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毒家族①

 俺は中2の舘岩 聡志。チビだったのでバレー部に入った。年子の都瀬(とせ)と言う妹がいる。性格はかなりキツい。だが兄弟仲は良好だと思う。それに都瀬は俺と違って勉強が出来る。俺は公立、都瀬は私立。別々の学校に通っている。都瀬が8年間通っているバレエ教室。将来はバレエダンサーになりたいと言う。俺の学力は至って普通。絵を描く事が好きだ。コンクールでも何度か入賞している。担任から呼び出された。
「聡志、この前のコンクール見てな凱堂高校と友杜学院からオファー来てるけどどうする?推薦も出来るからな」
「エッ行きたいっす。親に相談してみます」
担任の問いに俺が応える。凱堂高校、友杜学院共に美術科がある学校。入学したい。俺の心が躍る。帰宅して、リビングに行った。仕事に行ってる筈の父さんが母さんと神妙な面持ちで何やら話してる。俺は父さんの向かいに掛けた。
「コンクール見た凱堂高校と友杜学院からオファーを受けた。推薦もしてくれるってさ」
俺が声にする。父さんと母さんの顔が曇った。
「済まん。会社リストラされたんだ進学は諦めて仕事して家に金入れてくれ」
父さんが声にする。俺は唖然とした。
「都瀬はどうするんだ?」
「あいつには夢がある。それは叶えてやりたい。その為にはお前の協力が必要なんだ」
父さんの声に俺が応える。俺の目からは、涙がボロボロ溢れてきた。
「分かった。ただ条件がある」
「条件……」
俺の言葉に父さんが応える。父さんは怪訝そうな表情を浮かべてた。
「今の状況を都瀬に正直に伝える事、あいつを甘やかさない事……誕生日プレゼント俺には100均のスケッチブックに色鉛筆、都瀬にはブランドの洋服だったよな。差別するのいい加減にしろよ。それに俺は中卒で社会に出る。学歴をバカにするなよ」
「分かった」
俺の言葉に父さんが応える。父さんと母さんは泣きながらテーブルに額を擦り付けていた。時が流れる。母さんはパートに出始めた。雇用保険の失業給付を父さんは受給している。だが就活は上手くいってないようだ。今、俺は中学を卒業し、バイトだが画材工場に勤めている。時給1,000円のフルタイム稼働。給料の殆どは親に渡している。選択肢は他にもあった。オファーされた両校は共に寮がある。奨学金とバイトをすれば充分通えると思う。だが俺は諦めた。家族達は家事放棄している。炊事、洗濯、掃除。俺がやるのが当たり前のようになった。だが俺は妹の夢を叶える力になる。家計の手伝いをしたかった。だが俺は気付く。俺の選択は間違っていたと……
働き始めて1年程経過した。衣装代、高校とバレエ教室の費用、都瀬には金が掛かる。その上俺は発表会のチケットもかなりの量を捌いた。俺の小遣いは俺のバイト代から1万貰っている。でも都瀬はその倍以上貰ってた。都瀬は相変わらず両親に甘やかされてる。何ら変わっていない。父さんの失業給付が終わる。未だ再就職できてない。だが家事を手伝ってくれる事はなかった。舘岩家は困窮に陥っている。だが都瀬には家事手伝いすらさせてない。手が荒れたら困ると聞いた。休みの日とか仕事終わりにバイトを増やせと言う。家の為には仕方ない。俺は親の要望を受け入れた。その為単発で工事現場等の仕事もしている。自ずと家事は疎かになった。
「飯作れ、掃除、洗濯しろ」
家族から罵詈雑言を浴びせられる。貯金もない俺。転居も出来ない。俺は耐えるしか無かった。時間を見つけ絵を描いている。唯一俺が落ち着く時間だ。俺が炊事出来ない日は出前を取ってるらしい。だが俺の分は無かった。舘岩家にそんな余裕は無いと思うのだが……工場で俺は恵まれている。工場の仲間達優しく接して貰ってるからだ。工場には基本昼食だけだが社食がある。働いているのは小父ちゃん小母ちやん達だ。内緒でお握りとか渡してくれる。衣料品は仲間達から不要になった物を貰えた。そんな時俺の頬に涙が伝う。4箇月振りの休みの日だった。掃除、洗濯を済ませる。4人分の食事を作り、テーブルに並べた。父さん達が起床する。俺達はテーブルを囲んだ。
「何で聡志の分も有るのよ。穀潰しなのにね」
母さんが毒を吐く。俺は途轍もなく悲しくなった。数日が経過する。父さんの就職が決まった。気付くとテーブルにメモがある。家族で父さんの就職祝いに行ってくると……俺は思惟する。俺は家族ではない。過労で入院した時着替えを都瀬がもってきた。
「ホント使えねぇ」
都瀬が声にする。紙袋を置くと出ていった。見舞いの言葉も掛けずに……ボロボロ涙が溢れてきた。時が流れる。俺は24歳の秋を迎えた。木々は紅葉している。俺は帰宅した。鍵が開かない。仕方なくインターホンを鳴らした。母さんが出て来る。険しい表情を向け、俺にキャリーバッグを渡してきた。
「鍵は換えたよ。お前はもう用済みだ。都瀬の最後の学費も引き落とされたからさ」
母さんが言い張る。俺は何も言い返せなかった。冷たくドアが閉まる。喚く事すら出来なかった。俺は号泣する。泣きながら当てもなくトボトボ歩いた。今、公園のベンチに座っている。和服姿の男が俺の前に立ち止まった。
「舘岩君だよな」
「そうっす。貴方は……」
男の声に俺が応える。男は俺の隣りに座った。
「俺は楠木 恭太、お前のバイトしてる工場の次男だよ。何度かhelpで入ってたから知ってんだ」
男が声にする。楠木 恭太25歳の髭坊主、本業は人気のYouTuber。
ボディパンプ

トレーニング動画を配信してると言う。楠木さんが真っ直ぐに見てきた。
「どうしたんだ」
楠木さんが声にする。何故か俺はホッとした。心の中のモヤモヤ感が消えていく。俺は経緯を語り始める。話しながら俺は嗚咽した。
「泊まる所無いなら俺んち来るか?」
楠木さんが言い切る。突然の言葉に俺は驚愕した。
「良いんすか?」
「ああ良いぜ。工場で見た時から可愛いと思ってた。てか一目惚れさ。俺、女は駄目なんだ」
俺の問いに楠木さんが答える。その途端、抱き寄せられた。唇をうばわれる。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め合う。キスしながら股間を触られた。俺のちんぽは硬くなっている。唇が離れた。
「こめんな。いきなりキスして……」
「そ、そんな事ないっす」
楠木さんが声に俺が応える。嫌では無かった。過去の事が蘇る。俺の事を好意的に思ってくれる人がいる事が嬉しかった。
自販機で買ってくれたホットココアを一緒に飲んでいる。カラダも心も暖まった。
「行くか」
「ハイ」
楠木さんの声に俺が応える。俺達は楠木さんちへ向かった。
「苗字で呼ぶの止めてくれ。よそよそしいからな。そうだ兄貴って呼んでくれ」
「は、ハイ兄貴」
兄貴の声に俺が応える。歩くこと5分兄貴んちに着いた。兄貴んちは純和風の家。カーポートにはBMWが停まっている。俺達は中に入った。廊下を通る。天井高のリビングがあった。隣接するキッチンはカウンター型になっている。飾り棚に置かれた金木犀の花が仄かな薫りを漂わせてた。
「ここがお前の家だぜ」
兄貴が声にする。俺は頷く。俺達は2階に上がる。寝室に入ると兄貴が灯りを燈した。
「風呂入ろうぜ」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。兄貴が着物を脱ぐと衣桁に掛けた。兄貴の腕には蠍のタトゥーが彫られている。そして下着はだった。
「うん、良く締めるぜ。お前にも後で締めてやるからな」
兄貴が声にする。俺は頷く。作務衣、Tシャツ、を渡された。寝室を出る。階段を降りた。浴室に入る。兄貴の大学でのサークルはボディビル。ガタイはゴリマッチョだ。鍛えらた大胸筋、太っとい二の腕。肩の筋肉は盛り上がっている。真ん中の男の紋章は太々しい。掛け湯をする。俺達は向かい合って湯船に浸かった。
「良いガタイっすよね」
「お前も直ぐにこうなるよ。鍛えてやるからな」
俺の声に兄貴が応える。兄貴がにじり寄ってきた。毛深い脚同士が触れ合う。俺のてが取られた。兄貴のちんぽを握らせられらる。そこは既に硬くなっていた。兄貴も俺のちんぽを手中に収める。瞬く間に俺のちんぽは勃起した。抱き寄せられる。ちんぽ同士が触れ合う。兄貴が2本のちんぽを合わせた。ゴシゴシ扱き立てる。兄貴の亀頭の熱意が伝っってきた。
兜合わせって言うんだ」
兄貴が声にする。俺が頷く。同時に乳首を弄られる。俺も兄貴の乳首に指を這わせた。
「あっあぁぁあっ」
「乳首感じるみてぇだな」
俺の喘ぎに兄貴が応える。金玉の奥でオス汁が蠢き始めた。
「やべぇ。射きそうっす」
「俺もやべぇ。一緒に射かすぞ」
俺の声に兄貴が応える。熱い兄貴の勃起魔羅。兄貴が2本のちんぽを扱き捲る。空いてる手で4つのタマを捏ねくった。
「あぁあぁ兄貴、射く。んぁぁあぁ射ぐ。あぁぁあぅ射くっ」
「おっ俺も射ぐ。あぁぁあぁ射く。んぁんぉあぁ射ぐっ」
俺達は同時に射き声を上げる。2人の精子が湯の中を舞う。2人の汁が絡みながら沈んでいく。抱き寄せられた。唇が寄ってくる。唇同士が触れ合う。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め続ける。唇が離れた。湯船から出る。カラダを洗い合って浴室後にした。を締めて貰う。兄貴もを締めた。作務衣を羽織る。俺達はリビングに戻った。
「腹減ったな。寿司でいいか?」
「うんいっす」
兄貴の問いに俺が応える。兄貴は注文の電話をしていた。今、テーブルには寿司と副菜、椀が並べている。俺達は席に着く。グラスにビールを注ぎ合う。カチンと触れ合わせた。今迄に食った事のない高級寿司。ネタが口ん中で蕩ける。幸せな一時だった。何か御礼がしたい。
俺はスケッチブックを取り出すと兄貴の似顔絵を描いた。
「凄ぇ。上手いな。ありがとう」
兄貴が声にする。喜んでくれた兄貴。俺は心が弾んだ。今、俺達はソファーに並んで座っている。焼酎の水割りが入ったグラスを傾けた。兄貴に抱き寄せられる。同時に俺の股間が触られた。
「さっきちょっとやったけど、悟志をちゃんと抱きたい」
兄貴が声にする。俺は頷いた。俺達は立ち上がる。俺達は階段を上り始めた。

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[ 2021/02/09 15:53 ] 毒家族 | TB(-) | CM(0)

毒家族②

 兄貴が寝室のドアを開く。ベッド脇のスタンドに灯を燈した。淫猥にベッドが浮かんでくる。兄貴が着ている物を脱いだ。六尺一丁になる。
褌 (15)
の脇からは濃い陰毛がはみ出てた。
「聡志も脱げよ」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。俺は躊躇いながら脱衣した。既に俺の全裸も勃起魔羅も見られてる。だけど何か恥ずかしかった。俺は六尺一丁になる。ベッドの上に仰向けになった。兄貴が俺の隣に横たわる。軽くキスされた。乳首を擦られる。もう一方の乳首が舐められた。俺のちんぽが勃ち上がる。俺の前袋に兄貴の手が触れてきた。
「硬くなってるぜ。乳首も勃ってるしよ。何でだ」
「わ、分からないっす」
兄貴の声に俺が応える。確実に俺は感じてた。兄貴のカラダが下にズレる。俺のが解かれた。外気に晒された俺のちんぽは天を仰いでる。兄貴も自分のを外した。兄貴のちんぽは血管が浮き出てる。俺の勃起魔羅が握られた。亀頭の括れが舌先で擽られる。兄貴が舌を俺の根元辺りに置く。ジュルジュル舐め上げられた。
「あぁあぅ。気持ちいい」
俺が声を上げる。ちんぽが咥えられた。兄貴の顔が上下に動く。兄貴に手を取られる。兄貴の頭に誘導された。兄貴の頭をグイグイ手前に引き寄せる。同時に俺は腰を突き込んだ。ジュルッジュルッジュルッ淫らな尺八音が鳴り響く。俺の先っぽが兄貴の喉奥に打ち当たる。俺のちんぽが放たれた。
「俺も気持ち良くしてくれよ」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。兄貴が俺の傍らに膝立ちになった。眼前に兄貴のいきり勃った逸物がある。戸惑いは無い。俺は兄貴のちんぽを咥えた。俺の顔が前後に動く。兄貴が俺の頭を押さえる。グイッグイッと手前に引かれた。同時に兄貴は腰を突き込んでくる。喉奥に兄貴の亀頭がぶつかってきた。
「タマも舐めるんだぞ」
兄貴が声を上げる。俺は兄貴のちんぽを口から放した。金玉に喰らい付く。ジュルジュル舐め上げた。兄貴の手が伸びる。俺の勃起魔羅が握られた。兄貴が逆向きに重なってくる。俺のオス竿が咥えられた。69の体位。俺達はお互いのちんぽをしゃぶり合ってる。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ昂った尺八音が鳴り響く。俺のをしゃぶりながら兄貴は蟻の門渡りを摩ってくる。今度はオス穴を擦られた。俺のカラダが微動する。2本のちんぽが放たれた。
「挿れても良いか。優しくしてやるからよぉ」
兄貴が声にする。俺は頷いた。男同士のSexはケツを使う事位知っている。キスされた時から覚悟してた。不安はある。兄貴とひとつになりたかった。完璧に兄貴と繋がる。俺は自ら両脚を抱え上げた。穴口が幾度となく舐め上げられる。両親指で穴が広げられた。尖らせた舌が挿いってくる。俺は興奮してきた。兄貴が透明なボトルを手にしている。それを俺の穴口に塗られた。
「男のおまんこは女と違ぇからさ。解さねぇとな」
兄貴が声にする。兄貴はニッと笑みを浮かべた。俺は思惟する。俺にもまんこがあったのだと……指が挿いってくる。中を掻き撫でられた。
「あっあぁぁ」 
俺の口から声が洩れる。こんなに感じるとは思わなかった。
「気持ちいいのか。汁いっぺぇ出てるもんな」
兄貴が声を上げる。俺の穴を解しながら兄貴は俺のちんぽを扱いてきた。指腹で我慢汁で濡れてる、俺の亀頭を擦られる。奥の方が疼いてきた。
「聡志、俺の挿れるぞ」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。穴口にちんぽが充てがわれた。兄貴の腰がクイッと動く。ちんぽが挿いってくる。微かな痛みを覚えた。
「大丈夫か?」
「ちょびっと痛ぇけど大丈夫っす」
兄貴の問いに俺が答える。唇が寄ってきた。俺達の唇が触れ合う。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め続ける。濃厚なキスが痛みを和らげてくれた。キスしながら兄貴は俺のちんぽを扱いてくる。萎えていた俺のちんぽが硬くなってきた。俺のガタイが脱力する。大胆に兄貴のちんぽが挿いってきた。濃い兄貴の陰毛がケツタブに触れてくる。唇が離れた。
「全部挿いったぜ」
兄貴が声にする。俺の手が取られた。結合部に誘導される。ガッツリ嵌ってた。
「俺のちんぽの形分かるか?」
「うん、分かる」
兄貴の問いに俺が答える。兄貴の腰が動き始めた。内壁を兄貴の本竿で擦られる。痛みは完全に失せ、快感が押し寄せてきた。
「あっあぁ気持ちいい」
俺が声を上げる。俺の勃起魔羅が兄貴の手で手前に引かれた。指が放される。俺の腹にぶつかってきた。今度は首筋を舐め上げられる。今度は耳の中に舌が這ってきた。
「あぁあぅ、あっあぁぁ」
俺の口から声が洩れる。兄貴の腰がガシガシ動く。兄貴の男の熱が伝ってくる。俺のやべぇ所が擦られた。
「あっあぁやべぇ。当たる。当るよぉ」
俺が声を上げる。兄貴の突き込みが深く、重たくなった。
兄貴の腰が突動する。ちんぽが俺の 中をまい進してきた。
「あぁ堪まんねぇまんこだぜ。俺のに纏わり付いてくる。聡志気持ちいいぜ」
兄貴が声を上げる。張り詰めた兄貴の亀頭が俺の奥壁に打ち当たってきた。まんことちんぽの粘膜同士が交差する。ジュグッジュグッジュグッ…ヌチャッヌチャッヌチャッ結合部からは熱った交尾音が鳴り響く。唇が奪われる。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め続ける。唇が離れた。突き込みながら兄貴は俺の逸物を扱いてくる。金玉の中のオス汁がトグロを巻き始めた。
「やべぇ射っちまう」
「俺もやべぇ」
俺の声に兄貴が応える。パンパンパン…パンパンパン俺のカラダが叩かれた。
「あぁぁんぁ、おまんこ締まる。射く。あぁあぁあっ射ぐ。うぉぉあぁ射くっ」
兄貴が射き声を上げる。奥壁に兄貴のオス汁が打ち当たってきた。射きながら兄貴は俺のちんぽを激しく扱き捲る。兄貴のオス汁の感触に俺は一気に昇り詰めた。
「あぁぁあぅ射ぐ。あぁあぅあっ射く。あぁぁんぁ兄貴射ぐっ」
俺が射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。兄貴が俺からちんぽを引き抜く。俺の上に倒れ込んできた。
「女の子とはあるのか?」
「無いっす。バイト漬けでしたから……そんな暇なかったよ」
兄貴の問いに俺が答える。兄貴に軽くキスされた。
「俺に童貞くれるか?」
兄貴が声にする。俺はコクンと頷く。兄貴が俺の願上に跨った。
「舐めてくれ」
兄貴が声にする。俺は言われるままに兄貴のオス穴を舐め立てた。
「気持ちイイぜ」 
兄貴がポツリと言う。兄貴があの粘液を自分の穴に塗り込めている。俺のちんぽを掴み、俺に跨ってきた。兄貴が俺の本竿を穴口に充てがう。腰を沈めてくる。瞬く間に俺のちんぽは埋没した。
「どうだ。俺のおまんこはよぉ?」
「凄ぇ。気持ちいいっす」
兄貴の問いに俺が答える。兄貴の腰が上下に動く。内壁が弛緩と収縮を繰り返してくる。俺のちんぽが激しく締め付けられた。金玉の奥がジンジンしてくる。俺は激しく腰を突き上げた。
「あっ駄目だ。射っちゃう。あぁあっ射く。んぁぁあぁ射ぐ。あぁあぅあっ射くっ」
俺が射き声を上げる。兄貴のおまんこの中で俺は戦いた。
「くっそう射っちまった」
「まだまだ大丈夫だろ」
俺の声に兄貴が応える。俺は大きく頷いた。俺の腰が裂動する。ちんぽが兄貴ん中を疾駆した。まんことちんぽの粘膜同士が交差する。ジュグッジュグッジュグッ…グシュッグシュッグシュッ結合部からは淫らな交尾音が鳴り響く。突き込みながら俺は兄貴の唇を奪った。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合う。キスしながら兄貴の乳首を擦る。唇が離れた。
「凄ぇ。兄貴のまんこトロットロになってる。気持ちいい」
俺が声を上げる。兄貴の内壁が俺の逸物に纏わり付いてきた。俺の腰が猛動する。ちんぽが兄貴ん中を駛走した。
「あぁ堪まんねぇ。当る。そこやべぇ」
「俺もいい。汁搾り取られそうだぜ」
兄貴の声に俺が応える。パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合う。まんことちんぽの粘膜同士が交じわる。ヌチャッヌチャッヌチャッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは淫猥な交尾音が鳴り響く。兄貴の奥壁を俺の亀頭が抉る。同時に俺は兄貴のちんぽを扱き捲った。
「あっ射く。あぁぁあぅ射ぐ。んぁんぁんぉ射くっ」
俺は射き声を上げる。俺は兄貴のまんこの中で男の飛沫を上げた。射きながら俺は兄貴のちんぽを扱き捲る。兄貴のカラダが仰け反った。
「あっあぁぁ射ぐ。んぉぉぉあぁ射く。あぁあぅあっ射ぐっ」
兄貴が雄叫びを上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ兄貴は白濁汁を吹き上げた。兄貴からちんぽを引き抜く。兄貴の上に倒れ込んだ。唇を寄せていく。唇同士が静かに触れ合う。舌を深く挿れ達。俺達は舌を絡め続ける。唇が離れた。
「気持ち良かったか。俺は良かったぜ」
「うん」
兄貴の声に俺は応える。処女、童貞、唇を捧げた俺。だが後悔は無かった。
「明日の朝飯俺が作るよ。キッチン借りていい?」
「ありがとな。食材好きに使って良いからな」
俺の問いに兄貴が答える。何時しか俺は微睡の中にいた。兄貴のちんぽを握りながら……灰青色におぼめく朝の光が指している。俺は目覚めた。兄貴はまだ寝息を立てている。俺はそっとベッドを出ると、キッチンへと向かった。冷蔵庫を開ける。舘岩家では考えられない食材が入ってた。作ったのはマグロの漬け丼、カニサラダ、きのこたっぷりの鶏つみれ汁、キャベツの即席漬け等。程なくして兄貴が起きてきた。
「おはよう」
「あっおはようございます」
兄貴の声に俺が応える。俺は料理をテーブルに並べた。
「凄ぇ。美味そうだな」
兄貴が声にする。兄貴の目が細くなっていた。今迄、義務的に作っていた料理。だが俺は思う。出来るなら兄貴の為にずっと作ってやりたいと……
今俺達はソファーに並んで坐り珈琲を飲んでいる。兄貴が目をくれた。
「今日誕生日だろ。何かプレゼントしてやるよ」
兄貴が声にする。俺は唖然とした。

絶倫の鬼

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[ 2021/02/09 15:40 ] 毒家族 | TB(-) | CM(0)

毒家族③

 何故俺の誕生日を知ってるのか……俺は思惟する。兄貴は俺の履歴書を見てしまったと言う。いずれにしても俺は嬉しかった。だが良いんだろうか。俺は躊躇ってた。
「絵の道具が欲しいんだろ」
兄貴が言い切る。俺の心の中は見透かされてた。
「素人の俺が言うのも何だが聡志の絵は心に響くんだ。絵、描くの好きなんだろ。もっと勉強してみろよ。お前なら出来ると思うぞ」
兄貴が言葉にする。俺は頷いた。
「出掛けるぞ」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。俺達を
乗せたBMWが動き始めた。高速に乗る。とあるインターで降りた。和装店の駐車場に車を停める。数種類のを買って貰った。次に行ったのはショッピングモール。とある画材店にはいった。
「知ってるか。内の直営店なんだ」
兄貴が声にする。イーゼル、絵の具、キャンバス。色々買って貰った。次に行ったのはメンズショップ。トップス、ボトム、シャツ等を買って貰った。兄貴がゆっくりと歩き始める。入った店は家具店だった。
「暫く一緒に住むんだろ。シングルベッドだと狭いからな」
兄貴が声にする。選んだベッドは宮とライトが付いた物だ。
「腹減ったな。飯行くぞ」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。モールの中のカジュアルレストランに入った。
「予約していた楠木ですが……」
「ハイ、楠木様お待ちしておりました」
兄貴の言葉にスタッフが応える。俺達は窓際の席に案内された。初めてのフレンチに緊張を隠せない。バースデーランチだと兄貴から聞いた。
「誕生日おめでとう」
兄貴が声にする。ノンアルコールワインが注がれたグラスを胸の高さ迄上げた。
「ありがとうございます」
俺が声を上げる。目頭が熱くなってきた。豊かな香りのワインが口ん中に広がる。次々に運ばれてくる料理、バースデーケーキを堪能した。俺の最高の誕生日に至福感を覚える。俺の新たな舞台にたった。今、俺は空いてる居室をアトリエとして使わせて貰っている。兄貴の勧めで絵をSNSにアップし始めた。俺が描いた兄貴の似顔絵は額に入れ、リビングに掛けられている。とある絵画塾からメールが届いた。本格的に絵画を学んでみないかと言う。俺は週2で夜通う事にした。空いてる時間には絵を描いている。1年程経過した。季節は秋。空は霞雲で覆われている。新人の登竜門と言われてる絵画コンクールで入賞した。今、俺達はリビングのテーブルを挟み向かい合って座っている。グラスにビールを注ぎ合った。
「おめでとう。また一歩前進だな」
「ありがとう。兄貴が支えてくれるからだよ」
兄貴の声に俺は応える。グラスがカチンと触れ合った。テーブルに置かれた兄貴が祝いに買ってくれたA5和牛肉のステーキ。極上の香りがする。食指が動いた。誕生日も祝って貰ったし、そして今日も……俺は思う。こんなに幸せで良いのかと……
「兄貴、ガッツリしたいな」
「やるか」
俺の声に兄貴が応える。俺達は立ち上がった。恋人つなぎに手を繋ぐ。淫室への階段を昇り始めた。寝室のドアを開ける。ダブルベッドに付いてる照明を灯りを燈した。ベッドが妖しい光で照らされる。俺は兄貴に抱きついた。唇を寄せていく。唇同士が静かに触れ合う。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合う。キスしながら俺達は股間を弄り合った。2本の逸物は既にドクンドクンと波打っている。唇が離れた。
「凄ぇ硬くなってる」
「お前もな」
俺の声に兄貴が応える。兄貴の作務衣を脱がせた。俺は兄貴の足許に跪く。前袋の上から舌を這わせる。今度は前袋の中からちんぽと金玉を引っ張り出した。先っぽを舌先で擽る。今度は本竿を咥えた。俺の顔が前後に動く。兄貴の亀頭で喉壁を激しく擦られた。
「もっと舌使えよ」
兄貴が声にする。俺は舌を兄貴のちんぽに絡めた。ジュルジュル卑猥な尺八音が鳴り響く。同時に作務衣の下穿きを下ろした。自分のちんぽを握る。ゴシゴシ扱いた。
「聡志も気持ち良くしてやるからな」
兄貴が声を上げる。俺は兄貴のちんぽを口から放すと、ベッドの上に仰向けになった。兄貴がのし掛かってくる。兄貴のからだが下にズレた。俺の作務衣が剥ぎ取られる。露わになった前袋に兄貴の舌が這ってきた。兄貴に六尺を解かれる。兄貴も全裸になった。兄貴が重なってくる。勃起魔羅同士が触れ合う。今度は兄貴のカラダが反転する。眼前の兄貴の男の紋章を咥えた。俺達の顔が前後に動く。兄貴の舌が俺のに執拗に絡んできた。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ淫猥な尺八音が鳴り響く。俺のちんぽをしゃぶりながら兄貴は蟻の門渡りを摩ってくる。今度は穴口を擦られた。
「あっあぁぁ」
俺の口から声が洩れる。俺のまんこが疼いてきた。
「欲しくなってきたのか?」
兄貴が問う。俺は頷く。俺は自ら両脚を抱え上げた。穴口に兄貴の舌が這ってくる。ジュルジュル舐め上げられた。
「あぁあぅあっ」
俺が声を上げる。今度はローションを塗り込められた。指が挿いってくる。内壁を掻き撫でられた。俺の穴を解しながら兄貴は俺のちんぽを咥えてくる。まんことちんぽが堪らない。俺のガタイが仰け反った。
「待ってろ今挿れてやるからな」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。穴口にちんぽを充てがわれた。兄貴の腰がクイッと動く。ちんぽが無遠慮に挿いってきた。
「挿いったぜ」
兄貴が声にする。兄貴の腰が静かに動き始めた。唇が奪われる。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め合う。キスしながら兄貴に俺の乳首を擦られる。唇が離れた。兄貴の腰が突動する。ちんぽが俺の中をまい進してきた。
「あっあぁぁイイ。気持ちいい」
俺が声を上げる。兄貴の腰がガシガシ動く。ちんぽが駛走し、奥壁にぶつかってきた。
「いっぺぇ汁出てるぜ」
兄貴が声にする。俺のカリが擦られた。我慢汁が垂れてくる。その汁が糸を引き、俺の腹の上に舞い降りた。兄貴の腰が猛動する。ちんぽが俺の中を疾駆してきた。突き込みながら兄貴は俺の乳首を弄ってくる。
髭 (5)
俺のカラダが左右に捩れた。
「凄ぇ。あっ当たる。当るよぉ」
俺が喘ぎ声を上げる。まんことちんぽの粘膜同士が交差した。ヌチャッヌチャッヌチャッ……グシュッグシュッグシュッ結合部からは湿った交尾音が鳴り響く。俺のちんぽが扱かれる。金玉の中の溶岩流が蠢き始めた。    
「やべぇ兄貴、射っちまう」
「射け、聡志ぶっ放せ」
俺の声に兄貴が応える。兄貴の突き込みが深く、重たくなった。奥壁に張り詰めた兄貴の亀頭が打ち当たってくる。俺のちんぽが扱き捲られた。
「あぁぁあぁ射く。あぁぁあぅ射ぐ。んぁんぁんぉ射くっ」
俺が射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。
「あぁおまんこ締まるぜ。あっやべぇ。し、汁搾り取られるぜ」
兄貴が声を上げる。兄貴の腰の動きに拍車が掛かった。パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合う。兄貴のちんぽが縦横無尽に俺を責め立てる。俺はまんこを意識して兄貴のちんぽに絡めた。
「あぁぁんぁ射ぐ。あぁあぁあっ射く。んぉぉあぁ射ぐっ」
兄貴が射き声を上げる。兄貴のオス汁が俺の奥壁に打ち当たってきた。名残り惜しそうに兄貴は俺の内壁にちんぽを擦り付けてくる。静かにちんぽが引き抜かれた。兄貴が俺の隣に横たわる。俺は兄貴に抱き付いた。どちらからともなく唇を合わせる。静かに唇が離れた。其々のちんぽを弄り合う。2本のちんぽは、萎えてない。まだ火照っている。兄貴が重なってきた。
「まだビンビンだな」
兄貴が声にする。兄貴が2本の勃起魔羅を合わせた。兄貴の血潮が伝ってくる。兄貴は合わせたちんぽを扱き始めた。クチュクチュ卑猥な音が奏でられる。金玉の奥がジンジンしてきた。兄貴のカラダが反転する。血管が浮き出た兄貴のちんぽを咥えた。俺の顔が前後に動く。兄貴も俺のちんぽを咥えた。兄貴の顔が抽動する。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ昂った尺八音が鳴り響く。俺達は舌を使い合う。射精感が湧き上がってきた。兄貴の汁が俺の中に広がる。俺も兄貴の口ん中で弾けた。其々のちんぽが放たれる。俺達の喉がゴクンと鳴った。兄貴の汁が喉を通る。胃へと流れ落ちていく。仄かな至福感を覚えた兄貴に抱き寄せられた。唇が寄ってくる。唇同士が静かに触れ合う。舌が深く這いってくる。俺達は舌を絡め合う。大きな安堵感に包まれる。唇が離れた。抱かれる度に兄貴色に染まる俺。終わった今も俺のまんこに兄貴の存在感を覚える。奥の方で俺はさっき迄の残響音を感じていた。勇猛な兄貴のガタイ、雄臭い顔と声そして優しさ俺はどれも好き。俺は身も心も兄貴に支配されてる。だがそれでイイ。薄幸の俺を救ってくれたのだから……
時が流れる。兄貴と出会って8度目の空きを迎えた。空には飛行機雲が浮かんでいる。32歳になった俺。身長も伸び兄貴に教わりカラダも鍛えてきた。
「イイガタイになったな。髭も似合ってるぜ」
「兄貴のお陰だよ」
兄貴の声に俺が応える。この数年間で俺は色んな絵画コンクールで好成績を残してきた。画家名はSatoshi。その名前は国内だけではなく海外でも知名度がある。この前ニューヨークで個展を開いた。色んな場所で開く個展には兄貴も同行して貰っている。そんなある日テレビで都瀬が結婚の記者会見をしていた。相手は越乃騎一34歳で超人気の脚本家。結婚を機に越乃バレエ団を設立すると言う。俺は驚愕した。
「都瀬さんはモダンバレエの世界とかモデルとして活躍してますがこの成功を特に伝えたい方はいらっしゃいますか」
「8年前に交通事故で亡くなった兄です。優しくて自慢の人でした」
司会者の声に都瀬が咽びながら応える。目をハンカチで押さえてた。
「お前死んだ事になってるぜ。一回帰省してみても良いんじゃねぇか」
兄貴が声にする。俺は深慮した。
「兄貴、一緒に行ってくれる?」
「ああ良いぜ」
俺の問いに兄貴が答える。俺は実家に顔を出す事にした。

大噴火

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[ 2021/02/09 15:32 ] 毒家族 | TB(-) | CM(0)

毒家族④

 数日が経過する。俺達は車で実家に向かった。アポ無しだが部屋の灯りは点いている。俺だとドアが開かないかもしれない。兄貴がインターホンを鳴らした。
「YouTuberの楠木です」
「はっハイ」
兄貴の声に父さんが応える。取材か何かと思ったのかドアが開いた。俺と父さんの視線が交差する。父さん表情が一変した。
父さんがドアを閉めようとしている。それを兄貴は阻止した。
「聡志を死んだことにしてよぉ。それに妹さんの学費支払い終わったら家から追い出したんだよな。コイツの稼ぎ搾りとってよぉ。寄生虫だよな」
「そっ、それは……」
兄貴の声に父さんが応える。父さんは青ざめながらも俺達に罵詈雑言を浴びせてきた。
「都瀬ちゃんだったよな。妹さんの名前?」
「そうだけど何か」
兄貴の問いに父さんが答える。兄貴は不敵な笑みを浮かべた。
「俺知ってるぞ。都瀬ちゃんはオーディションに落ち続けたみてぇだな。その為、お偉いさんに近づき股を開いた。何度もな」
兄貴が言い切る。父さんは黙った。
「YouTubeにこの事をアップするかもな。聡志の扱いも含めてな」
兄貴が言い張る。明らかに父さんは動揺していた。
「それだけは勘弁してくれ」
父さんが声を上げる。その悲痛な叫びを俺達は無視した。
「聡志、帰るぞ」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。俺達は踵を返した。喚く父さんの声が後ろから聞こえる。俺達を乗せた車が動き始めた。今、都瀬は越乃バレエ団で活動してる。両親は強引にマネージャーになったらしい。俺は思う。これからどうなるんだろうと……
「兄貴、ホントにリークするの?」
「色々裏取れたらな。お前を苦しめた奴は許せんからな」
俺の問いに兄貴が答える。僅かに残ってた家族への情。兄貴の言葉で皆無になった。メラメラと怒りが湧いてくる。復讐心が募った。季節が巡る。師走を迎えた。街ではイルミネーションが煌いている。
イルミ (2)
知らない番号から着信があった。
「Satoshiさんのお電話で宜しいでしょうか?」
「ハイ」
男の声に俺が応える。その声色はやけに爽やかに聞こえた。
「初めまして、越乃と申します。絵を描いて欲しいのですが……」
男が声にする。越乃?もしかして都瀬の旦那さん。一抹の不安を感じる。だが俺は会うことにした。越乃さんの要望はリビングに飾る絵。心に響く風景画だと言う。越乃 騤一34歳。間違いない。都瀬の旦那だと思う。心よく引き受ける。だがこの時俺は都瀬の実兄だとは敢えて言わなかった。家に戻る。早速作成に掛かった。新年を迎える。兄貴と一緒に初詣を済ませた。正月休みを取らずに俺は絵を描く。季節は厳寒の冬。絵は完成した。越乃さんにアポを取る。翌日午後2時に自宅迄届ける事にした。俺と兄貴を乗せた車が始動する。40分程で着いた。人気脚本家の邸宅は洋風の豪邸。今、俺達は大きな門の前にいる。インターホンを鳴らした。
「Satoshiです」
「お待ちしておりました」
俺の声に越乃さんが応える。門が開錠された。お洒落なアプローチを歩んでいく。ドアの前で越乃さんが待っていた。
「初めまして、マネージャーの楠木です」
「越乃です。どうぞお上がりください」
兄貴の声に越乃さんが応える。俺達はリビングに通された。広く天井も高いリビング。大テーブルをソファーが囲んでいる。俺達はソファーに掛けた。
「早速ですが、こちらです」
俺が声にする。完成した絵を渡した。
「凄い。予想以上です。Satoshiさんに頼んで良かった」
越乃さんが声を上げる。早速壁に掛けていた。
「都瀬、絵届いたぞ」
越乃さんが大きな声で言う。トレイにお茶を乗せた都瀬が現れた。
「今、世界から注目されてる巨匠画家のSatoshiさんだ。アメリカの個展見て惚れたんだぜ。良いだろ」
越乃さんが声を上げる。越乃さんの目が輝いていた。俺と都瀬の視線が交差する。都瀬は明らかに動揺していた。
「都瀬、久しぶりだな」
「お知り合いなんですか」
俺の声に越乃さんが応える。俺は都瀬に視線を飛ばした。
「実兄です。亡くなったはずのね」
俺が言い切る。都瀬が押し黙った。
「都瀬、どう言う事だ?」
「そ、それは……」
越乃さんの問いに都瀬は口籠る。都瀬はお茶をテーブルに置くと一目散にリビングを後にした。逃げるように……
「何だ。あいつ。申し訳ございませんでした」
「多分、悲劇のヒロインを演じて世論の同情集めたかったと思うよ。昔からそういう奴だからな」
「オーディション受かる為にお偉いさんと寝てたらしいしな」
俺の声に兄貴が言葉を続ける。越乃さんの顔が翳った。
「何か事情ありそうですね。詳しく聞かせて貰えますか」
越乃さんが声にする。俺は経緯を包み隠さず話した。
「この前聡志の実家に行った時の音声データです」
兄貴が声にする。兄貴はボイスレコーダーの音声を流した。
「私も調べてみます」
越乃さんが声にする。兄貴がSDカードを渡した。
「今日はありがとうございました」
「こちらの方こそありがとうございました。またご連絡させて頂きます」
俺の声に越乃さんが応える。俺達は越乃邸を後にした。1週間経過する。越乃さんから連絡が有った。都瀬とは離婚すると言う。その内容を自身のSNSでアップされてた。毒家族への非難コメントで凄い事になっている。昨日越乃さんのラジオ番組へゲスト出演した。リスナーから毒家族への質問が集中している。俺は洗いざらい答えた。年が明ける。今日クルージングスペースの道着デイに行く。時刻は5時を回っている。会場の階段を上った。俺は白、兄貴は紺。其々道着を借りた。一緒にシャワーを浴びる。を締め、道着を纏う。会場では男達の熱気で覆われていた。
「越乃さんじゃねぇか」
「あっ……」
兄貴の声に俺は応える。黒の道着た越乃さんが目に飛び込んできた。
「越乃さん……」
兄貴が声にする。越乃さんは驚愕していた。
「俺と聡志は恋人なんだ。越乃さんは男もイケるの?」
「女は懲りたよ。興味半分で来てみたんだ」
兄貴の問いに越乃さんが応える。越乃さんの瞳の奥から昂揚した光が見えた。俺達は越乃さんを挟みカウンター席に座っている。スコッチの水割りを飲みながら、兄貴が越乃さんの股間に手を這わせた。
「俺達とやってみねぇか。3階に部屋あるからさ」
兄貴が声にする。越乃さんが小さく頷いた。俺達は立ち上がる。個室に向かった。
「俺、恭太。よそよそしいから下の名前で呼び合おうぜ」
「うん、俺は騎一呼び捨ててくれ」
兄貴の声に越乃さんが応える。野太い喘ぎ声が耳に届く。俺達は響と記された部屋に入った。行燈の光がダブルサイズの布団を艶かしく照らしている。俺杜兄貴が道着を脱いだ。
「騎一も脱げよ」
兄貴が声にする。騎一は躊躇いがちに道着を脱いだ。鍛えられた騎一のカラダが晒される。前袋が濡れていた。
「仰向けになれよ」
兄貴の声。騎一は素直に仰向けになった。兄貴が騎一の乳首に指でなぞる。もう片方の乳首を俺は舐め立てた。
「勃ってきたぜ。感じるのか」
兄貴が声にする。騎一が頷く。俺は騎一のかを外した。外気に触れた騎一のちんぽは天を衝いている。俺は其奴を咥えた。俺の顔が上下に動く。ジュルジュル卑猥な尺八音が鳴り渡る。兄貴が騎一の脇に膝立ちになった。
「俺のもしゃぶってくれよ」
兄貴が声にする。騎一は兄貴のを咥えた。ジュルッジュルッジュルッ尺八音が鳴り響く。俺と騎一はちんぽをしゃぶり続ける。兄貴がちんぽを騎一の口から引き抜いた。兄貴が俺の背後に回り込んでくる。俺の穴口がジュルジュル舐められた。今度はローションを内壁に塗り込められる。指が挿いってきた。中を掻き撫でられる。俺のカラダが震えた。
「聡志、男のまんこ味あわせてやれ」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。俺は騎一に後向きに跨った。騎一のちんぽを後ろ手で握る。穴口に充てがう。腰を沈める。騎一のちんぽが挿いってきた。
「凄ぇ。硬ぇ。気持ちいい」
俺が声を上げる。騎一が不思議色の表情を浮かべた。
「騎一には俺が挿れてやるからな」
兄貴が俺に視線を飛ばしながら声にする。俺は頷く。目の前の騎一の逞しく毛深い両脚を抱え上げた。兄貴が騎一の穴口を幾度となくジュルジュル舐める。今度はローションを垂らした。兄貴が指を挿れる。中を掻き撫でてた。
「あっあぁぁあぁ」   
後側から騎一の野太い喘ぎが聞こえる。兄貴が指を騎一から引き抜いた。
「挿れてやるからな」
兄貴が声にする。騎一が頷く。兄貴が騎一の穴口に勃起魔羅を充てがう。兄貴の腰がクイッと動く。ズブズブ兄貴のちんぽが呑み込まれた。兄貴に唇を奪われる。舌が挿いってきた。舌を絡め続ける。静かに唇が離れた。三つ巴になった俺達。一つの筋肉の塊になって蠢く。騎一の亀頭が俺のまんこにぶっ刺さる。ジュグッジュグッジュグッ2つの結合部からは熱った交尾音が鳴り響く。兄貴の腰が突動する。ちんぽが騎一の中をまい進した。
「あぁぁあぁやべぇ。射ってもいっすか」
騎一が声を上げる。俺が頷く。兄貴突きこみが激しくなり、俺は意識してまんこを騎一のちんぽに絡めた。
「あぁぁ締まるぅ。射く。あぁぁあぅ射ぐ。あぁぁあぁ射く」
騎一が切なげに声を上げる。俺の中で騎一は戦いた。
「俺もやべぇ。射かすぞ」
兄貴が声を上げる。パンパンパン…パンパンパン兄貴と騎一の筋肉同士がぶつかり合った。
「あぁぁあぁ射ぐ。んぁぁ射く。あぁぁんぁ射ぐ」
兄貴が雄叫びを上げる。兄貴は荒い息をしていた。俺は自分のちんぽを扱き捲る。金玉の奥が熱くなってきた。
「あぁ射く。んぁぁんぉ射ぐ。あぁぁあぁ射く」
俺が声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。兄貴がちんぽを騎一から引き抜く。俺と騎一の合体も解かれた。俺と兄貴が立ち上がる。騎一の両脇に横たわった。兄貴と騎一がキスをする。今度は俺と騎一がキスをした。兄貴と唇を軽く合わせる。直ぐに離れた。3人のちんぽはまだ熱っている。俺達は盛り始めた。男の洗礼を受けた騎一。満足げな表情を浮かべてた。

猛牛

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スクイーズボールポーチ (ノーマル)

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マラ喰い肉体労働者 5

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[ 2021/02/09 15:19 ] 毒家族 | TB(-) | CM(0)

毒家族⑤

 時が流れる。厳寒の冬を迎えた。今日は Valentine Day。昨晩降った雪が雪化粧を演じている。夜、回らない寿司屋に行く。頼んでたお揃いのブランド腕時計が届いた。縁はシルバー、文字盤は黒。これからの俺達の時を刻んでくれると思う。刻印はaeternum…ずっとと言う意味だ。今俺達の左腕にはその腕時計が嵌められている。茜色の空が星空に変わった。俺達は着なれぬスーツを身に纏い、寿司屋に向かっている。スーツ(5)
煌々とした光で照らされる店が見えてきた。暖簾を捲る。引戸を開けた。
「いらっしゃい。毎度どうも」
威勢の良い職人の声。俺達は会釈した。俺達はカウンター席に着く。お茶が出てきた。この店の寿司屋の大将も職人達も俺達の事情を知っている。大将が奥から出て来た。
「よぉお揃いの時計してんだな」
大将が声にする。大将の瞳の奥から柔和な光が見えた。
「ビールとお任せコース松頼んます」
「おお、分かった」
兄貴の声に大将が応える。グラスにビールを注ぎ合った。
「Happy Valentine」
兄貴が声にする。前菜、お造り、握り。次々に料理が出てくる。最後に出てきたのはチョコスイーツ。Valentineを意識したらしい。胃袋が満足した俺達は店を後にした。俺達は歩み始める。予約してたシティホテル に向かって……チェックインを済ませた。部屋は11回の1105室。エレベーターに乗り込んだ。鼓動が高鳴る。5階で客が降りた。俺達だけになる。恋人つなぎに手を繋ぐ。そっとキスをした。11階で降り、今部屋の前にいる。ドアを開け、灯を燈した。ベッド後の白磁色の間接照明が淫猥に室内を照らしている。俺は浴室に入り蛇口を捻った。俺達はスーツの上着を脱ぐ。ソファーに並んで座った。
抱き寄せられる。唇が寄ってきた。唇同士が触れ合う。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め合う。チュ…ンッ…チュ…ンハァ…チュキス音が耳に響く。キスしながら股間を揉み合う。唇が離れる。暫くの間俺達はイチャ付いてた。
「風呂入ろうぜ」 
「うん」
兄貴の声に俺が応える。俺達は全裸になった。浴室に行く。ドアを開けた。湯舟の底から青い癒し系の光が放たれてる。俺達は掛け湯をして浴槽に並んで浸かった。窓からは街の夜景が見える。煌びやか光の粒達が広がってた。
「綺麗だな」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。暫く俺達は夜景に見入っていた。浴槽を出る。俺達はカラダを洗い合う。浴室を後にする。褌を締め込んだ。寝室に戻る。ベッドに潜った。兄貴が布団を捲る。乳首を擦られた。今度は乳首を舐め立てられる。同時に俺の前袋を握られた。
「硬くなってるぜ」
兄貴が声にする。俺の褌が解かれた。露呈された俺の逸物は我慢汁で濡れそぼっている。亀頭を指腹で摩られた。今度は亀頭の割目に舌が這ってくる。俺のちんぽが咥えられた。兄貴の顔が上下に動く。舌が執拗に絡んできた。兄貴の頭を押さえる。グイグイ手前に引いた。
「あぁぁあっ気持ちイイ」
俺が声が上げる。兄貴が俺のちんぽを放した。
「美味ぇぜ」
兄貴が声を上げる。俺の両脚が抱え上げた。蟻の門渡りが舐められる。今度は穴口に舌が這ってきた。ジュルジュル舐められる。兄貴が褌を解いた。俺の傍になり、勃起魔羅を差し出してくる。俺はそいつを咥えた。俺の顔が前後に動く。兄貴が腰を突き込んでくる。ジュルッジュルッジュルッ淫靡な尺八音が鳴り響く。喉壁が激しく擦られた。
「こいつ欲しいか」
兄貴が声にする。俺は兄貴のをしゃぶりながら頷いた。兄貴のカラダが下にズレる。穴口と内壁にローションを塗り込められた。指が挿いってくる。中を掻き撫でられた。
「あっあぁぁあぁ」
俺の口から声が洩れる。兄貴の指が回転した。
「いきなり3本咥え込んだぜ」
兄貴が声にする。俺のオス穴を解しながら兄貴はちんぽを咥えてきた。兄貴の絶妙な舌技に翻弄される。同時にまんこ奥が疼いてきた。
「今、挿れてやるからな」
兄貴が声にする。俺は頷く。穴口に兄貴のちんぽを充てがわれた。兄貴の腰がクイッと動く。兄貴の勃起魔羅がズブズブ挿いってくる。俺は一息に根元迄受け入れた。
「あぁぁあぅ奥迄挿いってる」
俺が声にする。グイッグイッと兄貴の腰が動く。内壁が兄貴のちんぽで激しく擦られた。俺の右脚と兄貴の左脚が交差する。俺の左脚が担がれた。兄貴の腰がガシガシ動く。俺の深い部分を勃起魔羅がぶっ刺さってくる。金玉の中の潮流が湧き上がってきた。
「あっやべぇ。洩れる。洩れるよぉ」
俺が声を上げる。ドビュッドロッドロッドロ俺は白濁汁を洩らした。
「久しぶりにトコロテンしたな。上がるぜ。まだまだだからな」
兄貴が声を上げる。俺は頷く。正常位に戻される。兄貴の突き込みが深く重たくなった。まんことちんぽの粘膜同士が交差する。ヌチャッヌチャッヌチャッ結合部からは妖しい交尾音が鳴り響く。兄貴の腰が猛動する。ちんぽが俺の中を疾駆してきた。
「あぁぁあぅ凄ぇ」
俺が声を上げる。兄貴の突き込みに拍車が掛かった。兄貴の腰が突動する。ちんぽが俺の中をまい進してきた。
「あぁぁあぁ気持ちイイ」
俺が声を上げる。突き込みながら兄貴は俺の乳首を擦ってきた。もう片方の乳首を舐められる。今度は唇を奪われた。舌が挿いってくる。俺達は舌を絡め合う。静かに唇が離れた。兄貴の腰が烈動する。張り詰めた亀頭が奥壁にぶつかってきた。
「あぁぁあっ当たる。当るよぉ」
俺が声を上げる。まんこ奥が兄貴のちんぽで抉られた。
「気持ちイイ。凄ぇまんこだ」
兄貴が声を上げる。パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合う。俺のちんぽが扱き捲られた。
「あぁぁやべぇ。おまんこ締まる。射かすぞ。あぁぁんぁ射く。んぉぉあぁ射ぐ。あっあぁぁ射く」
兄貴が射き声を上げる。兄貴のオス汁が俺の中で弾けた。その感触に俺は昇り詰めそうになる。兄貴は俺の逸物を激しく扱いてきた。
「あぁぁあぅ射ぐ。あぁぁんぁ射く。んぁんぁんぁ射ぐ」
俺が射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。兄貴が俺からちんぽを引き抜く。俺の隣に横たわった。抱き寄せられる。唇が寄ってきた。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め合う。今俺達はキスしながら射ったばかりのちんぽを握り合っている。そこはまだ熱っていた。勃起熱が伝ってくる。唇が離れた。兄貴が俺の上にのし掛かってくる。ちんぽ同士が触れ合う。兄貴が2本のちんぽを合わせた。ゴシゴシ扱き立てる。オス竿同士が擦れ合う。クチュクチュ卑猥な音が鳴り響く。兄貴が2本のちんぽを放した。
兄貴のカラダが下にズレる。俺のちんぽが;加えられた。兄貴のカラダが反転する。眼前に現れた存在感のある兄貴のちんぽを口に含んだ。俺達の顔が前後に動く。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ淫靡な尺八音が鳴り渡る。時折金玉を擦り合った。
「ん、んん、ん」
「んん、ん、んん」
2人の口からくぐもった声が洩れる。喉奥に兄貴のちんぽが、ぶっ刺さってきた。金玉の中のオス汁が蠢き始める。俺の頭が抑えられた。グイグイ手前に引かれる。同時に兄貴は腰をガシガシ突いてきた。
「あっあぁ射く。んぁぁんぉ射ぐ。あぁぁんぁ射く」
兄貴が射き声を上げる。口の中に兄貴の汁が広がった。兄貴の舌がネットリと俺のに絡んでくる。金玉の中でオス汁が射き場を探し始めた。
「あぁぁあぁ射ぐ。あぁぁんぉ射く。あぁぁあぅ射ぐ」
俺が射き声を上げる。兄貴の口の中にオス汁を放った。兄貴の口からちんぽを引き抜く。兄貴の傍らに横になった。兄貴を抱き寄せる。唇を合わせた。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合う。2人の放った汁が融合する。その汁を行き来させた。口の中に2人の混合液が溜まる。静かに唇が離れた。其々の喉がゴクンと鳴る。汁が喉を通った。体内へと流れていく。細やかな至福感を覚えた。
「美味ぇ」
「俺と兄貴の汁が腹ん中で一緒になってる。堪まんねぇ」
兄貴の腰に俺が応える。俺達は暫くの間、抱き合っていた。激しい交尾の余韻を感じるかように……
「外の風に当たろうぜ」
「うん」
兄貴の声に俺が応える。褌を締め直した。作務衣を羽織る。俺達はバルコニーに出た。陽春の夜風が頬を撫でる。気温は2度。だが温く感じる。恋人繋ぎに手を繋ぐ。抱き寄せられた。
「ずっと家族で居ような。愛してる」
「嬉しいっす。俺も愛してる」
兄貴の声に俺が応える。唇が寄ってきた。唇同士が静かに触れ合う。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め続ける。カラダが蕩けそうになった。唇が静かに離れる。永くて切ないキッスが終わった。俺は思惟する。家族って何かと……兄貴の両親は俺を実子のように接してくる。兄貴の兄さん夫妻は俺が弟だと言う。今、俺には新たな家族が居る。色んな事が発覚した。仕事を取る為に男に股を開いてた都瀬。中には既婚者もいたらしい。奥さんから慰謝料が請求されたと言う。中止になった公演。多額の賠償金を請求されてるらしい。毒家族、舘岩家は崩壊した。負の思い出が蘇る。妹の学費、家の生活費を稼ぐ為夢を捨てた。今俺は思う。俺にとって家族は苦しみの象徴でしか無かった。だが今がある。家族の暖かみを与えてくれた。兄貴によって……春に兄貴の両親、長男一家とお花見旅行に行こうと思っている。一方騎一は女の黒い部分を知った。今慶治と言う28歳の警察官と付き合っている。もう直ぐ同棲すると言う。毒家族がテレビ化される。クランクアップされると越乃さんから聞いた。勿論キャストは匿名だが既に大衆は実体を知っている。どうなる立岩家。俺の元家族に哀れみを感じる。俺は今の家族を大切にしたい。みんなと支え合いながら……

絶倫大魔王

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ソムメンズロケット

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BEAST GOLDEN DISC 023

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[ 2021/02/09 15:08 ] 毒家族 | TB(-) | CM(0)