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続・淫乱旅行①

 俺は嘉和28歳の髭坊主。最愛の兄貴がいる。名前は岩科諭さんで57歳。兄貴よりは親父に近いけど俺はサト兄ぃと呼んでいる。年齢を感じせない筋肉質のガタイ。背丈は166㌢の俺と然程変わらない。渋い声に柔和な性格の持ち主だ出会いは2ショットチャットだった。関西在住のの俺。サト兄ぃは関東に住んでいる。逢おうと思ったけど中々逢えなかった。電話にメールそしてチャット。Webカメラでの見せ合い扱きあいは遣っていた。もう俺の中ではサト兄ぃの存在が大きくなっている。誰にも渡したくなかった。そんな折初デートが実現する。時は1年前。行ったのは海辺の和風旅館だった。俺は決意する。この旅行で完璧にサト兄ぃの者になると……2泊3日の旅。最初の晩俺はサト兄ぃに挿れる。次の晩は挿れて貰った。1度経験ある俺。だが痛かっただけだ。トラウマはある。痛かったけど俺は感じた。そしてトコロテンまでする。俺はサト兄ぃのものになれたと思った。セックス三昧の旅。もうひとつ大きなことがある。堀田拳児さんと言って旅館の従業員で三助もしてる人と出会えた事だ。中肉中背のガチムチなガタイ。坊主頭に顎髭が良く似合っている人だ。借りた貸切ヒノキ風呂。其処に三助の堀田さんが現れた。同じ匂いを感じた俺とサト兄ぃ。旅の恥は掻き捨てと言う。俺達は三助にちょっかいを出した。結果3Pになる。俺と三助の堀田さんとでサト兄ぃを犯した。宿を後にする時、堀田さんに今度掘らせろと言われる。俺は愉悦の表情を浮かべ、サト兄ぃは頷いていた。堀田さんは冗談の積りだったらしいけど……今俺は思う。何故あんな表情を浮かべたのかと……そしてサト兄ぃも何故頷いたのかと……色んな思いが頭の中を駆け巡った。旅から戻ると俺は髭を伸ばし始める。筋トレも始めた。今俺とサト兄ぃの左薬指にはAnleihen(絆)と刻印された指輪が嵌められている。季節が巡った。春を迎える。公園の桜の木が満開になっていた。
桜 (8)
サト兄ぃの仕事の情況が変わる。関西の代理店の面倒も見ることになったと言う。月に1~2度出張で関西を訪れた。その時が一緒に御飯屋に行く。その後は当然カラダを重ねた。男の抱かれる悦びを覚えた俺。サト兄ぃの画像を見るだけでおまんこが疼いた。メールに電話。堀田さんとも連絡を取り合っている。何時の頃からか俺は堀田さんを拳児さんと呼び始めた。サト兄ぃも堀田さんと連絡を取り合っていると言う。サト兄ぃは堀田さんの事を拳児と呼び捨ててると聞いた。蒸し暑い梅雨を迎える。重たい雲間の間から陽が零れていた。そんな或る日スマホがメール着信を報せる。拳児さんからだった。
”来週用事が有ってそっち行く。やらねえか。親父っさんの了解は取ってある”
”そうなんだ。了解っす”
程なくしてサト兄ぃからメールが配信された。
”可愛がって貰えよ。思いっきり哭き声上げて来い”
”うん、”
俺は返信していた。
約束の日時刻は夕刻6時。指定されたホテルの605号室の前に立っている。心臓が早鐘のように高鳴ってきた。俺はドアをノックする。扉が開いた。六尺一丁の拳児さんが立っている。視線が交差した。俺の腕が取られる。中に入れられるとドアがバタンと閉じた。抱き寄せられる。唇が寄ってきた。軽く唇が触れ合うと舌が入ってくる。俺達は舌を絡め合った。拳児さんの舌がくまなく俺の口の中を這いまわる。少し有った俺の躊躇い。この時完全にぶっ飛んだ。ちんぽに血液が集まってくる。静かに唇が離れた。
「兄ちゃん久しぶりだな」
「うん」
拳児さんの声に俺は応える。拳児さんが俺の股間を握ってきた。
「脱げよ」
拳児さんの言葉に俺は着ている物を脱ぎ始める。六尺一丁になった。拳児さんが六尺を外している。俺も六尺を解いた。晒された2本のちんぽグイッグイッグイッと勃ち上がる。一気に天を仰いだ。拳児さんがベッドの上に横になる。視線を飛ばしてきた。
「来いよ」
「うん」
拳児さんの声に俺は応える。拳児さんの隣に横になった。
「髭生やしたんだな。それにガタイも良くなった」
俺の口髭を摩ってくる。今度は大胸筋を撫でてきた。指が乳首に這ってくる。堪らない感覚が湧き起こってきた。
「拳児さん……おっ俺」
乳首に舌が這ってくる。ジュルジュル舐め上げられた。真ん中の突起を甘噛みしてくる。同時にちんぽを握られた。
「ビンビンだな」
拳児さんの言葉に俺は頷いた。尖端は既に我慢汁で濡れている。亀頭の括れを拳児さんの指が這ってきた。
「あぁぁんぁ、はぅあぁぁ」
「可愛いな。もっと哭かせてやるからな」
拳児さんのカラダが下にずれる。大股開きにされた。金玉を舐め上げられる。今後はチンポに舌が這ってきた。ジュルジュルちんぽが舐め上げられる。幾度となく繰り返された。
「あっ、あぁぁぁあぁ、んぉぉんぁ」
今度はちんぽを咥えらる。舌が絡んできた。
「俺もしゃぶりたいっす」
拳児さんのカラダが反転する。眼前に現れた拳児さんの勃起。反り上がり血管が浮き出ていた。俺は拳児さんのちんぽを頬張る。口を窄めながら顔を前後に動かした。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ昂揚した尺八音が部屋に鳴り渡る。俺達は暫らくの間しゃぶり合っていた。しゃぶりながら拳児さんは俺のケツ穴を摩ってくる。今度は穴口が小突かれた。俺のカラダが微動する。俺は拳児さんのちんぽを離してしまった。拳児さんが俺のちんぽを放すと両脚を抱え上げる。穴口をジュルジュル舐め上げられる。幾度となく繰り返された。
「あぁぁぁあぁ、んぁぁ気も落ちいい」
指がゆっくりと入ってくる。内壁を掻き撫でられた。俺のカラダが震える。奥の方が疼いてきた。
「ほっ欲しいっす」
「何が欲しいんだ」
「ちんぽをまんこに挿れて欲しいっす」
「判ったぜ」
ローションを穴の回りと内壁に塗り込まれる。指が入ってきた。拳児さんの指が前後に抽動する。同時にちんぽを握られた。
「んぁぁんぉ、早くぅ挿れてぇ」
「今挿れてやるからな」
拳児さのちんぽが穴口に宛がわれた。拳児さんの腰に力が入る。俺の内壁が拳児さんのちんぽを呑み込み始めた。亀頭が内壁を摩ってくる。拳児さんのちんぽが埋没した。いきなり拳児さんの腰が突動する。ちんぽがまい進してきた。
「あぁぁんぉいい。堪んねぇ」
「俺もいいぜ。まんこ壁纏わり付いてくる。んくぅ気持ちいい」
拳児さんがガシガシ腰を動かしてくる。同時に乳首が摩られた。
「んぁぁんぉ、おまんこ締まるぅ。汁搾り取られそうだぜ」
「俺もいい。堪んねぇもっと突いてぇ」
拳児さんの腰が猛動する。ちんぽが俺の中を疾駆してきた。突き込みながら拳児さんが俺のちんぽを扱きたてる。金玉の奥の方がジンジンしてきた。
「あぁぁやべぇ。射きそうっす」
「俺もやべぇ。一緒に射かすぞ」
俺はコクコク頷いた。ジュグッジュグッジュグッ…ヌチャッヌチャッヌチャッ結合部から淫猥な音が奏でられる。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺のカラダが激しく叩かれた。
「んぁぁんぉ射ぐ。あぁぁんぁ射く。うぉぉあぁ射ぐ」
拳児さんのオス汁を奥壁で感じた。射きながら拳児さんは俺のちんぽを扱き捲くる。俺は一気に昇り詰めた。
「あぁぁんぉ射ぐ。うぁぁんぉ射く。あぁぁんぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。拳児さんが俺の上に倒れ込んでくる。その弾みでちんぽが引き抜けた。拳児さんの顔が近づいてくる。唇を合わせた。舌が入ってくる。俺達は舌を絡み合わせた。唇が離れる。俺は拳児さんの上になった。ちんぽ同士を擦り付ける。少し萎えかけてた拳児さんのちんぽが勃ち上がってきた。
「へへ硬くなってきた」
「に、兄ちゃん足らんのか」
「うん、足らんもっと出してぇ」
俺は2本のちんぽを重ねる。ゴシゴシ扱きたてた。拳児さんの手が伸びる。俺の乳首をコリコリ摩ってきた。
「あぁぁんぉ、うぉぉあぁ気持ちイイ。拳児さんのちんぽ熱くて堪んねぇ」
「俺もいいぜ。兄ちゃんのちんぽ気持ちいいぜ」
拳児さんに2本のちんぽを奪い取られる。俺は4つの金玉を捏ね繰った。
「あぁぁちんぽいい。金玉気持ちいい」
「んぁぁんくぅ、んぁぁんん、んぁ」
俺達は喘ぎ捲くる。拳児さんに抱き寄せられた。唇を荒々しく奪われる。舌を挿れると絡め合った。クチュックチュックチュッ…クチュックチュックチュッ卑猥な音が耳に響いてくる。静かに唇が離れた。
「あぁぁ拳児さん乳首弄ってください」
「判ったぜ」
俺の乳首を摩り捲くられる。同時に2本のちんぽが扱き立てられた。
「んぁぁんぉやべぇ。射っちまう」
「射かすぞ兄ちゃん一緒によぉ」
俺はコクコク頷いた。亀頭同士擦れ合い、タマとタマが交差する。俺は拳児さんの手の上に俺の手を重ねた。2人の手によってちんぽが扱き捲くられる。勃起の熱が伝ってきた。金玉の奥でオス汁が射き場を探し始めている。拳児さんの表情がトロンとしていた。
「あぁぁあぁ射ぐ。うぉぉあぁ射ぐ。うぁぁんぉ射くっ」
「俺もあぁぁ射く。あぁぁんぉ射く。あぁぁあぁんぉ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
2本のちんぽから乳白色の男の飛沫が吹き上がった。宙を舞い空中で絡み合っている。静かに落ちてきた。その一部が拳児さんの顎鬚に絡んでいる。その髭を俺はそっと舐めていた。
「拳児さん……」
抱き寄せられる。唇を寄せていく。静かに触れ合うと舌を挿れる。俺達は舌を絡め合った。激しかった男同士のまぐあい。その余韻を感じるかのように暫らくの間舌を絡め合った。激しかった鼓動が穏やかに成っている。静かに唇が離れた。
「腹減ったな」
「うん」
一緒にシャワーを浴びる。シャワーを浴びながらじゃれあった。拳児さんが俺のちんぽに触れてくる。微かに反応したていた。風呂を上がる。を締め直し着衣を整えた。今階上の和食屋に居る。冷たいビールが心地好く喉を通った。
「兄ちゃん泊まってくか」
「うん」
拳児さんの声に俺は応える。拳児さんに視線を飛ばした。
「じゃぁまたやってくれるの」
「足らんのか」
俺の首が小さく縦に振られた。
「ホントに淫乱坊主だな」
視線が交差する。拳児さんの瞳の奥から柔和な光が見えた。
 サト兄ぃ公認の浮気。結局この時だけだった。サト兄ぃは俺の淫乱が好きだと言う。だがサト兄ぃと逢えるのは月に1~2度だ。それ以外はWebカメラを使っての見せ合い、扱き合い位しかない。逢う毎にの交換もしている。俺のセンズリのおかずにするために……だがそれだけで俺が満足出来ないと思ったと聞いた。拳児さんならば良いと思ったらしい。こんなサト兄ぃを俺はもっと好きになった。だが同時に俺のわがままも有る。”俺だけの嘉和で居ろ。誰にも指1本触れさせねぇ”そんな言葉を期待している俺も居る。サト兄ぃに逢いたい。サト兄ぃのの匂いを嗅ぐ。グイッグイッグイッと俺のちんぽが勃ち上がってきた。

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[ 2016/08/26 20:35 ] 続・淫乱旅行 | TB(-) | CM(0)

続・淫乱旅行②

 季節巡り早春を迎える。街のアチコチでは春の色を伺わせていた。
春の芽吹き (30)
今俺は豪杜屋の有る街へと電車で向っている。1年前の旅で俺は完全にサト兄ぃのものになれた。色んな思いが過ぎる。スマホのネットを起動した。57歳のサト兄ぃのことを考える。マッサージしてやろうと思った。或るサイトに遭遇する。これ位なら出来ると思った。午後の光が車窓から入ってくる。もう直ぐ目的地に着く。褌姿にちんぽ、そして顔画像。サト兄ぃの画像を俺は見ている。グイッグイッグイッとちんぽが勃ち上がってきた。納まらない俺のちんぽ。電車がホームに入った。ぎこちなく俺は歩く。改札を出る。サト兄ぃと拳児さんが待っていた。
「よっ兄ちゃん久しぶりだな」
「あっご無沙汰っす」
拳児さんの声に俺は応える。股間に視線を感じた。
「何だ兄ちゃん勃たせてるのか」
「電車の中でサト兄ぃの画像見てたら……」
拳児さんの声に俺は応える。俺のメンパンは明らかに盛り上がっていた。
「車に乗れよ。宿行って親父っさんに抜いて貰えよ」
「うん」
拳児さんの声に俺は応える。サト兄ぃと後部座席にに乗り込んだ。車が動き始める。俺はサト兄ぃに目を遣った。
「我慢出来ねぇ」
俺は声を上げる。サト兄ぃの手を取ると股間に誘導した。
「バカやろ直ぐ着くんだぞ」
サト兄ぃがボソッと言葉にした。
「たく、もう、仕方ねえ。少し遠回りしてやるからな」
拳児さんが声を上げる。バックミラー越しに見える目が笑っていた。俺は綿パンのベルトに手を掛ける。ベルトを外しジッパーを下げた。俺の前袋が我慢汁で濡れている。俺はちんぽと金玉を引き出した。サト兄ぃが俺のちんぽを握る。俺のちんぽは咥えられた。サト兄ぃの頭を抑える。俺はガシガシ腰を突き上げた。
「あぁぁあぁ堪んねぇ。サト兄ぃの喉マン気持ちイイ」
サト兄ぃの顔が上下に動く。舌がちんぽに絡んできた。ちんぽをしゃぶりながら金玉を摩られる。真ん中の縫い目に指が這ってきた。
「んぁぁんぉ、あぁぁ気持ちいい」
俺のちんぽがサト兄ぃの口の中を疾駆する。サト兄ぃの喉壁をゴシゴシ擦った。ちんぽがサト兄ぃの喉壁に締め付けられる。俺はサト兄ぃの喉壁目掛けてちんぽを打ち付けた。ジュボッジュボッジュボッ…ジュボッジュボッジュボッ淫猥な尺八音が車内に鳴り渡る。金玉の奥の方が熱くなってきた。
「サト兄ぃやべぇ。射きそうだ」
俺のちんぽをしゃぶりながらサト兄ぃが頷く。サト兄ぃの顔の動きが激しくなった。俺の腰が突き上げる。俺は一気に昇り詰めた。
「あぁぁんぁ射ぐ。あぁぁんぉ射く。うぁぁんぉ射くっ」
俺はサト兄ぃの喉壁目掛けてオス汁を放った。ちんぽに舌が絡んでくる。金玉が擦られた。俺のちんぽが放たれる。サト兄ぃの喉がゴクンと鳴った。
「美味かったぜ」
「俺も気持ちよかったよ」
俺は起き上がる。サト兄ぃにしがみ付く。優しく頭を撫でられた。車が転がる。豪杜屋の敷地に入った。俺はちんぽと金玉を前袋に納める。ジッパーを上げると綿パンのベルトを掛けた。
「じゃぁ後でな。ヒノキ風呂5時からの予約だったよな」
「宜しく頼むな」
拳児さんの声にサト兄ぃが応えた。俺とサト兄ぃが車を降りる。フロントへと向った。俺達が頼んだ部屋はダブルベッドの和室。気付かれても良いと思った。部屋に入る。真ん中には座卓。壁際には籐で出来た和風のダブルベッドが置かれていた。窓を開ける。広大な海原が広がっていた。時が微かに経過する。ドアがノックされた。
「番頭の三上です」
俺が引き戸を開ける。三上さんが中に入ってきた。俺はサト兄ぃの傍らに座る。三上さんが座卓の向い側に正座した。
「岩科様ようこそ豪杜屋へお越しくださいました。お久しぶりでございます」
三上さんが深々と頭を下げた。座卓の前に来るとお茶の用意をしてくれる。和菓子を出された。
「またお世話になります」
「精一杯尽くさせて頂きます」
サト兄ぃの言葉に三上さんが応える。三上さんがダブルベッドに軽く目を遣った。今度は俺達の指輪を見ている。微かに妖しい視線を感じた。
「三上さん実は俺達親子じゃぁないんですよ」
「そうでしたか。別に何の問題もございません。当旅館をお楽しみくださいませ。実は私も若い頃は……」
「えっ……」
俺とサト兄ぃの声が重なる。俺達は驚愕の表情を浮かべた。
「済みません。口が滑ってしまいました。では失礼します」
番頭の三上さんが部屋を出て行った。
「若い頃はって言った」
「ああ、言ってたな。色々あるんだろ」
俺の声にサト兄ぃが応える。まったりとした時間が過ぎていく。俺はサト兄ぃに視線を飛ばした。
「マッサージしてやるよ。ネットに出てた。俺にも出来そうだからさ」
「あぁじゃぁ頼むよ」
座布団を並べる。サト兄ぃがうつ伏せになった。肩から腰を揉んでやる。俺は尾てい骨辺りを執拗に刺激した。今度は耳の中に指を忍ばせる。優しく刺激してやった。
「何か普通のマッサージと違うよな」
「いいからさ。ほら仰向けになって……」
サト兄ぃが仰向けになる。おへそから指4本分下がったところを柔らかく刺激した。左薬指の爪の直ぐ下の辺りを刺激する。いきなり俺はサト兄ぃの上に覆い被さった。
「ちんぽが元気になるマッサージっすよ」
「今日はいっぱいして欲しいっすからね」
俺は股間同士を擦り付ける。サト兄ぃのちんぽが微かに反応した。
「1発やろうよ」
「バカやろ。そろそろヒノキ風呂の時間だろ」
俺の声にサト兄ぃが応える。俺は渋々立ち上がった。
「ハイ、これ飲んで……」
「えっ……」
「勃起薬っす。風呂場で1発、部屋では2~3発犯って貰うっすからね」
サト兄ぃが勃起薬を素直に飲んでいる。俺は嬉しく思った。浴衣と新たな着替えを抱える。俺達はヒノキ風呂へと向った。

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[ 2016/08/26 06:28 ] 続・淫乱旅行 | TB(-) | CM(0)

続・淫乱旅行③

 貸切ヒノキ風呂に行くとちょうど向い側から拳児さんがやってきた。軽く会釈する。札を使用中に返ると俺達は中に入った。着ている物を脱ぎ始める。俺とサト兄ぃはガタイを晒した。拳児さんは六尺一丁になっている。
褌 (11)
サト兄ぃが拳児さんに視線をぶつけた。
「拳児、お前は取らねぇのか。直ぐ解く事になると思うぞ」
「ああ俺の三助としての衣装だからな。今は取らねえよ。それより入ろうぜ」
浴室に入り掛け湯をした。俺とサト兄ぃは湯船に浸かる。拳児さんが俺達の前にしゃがんだ。埋め込みタイプのヒノキ風呂。眼前には拳児さんの前袋が見える。微かに息衝いているように俺の目に映った。
「兄ぃちゃん、結構トコロテンするのか」
「今迄30回位掘られてるけどトコロテンしなかったのは多分2回っすね」
拳児さんの言葉に俺は応える。拳児さんは驚愕の表情を浮かべていた。
「凄ぇな。楽しみだぜ」
俺はお湯を手で掬うと、拳児さんの前袋を狙って掛けた。
「な、何するんだ」
「へへ、ちょびっと透けて見える」
拳児さんの言葉にに俺はは返した。
「たくもう、さあ背中流してやるからな。親父っさんからでいいか」
「おお頼むな」
拳児さんの言葉にサト兄ぃが応える。風呂を上がると風呂椅子に座った。拳児さんがヘチマたわしにソープを泡立てる。肩口から背中へとヘチマたわしが這っていった。
「親父っさん更にカラダゴツくなりましたね」
「そうか。アリガトな」
拳児さんの声にサト兄ぃが応えた。サト兄ぃの背中がお湯で流される。サト兄ぃの背中流しが終わった。今度は俺が風呂椅子に座る。サト兄ぃは湯に浸かると俺達を見ていた。俺の背中流しが始まる。ヘチマたわしの心地好い感触を覚えた。
「兄ちゃんも随分大胸筋デカくなってきたな」
「そっすか。嬉しいっす」
背中をヘチマたわしで擦りながら拳児さんは腕を回してくる。俺の大胸筋を触ってきた。腰骨の辺りに拳児さんの前袋が触れてくる。グイッグイッグイッと俺のちんぽが勃ち上がってきた。
「兄ちゃん、背中流されてるだけで何で勃たせてんだ」
「擦り方がいやらしいんだろ。それに胸触られるし、拳児さんのちんぽも触れてきたんだからな」
「そうか。俺が悪いんだな。判ったぜ」
俺の背中がお湯で流される。静かに床に仰向けにされた。ちんぽを握られる。ジュルジュル舐め上げられた。サト兄ぃが風呂から上がる。拳児さんのを解いていた。晒された拳児さんのちんぽ。既に天を衝いている。サト兄ぃが拳児さんのちんぽを咥えた。同時に俺の眼前にちんぽを差し出してくる。軽く握ると俺の手中で硬く成ってきた。俺はサト兄ぃのちんぽを頬張る。俺達は三角形になってちんぽをしゃぶり合った。ジュボッジュボッジュボッ…ジュルッジュルッジュルッ卑猥な尺八音が浴室にこだまする。俺の淫乱が燻り始めた。拳児さんが俺のケツ穴を擦る。俺のカラダが微動した。穴口に指が執拗に這ってくる。俺はサト兄ぃのちんぽを口から離した。其々のちんぽが放たれる。俺達は起き上がると三角形に向き合った。俺の乳首が2人の指で弄られる。俺は床に仰向けにされた。右の乳首をサト兄ぃにしゃぶられる。左の乳首に拳児さんの舌が這ってきた。
「あぁぁんぁ、んぉぉあぅ」
拳児さんが俺の両脚を抱え上げる。穴口を凝視していた。
「親父っさん、こいつのおまんこヒクヒクしてるぜ。挿れてやれよ」
「判ったぜ」
何時の間にか俺は自分で脚を抱えていた。サト兄ぃが俺の穴口をジュルジュル舐め上げる。今度はローションを塗り込められた。指がズボズボ入ってくる。内壁を掻き撫でられた。指が増やされる。サト兄ぃに指が前後に抽動した。
「あぁぁあぁ、いいよぉ。気持ちイイ」
拳児さんの唇が寄ってくる。荒々しく唇を奪われた。舌が入ってくる。俺の口に中を拳児さんの舌が暴れまわってきた。同時に乳首を擦られる。俺のカラダがガクガク震えた。静かに唇が離れる。今度は首筋を舐め捲くられた。2人に攻められる俺。奥の方が切なくなってきた。
「挿れるぞ」
「うん」
サト兄ぃの声に俺は応える。ちんぽが宛がわれた。ちんぽが入ってくる。内壁で亀頭を感じた。
「んぁぁんくぅ、あぅぅんぁ」
グイッグイッとサト兄ぃのちんぽが入ってきた。サト兄ぃの腰に力が籠もる。俺は根元迄サト兄ぃを受け入れた。
「がっつりいくからな」
「うん」
サト兄ぃの言葉に俺は返した。サト兄ぃの腰が突動する。ちんぽが俺の中をまい進してきた。
「あぁぁんぉ、はぅぅはぁ堪んねぇ。あぁぁ感じる」
「もっと感じさせてやるからな。哭けよ。嘉和」
サト兄ぃの腰の動きが早くなる。俺のやべぇ所が擦られた。
「んぁぁんぉ、やべぇ。んぁぁ、当るぅ」
奥壁をサト兄ぃのちんぽが抉ってきた。途轍もない感覚を覚える。強い快感が湧きあがってきた。
「あぁぁんぉ、洩れる。んぉぉ洩れる。あぁぁんぁ出る」
ドビュッドロッドロッドロッ俺は白濁汁を洩らした。
「凄ぇ、始めてみたぜ。トコロテン」
拳児さんが感嘆の声を上げる。拳児さんとサト兄ぃの視線がぶつかった。
「拳児挿れてやれよ」
「おお、判った」
拳児さんが俺に目を呉れた。ちんぽが腹に付く位勃起している。目が獰猛な野獣のように成っていた。俺の両脚が拳児さんに抱え上げられる。ちんぽが宛がわれた。ズボズボ入ってくる。内壁が激しく擦られた。サト兄ぃが俺の傍らに膝立ちになる。眼前のサト兄ぃのちんぽ。いきり勃っている。俺はそいつを咥えた。サト兄ぃが俺の頭を抑えつける。グイグイ手前に引かれた。俺の顔が前後に抽動する。喉壁がちんぽで擦られた。上下のまんこを俺は犯される。拳児さんの突き込みが激しくなった。
「堪んねぇまんこだぜ。俺のちんぽに纏わり付いてくる」
拳児さんが声を上げる。奥壁にちんぽがぶつかってきた。
「俺も気持ちいいぜ。もっと舌絡めてこいよ」
サト兄ぃが口にする。ガシガシ喉まんこを突いてきた。グシュッグシュッグシュッ…ジュルッジュルッジュルッ…ヌチャッヌチャッヌチャッ2つの結合部から隠微な音が奏でられる。拳児さんのちんぽが俺の中を爆進してきた。
「ん、んん、ん」
俺の口からくぐもった声が洩れる。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン拳児さんが俺のカラダを叩いた。
「やっやべぇ。凄過ぎるまんこだぜ。うぉぉあぁ搾り取られる。あぁぁ射きそうだ」
拳児さんが喘ぎ声を上げた。
「俺も、やべぇ。んくぅ射きそうだぜ」
サト兄ぃも喘ぐ。2人がキスしてる。舌を絡め合っていた。静かに離れる。喉奥にサト兄ぃのちんぽがぶつかってきた。まんこに拳児さんの亀頭が突き刺さってくる。俺のちんぽから我慢汁が滴った。
「あぁぁんぁ射ぐ。うぁぁあぁ射く。うぁぁあぁ射ぐっ」
拳児さんが俺の中で雄叫びを上げる。生暖かい汁を感じた。
「俺も射ぐ。あぁぁんぉ射く。うぁぁあぅ射く」
サト兄ぃが俺の喉奥に濃厚なオス汁を放った。喉壁をサト兄ぃのちんぽに擦られる。おまんこ壁を拳児さんの本竿が摩ってきた。2本のちんぽが引き抜かれる。サト兄ぃと拳児さんが視線をぶつけてきた。俺の喉がゴクンと鳴る。濃密なサト兄ぃに汁が体内へと流れていった。
「美味ぇか。親父っさんの汁」
「うん、美味ぇっす」
拳児さんの声に俺は応えた。
「嘉和、種付けられながら汁呑みたいって言ってたもんな」
サト兄ぃの言葉に俺は笑みを浮かべた。
「ちんぽビンビンにしてよぉ。今だしてやるからな」
「うん」
サト兄ぃの言葉に俺は応える。カラダを起される。後ろから抱かれた。サト兄ぃの腕が回ってくる。ちんぽを握られると、激しく扱き立てられた。
「あぁぁんぁ、やべぇ」
感極めてた俺のちんぽ。一気に昇り詰めそうになる。クチュックチュックチュッ淫猥な音が耳に響いた。
「あっんぁ射っちゃうよぉ」
「しっかり見て貰え。拳児によぉ」
俺の喘ぎ声にサト兄ぃが応える。俺のちんぽは扱き捲くられた。
「あぁぁあぁ射ぐ。うぉぉあぁ射く。んぁんぁんぁ射ぐ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を撃ち放った。その汁が宙を舞い揺動している。ゆっくりと俺のカラダの上に落ちてきた。衰えを知らない俺のちんぽ。萎えることなく火照っていた。サト兄ぃが更に激しく扱き立ててくる。同時に首筋を舐め上げられた。
「あぁぁあぁ、やべぇ。また射っちゃう。あぁぁんぉ射ぐ」
その途端拳児さんにちんぽを咥えられる。俺は拳児さんの喉奥目掛けてオス汁を放った。拳児さんの舌が俺のちんぽに絡んでくる。金玉を優しく摩られた。俺のちんぽが放たれる。拳児さんの喉がゴクンとなった。
「へへ美味ぇぜ。兄ちゃんの汁」
拳児さんが声を上げる。俺とサト兄ぃのカラダを丹念に洗って呉れた。今ヒノキ風呂に俺を真ん中にして並んで浸かっている。風呂の窓から望める空はオレンジ色に輝いていた。
「俺も兄ちゃんのことトコロテンさせたかったぜ。俺のちんぽ兄ちゃんのまんこに負けちまったな」
「凄ぇ気持ち良かったっすよ」
拳児さんの声に俺は応える。拳児さんがサト兄ぃに目を遣った。
「親父っさん、こんなエロガキ相手だと大変だよな。こいつもう4発だしてんだぜ。金玉どうなってんだ」
拳児さんが俺の金玉を握ってきた。
「2発3発はこつ普通だからな。今日は俺に勃起薬飲ませてきたしよぉ」
今度はサト兄ぃが俺の金玉を握ってくる。俺とサト兄ぃの視線が交差した。サト兄ぃと軽く唇を合わせる。唇が離れた。顔を拳児さんに向ける。今度は拳児さんとキスをした。ヒノキ風呂の貸切時間が迫っている。俺達は風呂場を後にした。柔和な空気に包まれる。を締め込み浴衣を羽織った。

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[ 2016/08/25 20:58 ] 続・淫乱旅行 | TB(-) | CM(0)

続・淫乱旅行④

 部屋に戻った。サト兄ぃが座卓の座椅子に座る。俺は隣に座るとサト兄ぃに抱き付いた。
「何かさぁまたこの宿にサト兄ぃと来れて凄ぇ嬉しいっす」
「あぁ俺もだ。飯食ったら早めに寝るか。お前もう4発も出してるから充分だろ」
俺は頬を膨らませ、サト兄ぃに視線をぶつけた。
「風呂は風呂、夜はこれからなんだからな」
「サト兄ぃはまだ1発しか出してないんだぞ」
「判った。俺のちんぽ勃ったらな」
「絶対、勃たせてやるからな」
穏やかで少し火照った時間が過ぎる。程なくして料理が運ばれてきた。座卓の上には海の幸満載の料理が並んでいる。その時三上さんが一皿運んできた。
「これ採れ立ての牡蠣で作った牡蠣酢です。牡蠣は男性機能に良い食材ですからね。私からのサービスです」
「ありがとうございます」
三上さんの声にサト兄ぃが応える。三上さんの目が妖しく光っていた。
「じゃぁお食事お楽しみくださいね」
俺達は会釈する。三上さんが部屋を出て行った。今座卓を挟み向かい合って座っている。グラスにビールを注ぎ合った。
「サト兄ぃ俺さ……」
「へぇそうなんだ」
褌に髭そして筋肉。俺達の会話は弾んだ。頂いた牡蠣を頬張る。プリプリ感が堪らなかった。
「俺さ実は家族にカミングアウトしてんだ。サト兄ぃの事も話してあるよ。この指輪の事もね」
「そうなんだ」
俺の言葉にサト兄ぃが応える。サト兄ぃに目を遣った。
「サト兄ぃは……」
「俺はもう両親も居ねぇし、妹は居るけど疎遠になってるしな。でも会社には言ってある。ゲイだってな」
「そうなんだ。おかん達がさ、機会が有ったら紹介してくれってさ」
「うん、そうだな」
僅かに時が流れる。食事が終わり下膳された。今窓際にあるテーブル席に向かい合って座っている。焼酎の入ったグラスを傾けた。少し酔いが回っている。サト兄ぃの顔も微かに赤らんでいた。
「サト兄ぃ、酔い覚まし、しようか」
「えっ……」
俺の言葉にサト兄ぃが声を上げる。俺はベッドに目を遣った。
「さっき勃ったら遣ってくれるって言ったよな」
「ああ言った。男の二言はねぇからな。勃ったらだぞ」
「うん」
部屋の照明を落としベッド両脇の2つの行灯を燈した。淫猥にベッドが浮かんでくる。鼓動が早鐘のように高鳴ってきた。サト兄ぃがベッドに仰向けになる。俺はサト兄ぃの上に覆い被さった。唇を寄せていく。静かに触れ合うと舌を挿れる。俺達は舌を絡め合った。サト兄ぃの浴衣の襟元から手を忍ばせる。指でサト兄ぃの乳首を掻き撫でた。浴衣を肌蹴させる。今度は乳首に舌を這わせた。ジュルジュルと舐め上げる。同時にサト兄ぃの前袋に手を這わせた。
前袋 (2)
サト兄ぃのちんぽが微かに反応する。俺のカラダが下にずれた。サト兄ぃの前袋に手を掛ける。中からちんぽと金玉を引っ張りだした。金玉を舐め上げる。同時にちんぽを握った。亀頭を指腹で摩る。サト兄ぃのちんぽが芽吹き始めた。金玉を軽く握る。今度はちんぽを舐め上げた。ちんぽを咥える。舌を絡めた。俺の口中で勃ち上がってくる。硬さを増してきた。
「へへ勃ったぜ」
「バカやろ。勃たさやがってよぉ。上から嵌めてこいよ」
「今日は俺が挿れてやるよ」
「判ったぜ」
サト兄ぃが起き上がる。肌蹴た浴衣を脱ぐと褌も外した。俺も浴衣を脱ぐ。褌を外した。晒された俺の勃起。いきり勃っている。尖端は我慢汁で濡れそぼっていた。俺はサト兄ぃの両脚を抱え上げる。サト兄ぃは自ら膝裏を押さえていた。穴口に舌を這わせる。幾度となく舐め上げた。
「あぁぁんぁ、気持ちいいぜ」
今度はサト兄ぃの穴口と内壁にローションを塗り込める。ズボズボ俺の指が呑み込まれた。
「挿れてこいよ」
「うん」
俺はサト兄ぃの穴口にちんぽを宛がった。腰に力を入れる。俺のちんぽが呑み込まれ始めた。ちんぽが吸い込まれる。俺は瞬く間に根元迄埋没した。久しぶりで嵌めた俺。サト兄ぃのオス穴が弛緩と収縮を繰り返してくる。俺はガシガシ腰を動かした。
「あぁぁ凄ぇ。おまんこ締まるぅ」
「俺もいいぜ。もっと突いてこいよ」
俺の腰が突動する。ちんぽがサト兄ぃの中をまい進した。
「あぁぁ駄目だ。そんなに締めちゃ駄目っす」
ちんぽとまんこが交差する。ヌチャヌチャ卑猥な交尾音が部屋に鳴り渡った。
「んぁぁんぉ射ぐ。あぁぁ射く。あぁぁんぁ射くっ」
俺はサト兄ぃの中で戦慄いた。サト兄ぃの内壁にちんぽを擦り付ける。俺はちんぽを引き抜いた。
「何だもう終わりかよ。俺を感じさせねぇのか」
「俺のまんこで感じさせてやる」
俺は自分の穴口と内壁にローションを塗り込める。少し萎えかけてたサト兄ぃのちんぽ。ローションを塗りたくり軽く扱く。硬さを取り戻してきた。俺はサト兄ぃの上に跨る。後手でちんぽを掴むと穴口に宛がった。腰を沈める。サト兄ぃの本竿が入ってきた。
「あぁぁあぁ堪んねぇ。入ってくる。んくぅ硬てぇ」
一気に俺はサト兄ぃを呑み込んだ。俺のカラダが上下に抽動する。サト兄ぃが腰を突き上げてきた。
「あぁぁんぁぁ、いい。気持ちイイ」
俺はサト兄ぃを抱き起こした。向かい合う体位になる。サト兄ぃの顔が近づいてきた。唇を寄せてくる。俺の方から合わせにいった。舌をこじ入れる。俺達は舌を絡め合った。キスしながらサト兄ぃは俺の乳首に指を這わせてくる。今度は首筋を撫でられた。静かに唇が離れる。押し倒された。サト兄ぃが上になる。ガシガシ腰を動かしてきた。サト兄ぃのちんぽが俺の中をまい進してくる。内壁が激しく擦られた。
「あぁぁんぁ、やべぇ。んくぅ」
サト兄ぃの突き込みが深くなる。俺の奥壁が抉られた。張り詰めた亀頭を感じる。やば過ぎる感覚が湧き起こってきた。
「あぁぁんぁ洩れる。んぉぉあぁ洩れる」
ドビュッドロッドロッドロッ俺は乳白色の男の粘液を洩らした。その汁が俺の真っ黒な陰毛を白く染めている。汁が陰毛を伝い流れてきた。その時サト兄ぃのスマホが電話着信を報せる。サト兄ぃが電話に出た。
「拳児が紹介したい奴いるから上のBarで待ってるって言ってる。いいよな」
俺はコクコク頷いた。
「ああ後で行く。えっ判った。お前の声聞きたいってさ」
サト兄ぃが俺の耳元にスマホを当てた。その時サト兄ぃの腰が猛動する。ちんぽが疾駆してきた。
「あぁぁんぁいい。あぁぁ行きます」
”兄ちゃん犯られてるのか。色っぺぇ声出してよぉ。じゃぁ待ってるからな。たっぷり可愛がって貰えよ”電話が静かに切られた。
「酷でぇ。こんな時出すなんて……」
「仕方ねぇだろ。出せって言われたんだからな」
サト兄ぃの腰が烈動する。ちんぽが俺の中を爆進してきた。同時に俺のちんぽを握る。激しく扱き立ててきた。グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ激しい交尾音が鳴り渡る。俺のカラダはサト兄ぃの攻めに翻弄された。
「やべぇぜ。おまんこ締まってくる。射かすぞ」
言葉がでない。俺は頷くのが精一杯だった。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺のカラダが叩かれる。奥壁にちんぽがぶち当たってきた。
「あぁぁんぁ射ぐ。あぁぁんぉ射く。うぁぁうぉぉぉぉ射ぐっ」
まんこの奥に生暖かい汁を感じた。俺は一気に昇り詰める。射きながらサト兄ぃは俺のちんぽを扱き捲くってきた。
「あぁぁんぁ射ぐ。うぁぁんぉ射く。あぁぁんぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を撃ち放った。サト兄ぃが俺の上に倒れ込んでくる。その弾みでサト兄ぃのちんぽが引き抜けた。サト兄ぃに抱き寄せられる。唇を重ねた。サト兄ぃが唇を離すとカラダを反転させる。俺のちんぽが咥えられた。俺もサト兄ぃのちんぽを頬張る。したを絡めた。其々のちんぽが解き放たれる。サト兄ぃがカラダを反転させると唇を寄せてきた。軽く唇同士が呉れ合うと舌が入ってくる。俺達は舌を絡め合った。2人の残り汁が融合される。静かに唇が離れた。抱き寄せられる。俺は甘えるように抱き付いた。激しかった男と男の雄交尾。その余韻を感じていたかった。だが約束がある。俺達は起き上がった。一緒に部屋の風呂のシャワーを浴びる。褌を締めなおし浴衣を羽織った。
「行くぞ。あいつら待ってるからな」
「うん」
サト兄ぃの言葉に俺は応える。階上のBarに向った。中に入る。奥の窓際席で拳児さんと若い男が並んで酒を飲んでいた。
「お待たせ」
「おおまぁ座ってくれよ」
サト兄ぃの声に拳児さんが応えた。若い男が立ち上がりペコリと頭を下げる。俺も会釈すると拳児さん達の向かいの席にサト兄ぃと並んで座った
「俺の恋人の歩だ」
「歩です。宜しくお願いします」
坊主頭に顎と口に髭を蓄えている。身長は俺達と然程かわらないように見えた。まだあどけなさを残している。健気な雰囲気に好感が持てた。
「俺は諭だ。拳児からは親父っさんと呼ばれてるけどな」
「嘉和っす。拳児さんからは兄ちゃんって呼ばれてるっす」
俺達は其々挨拶を交わした。
「こいつは26歳で一番年下だから歩って呼び捨てにしてくれよ。いいな歩」
「ハイ、いっす。俺も親父っさん、嘉和兄ちゃんって呼んでいっすか」
拳児さんの声に歩が応えた。
「ああ構わねぇよ」
サト兄ぃが応えた。
「俺もそれでいいぜ」
俺が声にする。頼んだバーボンのロックが運ばれてきた。
「俺達の再会と歩との出会いに乾杯」
サト兄ぃの声にグラスがカチンと触れ合った。
「でも兄ちゃん凄ぇな。今日だけで何発出したんだ」
「6発っすよ」
拳児さんの声に俺は応える。歩が驚愕の表情を浮かべていた。
「でも俺のせいじゃないっすよ。サト兄ぃと一緒に居ると自然に金玉に汁溜まるっすよ」
「何だ。俺のせいかよ」
俺の言葉に兄貴が応えた。笑いが起る。今度は話が拳児さん達の事になった。拳児さんと歩の出会いは2ショットチャットだと言う。俺とサト兄ぃと同じだった。それは去年の七夕の夜。近い所に住んでいたので直ぐに逢ったと言う。そして合体したと聞いた。
「親父っさん達とのこともこいつには話してあるんだ。なっ」
「うん、遊びだと思ってるから気に成らないっす」
拳児さんの声に歩が応える。屈託の無い笑顔を浮かべていた。歩がサト兄ぃに目を遣る。そして拳児さんみ耳打ちしていた。
「なぁ明日観光するんだろ」
「ああ絶壁の脇の島に行こうと思ってるんだ。この前行けなかったからな。その後は多分嘉和にHをせがまれると思うから開けてあるよ」
拳児さんの声にサト兄ぃが応えた。
「俺明日午前中で仕事終わりだし、こいつは休みだから昼飯一緒に食わねぇか。旨い漁師飯食わせてくれる店に連れてってやるからさ。そんでその後やらねぇか。こいつ親父っさんとやってみたいって言ってるんだ」
サト兄ぃが視線をぶつけてくる。俺は頷いた。
「判った。じゃぁそうしようぜ」
「凄ぇ楽しみっす」
サト兄ぃの声に歩が応える。目が綻んでいた。褌に筋肉そして男。話が盛り上がった。時刻は11時を回っている。俺達はBarを後にした。

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[ 2016/08/25 20:53 ] 続・淫乱旅行 | TB(-) | CM(0)

続・淫乱旅行⑤

 部屋に戻る。俺達はベッドに潜り込んだ。サト兄ぃに抱き寄せられる。熟したオスの薫りに包まれた。アルコールと激しいセックスの疲れが眠りを誘ってくる。サト兄ぃにちんぽを握った。大きな安堵感に包まれる。おれは何時しか微睡みの中に居た。夜の黒が朝の白に包まれている。寝惚けまなこを擦った。ぼんやりサト兄ぃに顔が浮かんでくる。穏やかな表情を浮かべ俺を見ていた。
「あっおはようございます」
「おはよう。寝顔可愛かったぞ」
「へへそっすか。そう言われると何か嬉しいっす」
俺はサト兄ぃに抱き付いた。サト兄ぃの前袋に手を這わせる。軽く唇を合わせた。
「しようか」
「バカやろ。起きるぞ」
俺の声にサト兄ぃが応える。起き上がった。
「サト兄ぃ……」
「シャワー浴びるぞ」
結局俺はこの時は諦めた。一緒にシャワーを浴びる。お湯が逞しいサト兄ぃのカラダに当り濃い陰毛に絡んでいた。風呂を上がる。褌を締め込み、着衣を整えた。今階下の和食処に居る。テーブルを挟み向かい合って座った。味噌汁をから磯の薫りが漂ってくる。白飯が輝いて見えた。これから行く島のパンフレットを覗く。色々と語り合った。サト兄ぃのスマホがメール着信を報せる。サト兄ぃが返信していた。
「拳児が見送りに来るってさ、行くぞ」
「うん」
サト兄ぃの声に俺は応える。チェックアウトを済ませた。俺とサト兄ぃそして拳児さん。今3人で宿のエントランスに居る。大きな窓から優しい陽光が射し込んできた。
空 (4)
「今三上も来るって言うからちょっと待ってくれよ」
「あぁ判った」
拳児さんの声にサト兄ぃが応える。昨日の三上さんの言葉が一瞬蘇った。
「ねぇ拳児さん昨日三上さんに俺達の事話したんだ。そしたら俺も若い頃はって言ってたよ」
拳児さんが回りを見渡している。視線をぶつけてきた。
「大きい声では言えねぇけど、俺三上に男の洗礼を受けたんだよ」
拳児さんが囁くように声にする。その時番頭の三上さんが現れた。
「岩科様お帰りですね。これ良かったら使ってください。割引券です」
三上さんがサト兄ぃに封筒を渡していた。
「何時も済みませんね」
「とんでもないです。是非またお出でください」
サト兄ぃの声に三上さんが応える。俺達は宿を後にした。早春の青空が広がっている。俺達は島の入り口に着いた。朱塗りの橋を渡る。潮風が心地好く感じた。サト兄ぃの手を恋人繋ぎで握る。熟した熱が伝ってきた。湧き水に様々な岩。途中歴史を感じる神社で合掌した。薄暗い森を発見する。くすのきが鬱蒼と生い茂っていた。その姿は神秘的で少し怖いような気さえする。幹が不思議な伸び方をしていて、自然の凄さを感じた。時刻が12時を回っている。俺達は島の入り口に戻った。1台の車が停まる。中から拳児さんと歩が降りてきた。
「さぁ行くか」
拳児さんの声に俺達は車に乗り込んだ。運転するのは歩。助手席に拳児さんが座る。俺達は後部座席に掛けた。車が動き始める。途中漁師飯を頂いた。車はまた動き始める。1軒のラブホの駐車場に車が停まった。車を降り中に入る。拳児さんが客室パネルで部屋を選んだ。エレベーターに乗る。6階で降りた。鼓動が高鳴ってくる。拳児さんがドアを開けた。中に入る。2つのダブルベッドが目に飛び込んできた。歩が浴室に入る。お湯が流れるジャージャーとした音が隠微に響いてきた。L字型のソファーに座る。俺と拳児さんそしてサト兄ぃと歩が寄り添った。拳児さんが唇を寄せてくる。唇が触れ合い舌が入ってきた。舌が絡んでくる。俺は絡め返した。隣ではサト兄ぃと歩がキスしている。ジュルジュル卑猥な音を奏でながら2つのキスが続く。キスしながら俺と拳児さんが股間を弄り合った。俺と拳児さん、サト兄ぃと歩。暫らくの間キスしながら愛撫しあっていた。
「風呂はいっちまおうぜ」
サト兄ぃの声に俺達は着ているものをバサバサ脱いだ。晒された4つのガタイ。ちんぽは既に息衝いている。俺達は大きめの浴槽に浸かった。サト兄ぃと歩が寄り添っている。またキスをしていた。拳児さんに抱き寄せられる。唇が寄ってきた。静かに触れ合うと舌が入ってくる。俺達は舌を絡め合った。
「親父っさん我慢出来ねぇ」
歩の声がぼんやりと聞える。サト兄ぃが頷いていた。
「上がるか」
サト兄ぃが声を上げる。俺達はカラダを洗うと部屋に戻った。拳児さんの腰に巻かれたバスタオル。真ん中が隆起している。抱き寄せられるとその隆起を擦り付けてきた。
「親父っさんの前で思いっきり哭けよ。可愛がってやるからな」
「うん」
拳児さんの言葉に俺はちっちゃい声で応える。俺のバスタオルが解かれた。晒された俺のちんぽ。グイッグイッグイッと勃ち上がる。拳児さんもバスタオルを外した。露呈した拳児さんの勃起。血管がしっかりと浮いていた。俺はベッドの上に仰向けになる。拳児さんが覆い被さってきた。2本の勃起を擦り付けてくる。同時に乳首を弄られた。もう片方のちくびに舌が這ってくる。俺のカラダが微動した。拳児さんのカラダが舌にずれる。金玉が握られた。ちんぽに舌が這ってくる。亀頭目掛けて舌が這い上がってきた。亀頭の割れ目を舌先で擽られる。今度はちんぽを咥えられた。舌がちんぽに絡んでくる。拳児さんの顔が上下に動いた。
「あぁぁあぁ、んくぅ気持ちいい。おっ俺もしゃぶりてぇ」
拳児さんが俺の胸倉に跨ってくる。眼前に現れた拳児さんの勃起。張り詰めている。俺は咥えた。俺の頭が抑えられる。グイッグイッと動く。喉壁が激しく擦られた。隣では歩がサト兄ぃにちんぽをしゃぶられている。恍惚とした表情を浮かべていた。喘ぎ続ける歩。その声が俺の性感を更に昂ぶらせてくれた。拳児さんの手が伸びる。俺のケツ穴を摩られた。俺のカラダが微動する。その弾みで俺はちんぽを放していた。
「あぁぁあぁ、んくぅ」
俺の両脚が抱え上げられる。穴口を舐め上げられた。
「んぁぁんぉ、気持ちイイ」
ローションを穴の回りと内壁に塗り込められる。指が入ってきた。内壁を掻き撫でられる。堪らない感覚が湧き起こってきた。
「挿れて……早くちんぽ挿れてくれよ」
「判ったぜ」
ちんぽが宛がわれる。拳児さんの腰に力が入った。ちんぽが入ってくる。内壁がちんぽで擦られた。拳児さんの腰が大胆に動く。俺は根元迄呑み込んだ。
「いくぜ」
拳児さんの腰が突動する。ちんぽが俺の中をまい進してきた。
「あぁぁあぁぁいい。気持ちいい」
「兄ちゃんもっとおまんこ絡めてこいよ」
突き込みながら拳児さんは俺の乳首を摩ってくる。奥の方までちんぽが到達してきた。
「んぁぁあぁ、奥まで入ってくる。堪んねぇ」
「俺もいいぜ。んぁぁ堪んねぇまんこだぜ」
拳児さんの腰が猛動する。ちんぽが俺の中を疾駆してきた。まんことちんぽが交差する。グシュッグシュッグシュッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部から淫猥な交尾音が鳴り響いた。隣では歩がサト兄ぃに掘り込まれている。サト兄ぃのちんぽが歩のまんこを攻め立てていた。歩が喘ぎ続けている。その声が俺の性腺を更に刺激してきた。
「けっ拳児さんもっと激しく突いてくれよ」
「判ったぜ」
拳児さんの腰が烈動する。俺の内壁が擦られ捲くった。俺は自分のちんぽを握る。軽く扱いた。
「自分で扱くんじゃねぇ」
俺の手からちんぽが奪われる。拳児さんは突き込みながら俺のちんぽを扱きたてた。
「あぁぁんぉやべぇ射っちゃう」
「俺もやべぇ。おまんこ締まるぅ」
パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺のカラダは拳児さんに激しく叩かれた。奥壁で拳児さんの亀頭を感じる。ちんぽを拳児さんに扱き捲くられた。
「あぁぁんぉぉ射ぐ。あぁぁんぉ射く。うぁぁうぉぉ射くっ」
「あぁぁあぁ射ぐ。うぉぉぉあぁ射く。あぁぁんぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を打ち上げる。同時に拳児さんの生暖かいオス汁を奥壁で感じた。隣を見る。サト兄ぃのちんぽが歩を攻め立てていた。同時に歩のちんぽをしごき立てている。歩の逞しい大胸筋がプルプル震えていた。
「あぁぁんぁ射ぐ。あぁぁんぉ射く。うぉぉあぁ射ぐっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ歩が白濁汁を吹き上げる。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパンサト兄ぃのカラダが歩を叩いた。
「んくぅおまんこ締まるぅ。あぁぁんぉ射ぐ。あぁぁあぁ射く。うぉぉんぁ射くっ」
サト兄ぃが歩の中で雄叫びを上げた。静かにちんぽを引き抜いている。俺と拳児さんの合体も解かれた。

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[ 2016/08/24 21:09 ] 続・淫乱旅行 | TB(-) | CM(0)

続・淫乱旅行⑥

 男達の荒い呼吸が聞える。気付くと拳児さんと歩が合体していた。
「嘉和兄ちゃんと俺のまんこどっちいいんだ」
「そんなの甲乙付けられねぇだろ」
歩の声に腰を動かしながら拳児さんが応えている。結合部が泡だっていた。萎えていた俺のちんぽがグイッグイッグイッと勃ち上がる。俺はサト兄ぃのちんぽを頬張った。微かに反応するサト兄ぃのちんぽ。おれはそいつに舌を絡める。俺の口中で硬さを増してきた。サト兄ぃの金玉を優しく摩る。俺は口からちんぽを解き放した。サト兄ぃに跨る。後手でちんぽを掴むと穴口に宛がった。腰をゆっくりと沈める。内壁にサト兄ぃの亀頭を感じた。濃い陰毛がケツタブに触れる。俺は根元迄呑み込んだ。俺のカラダが上下に抽動する。俺は内壁をサト兄ぃのちんぽに意識して絡めた。
「俺と歩のまんこどっちイイんだ。サト兄ぃよぉ」
「グダグダ御託並べてんじゃねぇ。おらよ」
サト兄ぃの腰が突き上げる。ちんぽが突き刺さってきた。
「あぁぁあぁ気持ちいい。んぁぁサト兄ぃ」
俺はサト兄ぃを抱き起こした。向かい合う体位になる。唇が寄ってきた。静かに触れ合うと舌が入ってくる。俺達は舌を絡め合った。奥壁でサト兄ぃを感じる。切なさが湧き起こってきた。静かに唇が離れる。俺は押し倒された。サト兄ぃの腰が突動する。ちんぽが俺の中をまい進してきた。
「あぁぁんぁ、凄ぇ。堪んねぇ」
隣の拳児さんと歩がぼんやりと浮かんでくる。拳児さんのちんぽが歩のまんこを抜き差ししていた。同時に歩のちんぽを扱き立てている。拳児さんの腰が猛動した。
「あぁぁ駄目射っちゃう。兄貴ぃ射ぐ。うぉぉあぁ射く。あぁぁあぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ歩のちんぽから白濁汁が吹き上がる。拳児さんの腰が烈動した。
「俺もやべぇ。歩種仕込むからな」
歩が頷いた。グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは淫猥な音が鳴り渡る。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。
「あぁぁんぉ射ぐ。あぁぁあぁ射く。うぉぉあぁ射ぐっ」
拳児さんが歩の中で戦慄く。ちんぽを引き抜くと歩の隣に横になる。歩を抱き寄せると執拗にキスしていた。サト兄ぃと視線が交差する。いつにも増して獰猛な野獣のような光が輝いた。俺のおまんこがサト兄ぃのちんぽに翻弄されている。俺の未知の部分が擦られた。
「あぁぁんぁやべぇ。んぁぁやべぇ」
気付くと拳児さんと歩が手を繋ぎ俺達を見ている。2本のちんぽが勃ち上がっていた。
「駄目あぁぁサト兄ぃそこやば過ぎる」
サト兄ぃのちんぽが俺のやべぇ所を擦ってくる。何かが湧き起こってきた。
「あぁぁんぁ洩れる。んぁぁんぉ洩れる」
ビシャービシャービシャー…ビシャービシャービシャー俺はションベンでも我慢汁でも無い透明な液体を吹き上げた。
「嘉和よぉ潮吹いたぜ。堪んねぇ。上がるぜ」
サト兄ぃの声が火照って聞える。突き込みが深く重たくなった。突き込みながらサト兄ぃは俺の乳首を摩ってくる。今度は軽く抓まれた。
「あぁぁんぁ駄目、洩れる。んぁぁ洩れる。あぁぁ出る」
ドビュッドロッドロッドロッ俺は白濁汁を洩らした。
「今度はトコロテンかよ。この淫乱坊主がよぉ」
サト兄ぃが拳児さんと歩に目を遣る。2人の勃起が腹に付いていた。
「嘉和、しゃぶらせて貰え」
サト兄ぃが2人に視線を飛ばした。2人の首が縦に振られる。俺の両脇に歩み寄り膝立ちになった。俺は両手で2人のちんぽを握る。交互にしゃぶり始めた。突動するサト兄ぃの腰。ちんぽが俺の中を疾駆してきた。
「あぁぁんぁ洩れる。あぁぁんぁ洩れるぅ」
ドビュッドロッドロッドロッ俺はまた白濁汁を洩らした。ジュルジュル卑猥な音を立てながら俺は2本のちんぽをしゃぶり続ける。奥壁にサト兄ぃのちんぽが突き刺さってきた。歩が俺のちんぽを扱き立ててくる。ジュルッジュルッジュルッ…ヌチャッヌチャッヌチャッ…クチュックチュックチュッ卑猥な音が何重奏にもなって耳に響いた。今拳児さんのちんぽをしゃぶっている。拳児さんがガシガシ腰を突いてきた。喉奥に拳児さんの亀頭を感じる。同時に奥壁をサト兄ぃのちんぽで擦られた。
「あぁぁんくぅ喉マンたまらねぇ。あぁぁんぉ射ぐ。あぁぁんぉ射く。うぉぉぉあぁ射ぐ」
拳児さんの汁が喉奥に当ってくる。静かに拳児さんのちんぽが俺の口から引き抜かれた。今度は歩が俺の口にちんぽをねじ込んでくる。俺の頭を抑えると手前に引かれた。歩の亀頭を喉奥で感じる。サト兄ぃのちんぽが俺の感じる所を擦ってきた。歩のちんぽで口を塞がれている。強い快感を覚えた。
「ん、んん、ん」
俺の口からくぐもった喘ぎ声が洩れてくる。歩の腰の動きが加速した。サト兄ぃのちんぽが俺の中を爆進してくる。拳児さんにちんぽを扱き捲くられた。
「あぁぁんぁ射ぐ。あぁぁんぁ射く。うぉぉあぁ射ぐ」
喉奥に歩の汁がぶつかってきた。
「あぁぁんぉ射ぐ。あぁぁんぉ射く。うぁぁうぉぉ射くっ」
サト兄ぃの汁が奥壁にぶち当たってきた。まんこと口からちんぽを引き抜かれる。俺は3人に視線をぶつけた。俺の喉がゴクンと鳴る。濃厚な2人分の汁が喉を通り、体内へと流れていった。サト兄ぃが俺の左乳首を摩る。歩がもう片方の乳首をコリコリ擦ってきた。拳児さんが俺のちんぽを扱き捲くる。俺はサト兄ぃと歩のちんぽを握った。男の血潮が伝ってくる。金玉の奥が熱を帯びてきた。
「あぁぁあぁぁ射ぐ。あぁぁんぁ射ぐ。あぁぁんぉぉ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。
「あぁぁまた射っちゃう。んぁぁ射ぐ。うぉぉあぁ射く。んぁんぁんぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ俺は白濁汁を打ち上げる。俺の永い射精が終わった。拳児さん、歩そしてサト兄ぃ。俺達は唇を軽く交わした。部屋には男達の放った精の薫りが漂っている。荒かった呼吸が落ち着き始めていた。今俺達は円座に成っている。拳児さんが歩に目を遣った。
「冷蔵庫からビール持ってこいよ。お前はノンアルコールだぜ」
「うん」
拳児さんの声に歩が応える。冷蔵庫から取り出すと、俺達に渡してくれた。プシュップシュッとプルトップが開けられる。4人の視線が交わり合った。
「兄ちゃんの淫乱に乾杯」
ビールが喉を通る。カラダに沁みてきた。
「嘉和兄ちゃんの淫乱凄ぇ。俺興奮したよ」
「歩だって充分淫乱だぜ」
歩の声に俺は返した。
「俺もトコロテンに潮吹きしてぇ」
歩が拳児さんを真っ直ぐに見ている。瞳の奥から火照った光が見えた。
「判った。頑張るからな」
拳児さんが歩を抱き寄せた。歩が甘えるように抱かれている。少し羨ましいと思った。サト兄ぃは俺と逢うと目いっぱい愛してくれる。だが拳児さん達と違う。距離と言うギャップを抱えている。俺はサト兄ぃに目を遣った。
「実はさ、内示段階なんだけど俺の会社大阪営業所を開設するんだ。俺は所長として転勤するよう言われてる」
「凄ぇ。サト兄ぃ、それにいっぱい出来る」
サト兄ぃの言葉に俺は声を張り上げる。自然に顔が綻んできた。
「俺ももう57歳だ。会社が温情を掛けてくれただけだよ」
「親父っさんおめでとう」
拳児さんが声を上げる。その音色は輝いて聞えた。俺達は一緒にシャワーを浴びる。着衣を整えるとラブホを後にした。お土産を買い改札を通る。俺達を乗せた別々の電車が家路に就いた。拳児さんと歩に見送られながら……
西日
西の空に陽が傾いている。車窓からはオレンジ色の空が望めた。

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[ 2016/08/24 21:03 ] 続・淫乱旅行 | TB(-) | CM(0)

続・淫乱旅行⑦

 旅から帰って3日間経過する。サト兄ぃからのメールが着信していた。メールを開く。大阪営業所設立が正式に決まった。予定では4月1日にオープンする。俺は有頂天になった。サト兄ぃと頻繁に逢える。考えただけで俺は濡れてきた。サト兄ぃの声が聞きたい。俺は電話していた。
”あっサト兄ぃ。おめでとう”
”ありがとな。実はお前に頼みあるんだ。営業員を社員で1人入れる。明るく元気な奴がいい。詳細送るから誰かいたら紹介してくれよ。
”うん、判った”
程なくしてメールが着信する。俺は直ぐに開封した。
①給与:20万+インセンティブ、賞与年2回。交通費支給、健康保険加入。
②休日:土日祭日。
③資格:自動車運転免許。
④職務内容:Forte-C大阪営業所にてスポーツ器具及び用品の法人営業。ショールームでの商談。それらに伴った雑務有りと書かれていた。
”俺はスグサマ返信する。1人居るよ。明るく元気で淫乱な奴。西矢 嘉和って男が応募したいって言ってる。駄目っすか”
”けっこうきついぞ。ビシビシ鍛えるからな。いいのか”
俺のメールにサト兄ぃから瞬時に返ってきた。
”いっす。少しでもサト兄ぃと居たいから……夜もビシビシ鍛えて欲しいっす”
”判った。このエロガキがよぉ。週明けにはまたそっちに行く。履歴書と職務経歴書を用意しておけよ。西矢嘉和をForte-C大阪営業所営業員として採用する”
俺の心が踊る。この晩俺はサト兄ぃの画像を見ながら2発、発射した。迷いは全く無い。翌日俺は今勤務している2箇所の会社に退職の意思を伝えた。営業所開設の為サト兄ぃは大阪までしばしば来ている。その度毎に俺は抱いて貰った。抱かれる度毎に俺のカラダと心はサト兄ぃ色に染まる。それが俺に安らぎを与えてくれた。街は春を迎える準備をし始めている。空が紫がかったつやつやした色を帯びていた。そんな或る日スマホがメール着信を報せる。サト兄ぃからだ。俺はメールを開いた。
”今度木曜と金曜出張する。住む所を決める為だ。時間取れるか。出来れば車出して欲しい”
”木曜なら大丈夫っす”
俺は返信した。サト兄ぃの新居。俺は決意していた。サト兄ぃと一緒に住もうと……だがサト兄ぃはどう思っているのか判らない。僅かな緊張を覚えた。
木曜の朝を迎える。春の日差しが車の中に差し込んできた。待ち合わせの駅のロータリーで待っている。サト兄ぃを発見した。俺は車をいそいそと降りる。サト兄ぃの元に駆け寄った。
「待ったか」
「ちょびっとだけっす」
サト兄ぃの声に俺は応える。俺達は車に乗り込んだ。もう既に目星を付けていたサト兄ぃ。俺達は4軒の物件を内見する。喫茶店に入り、テーブルを挟み、向かい合って座った。遅めのランチを食べ摂る。珈琲を啜った。雲の隙間から午後の光が洩れている。サト兄ぃが考え込んでいた。スマホを取り出し何やら電話している。相手は不動産屋のようだ。
「嘉和、済まん最初に見たマンション迄行ってくれるか」
「いっすよ」
俺達は最初に内見したマンションに着いた。不動産屋の人は既に来ている。エレベーターで5階まで昇った。部屋に入る。1LDKの間取りだ。8畳の主寝室、隣には14畳のリビングがある。リビングに隣接したキッチンはオープン型だ。ベランダに出てみる。眺望も中々良かった。
「嘉和、ここでいいか。俺達の住む家」
「えっ……」
サト兄ぃが俺達って言った。俺とサト兄ぃが同棲する。マジかよ。俺の心が嬉しさで跳び上がった。
サト兄ぃが決めた物件。築1年の分譲マンションだった。
「此処だとお前の実家と営業所の中間くらいだ。電車でも車でも40~50分位で行けるしな。一緒に住んで呉れるよな」
「うん」
サト兄ぃの声に俺は応える。その音色がはしゃいでいるのが自分でも判った。家具屋、電気店、食器屋を巡る。これからの生活が思い浮かんだ。茜色の空が夕闇に包まれる。サト兄ぃが契約を済ませた。
「今度改めてご家族に挨拶させて貰うな」
「うん、判った」
サト兄ぃの言葉に俺は声を返した。
「今日、どうする。やるか」
「当たり前だろ」
この後御飯した。一戦を交じ終え今ベッドで抱き合っている。サト兄ぃのぶっとい腕に頭を乗せた。
「サト兄ぃ。俺凄ぇ幸せなんだ」
「俺もだよ」
サト兄ぃの手を取る。俺のちんぽを握らせた。グイッグイッグイッと俺のちんぽが勃ち上がってくる。瞬く間に硬さを取り戻した。俺もサト兄ぃのちんぽを握る。萎えたちんぽが微かに反応した。
「ねっもう1回しよ」
「ホントエロガキだな」
俺の言葉にサト兄ぃが応えた。
「だから何度も言ってるだろ。俺を淫乱にしたのはサト兄ぃなんだぜ」
「バカやろお前拳児と遣った時4発も出したんだろ「
「うん、サト兄ぃのの匂いいっぱい吸って、画像もたくさん見て行ったからさ」
結局この晩も俺は何度も喘ぎ声を上げた。
 数日後、サト兄ぃが俺の家族への挨拶を済ませる。妹の愛理、弟の裕輔そしておかん。サト兄ぃを完璧に受け入れてくれた。Forte-Cへと届出住所は実家の方が良いと言う。僅かな不満もあったけど俺はサト兄ぃに従った。今兄弟達はサト兄ぃとかおっちゃんと、おかんは諭さんと呼んでいる。季節は春。公園の桜の木が満開になっていた。俺の新たな暮らしが始まる。新居への転居が終わった。主寝室には真新しいダブルベッドが設置される。玄関の表札には岩科諭、西矢嘉和と2つの表札も掛けられた。
今新居のダイニングテーブルを挟み、サト兄ぃと向かい合い座っている。サト兄ぃが俺を真っ直ぐに見てきた。
「嘉和、これお前の鍵だぜ」
「ありがとう」
渡された鍵。革製のキーホルダーには”諭と嘉和の家”と刻まれている。嬉しさが込上げてきた。
「俺にもしもの事があったら、この家はお前が相続してくれな」
突然のサト兄ぃの言葉に俺は狼狽える。俺は口を尖らした。
「バカなこと言ってんじゃねえ。俺がサト兄ぃを守る」
「でもな俺はもう57歳なんだぜ。何時どうなるか判らねぇだろ」
サト兄ぃは57歳の熟年。俺は色々考えようと深く思った。サト兄ぃの健康の事を……
一緒にシャワーを浴びる。を締め込んだ。着衣はForte-Cのオリジナルウェットスーツ。サト兄ぃがイエロー、俺はブルーを羽織った。今日は引っ越し祝いを執り行なわれる。届けられた祝い膳をダイニングテーブルに並べた。時刻は6時に迫っている。インターホンが鳴った。ドアを開ける。おかん達が立っていた。
「今日はお招き頂きましてありがとうございます」
「とんでも無いです。どうぞお上がりください」
おかんの声にサト兄ぃが応える。愛理と裕輔が微笑んでいた。リビングに入る。俺達はテーブル席に着く。グラスにビールを注ぎ合った。
「引っ越しおめでとうございます」
おかんの声にグラスがカチンカチンと触れ合った。色とりどりの料理を食べる。酒を交わした。
「サト兄ぃさぁ……」
「おっちゃん、私さぁ……」
「そうなのか凄ぇな」
会話が盛り上がる。穏やかに宴が進んだ。
「諭さん、これからも嘉和のこと宜しくお願いします」
「とんでもないです。こちらの方こそよろしくお願いします」
おかんの声にサト兄ぃが応える。和やかな中宴が終わった。玄関まで見送る。みんなの視線が交差した。
「今日はありがとうございます」
おかんが声を上げる。愛理と裕輔が会釈していた。
「サト兄ぃまたね」
「おお遊びに来いよ」
愛理の声にサト兄ぃが応える。ドアが開きバタンと締まった。サト兄ぃと2人きりになる。リビングのソファーに並んで座り、焼酎が入ったグラスを傾けた。
「あっ拳児からメール歯言ってるぜ」
「あっホントだ」
サト兄ぃの声に俺は応える。俺達はメールを開いた。
”引っ越しおめでとう。今日行けなくて残念だったけど何時か歩と行くからな。その時は盛ろうぜ。今日は程ほどにしとけよ。拳児、歩”
「程ほどにしとけって書いてるぞ」
「そんな訳にいかねぇよ。サト兄ぃ判ってるだろ」
俺はサト兄ぃに甘えるように抱き付いた。
「ベッド行くか」
「うん」
結局この晩俺は2発トコロテンする。掘られながら扱かれて1発出した。1発俺の中に仕込んだサト兄ぃ。その汁が俺の中で蠢いてる気がする。火照ったカラダをベッドに沈めながら俺はサト兄ぃに抱き付いた。萎えたサト兄ぃのちんぽを握る。それだけで俺のちんぽはビンビンになった。サト兄ぃの手を取る。俺の勃起を握らせた。
「嘉和お前……」
「サト兄ぃの汁呑みたいっす。最近呑ませて貰ってないし……」
サト兄ぃが戸惑っている。俺は即座に行動に移した。俺のカラダが下にずれる。サト兄ぃの金玉を握った。ちんぽに舌を這わせる。ジュルジュル舐め上げた。
尺八 (5)
舌先でサト兄ぃの亀頭の割れ目を舌先で擽る。サト兄ぃのカラダが微動した。ちんぽがグイッグイッグイッと勃ち上がってくる。俺はそいつを咥えた。俺の顔が上下に抽動する。我慢汁が口の中に広がってきた。
「このヤロ勃たせやがってよぉ……」
サト兄ぃが俺の頭を抑える。ガシガシ腰を突き上げてきた。喉奥で亀頭を感じる。幸福感を覚えた。サト兄ぃのちんぽをしゃぶりながら金玉を摩ってやる。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ妖しい尺八音が耳に響いてきた。俺の口の中をサト兄ぃのちんぽがまい進してくる。濃い陰毛が肌を摩ってきた。
「はぁ堪んねぇ喉まんこだぜ。射っちまうぞ。しっかり呑めよ」
俺はコクコク頷いた。しゃぶり込みながら俺は自分のちんぽを握る。ゴシゴシ扱いた。サト兄ぃのちんぽが喉壁を激しく擦ってくる。俺は喉壁で締め付けてやった。
「あぁぁあぁ射く。うぉぉあぁ射ぐ。うぁぁあぁぁ射くっ」
喉奥にサト兄ぃのオス汁がぶつかってきた。残り汁を搾り取るように金玉を摩る。静かにちんぽが引き抜かれた。俺の喉がゴクンと鳴る。濃厚な汁が食道を通り体内へと収められた。
「美味ぇっす。サト兄ぃの汁」
「嘉和、ビンビンに成ってるぜ」
「当たり前だろ。大好きな人のちんぽしゃぶってたんだからな」
「楽にしてやるからな」
サト兄ぃがベッドの上で胡坐を掻いた。俺は立ち上がる。ちんぽを咥えられた。サト兄ぃの頭を抑える。ガシガシ腰を突いた。サト兄ぃの喉壁を擦り捲くる。サト兄ぃの顔が前後に動いた。金玉に指が這ってくる。指が竪琴を奏でるように這ってきた。
「あぁぁあぁ堪んねぇ。気持ちいい」
俺の腰の動きが加速する。ちんぽがサト兄ぃの口の中をまい進した。ジュルジュル卑猥な音が耳に響く。金玉の奥でオス汁が蠢き始めた。
「やっやべぇ射きそうだ。んぁぁサト兄ぃ、気持ちいい」
サト兄ぃの頭をグイグイ引き寄せる。ちんぽが喉壁にぎゅぅっと締め付けられた。
「あぁぁあぁ射ぐ。うぉぉぉんぁ射く。あぁぁんぁ射ぐっ」
俺はサト兄ぃの喉壁目掛けてオス汁と撃ち付けた。サト兄ぃの舌がちんぽに絡んでくる。俺は静かにちんぽを引き抜いた。視線が交差する。サト兄ぃの喉がゴクンと鳴った。
「へへ、美味かったぜ。お前の汁」
俺は跪く。サト兄ぃにしがみ付いた。ベッドに押し倒される。サト兄ぃがきつく抱き締めてきた。唇が寄ってくる。静かに触れ合うと舌が入ってきた。舌を絡め合い残り汁を融合させる。静かに唇が離れた。
「この淫乱坊主がよぉ」
「だって……」
サト兄ぃの言葉に俺は応える。優しく頭を撫でられた。
「でも其処も好きなところだけどな」
またキスをした。

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[ 2016/08/24 20:58 ] 続・淫乱旅行 | TB(-) | CM(0)

続・淫乱旅行⑧

 4月1日金曜日。Forte-Cが始動する。時刻は8時48分。春の青空が広がっている。
空 (11)
営業所が入ってるビルのロビーに行くと30歳台半ば位の女性が立っていた。
「待ったか」
「私も今来た所だからね」
サト兄ぃの言葉に女性が応えた。Forte-Cの営業は2階に有る。エレベーターで2階に昇った。サト兄ぃがカードキーを差込み中に入る。灯りを燈した。正面の白い壁にチャコールグレイでForte-Cと記されたサインがある。ダウンライトがそのエントランスサインを照らしていた。その傍らには電話が置かれている。御用の方は#12を押してくださいと書いて有った。左右に其々ドアがある。サト兄ぃは左のドアをまたカードキーで開けると中に入った。初めて入ったForte-C。中は広く感じる。奥の窓際には少し大きめの営業所長のデスクが有った。その前には4つのデスクが2列に並んでいる。窓からは春の柔和な光が射していた。
「紹介するな。バックヤードをやってくれる。川辺博美、以前営業部で一緒に仕事していた。こいつが営業の西矢嘉和、仲良くなってくれよな」
「西矢です。宜しくお願いします」
「川辺です。こちらの方こそ宜しくお願いします」
俺達は挨拶を交わした。
「このデスクが西矢でこっちが博美な」
「判りました」
サト兄ぃの声に俺と博美さんの声が重なった。
「給湯室に本社と同じコーヒーマシン有るからアイスコーヒー淹れてくれるか」
「判りました」
サト兄ぃの言葉に博美さんが応える。給湯室に入った。
「西矢は、ミーティングルームに入ってろよ」
「ハイ、判りました」
サト兄ぃの声に元気良く応える。俺はミーティングルームに入った。大きなテーブル席の真ん中辺りにちょこんと座る。真っ白な壁。何も書かれてないホワイトボードが目に飛び込んできた。程なくして博美さんが入ってくる。アイスコーヒーをテーブルに置くと俺の隣に座った。初めて見る博美さんが隣に居る。僅かな緊張感を覚えた。
「待たせたな。改めて言う。就職おめでとう。期待してるからな」
サト兄ぃが大きな紙袋2つと小さな紙袋を1つ抱えてミーティングルームに入ってくる。俺達の前へ座った。ネームプレートを兼ねた社員証とカードキーが渡される。何気なく重みを感じた。
「ユニフォームだ。営業に出るときはスーツが多いけどショールームではこっちだ。博美もショールームも遣って貰うからな」
サト兄ぃが声を上げる。俺達は紙袋を開けた。色違いの3枚のポロシャツとハーフパンツに5足のソックス。それに2足のスポーツシューズが入っている。ポロシャツの背中にはForte-Cのロゴが入っていた。
「着替えてこいよ。入り口脇にロッカーがある。女子が右側で男子は左側だぜからな」
俺達はロッカーキーを受け取る。ミーティングルームを後にした。着替えるとミーティングルームに戻る。俺と博美さんはサト兄ぃの向い側に座った。サト兄ぃが俺を真っ直ぐに見てくる。真剣な眼差しを送ってきた。
「西矢、いや嘉和、博美を俺は信頼している。言っとくぞ」
サト兄ぃの言葉の意味合いが判る。俺は頷いた。
「博美、俺の事は多分誰からか聞いて知ってると思う。こいつも同じだ。嘉和と俺は付き合っている。一緒に住んでるんだ。このことは会社には言っていない。機会を見て報告する積もりだけどな」
博美さんが一瞬たじろぐ。直ぐに冷静な表情を浮かべた。
「判ったよ。私の胸のうちに仕舞っておくからさ」
博美さんがぽつりと声にする。この声は輝いて聞えた。
「ちょっと着いてきてくれ」
サト兄ぃの声に俺達はミーティングルームを出る。隣室へと入るとサト兄ぃは灯りを燈した。其処には別世界がある。並べられたトレーニング器具の数々。バーベル、マルチジム、バイクなどが並んでいる。ウエアにシューズが飾られていた。駆使した照明の技術が商品達を輝かせている。傍らにある商談スペース。高級そうな床材を浸かっている。並べられた2つのテーブルセット。柔和な灯りに包まれている。宛らホテルのラウンジにすら見えた。
「お客様はそこの出入り口は其処だ。担当者は其処のカウンターで待機していることになる。カウンター裏にはデスク置かれていた。カウンター後方部の棚には数々のプロテインと色々な茶器、グラスが並んでいる。棚の下には冷蔵庫と珈琲マシンが設置されていた。その脇にある小さな器具。中を開けるおしぼりが詰まっていた。サト兄ぃがカウンターに入る。プロテインシェーカーに牛乳とプロテインを入れるとシェークした。3つの小さなガラスコップに入れる。カウンターに並べた。
「飲んでみろよ」
サト兄ぃの声に俺と博美さんがプロテインを飲んだ。仄かな甘味が口の中に広がる。プロテインが食道を伝って下りると胃の中へと納まった。
「凄ぇ美味いっす」
俺が声にする。表情が緩んだ。
「最近はこんなのも有るんだ」
「ああこれはキャラメル味だ。今はもっと色んなのが有るんだぜ」
博美さんの声にサト兄ぃが応える。同時にサト兄ぃは後のガラス棚を指差していた。ブラインドをあげる。窓ガラスにはForte-Cと大きな文字が入っていた。俺達は事務所に異動する。其々の席に着いた。プリントが渡される。IDと初期パスワードそれに俺用のメールアドレスも既に設定されていた。
「パスワード変更しておけよ」
「判りました」
サト兄ぃの声に俺と博美さんが応える。パソコンを起動した。
「博美は前に使ったことあるから判ると思うけどな。多少変わってる所もある。嘉和は実際使ってみないと判らないと思うが参考までに見て置けよ。弄ってみてもいいからな
」其々マニュアルが渡される。営業のフォルダを開く。見積書、契約書、日報等各種書類が収められていた。カタカタキーボードを俺は叩き始める。博美さんもマニュアルを見ながらパソコンを弄り始めた。新しいオフィスで好きな人と仕事する。思わず笑みを浮かべてるいた。
「ちょっと出掛けてくるな。嘉和これお前にやるな。俺の営業ネタ帳だ」
分厚い大学ノートを渡された。
「後の時間は自習だ。パソコン勉強してもいいし、トレーニングしてもいい。自由にしてくれ。じゃあ行ってくる」
「行ってらっしゃい」
サト兄ぃの言葉に俺と博美さんが元気良く応える。渡された大学ノートに目を通した。人の心理にタイプ。いろんな事が書かれてある。俺は夢中になって読み漁った。時が経過する。時刻が12時に迫ってきた。
「嘉和君、お昼どうする」
「そっすね。弁当でも買ってきますか」
その時だった。博美さんのデスクの電話のベルが鳴る。博美さんが受話器を上げ、電話に出た。
”えっ頼んでないですよ。あっそうですか。今行きます”
「所長がうな重頼んでくれてたみたい」
博美さんがドアを開けた。
「あっ済みません。こっちまで運んで貰って良いですか」
「いいですよ」
博美さんの声に鰻屋が応えた。
「ショールームで食べようか」
「いっすね」
ショールームのテーブルにうな重、肝吸い、お新香が並べられる。鰻屋がキョロキョロしていた。
「こんな所出来たんですね。自分もジム行ってるんで興味あるんですよ。パンフレットなんてあるんですか」
「ありますよ」
鰻屋の言葉に俺は応える。パンフレットを渡した。
「あっ其処からも出れますよ」
俺は声を上げる。鰻屋がショールームの出入り口から出て行った。
「こんな効果もあるんだね」
冷たいお茶をトレーに乗せた博美さんが声を上げた。
「さっ食べよう」
「うん」
俺と博美さんが急接近する。色々と話してくれた。博美さんは5年前寿退社する。だが半年前旦那さんが交通事故で他界した。仕事を探し始めた博美さん。そんな時人事部の同期から連絡が会ったと言う。そして再入社を決めた。
「もしかしてあのノートにも書いてるかも知れないけど所長がこんな事言ってたんだ。仕事は1人では出来ない。人の力を借りる必要があるってね。営業が仕事を取ってきてもそれに付随して色んな仕事がある。だから人の力を借りる能力を養わなければならないってね。私達が何かミスしても絶対怒らなかったよ。済まん俺の言い方悪かったねってね。だから私達所長に頼まれたことは成し遂げたんだ」
サト兄ぃの知らない部分が見えてくる。俺が更に好きになったのは間違いない。それにサト兄ぃは仕事が嫌いだったと言う。だがノルマは必ず達成していたみたいだ。
「私が入社した時はもうゲイだってカミングアウトしていた。でも誰も変な目で見てなかったよ。仕事も出来たし性格も良かったからね。女の子の誕生日には花束買ってきてくれたんだ。キュンキュンしてる子も居たの知ってるよ」
博美さんが俺に視線を飛ばしてきた。
「所長ね。何度も昇進の話を断ってる。だけど今回は受けた。多分それは嘉和君が居たからだと思うよ。遠距離恋愛だったんでしょ」
「うん、逢えるのは精々月に1~2度だったからね」
博美さんの声に俺は応えた。
「きっと何時も一緒に居たかったのね」
博美さんが声を上げる。その言葉が俺の心に沁みた。
「珈琲淹れようか……」
「あっマシンの使い方教えてくれる」
博美さんの声に俺は応えた。本音で俺にぶつかってくる博美さん。ちょっと男勝りで姉御肌に感じる。だが俺には心地好く感じた。夕刻サト兄ぃが帰社する。俺達に視線をぶつけてきた。
「博美、新規代理店の契約書だ。処理しといてくれ」
「さすがね」
サト兄ぃの言葉に博美さんが応えた。
「凄ぇサト兄ぃ……じゃなくって所長」
「へぇサト兄ぃって呼ぶんだ」
博美さんが俺の言葉じりを捉える。顔が綻んでいた。顔が熱くなってくる。俺は俯いていた。
「嘉和って可愛い。弟みたいだよ」
博美さんが声を上げる。博美さんが何時の間にか俺の事を呼び捨ててきた。俺も博美姉ぇと呼んでいる
こうして俺のForte-C初日が終わった。

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[ 2016/08/24 20:51 ] 続・淫乱旅行 | TB(-) | CM(0)

続・淫乱旅行⑨

 マンションに戻り、一緒にシャワーする。御飯も済ませた。今一戦を交じ終えベッドで抱き合っている。大きな温もりを感じた。
「今日さ、博美姉ぇにサト兄ぃのこと色々聞いたんだ。もっと好きになったよ。だからもう1回して欲しいっす」
俺は訳の判らないことを言い始める。サト兄ぃのちんぽを握った。微かに反応する。俺のちんぽはグイッグイッグイッと勃ち上がった。
「ちょっと休ませろ。ジントニック飲みたくなった。直ぐ戻ってくるからな」
「えっくふっ」
俺は不満げな声を上げた。サト兄ぃがを締め込み、部屋着を羽織る。寝室を出て行った。置いてきぼりにされた俺。サト兄ぃが中々戻ってこない。焦燥感を覚える。俺の中の淫乱が湧き上がってきた。俺はケツ穴に指を這わせる。サト兄ぃの出した汁でしっぽり濡れていた。指を挿れる。内壁を掻き撫でた。
「あぁぁあぁ気持ちいい」
空いてる手でちんぽを扱く。大きな快感が襲ってきた。
「サト兄ぃ早く来いよ」
俺は大声を張り上げた。クチュックチュックチュッ湿った音が奏でられる。その時ドアが開いた。視線が交差する。サト兄ぃが眩い表情を浮かべていた。サト兄ぃに見られている。俺は一気に上り詰めた。
「あぁぁあぁサト兄ぃ射く。んぁぁ射ぐ。うぁぁんぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。
「気持ち良さそうに射けたみてぇだな。じゃぁ寝るか」
「駄目っす。ちゃんと嵌めてくれねぇと駄目っす」
サト兄ぃの言葉に俺は応える。サト兄ぃに視線をぶつけた。
「仕方ねぇな。勃たせてみろよ」
サト兄ぃが部屋着を脱いだ。六尺一丁になる。
褌 (4)
を解くと俺の傍らに立った。萎えているサト兄ぃのちんぽを手で握る。ちんぽを頬張った。舌を絡める。口を窄めながら顔を前後に動かした。俺の口中でサト兄ぃのちんぽが勃ち上がる。俺は口からサト兄ぃのちんぽを放した。両脚を自分で抱え上げる。サト兄ぃに視線を飛ばした。
「サト兄ぃ早く……」
「判ったぜ。今挿れてやるからな」
穴口にサト兄ぃのちんぽが宛がわれた。サト兄ぃの腰に力が入る。俺は瞬く間にサト兄ぃを呑み込んだ。サト兄ぃの腰が烈動する。一気に俺の奥壁を突いてきた。敏感に成っていた俺のおまんこ。やばい感覚が湧き起こってきた。
「あぁぁ駄目。んくぅ洩れる。あぁぁ洩れる」
ドビュッドロッドロッドロッ俺は白濁汁を洩らしていた。
「まだまだ、足らんだろ。それとももう満足か」
「足らないに決まっているだろ」
サト兄ぃの声に俺は応える。意識して俺はサト兄ぃのちんぽを締め付けた。サト兄ぃの腰が突動する。俺の中をちんぽがまい進してきた。突き込みながらサト兄ぃは俺の乳首を摩ってくる。今度は逆側の乳首に舌が這ってきた。唇が寄ってくる。軽く触れ合うと舌が入ってきた。俺の口の中をくまなく舌が這い回る。キスされながら突き込まれると切なさを覚えた。静かに唇が離れる。突き込みながらサト兄ぃは俺のちんぽを扱き立ててきた。
「あぁぁいい。気持ちいい」
「俺もいいぜ。もっとおまんこ絡めてこいよ」
俺は腰を振る。サト兄ぃのちんぽをもっと奥で感じたかった。ジュグッジュグッジュグッ…グショッグショッグショッ結合部から昂ぶった交尾音が鳴り渡る。奥の壁でサト兄ぃの亀頭を感じた。
「やべぇ。射きそうっす」
「いいぜ。射けよ。ぶっ放せ」
サト兄ぃの腰が突動した。ちんぽが俺の中を疾駆してくる。同時に俺のちんぽは扱き捲くられた。
「あぁぁんぁ射ぐ。んぁぁんぉ射く。あぁぁあぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。サト兄ぃの腰が猛動する。ちんぽが俺の中を爆進してきた。
「やべぇ。射かすぞ」
俺は頷いた。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパンサト兄ぃのカラダが俺を叩いてくる。奥壁にちんぽが突き刺さってきた。
「あぁぁ射ぐ。んぁぁんぉ射く。うぉぉあぁ射くっ」
サト兄ぃの生暖かいオス汁が俺の奥壁に撃ち付けられる。その途端大きな快感が湧き上がってきた。
「あぁぁんぁ洩れる。あぁぁんぉ洩れる」
ドビュッドロッドロッドロッ俺は白濁汁を洩らしていた。内壁がサト兄ぃのちんぽに摩られる。静かにちんぽが引き抜かれた。サト兄ぃが俺の傍らに横になる。優しく抱きしめられた。熟した男の薫りに包まれる。軽く唇を合わせると静かに離れた。
「気持ち良かったぜ。満足出来たか」
「うん、良かった。ちょびっと足らんけど勘弁してやる」
サト兄ぃの腕が伸びてくる。俺はその太い腕に頭を乗せた。男と男の激交尾その余韻を覚える。柔和な時間が過ぎていく。何時しか俺は微睡みの中に居た。
 週が開ける。サト兄ぃは土日も打ち合わせに出掛けていた。夜は激しく攻めて貰ったけど……
今日から本格的な研修が始まった。月曜、火曜と基本的なことを教わる。名刺の出し方、受け方。お辞儀の角度の意味も教わる。商品知識、プロテインの種類も勉強した。プロテインを飲むタイミング。筋肥大の方法等も教わる。水曜日からは同行営業した。営業スタイルは色々だと言う。サト兄ぃは大学ノートに書いてたことを実践している。新規契約、追加発注も結構頂いた。仕事をしているサト兄ぃ。頼もしく感じた。週末帰社する。俺は機嫌が悪かった。今俺達は其々のデスクに着いている。俺の向い側に座る博美姉ぇに目をやった。
「博美姉ぇも言ってくれよ。明日明後日販売応援に行くって言うんだ。所長はずっと休んでねぇ。営業所の準備、その合間に営業もしていたんだ。来週からは新しいスタッフ来るだろ。また休めねぇ。1箇月位働き詰めなんだぞ。カラダ心配になるだろ」
「嘉和、仕方ねぇだろ。始まってしまったんだからな。暫らくは俺が頑張らなきゃならないだろ。ここ潰す訳にはいかねぇんだからな」
博美姉ぇが俺を見てくる。今度はサト兄ぃに目を遣った。
「嘉和、所長はこういう人なの。あんたの為に所長を引き受け、マンションも買った。苦になんかなってないと私は思うよ。好きにさせて上げな。私も影ながら応援するからさ」
「でも……」
俺はシュンとする。サト兄ぃに目を遣った。
「お前は休めよ。俺は管理者だが、お前は違う。Forte-Cの従業員だからな」
「駄目だ。だったら俺も行く」
結局俺は土曜日は休み日曜日にサト兄ぃと一緒に販売応援に行くことにした。向ったのは瓜生体育堂。土日にセールが入っている。多くのお客様が来店した。俺も接客する。だがサト兄ぃのようにはいかなかった。閉店まで後1時間に迫っている。ダンベルを見ている人が居た。
「いいカラダしてますけどかなり鍛えてるんですか」
「ジム行ってすんですけど、忙しくていけないんでちょっと自宅でしようかと考えてるんです」
サト兄ぃに教わったことを思い返した。売りたいと言う素振を見せてはいけない。あくまで相談相手になる。人間関係が出来てきた。結局商談が成立する。総額165,000円の売り上げを立てた。
「所長、いい営業マン抱えてますね」
「ありがとうございます。まだ新米なんですけど、頑張ってます」
瓜生体育堂の店長にサト兄ぃが応える。俺は嬉しさが込上げてきた。
「所長、西矢君を内の担当にして下さいよ。良い目しているし、親身になっている」
「判りました。ここの担当は西矢にしますね」
店長の声にサト兄ぃが返した。心がほっこりとする。そんな中俺達は瓜生体育堂を後にした。春の夜風が心地好く撫でてくる。俺は大きな喜びを感じた。
「良かったな嘉和。頑張ったもんな」
「サト兄ぃに教わったことを思い返しながらやったんだ」
俺はサト兄ぃに視線をぶつけた。
「サト兄ぃ、ご褒美欲しいな。今夜いっぱいしたい」
「バカやろ。今夜って殆ど毎日やってるだろ」
「それはどうだけどさ……」
さり気無くサト兄ぃの手を握る。サト兄ぃが軽く握り返してくれた。俺はもっと頑張る。サト兄ぃを助けるために……深く心に思った。翌日春の陽光が射してくる。俺達は何時も通り出勤した。新たなスタッフ出社する。全員で事務所、ショールームの掃除を済ませると朝礼が始まった。
「今日から入社する関一郎君と、小峰遼次君だ」
サト兄ぃが声を張り上げる。俺達は挨拶を交わした。2人は同級生で年齢は21歳。共に柔道部に所属していた聞いた。
「Forte-C大阪営業所はアットホームが理念だ。だからお前らは俺を父親だと思って何でも気軽に相談してくれ。それから事務所内ではお前達を呼び捨てる。いいな」
「ハイ……」
サト兄ぃの言葉に声が重なった。
「嘉和、お前は今日から1人で回れ。既存店は挨拶がてら一緒に行く。だから新規を回るんだぞ。挨拶だけでいいからな」
「ハイ、判りました」
サト兄ぃの声に俺は応える。内側から闘志のようなものを感じた。
「博美、リスト出してやってくれ」
「ハイ、所長」
サト兄ぃの言葉に博美姉ぇが応える。その時だった。電話が鳴る。博美姉ぇがでた。
「ハイ、Forte-Cでございます。お世話になっております。西矢でございますね。少々お待ちください」博美姉ぇが電話を保留にした。
「嘉和、瓜生体育堂様から……」
俺は深呼吸する。電話に出た。
「ハイ、大丈夫です。お待ちしております」
受話器を置く。サト兄ぃに目を遣った。
「水曜日にショールームに来るそうです」
「判った。頑張れよ」
俺の営業マンとしての仕事は動き始めたばかりだ。だが必ず成功させる。常に勉強を絶やすまいと思った。新しいスタッフの研修が終わる。Forte-Cは本格的に動き始めた。4月はサト兄ぃが暖めておいた契約が取れる。受注も貰えた。5月苦戦する。どうにかノルマは達成した。その為サト兄ぃが暖めていた見込みが殆ど無くなる。サト兄ぃにさけ頼ってはいけない。俺は奮起する。それは一郎も遼次も同じみたいだ。最初苦悩した俺達。だが徐々に上向きになる。博美姉ぇもサト兄ぃも最大限のフォローしてくれた。
「嘉和先輩、相談乗ってください」
2人の後輩達も俺を頼ってくる。俺は燃え上がった。

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[ 2016/08/24 20:41 ] 続・淫乱旅行 | TB(-) | CM(0)

続・淫乱旅行⑩

 季節が巡る。晩夏を迎えた。大阪営業所を立ち上げて5箇月が経過している。ノルマ達成率128%を成し遂げた。本社でも大きな評価してると言う。サト兄ぃが報告の為今日本社に向った。夕刻スマホが電話着信を報せる。サト兄ぃからだった。
”高い評価を貰った。特にお前の活躍を喜んでたぞ。俺達の事も報告した。住所変更の手続きをしておけよ”
”やった~サト兄ぃ…じゃなくって所長”
電話を切る。大きな喜びに包まれた。
「博美姉ぇ住所変更の届け出したいんですけど……」
「そうだね。私にも連絡入ってたからさ」
翌朝何時ものように出勤する。博美姉ぇがサト兄ぃに視線を飛ばした。
「所長、今日は色々あるのでミーティングルームで朝礼しませんか」
「そうか。そうだな。朝礼始めるぞ」
サト兄ぃが声を張り上げる。俺達はミーティングテーブルを囲んだ。
「本社から大きな評価を頂いた。これからも尽力してくれとの事だ。それに些少だが報奨金が出る。博美、早ければ今日振り込まれる。俺を除いた4人で分けてくれ」
「ハイ、所長判りました。所で私達に何か言うことないですか」
サト兄ぃの声に博美姉ぇが応える。表情が隠微に輝いた。
「所長は私達の父親だよね。そんな所長を私もみんなも慕ってきたし何でも相談出来た。でも父親も子供達に報告することあるでしょ。良いこと有ったんだからね」
博美姉ぇがサト兄ぃに目をやる。俺の住所変更届けを差し出した。
「判った。そのことか」
一瞬事務所が沈黙に包まれた。
「遼次に一郎良く聞けよ。俺と嘉和はゲイだ。今一緒に住んでいる。会社にもそのことは報告してきた。こんな俺らと仕事するの気持ち悪くねぇか」
サト兄ぃが言い切る。一郎に目を遣った。
「別に気持ち悪くないっす。俺も一郎も女好きっすけど、高校の時先輩の性処理したし、後輩にもさせてたから気持ち悪くなんかないっす。なっ一郎」
「そっす。それに所長も嘉和先輩凄ぇ仕事出来るし、色々教わりたいっす」
サト兄ぃが一郎に視線をぶつける。今度は遼次に目を遣った。
「その言葉信じていいんだな。男に二言はねぇぞ」
「ハイ……」
サト兄ぃの言葉に2人の声が元気良く応えた。
「判った。お前らの派遣契約は来月で終了する」
事務所が凍て付いた。
「博美、派遣会社と本社に連絡してくれ。一郎と遼次を契約満了と共に社員にするとな」
「はっハイ判りました。でもビックリしたよ私……」
サト兄ぃの言葉に博美姉ぇが応える。一郎と遼次が笑みを浮かべていた。
「ありがとうございます。もっと頑張ります」
「俺もっす」
遼次の事場に一郎が頷きながら応えた。
「今日は定時で上がる。焼肉でも食いに行こうぜ。俺の奢りだ。博美段取りしてくれ」
サト兄ぃが言い切った。仕事が定時で終わる。俺達は焼き肉屋に向った。夕闇が夜の黒に包まれている。街には灯りが燈り始めた。焼肉屋の中に入る。肉の焼ける匂いが食指を動かしてきた。
「予約していたForte-Cです」
「ご来店ありがとうございます」
博美姉ぇの声に女店員が応える。席に案内された。俺達はテーブル席に着く。5つの中ジョッキが運ばれてきた。博美姉ぇがサト兄ぃに封筒を渡している。にんまり笑みを浮かべていた。
「最初に報奨金を渡しておくな」
4人の顔が頷く。サト兄ぃが俺達に報奨金の入った封筒を渡してくれた。
「ノルマ達成と一郎と遼次の社員昇格おめでとう」
「それに所長と嘉和のカミングアウト成功もだよ」
サト兄ぃの声に博美姉ぇが茶々を入れる。顔付きがやけに嬉しそうだった。
「そ、そうだな。全部合わせて乾杯」
サト兄ぃの声にジョッキが触れ合った。其々が肉を焼き始める。ビールを飲んだ。焼けた肉を頬張る。
肉の旨みが口の中に広がった。仕事に日々の出来事。会話が弾んだ。和やかな中食事会が終わる。俺達は其々帰路に就いた。今サト兄ぃと電車に乗っている。サト兄ぃが俺を見てきた。
「ちょっとした小遣いになったみてぇだな」
「うん、結構入ってたよ。おかん達に何か買ってやろうと思ってんだ」
サト兄ぃの言葉に俺は応える。視線が交差した。
「そうだな」
「サト兄ぃにもね」
「えっ……」
「マカよりも利く強精剤あるみたいだからね」
サト兄ぃが呆れ顔を浮かべた。でも俺は知っている。サト兄ぃが従ってくれることを……
電車がホームに入る。外に出ると穏やかな晩夏の風が頬を撫でてきた。公園脇を通る。街燈が妖しい光を投じてきた。
夜 (8)
「今朝のサト兄ぃかっこ良かったよ。だからご褒美上げる」
「なんだ。ご褒美って……」
「俺のまんこに挿れさせてやる」
「ばかやろ。いつもの事だろ」
俺の頭がコツンと小突かれる。だが俺はこのコツンが好きなんだ。

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[ 2016/08/24 20:35 ] 続・淫乱旅行 | TB(-) | CM(0)