた。客が居なくなる。また俺のちんぽを扱き始めた。いきり勃ってる俺のちんぽ。湯から上がることが出来なかった。史哉が俺のちんぽを扱きたてる。思わず声が洩れそうになった。
「ふっ史哉やべぇ。射きそうだ」
俺が史哉の耳元で囁いた。
「いっすよ。射っても」
「駄目だ。湯が汚れる」
史哉が更に俺のちんぽを扱き捲くってくる。金玉の奥がジンジンしてきた。
「ふっ史哉」
史哉が湯に潜る。俺のちんぽが咥えられた。ちんぽに舌が絡んでくる。一気に俺は昇り詰めた。俺は唇を噛み締める。史哉の口の中で俺は戦いた。史哉が湯の上に現われる。ゴクンと喉を鳴らしていた。
「美味ぇっすよ。先輩の汁」
「バカやろ」
俺は回りを見渡した。入浴客達は普通の銭湯を楽しんでいる。幸い気付かれてはいなかった。
「大胆な奴だな。気付かれたらどうすんだ」
「大丈夫っすよ。ここ結構死角になってるし、回り見ながらやってたからね」
史哉はもしかしてそっちの人間かと思った。
「おまえもしかしてゲイかよ」
俺が小さい声を上げた。
「そっすよ。先輩みたいな人凄ぇタイプっす」
史哉も小さい声で返してきた。ちんぽがギュッと握られる。史哉が湯を上がる。俺も後に続いた。シャンプーをする。カラダを洗い流すと俺達は風呂を上がった。

大噴火

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マッハストローカー ネオ

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野郎部屋 デカマラ狂い直腸トランス

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[ 2016/10/30 21:17 ] ひかり | TB(-) | CM(0)

ひかり②

 銭湯を後にする。夜風が心地好く肌を撫でてきた。
「其処のラーメン屋旨いっすよ」
「そうか行くか」
史哉の声に俺は応えた。俺達はラーメン屋の暖簾を潜った。大勢の客でごった返している。俺達はカウンター席に着く。ビールが運ばれてくる。俺達はグラスに注ぎ合った。
「お疲れ……」
俺の声にグラスをカチンと触れ合わせる。俺達はラーメンを食いながら色々と語り合った。
「先輩、俺んちで飲み直さないっすか。ここから直ぐっすから」
一瞬戸惑った。史哉はゲイで俺の事をタイプだと言う。もしこいつの部屋に行ったらさっき以上の事になるかも知れない。どうする俺。自問自答する。俺は頷いていた。ラーメン屋を出る。夜道を歩み、史哉んちへと向った。歩くことおおよそ10分。史哉の住むマンションへと着いた。中に入る。1DKの間取りの部屋。きちんと整頓されていた。今ソファーに並んで座っている。ローテーブルにはバーボンと摘みなどが置かれた。史哉が水割りを2つ作っている。1つを俺に渡された。
「先輩俺さぁ……」
「そうなのか……」
会話が盛り上がる。俺も史哉も3杯目が空いた。今4杯目を飲んでいる。史哉の目が妖しくなった。DVDをつける。映像が流れ始めた。がっちりした男同士が絡んでいる。野太い喘ぎ声が響いてきた。
「先輩……」
「ふっ史哉……」
俺の股間に手を這わせてくる。俺のカラダがピクンと震えた。映像を見る。一人の男が嵌められていた。
「先輩、しよ」
「えっ……」
史哉に目を遣った。何となく可愛く見える。俺は理性を失った。俺は頷く。史哉が俺の手を取る。寝室へと入った。灯りが燈される。淫猥にベッドが浮かび上がってきた。史哉が着ている物をバサバサ脱ぎ始める。俺に目をくれた。
「先輩、脱いでくださいよ」
「わ、判った」
史哉の言葉に俺は応える。俺は覚悟を決めた。全裸になった史哉はベッドに仰向けになっている。俺は素っ裸を晒すと史哉の隣に横になった。
「女にやるようにしてください」
「そっそうなのか」
史哉を抱き寄せた。キスしようと唇を寄せていく。躊躇いを覚える。顔を遠退けた。史哉が抱き付いてくる。唇を寄せてきた。オスの薫りが漂ってくる。唇が触れ合った。舌を捻じ込んでくる。俺の口の中を史哉の舌が這い回ってきた。静かに唇が離れる。視線をぶつけてきた。
「気持ち良くしてやるっすよ」
「えっ……」
史哉の言葉に俺は戸惑いの声を上げる。男とキスしてしまった俺。だがそんなに嫌では無かった。妙な期待感を覚える。性行為に淡白な俺。だが心とカラダが昂揚していた。史哉が透明なボトルを持っている。ローションみたいなものを手に垂らしていた。ケツ穴に塗りこめている。俺の上に跨ってきた。後手でちんぽを握られる。史哉がケツ穴に俺のちんぽを宛がった。腰を沈めてくる。俺のちんぽが呑み込まれ始めた。
「すっ凄ぇ。先輩のちんぽ入ってくる。んくぅ硬てぇ。デケぇ」
俺のちんぽが根元迄埋没する。史哉のカラダが上下に動く。内壁がちんぽに纏わり突いてくる。俺は自然に腰を突き上げた。抱き起こされる。向かい合う体位になった。唇が近づいてくる。俺の方から合わせに行った。唇が触れ合うと舌を挿れる。俺達は舌を絡め合った。唇が離れる。視線が交差した。俺の手が取られる。史哉の乳首に導かれた。乳首を摩ってやる。史哉のカラダがビクンと震えた。
「はぁ、あぁぁいい。気持ちいい」
俺の男の本能が覚醒する。俺は史哉を押し倒した。俺の腰が突動する。ちんぽが史哉の中をまい進した。完全に吹っ切れた俺。腰を突き込みながら史哉の首筋を舐め上げる。今度は乳首に舌を這わせた。ジュルジュル卑猥な音が奏でられる。その音色が更に俺を燃え上がらせた。
「あぁぁ堪んねぇ。先輩もっと突いてくれよ」
「判ったぜ。突いてやるからな」
俺の腰がガシガシ動いた。ちんぽが史哉の中を疾駆する。ジュグッジュグッジュグッ…グショッグショッグショッ結合部からは火照った音が鳴り渡った。俺に掘られてなき続ける史哉。愛しさを感じた。史哉が自分のちんぽを扱いている。先端からは我慢汁が溢れていた。
「先輩、やべぇ射きそうっす」
「射けよ。史哉」
俺の腰が烈動する。ちんぽが史哉の中を爆走した。
「あぁぁんぉ射ぐ。うぁぁんぉ射く。あぁぁあぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ史哉が白濁汁を吹き上げた。史哉の内壁が弛緩と収縮を繰り返してくる。ちんぽが急激に締め付けられた。
「んくぅ締まるぜ。うぁぁんぉやべぇ」
史哉が隠微な笑みを浮かべた。また内壁が締まってくる。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺は激しく史哉を叩いた。
「んぁぁんぉ射ぐ。うぁぁうぉ射く。あぁぁんぁ射くっ」
俺は史哉の中で雄叫びを上げた。史哉の内壁にちんぽを擦り付ける。静かにちんぽを引き抜いた。史哉の隣に横になる。史哉が抱きついてきた。
「先輩、俺のまんこ気持ち良かったすか」
「まんこかよ」
「うん、男のまんこオスまんこっすよ」
「そ、そうか。気持ち良かったぜ」
視線が交差する。史哉が真っ直ぐに見てきた。
「俺も凄ぇ気持ち良かった。先輩キスして……」
軽く唇を合わせた。静かに唇が離れる。またキスをした。史哉が甘えるように抱き付いてくる。嫌な気分には成らなかった。男を抱く悦びを知った俺。この日を境に少し史哉との付き合い方が変る。職場の後輩としてではなく男として付き合い始めた。仕事が終り、御飯する。その後はカラダを重ねた。性行為に淡白だった俺。だが今は史哉との行為に嵌っている。それにもう1つ史哉が俺の行っているジムに通い始めた。自衛隊で鍛えた勇猛な史哉のガタイ。それが一層逞しくなると思う。西の空に陽が傾き始めてる。
西日
今夜一緒にジムに行く。その後、俺達の淫夜が始まる。やべぇちんぽが勃ってきた。

猛牛

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[ 2016/10/30 21:12 ] ひかり | TB(-) | CM(0)

ひかり③

 そんな或る日、俺はゴミ箱の中から妊娠検査薬のパッケージを見つけた。時刻は11時を回ってる。麗華が帰ってきた。
「お前これなんだ」
「友達のよ」
俺の言葉に麗華が応える。自室へと入って行った。
 今一戦を交じ終え史哉んちのベッドで抱き合っている。俺は史哉に相談した。
「先輩、別れちゃいなよ。どうせ家庭内離婚状態なんだからさ。俺が証拠見つけてやるよ」
「そうだな。不貞してるんだからな。俺もだけどさ」
麗華との別離。史哉とこんな関係に成らなかったら考えなかったと思う。今の俺には史哉が居る。史哉との生活をもっと充実させたいと俺は思った。2週間程経過する。朝出勤すると史哉が駆け寄ってきた。
「証拠ばっちり撮ったぜ」
「えっ本当かよ」
「うん、昼休みに見せるからさ。チョッとビックリだぜ」
俺達は仕事を開始する。何となく心が弾んだ。昼を告げるチャイムが鳴る。俺達はいそいそと定食屋に向った。中に入る。リーマン、職人達で賑わっていた。テーブルを挟み向かい合って座る。俺はとんかつ定食、史哉は焼肉定食を頼んだ。飯を食い終わる。史哉が写真を差し出してきた。
「凄ぇ、1人の男じゃねぇんだな」
「うん、ここに写ってるだけで4人の男が居るんだ」
俺の言葉に史哉が応える。俺達は驚愕の表情を浮かべた。
「これなら別れても社長は文句言わねぇぞ。でもお前凄ぇな」
「へへ俺の子飼い使っただけっすよ。自衛隊の部下で何でも言うこと聞くんだ。後は先輩頑張れよ」
「うん、頑張るな」
早速俺は麗華にメールする。今晩話があると……仕事が終わる。俺は家路を急いだ。今リビングのソファーに座っている。再度証拠写真に目を通した。もう既に冷え切ってる俺と麗華。何とも思わなかった。別れられればそれで良い。ドアが開く音がする。麗華帰ってきた。
「何話って……」
俺は写真を差し出した。麗華は神妙な態度をしている。俺に視線を飛ばしてきた。
「ばれちゃったみたいね」
「ああそうだな」
麗華の声に俺は応える。麗華が少し寂しそうな表情を浮かべた。
「別れようね。やっぱり無理だった。父さんには私から話すからね」
麗華が俺に目を呉れる。淡々と語り始めた。麗華は1人の男では満足出来ないと言う。有能な職人の俺。社長は俺を確保して置きたかったと聞いた。もう直ぐ老舗の革工場がオープンする。1年2箇月前から決まっていた事だ。俺が転職するのではと危惧を感じてたらしい。その為麗華と結婚させたと言う。だが麗華から見て俺はタイプ外。確かに写真を見るとゴツい男は居なかった。渋々結婚を受け入れた麗華。だから籍も入れなかったと言う。麗華も被害者の1人だと俺は思った。
「でもね。勇吾とのSexは凄く良かった。女の扱いが下手だとは思ったけど、それが新鮮だったのかも知れないね」
麗華が俺に視線をぶつけてきた。結婚当初の表情に戻っている。鋭さが消えていた。
「ゴメンね。ハラスメントしちゃってさ」
「そんな事ねぇぞ。それに俺も今付き合ってる奴居るからさ。お互い様だよな」
麗華の言葉に俺は応える。麗華は驚きの表情を浮かべていた。
「そう良かったね。でも悪いのは私だから、だって勇吾とのSexを拒否して他の男と遣ってたんだからね。ひとつお願いが有るんだけど……」
「何だ」
「杉田製作所は従業員を大切にしないのは判ってる。それも併せて変えるように父さんに言うから、辞める事はしないで欲しい」
「判った。それは考えとくよ」
麗華と別れる。それは俺を杉田製作所に居づらくすると思っていた。秋にオープンする老舗の革工場。条件も良いのは知っている。今迄培った俺の技術を其処で活かしたいと思っていた。新たな一歩を踏み出したい。文也も誘ってだ。3日程経過する。俺は事務所に呼ばれた。中に入るとミーティングテーブルに社長と麗華が向かい合って座っている。俺は麗華の隣に掛けた。
「麗華、それに京極済まなかった」
社長が突然土下座する。頭を床に擦り付けていた。
「社長、頭を上げて下さい」
社長と視線が交差した。とても寂しそうな目をしている。社長が椅子に座り直した。俺と麗華を真っ直ぐに見てくる。表情がマジに見えた。
「俺は従業員を甘く見ていた。給料を7%上げる。ボーナスも奮発したい。お前達の離婚も認める。それにお前達の慰謝料としてこれを受け取って貰いたい。俺が所持している株券を3等分にした」
俺と麗華の前に株券が出された。
「京極、これで勘弁して欲しい。会社を辞めないでくれ」
「社長、判りました。元々俺を此処まで育ててくれた会社っすからね」
社長の声に俺は応える。社長の顔付きから安堵が伺えた。
「社長、株券は有りがたく頂きます。これから今まで以上に頑張りますね」
「あぁ頼むな」
麗華との別れが成立する。そして社員達の待遇も良くなった。俺は事務所を出る。仕事へと戻った。
「先輩、良いこと有った見たいっすね」
「ああお前のお蔭だな。何かお礼しないとな」
史哉の言葉に俺は応える。史哉の瞳の奥から妖しい光が見えた。
「先輩の処女欲しいっす」
「えっ……」
史哉の言葉に俺は驚愕の声を上げる。史哉が真っ直ぐに見てきた。
「優しくしてやるからさ」
「う、うん」
俺は頷いていた。仕事が終わる。俺と史哉は一緒に会社を後にした。街燈が妖しく光っている。
夜 (10)
向ったのは良く行く居酒屋。暖簾を潜る。中はグループ客、カップルで賑わっていた。俺達はテーブルを挟み向かい合って座る。ジョッキビールが運ばれてきた。
「先輩の処女喪失の前祝っす。乾杯」
ジョッキがガチンと触れ合った。
「お前ウケかと思ってたぜ」
「今はそうっすけど、最初はタチっす」
史哉は自衛隊で部下達を犯し捲くってたと言う。その内の数名が子飼いになったらしい。その後上官に犯されたと言う。今は挿れられる方が良いと聞いた。今夜俺はこいつに嵌められる。俺には挿れてみたいと言う。俺がこいつに助けられたのは事実だ。数回こいつを抱いた。だが嵌めて腰を突く。それだけだった。こいつを目いっぱい喜ばせてやりたい。俺はこの時覚悟を決めた。
「行くぞ」
「うん」
俺の声に史哉が応える。俺達は居酒屋を後にした。満天の星空が降り注いでくる。俺達は駅裏へと向った。

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[ 2016/10/30 21:05 ] ひかり | TB(-) | CM(0)

ひかり④

 妖しいネオンが光る建物が見えてくる。俺達の脚が止まった。沈黙したまま中に入る。タッチパネルで部屋を選んだ。エレベーターに乗り込み4階で降りる。部屋に入った。ブラウンを基調にしたシックな部屋。四角い大きなベッドは目に飛び込んできた。史哉が浴室に入る。ジャージャーお湯が流れる音がしてきた。今ソファーに並んで座っている。俺は史哉を抱き寄せた。唇寄せていく。静かに触れ合うと舌を挿れる。俺達は舌を絡め合った。背中に回した腕に力を込める。俺達は暫らくの間キスし続けた。静かに唇が離れる。今度は軽くキスをした。
「風呂入るか」
「うん」
俺の声に史哉が応える。俺達は着ているものをバサバサ脱いだ。浴室に入る。掛け湯をすると湯船に向かい合って浸かった。俺はにじり寄る。毛深い脚同士が交差した。ちんぽ同士をくっ付ける。俺達のちんぽがグイッグイッグイッと勃ち上がった。史哉のちんぽを軽く握る。勃起の熱が伝ってきた。
「其処座れ」
史哉を風呂縁に座らせる。俺は史哉のちんぽに舌を這わせた。
「せ、先輩」
「今夜俺はお前に処女を授ける。ちんぽもしゃぶるぜ。今までやってなかったからな」
史哉のちんぽをジュルジュル舐め上げる。今度は金玉に舌を這わせた。史哉のちんぽを咥える。俺は顔を前後に動かした。俺は史哉の手を取る。俺の頭を抑えさせた。史哉の腰が突動する。俺の喉壁をちんぽが激しく擦ってきた。
「あぁぁんぉ堪んねぇ。先輩の喉マン気持ちいい」
ジュボッジュボッジュボッ…ジュルッジュルッジュルッ淫猥な尺八音が浴室に鳴り渡る。濡れた陰毛が肌に触れてきた。史哉のちんぽをしゃぶりながら自分のちんぽを扱きたてる。史哉の腰の動きが加速した。
「先輩。やべぇ射っちまう。口離せ」
俺はがっつりと史哉のケツタブを抑える。激しく顔を前後に抽動させた。
「あぁぁあぁ射ぐ。んぉぉあぁ射く。うぁぁんぉ射ぐっ」
喉奥に史哉の汁がぶち当たる。金玉の奥が熱くなってきた。俺の口からちんぽが引き抜かれる。俺の喉がゴクンと鳴った。史哉の濃厚な汁が喉を通る。体内へと流れていった。同時に俺のちんぽを扱き捲くる。昇り詰めそうになった。
「んぁぁんぉやべぇ。射きそうだ」
「駄目っす。先輩お湯汚しちゃ駄目っす」
「わ、判った」
史哉が湯船に沈んだ。俺は立ち上がる。史哉の口の中にちんぽを打ち込んだ。舌が絡んでくる。俺はガシガシ腰を突く。ちんぽが史哉の口の中を暴走する。史哉の舌がねっとりちんぽに絡んできた。
「あぁぁんぉ射ぐ。あぁぁうぁ射く。うぉぉぉあぁ射ぐっ」
俺は史哉の喉奥目掛けてオス汁を撃ち放った。金玉が摩られる。静かにちんぽを引き抜いた。史哉が見上げてくる。喉がゴクンと鳴った。史哉が至福の表情を浮かべている。俺は湯船に沈んだ。史哉を抱き寄せる。軽く唇を合わせた。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合った。2人の残り汁が口の中で融合する。静かに唇が離れた。
「美味かったぜ。お前の汁」
「俺もっす。先輩」
俺の言葉に史哉が応える。抱き寄せるとまたキスをした。
「上がるか」
「うん」
俺の声に史哉が返してきた。其々カラダを洗うと俺達は浴室を出る。腰にバスタオルを巻くと部屋に戻った。俺はこれから処女を奪われる。微かな不安と大きな期待感を覚えた。腰にバスタオルを巻いたまま俺はベッドに仰向けになる。史哉は覆い被さってきた。萎えた2人のちんぽが硬さを取り戻している。バスタオル越しにちんぽを擦り付けてきた。首筋に舌が這ってくる。同時に乳首を指で摩られた。俺のバスタオルが剥ぎ取られる。史哉もちんぽを晒した。そいつは天を衝き血管が浮き出ている。触れてくる史哉のオス竿。玉とタマがぶつかりあった。史哉のカラダが下にずれる。金玉を咥えられた。タマに舌が転がってくる。ちんぽが軽く握られた。同時にケツ穴が摩られる。俺のカラダが微動した。両脚を抱え上げられる。穴口に舌が這ってきた。
「やっ止めろ。汚ねぇ」
「汚くなんか無いっすよ」
穴口がジュルジュル幾度となく舐め上げられた。
「あぁぁあぁ、んぁぁんぉいい。気持ちいい」
ケツ穴を初めて舐められる。自然の声が洩れてきた。何度も史哉に挿れてきた俺。こんなに丁寧に穴を解してやってない。オス穴にローションを塗り込める。軽く指で解すと直ぐ挿れていた。それでもすんなり入っていたのだけれど……今度は舌を使って優しく解してやろうと思った。穴口が両親指で広げられる。尖らせた舌が入ってきた。舌の滑りを感じる。ちょびっと切なくなった。穴の回りと内壁にローションを塗り込められる。指がゆっくりと入ってきた。内壁が掻き撫でられる。指が前後に動いてきた。指が引き抜かれ、増やされると再度入ってくる。前後に抽動してきた。
「先輩、痛くねぇっすか」
「ああ大丈夫だ」
史哉の指が前後に動く。穴を解しながらちんぽを握ると軽く扱いてきた。今度は指腹で亀頭の括れを摩られる。俺のカラダが微動した。
「大分柔らかくなってきたぜ」
史哉が声を上げる。穴口にちんぽを宛がわれた。
「先輩、挿れるからな。痛かったら言えよ」
「わっ判った」
史哉の言葉に俺は応えた。どんなに痛くても俺は俺は受け入れる。心に決めていた。史哉の腰に力が籠る。ちんぽがゆっくりはいってきた。痛みが襲ってくる。俺は歯を食い縛った。
「先輩、痛ぇんだろ。脂汗掻いてるぜ」
「大丈夫だ痛くねぇ」
俺は史哉のケツタブを抑える。手前にぎゅうっと引き寄せた。ちんぽがズブズブ入ってくる。俺は根元迄呑み込んだ。
「ん、んがぁいっ痛ぇ」
「ほら見ろ。痛かったんだろ」
史哉の顔が近づいてくる。唇を優しく奪われた。舌が入ってくる。俺の口の中をくまなく這い回ってきた。唇が離れる。今度は首筋を舐め上げられた。乳首に指が這ってくる。コリコリ撫でられた。
乳首 (2)
もう片方の乳首に舌が這ってくる。ジュルジュル舐め上げられた。執拗な史哉の愛撫。何時しか痛みが薄らいでいる。痛みに変り何かが湧き上がってきた。史哉が軽く腰を突いてくる。奥壁で硬い物を感じた。俺のカラダが微動する。萎えていた俺のちんぽが勃ち上がってきた。
「そろそろイイみてぇだな」
史哉の声が妖しく響いてきた。史哉の腰が突動する。ちんぽが俺の中をまい進してきた。
「あぁぁあぁイイ。気持ちいい」
俺は喘ぎ声を上げていた。内壁が激しく擦られる。得体の知れない快感を覚えた。
「あぁぁんぁ堪まんねぇ。んくぅいい」
「俺もいいぞ。堪まんねぇおまんこだぜ」
俺の喘ぎに史哉が言葉を返してきた。男のおまんこオスまんこって史哉は言う。俺のおまんこ。抵抗ある言葉だ。だが俺は確実に感じている。史哉がそう言うなら其れで良いと俺は思った。史哉の腰がガシガシ動く。内壁が激しく擦られた。
「んぁぁんぉいい。もっと激しく突いてくれ」
「判ったぜ。先輩」
史哉の腰が猛動する。ちんぽが俺のまんこの中を疾駆してきた。突き込みながら史哉は俺の乳首を舐めてくる。俺のカラダがガクガク震えた。ちんぽとまんこが交差する。グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは火照った音が鳴り響いた。
「あぁぁぁあぁいい。んぁぁんぉ堪んねぇ」
「んぁぁんぉ締まるぅおまんこ締まってちんぽに纏わり付いてくる」
突き込みながら史哉は俺のちんぽを扱き立ててきた。史哉の腰の動きが加速する。奥壁が抉られた。
「あぁぁあぁやべぇ。射っちまう」
「いいぞ先輩射けよ」
史哉のちんぽが俺の中を爆走してくる。ちんぽが扱き捲くられた。
「あぁぁんぉ射ぐ。あぁぁあぁ射く。うぉぉあぁぁ射ぐっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を打ち上げた。その汁が宙を舞っている。揺動しながら落ちてきた。
「おっ俺もやべぇ。んくぅおまんこ締まるぅ」
俺は史哉のちんぽ目掛けて腰を振る。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺のカラダが叩かれた。俺のまんこの中を史哉のちんぽが暴れ捲くる。グイグイ突き込まれた。
「んくぅ射ぐ。あぁぁんぉ射く。あぁぁんぁ射ぐっ」
史哉のオス汁が奥壁にぶち当たってきた。内壁をちんぽで摩られる。静かにちんぽが引き抜かれた。史哉が俺の隣に横になる。俺は史哉を抱き寄せた。唇を寄せていく。静かに触れ合うと舌を挿れる。俺達は舌を絡め合った。唇が離れる。視線が交差した。
「へへ、先輩の処女貰ったぜ。凄ぇ気持ち良かった」
「俺も良かったぜ」
史哉が俺の胸の上に頭を乗せてきた。俺は優しく撫でてやる。史哉の薫りが漂ってきた。男を抱く。そして抱かれた。櫻田 史哉髭坊主の後輩。何時の間にか俺の奥深い所に棲んでいる。紛れもない事実だ。

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[ 2016/10/30 20:58 ] ひかり | TB(-) | CM(0)

ひかり⑤

 週末、実家に行くと、離婚の報告をする。ちょっと驚いていたが理解してくれた。男を抱き、そして抱かれる。好きな奴も居ることを語ろうと思ったが、それは出来なかった。時が僅かに流れる。晩夏を迎えた。今自宅のリビングのテーブルを挟み麗華と向かい合っている。麗華がウーロン茶をゴクンと飲んだ。
「ねぇ、離婚式しようよ。明るく別れましょ」
「うん、判った。お前に任せる」
麗華の声に俺は応える。麗華の表情がやけに明るかった。麗華は実家に戻り、俺は史哉のマンションに居候している。も締めるようになった。もう直ぐマンションの契約を解除する。家具家財は全て売り払った。今回尽力してくれた麗華。家財道具の売却金は麗華に全部渡した。数日後の吉日。俺達の離婚式が始まった。其々の両親、俺と麗華。家財道具の全く無くなったリビングの床に座っている。麗華が親達に視線を飛ばした。
「今日は私達の離婚式にお出で頂きましてありがとうございます」
麗華が声を上げる。隣に座る俺は深く頭を下げた。床に置いたぶ厚く硬い板。その前に俺達は正座する。マリッジリングを外すとその上に置いた。麗華と視線がぶつかる。俺達は頷いた。一緒にハンマーを握る。指輪目掛けて振り下ろした。麗華がぐい飲みに酒を注ぐ。みんなに手渡した。
「離婚おめでとう」
俺が声を張り上げる。6つのぐい飲みが触れ合った。親達は複雑な表情を浮かべている。其々が酒を飲み干した。
「終わったわね」
「ああ終わった」
麗華の声に俺は応える。麗華の目が俄に光った。
「次行くよ」
麗華の声に俺は首を縦に振る。親達はざわついていた。
「これから勇吾の新しい恋人を紹介します。勇吾呼んで……」
「史哉出て来いよ」
隣室で待機していた史哉が出てくる。親達は驚愕の声を上げた。
「さ、櫻田」
「社長、そういうことです。俺達はゲイのカップルなんです」
社長の声に俺は応えた。
「そうか。まあ仕方ねぇな。幸せになれよ」
社長がぽつりと声にする。社長の奥さんが隣で頷いていた。
「ちょっとビックリしたけどな。俺もいいぜ。認めてやる。なあ母さん」
「勇吾がそれで幸せなら、私は構わないわ」
親父の声にお袋が応える。だが複雑な表情を浮かべていた。
「勇吾、史哉君これ私からのプレゼント。勇吾に迷惑掛けた慰謝料でもあるけどね」
麗華がバッグの中から紙包みを渡してきた。開けてみるとペアリングが収められている。Y&F_foreverlove…勇吾と史哉永久の愛と刻印されていた。
「麗華……」
俺が声を上げる。麗華がにんまりと笑みを浮かべていた。
「嵌めてみて」
「うん、判った」
麗華の言葉に俺は返した。史哉の手を取る。左薬指に指輪を嵌めた。今度は俺の手を史哉がとる。俺の左薬指に指輪が嵌められた。麗華が手を叩く。親達もそれに続いた。麗華がぐい飲みに酒を注いでいる。みんなに手渡ししていた。
「勇吾、史哉君おめでとう」
「ありがとう」
麗華の声に俺と史哉の声が重なる。ぐい飲みがカチンカチンと触れ合った。頼んでおいた仕出し弁当を並べる。別離と門出の宴が始まった。みんなが談笑している。穏やかに時が流れた。史哉は既にご両親にカミングアウトしている。俺も正式にしようと思った。みんなに理解して貰いたかったから……俺達はこれからゲイとして生きて行く。和やかな中細やか宴が終わった。俺達が住んでた家を出る。其々が家路に就いた。
 季節が巡る。初秋を迎えた。俺達は新居探しの為マンションの展示場に来ている。担当者は史哉の子飼いの健児。麗華の不貞を暴いてくれた連中の1人だ。始めて見る健児。逞しいカラダにスーツを着込んでいる。
スーツG (4)
日に焼けた顔から白い歯が零れていた。今史哉とテーブル席に並んで座っている。パンフレットを捲った。
「これもいいな」
「うん、リビングも広めだし日当りも良さそうっすね」
俺の言葉に史哉が応える。史哉が俺の肩に腕を回してきた。軽く唇を合わせる。舌を絡めた。静かに唇が離れる。またキスをした。中座していた健児が俺達の前に座る。隠微な視線をぶつけてきた。
「いかがですか」
「うん、中々いいな」
健児の声に俺が応えた。
「モデルルーム見せて貰えるかな」
「いいですよ」
史哉の言葉に健児が応える。俺達はモデルルームに入った。カウンタータイプのキッチンに大きめの浴室。主寝室にはキングサイズのベッドが置かれていた。
「凄ぇベッドでっかいっすね。寝てみていいのか」
「どうぞ。試してみてください」
史哉の声に健児が応える。俺達はベッドの上に仰向けになった。
「このベッドは備え付けか」
「ベッドはお客様が選べるようになってます。今カタログ持ってきますから……」
俺の言葉に健児が応える。健児はモデルルームを出て行った。史哉が圧し掛かってくる。唇を寄せてきた。
「健児が戻ってきたらどうすんだ」
史哉は俺言葉を黙殺した。唇を荒々しく奪われる。舌が入ってきた。俺の口の中をくまなく這ってくる。俺も舌を絡めていた。熱い視線を感じる。振り向くと健児が股間を揉みながら見ていた。視線を飛ばしてくる。目が血走っていた。
「健児来いよ。先輩のことタイプだろ」
史哉の声に健児が頷いた。ジャケットを脱いでる。今度はネクタイを外した。健児がベッドに上がる。俺と史哉の間に寝転がった。健児のワイシャツのボタンを外し指を忍ばせる。乳首を掻き撫でた。逆側から史哉が首筋を舐め上げる。健児のカラダがガクガク震えた。健児のワイシャツを脱がせる。スラックスも引き抜いた。
「健児ケツ上げろ。解いてやる」
史哉の言葉に健児が頷く。史哉が健児のを解いた。晒された健児のガタイ。真ん中の男の証は天を衝いている。俺達もバサバサ着ている物を脱ぐと六尺も外した。健児を真ん中に俺達はベッドに横になる。健児に唇を寄せていく。唇を合わせた。舌をこじ挿れる。舌を絡め合った。史哉が健児の両脚を抱え上げてる。金玉に舌を這わせていた。ジュルジュル舐め上げている。今度はちんぽを咥えた。俺は健児の胸倉に跨る。ちんぽを眼前に差し出した。健児が俺のちんぽをしゃぶる。舌を絡めてきた。健児の頭を抑える。腰をガシガシ突きこんだ。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ卑猥な尺八音が鳴り渡る。健児の頭を手前に引いた。史哉が健児のオス穴を舐め上げている。ローションを塗り込めると指を挿れていた。健児のカラダが微動する。俺のちんぽが放たれた。
「史哉交代だ」
「うん、判った」
俺の声に史哉が応える。史哉が健児の脇に膝立ちになった。健児の眼前に史哉のちんぽが差し出される。健児が喰らい付く。顔を前後に動かしていた。
「此処使えるんだろ」
俺がのオス穴を摩りながら声にする。健児が頷いた。俺は健児の両脚を抱え上げる。穴口に舌を這わせると、ジュルジュル舐め上げた。内壁と穴の回りにローションを塗り込める。指を挿れると中を掻き撫でた。
「んん、ん、んん」
健児がくぐもった喘ぎを上げる。カラダが左右に捩れた。俺の指が前後に動く。中を掻き回してやった。確実に穴が広がり始める。俺の指を健児の内壁が締め付けてきた。
「そろそろ挿れてやるからな」
俺が声を上げる。史哉のちんぽをしゃぶっている健児。微かに首を縦に振る。俺はちんぽを健児の穴口に宛がった。腰に力を込める。ちんぽがズブズブ呑み込まれ始めた。健児の内壁がちんぽに纏わり付いてくる。瞬く間に俺のちんぽは埋没した。俺の腰が突動する。健児の中をちんぽがまい進した。健児のカラダがガクガク震える。史哉のちんぽを口から放していた。
「あぁぁんぉ、気持ちいい」
健児が喘ぎ声を上げる。史哉が俺の後に回り込んだ。
「後から挿れてやるからな」
「うん、来てくれ」
史哉の声に俺が応えた。ケツタブが史哉に広げられる。幾度となくジュルジュル舐め上げられた。ローションを塗り込められる。指が深く入ってきた。中を掻き撫でられる。俺のカラダが微動した。俺はカラダを折り曲げる。健児に唇を寄せていく。静かに唇が触れ合うと舌をこじ挿れる。俺達は舌を絡め合った。キスしながら健児の乳首を軽く抓る。今度は首筋を撫で上げた。
「先輩、挿れるぞ」
「おお、挿れてくれ」
史哉の言葉に俺が応える。穴口にちんぽを宛がわれた。健児のちんぽがズボズボ入ってくる。内壁が擦られた。史哉の腰がガシガシ動く。内壁が擦られ捲くった。今度は史哉の手が回ってくる。乳首をコリコリ摩られた。
「あぁぁんぉ気持ちいい」
「んぉぉんぁ堪んねぇ」
俺が喘ぎ声を上げた。健児も野太い声を吐く。俺達は三位一体となって律動した。突き込みながら健児のちんぽを扱き立てる。今度は健児の乳首を撫でていた。男共の喘ぎが更に性欲をそそる。グショッグショッグショッ…ヌチャッヌチャッヌチャッ2つの結合部からは淫猥な交尾音が鳴り響いた。
「あぁぁあぁやべぇ射きそうだ」
健児が声を上げる。表情がトロンとしていた。
「俺もやべぇ。史哉もっと激しく突いてくれ」
「判ったぜ。突き捲くってやるからな」
史哉の腰が猛動する。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺を激しく叩いた。
「あぁぁんぉ射ぐ。あぁぁんぉぉ射く。あぁぁあぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ健児が白濁汁を吹き上げた。
「んぉぉんぁ堪んねぇ。締まるぅ。んぉぉあぁ射ぐ。あぁぁんぁ射く。んぁんぁんぁ射くっ」
俺が健児の中で戦慄いた。健児の内壁が弛緩と収縮を繰り返してくる。俺のちんぽをぎゅうぎゅう締め付けてきた。
「あぁぁんぁ射ぐ。うぉぉあぁ射く。うぉぉあぁ射ぐっ」
俺は健児の奥壁目掛けてオス汁を撃ち放った。ゆっくりと三連結が解かれる。俺と文哉が健児の両脇に横になった。健児と軽くキスをする。今度は史哉と唇を重ねた。健児のカラダの上に飛び散った汁を俺と史哉が舌で拭う。顔を上げると史哉と視線が交差する。軽く唇を合わせた。健児がムクリと起き上がる。俺のちんぽを咥えると舌を絡めてきた。今度は史哉のちんぽを咥える。静かに唇を放した。
「凄ぇ美味ぇっす」
健児がぽつりと声を上げた。激しかった男同士の三つ巴交尾。部屋には男の薫りが漂っていた。健児が立ち上がる。窓を開けた。青空が広がっている。窓からは夕刻の日差しが射してきた。其々着衣を整える。モデルルームを出ると、俺達はテーブルを囲んだ。
「どうなさいますか」
健児が声を上げる。俺と史哉の視線が交差した。
「決めるぞ」
「うん、いっすよ」
俺の声に文哉が応える。オプションの家具も決めた。史哉と出合って半年が経過する。俺は男を覚えた。そして今史哉に恋してる。新居も今日決めた。間取りは2LDK。眺望も中々良い。これから新たな史哉との生活が待っている。心が躍った。

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