2ntブログ















俺達の旅④

宿に戻った。今部屋でまったりと寛いでいる。空が茜色から星空へと変わった。
「兄貴、露天行こうぜ」
「あっいいな」
脱衣所で浴衣を脱ぎ、褌を解いた。中に入るとちらほらと入浴客がいる。父親と息子、仲間同士、其々がお湯を楽しんでいた。俺と兄貴も浴槽に並んで浸かっている。優しいお湯が旅の疲れを癒してくれた。
「なぁ寛太、来て良かったな」
「うん、良かった」
「あのな……」
「えっ……」
「いや、何でもねぇ。飯行くぞ」
真っ新な褌を締め込んだ。浴衣を羽織る。今日のために俺は生地を染めた。紺地に白い2つの木札が絡まっている。木札には将隆、寛太と記した。カラダも心も永久に兄貴と絡まっていたい。そんな気持ちから染めた。その生地で縫った褌を今締めている。特別の感覚が湧き起ってきた。俺達は2階の和食処に向かっている。重厚な佇まいの店が俺達を向かい入れてくれた。大人の雰囲気の落ち着いた店。奥の座席に陣取った。ジョッキビールが運ばててくる。兄貴と視線が交差した。
「寛太、今までありがとな。そんでこれからも宜しくな」
「ハイ、父ちゃん」
「バカヤロ。そう呼ぶなって言ってるだろ。4つしか違わねぇんだからな」
「ハーイ」
ジョッキがカチンと触れあった。海の幸満載の料理が次々と運ばれてくる。料理を喰らい酒を飲んだ。仕事に暮らし、そして出掛けた数々の場所。俺たちは今までの思い出を語りあった。
「あの時さぁ……」
「あっ思い出したぜ。絶対おかしいよな」
胃袋が満足した俺達は部屋に戻った。テーブルを挟み向かい合って座る。兄貴が直向きな視線を送ってきた。
「これから結婚1周年の儀式を執り行う」
「えっ……」
2つの湯呑に日本酒が注がれる。紫色の布地が敷かれた。小さな箱が開けられる。中から現れたのは2つの重厚なコックリング。それが布地の上に並べられた。
「脱げよ」
「うん」
晒された2人のガタイ。微かに昂ぶっている。俺達はリングを着けあった。
「2度目のリング交換だな」
「うん」
兄貴の感嘆げな声に俺は応えた。
「改めてこれからも宜しく」
「俺のほうこそ宜しくっす」
向かい合って立っている。湯呑を手に持った。カチンと触れ合わせる。一気に飲み込んだ。兄貴のちんぽがグイッグイッと角度を上げる。俺のちんぽも天を衝いた。ベッドの上に向かい合って座る。じりじりと2人の距離が縮まった。毛深い脚同士が交差する。兄貴の腕が俺の背中に回ってきた。唇が寄ってくる。兄貴の熱い吐息を感じた。
「寛太……」
唇が重なると舌が挿いってきた。口の中の至るところを兄貴の舌が這ってくる。切ない感覚が湧き上がってきた。舌を絡ませ合いながらきつく抱きしめられる。2本の勃起が触れあった。唇がふっと離れる。今度は首筋を舐め上げられた。ビクンビクンとカラダが震える。指が乳首に這ってきた。指腹がクリクリ撫でてくる。今度は指の甲で掻き上げられた。
「あぁぁんぉ、あっ」
兄貴の舌が乳首に這ってくる。優しく転がすように舐められた。ケツの窪みを撫でられる。俺のカラダが微動した。まんこの奥がジンジンしてくる。挿れられたい欲求が湧き上がってきた。兄貴が仰向けになる。いつもより硬く勃起させていた。血管がしっかりと浮き上がっている。鼓動が早鐘のように高鳴ってきた。俺の穴の回りと内壁にローションを塗りたくる。兄貴のちんぽにもしっかりとまぶした。兄貴の上に跨る。後ろ手で兄貴のちんぽを掴んだ。熱い血潮を感じる。俺のまんこ口に宛てがった。カラダを静かに沈める。兄貴の硬竿が俺の中に侵入してきた。
「あぁぁあぁぁあぁ挿いってくる。硬てぇ。凄ぇ。堪んねぇ」
内壁を掻き分けながら兄貴が挿いってくる。俺と兄貴は完璧に合体した。カラダを上下に抽動させる。内壁が激しく擦られた。
「んんぁぁいっ、いぃ」
「もっと感じさせたるからな」
俺の動きに合わせるように兄貴が下から突き上げる。激しい突きに俺は仰け反った。兄貴が俺の上に圧し掛かってくくる。上からがしがし突きこまれた。
「はぁはぁはぁ、んくっっっあぅぅぅ」
「気持ちいいのか。寛太ぁ」
あまりの快感に言葉が出せなかった。カラダがガクガク震える。俺はコクりと頷いた。抱き起こされる。兄貴の両腕が背中に回ってきた。
「舌出せよ」
「うん」
舌が触れ合い絡み合った。まんこの中で兄貴のちんぽが震えている。俺のカラダが自然に上下に動いた。
「まだまだだだからな」
ゆっくりと兄貴が床に脚を着いた。
「しっかり掴まってろよ」
「うん」
両脚の下から兄貴の腕が伸びてくる。腰を抱えられた。兄貴はゆっくりと立ち上がる。駅弁の体位になった。俺のカラダが揺すられる。カラダ中に浮いた。揺動しながら降りてくる。絶妙なタイミングで突き上げられた。
「あぁぁんぁあぁあぁぁんぉ」
兄貴が俺を上下に揺さぶりながら、部屋の中をゆったりと歩いた。俺のカラダが浮揚する。落ちてくるところ目掛けて突き上げられた。兄貴のちんぽが俺の中を疾駆してくる。内壁が激しく擦られた。
「あぁぁあぁ、あぁぁんぁ堪んねぇ。いいよぉ。気持ちいい」
奥の壁を擦られる。2人の腹に挟まれている俺のちんぽ。ダラダラと汁が溢れた。ベッドに戻る。上から突きこまれた。グシュグシュとした交尾音が部屋に鳴り渡る。その音が俺達の淫乱を更に湧き立たせた。左脚を兄貴の右肩に抱えられる。突き込みが激しくなった。
「くふっいいっ。はぅぅんぁん、んん、んぁ」
「んくぅ俺もいい。今日のお前のまんこ凄すぎるぜ」
パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかりあった。
「あぁぁぁあぁぁぁんぁんぁんぁそ、そんなぁ当たるぅんぉぉ」
「んくぅ…堪んねぇまんこの奥がグニョグヨ蠢めいてくるぜ」
金玉の中で溶岩流が蠢きだした。また俺のやべぇところが擦られる。俺のちんぽが微かに膨らんだ。
「あ、兄貴ぃ…おっ俺」
「いいぞ。出せよ。一緒に射こうな」
兄貴の腰が波動する。その波がまんこを通じて脳天に到達した。
「あぁぁあぁぁぁぁぁぁ駄目、洩れる。んぁぁぁ洩れる」
ドピュッドロッドロッドロッ俺は白濁汁を洩らした。
「いっ射く…うっ出る…んぁぁぁぁぁ射ぐ」
生暖かい汁が雄膣の奥壁に突き刺さってきた。
「へへすっかりトコロテン体質になったな」
「兄貴のせいだろ。責任取れよ」
俺は意識してまんこを締めた。
「なんだ。まだ足りんのか」
「うん、何か俺、今日さ変なんだ。金玉の中にどんどん汁溜まっていく気がするんだよ」
「あぁ、俺もだ。このままもう1発いくからな」
兄貴の腰が突動し始めた。俺の中でちんぽが暴走する。荒々しい腰技に俺のまんこは翻弄させられた。
「凄ぇまんこトロットロだぜ」
「あぁぁいぃ兄貴ぃすっ凄ぇ気持ち良過ぎる」
俺は両腕を兄貴の背中に回した。両脚は兄貴の腰の辺りにタスキに掛ける。兄貴のちんぽが俺の中を爆進してきた。奥壁が抉られる。脳天が痺れてきた。
「あぁぁあぁんぁぁ気持ちいい」
兄貴の大胸筋がブルブル震えている。奥の方で兄貴の亀頭を感じた。
「兄貴……」
そっと目を瞑った。兄貴は俺の唇を勇猛に奪ってくる。兄貴にしがみ付いた。唇とまんこを同時に犯される。ちょびっと切なくなった。両脚を抱え直され前の方に抑え付けられる。ちんくり返しの体位になった。俺のちんぽが切迫してくる。ジュグッジュグッジュグッと結合部から卑猥な交尾音が流れた。まんことちんぽの粘膜同士が激しく絡み合う。突き込みながら兄貴は俺のちんぽを握る。激しく扱き捲くられた。
「あぁぁそんなぁんくっんくっんくっまたいっ射っちゃう。んぁんぁんぁ」
「いいぞ。射け寛太」
兄貴の腰の動きが加速度的に上がってくる。奥の切ないところが激しく擦られた。
「んぉぉんぁあぁぁぁあぁぁぁ射ぐ。んぁぁ射く。あぁぁ射くっっっ」
ドピュッドピュッドピュッ眼前に迫っている俺のちんぽから白濁色の飛沫が飛び出した。俺の顔に吹きかかる。ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ今度は胸、腹に舞い降りた。
「んぁぁぁぁぁぁ…締まるぅ…お、俺も射かすぜ。種付けるからな。俺のガキ孕めよ」
「孕みてぇ…兄貴のガキ孕みてぇっす」
その途端雄膣の深い所に兄貴の種汁がぶつかってきた。どっさりと兄貴は俺の上に覆いかぶさる。その弾みでちんぽがズニュっと外れた。
「お前のまんこ良過ぎるから俺ヘトヘトだぜ」
「俺も兄貴のちんぽ堪んなかったぜ」
「寛太、顔汁だらけだぜ」
兄貴はくすりと笑みを浮かべる。俺の顔に付いた男の証を舌で拭い取ってくれた。
「やっぱ、おめぇの汁は美味ぇな。舐めてみろ」
唇が優しく触れ、舌がねじ込まれる。仄かに俺の薫りがした。兄貴の汁は美味ぇけど俺のはちょっと……キッスがどんどん濃厚になる。舌が深く挿いってきた。兄貴の腕が俺の背中に回る。俺は抱きついた。甘くて切ないキッス。カラダの芯から蕩けそうになった。兄貴の厚い胸板に顔を埋める。ほんのり兄貴の薫りに包まれた。睡魔が襲ってくる。何時しか微睡みの世界に落ちていた。朝目覚めると俺は兄貴のちんぽを握っている。兄貴も俺のちんぽを握っていた。
「起きてたのか。おはよう」
「あっ、兄貴おはよう」
俺は兄貴の上に覆いかぶさる。朝勃ちしているちんぽ同士が触れあった。軽く唇を合わせる。腰を動かし始めた。我慢汁が溢れてくる。2本のちんぽを重ね持ち扱き始めた。
「あぁぁ気持ちいいぜ。お前のちんぽ」
兄貴が俺の手の上に手を重ねる。2人の手が律動した。亀頭と亀頭、竿と竿が擦れ合いクチュクチュと卑猥な音を立てている。4つの金玉を手で包みゴリゴリと摩った。
「んくぅ兄貴のちんぽ暖っけぇ。気持ちいぃ」
「おっ俺もいいぜ。んぁいぃ。た、堪らん」
2人の手が高速で動いた。金玉が競り上がってくる。兄貴の顔が赤らんでいた。兄貴の亀頭が熱を帯びている。金玉の奥がジンジンしてきた。
「兄貴ぃ」
「寛太ぁ……」
「射く。んぁぁ射く。寛太ぁ射く」
「あぁぁあぁ俺も兄貴ぃんぁぁ射く」
ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
ドピュッドピュッドピュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
2本のちんぽから濃密な男の汁が吹き出した。
「朝からやっちまったな」
兄貴の声がやけに清々しい。
「うん」
にっと笑いながら俺は応えた。
「シャワー浴びるぞ」
「うん」
結婚1周年旅行の朝が動き始めた。朝食を済ませる。俺達は沢山の感動と興奮を与えてくれた宿を後にした。海の景勝地、旧跡、ミュージアムと巡る。昼食は漁師飯を頂きお土産の海産物も買った。俺達が最後に訪ねたのはパワースポットでもある宮。粘土で出来た御守りが評判だと聞いた。
「この先だよな」
「うん、そっすね」
石畳の緩い坂が見えてきた。
「あっ…兄貴、ここ夢坂って言うみたいだぜ」
「ホントだ。俺達色んな夢叶えてきたもんな」
「うん、行こう」
坂を登る。100㍍程行くと大きな鳥居が有った。長い石段を踏みしめる。厳かな気分になった。神殿の前に居る。賽銭を入れた。鈴を鳴らし合掌する。兄貴と出会えたことの感謝の気持ちを神様に伝えた。
「寛太、何を拝んだんだ」
「兄貴と一緒っすよ」
「そうかぁそうだよな」
兄貴が穏やかな笑顔を浮かべている。社務所で御守りを買った。幾種類かある内俺達が選んだのは愛。手の平で握るとご利益が有ると言う。社務所の傍らで俺達はギュッとした。
「寛太、愛したるからな。これからもずっとだ」
兄貴が俺の耳元で囁いた。愛してるって何度か言われた事がある。だけど今日の言葉は痺れるように重たい。心に沁みた。
「兄貴愛してるずっとだよ」
俺はちっちゃな声で言った。視線が交差する。眩いばかりの瞳に吸い込まれた。顔が近付いてくる。静かに唇が触れ合った。
「なぁ寛太」
「えっ何……」
「内助の功ってお前の代名詞みたいだな」
「えっ……」
「お前が裏方の仕事しっかりしてくれるから俺安心して仕事出来るんだ」
にっこり微笑むと兄貴は言葉を続けた。
「工事代金入金になるとお礼状出してるんだろ。評判いいぜ。それに料理も上手い。褌も縫える。そしてまんこもちんぽも最高だもんな」
抱き寄せられる。頭を撫でてくれた。
「俺が疲れてると思うと何も言わなくてもマッサージしてくれるだろ。お陰で俺いい仕事出来てるんだぜ。だから仕事も増えた。ありがとな」
「あ、兄貴ぃ」
「家事、大変だろ。今度手伝ってやろうか」
「えっ……それは駄目っす。俺の役割だからな。兄貴はしっかりいい仕事してくれればそれでいいんだからさ。ねっ兄貴」
年に一度だけ俺が家事から開放される日がある。それは俺の誕生日だ。この日だけは兄貴が家事を全部してくれる。そんな気遣いが途轍もなく嬉しく思えた。
「来年は海外にでも行こうぜ」
「えっいいのか」
「あぁいい。1週間位仕事休んでさ。なっ」
「うん」
空が黄昏始めた。夕陽が僅かに紅葉している木々の葉に当たる。そこは真っ赤に萌えていた。俺達の結婚1周年記念の旅はもう直ぐ終わる。だけど同時に新たな時を刻むと言う旅が始まるのは間違いない。車は俺達の棲家へ向かっている。永遠に大きな旅、小さな旅を繰り返していくだろう。旅を重ねる毎に絆も深くなっていくと思っている。車内に射し込んでくる夜光がやけに眩く感じた。
「兄貴」
「ん、何だ」
「ありがとう。俺を貰ってくれてさ」
「唐突になんだ。そんな事言われると照れるだろ」
ちょびっとはにかむ兄貴。可愛く見えた。
「俺さ、凄ぇ幸せなんだ」
「バカやろ俺もだ」
ハンドルを握る俺。心が綻んだ。男と男の結婚そして専業主夫を俺はしている。普通でないことを俺達はしてきた。必ずしも順風満帆ではなかったと思う。これからも色んな障害を乗り越えなければならないのは判っている。でもきっと…ううん必ず、兄貴とならそれが出来るはずだ。助手席の兄貴を見る。俺は確信した。
 季節が穏やかに流れる。今日ははバレンタイン。兄貴と悠斗には内緒で今拓と一緒にチョコレート作りをしている。今までもバレンタインチョコは贈ってきた。だがそれは市販のチョコ。それも買うのはちょびっと恥ずかしかったけど兄貴が喜んでくれる。それが嬉しかった。今年は手作りにする。拓が言い出した。冷蔵庫を開ける。冷やしたハート型のチョコを取り出した。
「好い感じに出来上がってるぜ。ほら味見してみろ」
「うん」
味見用に作ったチョコを半分に割る。ひとつを拓に渡した。
「美味ぇ。甘味抑えて大人の味っすね」
「あぁ美味くできたな。後は文字入れだぞ」
「うん」
俺達はチョコペンで文字入れをした。拓はLove forever、俺はAmore per sempreと入れる。どちらも永久に愛すと言う意味だ。ラッピングを済ませる。俺と拓のバレンタインチョコが完成した。陽が西の空に傾き始めている。空が橙色に染まっていた。
西日
「寛太兄ぃ俺そろそろ帰るっす」
「おおそうか」
玄関迄見送る。拓が途轍もなく嬉しそうな表情を浮かべていた。
「じゃぁな」
「うんまた」
俺の言葉に拓が応えた。ドアが開き、バタンと締まる。拓は俺んちを後にした。スマホがメール着信を知らせる。兄貴からだ。
”今仕事終わった。これから帰る”
”うん判った”
初めて作った手作りチョコ。兄貴の喜んでくれる顔が浮かんだ。窓を開ける。早春の夜風が優しく肌を撫でてきた。



絶倫大魔王

絶倫大魔王


オナビティ (バックス)

オナビティ (バックス)


性処理現場 4

性処理現場 4


Gweblog - ゲイウェブログ -
エログ-(エログランキング)SGLRにほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
[ 2016/02/14 17:13 ] 俺達の旅 | TB(-) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する