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枕営業⑤

 瀧本と何度もご飯に行った。その後は当然の如く肌を重ねる。何時しか瀧本は本音をぶつけてくるようになった。瀧本の心は病んでる。重たい悩みを抱えていた。それは離婚。妻、彩夏との訣別する事を深慮している。瀧本と彩夏が付き合い出したのは2年前と言う。彩夏が毎田住器に中途入社して間もない頃だ。彩夏は瀧本に積極的に接触してきたらしい。2人は交際するようになった。そして結婚。交際期間僅か半年の事だと聞いた。瀧本は交際中に彩夏の本性を見抜けなかったと言って頭を抱えている。結婚後少しずつ本性を現し始めたと言う。荒い気性、繰り返すモラスハラスメント。そんな家庭環境の中で円満な夫婦生活なんて難しい。現に1年位前からセックレスになってるみたいだ。
「処理どうしてたんだ」
「もっぱら千擦りっすよ。今は社長いるから……」瀧本は少し顔を赤らめてる。
「あいつさ……」
更に言葉を続けた。自分がとった行動が明らかに間違っていても非を認めないと言う。肉食系の女彩夏。今男の影も見え始めたと言う。あの一件を見ただけでも充分頷けた。
「俺さ、離婚に踏み切ろうと思うんだ」瀧本がぼそっと声にする。
「その方がいいかもな」
「離婚が決まるまで俺、仕事以外で社長に逢うの止めにする」
瀧本が真っ直ぐに見てくる。その眼差しは真剣そのものだった。
「判った」
季節は流れ冬から早春を迎えた。朝起きるとメールが着信している。瀧本からだ。
”今日逢いたいっす。いきなりだけど……無理っすか”
”判った。3時過ぎに空くからお茶でも飲もうぜ。来れるか”
”大丈夫っす”
現場近くの喫茶店で待ち合わせた。ダークなスーツを身に纏い窓際の席に瀧本が座っている。
俺は瀧本の向かい側に座った。
「久しぶりだな」
「ハイ」
仕事では何度か会ってる。その時の表情は暗かった。今その翳りは微塵もない。それどころかやけに明るく見えた。
「社長、俺離婚した。かなりドロドロしたっすけどね。昨日届を出してきたんだ」
「良かったな」左薬指に嵌められてた指輪が無い。瀧本はコップに入った水をゴクゴクと飲み干した。
「ありがとございました」
「俺は何もしてねぇぞ」
「そんなこと無いっす。一拝元気貰いましたから……」
視線が交差する。瞳の奥から健気な光が放たれていた。
「それに……」
「えっ…」
「社長のことすっ、好きだって気付いたんだ。駄目っすか」
今度は俺のコップを掴むと水をゴクンと飲んでいる。
「駄目な訳ねぇだろ。俺もお前のこと好きだぜ」
「良かった」
「ちゃんと付き合うか。恋人としてな」
「うん」
瀧本は今まで見せたことのない笑顔を浮かべている。
「ホッとしたらやりたくなっちゃった。社長しよう」
「やるか……それに2人の時は社長とは呼ぶな。祐一でいいからな」
「ハイ、祐一さん。俺の事は凱斗って呼び捨てて欲しいっす」
「ああ判った。凱斗車で来てるんだよな」
「うん」
「じゃぁ行くぞ」
凱斗の顔がコクリと縦に動いた。瀧本の車に乗り込む。運転するのは俺だ。
「何処行くんすか」
「へへ、いい所だ」
車が動き始める。5分程で着いたのは大きな河川の駐車場だ。
「ここは平日のこの時間だとかなり空いてるんだ」
「うん、ガランとしてるもんな」
一番奥に車を停める。俺達は座席のシートを倒した。
「凱斗、逢いたかったぞ」
「俺もっす」
ぎゅっと抱き締める。凱斗は俺に抱き付いてきた。唇を寄せていく。静かに触れ合う。仄かに男の薫り漂ってきた。唇を割り舌を挿れる凱斗の舌が絡んでくる。キスしながら股間を弄りあった。凱斗のちんぽが膨らんでくる。俺のちんぽにも血液が集まり始めた。
「祐一さんのちんぽデカくなってきたぜ」
ベルトが外されジッパーを下げられる。前袋が握られた。
前袋 (4)
グイッグイッグイッと俺のちんぽは角度を上げる。ちんぽが引っ張り出された。先っぽに親指の腹が這ってくる。
「凄ぇ…汁でビショビショだぜ」
凱斗は自分ベルトを外しジッパーを下げた。
「お前もにしたのか」
「うん、祐一さんと一緒にしたかったから……」その視線は健気に見えた。
凱斗は前袋からちんぽを引っ張りだすと俺の上に重なってくる。ちんぽ同士が触れ合った。
兜合わせっていうんすよね」
「ああ……」
凱斗の腰がくいくい動く。裏筋が凱斗のちんぽでなぞられた。
「ゆ、祐一さんの兜堪んねぇ」
「お前の兜もいいぜ」
2本ののちんぽから溢れた汁が絡まる。クチュクチュ卑猥な音を響かせた。凱斗は2人のちんぽを併せ持つ。激しく扱き始めた。
「あぁぁんぁ、いぃ、いいよぉ」
「俺もいいぜ」
凱斗は自分の2本のちんぽを捏ねくり扱く。同時に4つの金玉を擦り合わせた。
「くっそー。気持ちいいぜ」
「おっ俺もいっす。祐一さんのちんぽ熱くて堪らん」
凱斗の顔が朱に染まってきた。顔付きは切なげに歪んでる。凱斗の頭の後ろに手を回した。ぐいっと抱き寄せる。唇が触れ合うと凱斗の舌が挿いってきた。絡まり合う舌と舌。擦れ合う亀頭と亀頭。凱斗のカラダがブルブル震えた。
「祐一さん、お、俺……」
「いいぞ。射けよ」
「あぁぁんぁいっ、射く、射ぐっっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ…凱斗は白濁汁を撒き散らした。
「おっ俺も…射ぐ…あぁぁぁぁぁ射く…」
ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は男の汁を噴きだした。
「祐一さん……」
ドッサリと俺の上に倒れ込んできた。
「気持ち良かったか」
「うん」
逞しいカラダが絡んでくる。ギュッと抱き締めた。
「さぁ戻るぞ」
「えっ……」
凱斗が不満気な声を上げた。
「仕方ねぇだろ。仕事中なんだからな。続きは夜だ。都合悪いのか」
「そんなことねぇっす」
車が動き始めた。

ビンビンのちんこに成りたいっす

猛牛

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極 竹内優

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[ 2015/03/22 13:24 ] 枕営業 | TB(-) | CM(0)

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