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海の男達⑥

 3日後の夕方慰労会が行われた。俺を抱いた21人の男達。酒を注ぎに次々と回ってくる。素直に嬉しかった。船に乗って良かったと思っている。こんな素敵な人達と出会えたのだから……宴が始まって30分程経過する。船長から俺が船を降りると発表があった。周りからはどよめきが起こる。その時哲朗が立ち上がった。
「みんな聞いてくれよ。お、俺吉家さんの事好きになっちまって……惚れちまって誰にも渡したくなかったんだ。俺だけの者にしたくて……俺の女になってくれって……そしたらなってくれるって……お、俺、お、俺、吉家さん…だ、大悟としょ、所帯持ちました」
宴会場は凍て付いた。沈黙が起きる。静寂とした宴会場。事態が変わった。あの、厳つく朴訥としたな内村さんがパチッパチッと手を叩き始めている。それに連動するかのように山さん、船長、機関長、料理長が手を叩き始めた。全員が立ち上がり拍手の渦が巻き起こる。内村さんが声を張り上げた。
「みんな酒注げよ。また乾杯だな。山さん頼んだぜ」
「おお…みんな注いだか」
「おお」と声が上がる。
並々と注がれたグラスを手に持った乗組員達の熱い視線が俺達に向けられた。
「俺達の吉家とそれを奪い取った菅に乾杯」
カチンカチン…カチンカチン…カチンカチンとグラスが触れ合った。
「吉家ありがとう。世話になったな」
「吉家幸せになれよ」
「菅、吉家の事頼んだぞ。悲しませるんじゃねぇからな」
「吉家…菅に飽きたら俺んとこ来いよ。またまんこ使ってやるからよ」
歓声が飛び交った。
「あれっ……お前ら指輪してるのか。”ふうふ”みてぇだな」
山さんが声にした。
「”ふうふ”みてぇじゃなくて”ふうふ”っすよ。なっ大悟」
俺はコクリと頷いた。
「お前らみんなの前でキスしてみろよ」
機関長が口火を切った。
「キッス…キッス…キッス」「キッス…キッス…キッス」「キッス…キッス…キッス」「キッス…キッス…キッス」「キッス…キッス…キッス」
囃し立てられた。哲郎の唇が寄ってくる。静かに触れ合った。そっと離れる。俺と哲朗は仲間たちが見守る中でキスをした。
「ヒューヒューヒュー」「ヒューヒューヒュー」「ヒューヒューヒュー」
偏見のない海の男達が俺達を認め祝ってくれた。哲朗の目が濡れている。一滴涙が零れてた。あちこちで酒を酌み交わし談笑している。哲郎が機関長と船長と話していた。俺は山さんと料理長と話している。山さんが淫猥な視線をぶつけてきた。
「毎晩挿れて貰ってるのか」
「うん、挿れる時もあるっすよ」
「えー菅が挿れられるのか。善がるのかよぉ」
山さんが宴会場に鳴り渡る大きな声を上げた。
「大悟……」
哲郎が俺を制するように叫んだ。哲郎と視線がぶつかる。俺はにっと笑った。
「善がるっすよ」
「凄ぇ、そうなんだ」
「たくもう……余計なこと言うんじゃねえ」
哲郎がぽつりと声にする。また船長達と話し始めた。男臭い海の男達。俺の大切な仲間。俺はこの日色んな人と話が出来た。
「さぁそろそろお開きだぜ」
船長が声を上げる。
「締めはだなぁ…菅頼む」
船長が哲朗を指名した。
「俺っすか……」
「あぁ、俺達の大切なもの奪ったんだからな。元気よく締めてくれよ」
「判りました。みなさんご起立お願いします」
みんなが立ち上がった。
「いよ~っパンッ!」
慰労会が終わる。帰り際船長、機関長、料理長から呼び止められた。
「お祝いだ」
船長、機関長、料理長其々から哲朗に茶封筒が渡された。
「これはみんなからだ」
船長からもうひとつの茶封筒が哲朗に渡された。
「ありがとうございます」
俺と哲朗は深く頭を下げた。
「菅ぁ吉家を不幸にしたらぶっ殺すからな」
船長が声にする。眼光から大きな温もりを感じた。
「大悟、良かったな。みんな認めてくれたんだな」
「うん、みんないい人ばかりだ」
其々が家路についた。俺と哲郎の浄化された家へと向かっている。漆黒の夜の光がやけに眩しく感じた。
「哲郎見てみろ。満月だぜ」
「あっホントだ。綺麗だな」
「うん」
スマホがメール着信を知らせた。
「山さんだ」
メールを開いた。
”今夜もやるんだろうけど程々にな”
「哲郎見てみろ」
「うん俺にも着てる。同じ文面だ。山さんらしいな」
「うん」
哲郎の手をそっと握る。握り返してきた。哲朗と俺は何度もカラダを重ねている。でもそれ以外の思い出は無かった。
「哲朗、明日どっか行かねぇか?」
「えっ、それってデート?」
「おおそうだ」
「行きてぇ……」
「そうだよな…俺達ってSexは一杯したし用事で出かける事有ってもデートはないもんな」
朝の風が動き始め、明るさが訪れる。俺は目覚めた。キッチンで朝飯の用意をしている。哲郎が起きてきた。
「おはよう」
「うん、おはよう」
哲郎の声が清々しく聞えた。飯を済ませる。後片付けも終わった。
「出掛けるぞ」
「うん」
哲郎の声に俺は明るく応えた。初めてデート。チョッとお洒落して、青いワゴン車に乗り込んだ。車が動き始める。少し湧く付いた。「あっそうだ。大悟、好い所連れてってやるよ」
「えっ、何処だよ」
「行けば判る」
海岸線を車が走る。車中俺は年甲斐もなくはしゃいだ。
「哲郎……」
手を伸ばすと哲郎の股間を弄る。
「止めろよ。運転中だろ」
信号待ちのときキスをした。1時間程のドライブ。着いたのはパワースポット。鐘を鳴らして、鐘の周りにある柵に二人の名前を書いた南京錠をぶらさげる。そうすると別れないって言われてるみたいだ。車を降りる。ゆっくり歩いた。
「指輪買う時あんなに恥ずかしそうだったのにここは平気なのか」
「平気じゃねえよ。でもお前と来たかったからさ」
哲郎の耳の周りが赤らんでいる。売店で南京錠を買った。坂道を登る。大きな赤いリボンの付いた鐘を一緒に握った。
「心籠めろよ」
「うん」
哲郎の言葉が響いてくる。俺達は鐘を鳴らした。大きな海原に鐘の音が響いている。浪漫的に耳に伝ってきた。
「さっこれ付けにいこうぜ」
「うん」
哲郎の声に俺が応える。俺達は柵の方へと向かった。哲郎が南京錠に名前を書いてる。俺も大悟と記した。
「付けるぞ」
「うん」
哲郎の手によって南京錠が付けられた。視線がぶつかる。瞳の奥から眩いばかりの光が見えた。
「さっ帰ろうぜ」
「待てよ。大悟、ここでチュゥする奴ら多いみたいだぜ。人いねぇしよ」
「判ったよ」
軽く唇を合わせた。パワースポットを後にする。俺達は市街地へと向かった。
「良かったな」
ハンドルを握りながら哲郎が声にした。
「あぁ良かった。ちょびっとドキドキしたけどな」
「俺もだ」
商店街の駐車場に車を停めた。
「大悟腹減った。飯行こうぜ」
「うん俺も腹減ったよ。もう1時過ぎだもんな。この近くにちょっと行きたい店有るんだ」
駐車場から5分位歩いた所にその店は有った。
「あっ此処だ」
堂々たる門構えの其の店は高級和食屋のように見えた。
「これでフレンチの店なんだぜ」
「へぇ~そうなんだ」
門を潜ると綺麗な日本庭園その先に古民家を改修して造られた店舗があった。中は天井も高く落ち着いた雰囲気を醸し出している。大きな窓から日本庭園を眺められるのも嬉しい。ピークを過ぎていたので窓際の席に座れた。
「さすがに料理好きだないい店知ってるよな」
「この前雑誌で見つけたんだ。哲朗といつか来たかった」
シェフのお奨めランチを2つ頼んだ。グラスワインとオードブルのフォアグラのテリーヌが運ばれてくる。視線が交差した。
「俺と哲朗の初デートに乾杯」
「うん…乾杯」
カチンとグラスを合わせた。コース料理が次々と運ばれてくる。メインディッシュは仔牛フィレのポワレ。一口口に入れる。蕩けそうな柔らかな肉。濃厚なソースと肉汁がジュワーッと口に広がってきた。
「美味いな」
「うん…美味いもんを綺麗な景色見ながら好きな奴と食べる。最高だな」
「うん…俺も…大悟と来れて良かったぜ」
哲朗との初めての外食。視線が絡まり合った。思わず綻ぶ俺の顔。時折ししおどしが、カコーンと音を立てていた。今食後の珈琲を飲んでいる。香ばしい香りが心地好く感じた。穏やかな時間が流れる。哲郎が視線をぶつけてきた。
「商店街でもぶらつくか」
「そうするか」
商店街をブラブラ歩いた。メンズショップを覗いてみる。俺が立ち止まった。
「このシャツどうだ?」
哲朗のカラダに当ててみる。
「可愛過ぎないか?」
手に取りカラダに当てると鏡に映している。
「似合ってるよ」
「そうか?」
結局そのシャツを買い、俺も渋めのシャツを買った。雑貨屋、靴屋、スポーツ店。色んな店を巡る。ちょっと恥ずかしかったけどスポーツ店でお揃いのポロシャツを買った。哲郎と視線が交差する。あの貴金属店の前に来ていた。俺と哲郎は立ち止まる。深く頭を下げた。
「疲れたな。お茶しようぜ」
「そうだな……」
俺の声に哲郎が応える。小洒落たカフェに入った。恋人達がお茶しながら語り合っている。ちょっと混んでたけど窓際のカウンター席に座る事が出来た。頼んだのは俺がアイスカフェモカ哲朗はチョコレートラテ。マッタリした時間が緩やかに過ぎていった。気付くと黄金色に空が染まっている。眩い夕陽が街を照らしていた。
「楽しかったな」
「またデートしような」
カウンターの下で哲朗が手を握ってくる。俺はその手を握り返した。
「1箇所大悟を連れて行きたい所があるんだ」
哲朗は車を山の方に向かって走らせている。少し脇道に入り車を停めた。
「大悟…こっちだぜ」
哲郎に手を引かれながら少し歩いた。市街地が一望出来る場所。素晴らしい夜景が目に飛び込んできた。
「大悟…お前に見せたかったんだ」
「うん…凄ぇ…綺麗だ」
「大悟……」
「ん……」
自然と俺達は唇を交わした。哲朗の腕に力が入り堅く抱きしめられる。俺も抱き付くように回した腕に力を籠めた。蕩けるような熱いキス。優しく唇が離れた。パワースポットで愛を誓い、お洒落な店で食事、そしてショッピング。どこにでもありそうなベタなデート。でもそれは俺と哲朗の歴史に新しいページを刻んでくれた。
帰港して10日。俺の総務課員としての仕事が始まった。朝8時に車で出掛ける。夕方は6時位に帰宅した。哲朗はご飯を炊き味噌汁を作っていてくれる。買い物、洗濯物の取り入れ、掃除もしてくれた。おかずを作り一緒に食事。悟朗と遊ぶ。時間を見て無線の勉強もした。週末は悟朗を連れて何処かに遊びに行った。温泉、海水浴、ドックラン。気球にも乗りに行った。夜は必ず交尾する。儀式の時に締めたに俺も哲朗も嵌った。通販で10本ずつ購入。白、黒、豆絞り…そして江戸小紋柄。洗濯され干された俺達の。ベランダで仲良く風に靡いている。哲朗が航海に出ると4箇月は戻らない。寂しさを紛らす為に俺達は自分達の交尾とか千擦りの動画を取り溜めDVDに2枚焼いた。明日哲朗はそのDVDを持ち出航する。今夜は俺の手料理をふんだんに作ってやるつもりだ。
「哲郎、荷物用意しておいたから今の内に確認しといてくれ」
「うん、判った」
料理に取り掛かる。回鍋肉、とんかつ、茶わん蒸し、チキンサラダ、筑前煮哲朗の好物ばかりを作った。
「運ぶの手伝ってくれよ」
「あぁ判った」
優しい眼差しで俺を見つめてる。そっと唇を重ね合った。料理が並べられる。テーブルを挟み向い合って座った。注ぎ合ったビールグラスカチンと合わせる。今回の航海が無事に終わりますようにと……そしてこの幸せが永遠に続きますようにと……俺は思いを籠めた。
「大悟…女より女らしいよな」
「何だよ。俺のまんこの事かよ」
「いやそうじゃないっすよ。料理も美味いし掃除も行き届いてる。洗濯物もきちんと畳んで綺麗に収納されてるしな。それに出港の準備までしてくれた。仕事もしてるのに家事は手抜かないもんな」
「うん…お前の為に料理作ってると嬉しいし、にアイロン掛けてるとチョッと幸せなんだぜ。それにお前が色々やってくれるから助かってるよ」
酒を飲み交わし料理を食べる。出港前夜の宴が和やかに進んでいった。俺の性処理の事になる。淫猥な笑みを浮かべてきた。
「大悟さぁ誰のちんぽが一番デカイんだ」
「お前」
「じゃぁさあ、誰に犯られると感じるんだ」
「お前に決まってんだろ。俺をトコロテンさせたのはお前のちんこだけなんだぜ」
哲郎がにんまりとしていた。
「焼酎飲むか」
「それより犯りてぇ。ちんこびんびんなんだ。我慢出来ねぇ」
「判った」
「これから4箇月逢えねえんだ。今日はいっぱいしたい」
「判ってる。そう言うと思った。行くぞ」
「うん」
静かに階段を昇る。出航前夜の淫扉が今開いた。
「くっそう…我慢出来ねぇぜ」
「俺も…我慢出来ねぇ」
貪るように唇を交わせる。舌を激しく絡ませ合った。かなぐり捨てるように着ているものを脱ぎ去る。傾れ込むようにベッドに倒れ込んだ。
「哲朗……」
「大悟……」
燃えたぎるような視線が絡み合った。火照った哲朗のカラダが俺を抱いてくる。逞しいカラダが纏わりついてきた。厚い胸板同士が重なる。激しい鼓動が伝ってきた。唇が寄ってくる。触れ合った。熱くて柔らかい哲朗の舌が挿いってくる。舌が絡み合った。髭と髭が交差する。濃厚なキッス。堪らない気持ちに包まれる。哲朗と俺のちんぽが触れ合った。ムクッムクッとその姿は変貌し始める。一気に天を衝いた。哲朗の上に重なる。2本のちんぽを合わせ扱いた。亀頭と亀頭をくっ付ける。汁が溢れちんぽを濡らしてきた。
「んぉぉ、堪んねぇ、大悟のちんぽ熱くて気持ちいいぇ」
「ん、んん、お、俺もあぅんぁ気持ちいい」
血管が浮き出た哲朗のちんぽ。火照った男のエネルギーが伝ってきた。あわせられてる2本の本棹。激しく扱き捲くる。空いてる手で4個の金玉を捏ね繰り合せた。
「んくぅあぁぁちんぽいぃ。金玉いぃ」
「俺もいい。哲郎のちんぽ堪んねぇ」
カラダを下にずらし哲朗のちんぽに舌を這わせる。根元から亀頭に向けて舐め上げた。
「んぁぁあぁぁいい。んくぅ堪んねぇ」
亀頭を唇で挟んだ。舌を哲郎のちんぽに絡める。ゆっくりと呑み込み始めた。哲朗の我慢汁が口の中に充満する。半分くらいまで呑み込んだ。喉を広げる。俺は根元迄呑み込んだ。喉壁でぎゅうっと締め付ける。哲郎の濃密な陰毛が鼻腔を擽った。
「んぁぁんぁあぁぁいい。だ、大悟ぉ俺にも…呉れよ」
俺はカラダを反転させる。生暖かい哲朗の口に包まれた。ジュボッジュボッジュボッ…ジュルッジュルッジュルッ2本のちんぽがしゃぶり込まれる。しゃぶりながら哲朗の金玉を3本の優しく握った。腕をゆっくりとうねらせる。哲朗のカラダが捩じれた。
「んぁぁぁぁ、んぉ…は、はぁぁ」
俺のちんぽを口から離した。
「はぁ」
甘く切ない吐息を洩らすと根元まで一気に咥えてくる。ネットリとちんぽに舌が絡まってきた。喉壁がぎゅぅぎゅぅと俺を締め付けてくる。俺も喉を開きぎゅぅぎゅぅっと締め付けてやった。自然突動する俺の腰。哲朗の喉壁を擦っている。哲朗のちんぽも俺の口の中で暴れ回ってきた。切なさと快感が入り混じり昇りつめそうになる。おおきな波が襲ってきた。
「んぅぅ、哲朗やべぇ。射きそうだ。口離せ」
俺達はちんぽを解き放った。
「俺の口の中に出してくれよ。大悟の汁呉れよ」
「判った。哲朗お前も俺の口の中に出せ」
また咥え直し舌を絡めながら腰を打ち付けた。哲朗も俺のちんぽをしゃぶり込んでくる。俺達は喉まんこを犯し続けた。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ…ジュルッジュルッジュルッ哲朗の亀頭が更に張り詰めてくる。俺の金玉が競りあがってきた。
「ん、んん、ん、んん」「ん、んん、ん」
2人の口から音に鳴らない喘ぎ声が洩れた。哲郎のカラダがブルブル震える。男汁が俺の喉まんこの奥に打ち当ってきた。射精しながら哲郎は激しく顔を抽動させている。俺のちんぽがしゃぶり捲くられた。
「ん、んぁ、ん…んぅ」
俺は哲朗の口の中に雄汁を放った。2人のちんぽが口から解放される。俺の喉がゴクンと鳴った。哲朗の濃厚な汁が喉を通る。胃の中に流れ込んでいった。哲朗に目を遣るとうっとりとした表情を浮かべている。喉仏をゴクンと鳴らした。
「哲朗…本当に呑んだのか?」
「うん」
「無理しやがって…」
「俺舐めたことは有ったけど呑んだ事なかったからちゃんと何時か呑みたかったんだ。美味かったぜ」
唇を合わせる。舌が絡み合った。口の中で2人の残り汁が融合する。雄汁臭いキスも満更ではなかった。
「なぁ大悟」
「なんだ」
「大悟のまんこ俺のちんぽに刻みてぇんだ」
「おおいいぜ。俺を忘れねぇようにしていけ」
いきなり俺の上に重なってきた。淫靡に昂ぶった視線を浮かべながらキスをしてくる。熱くて柔らかい舌が絡み合った。唾液を交換する。哲郎は舌を絡めながら乳首に指を這わせてきた。唇が離れるともう片方の乳首に舌が這ってくる。執拗に乳首が舐め上げられた。もう一度口を塞がれる。口の中を舌で捏ね繰り回された。耳たぶから首筋、乳首。俺の感じる所全部を舌と指で執拗に愛撫してくる。哲朗の手が俺の陰毛から股間に伸びてきた。おまんこ口が摩られる。俺のカラダがピクンと痙攣した。
「大悟……」
俺は首を縦に振る。両脚を抱え上げられた。まんこ穴に指が這ってくる。今度は舐め上げられた。ローションを塗り込まれる。指が入ってきた。
「凄ぇ3本入っちゃった」
中を掻き撫でられる。指が前後に抽動した。
「あぁぁあぁぁあぁ」
脚を抱え直すとまんこ穴にキスされる。哲郎が目を凝らしていた。
「凄ぇ…ヒクヒクしてるぜ…挿れられたくて待ってたのか」
俺はコクコクと首を縦に振る。
「哲朗…堪んねぇんぁぁ…んぁぁ…はぅ…はぅ…はぅ」
今度は舌が挿いってくる。何度も抜き差しされた。また指が挿いってくる。前立腺が擦られた。
「ん…んぁぁんくっ、んくっ、んぉぉ、あぁぁ、あぁぁ」
「へへ、感じろよ。俺の事カラダにしっかり刻み込んどけよ」
「ん、んん、て、哲朗。お、お前の事、もうしっかり、んぁぁはぁぁ…挿れて呉れよ」
俺は自分で両脚を抱え上げると膝裏を押えた。穴口に哲朗のちんぽが宛がわれる。目が獰猛な野獣のようになりた。男の本性を剥き出しにしている。クイッと軽く突かれた。ズブズブと入ってくる。瞬く間に俺は哲郎を呑み込んだ。哲郎が覆い被さってくる。耳裏にふぅーと息を吹き掛けられた。カラダの芯からゾクゾクしてくる。首筋から耳朶にかけて舐め上げられた。乳首に指が這ってくる。俺のまんこの疼きが哲朗のちんぽに伝ったみたいだ。
「凄ぇ、ヒダみてえのか絡みついてくるぜ」
哲朗の腰が狂猛に動き始めた。俺のちんぽに血液が充填されてくる。何時しか俺のちんぽは天を仰ぎトクトクと汁を洩らしていた。突きこみながら哲郎はその汁を指で掬い舐めている。顔がにんまりとした。
「美味ぇ」
貪るような激しいキスをしてくる。絡み合う舌と舌。激しく突き上げられる俺のまんこ。完全に征服された。
「んぁ、はっ、はぁはぁはぁ、はぅぅぅうぅぅあぁぁぁぁぁぁ 」
「哭けよ。もっと哭け、可愛いぜ。善がり顔、堪んねぇぜ。もっとエロい顔見せてくれよ」
哲朗のちんぽがうねりながら俺を突き込んできた。
「んぁぁ、はぁ、んぉぉ、いい、い、いいよぉあぁぁぁあぅぅ哲朗…いい」
哲朗に抱きついた。腰を哲朗のちんぽ目掛けて打ち付ける。奥の壁が擦られた。
「んくぅ…あ、あ、んぁぁぁ凄ぇちんぽにまんこが纏わりついてくるぜ」
哲朗のあのデカい奴が俺の奥深い所を狙ってきた。
ズッゴーン…「はぁ」
ズッゴーン…「はぁ」
「んくっ、はぁはぁはぁ。そこいい、もっと突いてくれよ。んぁぁんぁぁ当たってる」
哲朗は今までにないような激しい速度で俺を襲ってきた。
「蕩けそうなまんこだぜ。んぉぉす、凄ぇ」
ヌチャッヌチャッヌチャッ…グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ火照った交尾音が唸った。
「んぁぁんぁぁ…哲朗…射きそうだ」
「おお…俺もだ。種仕込むぜ」
奥深い所が執拗に擦られた。
「んぁぁぁぁぁぁぁ…あぁぁぁぁぁぁんくっ射っちゃう。も、も、洩れるんぁぁぁぁぁ」
ドビュッ…ドロッドロッドロッ俺のちんぽから白濁汁が洩れてきた。
「あぁぁぁぁぁまた出る。洩れる。んぁぁ洩れる。出るぅ」
ビュッビュッ…ドロッドロドロ、ドロッ永いトコロテン射精が終わった。
「お、俺もだ。大悟ぉ大悟ぉ俺の大悟。種付けるからな。んぁぁぁぁぁぁいっ射くっっっ」
まんこの奥に熱い汁が突き刺さってきた。
「大悟気持ち良かったぜ」
「うん…俺も、お前のちんぽデカくて硬くて堪んねぇ」
俺は無意識の内に哲郎のちんぽを締め付けていた。
「大悟、まだ足りねぇみてぇだな」
「うんもっとしてぇ」
哲郎が俺に覆い被さってくる。唇を合わせた。
「俺もしてぇ」
哲郎が俺のカラダを半回転させる。四つん這いになった。後から俺は突き込まれる。前立腺が擦られた。
「んぁぁぁぁぁ堪んねぇ。感じる。凄ぇ」
「んぉんぁんぉ凄ぇ。締まるぅ」
哲朗の腰が激しく波動する。その波に呑み込まれそうになった。
「大悟ぉ堪んねぇまんこトロットロッだぜ」
哲郎の腕が回ってくる。乳首が摩られた。首筋に舌が這ってくる。今度は耳裏を舐め上げられた。
「駄目ぇそこあぁぁぁぁぁぁ気持ちいいあぁぁぁぁぁうぅ」
「うぉぉぉぉぉ…感じろ…もっと感じろ…哭け…」
またカラダを反転される。正常位になった。脚を抱え直しグイッと前の方に抑え込まれる。俺のちんぽが迫ってきた。ヌチャッヌチャッヌチャッ…グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッちんことまんこが粘膜同士が交差する。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン哲郎の金玉が俺を叩いた。
「んくっんくっ射きそう。もっとだ哲朗。あぁぁぁぁぁぁもっと激しくぅ」
俺は哲郎の激しい突き込みに哭き叫んだ。
「大悟、感じろ。おら突くぜ。突いてやるからな。哭き顔可愛い。んぉぉ堪んねぇ」
「あっあぁあぁあぁんぉぉぉぉはぅ」
奥の壁が擦られる。哲郎の手が俺の本竿を根本から撫で上げた。
「あぁぁぁぁんぁぁぁぁぁぁ射ぐ、んぁぁ射く、あぁぁぁぁぁ射ぐっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッ俺は白濁汁を噴上げる。その汁が俺の顔に降り掛かってきた。
「んぁぁぁぁ…俺も射かすぜ…どこに出されてェ」
「顔にぶっかけてくれよ」
哲朗は俺から引き抜くと扱きながら俺の顔前にちんぽを持ってきた。
「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…おぉぉぉぉぉぉぉ…射くぜ…口開けろ…」
ドビュッドビュッ…1発目と2発目が口の中に飛び込んでくる。ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッ…顔にぶっ掛けられた。顔射
目の前の哲郎のちんぽ。俺は武者振り付いていた。哲郎の腰が突動する。喉壁が激しく擦られた。
「あぁぁあぁぁ射ぐ。おぉぉぉぉ射く。あぁぁあぁぁ射く」
濃厚な哲郎の汁が喉壁に突き刺さってきた。ちんぽがゆっくり引き抜かれる。俺の喉がゴクンとなった。哲郎のちんぽを手で握る。残り汁を拭い取ってやった。視線がぶつかる。ゆっくりと哲郎のちんぽを引き抜いた。
哲郎が俺の隣に横になる。優しく抱きしめてくれた。
「最高」俺の耳元で一言呟いた。
「哲朗……」
抱き寄せられた。瞼にチュッと唇が触れる。両頬をゴツい手で覆われた。今度は唇と唇が静かに触れ合った。
「今綺麗にしてやるからな」
ウエットティッシュに手を伸ばした。その途端哲朗の手がちんぽに触れる。ギュッと掴まれた。ゴツゴツした
手の温もりを感じる。萎えてた俺のちんぽは加速度的に息を吹き返した。
「へへ、デカくなってきた」
「哲朗、足らんのか」
「今度はこいつに俺のまんこの感触刻み込む番だからな」
「哲郎……」
「あぁ駄目だ。我慢出来ねぇ」
俺の顔、カラダに飛び散ってる汁を指で掬っている。自分のまんこ口に塗り込めていた。哲朗のちんぽ。弾けんばかりに張り詰めていた。俺に跨り後ろ手に俺のちんぽを握る。自分のまんこ口に当てがうと腰を沈めてきた。いきり勃った哲朗のちんぽはビグビグ震え、亀頭は濡れそぼっている。ズブズブ俺は哲郎の中に入っていった。
「あっあぁあぁあっ……入ってくる。あぁぁ大悟ぉ」
内壁が蠢きちんぽに纏わり付いてくる。俺のちんぽは根元迄呑み込まれた。哲朗カラダが上下に抽動する。内壁がぎゅうっと収縮した。
「んくぅ、堪んねぇ。凄ぇ締まるぜ」
「俺も、あぁぁ…いっす。あぅぅ、いぃ」
野太い声で哭き叫んでいる。快感に顔を歪めた。
「哲朗……」
視線が交差した。虚ろな目をしている。抱き起こされ向かい合う体制になった。
「だっ大悟の顔おっかねぇ。獣みてぇだ。で、でもいい。ゾクゾクしてくる」
「野獣になってやるからな。おら、おら、おら」
腰をドスドス突き上げた。
「あぁぁぁぁ、あぅぅあぁぁ」
「もっと良くしてやるからな。俺をカラダに覚えさせてやるぜ」
燻っていた男の本性が覚醒された。
「落ちないように掴まってろよ」
哲朗両脚の下に腕を入れる。床に脚を着いた。
「うおりゃぁぁぁ」
ゆっくりと立ち上がた。駅弁の体位になる。哲郎を揺動しながら部屋の中を歩き回った。少し哲郎を浮かせる。落ちてくる所を突き上げた。
「あぁあぁあぁ…んぁんぁんぁ」
哲朗は俺に抱きついてくる。俺は哲朗を揺さぶりながら突き上げた。
「あぁぁぁぁ…いっつもより硬ぇ。デケェ。おっ奥が抉られる堪んねぇ」
「俺もいいぜ。もっとまんこもっと絡めてこいよ」
哲朗のちんぽが俺の腹に触れる。張り詰めた亀頭から伝わる淫猥な感触が俺の性線を刺激した。窓際に行くとカーテンを開ける。2匹の雄の交わりがガラスに映し出されていた。
「見てみろ。エロいぜ」
「大悟に完全に打ちぬかれてる。あぁぁぁぁ。まっまんこ擦れる。んぁんぁ、いぃ」
俺のちんぽが哲郎を突き上げる。結合部からはジュクッジュクッジュクッと火照った音が鳴り渡った。。
「あぅぅ、ううぁ、はふっ、はっ、駄目だ。洩れちまう。あっ、あっ」
腹に生暖かい感触が伝ってくる。濃厚な男の薫りが漂ってきた。
「まだまだだぜ」
ベッドに戻った。俺の腰が突動する。ちんぽがうねりながら突き込んだ。
「あぁぁあぅぅんぁやべぇ狂いそうだ」
「狂っちまえ。俺が付いてるんだからな。安心して狂えよ」
俺の腰が猛動する。哲郎の顔が恍惚としていた。
「あぁぁぁぁ、駄目。何か湧き上がってくる。おまんこ圧迫される」
俺の腰が大きく引くとグイっと突き込んだ。
「あぁぁぁぁぁ洩れる。うぉぉぉ洩れる」
ビシャービシャービシャーションベンでも我慢汁でもない液体が吹き上がってきた。
「凄ぇ、潮噴いたぜ」
哲郎のカラダ捩れる。逞しい海の男がビグビグ震えた。
「あぁあぁあぁ、あっあっあっ、あぁあぁあぁ。洩れるぅ…んぁぁ洩れる」
ビシャーまた潮を噴いてる。哲郎の頭上を越えた。ビショッビショッビショッと潮を噴き捲くる。哲郎の腹の上が水浸しになった。
「あっ、そこもっと突いてくれよ」
俺の腰が烈動する。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン哲郎を叩き付けた。
収縮と弛緩を繰り返す内壁に俺のちんぽば翻弄去れ始めた。金玉の奥で種汁が蠢き始めている。脳天に伝ってきた。グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ…グシュッグシュッグシュッ昂ぶった交尾音が轟いた。
「大悟…いっ射きそうだ」
「俺もだぁ。やべぇ。種注ぐからな」
哲朗の顔が縦に振られた。
「あぁぁぁぁ、んぉ、んぉ、んぉもっ洩れる、射ぐ、射く」
「俺もだぁ。射く…あぅぅ、あぁぁ、んぁ、んぉぉ、あぅぅ射く…っっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ哲朗のちんぽからは白濁
汁が噴き上がる。俺は哲朗の奥壁目がけて種汁を放った。哲朗の表情がトロンとしている。視線を俺にぶつけてきた。
「大悟お前の汁感じてんだ」
「お前のまんこちんぽに覚えさせてるんだ」
俺達は繋がったまま唇を合わせた。クイックイックイッと内壁にちんぽを擦り付ける。静かに引き抜いた。哲郎の隣に横になる。優しく抱き寄せた。激しかった男と男の雄交尾。その残響音を感じるかのように暫らくの間抱き合っていた。
「俺のまんことちんぽ刻み込めたか」
「うん刻めた」
哲郎がムクリと起き上がる。俺のちんぽをしゃぶり始めた。残り汁を拭っている。今度はウエットティッシュでちんぽを綺麗にしてくれた。
「へへ今日は俺が後処理してやった。シャワー浴びるぞ」
「哲郎……」
一緒にシャワーを浴びる。お湯が当る哲郎の浅黒いカラダが光って見えた。風呂を上がる。を締めなおした。今ベランダで二人並んでいる。哲郎がプシュッと缶ビールのプルトップを開けた。一口飲んでいる。俺に感を渡してくれた。風呂上りのビールが喉越しいい。颯々たる風の音が耳に響いてくる。満天の星空が降り注いできた。
「なぁ哲郎」
「ん、何だ」
「そら見てみろ。この前の航海の最後の晩と一緒だな」
「うんそうだな」
哲郎の唇が寄ってくる。静かに唇が触れ合った。舌が深く入ってくる。舌と舌が絡まり合った。背中に回った哲郎の腕に力が入る。逞しく穏やかな筋肉を感じた。静かに唇が離れる。痺れそうなキスだった。
「寝るか」
「うん」
俺達は寝室に戻った。ベッドに並んで横たわっている。手をギュッと握った。甘えるように顔を埋めてくる。俺だけに見せるもうひとつの顔。この上なく愛しい。唇を合わせる。舌を挿れた。舌を絡める。その舌が深く深く挿いっていった。濃厚なキッス。終わりがないように続いた。

♂をトコロテンで射かせるちんぽになりたい

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[ 2015/10/02 15:29 ] 海の男達 | TB(-) | CM(0)

海の男達⑦

 翌朝目が覚めると横には哲朗がまだスヤスヤと寝息を立てていた。その寝顔はまだあどけなさが残っている。右手には俺のちんぽをしっかりと握っていた。そっとベッドを抜け出した。シャワーを浴びて朝飯の用意をする。暫くすると哲朗が起きてきた。シャワーを浴びさせ一緒に朝飯を済ませる。御仏壇に手を合わせご両親に挨拶を済ませた。
「忘れ物ねぇな」
「うん」
「これ持ってけ」
俺は哲朗に2つのお守りを渡した。一つは神社で買ってきた物。もう一つは俺が手作りしたお守りだ。
「お守り…ありがとう」
「一つは俺の手作りだぜ。中には俺の陰毛とちんぽの写真が入ってるんだ」
「へへ…しっかり守ってくれそうだな」
「うん」
視線が交差した。瞳の奥から2つの光が見える。海の男の力強い輝きとチョッと弱々しい俺にだけ見せてくれる輝きだ。
「性処理頼むんじゃねえぞ」
「しねぇよ」
「溜った時はどうすんだ」
「DVD見ながら大悟の事思って千擦りする」
「よし……」
俺は哲朗の股間を握った。
「誰のもんだ」
「大悟のもんだよ」
「よ~し良く言った」
俺はニヤッと笑うと哲郎に目を遣った。
「じゃぁ儀式だ」
「えっ儀式って何だ」
「俺が決めた。出港日の朝の儀式だ」
哲朗を壁に押し付け俺は跪いた。
「何だよ」
「金玉の中を少しでも軽くしてやることにした」
ベルトを外しジッパーを下げる。六尺の中からちんぽと金玉を引っ張り出した。手で軽く握る。昨夜あれだけ出したのにムクムクと頭をもたげてきた。金玉袋に吸い付くと舌を這わせる。今度は1個ずつ口に含みコロコロ転がしていった。優しく金玉を握る。同時にちんぽを扱いてやった。
「う、ううんはぁはぁ」
ちんぽを舐め上げる。亀頭の割れ目に舌を転がした。
「美味ぇぜ。哲郎のちんぽ」
今度はちんぽを咥え込んだ。根元までえ咥える。喉壁でぎゅぅぎゅぅと締め付けてやった。舌をネットリと絡ませる。哲朗の手を取り俺の頭を抑えさせた。ガシガシと俺の喉を突いてくる。我慢汁が俺の口の中で拡がった。ジュポッジュポッジュポッ…ジュルッジュルッジュルッ尺八音が一時の別れを惜しむように切なくそして淫靡に轟いた。
「んぁぁぁ、んぉぉぉ、射かすぜ…んぉぉぉぉぉ」
俺は握っていた金玉を軽く握った。
「あぁぁぁぁぁぁぁいっ射くっっっ」
俺の喉まんこに打ち付けられた。ちんぽが解き放たれる。ゴックンと喉を鳴らしながら俺は呑み込んだ。濃密な汁が喉を通る。体内へと流れていった。
「大悟…」
俺はまた哲郎のちんぽを咥える。残り汁を舐め摂った。哲郎のちんぽが口から放れる。ウエットティッシュで綺麗に拭ってやった。
俺は立ち上がる。哲郎の口を唇で塞いだ。甘く切ない…濃密なキス。本当はずっとこうしていたかった。
「さ、儀式は終わったぜ。行こうか」
「うん」
俺達は家を後にした。車で港へと向かっている。助手席には哲郎が悟朗を抱いていた。どこの家庭でもありそうな風景。だが俺は最高な幸福感を感じていた。
「なぁ大悟、愛してるよ」
「うん俺も愛してる」
キュンキュンキュン…哲朗に抱かれていた悟朗が吠えた。
「悟朗も愛してるよ」
「俺もだ悟朗愛してるよ。一緒に哲朗の帰り待ってような」
クーンクーンクーンと甘えた声で鳴いた。港に着くと乗組員と見送りの人達でごった返している。山さんと内村さんが寄ってきた。
「おお元気か……」
山さんが声にする。
「バリバリ元気っすよ」
哲朗の勇健な声で言った。
「やり過ぎてクタクタになってんじゃねぇのか。新婚さんだしよ。菅ぁお前のことだ。夕べはいっぺぇしたんだろ。4箇月やれないからってよ。何発したんだ」
「何バカな事言ってんすか?ったくもう……」
図星のことを言われ哲朗の声ば微妙に弱かった。俺は首を傾げる。指折り数えてみた。
「どうした。吉家」
山さんが俺を見てきた。
「多分少なくても5発はしたような気がするっす」
「大悟余計なこというんじゃねぇ」
「今朝の俺の口ん中での1発は確実なんすけどね」
俺は言葉を続けた。
「だ、大悟。バカたれ。俺達の性生活ばらすんじゃねぇ」
「5発かよ。それに朝1発」
山さんが飽きれたような表情を浮かべている。内村さんがクスリと笑っていた。
「おっ犬飼ったのか」
内村さんが悟郎を見ている。優しい目をしていた。
「ハイ長男の悟朗っす」
哲朗が嬉しそうに声を上げた。。
「悟朗…お世話になったおじちゃん達だぞ。挨拶しろよ」
キュンキュンキュンと甘く吠える。内村さんと山さんをつぶらな瞳で見ていた。
「吉家…また世話になりてぇな」
山さんが卑猥に言った。
「ハイハイハイ俺も世話になりてぇ」
内村さんが手を挙げながら声にする。朴訥な男がはしゃいでいた。
「駄目っすよ。俺のもんすからね」
意表を付く2人の言葉に哲朗は素っ頓狂な声をあげる。2人は顔を綻ばせた。哲郎が目配せしてくる。少し先に船長と機関長、料理長が居た。
「じゃぁこいつのこと宜しくお願いします」
「おお任せとけ」
山さんが声にする。内村さんが隣でにっこり微笑んでいた。
「こいつの事宜しくお願いします」
俺はペコリと頭を下げた。
「おお任せとけ」
船長が豪快な声を上げる。
「吉家…お前の後釜も決まったぞ」
料理長の声が明るく響いた。
「えっそっすか。良かったすね」
「大事な事だからな」
機関長がポツリと声にした。
「性処理係っすか?」
「うんそうだ。人間の三大欲ってな睡眠欲、食欲、性欲なんだ。それを充たしてやらねぇとストレスが溜まる。この船は狭いながらも全員個室でゆっくり眠れる。シャワーもいつでも浴びられる。料理は小宮がその腕を振るってくれる。後は性処理だ。性処理してくれる奴が居た方が良いに決まってる。ストレス溜まらないようにしてやるのが俺の仕事のひとつだからな。この前はお前が美味いもん作ったり性処理やってくれたから大漁に繋がったんだぞ」
船長が言い放った。
「そうっすか?そう言って貰えると嬉しいっす」
「船長の性処理係としての適性見抜く眼力はずば抜けてるよな。今迄断った奴いないもんな」
料理長の声が明るく聞こえた。
「面接の時何となく判るんだよな」
「それで取り敢えず船に乗せちまってから話切り出すんだよな。それでも後でトラブルにもなってないしな。凄腕だよな」
料理長が言った。
「稼げる話だし人の為になる事からな。それになぁ面接の時やんわりとだけど言ってるんだぜ。他の業務も有るけどそれは追々相談させてもらいながら決めるからってな。なぁ…吉家」
「良く覚えて無いっすけどそうだったかも知れないっすね。何れにしても最初戸惑ったけどやって良かったと思ってますよ。哲朗ともこうなれた訳っすっからね。なぁ哲朗」
「う、うん」
哲朗の耳たぶが真っ赤になっていた。
「おぉっあちぃなぁノロケかよ」
機関長のおどけた声を上げていた。
「あっこれ差し入れっす。チョコパイとフルーツタルト作ったんで皆さんで食べてくださいね」
包みを船長に差し出した。
「おっ済まんな。お前のデザート評判良かったからなみんな喜ぶぜ」
「こいつのデザートは俺以上ですからね」
料理長にそう言われるとヤッパ凄ぇ嬉しい。
「菅イイ嫁さん…ん?婿さん……ん?……何か判んねぇけどイイ奴と巡りあったな。料理も美味い。ケーキも作れる。そして床上手だしな」
船長の声が優しく響いた。
「船長床上手は余計っすよ」
俺が言った。
「そんな事ねぇぞ。お前のケツはまんこよりもイイって評判だったし尺八もちんぽの触り方も歴代の性処理係の中でも郡を抜いてるってみんな言ってるぞ。勿論俺ももそう思ってる。だから今迄性処理頼まなかった奴らもやって貰ったんだぜ。なぁ小宮」
「うん俺もお前の評判聞いて行ってみたけど評判通りだったな。それに後処理も丁寧にやってくれたからな。女でも中々しねぇぞ」
「何かやりたくなってきたな」
機関長が卑猥な声を上げた。
「俺もだ」
料理長が言った。
「俺もだ。やべぇ勃ってきたぜ」
船長の声に淫猥さが含まれている。
「駄目っす…駄目っす…」
哲朗が手を広げ3人から俺を防御した。
「ハハハ…冗談だぜ」
機関長か高笑いしながら声にする。悟朗がキュンと鳴き声を上げた。
「長男の悟朗っすよ」
俺が嬉しそうに声にする。
「抱かせろよ」
悟朗のリードを外すと船長に渡した。悟郎が抱かれている。クーンクーンと鳴き声を上げるとペロペロと頬っぺたを舐めていた。
「可愛いなぁ」
「悟朗…俺の初めての人だぜ。でもなそのお蔭でお前のもう1人の父さんと一緒になれたんだからな」
「吉家余計な事言うな…それより今度航海終わったら俺と不倫しねぇか」
俺のケツをそっと撫でた。
「だ、駄目っすよ。俺の者っすから」
和やか雰囲気、朗笑する男達。そんな中哲朗に目を遣る。顔は笑っていたけど目は笑っていなかった。表情も何気に翳ってた。
「あっ船長すんません。チョッとこいつに用があるんで、すぐ戻ってきます」
哲朗に目を遣る。視線の奥から哀歓漂う光が見えた。
「チョッと来い」
「何だよ」
俺は人気のない方へ哲郎を連れて行った。
「何でそんな暗い顔してんだよ。これから船乗るんだぜ。そんな状態でどうする」
「暗かねぇよ」
哲朗はふて腐れたように声にした。
「俺の目は誤魔化されねぇぞ」
ジッと哲朗の目を見る。瞳の奥から微かだがくすみが見えた。
「みんな大悟とやりたいって言うしよ」
「冗談に決まってるだろ」
「そんなの判ってる。でも大悟淫乱だからあんなにもててる大悟見たら俺がいない間に浮気してそんで最悪いなくなってるんじゃないかなって気したんだよ」
「確かに俺は淫乱だ。でもそんな事する訳ねぇだろ。バカたれ。それに悟郎もいるんだぞ」
コツンとグーで頭を小突いた。
「別れた女房もそうだった」
「一緒にするな」
「しねぇとは思ってる。だけど心配になったんだよ」
「しねぇよ。俺にはもうお前しかいないんだからな。心配するな。その為にDVDに動画一杯焼いたんだろ。溜まったらそれ見て千擦り扱くんだろ」
「うん」
俺は哲朗の手をとって股間に導いた。
「誰のもんだ」
「俺のもんだ」
「お前のものを使っていいのは俺の右手だけだろ」
「うん」
今度は左胸に手を誘導した。
「ここもお前のもんだぜ」
「うん判ってる」
「指輪に何て刻印してあるんだ」
「Yours Forever」
「永遠にお前のものってことだよな」
「うん」
「俺だって一緒に居たいんだぜ」
「うん」
もう一度哲朗の左手を取る。俺の左胸に当て右手を股間に当てさせた。
「今、気ぃ送るからな」
「うん」
「こっち向け」
「うん」
俺は唇を寄せていった。哲朗から唇を合わせてくる。短いちょっと切ないキス。哲朗の男の薫りが俺を包んでくれる。哲朗の目から涙が一滴伝っていた。
「涙は禁物だぜ」
俺は舌で拭ってやった。
「大丈夫だな…哲朗」
「うん…お前達の為にも頑張ってくるぜ」
「うん…悟朗と一緒に待ってるからな」
「大悟…」
「ん、何だ」
「お前強いな。そして暖っけぇ。また好きになった」
いつもの明るい哲朗に戻っていた。
「俺お前を信じてるしお前もそうだと思ってる。式も挙げたし指輪も交換した。結婚証明書はあるけど法的効力は一切ないだろ。だからだ」
哲朗をじっと見る。そして言葉を続けた。
「お前が望むなら俺は籍入れてもいいぞ」
「えっ……」
「婚姻は無理だけど養子縁組みは出来るからな」
「う、うん」
突然の俺の言葉に戸惑いの表情を浮かべている。直ぐ様戻った。目の奥から光輝が放たれている。真っ直ぐに俺を見てきた。
「大悟……」
「ん、何だ」
「何でもねぇ。早く行こうぜ」
俺達は船長達の所へ戻った。
「菅…吉家に抜いてもらってたのか」
船長が隠微に声にした。
「ヘヘッ実は……嘘っす。嘘っす。家のことでちょっと聞かれただけっす」
哲朗が明るく応える。船長の顔付きが変わった。
「おーいみんな集まれ。吉家じゃあな」
「ハイ」
少し先の方でミーティングが始まっている。新しい処理係が紹介されていた。年は俺より少し若く見える。筋肉質の男だった。出港の時間が迫っている。少し張り詰めた空気になった。
「おおそうだな。みんな行くぞ」
船長が声を張り上げた。
「いってらっしゃい…」
俺は明るく元気に声を掛けた。
「ほら悟朗も…ご挨拶しろよ」
キュンキュンキュン…キュンキュンキュン
船が汽笛を鳴らした。晩夏の青空が広がっている。
空 (2)
哲郎を乗せた船が出港。俺と悟朗は家族としてそれを見送った。
「悟朗、これから日中は独りになるぞ。大丈夫かぁ」
クーンクーンクーンと可愛い悟朗の哭き声。抱き上げギュッと抱きしめる。ぺろぺろ俺の頬を舐めてきた。スマホがメール着信を知らせる。哲郎からだ。
”入籍してぇ”
”了解”俺は返信した。はにかみながらメールを打っている哲朗の顔が浮かんでくる。航海終了後俺達は入籍した。表札を吉家哲朗、大悟、悟朗に記されている。俺、哲朗、悟朗、大切な家族。これからもずっと……あれから2回の航海を終えた。俺は会社にも慣れ3級だけど無線の資格も取得。これから2級、1級と目指していこうと思っている。多分俺は性処理メインで船に乗せられた。料理の腕はは副産物だと思っている。小宮料理長がいるからだ。簡単な手伝いだけで済むと思っている。でも其れが縁で哲郎と連れ合いになれた。そして就活に苦しみぬいた俺が今総務課員として働いている。この縁を大切にしていきたい。俺が充幸漁業に入社してから20ヶ月が経とうとしている。”ただ今”キュンキュンキュン悟郎が駆け寄ってきた。

嘘が付けない哲郎。ある日聞いてみた。
「性処理して貰ったか」
俺が視線をぶつける。瞳の奥が微かに翳った。
「う、うんして貰った。御免な」
哲郎は素直に白状した。こんなこともある。前回の航海が終わって数日経った時のことだ。一戦を終え抱き合っている。チョッと鎌を掛けてみた。
「なぁ哲朗、俺のまんこと性処理係のまんこどっちがいい?」
「そりゃぁ勿論大悟の方だぜ」
しゃべった後”シマッタ”と言う表情を浮かべていた。こうして毎回俺に陰毛剃られてる。本音を言うと男だから溜まる物は溜まる。性処理位して貰っても構わない。必ず俺の所に帰ってくるんだから……明日今回の航海が終え帰港する。目を瞑ると哲郎の顔が浮かんできた。俺のまんことちんこが疼いてくる。キュンキュンキュン…悟朗がじゃれてきた。哲朗が明日帰ってくるのが判ってるかのように…季節は秋。爽やかな風が窓から入ってくる。次の出港まで1箇月。いっぱい新たな歴史を刻みたい。紅葉狩りにでも行こうと思っている。俺と哲郎と大悟とで……

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[ 2015/10/02 14:56 ] 海の男達 | TB(-) | CM(0)