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陽春の光⑪

 家に着くと侑吾が2階の洋室に入った。褌を縫うと言う。俺と福はリビングで遊んでいる。西の空に陽が傾き始めた。空が茜色に染まっている。
夕焼け (3)
俺はキッチンに立った。俺のたったひとつの得意料理、ビーフカレーを作り始める。程なくして侑吾が2階から降りてきた。六尺に黒猫そして巾着。手には縫い上げた物を持っている。侑吾がキッチンカウンターに座り作品を見せてくれた。
「へぇ旨いもんだな。黒猫とか巾着も縫えるんだ」
「うん」
俺の声に侑吾が応える。目がキラキラと輝いていた。
「カレーはもう直ぐ出来るから、飯炊いてサラダと味噌汁作ってくれよ。お前の方が数段旨いからさ」
「うん、判った」
俺の言葉に侑吾が応える。俺達は一緒にキッチンに立った。2人で料理を作っている。ただそれだけの事だけど、何となく嬉しさを覚えた。料理が完成する。侑吾に俺は視線をぶつけた。
「風呂、入っちまうか」
「うん」
俺の声に侑吾が応える。俺と侑吾そして福。俺達は浴室に入った。犬用バスタブに温めのお湯を溜める。福を浸からせた。
キュンキュンキュン……福が甘い鳴き声を上げる。喜んでるみたいだ。10分程浸からせ、シャンプーしてやる。嫌がる事も無くクーンクーンと甘えた声を上げていた。俺達もカラダを洗うと風呂を上がる。侑吾が縫い上げた褌を締め込み、部屋着を羽織った。
「福の毛乾かしてやるから料理の仕上げしてくれるか」
「うん」
俺の声に侑吾が応える。程なくして俺は福を抱きながらリビングに入った。福のご飯が出来ている。俺達の料理もテーブルに並んでいた。テーブルを挟み向かい合って座る。グラスにビールを注ぎ合った。
「お疲れ……」
俺の声にグラスをカチンと触れ合わせる。侑吾がカレーをひと口食べた。
「凄ぇ。美味ぇ。肉柔らかいしコクがある」
「そうか。ありがとな」
福と俺達の事そして仕事。俺達は語り合った。
「なぁ侑吾お前の作った褌とか売ろうか」
「えっいっすよ」
俺の声に侑吾が応える。目が細くなっていた。食事が終り、福を眠らせる。俺達は一戦を交じ終えた。今抱き合っている。侑吾のカラダが下にずれた。俺の金玉を握ってくる。俺のちんぽが咥えられた。
「ゆ、侑吾。まだ足らんのか」
俺が声を上げる。侑吾が俺のちんぽを口から離した。
「うん、兄貴のちんぽちょびっと大きくなってきた」
侑吾がまた俺のちんぽを咥える。俺のちんぽに血液が集まり出した。侑吾が俺の上に重なってくる。勃起同士を擦り付けてきた。唇が寄ってくる。静かに触れ合うと舌を入れてきた。俺の口の中を満遍なく這ってくる。俺達は舌を絡め合った。唇が離れる。侑吾が仰向けになった。自ら両脚を抱えている。俺は立ち上がった。侑吾の腕が伸びる。俺のちんぽが捕まれた。
「は、早く……狂いそうなくらいまんこ疼いてきた」
「判った。今挿れてやるからな」
侑吾の声に俺は応える。侑吾は脚を抱え直した。侑吾のオス穴がヒクヒク蠢き、俺を誘っている。俺は穴口にちんぽを宛がった。俺の腰に力が入る。俺のちんぽは一気に呑み込まれた。俺の腰が突動する。ちんぽが侑吾の中を爆進した。
「あぁぁあぁいい。んぉぉ気持ちイイ」
侑吾が喘ぎ声を上げる。俺の腰の動きが加速した。ちんぽが侑吾の中を疾駆する。今度はうねりながら突き込んだ。俺のちんぽが侑吾のまんこ奥を抉る。侑吾のカラダが仰け反った。
「あぁぁんぉ当る。んぁぁんぁ洩れる。あぁぁんぁ洩れるぅ」
ドビュッ…ドロッドロッドロッ侑吾が白濁汁を洩らした。その汁が漆黒の陰毛を白く染めている。俺のちんぽが侑吾の中を疾駆した。突き込みながら侑吾のちんぽを軽く摩る。侑吾のカラダが左右に捩れた。
「あぁぁぁあぁ洩れる。んぉぉあぁぁ洩れる」
ビシャービシャービシャー…ビシャービシャービシャー今度は侑吾は潮を吹いた。突き込みながら俺は侑吾の乳首を摩る。侑吾の内壁が弛緩と収縮を繰り返してきた。
「んぉぉあぁいい。んくぅ気持ちいい」
侑吾が喘ぎ捲くる。俺の腰の動きに拍車が掛かった。ちんぽが侑吾の中を爆走する。同時に俺は侑吾のちんぽを扱き立てた。
「あぁぁんぉいい。あぁぁ凄ぇ。あぁぁんぉ当る」
侑吾が声を上げる。グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは火照った音が鳴り響いた。
「あぁぁやっべぇ射っちゃう」
「おっ俺もやべぇ」
侑吾が首を横に振った。
「兄貴の汁感じながら射きてぇ」
「判ったぜ」
俺の腰が猛動する。ちんぽが侑吾の中をまい進した。その途端侑吾の内壁が収縮し、俺のちんぽを締め付けてくる。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺のカラダが侑吾を叩いた。
「あぁぁ射ぐ。あぁぁんぉ射く。うぉぉあぁ射ぐ」
俺が声を上げる。侑吾の奥壁目掛けてオス汁を放った。射きながら俺は侑吾のちんぽを扱き捲くる。侑吾の大胸筋がピクピク震えていた。
「あぁぁあぁ射ぐ。あぁぁんぉ射く。んぁんぁんぁ射ぐっ」
侑吾が喘ぐ。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ侑吾が乳白色の男の粘液を飛ばした。俺は侑吾の内壁にちんぽを擦り付ける。静かにちんぽを引き抜いた。侑吾の隣に横になる。侑吾を優しく抱き締めた。軽く唇を合わせる。静かに離した。
「兄貴の汁感じながら射けて嬉しいっす」
「そうか。俺も良かったぜ」
侑吾の声に俺は応える。侑吾の頭を撫でてやった。一緒にシャワーを浴びる。褌を締め直し、部屋着を羽織った。今ベランダで並んで立っている。春の夜風が心地好く頬を撫でてきた。視線が交差する。瞳の奥から一途な光が見えた。陳腐な台詞。今まで誰にも言ったことが無かった。だが俺は……
「侑吾、ずっと守っていく。愛してる」
「俺も兄貴の事愛してる」
侑吾を抱き寄せる。唇を寄せていく。静かに触れ合うと舌を深く入れる。俺達は舌を絡め合った。背中に回した腕に力を入れる。侑吾の薫りに包まれた。静かに唇が離れ、永いキッスが終わる。侑吾の目から一滴涙が零れていた。
翌朝出勤する。俺はみんなに視線を飛ばした。
「みんな集まってくれ」
俺が声を張り上げる。ミーティングルームに入るとテーブルを囲んだ。侑吾が縫った物を見せる。みんなが驚愕していた。黒猫に巾着、サイズを指定出切る六尺。俺はそれらの販売提案をする。みんなが大賛成だった。蘭もミシンを踏めると言う。欄と侑吾で作成することを決める。俺達は動き始めた。レイアウト変更する。作業場を確保した。コンピューターミシンを初め諸々の和裁道具の購入を済ませる。4つの江戸古典柄、桜吹雪そして白晒し。厳選して生地も仕入れた。試作品を作る。欄の腕前も中々のものだった。卓越した技で画像撮影する正博。泰平は人の心を擽るコメントを作る。それを元に陽菜がホームペーを更新した。俺達は心をひとつにして仕事に取り組んでいる。1週間位で反響が出始めた。蘭と侑吾は新たな才能を見せ付けた。俺は思惟する。入社仕立ての頃の正博、泰平そして陽菜。然程仕事が出来なかった。だが今は違う。見事な程に戦力になっている。俺と侑吾と福、そして隠れ家のスタッフ達。俺の守るべきものだと思っている。みんなが上げる声そして浮かべる笑顔。それに俺は勇気と元気を貰っている。人は1人では生きていけない。人の力を借りる力を持つことが大事だと思っている。其々の可能性を引き出したい。こんなチッポケな会社だが俺はボス。此奴らを輝かせたいと思惟している。この陽春の光のように……

黒蟻王

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[ 2017/04/09 12:26 ] 陽春の光 | TB(-) | CM(0)