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ジョンホの願い⑥

 今日は七夕。ジョンホと天の川を見に行く約束をした。時刻は5時半を少し回っている。待ち合わせの6時には少し早かった。待ち合わせ場所は駅前のショッピングセンターフードコート。ホールをぶらぶらしていると笹飾りが有った。多くの短冊がぶら下がっている。俺は3枚の短冊が気になった。
理学療法士になりたい。日本語能力検定に受かりますように……。大好きなNOさん、良くしてくれるけどちょっと不安なんだ。国も違うしNOさんの気持ちも判らない。この不安が取れたら嬉しいな。筆跡は皆一緒だ。これを書いたのは多分ジョンホ。確かに俺は付き合おうとも好きだとも言ってなかった。今夜言おう。俺はジョンホをこんな気持ちにさせたことを深く反省した。今待ち合わせ場所のフードコートでお茶を飲んでいる。時間通りの6時にジョンホは現れた。着ている浴衣が良く似合っている。一層可愛く見えた。「よぉ浴衣良く似合ってるな」
「宣政さんこそ素敵っすよ」
「飯喰っちまおうぜ」
「うん」
俺はラーメンとおにぎり、ジョンホは天ぷらそばとお稲荷さんを頼んだ。今テーブルを挟み向かい合って座っている。ジョンホが美味そうにそばを食べていた。
「お前は麺類も日本のものが良いんだな」
「うん日本そば好きっす」
ジョンホがお稲荷さんを食べている。俺に視線をぶつけてきた。
「宣政さんのお稲荷しゃぶりたいっす」
「バカな事言ってねぇでとっとと食えよ」
「は~い」
食事を済ませる。俺達は電車に乗り込んだ。俺達は並んで座る。浴衣を纏った俺とジョンホ。2人を乗せた電車が動き出した。
「曇ってるけど天の川見れる所あるの」
「あぁ有るよ。楽しみにしてろよ」
「うん」
車中ジョンホははしゃいだ。満面に笑みを浮かべる。話す言葉が弾んでいた。電車を乗り継ぎ1時間余り経過する。電車がホームに入った。駅を出ると生暖かい風に包まれる。目的地の電波塔に着いた。エレベーターて展望台に昇る。夏の青い夜空が広がっていた。
「凄ぇ。綺麗だ」
天の川が流れている。時折流星が流れてきた。
「あっ織姫と彦星だ」
ジョンホが声を上げる。韓国でも七夕はあると言う。だか笹飾りも七夕祭りは無いらしい。織姫とか彦星の事は中国から伝っていたみたいだ。俺達は更に上に昇る。眼下に都会の夜景が広がっていた。
「綺麗だな」
「うん」
俺の声にジョンホが応えた。
「なぁお前短冊に願い事を書いた事あるのか」
「な、無いっす」
ジョンホの声が微かに上擦っていた。
「本当は有るんだろ。お前っぽいの見つけたんでけどな。あのショッピングセンターでさ。NOさんって俺のことか……」
ジョンホが頷く。俺を真っ直ぐに見てくる。瞳の奥から直向きな光が見えた。
「ジョンホ、好きだ。恋人として付き合ってくれ」
俺はジョンホの耳元で囁いた。ジョンホが首を縦に振る。目が少し濡れていた。
「不安取れたか」
「うん」
俺の声にジョンホは応えた。
「此処色んな施設あるけど寄ってくか」
ジョンホは首を大きく横に振った。
「早く帰ってしたいっす」
「そうかぁ。じゃぁ行くぞ」
「うん」
俺達はエレベーター乗り場へと向った。今ショップで買ったソフトクリームを頬張りながら駅に向っている。時折ジョンホの手が触れてきた。俺達を乗せた電車が動き始める。隣に座るジョンホ。穏やかな表情を浮かべていた。さり気無くジョンホの手を握る。静かに握り返してきた。俺の肩に頭を乗せてくる。仄かな男の薫りに包まれた。勉強にバイト。疲れているのか微かな寝息が聞える。俺達を乗せた電車がホームに入った。
「着いたぜ」
「あっうん」
俺の声にジョンホが応える。俺達は駅を出た。街燈が妖しい光を放っている。
夜 (10)
俺達は家路を急いだ。マンションのドアを開ける。中に入った。
「シャワー浴びちまうか」
「うん」
脱衣所で浴衣を脱ぎ、を解いた。晒されたジョンホのガタイ。うっすらと汗が滲んでいる。其々シャワーを浴びた。ジョンホが後から抱き付いてくる。ケツタブにちんぽを擦り付けてきた。後から腕を回される。ちんぽを握られた。俺のちんぽがグイッグイッグイッと勃ち上がる。一気に硬くなってきた。
「我慢出来ねぇ」
「風呂上がったらやってやるからな。ちょっと待てよ」
俺は振り向いた。ジョンホが口を尖らせている。目が昂ぶりを見せていた。
「今したいっす」
「判ったぜ」
俺はジョンホを抱き寄せる。2本のちんぽを重ね持った。ゴシゴシ扱き始める。クチュックチュックチュッと卑猥な音が浴室に響いた。俺はジョンホの乳首を指で擦る。ジョンホも俺の乳首を弄ってきた。唇を寄せていく。ジョンホの方から合わせてきた。舌が入ってくる。俺達は絡め合った。亀頭同士がぶつかる。勃起の熱が伝ってきた。唇が離れる。俺は2本のちんぽ扱き立てた。
「あぁぁんぁ気持ちいい」
「俺もいいぜ。お前も扱けよ」
俺はジョンホに2本のちんぽを握らせる。俺は4つの金玉を捏ね繰り合わせた。
「んくぅ気持ちいい。んぁぁ射きそうっす」
「俺もだぜ。一緒に射かせるぜ」
ジョンホの声に俺は応える。ジョンホが頷いた。
「あぁぁんぁ射ぐ。宣政さん……あぁぁあぁ射く。うぉぉあぁ射ぐ」
「あぁぁあぁ射く。あぁぁんぉジョンホ射ぐ。うぁぁあぁぁぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
俺達は其々名前を叫びながらオス汁を撃ち放った。2本のちんぽから白濁汁が舞い上がる。空中で絡みながら床に落ちてきた。ジョンホを抱き寄せる。軽くキスをした。
「上がるぞ」
「うん」
俺の声にジョンホが応える。を締め込んだ。部屋着を羽織る。俺達は浴室を後にした。

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[ 2016/07/09 17:31 ] ジョンホの願い | TB(-) | CM(0)

ジョンホの願い⑦

 リビングのソファーに並んで座っている。冷たいビールで火照ったカラダを潤した。
「あっ兄貴……」
「えっ」
「駄目……」
「構わねぇぜ」
ジョンホがしがみ付いてくる。俺は優しく抱き締めた。
「続きやるか」
「うん」
俺の声にジョンホが呟いた。ジョンホの手を引く。俺は寝室のドアを開けた。灯りと燈すと隠微に室内が照らされる。ジョンホが抱きついてきた。股間を擦り付けてくる。さっき出したばかりのジョンホのちんぽは既に息衝いていた。静かにカラダが離れる。俺達は着ているものをバサバサ脱いだ。露呈された2本のちんぽ。天を仰いでいた。ジョンホが俺の足許に跪く。ちんぽを軽く握られる。金玉がジョンホの口に含まれた。今度はちんぽをジュルジュル幾度となく舐め上げられる。亀頭が唇で挟まれた。俺のちんぽがゆっくりと呑み込まれる。舌が俺のちんぽに絡んできた。俺の手が伸びる。乳首を優しく掻き撫でた。
乳首 (4)
今度は指の甲で掻き上げる。ジョンホのカラダがビクンと震えた。ちんぽが放たれる。俺はジョンホを抱き起こした。唇を寄せていく。静かに触れ合うと俺は舌をこじ挿れる。俺達は舌を絡め合った。俺の舌がくまなくジョンホの口の中を這いまわる。同時にジョンホのちんぽを握った。男の血潮が伝ってくる。静かに唇が離れた。
「こんなに腫らしてよぉ。今楽にしてやるからな」
床に落ちてる2本の。仲睦まじく絡み合っている。俺はジョンホをベッドに押し倒した。ジョンホに覆い被さる。ちんぽを擦り付けた。
「あぁぁ堪んねぇ。兄貴のちんぽ熱いよ」
2本のちんぽを重ねる。ゴシゴシ扱き立てた。
「あぁぁんぁ気持ちいい」
俺のカラダが下にずれる。ジョンホの金玉を舐め上げた。今度はジョンホのちんぽを咥える。舌を執拗に絡ませた。同時にジョンホの穴口に指を這わせる。ジョンホのカラダが微動した。ジョンホの両脚を抱え上げる。穴口をジュルジュル舐め上げた。
「あぁぁんぁ気持ちいい」
穴口を両親指で広げる。尖らせた舌を中に突き挿れた。
「あぁぁんぁいい。堪んねぇ」
「欲しくなってきたみてぇだな」
「ほっ欲しいっす」
ローションを穴の回りと内壁に丹念に塗り込める。指を中に挿れた。内壁を掻き撫でる。ジョンホのカラダがガクガク震えた。
「あぁぁんぁやっべぇ。んくっやべぇ」
ジョンホのカラダが左右に捩れた。俺は自分のちんぽにローションを塗り込める。ジョンホの脚を抱え直すと穴口にちんぽを宛がった。
「挿れるぜ」
「うん」
俺の声にジョンホが応える。俺の腰に力が籠もった。ちんぽが呑み込まれ始める。ジョンホの内壁が俺のちんぽに纏わり付いてきた。俺のちんぽが吸い込まれる。一気に根元迄埋没した。
「あぁぁ凄ぇ。奥まで入ってる。堪んねぇ」
天を衝くジョンホのちんぽ。尖端は我慢汁で濡れそぼっていた。俺の腰が突動する。ちんぽがジョンホの中をまい進した。
「あぁぁんぁやべぇ。んぁんぁんぁ其処やべぇ」
「どうやべぇんだ」
「いっいつもと違うんだ。んぁぁんぉ」
俺は激しく突きこんだ。亀頭が奥壁を抉る。ジョンホのカラダが仰け反った。
「あぁぁんぉ洩れる。あぁぁんぁ洩れる」
ドビュッドロッドロッドロッジョンホのちんぽから白濁汁が洩れている。漆黒の陰毛を白く染めていた。
「凄ぇ。トコロテンしたぜ」
俺の腰が猛動する。ちんぽがジョンホの中を疾駆した。ジュグッジュグッジュグッ…ヌチャッヌチャッヌチャッ結合部から昂ぶった音が鳴り渡る。突き込みながらジョンホの乳首を撫で捲くった。
「あぁぁ駄目ぇ気持ち良過ぎる。あぁぁあぁやべぇ。おまんこ圧迫される」
ビシャービシャービシャーションベンでも我慢汁でもない液体がジョンホのちんぽから吹き上がった。
「凄ぇ。今度は潮吹いた。上がるぜ」
俺の腰が烈動する。ちんぽがジョンホの中を爆進した。
「あぁぁまた洩れる。あぁぁ洩れる」
ビシャービシャービシャーまたジョンホは潮を吹く。カラダの上に潮が溜まっている。表情が虚ろになっていた。突き込みながら俺はジョンホのちんぽを握る。激しく扱きたてた。
「あぁぁあぁもっと突いてぇ兄貴ぃもっと激しくぅ」
「判ったぜ。突きまくってやるからな」
俺の腰の動きに拍車が掛かる。ジョンホの内壁がぎゅうっと収縮してきた。
「んくぅ締まるぜ」
「あぁぁんぁ。んくっんくっんくっ、射っちゃう。んぁんぁんぁやべぇ」
ちんぽとまんこの粘膜同士が交差する。突き込みながら俺はジョンホのちんぽを扱き捲くった。
「あぁぁあぁ射ぐ。んぁぁぁあぅ射く。あぁぁぁんぉぉ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッジョンホは男の乳白色の飛沫をを吹き上げる。その飛沫が中を舞いジョンホのカラダの上に落ちてきた。
「俺も射かすぞ。種仕込むからな。俺のガキ孕めよ」
ジョンホの首が縦に振られる。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。
「あぁぁんぁ射ぐ。うぁぁうぉぉ射く。あぁあぁあぁ射くっ」
俺はジョンホの雄膣目掛けて男の汁を撃ち付ける。ジョンホの内壁がちんぽに纏わり付いてきた。内壁にちんぽを擦り付ける。静かにちんぽを引き抜いた。ジョンホの隣に横になる。ジョンホのカラダが下にずれた。俺のちんぽを咥えてる。舌がネットリ絡んできた。ジョンホが俺の上に圧し掛かってくる。唇が寄ってきた。軽く触れ合うと舌が入ってくる。俺達は舌を絡め合った。ジョンホの鼓動が伝ってくる。静かに唇が離れた。激しかった男と男の雄交尾。その余韻を感じるかのように暫らくの間俺達は抱き合っていた。荒かった呼吸が穏やかになっている。俺はジョンホに目を遣った。
「凄ぇ良かったぜ」
「俺もっす」
俺の声にジョンホが応える。柔和な表情を浮かべていた。
「トコロテンするし、潮迄吹いたもんな」
「こいつのせいだろ」
俺のちんぽが握られた。軽く唇を合わせる。唇が離れるとまたキスをした。一緒にシャワーを浴びる。着衣を整えるとベランダに出た。
「あっ天の川見える」
「ホントだな」
ジョンホの声に俺は応える。空から雲が消えていた。
「ねぇ兄貴俺が織姫で兄貴が彦星っすか。それとも……」
「どっちも違うぜ。彦星と織姫は七夕にしか会えねぇだろ。俺達は何時でも逢えるんだからな」
視線が交差する。軽くキスをした。ひとつの思いが脳裡を過ぎる。俺はこいつに手を貸したかった。
「なぁジョンホ。バイト無い日はうちに来いよ。ここで勉強すればいいだろ。飯は俺が作ってやるからさ。家事に取られる時間勉強に費やせよ。それに俺職種は違うけどリハビリセンターで働いてたろ。多少は役に立つと思うぜ」
「えっいいの」
ジョンホと視線がぶつかる。瞳の奥から眩い光が夜目にも見えた。
「あぁいい。お前の短冊の願いを叶える手助けをしたいからさ。ここからでも充分大学に通えるだろ」
「うん嬉しいっす」
「お前原付の免許持ってるのか」
「うん、有るよ」
「じゃぁ古いけど俺のバイク乗っていいぜ。運転には注意しろよ」
ジョンホが真っ直ぐに俺を見てくる。途轍もなく一途な表情を浮かべていた。
「兄貴、何でそんなに俺に良くしてくれるの」
「お前を愛してるからに決まってるだろ」
「兄貴、俺も愛してる」
ジョンホを抱き寄せる。視線が眩しく交差した。唇を寄せていく。軽く触れ合った。髭と髭が交差する。舌を深く挿れ、絡め合った。背中に回した腕に力が籠もる。カラダが蕩けそうになった。静かに唇が離れる。ちょびっと切なく永いキッスが終わった。
「来年の七夕には一緒に短冊ぶら下げようぜ」
「うん」
俺の言葉にジョンホが応える。顔付きが少し火照って見えた。
「兄貴、もう1回して貰っていい」
「足らんのか」
「うん」
「判った。今夜は泊まってけよ。明日俺昼から勤務だから朝送ってくよ。それとも俺のバイクで行くか」
「少しでも一緒に居たいから送って欲しいっす」
「判ったぜ」
出逢って20日足らずの俺とジョンホ。これからどうなるのかはまだ判らない。だが俺の奥深い所にジョンホは棲み始めている。大学4年のジョンホ。来年理学療法士の試験を受ける予定だ。少しでもこいつの力になりたいと思っている。可愛く逞しい男ジョンホ、時折見せる素顔。そのどれもが好きだ。窓を開ける。梅雨冷の少し冷たい風が心地好く肌を撫でてきた。

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[ 2016/07/09 17:23 ] ジョンホの願い | TB(-) | CM(0)