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爽男子哀話⑥

 嶽が話があると言う。夕闇が夜の黒に包まれた。今俺んちのリビングに居る。テーブルを挟み嶽と向かい合って座った。傍らでは翼が琥太郎と遊んでいる。嶽が視線をぶつけてきた。
「話ってなんなんだ」
「うん」
俺の言葉に嶽が応える。真剣な眼差しを向けてきた。
「弁護士を通して示談の申し出されてるんだ」
「どうする積りなんだ」
「うん応じようと思ってる。但し条件は離婚して貰う。そうしないと家も勝手に処分出来ないからさ」
「そうか。判った。俺に強力出来ることが有ったら言ってくれ」
「うん、ありがとう」
後日示談、離婚は成立した。慰謝料は無いと聞く。その代わり離婚に合意して貰ったと言う。財産分与は放棄して貰ったと聞いた。現有財産は全て嶽のものになる。翼君の親権は勿論嶽が貰った。
今俺んちのリビングでテーブルを挟み向かい合って座っている。視線が交差した。
「家、処分したらどうするんだ」
「アパートでも借りようと思ってる」
「じゃぁ俺と一緒に住むか。俺さ家買おうと思ってたんだ」
「えっ……」
「考えとけよ」
「うん」
新たな時が流れ始める。嶽の家が売りに出された。俺達3人と琥太郎は本当の家族のように成っている。毎日共に過ごす時間が大切に思えた。翼君が俺のことを勇ちゃんと呼んでくる。俺は翼と呼び捨てるようになった。
「勇ちゃんただいま」
「おおお帰り……今日のおやつはチョコワッフルだからな」
「やった~」
「手洗っておいで」
「ハ~イ」
 街が色付き始めてる。
秋 (3)
秋の水色の空から眩い陽射しが降り注いできた。今俺達を乗せた車はドッグランに向っている。運転するのは嶽。俺は助手席に座った。転がる車。後部座席では翼君と琥太郎がじゃれついている。40分程のドライブ。ドッグランに付いた。大地を駆け回る琥太郎。翼君の瞳が輝いていた。併設されてるドッグカフェでランチを摂る。俺と嶽は特製カレー、翼君はトロトロオムレツ、そして琥太郎にはドッグバーグを頼んだ。翼君がオムレツを口に運んでいる。にんまりと顔を綻ばせていた。雲の隙間から午後の陽射しが洩れている。俺達は岐路に就いた。今俺んちのリビングでまったり過ごしている。陽が西の空に傾き始めた。
「翼パパと勇ちゃんちょっと買い物行って来るけど琥太郎とお留守番出来るよな」
「うん、大丈夫だよ」
俺と嶽を乗せた車が動き始めた。運転するのは俺嶽が助手席に座っている。向ったのは近くの川原。俺が見つけた秘密の場所だ。車を降りる。空が茜色に染まっていた。夕陽が川面に反射している。俺達は川のほとりに座り眺めていた。
「嶽、幸せか」
「うん幸せだよ。一時地獄だったからな。トラウマも無くなったし、今天国だぜ」
「俺、お前の事男同士の世界に引きずり込んでしまったけど後悔してねぇか」
「ううん後悔なんかしてねぇよ」
「そうかぁ良かった」
嶽が視線を飛ばしてくる。眩い輝きが夜目にも判った。
「この前の返事するよ。俺勇ちゃんと一緒に住む」
「そうかぁ楽しみだな」
「うん」
嶽に目を遣った。
「嶽、愛してる。幸せになろうな」
「愛してる。勇ちゃんと一緒に幸せになる」
嶽の両頬を手で覆った。唇を寄せていく。唇が触れ合った。舌を深く挿れる。舌が絡まり合った。嶽の背中に回した腕に力を入れる。暫らくの間舌を絡め合っていた。唇が離れる。永いキッスが終わった。
「さぁ帰って買い物済まして飯にするぞ。琥太郎と翼君が待ってるからな」
「うん」
嶽が手を握ってきた。恋人繋ぎに指を絡める。手を通して心の熱が伝ってきた。
 そんなある日。メールを起動する。株式会社群雄と言う会社からメールが配信されていた。メールを開ける。社内報のページデザインの依頼だ。この会社聞き覚えが有る。ホームページにアクセスしてみた。頭の中を色んな事が駆け巡る。思い出した。間違いない。嶽の務める会社だ。嶽に電話する。驚愕していた。群雄さんとのやり取りが始まる。日が僅かに巡った。打ち合わせの日程が決まる。その日は一緒に出勤することにした。打ち合わせの日を迎える。朝飯を済ませた。身繕いする。久しぶりにスーツの袖に腕を通した。家を後にする。嶽んちの前に幼稚園の送迎バスが着てきた。翼と嶽の前に駆け寄る。翼が視線をぶつけてきた。「あっ勇ちゃん何処かいくの」
「あぁ仕事でちょっと出掛ける」
翼の声に俺は応えた。
「早く帰ってきてね」
「ああ判った。ほら早くバス乗れよ」
「うんバイバイ」
翼は屈託の無い笑顔を浮かべてる。翼を乗せたバスが小さくなっていた。
「嶽、俺達もそろそろ出掛けるぞ」
「判った。着替えて直ぐ来るからな」
程なくして嶽が現れる。俺達は駅へと向った。
「勇ちゃんのスーツ姿俺好きだぜ。惚れ直した」
「バカやろ朝っぱらから何言うんだよ」
道すがら話が盛り上がった。電車はかなり混雑している。駅に着くたびに乗客が乗り込んできた。俺と嶽は向かい合う形になっている。股間同士が触れ合った。嶽の硬い物が俺を刺激する。駅に着いた。嶽が視線をぶつけてくる。目が血走っていた。
「まだチョッと早ぇな」
嶽のの目が淫靡に光った。
「勇ちゃん俺我慢できねぇ」
俺の耳元で嶽が囁いてきた。
それは俺も同じだった。時間には余裕が有る。俺は頷いていた。嶽が何かを思いついたように目を輝かせる。嶽が視線を飛ばしてきた。
「付いて来てくれ」
「何処行くんだ」
「ん、もうちょっと先。好い所あるんだ」
着いたのは飲食店ビルの6階。バーとかラウンジが多くあるフロアだ。
「ここは今の時間殆ど人来ないからな」
嶽の顔が綻んでいた。奥にある身障者用トイレに入る。嶽がベルトを外した。ジッパーを引き降ろしている。前袋の中からちんぽを引っ張り出した。露呈された嶽のちんぽ。一気に天を仰いだ。
「勇ちゃん、しゃぶってくれよ」
俺は便座の上に座った。嶽のちんぽを咥える。嶽が俺の頭を押さえ付けた。腰を前後に抽動してくる。ジュボッジュボッジュボッ…ジュルッジュルッジュルッ喉とちんぽの粘膜が絡み合った。俺は喉を開くと喉壁でぎゅうぎゅう締め付けてやる。同時に嶽の金玉を優しく握った。
「んぁぁんぁぁあぅあぅ…はぁ」
嶽が小っちゃい声で喘ぐ。舌を駆使しながら、ケツ穴を摩ってやる。嶽のカラダが微動した。
「勇ちゃん」
「挿れてやるからな」
「うん」
「壁に手付けよ」
「うん」
の後をずらした。嶽のケツ穴を両親指でグイッと広げる。穴口に舌を這わせた。ジュルジュル舐め上げる。尖らせた舌を中に挿れる。内壁に唾液をまぶした。指をゆっくりと挿れる。内壁を掻き撫でた。
「あぁぁあぁんぁ、いい。気持いい」
俺はベルトを外し、ジッパーを下げる。前袋からちんぽを引き出した。外気に触れた俺のちんぽがグイッグイッグイッと勃ち上がる。我慢汁がトクトク溢れてきた。亀頭を穴口に擦り付け、我慢汁を塗り込める。腕を回し嶽のちんぽを軽く握った。親指の腹で亀頭を摩ってやる。嶽のカラダが微動した。
「凄ぇビショビショに濡れてるぜ」
嶽の我慢汁を指で掬った。その汁を内壁に塗り込める。指を挿れる。中を掻き回した。
「あぁぁんぁ、いい。あぁあぁあぁおまんこ気持いい」
穴口にちんぽを宛がった。
「ジェルとかねぇからゆっくり行くからな」
「うん」
俺の腰に力を込める。唾液と我慢汁で解された嶽の内壁。予想に反し、すんなりと呑み込み始める。ズブズブと俺のちんぽは埋没していった。
「あぁぁ入ってくる。堪んねぇ」
「凄ぇ根本迄ずっぽり呑み込まれたぜ」
俺の腰がガシガシ動き始める。ちんぽが嶽の中をまい進した。
「あぁあぁあぁ中が擦れる。んぁぁんぉ気持いい」
「俺もいいぜ。もっとおまんこ絡めてこいよ」
突き込みながら嶽の首筋を舐め上げる。嶽のカラダがプルプル震えた。俺の腰が猛動する。グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは淫猥な音が鳴り響いた。
「あぁんぁぁいい。気持いいよぉ」
手を廻し、嶽のちんぽを握る。扱き立てた。
「んぁぁんぉそんなぁ。やべぇ。んくぅ射きそう」
「いいぞ。射けよ」
俺のちんぽが嶽の中を疾駆する。同時に嶽のちんぽを扱き捲くった。
「あぁぁんぁ射ぐ。あぁぁんぉ射く。んぁぁんぉ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ嶽が白濁汁を飛ばした。その汁が床に舞い降りてる。その途端内壁が激しく収縮してきた。ちんぽが締め付けられる。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺のカラダが嶽を叩いた。
「んぁぁ締まる。あぁぁんぁ射く。うぉぉうぁ射く。あぁぁあぅ射ぐっ」
俺は嶽の中で雄叫びを上げた。ちんぽを内壁に擦り付ける。静かに引き抜いた。嶽が俺の足許に跪く。俺のちんぽが咥えられた。舌が絡んでくる。ちんぽが解き放れた。
「やっぱり勇ちゃんの汁は美味ぇ」
「俺にも舐めらせろ」
嶽が立ち上がる。俺は嶽の足許に跪いた。ちんぽを咥える。舌を絡めた。濃厚な味が口の中に広がる。静かにとんぽを解き放った。立ち上がる。嶽を抱き寄せると、軽く唇を重ねた。舌を挿れる。絡め合った。2人の残り汁が口の中で融合する。静かに唇が放れた。着衣を整える。そーっとトイレを出た。
「なっ大丈夫だろ」
嶽が得意げに言った。
「うん」
俺がにんまりしながら応える。”群雄さん”の入ってるビルに向った。
「じゃぁまたな」
「うん、またな」
嶽の声に俺は応えた。嶽とはエントランスで別れる。何事も無かったように7階迄行った。受付で訪問趣旨を伝える。俺は会議室に通された。1時間程の打ち合わせを終わる。俺は嶽にメールした。
”今夜は、お前んちで夕飯作って待ってるからな”
”了解、またやりたくなった”
帰宅して仕事を熟なした。
 翼が幼稚園から帰ってくる。おやつを食べると琥太郎と遊び始めた。食材調達に料理。諸々の家事全てが楽しく感じる。一度翼と琥太郎におつかいさせた。
「翼何時も行ってるスーパーあるだろ。あそこでアボガド買ってきてくれないか。琥太郎は中に入れないから表で繋ぐんだぞ」
「うん、出来るよ」
「よし頼んだぞ」
少し緊張した面持ちで帰ってきたのを覚えてる。思わず俺は翼を抱き締めていた。日を追うごとに絆が深く成っている。季節が巡った。クリスマス、年末年始。俺達の新たな歴史が刻まれた。
 俺達の家が決まる。売りに出ていた嶽の家も買い手が付いた。事件が有った嶽の家。相場より安めだったけどそれで良いと嶽は言う。俺達の新居は築5年の中古物件。もう直ぐリフォーム工事に入る。間取りは3LDK。10畳の主寝室に6畳の洋室が2つだ。リビングは20畳も有る。隣接してるオープンタイプのキッチン。広めのベランダからの眺望も良い。天気の良い日にはベランダでご飯も良いと思っている。庭では家庭菜園をする積もりだ。今俺んちのリビングでテーブルを挟み、嶽と向かい合って座っている。視線が交差した。
「翼、独り寝大丈夫なのか」
「そろそろ自覚を促さないとな」
「そうか。そうだな。判った」
インテリアのカタログを広げる。壁紙にカーテンを決めた。犬用バスは増設する。ダブルベッドに翼用の家具。色んな事を語り合った。それだけで夢が広がってくる。心が弾んだ。

●塗って食べられる分包ジェル15包
●1袋30粒入りのサプリメント
●ペニスを挿入して鍛える専用強化ホール
上記、3点セットで2,980円
オーバーブロージェルパーフェクトセット


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[ 2016/03/05 18:15 ] 爽男子哀話 | TB(-) | CM(0)

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