俺は木龍 有斗30歳。高校から大学迄ラグビーに励んでた。身長173㌢体重80㌔の髭坊主。 仕事はデパートで食品バイヤーをしている。俺は女性で2度失敗した。1人目は高3から付き合っていた杏。大学を卒業して直ぐ婚約した。結納が終わる。結婚式を待つだけだった。だが俺は気付く。杏の態度が変わった事を……マリッジブルーかも知れないとその時は思った。結婚式当日、俺達の門出を祝うように空は晴れ渡っている。だが事件が起きた。新婦が来ない。時間だけが過ぎていく。電話もメールもLineも杏には繋がらない。激怒する俺の両親、騒然となる会場。マイクを取り俺は結婚式が中止になり食事会になると伝えた。その晩Lineが届く。俺はキープ君だと言う。本当に好きな人と一緒になるから探さないで欲しいと……結局杏の両親に結納金の返還して貰い、慰謝料、式場費用を払って貰った。招待客には杏の会社関係、友人達もいる。友人からは絶縁。会社は自主退社したと言う。それから2年、いい感じになった会社の後輩の夏江と結婚。1年後長男の宙(そら)を授かった。始まった3人の生活。3年間経過した。俺には積もり積もった不満が有る。浪費に家事&育児の怠慢だ。夏江は週3で4時迄のパート勤務をしてるが、家には一銭も入れてない。家計は全て俺が賄っている。クローゼットを覗くとブランド品でいっぱいだった。渡していた家族用クレジットカードでかなりの額を使っている。俺は思う。何で出来ないだろうと……帰宅するとソファーに寝転がり良く煎餅を貪っている。その為俺の家事スキルが上がったのだが……そんな時、発覚した夏江の浮気。だが俺は宙の為に再構築を選んだ。書かせた念書。今後いかなる理由の離婚でも夏江は財産放棄して慰謝料600万を払う事、親権は俺。夏江は渋々だが署名捺印した。それから3年、季節は厳寒の冬。靖司からLineが届く。添付された画像を見た。宙がマンションの外で肌着1枚で蹲っている。俺は驚愕した。 ”宙君だよな。保護して良いか” ”済まん。頼むな” 靖司のLineに俺は返信した。沸々と怒りが湧いてくる。俺は早退して、靖司んちに車を飛ばした。直生 靖司、高校、大学の同級生で曲がった事が嫌いな男。身長172㌢ 体重78㌔で一緒にラグビーに励んでた。宙は大丈夫なのかと不安を感じる。靖のマンションのインターホンを鳴らした。ドアが開く。靖司と宙が手を繋ぎ立っていた。 「パパ……」 宙が声にする。俺は宙を抱き上げた。宙が震えながら涙してる。俺は号泣した。 「怖かったよな。寒かったよな」 俺は嗚咽しながら言葉にする。宙の頭を優しく撫でてやった。 「風呂入れて、ホットミルク飲ませた所だ」 「ありがとう。恩に切るよ」 靖司の声に俺が応える。宙の声。聞くと知らない小父さんが来てママが外に出したらしい。宙を靖司に預ける。俺は家路を急いだ。マンションの駐車場に停める。家の中に入った。真っ暗な部屋。夏江は居なかった。念の為に設置していた監視カメラがある。確認するとイチャイチャしたり、キスしてた。夏江は不貞行為が発覚する。相手は前と同じ元彼だった。俺は離婚を決意する。地元で弁護士をしている淳吾に電話した。離婚に強い弁護士を紹介してくれると言う。中崎 淳吾、靖司と同じく高校、大学の同級生。身長180㌢ 体重98㌔でラグビー部の仲間だ。俺は夏江の両親に報告する。激怒する夏江の両親。俺達は6年余りの結婚生活にピリオドを打ち、両社からたっぷりと慰謝料を搾り取った。1年前不慮の交通事故で他界した俺の両親。俺は深慮する。孫を抱かせてやれたのが、せめてもの救いではないかと……婚約破棄に離婚。傷心した俺を支えてくれたのは靖司だ。俺はリモートワーク出来る部署に異動。俺と宙との暮らしが始まる。俺は最大限の愛情を宙に注いだ。時々靖司が訪れる。すっかり靖司に懐いた宙。何時しか笑顔を見せるようになった。時々靖司は訪れる。靖司はパティシエ。お土産の手作りのスイーツを宙は笑顔を浮かべながら食べる。それを見て俺の目を細めた。俺の出勤日には靖司が保育園に迎えに行ってくれる。そんなある日昼飯が終わった。今ソファーに並んで烏龍茶を飲んでいる。靖司に目を遣った。 「俺さ、地元に戻ってカフェ開こうと思ってんだ。手伝ってくれないか?」 俺が声にする。素材に拘った店。仕事で知り合った老舗のパン工房、農家、牧場がある。俺は熱く語った。靖司の目。瞳の奥から熱い光が見えた。 「お、俺もお前に話したい事があるんだ」 「えっ……」 靖司の言葉に俺が応える。靖司が真っ直ぐに見てきた。 「俺さ、勇斗の事好きなんだ。お前が杏とデートしてるの見た時辛かったな。夏江との結婚式の夜涙が止まらなかった。男同士なのにな」 「そ、そうなのか」 靖司の声に俺が応える。靖司が悲しそうな表情を浮かべてた。 「き、キスしてイイか?」 靖司の声が少し震えてる。俺は頷いていた。靖司に肩を抱かれる。唇が寄ってきた。静かに唇同士が触れ合う。舌が挿いってくる。俺達は舌を絡め割った。キスしながら俺の棉パンの中心部に手が這ってくる。俺のちんぽに血液が集まってきた。唇が離れる。男とのキスとちんぽを触られただけの俺。だが凄ぇ興奮をしている。靖司の男臭ぇ薫りに包まれた。 「あっち行かねぇか?」 「うん」 俺の問いに靖司が応える。何でそんな言葉が出たのか分からない。多分欲情が勝り、靖司に心を許してるからだと思う。俺達は立ち上がった。寝室に向かい歩み始める。ドアを開けた。何時もは宙と寝ているダブルベッド。勿論離婚と共に買い替えた奴だ。何時もより妖しく見える。俺達は着ているものを脱ぎ始める。靖司は 褌を締めていた。 「 褌なのか?」 「うん」 俺の問いに靖司が答える。 ゲイの中では 褌好きな奴も多いと言う。靖司が俺の足許に跪いた。俺のローライズの中央部が舐められる。今度はローライズが脱がされた。 「ビンビンだな」 靖司が声にする。天を衝いた俺のちんぽを靖司の指で手前に引く。放すと俺の腹に打つかってきた。金玉が握られる。今度は勃起魔羅を咥えられた。靖司の顔が前後に動く。舌が執拗に俺のに絡んできた。 「あぁぁあっ気持ちいい」 俺の口から声が洩れる。ジュルッジュルッジュルッ淫猥な尺八音が鳴り響く。靖司の喉壁で俺のちんぽが締め付けられた。 「あっ凄ぇ。堪まんねぇ」 俺が声を上げる。靖司の舌技に俺は翻弄された。 「靖司も気持ち良くしてやるよ」 俺が声にする。靖司が驚愕の表情を浮かべてた。 「イイのか」 靖司が声にする。俺がコクンと首を縦に振った。俺達はベッドに横たわる。靖司の前袋に手を這わせた。そこは既に硬くなっている。今度は前袋に舌を這わせた。靖司が自ら 褌を解く。露呈した靖司の逸物は血管が浮き出てる。先端からは我慢汁が溢れてた。靖司のちんぽに口を寄せていく。思い切って咥えた。俺の顔が上下に動く。靖司が俺の頭を押さえる。グイグイ手前に引かれた。 「あぁぁあっ気持ちいいよぉ」 靖司が声を上げる。喉奥に張り詰めた亀頭がぶつかってきた。 「タマも舐めてくれ」 靖司が声にする。俺は金玉袋に舌を這わせた。 「穴も舐めてくれ」 靖司が声を上げる、靖司自分で両脚を抱え上げた。俺は一瞬躊躇する。だが俺は靖司のオス穴を舐め上げた。 「あぁあぅ堪んねぇ。イイ。いいよぉ」 靖司が喘ぎ声を上げる。ジュルジュル熱った音が鳴り響く。靖司のカラダがのけ反った。 「男のまんこは女と違うからな。これ使ってくれ」 靖司が声にする。半透明なボトルを渡された。ボトルの中のローションを手に取る。靖司の穴口と内壁に塗り込めた。 「男のまんこ……」 「ああちんぽ挿れる穴だからな」 俺の声に靖司が応える。靖司の言葉に俺は妙に納得してしまった。指を挿れる。中を掻き撫でた。他の内壁と違う硬い所に遭遇する。俺はそこを執拗に攻め立てた。 「指じゃぁ無くて本物挿れて欲しいっす」 靖司声にする。俺は靖司の穴口にちんぽを充てがう。腰をクイッと突く。一気に根元迄呑み込まれた。 「あぁぁん、んイイ。デケぇ」 靖司が声を上げる。グイッグイッと俺は突き込んだ。突き込みながら俺は靖司の乳首を擦る。靖司の内壁が弛緩と収縮を繰り返し、俺の逸物を締め付けてきた。 「凄ぇ。締まるぜ」 俺が声を上げる。俺の腰がガシガシ動く。靖司のカラダが左右に捩れた。 「あっやべぇ当たる。当るよぉ」 靖司の声が鳴り響く。俺の腰が突動する。ちんぽが靖司の中をまい進した。まんことちんぽの粘膜同士が交差する。ヌチャッヌチャッヌチャッ結合部からは淫らな交尾音が鳴り響く。靖司の内壁が俺のちんぽに纏わり付いてきた。 「やべぇ射きそうだ」 俺が声を上げる。パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合う。金玉の奥でマグマ流が蠢いた。 「あぁぁあぁ射く。あぁぁん射ぐ。あぁあぁあぁ射く」 俺が射き声を上げる。俺は靖司のまんこの中にオス汁を撃ち放った。 「俺もやべぇ。射っちゃう」 靖司が声を上げる。俺は両手で靖司のちんぽを扱き捲った。 「あっあぁぁんぁ射ぐ。あぁぁんぁ射く。あぁぁあぁ射ぐ」 靖司が射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ靖司は白濁汁を吹き上げた。 「凄ぇ気持ちよかったぜ」 「俺もだ」 靖司の声に俺が応える。俺達のちんぽは未だ火照っていた。靖司に抱き寄せられる。また盛り始めた。2回戦が終わる。靖司が俺に抱き付いてきた。 「さっきの話OKだぜ」 「嬉しいよ。一緒に頑張ろうぜ」 靖司の声に俺が応える。唇を俺から寄せていく。唇が触れ合う。舌を挿れた。俺達は舌を絡め続ける。俺は思った。このままキスしていたいと……ずっと。だが残念ながら唇が離れた。初めて知った男同士のSex。ちんぽもしゃぶった し、男のまんこも堪能した。後悔なんてない。それより新たな世界に巡り合った。俺達は着衣を整える。この後Web会議が終わらせた。夕刻を迎える。宙を迎えに行った。
大噴火
コックリング付き革製ボールストレッチャー (S)
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忙しい日々が始まった。靖司と休みを合わせて地元に帰っている。地元で建築士をやってる卓朗と打ち合わせが始まった。島内 卓朗178㌢96㌔で高校、大学のクラスメイトでラグビー仲間。俺と靖司の希望は大正ロマンをイメージした。店名はcafe sora。息子の宙からもじった。メインメニューはパン。仕事で知り合った老舗パンから高級食パンを卸して貰う。soraは食材に拘りを持つcafe。他にも農家、牧場等からも協力して貰う。時が流れる。今日は九谷焼の窯元のに行く。打ち合わせを済ませた。季節が巡る。街は春色に輝いている。俺達を乗せた車が窯元を後した。 「ちょっと寄ってくか」 「うん」 俺の声に靖司が応える。俺はウインカーを点けた。ハンドルを切る。ラブホの駐車場に車を停めた。選んだ部屋はシックな和室。小振な座卓がある。真ん中にはダブルサイズの布団が敷かれてた。天井から吊るされた提灯型の照明が布団を照らしている。靖司が浴室に消えた。お湯が流れる音が淫靡に響く。靖司が戻ってきた。座椅子に座っている俺に後ろから抱き付いてくる。肩口に硬いものが当たってきた。首筋が舐め上げられる。今度は耳の中に舌が這ってきた。トレーナーの中に靖司の手が忍んでくる。俺の乳首がなぞられた。 靖司が俺の顔を捻る。唇を奪われた。舌が挿いってくる。俺達ば舌を絡め合う。唇が離れる。俺達は暫くの間いちゃついてた。 「風呂入るか」 「うん」 俺の声に靖司が応える。俺達は着ているものを脱いだ。浴室に入る。湯煙が立ち込めてた。掛け湯をする。俺達は檜風呂に並んで浸かった。 「イイ香りするな。癒されるぜ」 「そうっすね」 俺の声に靖司が応える。靖司が毛深い脚をくっ付けてきた。靖司のちんぽは既に勃っている。俺は靖司の勃起魔羅を握りながら抱き寄せた。 「続きはあっちでな」 「うん」 俺の声に靖司が応える。俺達は浴槽を出た。其々カラダを洗い合う。シャワーを浴びる。俺達は風呂を上がった。 褌を締める。寝室に戻った。今布団の上で向かい合って座っている。前袋を揉み合う。俺の左手と靖司の右手を恋人つなぎに手を繋ぐ。勃起熱が伝ってくる。前袋から靖司のちんぽと金玉を引き出した。靖司の金玉を優しく握る。亀頭の割目に舌先を這わせた。今度はちんぽを咥える。俺の顔が上下に動く。喉壁が靖司の亀頭で激しく擦られた。 「あっあぁぁイイ。気持ちいい」 靖司が声を上げる。靖司が俺の頭を押さえた。グイグイ手前に引かれる。喉奥に靖司の勃起魔羅が打っ刺さってきた。ジュルッジュルッジュルッ淫らな尺八音が鳴り響く。靖司のをしゃぶりながら俺は蟻の門渡りから穴口に指でなぞる。靖司のカラダが微動した。 「あっあぁぁ、んぁ気持ちいい」 靖司が声を上げる。俺は靖司の口からちんぽを引き抜いた。靖司の 褌を解く。靖司の両脚を抱え上げる。靖司は自ら膝裏を押さえた。俺の舌が靖司の穴口を這う。ジュルジュル舐め上げた。今度はローションを塗り込める。指を静かに挿れた。 「あぁあっあぁぁ」 靖司の口から声が洩れる。俺は中を掻き回した。 「俺もしゃぶりてぇ」 靖司が声を上げる。俺は立ち上がり 褌をといた。靖司にちんぽを握られる。先っぽに舌が這ってきた。今度は金玉袋を吸われる。俺の勃起魔羅が咥えられた。靖司の顔が前後に動く。靖司の頭を押さえる。グイグイ手前に引いた。ジュボッジュボッジュボッ淫猥な尺八音が鳴り響く。俺は靖司の喉奥目掛けて腰を振った。 「あっあぁぁイイ。気持ちいい」 俺が声を上げる。靖司が自分でオス穴を弄り始めた。 「欲しくなってきたのか」 俺が声にする。靖司が俺のを咥えながら頷く。靖司の口からちんぽを引き抜くと仰向けになった。 「挿れてこいよ」 「うん」 俺の声に靖司が応える。靖司が俺の上に跨った。俺の勃起魔羅を後手で掴み穴口に押し当てる。靖司の腰が沈んできた。ズブズブ挿いっていく。俺のちんぽが呑み込まれた。 「あぁぁあぁ凄ぇ。堪まんねぇ」 靖司が声を上げる。靖司の腰が上下に動く。俺は腰を突き上げた。靖司の内壁が俺のちんぽをギューギュー締め付ける。抱き起こさせた。向かい合う体位になる。乳首を弄り合う。何度もキスをする。靖司を押し倒した。正常位になる。グイッグイッと俺の腰が動く。突き込みながら俺は靖司の乳首をコリコリ撫でる。もう一方の乳首を舐め立てた。 「あっあぁぁ、あっ」 靖司の口から声が洩れる。靖司の勃起魔羅を指で手前に引いた。放すと靖司の割れた腹筋にぶつかっている。俺は数回繰り返した。俺の腰が突動する。ちんぽが靖司の中をまい進した。 「あっあっもっと激しく突いてくれよ」 靖司が声を上げる。俺の突き込みが深く重たくなった。ジュグッジュグッジュグッ結合部からは昂った交尾音が鳴り響く。俺は靖司の本竿にローションを垂らした。靖司の逸物を握り扱く。靖司のカラダが仰け反った。 「あっやべぇ。射っちまう」 靖司が声を上げる。靖司のカラダが左右に捩れた。2人の痴態が横の鏡に映っている。更なる興奮を覚えた。張り詰めた俺の亀頭が縦横無尽に打っ刺さる。 俺は靖司のちんぽを扱き捲った。 「あっあぁぁ射く。あぁぁあぅ射ぐ。あぁあぅあぁ射く」 靖司が射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ靖司は白濁汁を飛ばした。その途端靖司のまんこが激しく収縮する。俺の汁が 搾り取られそうになった。 「凄ぇ締まる。やべぇ」 俺が声を上げる。パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合う。俺は靖司の奥壁にちんぽをぶつけた。 「あぁぁんぁ射ぐ。あぁぁあぁ射く。あぁぁうぅ射ぐ」 俺が射き声を上げる。俺は靖司のまんこの中で撃ち果てた。靖司からちんぽを引き抜く。2人の物は萎えてはいなかった。唇を寄せていく。どちらからともなく自然に合わせる。唇が離れる。俺は滾ったちんぽを擦り付ける。2本のちんぽを合わせた。ゴシゴシ扱き捲る。クチュックチュッと火照った音が鳴り響く。其々の乳首を弄り合う。時折キスをした。勃起熱が伝ってくる。興奮しきった俺と靖司。金玉の奥でオス汁が彷徨い始めた。 「やべぇ。射きそうだ」 「俺も……」 俺の声に靖司が応える。俺はカラダを反転させた。お互いの物を咥える。金玉を擦り合いながら、ちんぽをしゃぶり合った。喉奥に靖司の汁がぶつかってくる。俺も靖司の口の中で雄叫びを上げた。其々のちんぽが放たれる。2人の喉がゴクンとなった。靖司の汁が喉を通る。胃の中へと流れ落ちていった。 「美味ぇぜ」 「俺もっす」 俺の声に靖司が応える。俺はカラダを反転させた。唇を寄せていく。唇同士が静かに触れ合う。舌を挿れる。俺達は舌を絡め続けた。残り汁が口の中で融合される。細やかな至福感を覚えた。唇が離れる。またキスをした。激しかった男同士のSexその余韻を感じるかのように抱き合っている。少しだけ萎えたちんぽが触れ合った。 季節が巡る。師走を迎えた。今、宙は靖司の事をヤス父ちゃんと呼んでいる。すっかり懐いた。 「宙、ワンコ飼いたいんだろ?」 「うん」 靖司の問いに宙が応える。宙は満面の笑みを浮かべてた。 「俺とパパからプレゼントだからな。ちゃんとお世話するんだぞ」 靖司が声にする。宙が大きく頷いた。今日、仔犬専門の保護犬カフェに出掛ける。俺達を乗せた車が転がり始た。カフェの前庭にあるミニドッグラン。仔犬達が遊んでいる。駐車場に車を停めた。店内に入る。可愛い仔犬達が走り回っていた。保護犬達は人間に不信感を持ってると言う。その中で2匹の犬が近づいてきた。豆柴とポメラニアンのMIX犬の灰茶のクウとマルチーズとコーギーのMIX犬のムギ。共に推定生後70日だと言う。モフモフして2匹とも可愛い。途轍もなく癒される。おやつも食べてくれるし膝上に乗せても嫌がらない。俺達は2匹の里親になる。注意事項を聞いた。諸手続きを済ませたる。配送日はイブ。俺達はカフェを後にした。次に向かったのはホームセンター。ゲージ、おもちゃ、ドッグフード等大量のグッズを購入する。車に詰め込んだ。岐路に就く。車中、宙は燥いでる。俺達は俺の住むマンションに着いた。数日が経過、今日は拓朗との最終打ち合わせ日。 全天候型の犬用サークルの作成を依頼した。テーブルに料理を並べる。ケーキは靖司のオリジナルだ。準備が粗方整う。2つのゲージの中に絨毯を敷く。中には毛布、ベッドを置いた。ゲージの隣室に置いた犬用トイレ。ワンコ達を迎える準備も整った。宙がソワソワしている。インターホンが鳴った。 「あっ来たかも……」 宙が声を上げる。俺達は玄関迄行った。ドアを開ける。配送員が立っていた。2つのクレートを受け取る。其々のゲージに入れた。クウとムギが少し震えてる。フードボウルにご飯を入れた。 「ムギ、クウここが新しいお家だよ」 宙が優しく声にする。2匹の犬達はオズオズしながらゲージから出てきた。お腹が空いてたのかご飯を食べている。瞬く間に食べ干した。 「今日はお祝いだよ。ケーキ上げるからな」 俺が努めて優しく言う。クウとムギがキュンキュンと可愛い声で哭く。犬用ケーキを食べ始めた。 「俺達も食おうぜ」 俺が声にする。グラスにビールを注ぎ合う。宙にはジュースを与えた。 「クウとムギに乾杯」 俺が声を上げる。グラスがカチンカチンと触れ合う。俺達は料理を堪能する。靖司がケーキを取り分けてくれた。宙が顔を綻ばせてる。靖司の目が細くなっていた。クウとムギが音が出るぬいぐるみで遊んでる。程なくして俺と靖司の膝の上に乗ってきた。喉を撫でてやる。いつしか2匹のワンコ達は眠りに就いた。俺と靖司が立ち上がる。そっとベッドに寝かせた。俺は思う。いつかこいつ達は本当に家族になるだろうと……
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涙の雫 (S)
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季節が巡る。陽春を迎えた。街のあちこちで新たな季節の息吹を感じる。soraが完成したと拓朗から連絡がきた。今、俺達は内見に来ている。古民家風の外観。エントランス前には全天候型の大きい犬用サークルがある。駐車場は防犯上ゲート型にして貰った。店内は大正モダンをイメージしている。レジの傍らにあるモニュメント。古時計、蓄音器、レトロ電話機等が飾っている。レジとサークルの上には監視カメラを設置して貰った。店脇の主屋に入る玄関。廊下を通り階段を上る。広いリビング。隣接するキッチンはアイランド型にして貰った。主寝室と子供と犬達の部屋は共に10畳ある。宙の意向で犬達と一緒の部屋にした。各部屋には犬ドアを付けている。仏間にする6畳の和室。4日過ぎた。紺碧の空に白い雲が眩く動いてる。早朝から引越しが始まった。夏江との嫌な思い出のある家具、家電は既に買い替えてある。其れ等を運び入れた。新たに買った宙のベッドとキッズデスクそして仏壇。其々の場所に設置した。其々の窓に合わせたカーテンを付ける。収納を済ませた。木龍 勇斗、宙 、クウ、ムギ、直生 靖司。拓朗オリジナルの表札を取り付け、主屋の引越しは終わった。太陽が天頂を過ぎる。軽く昼飯を済ませた。soraの食器、備品等が届く。水出し珈琲器具、コールドテーブル、業務用のオーブン、食洗機等を設置して貰った。食器を食洗機で洗う。青空と雲、夕焼け、星空等の絵を飾る。天井に貼られた蓄光クロス。灯りを燈すとプラネタリウムに変わった。食器を収納する。店舗の準備が粗方終わった。 「戻るぞ」 「うん」 俺の声に靖司が応える。俺達は主屋に戻った。今夜細やかな新築祝いを行う。参加者は引越しを手伝ってくれた淳吾、拓朗、麗、凛。麗と凛はひとつ後輩で元レディースだった。麗が総長凛がNo.2だと言う。夜旦那さんが子供と愛犬を連れて来る。凛の長女は紗季ちゃん、麗の長女は愛莉ちゃんだ。山尾先輩も長男の謙君を連れて来ると言う。俺と靖司はキッチンに立った。タルトレットオードブル、ホタテとサーモンのキッシュ、牛肉サラダ、スモークソーセージ、テリーヌそしてスイーツは宝石箱のようなケーキ。soraのブランチに出す予定のメニューから作った。時刻は6時に迫っている。空が茜色から星空に変わった。続々お客様が集まってくる。みんな心許せる大切な仲間だ。何時しか子供達は仲良くなっている。クウとムギはご飯を食べ始めた。凛の娘紗季ちゃん、麗の娘愛莉ちゃん、山尾先輩の息子謙君。今度宙が転園する保育園に通っている。子供達は宙と同じ5歳児だ。テーブルに料理が並べる。俺達はテーブルを囲んだ。靖司がみんなのグラスにワインを注ぐ。子供達にはジュースを与える。グラスを胸の高さ迄上げた。 「新築おめでとう。乾杯」 淳吾が声を上げる。山尾先輩の表情が暗いのが気をなった。ワインを飲みながら料理を食べている。みんなの目が細くなっていた。凛の旦那の彪凱、麗の旦那の獅童。山尾先輩の同期で高校の時奴らはヤンキーとして名を馳せていた。 「お前ら信じられねぇ位まともになったな?」 「あれは私達の黒歴史よ。もう言わないでよ。もう親何だしさ」 俺の問いに麗が答える。4人の元ヤン達。学年も部活も違う。だが俺達ラガーは好かれてた。山尾先輩が目を瞑る。程なくして目を見開いた。 「凛、麗お前らは家事、育児はちゃんと遣ってるのか」 山尾先輩が声にする。凛と麗の視線が交差した。 「普通には遣ってる積りだけど……お弁当も作ってるよ」 「内もそうよ」 凛の声に麗が応える。彪凱先輩と獅童先輩が頷いた。 「内は違うんだ。謙をお迎えに行って、帰ったら掃除、炊事、してる。あいつが遣るのは謙を保育園に連れて行くのと朝飯作る位なんだ。それも白飯にインスタント味噌汁に納豆と生卵が多いんだ。飯も謙を寝かせ付けてから米といでタイマー掛けてその後洗濯だ」 山尾先輩が声にする。表情が翳っていた。 「先輩の奥さん玲菜さんですよね」 凛が声にする。山尾先輩が頷いた。 「地雷ママって呼ばれてますよ。色んなママ会とか家族のイベントに乱入して金は1円たりとも払わないみたい。ブランド好きで見栄っ張りのマウント取るのが大好物でさ。自称ボスママだけど実際は距離置かれてるよ。21人のグループLineあったけどみんな退会したらしい。ウチらは被害無いけどね」 「分かるような気がする。確かに浪費家だしな」 麗の声に山尾先輩が応える。山尾先輩は哀感の表情を浮かべてた。 「良かったら相談に乗るぜ」 淳吾が声にする。名刺を山尾先輩に渡してた。 「ありがとう」 山尾先輩が声にする。僅かだが表情が明るくなっていた。子供達はクウとムギと戯れている。甘えん坊のクウとムギ。頭とかお腹を撫でられると、喜んでた。 「勇斗と靖司は良い仲なんだろ」 彪凱先輩が声にする。強面の顔が穏和に見えた。 「うん、分かる」 「実は俺と拓朗もそうなんだ」 俺の声に淳吾が応える。みんなの驚く事はなく親指を立てていた。 「幸せになれよ。応援してるからな」 獅童先輩が言葉にする。俺達2つのカップルは頷いた。宴が終わる。其々が岐路就いた。ワンコ達をゲージに入れてやる。お気に入りの象の縫いぐるみを抱きながら、ベッドの上横たわってた。俺と靖司と宙は風呂に入る。今迄のマンションより広い。燥ぐ宙。船のおもちゃで遊びながら……宙のカラダを洗ってやる。俺達も其々カラダを洗う。浴室を出る。宙のカラダをバスタオルで拭く。パジャマを着せてやる。俺達も 褌を締め込んだ。 慣れてるのか宙は驚かない。俺達はパジャマ代わりのスエットスーツを羽織る。俺達は浴室を後にした。宙とワンコ達の部屋のドアを開ける。クウとムギは眠っていた。 「宙、寝かせ付けてくるな」 「分かった」 俺の声に靖司が応える。靖司は寝室に入った。宙に絵本の読み聞かせする。20分程で宙は寝息を立て始めた。そっと宙から離れる。寝室に入った。フロアスタンドの仄かな灯りが妖しく靖司を照らしてる。靖司は全裸で自分のちんぽを扱いてた。 「我慢出来なかったのか?」 俺が問う。靖司が頷く。俺は着ている物を脱ぎ去る。靖司の後ろに回り込んだ。俺のちんぽがグイッグイット勃ち上がる。俺は勃起魔羅を靖司の背中に擦り付けた。靖司の首筋を舐め上げる。今度は耳の中に舌を這わせた。 「立てよ」 「うん」 俺の声に靖司が応える。靖司は立ち上がった。靖司を振り向かせる。血管が浮き出た靖司のちんぽを咥えた。俺の顔が前後に動く。靖司が腰を突き挿れてくる。喉奥に靖司の勃起魔羅がぶつかってきた。 「あぁぁあっイイ。気持ちいい」 靖司が声を上げる。ジュルッジュルッジュルッ昂った尺八音が鳴り響く。靖司の物をしゃぶりながら、俺は自分のちんぽを扱いた。 「俺もしゃぶりてぇ」 靖司が声を上げる。俺は立ち上がり、 褌を解いた。俺の勃起魔羅が根元辺りから舐め上げられる。金玉袋を吸われた。今度は亀頭の括れを舌先で擽られる。ちんぽが咥えられた。靖司の頭を押さえる。グイグイ手前に引いた。靖司の顔が前後に動く。舌がちんぽに絡んできた。 「あっあぁイイぜ」 俺が声を上げる。俺は靖司の喉奥目掛けてちんぽを突き挿れた。靖司のちんぽは腹に付く位勃起している。自分のオス穴を弄っていた。 「欲しくなってきたのか?」 俺は問うた。靖司が俺のをしゃぶりながら頷く。靖司が仰向けになる。自ら股を開いた。穴口に舌を這わせる。ジュルジュル舐め上げた。ローションを塗り込める。指を挿れた。既に解れてる。俺は穴口に勃起魔羅を充てがった。俺の腰がクイッと動く。一気に根元迄呑み込まれた。俺の腰が突動する。ちんぽが靖司の中をまい進した。 「あぁぁあっ凄ぇ。堪んねぇ」 靖司が声を上げる。俺の突き込みが深く重たくなった。俺の腰がガシガシ動く。ちんぽが靖司の中を疾駆した。突き込みながら俺は靖司の唇を奪う。舌を挿れる。俺達は舌を絡め続けた。キスしながら俺は靖司の乳首をコリコリ擦る。唇が離れた。靖司のまんこが弛緩と収縮を繰り返してくる。グシュッグシュッグシュッ結合部からは妖しい交尾音が鳴り響く。金玉の中で潮流が蠢き始めた。 「やべぇ。射きそうだ」 俺が声を上げる。パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合う。靖司が自分のちんぽを扱いてる。俺はそれを奪うと扱き捲った。 「あっあぁ射く。んぉぉあぁ射ぐ。あぁぁあぁ射くっ」 俺が射き声を上げる。俺は靖司のオス膣目掛けて汁をぶっ放した。靖司のカラダが左右に捩れる。俺は靖司のちんぽを激しく扱く。靖司のカラダがのけ反った。 「射っちゃう。あぁぁんぁ射ぐ。あぁぁんぉ射く。あぁあぁあぁ射ぐっ」 靖司が射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュッビュッビュッ靖司は白濁汁を吹き上げた。俺は静かにちんぽを引き抜く。俺のカラダが反転する。俺達は射ったばかりのちんぽを咥え合った。ちんぽに舌を絡め合う。其々のちんぽが放たれる。俺はカラダを反転させた。唇を寄せていく。唇同士が触れ合う。舌を挿れた。俺達は舌を絡め続ける。唇が離れた。俺達のちんぽは未だ息づいている。俺達は盛り始めた。激震した男同士のSex。何時しか靖司は寝息を立てている。俺も微睡の中にいた。靖司のちんぽを握りながら……明日から宙は保育園に転園する。園長が古くからの知り合いだったので便宜を図って貰った。既に弁当袋等のグッズは麗達にプレゼントして貰ってる。元レディースが手芸が出来るとはお思わなかったが……でも宙が喜んでるし、俺も嬉しかった。季節は夏。眩いばかりの光線が差してくる。宙が転園してから1週間が過ぎた。何時も笑顔で通っている。運良く謙君、紗季ちゃん、愛莉ちゃんとクラスは同じになった。大地主の森さんが主宰する32店舗の地元の飲食業界のLineグループがある。Soraも招待された。
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紗季ちゃん、愛莉ちゃんそして謙君は宙と仲が良い。一度遊びに来たが素直な良い子達だった。特に謙君は玲菜の子供とは思えない。多分山尾先輩がキチンと躾けてるのだろう。何時ものように保育園に犬達を散歩させながら送りに行く。1人の女に声掛けられた。 「木龍さんですよね」 「えっ……」 女の声に俺が応える。知ってる人なのか……だが思い出せなかった。 「玲菜です。覚えてませんか?山尾の妻です。内の子も仲良くして貰っているようでありがとうございます」 女が声にする。山尾 玲菜。もしかして…… 「山尾先輩の奥様っすか。確か俺とタメ年っすよね?」 俺が声にする。女が頷いた。俺が知ってる山尾 玲菜の面影が微かにある。だが何処かが違う。俺の知ってる山尾 玲菜はスレンダーな清楚系美人。目の前の女はカラダボンボン、ボンレスハム体型で顔はまん丸だ。 「結婚式依頼っすよね」 「私グラマラスになったから分からなかったかもね」 俺の声に玲菜が応える。俺は苦笑するしかなかった。 「パパ臭いよ」 宙が声にする。俺は特に発言しなかったが確かに陳腐な香水のかおりが漂っていた。Lineを交換する。この日はそれで別れた。もう直ぐsoraはOpenする。6人のバイトも決まった。バイトは大学の後輩、ラグビー部の2人と女子マネージャー。それと保育園のママ達だ。制服は大正モダンを意識している。和洋折衷の着物だ。洗い物、調理しやすいように襷掛けをする。カスリのエプロンも用意した。特に女子達はお洒落な衣装を喜んでいる。着付けは知り合いの先生が出張で教えてくれた。HP、sns、メニューを作成。みんなから頂いた大正ロマングッズを窓際に飾った。料理の最終チェック&試食も終わる。営業時間は10時~18時でモーニング、ランチは無い。その代わりブランチはある。時間は開店から16時。フードメニューは7種類のトースト、4種類のサンドイッチ、2種類のキッシュ。その1品に+ブランチプレート。ブランチプレートはテリーヌ、パストラムビーフ、フワフワオムレツそれに日替わりサラダだ。それにスープ、デザートが付いている。価格は1,200円からだ。他にはキッズプレートも用意している。スイーツは5種類。ギフト用の焼き菓子セットも置いている。今日チラシを配り、ポスティングも終わった。クゥとムギも引き連れて……宙も手伝ってくれた。地元の俺達。知り合い達からエールを貰う。主役は宙と犬達だ。 「ワンコ懐いてるから撫でても大丈夫っすよ」 俺が声にする。色んな人がワンコ達の頭とか喉を撫でていた。夏の青空が広がっている。Open日を迎えた。保育園に宙を送る。店に戻るとショーケースにはスイーツ、ギフト用焼き菓子が綺麗に並んでた。制服に着替え、襷を掛ける。仕込みを始めた。出迎えるのはクウとムギ。サークルの中でお座りしている。業者からの手伝いが見えた。店の前には祝いの花が飾られている。季節は晩夏。青空にぽっかりと雲が浮かんでる。 時刻は10時に迫っていた。俺達は入り口前に整列する。引き戸を開け、café soraはOpenした。 「いらっしゃいませ」 俺達の声が重なる。その中には麗と凛もいた。 「開店おめでとうございます」 「ありがとう」 彼女らの声に俺が応える。客席は満席。スタッフ達はおおわらわだ。4日間経過する。Webから予約が入った。申込者は山尾 玲菜、人数は1名で座席だけの予約だ。日にちは明日木曜で時間は11時。コメント欄には保育園の保護者同士だからタダにしろと書いてある。ご近所は助け合わないといけない。分かっているよなとも書いてあった。確認メールを返信。無料には出来ないと……玲菜からの返信。”お前には拒否権はない。立場を考えろ。私の旦那はあんたの先輩。その妻である私の方が格上なんだからと……この地区の古株のカースト1位の私に歯向かうな”NGのLineを送ってみる。だが既読は付かなかった。 「勇斗どうする?」 「作戦は考えれいる」 靖司の問いに俺が応える。俺はニッと笑みを浮かべた。おとなしいクウとムギが吠えている。外を見ると玲菜が犬達を睨み返していた。扉が開く。玲菜が入ってきた。 「しつけが出来てない犬ね」 「そんなことないっすよ。人懐っこいけど悪人は分かるっすよ」 玲菜の声に俺がきつく言う。玲菜は冷たい視線を飛ばしてきた。だが怖くも無い。現に次に入ってきた老婦人には甘えるように哭き声を上げていた。スタッフが玲菜を2人掛けの予約席に案内する。メニューとお冷、おしぼりを置いた。スタッフが玲菜に呼ばれる。頂いたオーダーはアボカドと明太のトーストのブランチプレートセットと単品でキッシュそれにケーキが2つだった。俺達は驚愕する。凄ぇ食欲に……あの体型になったのが頷けた。程なくして玲菜の食事が終わる。帰り支度を始めたので俺は玲菜の席まで行った。 「玲菜さんって時短だけどディーラーに努めてるんだよな。じゃぁこの車フルオプションで頼むよ。勿論無料でな。ご近所だし保育園の保護者同士だから助け合わないと駄目なんだろ。それに言っとくけどあんたが古株かも知れんけど俺は生まれてから大学迄ここに住んでるんだぜ。カースト制度があるならば俺の方が上だと思うぜ。保育園の園長も古い知り合いだしな」 俺が言い切る。玲菜は黙殺した。顔が真っ赤になっている。俺を睨んできた。 「分かったわよ。払えば良いんでしょ」 玲菜が声にする。500円玉を俺に投げ付けると店を出ていった。お客様スタッフ達が白い目、蔑んだ眼で玲菜を見ている。俺は苦虫を嚙み潰したような顔付をしてたのだろうと……バックヤードに入る。会計ソフトに差額を会計ソフトに売掛金として計上した。山尾 玲菜、麗達が言うように地雷ママに違いない。山尾先輩にこの事実をLineした。開店して3箇月が経過する。季節は秋本番を迎えた。イチョウの木が黄金色に輝いている。店の売り上げも順調だ。当初心配していた男性客。物足りないのではと思ったが徐々に増えている。この前グルメ雑誌の取材も受けた。出したのはバタートーストとブランチプレートセット。バタートーストは好きな手作りジャムを選べ、瓶ごと持ち帰れる。グルメタレントの顔が綻んだ。 「パンも美味いしこのジャムもイイ。絶品ですよ。テリーヌもデザート美味しい。なんて言うかお人柄が表れてる。とても優しい味なんだ」 グルメタレントが言い切る。俺達じは至福感を覚えた。 「ありがとうございます」 俺と靖司の声が重なる。取材が終わり、ジャムも持ち帰った。一戦を交じ終える。ベッドで抱き合っていた。ちんぽを握り合う。そこはまだギンギンだった。 「足らんぜ」 「やるか」 靖司の声に俺が応える。靖司が重なってきた。勃起摩羅同士が触れ合う。靖司が2本のちんぽを重ねる。ゴシゴシ扱き始めた。 「勇斗のちんぽアチィぜ」 「お前のも堪んねぇぜ」 靖司の声に俺が応える。濡れた亀頭同士が触れ合う。クチュクチュ卑猥な音がする。 兜合わせしながら乳首を弄り合う。唇を奪われる。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め合う。唇が離れた。靖司の扱き方が激しくなる。4つの金玉が捏ね繰られた。靖司に血潮がオス竿を通して伝ってくる。金玉の奥がジンジンしてきた。 「やべぇ。射っっちまう」 「俺も射きそうだ」 俺の声に靖司が応える。2本のちんぽの尖端は我慢汁で濡れそぼっていた。 「あぁぁあぁ射く。んぁぁあっ射ぐ。あっあぁぁ射くっ」 「あぁあっ射ぐ。んぁんぁんぁ射く。あぁぁうぅ射ぐ」 俺達は同時に射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺達は同時に白濁汁を飛ばした。その汁が宙を舞う。絡みながらユルリと落ちてきた。 今度保育園のお弁当日がある。宙が真っ直ぐに見てきた。 「パパ、お願いがあるんだ」 「ん、何だ」 宙の声に俺が応える。宙の目が寂し気に見えた。 「謙君のお弁当白いご飯だけなんだ。おかずは僕とか紗季ちゃん、愛莉ちゃんに貰ってるんだよ。可哀そうだから謙君のも作ってくれないかな」 宙が嘆願する。俺は絶句した。 「分かった。イイよ」 「やっだぁ。パパありがとう」 俺の声に宙が応える。俺はお弁当を2人分作ることにした。宙が健気な笑顔を浮かべてる。宙の弁当箱と色違いの物を買った。お弁当日を迎える。宙にはムギ、謙君にはクウのキャラ弁を作った。この事を玲菜と山尾先輩にLineする。だが数日経っても玲菜からの感謝の連絡は無かった。山尾先輩からは有ったけど……保育園で玲菜で会っても態度は酷い。当たり前だと思ってるようだ。お弁当日、親子遠足その度毎に俺は謙君の弁当も作っている。それは別に良い。俺は思惟する。玲菜は母親として自覚はあるのかと……今、俺は山尾先輩からは少し多めの材料費を頂いている。季節が廻り春を迎えた。今度Lineグループでの1泊2日の旅行がある。初日はいちご狩り、次の日はドッグラン付きのテーマパーク、ホテルはペット可だ。会員が積み立ててるが、費用を支払えば会員外でも参加できる。凛と麗の家族も参加すると言う。問題は玲菜。山尾先輩は既に旅行費を玲菜に渡してる。だが玲菜はそれを支払っていない。旅行には行くが俺達の奢りだと言い張っている。多分だけど玲菜は自分の為に使ってるに違いない。玲菜は仕事をしている。だから給与も貰ってるはずだ。山尾先輩に聞くと家計にも金は一切入れてないと言う。俺は深慮する。何に金を使ってるのだろうと……森会長と山尾先輩とある計画を企てた。旅行日当日、玲菜と謙君がバスに乗り込もうとしている。だが森さんは彼女を静止して謙君だけを宙と共にバスに乗せた。山尾先輩が現れる。そのまま玲菜以外がバスに乗り込んだ。勿論山尾先輩は費用を払っている。バスが発車した。玲菜が小さくなっていく。ざまぁと言う感じだった。俺達は旅行を満喫。soraを営業してくれたスタッフ達にお土産を買ってきた。
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時が流れる。凛達のグループのランチ会が開かれる。日時は明後日の12時だ。凛の情報で玲菜が乱入して来るかもと言う。俺は対策した。スタッフ達にはもし乱入して来ても普通に通すように言ってある。時刻は11時45分、ママ達が来始めた。凛と麗もいる。クウとムギが吠え始めた。 「来たみてぇだぜ」 俺が呟く。凛と視線が交差する。扉が開く。玲菜がキョロキョロしている。大テーブルのママ達を見つけた。 「あら凛さん偶然ね」 玲菜が声にする。当たり前のように大テーブルの席に着いた。 玲菜のオーダーは和牛サンドイッチのブランチセットと単品のハム、エッグトースト。勿論サンドもトーストもボリュームがある。それに2つのスイーツそれにテイクアウトのスイーツと焼き菓子セットだ。凄ぇ食欲だと思う。凛が目配せしてくる。スタッフが2枚の伝票を持って行く。1枚を凛にもう片方を玲菜に渡した。玲菜がキョトンとしている。その時玲菜のスマホが鳴った。 「チョット電話してくる」 玲菜が声にする。荷物を抱えて玲菜は出て行った。耳にスマホを当てながら……男子スタッフが追いかける。2人共ラグビー部の後輩だ。脚も速い。呆気なく玲菜は確保される。店迄連れ戻された。 「急用が出来たから……」 「知ってるぜ。難癖付けてタダ飯食ってるんだってな」 玲菜の声に俺が応える。凛と麗が近づいてきた。鬼のような形相になっている。マズい。レディース時代の目付きだ。 「てめぇ先輩の店で何やってんだ」 凛が怒鳴る。麗が頷く。玲菜は押し黙った。 「チョット、ツラ貸せや。先輩いっすね?」 麗が問う。俺は頷く。凛と麗は玲菜を引き摺って行った。他のママ達が会計を済ませる。ほくそ笑みを浮かべてた。みんなが親指を立てている。店を後にした。実は淳吾と山尾先輩を呼んでいる。2人が一緒に訪れた。 今、2人はカウンタに掛けている。目的は玲菜への制裁だ。代理人になった淳吾。依頼人は山尾先輩、被害を受けてるママ達、そしてスタッフの翔琉(かける)だ。四条 翔琉、19歳、171㌢82㌔ の髭坊主。翔琉はストーカー被害にあっている。ブランド品を買い漁る玲菜。ホスト遊びの散財も判明した。soraの扉が開く。目を腫らせた玲菜が凛達に連れて来られた。 「手荒な事しなかったよな?」 「ちょびっとね。でも同意の上っすよ」 俺の問いに凛が応える。Lineのトーク画面を見せられた。玲菜には話が通じないのが分かる。吊り天井固めを掛けたらしい。一緒に見ている淳吾が苦笑していた。俺達はバックヤードに入る。テーブルを囲んだ。 「弁護士の中崎です」 淳吾が低い声で言う。名刺を玲菜に渡した。玲菜は青ざめている。淳吾が淡々と語り始めた。数々の証拠を見せる。だが玲菜はゴネた。 「では裁判で……」 「そっそれは……」 淳吾の声に玲菜は応える。結局玲菜は堕ちた。山尾先輩と離婚が成立する。立替金の支払い、山尾先輩と翔琉への慰謝料。莫大な金額になり、謙君の親権は山尾先輩が取った。 淳吾の実家は神社で兄が継いでいる。淳吾の本業は弁護士。だが廃神社の轟宮の管理もしている。轟宮は神事は行っていない。だがマニアの間ではパワースポットとして名を馳せている。維持費はブログ等の広告収入と賽銭だ。今年の商店街の祭りは轟宮の境内でやる。俺達に余興の依頼がきた。俺達高校時代学園祭でバンドを組んでいる。その時には4人でカルテットだった。だが今回は翔琉を含めた5人で演奏する。五人囃子は1ヶ月前から練習を始めた。祭り当日を迎える。この日sora休業日にした。太陽が天頂を過ぎる。会場を見に行く。祭りの舞台にしては結合大掛かりだった。 「舞台5時からだったよな。一旦帰るか」 「うん」 俺の声に靖司が応える。宙は謙君と遊んでると言う。俺と靖司は帰路に就く。家に着きリビングのソファーに並んで坐っている。冷えた烏龍茶を靖司がゴクンと飲んだ。 「俺の書いた歌アンコール用だろ。緊張するな。それ以前にアンコール来るかな」 「大丈夫だろ。山尾先輩も居るし、凛達もな」 靖司の声に俺が応える。靖司が俺の股間に手を這わせてきた。 「しゃぶりてぇ。緊張解ける気がするんだ」 靖司が訳の分からないことを言う。だが俺は頷いた。俺は立ち上がる。半纏を脱いだ。 六尺一丁になる。靖司が俺の前袋からちんぽと金玉を引っ張り出した。金玉袋を吸われる。今度はオス竿を舐め上げられた。亀頭の割れ目を舌先で擽られる。グイッグイッと俺のちんぽが勃ち上がった。俺の亀頭が靖司の唇の上を滑る。靖司に勃起摩羅を咥えられた。靖司の顔が前後に動く。俺は靖司の頭を押さえる。グイグイ手前に引いた。 「あっ気持ちイイ」 俺の口から声が洩れる。ジュルッジュルッジュルッ昂揚した尺八音が鳴り響く。靖司が半纏を脱いだ。 褌を解いている。靖司のちんぽは天を衝いていた。俺のをしゃぶりながら靖司は自分のを扱いてる。靖司の舌が執拗に俺の逸物に絡んできた。 「あぁぁあっ、あぁ」 俺が声を上げる。俺は靖司の喉奥目掛けて腰を突き挿れた。靖司の喉壁で俺のちんぽが激しく擦られる。金玉の奥が熱くなってきた。 「やべぇ。射きそうだ」 俺が声を上げる。靖司が俺のをしゃぶりながら頷いた。 「あぁぁんぁ射く。あぁあぁぁ射ぐ。んぁぁんぉ射くっ」 俺が射き声を上げる。俺は靖司の口の中でオス汁を飛ばした。靖司の口からちんぽを引き抜く。靖司の喉がゴクンと鳴る。靖司は自分の勃起魔羅を扱き捲ってた。 「俺も射きそうだ」 靖司が声を上げる。俺は靖司の手からちんぽを奪った。靖司のオス竿を咥える。俺の顔が上下に動く。靖司の亀頭が俺の喉奥にぶつかってきた。 「あぁぁあっ射ぐ。あぁぁんぁ射く。あぁぁんぉ射ぐっ」 靖司が射き声を上げる。靖司のオス汁が口の中に広がった。俺の口から靖司のちんぽが引き抜かれる。俺の喉がゴクンと鳴った。濃厚な靖司のオス汁が喉を通る。体内へと流れていく。俺達は軽くキスをした。 「シャワー浴びて戻ろうぜ」 「うん」 俺の声に靖司が応える。俺達はシャワーを浴びた。 褌を締める。半纏を羽織った。家を出る。会場へと向かった。スタッフ達、凛と麗の家族が来ている。山尾先輩が宙と謙君と手を繋いでた。柔術の演武、大太鼓演奏、ヒップホップとスケジュールが進んでいった。幕が下ろされる。程なくして準備が整ったようだ。 「cafe soraさんによるバンド演奏です」 アナウンスが流れる。俺達の出番だ。 「行くぞ」 「おお」 俺の声にメンバー達が応える。5人ともゴツい髭坊主。俺達は捻り鉢巻、半纏に襷掛けしてステージに立った。オレンジ色のライトが照らされる。幕が開く。イントロが流れ始めた。 「ウォォォイエー」 俺が声を張り上げる。しゃがんでた観客達が立ち上がり始めた。頭の上で手拍子を打ち始める。総立ちになった。握り拳を振り上げてる奴もいる。俺は心を込めて熱唱し始めた。所々メンバー達がハモる。1曲目のJ-POPが終わった。 「五人囃子です。今夜は盛り上がってください。メンバーの紹介です。ベース島内 卓朗、ギター四条 翔琉、ドラム中崎 淳吾、キーボード直生 靖司そして俺ボーカル&ギター木龍 勇斗です。よ・ろ・し・く」 俺が声を上げる。紹介する度に拍手が鳴り響く。曲が流れ始めた。 「パパ、ヤス父ちゃん頑張れ」 宙が声を上げる。俺は歌い始めた。ギターとベースの3人が舞台で飛び跳ねる。仲間達がステージ下に寄ってきた。握手を求められる。手の平から勇気が伝ってきた。スモークが吹き上がる。バラードを1曲含んだ俺達の演奏が終わった。俺達は舞台袖へと消える。拍手が湧き起こった。 「アンコール」 「アンコール」 観客達の声と手拍子が聞こえる。俺達は再度ステージに立った。夕陽がステージを照らしている。 俺は会場に目をやった。 「アンコールありがとう。靖司の書き下ろしの歌です。聞いてくださいノートです」 俺が声にする。ラグビーの練習風景に其々のアップ画像。バックスクリーンに俺達と翔琉の高校時代の画像が動画となって流れ始めた。靖司の書いた楽曲、題名はノート。俺への思いを綴っている。やけに切ない。スモークが吹き上がった。照明が当たる。靖司がイントロを奏で始めた。♬あいつとの出逢いは高校の入学式。俺は胸がキュンとした。男同士なのに……悩んだけど日が経つにつれその思いが強くなった。モール見かけたあいつ。ミディアムヘアの女の子に笑顔を向けていた。さよならを言う勇気があったなら……こんなに苦しまなかったのに……いくつもの季節が巡る。でも俺はあいつのことを忘れる事が出来なかった。間奏が終わる。ドラムが激しく叩かれた。靖司がまた歌い始める。スモークが焚かれた。♬But I Love…あいつの事を綴り続けた俺のノート。ページを巡る。涙が溢れてきた。But I Love…あぁ~あぁ~あぁ~諦めてた愛。だが俺の願いが叶った。I dedicate all my love to 有斗~。そ・し・て今がある。俺達の未来に向かって……曲が終わる。靖司が上を向き、歌声が咽んでた。靖司の切ない歌声が会場を震わせる。俺達も涙した。メンバー達がステージ前方に集まってくる。謙君と宙が犬達のリードを引きながらステージに上がってきた。俺と靖司が肩車する。クウとムギのリードは翔琉が持っていた。靖司を真ん中にしてみんなが手を繋ぐ。会場に向かって頭を深く下げた。凛夫妻、麗夫妻そして山尾先輩が啜り泣いている。他にも嗚咽している人達が多くいた。バックスクリーンにはsoraの外観が映っている。クウとムギそして宙がアップされた。ステージを降りた5人囃子。施設に寄付する為にオリジナルのタオルを売っている。100枚あったタオルが飛ぶように売れた。小さな賽銭箱には結構な金額が集まっている。俺は屋台裏でやつれた玲菜を見掛けた。俺達は祭りの屋台を堪能している。時刻は9時。祭りは終わった。ノートの中でカミングアウトした俺と靖司。後悔はなかった。 「先輩、宙と犬達を頼んます」 「おお、任せとけ」 俺の声に山尾先輩が応える。山尾先輩はにやけてた。
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