残暑厳しい晩夏。仕事帰りにジムに寄った。格闘技系エアロビクスその後筋トレ、最後はヒーリング系エクササイズ。金曜日の定番メニューだ。週に2~3回位鍛えてるけどそんなに自慢出来る躰でもない。気休めに飲むプロテイン。俺には然程効果はないみたいだ。但しジム行くと生きのいい筋肉野郎共とも会える。ストレス発散。それに目の保養。其れだけでも充分だから俺のジム通いは続いてる。本音はやりたい奴の2人や3人はいるのだけれど……こんな俺。名前は雄大。髭坊主で仕事は医療機器メーカーでエンジニアをしている。とうとう四十路に入ってしまった。シングルライフを満喫している。なんてのは強がりな訳でホントは好きな奴が欲しいんだ。元彼と別れて3年。この夏も出会いは無かった。ジムからの帰り道。暑い空気が纏わり付いてくる。汗がじっとり湧き出てきた。立ち並ぶ木々達がゆらゆら陽炎のように歪んで見える。そんな中俺は週末の過ごし方を考えた。最近俺のちんぽは潤っていない。決めた。下半身を満足させる。脳裏に浮かんだのは幾つかのハッテン場だ。どうせならこれから行くか。心が浮いた。 マンションのエントランス。しょんぼり佇んでいる奴が居る。年の頃は25歳前後に見える坊主頭で厳つい野郎だ。ガタイは中々いい。170㌢位の身長。首、Tシャツから覗く首、腕はぶっとい。ハーフパンツからは毛深い脚が出ている。そのまま通り過ぎようとしたその時だった。 「あ、あの…」 「えっ何だ。俺か?」 そいつはおどおどしている。汗で額は濡れていた。 「このマンションに住んでいる方ですよね」 「ああそうだけど……」 「かっ、鍵無くしちまって管理会社に電話しても出ないんす。他の連絡先知らないでしょうか?」 上擦った声。カラダは微かに震えて見える。目には涙が溜まっていた。 「この時間だからな」 時間はもう9時を回っていた。 「あれっ待てよ。確か建物管理は別会社が24時間体制でやってるはずだ」 「えっそうなんすか?」 さっきまで泣きべそ掻いていた奴がにこっと笑った。厳つい顔から浮かぶ笑顔。無茶苦茶可愛く見えた。 「チョッ待ってろ。調べてやるからな」 「ハイ……」 俺の部屋は六階の一番奥。エレベータに乗り込んだ。男2人が居る密室。薫るオス臭い奴の匂い。ちょびっと淫らな気分になったのは紛れもない事実だ。エレベーターを降りる。コツコツコツと歩く足音。それさえも隠微に聞こえた。今玄関の前に居る。鍵を穴に突っ込む。扉が開いた。 「おらお前も入れよ」 「えっイイんすか?」 「外暑いだろ」 「あ、ありがとうございます」 リビングに通しソファーに座らせた。 「これでも飲んでチョッと待ってろ」ペットボトルの烏龍茶を出してやる。 「ありがとうございます」 入居書類のファイルを見るとやはり載っていた。 「おっここだ。掛けてみろよ」 何かもじもじしている。 「あっこれメモってイイっすか?」 「イイけど携帯持ってるだろ?」 「部屋に置きっぱなしなんで今無いんす。さっきもこの先のコンビニで公衆電話から掛けたんですよ」 「しょうがねぇなぁほら俺の携帯だ。これで掛けろよ」 「えっイイんすか?」 俺の携帯を手に取りマンションの管理会社に電話している。 「あのぅ……」 「何だ?」 「30分位で来てくれるみたいなんすけどここで待たしてもらってもイイっすか?」 「イイよ。乗り掛かった船だからな」 一滴涙が奴の頬を伝っている。 「どうした?」 「おっ俺高校卒業して上京したんですけど……」 奴が俺に目をくれた。瞳の奥から一途な光が見える。ポツリポツリと語り始めた。奴は厳つく朴訥としている。口も重たい。そして人付き合いが苦手。都会に馴染めなかったみたいだ。そして壮絶な虐めにあったみたいだ。多分性格と風貌が原因では無いかと言っている。そして転職。また苛められる。転職を繰り返し今ちっちゃな倉庫でバイトしてると言う。 「何で俺に話す気になったんだ」 「おっ俺……」 奴の目からは涙がボロボロ溢れている。ギュッと抱きしめたい衝動に駆られた。 「誰かに話したかったんだな」 「す、済んません。見ず知らずの人に話聞いてもらって……」 「構わねえよ。いいことも有るんだから頑張れよ」 「ハイ、ありがとうございました」 奴は笑顔に戻っていた。キョロキョロと部屋を見渡している。 「同じマンションだけどこの部屋は広いんすね」 俺の住んでる部屋はチョッと広めの1LDKだ。10畳のリビングダイニング、8畳の寝室、それにウォーキングクローゼットも付いてる。 「お前ん所は」 「俺の部屋はワンルームっす。寝に帰ってくるだけなんで充分なんすけどね」 「名前は何つうの?」 「西崎龍哉です」 「お兄さんは」 「俺か?俺は鷹丸雄大」 この時あることに気付いてしまった。壁に貼ってある ガチムチ坊主のポスター。テレビ台の下には ゲイDVDが並んでる。部屋干ししてある洗濯物には 六尺もあった。龍哉の視線。その先には 六尺が有った。今度はポスターを見ている。ピンポーン。インターホンが鳴った。 「あっハイ…ちょっと待ってください」 龍哉と視線が交差する。 「来たみたいだぜ」 「あ、ありがとうございました」 管理会社の人と出ていった。ドアが締まる。心臓が激しく動いた。確実に見られたな。まぁ仕方ない。でもあいつ顔を赤らめてた気がする。もしかして……
軽くシャワーを浴びて 褌を締め込んだ。冷蔵庫からビールを取り出す。プシュッとプルトップを開ける。喉越しよく躰の中に流れていった。パソコンを起動する。お気に入りに入れてあるサイトを開いた。 六尺系のやり部屋、 ガチムチが集まる個室系。何処に行くか。俺の脳は犯りモードになっている。その時インターホンが鳴った。 「ハイ……」 「あっ西崎っす」 「えっ……」 ドアを開けた。龍哉が小さな包みを抱えて立っている。 「どうした?」 「あ、あ、あのぅ…」 「まず入れよ」 リビングに通した。テーブルを挟み向かい合ってすわる。 「こっ、これどうぞ」 龍哉は頬を赤らめ額に汗かきながらぼそぼそと声にする。持ってた包みを渡された。 「クッキーっす」 「手作りか」 龍哉の顔がコクンと動く。龍哉の持つ印象との隔たりにちょっと驚いた。 「美味そうだな」 1枚を口に運ぶ。仄かなバニラの香りが口に広がった。 「美味ぇ……」 龍哉の口元が微かに緩んだ。 「た、鷹丸さん……」 「ん、何だ」 龍哉と視線か交差する。すがるような目付きをしていた。その視線が直ぐに外される。ふとさっきの光景が目に浮かんだ。 褌、 ガチムチ坊主のポスターを見る龍哉。同じ匂いがする。俺は腹をくくった。 「男好きなんだろ」俺は低い声で言う。龍哉は狼狽えてる。立ち上がり龍哉な傍らににじり寄った。 「心配するな。俺もそうだからよ」 カラダを屈める。龍哉をぎゅっと抱きしめた。龍哉のカラダは小刻みに震えている。目には涙が溜っていた。 「勇気振るって来たんだろ」 「う、うん」 龍哉の手を引く。寝室のドアを開ける。灯りを燈すとダブルベッドがぼんやりと浮かんできた。淫猥な気分が襲ってくる。ちんぽに血液が集まりだした。俺は龍哉ににじり寄る。唇を合わせた。舌を挿入していく。龍哉がむしゃぶりついてくる。濃い無精髭が鼻先を擦った。舌を絡める。龍哉も絡め返してきた。 「はぁ……鷹丸さん」 「雄大でいいぜ。こんなことしてるんだからさ」 「雄大さん……」 龍哉は健気な瞳で俺を見る。俺のベルトが外された。跪くとジッパーに手を掛け引き下げられる。一気に綿パンを脱がされた。龍哉の手が俺の前袋に這ってくる。 前袋が舐め上げられた。 「はぁ……」上目遣いで俺を見る。心臓が抉られそうな位可愛い。 前袋から俺の雄竿を引きずり出された。舌先で亀頭の溝を舐められる。亀頭が唇で覆われた。舌が絡んでくる。一気に根元迄咥えられた。 「おぅぅ堪らんぜ」俺は龍哉の頭を押さえ付けガシガシと腰を動かした。しゃぶりながら金玉を手で包み込みグリグリ握ってくる。 「おぅぅ…んぉぉ」 龍哉の口中で俺のちんぽが暴動を起こした。ガシガシガシと喉壁にちんぽを擦り付ける。 「おっやべぇ」 龍哉の口から雄竿を引き出した。 「雄大さんのちんぽ美味いっす」 龍哉がトロンとした表情で俺を見上げる。何とも言えないその表情が俺の雄の本能に火を点けた。 龍哉が立ち上がらる。今度は自分から唇を求めてきた。唇を割って舌を挿れてくる。舌を絡めあった。Tシャツの上から乳首を刺激する。 「うぅん…あぅぅ」 着ているものを一枚ずつ剥ぎ取ると逞しいオスのカラダが現れた。 「お前も 褌なんだな」 前袋を手で覆う。そこはしっぽりと濡れていた。前 褌から覗く男の証は既に欲情している。 褌を解いてやった。プルンとちんぽが飛び出してくる。プクンと盛り上がった胸と肩の筋肉。腹筋は見事に割れている。下半身は剛毛で覆われ鬱蒼と生えてる陰毛群からちんぽがそそり勃っていた。このオス臭ぇガタイが今俺のものになろうとしている。ちんぽの先からは我慢汁が滴り落ちた。 「我慢できねぇ」 龍哉をベッドに押し倒した。貪るようなキスをする。同時に乳首に指を這わせた。龍哉のカラダが微動する。 「ここ感じるのか」 「うん、気持ちいいっす」 龍哉の顔はほんのりと紅潮している。乳首を舌先でツンツン小突く。乳輪を円を描くように舌を這わせた。 「あうん、あぅぁ、う…ん、ん、ん」 首筋から耳へと舌を這わせる。耳裏にふぅーと息を吹きかけた。 「あぁぁん、んおぉぉ…うぉぉあぅ」 執拗な俺の攻めに龍哉は悶え続けた。触れ合う2本のちんぽ。重ねて扱くと溢れ出た我慢汁でクチュックチュックチュッと淫靡な擦り音が鳴った。 「き、気持ちイイ」 「俺も気持ちイイぜ」 兜合わせしながら空いてる手を龍哉のケツ穴に這わせる。 「優しくしてやるからな」 「うん」 両脚をを抱え上げる。 「龍哉、自分で抱えろ」 「うん」 ケツ毛をかき分ける。少しくすんだ桜色の穴が表れた。恥ずかしいのか龍哉は顔を背けてる。 「おら顔見せろ」 龍哉が首を横に振った。龍哉の上に覆い被さる。背けてる顔をそっと向かせた。 「可愛いぜ」 唇にチュッとする。今度は瞼にキスをした。恥ずかしそうに顔を赤らめている龍哉。その顔をみてるとオスの本性が完全に覚醒した。雄穴に舌を這わせる。ジュルジュル舐め上げた。 「あっうぉぉ…あぅふぅ…あ、あうぅぅ」 「柔らかくなってきたぜ」 指を1本ゆっくりと挿れる。中を掻き撫でた。 「んぁ…はぅ」 穴を広げながら龍哉のちんぽを握る。亀頭を親指の腹で擦ってやった。 「あぁぁ…はぅ…んはっ」 指を2本3本と増やしていく。少し硬い内壁に当たる。そこを撫で擦った。 「あぁぁぁぁ…いっいぃ」 「感じるとこ見つけたぜ」 俺はその内壁を執拗に擦った。龍哉のカラダがビグビグ震える。 「あぁぁ…いぃ」 今度は左右に捩れた。 「おらよ。ここいいんだろ」 「んぁぁぁぁぁく…いっいぃ」 龍哉と視線がぶつかる。恍惚とした表情を浮かべていた。 「早く…挿れて…んぁぁ…ゆ、雄大さん」 俺のちんぽが握られた。 「何処に何を挿れられてぇんだ。はっきり言ってみろよ」 「け、ケツに……」 「ケツじゃねぇぞ。ここはまんこだろ」 「……」押し黙る龍哉。 俺は中をグリグリ掻き回した。 「おら…はっきり言ってみろよ」 「ま、まんこに……俺のまんこに雄大さんのちんぽを……んぁぁんぉぉ」 「判った。挿れてやるからな」 ローションを龍哉のまんこ穴にたっぷりと塗り込める。俺のちんぽにもまぶした。龍哉の両脚を抱え上げる。龍哉は自ら脚を抱えた。露呈された龍哉のまんこ。そこはヒクヒク蠢いていた。 「凄ぇ…誘ってるぜ。今挿れてやるからな」 「うん」 まんこにちんぽを宛てがった。クイッと腰を突いてみる。大分広がった穴は俺を呑み込み始めた 「痛ぇか?痛かったら言うんだぞ」 「うん……」 腰に力を溜める。グイッと押し込むと龍哉の顔が微かに歪んだ。 「痛ぇんだろ。抜くか」 「痛くねぇっす」 顔を龍哉に近づける。唇を合わせた。舌を絡めながらゆっくり腰を突く。俺のちんぽは完全に呑み込まれた。 「全部挿いったぞ」 龍哉は結合部に手を這わせた。 「凄ぇ挿いってる」 腰を軽く突いてみる。少し萎えかけてた龍哉のちんぽが角度を上げた。内壁がちんぽに絡んでくる。俺は腰を突動し始めた。 「あぁぁぁうぉうぉうぉ…あぅぅ」 突き込みながら乳首に指を這わせる。 「あぉぉうん、あぅ、ん、ん、あ、あぁぁ」 「本格的にいくからな」 ガシッガシッガシッ…ズゴッヅゴッズゴッと掘り込んでいく。 「つぅ、雄大さん…イイ…気持ちイイっす」 「俺もイイぜ。ヒダみてぇなのがちんぽに纏わりついてくるぜ」 パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…俺のカラダが龍哉を叩く。 「雄大さんもっと…あぅぅぅいぃよぉ…あぉぉぉうぉうぁ、あぅぅ」 ギンギンに勃起した龍哉のちんぽからはトクトクと我慢汁が洩れている。 「うぉぉぉ…イイ具合に締め付けてきやがる」 「あぁぁうぅぅ…おぅぅぅんぁぁぁ」 グチョグチョと交尾音が卑猥に響いてくる。 「あっお、俺駄目かも…あっあぅぅぅそこやべぇ…」 「ここだな。突いてやるぜ」 グイッグイッとその部分を突いてみた。 「あぉぉんぉ…そ、そこ…あ、当たる…やべぇ」 突き込む速度を上げる。大きく腰を引く。一気に奥まで突き込んだ。 「んぉぉぉぉ射きそうっす」 「いいぞ射けよ」 突き込みながら龍哉のちんぽを手で握り軽く扱いた。 「あぁぁぁぁぁぁぁ…射ぐ…射く…んぉぉぉぉぉ出る」 ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ龍哉は白濁汁を噴き上げた。その瞬間龍哉の内壁が収縮する。俺のちんぽがぎゅうっと締め付けられた。 「あぅぅ…堪らんぜ。うぉぉぉぉぉぉ締まるぅ…射ぐ…射くっ…射く」 俺は龍哉の雄膣目掛けて男の汁をぶちかました。どっさりと龍哉の上に倒れこむ。優しく唇を合わせた。俺も龍哉も荒い息をしている。 「凄ぇ溜まんなかった。良かったぜ」 「雄大さん…気持ち良かったよ。俺」
ちんぽを龍哉から引き抜く。龍哉の隣に滑り込んだ。ぎゅっと抱きしめてやる。またキスをした。 精を放った2人のちんぽ。息を荒げ脱力しかけた面様とは裏腹にちんぽは萎えてはいなかった。龍哉がギュッと俺のちんぽを握る。俺も龍哉のちんぽを握った。龍哉が俺の上に重なってくる。勃起したちんぽ同士が触れあった。龍哉の手が伸びる。俺のケツ穴がなぞられた。 「挿れてぇのか」 「う、うん」 俺は龍哉の上になり、軽く唇を合わせた。 「いいぜ。挿れてみろよ」 俺は両脚を抱え上げた。龍哉は腹に着く位ちんぽを勃たせている。 「どうした」 口では言ったものの戸惑ってるのが判った。 「お前、挿れた事ねぇのか」 龍哉の首が縦に振られた。 「女とは……」 「な、無いっす」 「俺がしたみたいにしてみろよ」 「うん」 俺の穴に舌を這わせてくる。ヌルリとした感触が伝ってきた。今度はローションが塗られる。指が挿いってくるのが判った。指が増えてくる。ジュグジュグ中を掻き回された。 「凄ぇ…トロトロになってきた」 「いいぜ。挿れてこいよ」 「うん」 龍哉と視線が絡み合う。その目は男の本性剥き出しになっていた。こいつに犯られる。ゾクゾクした何かが躰の芯を走った。 「ゆ、雄大さん」 「あぁ来いよ」 「うん……」 ちんぽがまんこ口に当てられる。龍哉の腰がグイっと動いた。ズブッズブッとちんぽが挿いってくる。 「んぁぁぁぁ…気持ちいぃ…ちんぽ吸い込まれる」 「んぉぉぉぉぉ挿いってくるぜ。堪んねぇ」 龍哉のちんぽが根元まで埋め込まれた。 「あぁぁぁぁぁ…締まるぅ…あぅぅぅ…んぁ…駄目だぁ…洩れるぅ出る」 俺のまんこに生暖かい感触が伝った。 「ゆ、雄大さん…お、俺……」 俺は龍哉を抱き寄せた。 「雄大さん、お…俺射っちゃった。ごめん」 「気にするな」 「龍哉……」 俺は龍哉の唇を奪う。舌を挿れていく。龍哉の口の中をくまなく愛撫する。萎えかけた龍哉のちんぽが俺のまんこの中で硬度を上げてきた。龍哉の腰がガシガシ動き始める。濃い陰毛がケツタブを擽った。 「んくぅ…龍哉、気持ちいいぜ」 「んぁぁ…俺も…いぃ…ま、まんこ堪んねぇ」 龍哉の顔が近付く。腕が肩を抱くように回るとキスされた。同時に乳首に指が這ってくる。グイッグイッと男らしく龍哉の腰が動いた。 「あぁぁぁぁぁ…いぃ…んぁぁ…いぃ……あぁぁぁぁぁぁ龍哉ぁ」 「雄大さん…あぅぅ…気持ちいぃ」 結合部からはグショッグショッグショッと隠微な音が奏でられる。その卑猥な響きが激しく性腺を刺激した。パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…筋肉同士がぶつかり合う。奥の壁が擦れ始めた。 「あぅぅ…あぁぁ…いぃいぃ」 「俺もいいぜ。んくぅ堪らん」 俺は龍哉のちんぽ目掛けて腰を振る。2人のカラダが1つの塊になって律動した。俺のちんぽが反り上がりガチガチになって悲鳴を上げている。俺は扱き始めた。 「んぁぁぁ…締まるぅ。んぁんぁんぁ…いっ射っちゃう…射ぐ…射くっっ」 雄膣の奥に生暖かい龍哉の汁がぶち当たってきた。金玉の奥がジンジンしてくる。一気に俺は上り詰めた。 「んぁぁぁぁぁ…あぁぁぁぁぁぁ…射く…俺も…射く」 ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺の放った白濁汁が宙を舞った。龍哉の腰がクイックイッと動く。ちんぽが俺のまんこ壁摩りる。名残惜しそうにちんぽが引き抜かれた。龍哉が俺の隣に横になる。抱き寄せると甘えるように俺の胸に顔を埋めてきた。 「俺のおまんこ気持ち良かったか」 「うん……」 「俺も気持ち良かったぜ。お前の童貞奪っちまったな」 「うん…凄ぇ嬉しいっす」 龍哉と視線がぶつかる。そっと唇を合わせた。ちょっと前まで同じマンションに住む住人同士の関係でしか無かった。何かの因果で今こうしている。こいつとこの至福の時を過ごせてるのが途轍もなく嬉しい。龍哉をギュッと抱きしめた。 「龍哉…明日休みか」 「うん」 「じゃぁ今夜は泊まっていけよ。もっと可愛がってやるからさ」 「えっイイんすか?」 「あぁいぃ」 「うん」 にっこりと微笑む龍哉を見ると幸福感を感じた。 褌を締めみ着衣する。俺達は寝室を出た。一緒にシャワーを浴びる。龍哉のカラダにお湯が当たると弾けてた。お湯が濃い陰毛に纏わり付きながら床に落ちていく。この逞しい男を抱いた。目を瞑りその時の光景を思い浮かべる。微かに俺のちんぽは反応した。風呂から上がる。俺の 褌を龍哉が締める。龍哉の 褌を俺が締めた。 「雄大さん、お、俺ちょびっと勃ってきた」 「出したばかりだろ」 「でも雄大さんのちんぽ包んでたと思ったら……」 龍哉の前袋を軽く手の平で小突く。そこは少し膨らんでいた。逞しいカラダに締め込まれた 褌。前袋からはみ出た陰毛。男臭さを助長している。俺達は部屋着代わりの甚平を纏った。 「飯の支度するからちょっと待ってろな」 「あっ……」 「ん、どうした」 「あ、あの……俺が作ってもいいっすか」 「えっ、料理結構するのか?」 「うん」 龍哉に目を遣る。今迄とは違う力強い光を放っていた。 「じゃぁ頼むな。何か手伝うか?」 「大丈夫っす」 キッチンからトントントンと小気味よい音が聞こえてくる。いい香りがしてきた。 「出来たよ」 テーブルに料理が並べられる。チキン南蛮、うどんのグラタン、夏野菜のサラダ、大根の煮物、ワカメとキュウリの酢の物。テーブルの上が料理で華やいだ。 「凄ぇ美味そうだ。短い時間で良く作ったな」 「うん」にっこり微笑む真っ直ぐに俺を見てくる。瞳の奥から健気な光が輝いていた。テーブルを挟んで座る。グラスにビールを注ぎあった。カチンと触れ合う。その音色が心地良く聞こえた。 「美味ぇ……」 「ゆ、雄大さん…俺嬉しいっす」 はにかみながら声にする龍哉。その面構えは無茶苦茶可愛く見えた。 「俺さ……」 仕事の事、 褌の事、ジムの事。俺の話を聞く龍哉はうんうんと頷いてる。10年位前にカミングアウトしたこてを話すと目を丸くしていた。今ソファーに並んで座っている。ビールが焼酎に代わった。肩をそっと抱いてやる。龍哉が甘えるように寄り添ってきた。 「寝るか?」 「うん」 寝室の入りベッドに潜り込んだ。龍哉も俺の隣に滑り込んでくる。抱きしめ唇を合わせた。優しく軽めのキスをする。ギュッと抱き寄せた。酔いのせいか睡魔が襲ってくる。不覚にもそのまま朝まで眠ってしまったみたいだ。
ちんぽに温もりを感じる。目を開けると龍哉が俺のちんぽを咥えてた。 「何してるんだ」 「しゃぶってる」 俺の 褌はいつの間にか解かれ龍哉も真っ裸になっていた。 「昨日可愛がってくれるの待ってたのに雄大さん寝ちゃったから寂しかった」 「悪かったな。ごめんな」 龍哉は俺のちんぽと自分のまんこにオイルを塗ると跨ってきた。後ろ手でちんぽを掴まれる。まんこ口に俺のちんぽを当てた。ゆっくりと腰を沈める。 「あぁぁぁぁ…挿いってくる」 俺のちんぽが根元まで呑み込まれた。龍哉の腰が上下に動き始める。ちんぽにネットリと龍哉の内壁が絡んできた。 「んぁぁぁぁぁ…いぃ…お、おまんこ気持ちいぃ」 龍哉の腰の動きが激しくなった。俺は龍哉を突き上げる。両手を伸ばし龍哉の乳首をクリクリ弄った。龍哉の金玉が俺の腹にパンパンパンと当たる。 「んくっ堪んねぇ…凄ぇ」 俺を抱き起こさせる。茶臼とかいう抱き合う形の体位になった。唇が重なる。舌と舌が絡み合う。それだけで射っちまいそうな濃厚で蕩けそうになっていく。 「と、蕩けるぅ…おまんこ蕩ける」 首筋から耳たぶに舌を転がす。今度は乳首を舐め上げた。龍哉のカラダがビクビク震える。 「んんっあぅぅ…震えが止まらない」 龍哉の内壁が弛緩と収縮を繰り返す。ぎゅうぎゅう俺のちんぽが締め付けられた。 「あぅぅ雄大さん…気持ちイイよ」 「俺もいいぜ。お前のおまんこ最高だ」 二人の腹の間に龍哉の雄竿が挟まれ擦られ硬度を増していく。ズゴズゴと激しく腰を上下させていった。顔を紅潮させジワーッと汗を滲ませている。微妙に左右に揺すりながら腰を上下させた。ジワリジワリと俺のちんぽを締め付けてくる。俺のちんぽが龍哉の奥深い部分を擦った。 「あぅぅぅぅぅ、凄ぇ、雄大さん…気持ちいい」 「俺もいいぜ。ヒダ絡んでくる。んくぅ堪らん」 龍哉を押し倒す。正常位に移行してガシガシと打ち込んだ。 「あぁぁぁぁ気持ちイイよぉ…そこ…いぃ…あぅぅぅぅぅ当たるよ」 掘り込みながら龍哉のちんぽを握る。我慢汁が滴った。突き込みながら龍哉のちんぽを扱く。俺の手中でビクビク震えてた。 「あっ駄目ぇ…気持ちイイ…すげぇ…あぅぅぅぅ」 「気持ちイイか。おらもっと哭けよ。可愛い声聞かせろ」 ジュグッジュグッジュグッ…グショッグショッグショッ火照った音が鳴り響いた。 「あぁぁ…凄ぇ…んぉぉ…いぃ…あぁぁぁあぁぁ」 龍哉は一突き毎に哭き声を洩らしのた打ち回った。 「あっ…雄大さん…駄目だぁ…ごめんなさい…射く…射っちゃうよぉ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ射く…」ドピュッ…ドピュッ…1発目と2発目が自分の顔に降りかかる。ドピュッドピュッドピュッ…今度は胸と腹に舞い降りた。金玉が競り上がってくる。大きな射精感が襲ってきた。 「俺も射くぜ」 ちんぽを引き抜く。抜き扱きながら龍哉の眼前に差し出した。 「ぶっ掛けるぞ。いいな」 龍哉の顔がゆっくりと縦に動いた。 ドピュッドピュッドピュッ…俺は龍哉の顔目掛けて白濁汁を打ち放った。龍哉が俺のちんぽに食らいついてくる。残りの汁を龍哉の喉壁目掛けて打ち込んだ。ちんぽを龍哉の口から引き抜く。龍哉の喉がゴクンとなった。龍哉の顔に付いている二人の汁を混ぜ合わせる。指で掬い口に含んだ。 唇を交わし舌を絡め合い俺と龍哉の雄汁が口の中で交差していく。龍哉を抱き寄せる。頭を撫でてやった。自然に唇が触れ合う。舌を絡ませ合いながら2人の汁を口の中で感じあった。俺の胸の中に顔を埋め抱き付いてくる。物憂い時間を俺達は共有した。 「朝からやっちまったな」 「うん」 「気持ちよかったぜ」 「うん、俺もっす
シャワーを浴び 褌を締め直した。朝飯を済ませ穏やかな朝の時間が流れている。窓からは陽光が射し込んできた。 「龍哉。デートするか」 「えっ……」 「ドライブがてら川遊びしようぜ」 「うん」 満面の笑みを龍哉は浮かべた。 「じゃぁ俺弁当作るっす」 「途中で買ってくからいいよ」 「えっ、でも……」 龍哉の表情が一変した。瞼に深い哀愁が籠っている。 「判った。作ってくれよ」 「うん」 料理をする龍哉。愉悦の表情を浮かべている。準備が整い俺んちを出た。 「じゃぁ駐車場で待ってるな」 「うん」 自分のの部屋に戻り着替えを済ませた龍哉が助手席に乗り込んできた。 「あっすんません」 イエローのハーフパンツにざっくりしたネイビーのプリントTシャツ を着ている。男臭い龍哉によく似合っていた。向かったのは郊外にある河川敷。 六尺野郎達が良く日焼けしている場所だ。目的地まで1時間のドライブだ。途中ノンアルコールビールを購入する。クーラーボックスに詰め込んだ。助手席の龍哉の表情がキラキラ輝いて見える。車中寡黙な龍哉がはしゃいだ。 「雄大さん俺さ…」 「バッカだな…」 人付き合いが苦手な龍哉。彼氏が居たことも無いと言っていた。勿論デートなんて初めてなんだろう。連れ出して良かった。ウインカーが点滅する。車は駐車場に滑り込んだ。青い空。ポカリと浮かぶ白い雲。流れる水が岩に当たり白い飛沫を上げている。河川敷にはちらほら日焼けしている 六尺野郎共がいた。 褌一丁で水と戯れてる奴らもいる。俺達も 六尺一丁になると、河に入った。流れる水が心地良くカラダにぶつかってくる。水面に当たる陽射しが眩い。俺達は童心に返った。 「雄大さん」 バシャッと水を掛けられる。 「このやろ」 バシャッと水をを掛け返した。水とじゃれ合う俺と龍哉。水中で脚を滑らせる。龍哉に覆い被さるように倒れた。 「龍哉……」そっと唇が重なった。河川敷に上がる。レジャーシートを敷いた。ノンアルコールビールのプルトップをプシュッと開ける。喉越し良く流れていく。火照った躰に沁み渡った。弁当を広げる。卵焼きを一口口にした。上品な甘みが口に広がってくる。 「美味ぇ」 「雄大さんに食べて貰いたくて一生懸命作ったからな」 またこいつの手料理食いたいと思った。厳つい面構えにエロいガタイ。勿論タイプだ。朴訥としたところも中々いい。好きになってしまったみたいだ。その容貌とは裏腹に優しい気持ちを持っている。龍哉をもっと知りたい。一緒の時間を共有したかった。こいつはどう思ってるんだろ。好感は持ってくれてるみたいだけど……好きとエッチは違うし付き合うのを好まない奴もいるからな。 「龍哉、また飯作ってくれるか」 「いっすよ」 「ずっとだぞ」 「えっ……」 「付き合ってくれよ。恋人としてな」ぼそっと声にしてみた。 「えっ……」 龍哉と視線が交差する。驚愕の表情を浮かべた。 「いきなり過ぎるよな。知り合ったばかりだもんな」 「そんな事ないっす。嬉しいっす」 「えっ…いいのか」 「うん、俺の兄貴になって欲しいっす」 レジャーシートの上に寝転がる。龍哉がぴったりと寄り添ってきた。 「ねぇ兄貴。美味しいものいっぱい作ってやるからな」 「あぁ楽しみにしてるぜ」 「うん、だって恋人だからさ……」 回りには人がいる。俺はお構いなしに龍哉を抱き寄せた。龍哉の温もりが伝ってくる。軽くほっぺにチュッとした。また河に入る。そして日焼けもした。ゆっくりと時間が回る。じりじりとした晩夏の陽射しが纏わり付いてきた。 「兄貴、あの林の方に行く人いるけど何かあるの」 「多分やってるんだと思うよ」 「やってるって……」 「Hだぜ」 「えっ……」 「行くか」 「うん、行きてぇ」 荷物をたたみ林へ向かった。1人の 六尺野郎が彷徨いている。何処からか野太い喘ぎ声が聞こえてきた。龍哉の目の回りがほんのり薄紅色に染まっている。龍哉の手を引く。林の奥へと向かった。 「龍哉……」 両腕を龍哉の肩に掛ける。今度は龍哉の前袋を握った。龍哉に目を遣る。既に欲情していた。抱き寄せる。唇を奪った。ねっとりと舌が絡んでくる。俺も絡み返した。龍哉の乳首に指を這わせる。躰が微動した。前袋から俺のちんぽを引っ張り出す。龍哉に握らせた。 「凄ぇ…兄貴のちんぽ熱い」 今度は龍哉の前袋からちんぽを引きづりだした。布地に押さえつけられてたちんぽは勃ち始める。一気に天を衝いた。2本のちんぽを重ねる。ゴシゴシ扱き始めた。我慢汁がドンドン溢れてくる。亀頭と、亀頭竿と竿が擦れ合った。クチュックチュックチュッと卑猥な音が奏でられる。扱きながら龍哉の乳首に指を這わせた。 「んぁぁぁ…あぅ」 「お前も扱けよ」 龍哉の手が俺の手に重なる。2人の手が律動した。 「あぁぁぁぁ…兄貴のちんぽ気持ちいぃ…堪んねぇ」 「んぉぉぉ、俺も、んぁぁいぃ」 龍哉にちんぽを扱かせる。俺は4つの金玉を捏ね繰り回した。 「んぁぁぁぁぁちんぽいぃ、金玉いぃ」 龍哉の頭の後ろに手を回す。抱き寄せるとキスをした。今度は首筋に舌を這わせる。耳裏を舐めてやった。龍哉のカラダがビグビグ震える。何処からともなく男共の喘ぎが耳に響いた。その隠微な音色が金玉の奥を刺激した。 「んぁぁんぉ…やべぇ…射きそうっす」 「おぉ一緒に射かすぞ」 「あぁぁぁぁぁ兄貴ぃ…射く、射く…射ぐ」 「んぁぁぁぁぁ龍哉ぁ…射ぐ…射く」 ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ ビュビュッビュビュッビュビュッ…ドビュッドビュツドビュッ…ビュッビュッビュッ 2本のちんぽから白濁汁が噴きあがった。龍哉を抱き寄せる。激しい鼓動が伝ってきた。 「気持ち良かったか。俺は最高だったぜ」 「うん…俺もっす」 龍哉から唇を合わせてきた。 「帰るか。今日も泊まってもいいぞ」 「えっ…いいの。じゃぁまたしてくれる」 「淫乱な奴だな」 「淫乱じゃ駄目かよ」 龍哉がちょっと頬を膨らました。 「そんなことねぇよ」 軽く前袋を握ってやった。
龍哉と付き合い始めて2箇月。季節は夏から秋をを迎えた。 今俺達は一緒に暮らしている。龍哉の友達はパソコン。ストレス発散は料理だったと言う。同棲を機に龍哉のバイトを辞めさせた。今龍哉は在宅でデータの仕事をしている。これが当たった。正確で早い仕事が会社に認められたらしい。今度は率のいいデザイン系の仕事も貰えると言っている。龍哉の才能が開花し始めた。人に合わなくて済む仕事。龍哉の性格には合っているみたいだ。俺が帰宅すると犬っころのように甘えてくる。チョッと遅くなると寂しそうな表情を浮かべる。そんな龍哉を愛おしく思った。今充実した毎日を送っている。美味い料理を食い、夜は毎日のように交尾した。休みの日には一緒に出掛ける。温泉、秋祭り、映画。今でも龍哉は人前ではオドオドしている。だけど俺と居るとありのままの自分を素直に晒した。季節は流れ今は冬。激感の中俺達は温もりを感じ合っている。龍哉の仕事も順調にオファーが入り収入も増えた。 「龍哉、頑張ってるな」 「うん、兄貴のお蔭だよ」 「お前に才能が有ったからだぜ。でも断ってる仕事のあんだろ」 「うん、これ位で充分だからさ。これ以上受けたら兄貴との生活に支障を来すよ。仕事も大事だけど兄貴はもっと大事だからな」 俺はこいつを生涯守っていきたいと思ってる。龍哉は料理も上手い。掃除洗濯…家事も完璧に熟す。セックスの相性もいいし勿論外見はタイプだ。そして付き合い始めて判った事。心が途轍もなく綺麗なことだ。このまま同棲していてもいい。でも俺はこいつを預かりたいと思ってる。龍哉はどうなんだ……一戦を交え今リビングのソファーで焼酎を飲みながらまったりとした時間を過ごしている。龍哉と視線が絡み合った。 「なぁ龍哉、俺と結婚しねぇか」思い切って俺は切り出した。 「えっ……お、俺男だぞ」 「判ってる。俺はお前が好きなんだ。だからこれからもずっと一緒に居たい。法の加護を受けられるように入籍したいんだ。嫌か……」 「嬉しいっす……でも」 龍哉が困惑の表情を受けべている。 「お、俺、親にカミングアウトしてねぇし、兄貴の事は大好きっすけど……」 「そうかぁ…そうだよな。判った忘れてくれ」 龍哉をぎゅっと抱きしめた。俺は既にカミングアウトを済ましている。 ゲイの中でも少数派だと思う。 性的嗜好が男というだけのことだけど嫌悪感を持つ人がいるのも事実だ。龍哉には龍哉の事情がある。龍哉は俺にとって大切な奴だ。このままでいい。今でも充分幸せなのだから……無謀な事を言ってしまった。ごめんな龍哉。俺は反省した。2月14日、バレンタインディ。飯を食って一緒にテレビを見ていた。 「兄貴、ハイ…俺から?」 「えっ……」 綺麗にラッピングされた手作りチョコを渡された。メッセージが付いている。”結婚してください。龍哉” 「龍哉……」 龍哉が真っ直ぐに俺を見てくる。瞳の奥から一途な光が輝いていた。 「えっ……」 「俺、兄貴と結婚する。鷹丸龍哉になりたいんだ」 俺は龍哉をギュッと抱きしめた。 「幸せにするからな」 「うん、俺一生兄貴に付いていく」 龍哉の背中に回した腕に力が籠った。男の熱が伝ってくる。優しく唇が触れ合った。
曇天の土曜日。外は木枯らしが吹いている。俺と龍哉はビシッとスーツを着込んだ。 「龍哉出掛けるぞ」 「うん」 今龍哉の実家に向かった。俺達は結婚する。その了解を得る為だ。龍哉が緊張してるのが手に取るように判る。カミングアウトそして俺との結婚。緊張しないはずがないことだ。 電車の中。時々ぼそぼそ会話する。空気は重たい。北陸の田舎町に俺達は降り立った。外は雪が降っている。街はしんと静まり返っていた。 「龍哉、心配するな。俺が付いてるんだからな」 「うん……」龍哉の表情は強張っている。俺はギュッと手を繋いだ。ミシミシと雪道が軋む。寒さが躰に沁みた。駅前の商店街を抜ける。バイパスを横断した。 「ここっす」 青い瓦屋根の民家。龍哉が玄関の引き戸を開けた。 「ただいま……」 50歳位のちょっと厳つめの親父が出てきた。龍哉と何処となく似ている。龍哉の父親みたいだ。 「あっ鷹丸さん…良くおいでくださいました。さぁ上がってください」 茶の間に通される。座卓に龍哉と並んで座った。向かい側には父親が座っている。母親がお茶をもって入って来た。 「これつまらないものですが……」 買ってきた菓子折りを差し出した。 「お気を使わせて申し訳ありません。ありがたく頂かせてもらいます」龍哉の母さんが明るく言う。 「龍哉が本当にお世話になってるみたいでありがとうございます」龍哉の父さんが声にした。 「とんでもないです。こちらの方こそお世話になってます」 父親の隣に座っている母親がにっこりとほほ笑んでいた。都会暮らしの事、日々の事、そして龍哉の事。話が弾んだ。 「実は……」俺は龍哉との結婚の事を口にする。一瞬場が凍てついた。どれくらいだろう。沈黙が続いた。 「龍哉はどうなんだ」龍哉の父さんが沈黙を破る。ずっと俯いていた龍哉が顔を上げた。 「お、俺は兄貴と……鷹丸さんと一緒になりたいっす」 「判った。許す。母さんいいな」 「ハイ私は龍哉が幸せになるなら……この子が不憫でならなかった」龍哉の母さんが言葉を詰まらせた。 「龍哉は都会の波に呑まれ掛けた。それを救ってくれたのは鷹丸さんですよね。その上龍哉の隠れた才能も見出してくれた。これからも宜しくお願いします」龍哉の父さんが頭を深々と下げた。 「お父さん…頭を上げてください」 父親の厳つい顔から途轍もなく優しい笑顔を浮かべていた。 「今夜は泊ってってください。一緒に飲みましょう」 「今日は腕を振るいますからね」 「あっ母さん俺も手伝うよ」 「えっ……」母親が唖然としている。 「あっお母さん…龍哉は料理にも才能有ったみたいなんですよ」 俺達は散歩に出た。雪は止み雲の間からは陽が射している。 「良かったな」 「うん、全部兄貴が言ってくれたから……」 「お前俺の連れ合いになるんだぞ。当たり前だろ」 「うん…兄貴好きっす」 龍哉が腕を組んでくる。 「バカやろ。人に見られるだろ」 「へへ」 龍哉が育った街。通っていた小学校、良く遊んでた公園。色々と巡った。 「ここも良く来てたんだ」 石段を登る。境内の中には本殿の他に祠が2つあった。”ありがとうございます。龍哉と巡り会わせてくれて……俺達は本殿と2つの祠の前で合掌した。 「戻るか」 「うん」 家に戻る。龍哉はキッチンに俺は茶の間で龍哉の父さんと談笑した。交わす会話はもっぱら龍哉の事。都会に馴染めなかった事、幼少の頃の事、そして俺との事。俺の事を電話で話す声がやけに弾んでたと言っていた。 「御飯よ」龍哉の母さんが声を上げる。 俺達はダイニングテーブルを囲んだ。盛り沢山の料理が並んでる。グラスにビールを注がれた。 「雄大さん、龍哉婚約おめでとう」父親の声。 「ありがとうございます」 俺と龍哉の声が重なった。カチンカチン。4つのグラスが触れ合った。 「おっこの角煮美味ぇな。口の中で蕩けそうだ。母さんの味付けじゃねえな」 「そうよ。これは龍哉が作ったの。流石父さんね良くわかったわね。逆に言うと私の味が判るってことよね」 「俺は母さんの味の方が好きだけどな」 「良いわよ。私に気を使わなくてもね。でもホント美味しい。優しい味してる。龍哉らしいわ」 食べながら龍哉の母さんは涙を一雫滴らせてた。 「龍哉、今の仕事どうなんだ」 「うん楽しいっすよ。今ねパッケージのデザインさせて貰ってるんだ」 話が龍哉の仕事の事になった。 「俺さ……」 「へぇそうなのか。頑張れよ」 「うん」 和やかな雰囲気の中食事が終わった。今敷いて貰った布団で抱き合っている。龍哉が俺の胸に顔を埋めてきた。 「いいご両親だな」 「うん」 龍哉が安堵の表情を浮かべている。寝息を立て始めた。俺の股間を握りながら…… 翌日俺達は西崎家を後にする。玄関まで龍哉の父さんと母さんが見送ってくれた。玄関の引き戸が締められる。俺と龍哉が家に向かい深々と頭を下げた。 「さぁ行くぞ」 「うん……」 紺碧の空が広がっていた。
厳寒の冬が過ぎ季節は春。俺達は吉日に入籍した。 そして今日挙式する。場所は都内某所の神社。打診すると心地よく引き受けてくれた。参列してくれたのは俺と龍哉の両親。そして龍哉の兄と俺の弟。ホントに近親者だけの挙式だ。朝冷水で身を清める。真っ新な白褌を締めこんだ。白の紋付き袴を身に纏う。俺達は社殿に入場した。荘厳な雰囲気に包まれる。神職が入場してきた。全員が起立して拝礼する。挙式が始まった。三々九度が終わる。この後誓いの言葉だ。誓詞を手に取る。俺は淡々と読み上げた。 ”今日のよき日に、雄豪神宮の大御前において、私達は結婚式を挙げます。今後はご神徳のもと、相和し、相敬い、苦楽を共にし、明るく温かい生活を営み、終生変わらぬことをお誓いいたします。なにとぞ、幾久しくご守護下さいますようお願い申し上げます。新郎鷹丸雄大。龍哉に目を遣る。目には涙が溜っていた。 「し、新郎…た、龍哉」龍哉は咽ぶように声にする。そして指輪の交換。龍哉のカラダがブルブル震えてた。神前に玉串を捧げる。親族固めの盃が済んだ。全員立ち上がり神棚に一拝する。俺達の挙式が終わった。今俺と龍哉の左指にはマリッジリングが嵌められている。刻印はWITH YOU…お前と共に……披露宴代わりの食事会も終わり其々家路に付いた。 「いい結婚式だったな」 「うん」 「龍哉はホントに泣き虫なんだな」 「だって…凄ぇ嬉しかったから……」 今俺と龍哉は俺達のマンションの玄関前に居る。表札に記された鷹丸雄大、龍哉の文字。龍哉は感慨深げにそれを見ていた。 「兄貴、俺鷹丸龍哉になったんだな」 「うん、そうだよ」 「さぁ入るぞ」 「うん」 玄関ドアが開いた。一緒に住み始めて随分経つけど特別な感情が湧いてくる。リビングの窓から外を望む。空は黄昏ている。真っ赤な夕陽が部屋に差し込んできた。時間がゆっくりと流れる。空が星空に代わった。 「兄貴出来たよ」 「おぉ判った」 俺達はテーブルを挟み向かい合って座る。グラスにビールを注ぎ合った。 「宜しくな」 「うん……」 カチンと触れ合った。美味い料理。これからもずっと食べたいと思った。一度ブログとかでレシピ発表したらどうだって言ったことがある。そしたら俺の料理は兄貴だけのものだからって言ってた。そんなこと言われるとやはり嬉しい。心がほっこりとした。食事が済むと何時ものようにソファーに並んで座り酒を飲んでいる。今夜はバーボンのロックだ。龍哉が甘えてくる。俺の股間に手が伸びてきた。 「やりたくなったのか」 「うん……今日はいっぱいしたい」 「初夜だもんな」 「うん」 初夜の扉が開いた。壁際に龍哉を押し付ける。顔を近づけた。龍哉が目を瞑る。唇が薄く開いた。唇を静かに触れさせる。舌を深く挿れた。口の中で俺の舌が這い回る、くまなく口腔内を愛撫した。唇が静かに放れる。龍哉の目。淫猥な光が放たれていた。着ている物を全て脱ぐ。褌も外した。 ベッドの上にしゃがむ。龍哉を後ろから抱いた。首筋に舌を這わせる。同時に腕を回し龍哉の乳首を弄くった。 「あぁぁ、あっ」 龍哉が顔を捩る。唇を貪りあった。手を滑らせる。龍哉のケツの穴をなぞった。 「あっ、あぁぁ、んぁ」 乳首を指の甲でコリコリ掻き上げる。同時に雄穴をなぞってやった。溢れ出てる我慢汁を龍哉のちんぽから掬う。龍哉の穴口に塗り込めた。そのまま指を突き入れてみる。ズボズボと呑み込まれた。内壁がキュッと締まってくる。俺の指が上下に抽動した。 「あっ、あぁぁ」 俺の指の動きが大胆になった。龍哉の中を掻き回す。次に内壁を掻き上げた。 「あぁぁ、んぁ、あ、兄貴ぃ挿れてくれよ。奥の方が疼く」 「判った。今挿れてやるからな」 龍哉を四つん這いにさせる。龍哉の穴口と俺のちんぽにオイルを塗り込めた。龍哉のケツの窪みにちんぽを宛てがう。軽く腰を動かすと吸い込まれるように埋没していった。 「あぁぁぁぁぁ、挿いってくる。凄ぇ」 俺のちんぽは根元迄呑み込まれた。内壁がネットリ絡んでくる。俺は腰を突動させた。 「あぁぁ、んぉ、あぅぅ」 突き込みながら腕を回し乳首をさすってやる。龍哉のカラダがビクビク震えた。 「あぅぅ、あっ、いっ、いぃ」 俺の腰がガシガシ動く。首筋から耳裏を舐め上げてやった。 「あぁぁ、んぁんぁ…気持ちいぃ」 俺の腰の動きが加速する。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン激しく龍哉を叩いた。 「あぁぁぁぁぁ、当たる。そこやべぇ」 「ここだな。突いてやるからな」 グショッグショッグショッ結合部から昂った音が響いた。 「あっあぁぁ、兄貴…俺や、やべぇ」 「どうやべぇんだ」 ズゴッズゴッズゴッ俺の腰が猛動した。 「あぁぁんぁ、うぅぅ洩れる。射く、出ちまう…射ぐ」 手を回し龍哉のちんぽに触れる。そこは汁で濡れていた。 「トコロテンしたのか」 「う、うん…気持ち良過ぎた」 ちんぽを引き抜き横になる。龍哉が寄り添ってきた。ギュッと抱きしめる。龍哉のちんぽは萎えてはいなかった。穴口から金玉に手を這わせる。何度も繰り返した。 「あぁぁんぉ…兄貴ぃ…もっと欲しいっす」 俺のちんぽがぎゅっと握られた。 「判ってる。まだまだだからな」 龍哉が自分で両脚を抱え上げる。完璧にまんこに仕上がった穴がヒク付いていた。ドックンドックンと俺のちんぽに血液が集まってくる。俺のちんぽは天を衝き血管が浮き出ていた。 ちんぽをまんこに宛がうと一気にカラダをしずめた。龍哉の内壁が別の生き物のように纏わりついてくる。俺の腰が波動した。 「あぁぁぁぁぁ…いぃ…凄ぇいぃ」 龍哉のまんこが弛緩と収縮を繰り返した。ぎゅうぎゅうちんぽが締め付けられる。俺の腰が自然に突動した。 「あぁぁぁぁぁ…いぃ…ま、また…射きそう…んぁぁんぁ…やべぇ」 「俺もいいぜ…んくぅ締まる」 パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…腰の動きが加速度的に早くなる。また龍哉の内壁が収縮した。 「あぁぁぁぁぁ…駄目だぁ…射ぐ…出る…あぁぁぁぁぁ射く」 ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ龍哉がまたトコロテンする。放たれた白濁汁が宙を舞った。 「お、俺もぉ…種付けるぜ。俺のガキ孕めよ」 龍哉の首がコクコク動いた。 「あぁぁぁぁぁぁ…射ぐ…射く…ぅぅぅ射ぐ」 俺は龍哉の雄膣目掛けて雄汁を放った。どっさりと倒れ込む。自然に唇が触れ合った。 「はぁ…良かったぜ」 「俺もっす」 俺は腰を引きちんぽを抜こうとした。その途端龍哉の内壁がキュッと締まる。 「なんだ。足らんのか」 「うん…足らねぇ」 「判ったぜ。もっと哭かせてやるからな」 俺は腰をガシガシ動かし始めた。ジュグッジュグッジュグッとまんことちんぽの粘膜同士絡み合い隠微な音を奏でてる。 「あぁぁぁぁぁ…いぃ…んぉぉ、きもぢいぃ」 俺の突き込みが深く重たくなった。大きく腰を引く。ズッゴーンと突き込んだ。 「あぁぁぁぁぁぁ…んぉぉぉぉぉぉ…んぁあぅ…んぉぉぉぉぉぉ」龍哉の喘ぎが大きくなった。 俺のちんぽが龍哉のまんこに翻弄されてる。ちんぽにまんこのヒダみてぇのが纏わりついてきた。 「あぁぁぁ…堪んねぇ」 また腰を大きく引き深く突き込んだ。龍哉のカラダが仰け反る。大胸筋がプルプル震えてた。 「んぁんぁんぁ…んくんくんく…うぉぉぉぉぉぉぉぉ…射ぐ…射くんぁぁ射く」 ドピュッドピュッドピュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ龍哉がまたトコロテンする。ちんぽから乳白色の粘液が噴きあがった。その途端内壁がぎゅうっと収縮する。俺のちんぽが激しく締め付けられた。 「んぉぉぉぉ射きそうだ。やべぇ」 龍哉の口が薄く開いた。 「呑みてぇのか」 龍哉の首が縦に振られた。ガシガシガシと腰を突く。ちんぽを引き抜くと扱きながら龍哉の口元に差し出した。龍哉が俺のちんぽに武者ぶり付いてくる。ちんぽに舌が絡んだ。 「あぁぁぁぁぁぁぁ…射ぐ…射く…射くぅ」 俺は龍哉の口の中で雄叫びを上げた。ゆっくりとちんぽを引き抜く。龍哉と視線が交差した。龍哉が目を瞑る。ゴックンと喉を鳴らした。 「美味ぇ…兄貴の汁、美味ぇ」 龍哉の隣に横になる。抱き寄せると頭を撫でてやった。手を伸ばし龍哉のちんぽをそっと摩る。ドロドロドロと残り汁が溢れてきた。俺はそれを舌で拭ってやる。口の中に龍哉の薫りが広がった。 「龍哉ぁ…お前のまんこ名器だな。俺ヘトヘトだぜ」 「俺も兄貴のちんぽ好きっす。3発もトコロテンさせられたしな」 ぎゅっとちんぽを握られる。俺も龍哉のちんぽを握った。 「龍哉……」 唇を重ねた。激しい男と男の交尾。その余韻を抱き合いながら感じている。激しい鼓動が何時しか穏やかになっていた。 今ベランダでビールを飲みながら夜風に当たってる。俺達を優しく包んでくれた。 「龍哉…夜桜見に行こうか」 「あっいっすね」 俺達の住むマンション。その傍らには川が流れている。川岸の土手には桜が連なっていた。 深夜の川原。人はいない。時々通る車のライトが俺達を照らした。 「龍哉、幸せになろうな」 「うん……」 龍哉の両肩に手を置いた。唇を寄せていく。そっと触れ合った。軽めのキッス。龍哉の舌が挿いってくる。その舌に俺の舌を絡めた。キスが濃厚になっていく。カラダが蕩けそうになった。 「兄貴、またしたくなっちゃた」 「俺もだ」 「帰ってやろ…俺さ兄貴と居ると金玉の中に汁どんどん溜ってくるんだ」 穏やかな春の薫りを感じながら俺達の棲家に向かった。
50歳を目前にして念願のマイホームを手に入れた。築5年の2LDKのマンション。6畳の和室に10畳の主寝室、リビングに隣接しているカウンター型キッチン。料理好きな俺にとってはありがたい設備だ。内装を替えるためリフォームサイトで業者選びを始める。俺が選んだのは雄丸ハウス。誠実な対応が気に入った。それに営業マンの八木原亮治。俺の食指を動かす男だ。動機が不謹慎なところもあるけどこいつに任せてみようと思った。坊主頭で色黒。年齢は36歳と聞いた。身長は165㌢とちょっと短躯。ただしガタイの逞しさは着衣の上からでも想像できた。リフォームが始まる。床材は厚感のあるブラウン、壁のクロスは石調のものにした。リビングはカーテンではなくロールスクリーンを設置する。寝室にはミントグリーンの大人スイートな遮光カーテンを設置した。3日間の工事。途中2度ほど八木原君が見えた。何時ものスーツではなく作業着を着ている。その姿は何げに新鮮に見えた。ハウスクリーニングが終わる。程なくして八木原君が確認書類をもって訪れた。 「大分雰囲気変わりましたね」 「ありがとうございます。お世話になりました」 「何時ごろ引っ越されてくるんですか」 「一応明後日の予定しています」 「お手伝いしましょうか?」 「いえ家具とか電化製品は殆ど新しい物に変えるので荷物は身の回りの物ばかりなんで大丈夫です。お気遣いありがとうございました」 一通りの手続きが終わり八木原君は俺んちを後にした。翌々日家具、家電が設置される。俺の家が新しく蘇った。これからここでどんな物語が始まるのか……俺は思惟する。最後の恋が終わったのは3年前だ。ちょっと大きな失恋。切なさ、悔しさが込み上げた。それを補う如く仕事に没頭する。止めていた空手も再開した。ここで好きな奴と暮らせたらいい。一人はもう飽きた。男遊びするのではなく細やかでいいから所帯を持ちたい。勿論男とだけど……寝室に置いた大きなスタンドミラー。そこには俺の姿が映っている。必ずしもいい男ではない。身長163㌢体重65㌔。髭坊主の中年。お気に入りの顎と口の髭。 男に不自由しない時期もあった。今はその影すらない。頑張れ俺まだまだだぞ。鏡の中の俺に問いかけた。ベランダに出る。大きく息を吸うと早春の爽やかな空気を吸った。遠くには芽吹きだした山々が望める。風の音が心地良く耳に響いた。
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夕刻7時を回る。インターホンが鳴った。 「八木原です」 ドアを開けた。ダークなスーツを身に纏った八木原君が立っている。 「実は俺、今の会社に転職して初契約だったんです。ちょっとお礼言いたくて……」 「あっありがとうございます。良かったらお上がりになりますか?」 リビングに通した。ダイニングテーブルに向かい合って座る。 「あっこれ…引越し祝いです」 「あっ…済みません。ありがとうございます」渡された箱を開けてみる。中身は真鍮の置物。早速飾り棚の上に置いてみる。底が丸くなってるタイプで揺らすと鈴がチリンチリンと音を奏でた。優しい音色。心が綻んだ。 「今日はまだお仕事なんですか?」 「いえ今日はもう帰るだけです」 「じゃぁアルコールも大丈夫ですね」 「えっ……」 「飯食ってきませんか」 「えっ…いいんですか」 「ハイ…じゃぁお言葉に甘えて……」 料理をテーブルに並べる。グラスにビールを注ぎあった。 「お引越しおめでとうございます」 「ありがとうございます」 カチンカチンとグラスが触れあった。豚の角煮に八木原君の箸が運ばれる。一口頬張った。 「凄い、美味いです」 「ありがとうございます」 美味そうに料理を食べる逞しい男を見ていると俺も嬉しかった。仕事のこと、スポーツのこと、普段の出来事。酔う毎に話は盛り上がった。今ソファーに並んで据わっている。酒もビールからスコットのロックに代わった。真新しいボトルが半分以下になっている。交わす言葉も大分砕けてきた。 「八木原君は彼女いるのか」 「いないっすよ」 「じゃぁ、あっちはどうしてるんだ。ヘルスとか行くのか」 話が下ネタになってきた。 「たまにはいくっすけど金も掛かるんでもっぱらこっちっすよ」 指を筒状にすると上下に動かした。八木原君の目が据わっている。荒々しい視線を俺に投げかけてきた。 「速水さんって ゲイっすか?」 「え…ち、違うぜ」 顔が火照ってくる。八木原君の視線がテレビ台に向けられた。 「あのDVD ゲイものっすよね。それに俺を見る目がやけにいやらしかったもんな。舐めるようによ」 「酔ってるのか?」 「酔ってないっすよ」 八木原君が豹変した。顔は欲情し獲物を狙う猛獣のような目になっている。いきなり俺は押し倒された。 「誰にも言わねぇからちんぽしゃぶれよ。好きなんだろ男のちんぽ」 ジタバタする俺。ソファーから床に転げ落ちる。今度は俺に馬乗りになってきた。眼前に迫る男の股間。俺は八木原君の股間をギュッと握る。思いっきり手に力を籠めた。 「ん、んがっ…痛ぇ」 「握りつぶすぞ。いいのか」 視線が交差する。八木原君の表情が変った。 「あっ…お、俺……」 「あぁ俺はお前の言う通り ゲイだ。そしてお前みたいのがタイプだよ。やってやる。ただこんな遣り方はよせ」 俺は立ち上がった。 「こっち来いよ」 寝室のドアを開ける。灯りを点した。オフホワイトのダウンライトが部屋を妖しく照らしている。 「脱げよ」 さっきの態度とは裏腹に戸惑っていた。 「脱がなきゃ出来ねぇだろ」俺は低い声で言う。 八木原君はスラックスを脱いだ。 「それもとれよ」 正気に戻ったのか、ここにきて八木原君は躊躇っている。俺は跪く。トランクスに手を掛けると一気に引き下ろした。ちんぽを握るとグイッグイッと角度を上げてくる。金玉を軽く握り舌をちんぽの根元から亀頭目掛けて這い上がらせた。八木原君のカラダが微動する。蒸れた男の薫りが鼻に刺してきた。今度はちんぽを横咥えする。舌を竿に絡めた。 「あっ…あぅぅ」 亀頭の括れに舌先を宛てがい滑らせる。亀頭のくぼみを舐め裏筋を丹念にしゃぶった。先っぽを唇で挟むゆっくりの呑み込み始める。呑み込みながらちんぽに舌を絡めた。 「ん、気持ちいぃ」 根元迄呑み込むと喉の壁でぎゅうっと締め付ける。我慢汁がジワーと溢れてきた。八木原君の両手を取る。俺の頭を抑えさせた。腰を動かせ俺の喉壁にちんぽを擦り付けてくる。濃い陰毛が俺の顔を擦った。ジュボッジュボッジュボッ卑猥な音が鳴り響く。八木原君の腰が大胆に動いた。 「あぅぅ…あぁぁ…堪んねぇ」 八木原君の腰の動きに合わせて俺の顔が律動する。ふっと見上げると快感の為か顔を歪ませていた。 「おぉぉぉぉ射きそうだ。んがぁぁぁぁぁだ、駄目だ…」 俺の口ん中からちんぽを引き抜いた。 「んぉぉぉぉぉぉぉ…あぐぅ…あぁぁぁぁぁぁぁ…射くっ射くぅ…うぉぉぉぉぉ」 ドピュッドピュッ…1発目、2発目を俺の顔にぶっ掛けた。直ぐさま俺はちんぽにしゃぶり付く。その濃い汁が俺の口ん中で弾けてきた。ちんぽを解き放つ。見上げると視線がぶつかった。俺の喉がゴクンと鳴る。喉を通ると俺の体内へと静かに流れていった。またちんぽを咥える。残った汁を舌で拭った。 「あっすんません。顔に出しちゃって…それに…呑んだんすか?」 「あぁ美味かったぜ」 ティッシュで俺の顔に付いた雄汁を拭ってくれた。 「手荒なことしちゃって…ごめんなさい。俺酔ってたかも知れないっす」 「イイっすよ。気にするなよ。気持ち良かったんだろ」 「は、ハイ……」 八木原君のちんぽは治まっていなかった。天を衝いたちんぽはヒクヒクしている。 「まだ収まってないみたいだな。男のまんこに挿れてみるか」 「男のおまんこ……」 「あぁそうだ」 俺は八木原君ににじり寄る。いきり勃つちんぽをギュッと握った。少し戸惑っている。俺はこいつに男の味を教え込む。決めた。 「どうなんだ」 「う、うん…お願いするっす」 八木原君はネクタイを外しワイシャツも脱いだ。予想以上に逞しいカラダをしている。分厚い胸板に盛り上がった腕。男の色香をふんだんに醸し出している。こいつをこれから俺のまんこで犯す。そう考えただけで奥の方が熱くなってきた。俺も着ているものを脱いでいく。 六尺も解いた。ベッドに横になる。八木原君も俺の隣に滑り込んできた。 「女とやるようにしてみろよ」 両脚を抱えられる。いきなり俺の雄穴にちんぽを宛てがわれた。 「待てよ。男のまんこは女と違うんだぜ」 「あっすんません」 「仰向けになってくれるか」 「ハイ」 俺はローションを俺の雄穴と八木原君のちんぽに塗りたくった。八木原君の上に跨る。後ろ手にちんぽを掴み穴口に宛てがうとゆっくり腰を沈めた。微かに痛みが襲ってくる。俺は怯む事なく腰を沈めた。ケツタブにサワサワと陰毛を感じる。もう少しで完全に呑み込めると思った。深く息をする。カラダの力を抜き一気に腰を下ろした。ズボズボと俺の中にめり込んでくる。俺は全てを呑込んだ。 「へへ、挿いったぜ」 内壁を意識して締め付けてみた。 「あぁぁ凄ぇ…気持ちいい」 カラダを上下に揺する。壁がちんぽで擦られた。八木原さんの腰が俺を突き上げ始める。 「どうだ。気持ちいいか」 「いっす。凄ぇ」 グシュッグシュッグシュッと結合部から卑猥な音が流れてる。その音に俺の淫乱に火が付いた。カラダを上下に抽動させる。八木原君の腰がガシガシと動いた。 「あぁぁぁぁ…やべぇ…んぅ…んぁ」 その途端俺の奥に生暖かい感触が伝った。 「射ったのか」 「う、うん…締まり良すぎて……すんません」 「謝ることねぇよ」 ズニュッとちんぽが引き抜かれた。そいつは衰えることなく聳えていた。俺の雄穴を指でいじくっている。俺は穴をヒク付かせてみた。 「凄ぇ…まんこみたいだ」 「挿れてみろよ」 「うん」 俺は両脚を抱え上げた。八木原君のちんぽが穴口に宛てがわれる。ズボズボとちんぽが挿いってきた。根元迄埋め込むとガシガシ腰を付き始める。俺も激しく腰を振った。 「あぉぉぉぉ…すげぇ…堪んねぇ…」 更に突き込みが激しくなった。抱き寄せる。顔が近づいてきた。唇を触れさせる。 躊躇っているのが判った。俺は強引に舌を射し込む。舌を絡めると絡め返してきた。 「柔らけぇ。男とのキスも捨てたもんじゃねぇな」 今度は自分から唇を合わせてきた。キスしながらガシガシ掘り込んでくる。パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…俺のカラダが激しく叩かれた。 「あぅぅおぅ凄ぇ…締め付けてくるぜ。あぁぁぁぁ壁が纏わりついてくる」 掘り込む速度いっそう早くなった。 「んぁぁぁ…んぉぉ…し、締まるぅ…やべぇ」 八木原君の腰が突動した。 「おぅぅぅぅ…うぉぉぉぉぉ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ射くっ…射ぐ…んぁぁ射く」 奥壁に生暖かい男の汁がぶち当たってきた。ちんぽが引き抜かれる。俺の上に倒れ込んできた。息が上がっている。ハァハァハァと荒い呼吸をしていた。 「どうだ。男のおまんこ……」 「凄ぇ気持ち良かったよ」 爽やかな笑顔をうかべていた。ギュッと抱き締める。仄かなオスの薫りが漂ってきた。 「シャワー借りていっすか」 「あぁいいよ」 シャワーを浴びると八木原君はスーツを身に纏った。 「じゃぁ俺そろそろ帰るっすね」 「おぉそうか」 玄関まで見送る。 「またやって貰っていっすか」 「いいぜ。溜まったら来いよ」 ドアが開きバタンと閉じる。俺はほくそ笑む。あいつが俺にチャンスをくれた。このチャンスを必ずものにする。第1段階が終わった。俺はあいつを完全に墜とす。今は女の代用品。何れ俺無しではいられないカラダに仕込んでやる。衝撃的な出来事が転居した日に起きたのは事実だ。布団に潜ってもカラダの火照りが治まらない。あのまぐあいが脳裏に過ぎってくる。逞しい男が俺のおまんこを堪能した。手が自然に前袋握っている。思い出しながら自分を慰めた。ガチガチになったちんぽをゴシゴシゴシと扱く。扱きながら乳首を指で弄った。金玉を左手で包む。親指の腹で亀頭をなぶる。激しくちんぽを扱いた。クチュックチュックチュッと淫らな音が聞こえる。金玉の奥が熱くなってきた。 「あぁぁぁ亮治…もっと突いてくれ…んぁぁぁいぃ…そこもっと…あぁぁぁぁぁ亮治、射く、射ぐっっっ」ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を撒き散らした。
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