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水道屋の兄ちゃん①

 寒い朝だ。窓からは冬の青空が広がっている。
空 (4)
ベランダに出ると寒風が刺すように痛い。思えば昨年いいことは無かった。仕事はどうにか熟したけどプライベートは散々。何度か男とやったけど付き合うまでにはならなかった。心が凍えるように冷えている。運気が良くなるようにと年末の大掃除は徹底的にやった。玄関に置いた背丈のある観葉植物、テーブルランプそしてアロマ。明るく綺麗で香りの良い空間を演出した。来年は良い年でありますようにと……年が明け初詣。独りぼっちの新年会。ちょっぴり切ない。年明け早々キッチンの水道が水洩れした。今年も駄目か……不穏な空気を感じる。今日金曜日休みを貰った。お気に入りのブレンド珈琲を飲んでいる。香ばしい仄かな薫りが安らぎを与えてくれた。昼下がりの午後1時。インターホンが鳴った。
「水道屋です。修理にお伺いしました」
「あっハイ、今開けます」玄関ドアを開けた。作業服姿の野郎が2人立っている。25歳位の茶髪野郎と30歳位のガッチリ野郎。ガッチリ野郎にドキッとした。背丈は俺と同じ位165㌢前後ってとろろか。スポーツ刈りに浅黒い肌。そして無精髭。鋭い目付き。見ただけで俺は濡れてきた。平静を装いながら状態を説明する。
「判りました。詰まってる可能性が高いっすね。チョッとやってみますんで……」ガッチリ野郎の声。声も男臭い。また濡れてきた。「宜しくお願いします」俺はリビングに引っ込んだ。俺んちのキッチンは対面型になっているのでリビングから中が良く見える。時折みえる奴の顔。茶髪野郎と何か話している。あっ可愛い、こんな表情も持っているんだ。また別のドキッが躰の芯を走る。色んな妄想が俺の脳裏を過った。
「お客さん…仁科さん…」遠くで俺を読んでる声がする。目を開けるとガッチリ野郎の顔が間近にあった。視線がぶつかる。心が打ち震えキュンとしてきた。このまま唇奪われたい。金玉の奥が熱くなってきた。
「あっ…済みません。寝ちゃったみたいですね」
「終わりましたよ。ちょっと確認して貰っていいっすか」
水栓を捻ると水が問題なく流れている。
「多分大丈夫だと思います。このままちょっと様子見てください」
「判りました。ありがとうございます」
「ここにサイン貰えますか」書類とボールペンを渡さられた。
「えっ…何処ですか?」
「此処っすよ」
さり気なく手に手が触れてくる。サインした書類とボールペンを渡した。
「あっ、これ良かったら飲んでください」
缶コーヒーを2本渡す。
「ありがとうございます」また手が触れた。書類を見ると担当者欄に”黒岩 拓真”とサインしてある。拓真かぁ…彼女とか奥さん居るのかな?射く時どんな顔するんだろ?あの男臭い顔が歪んで……あぁぁ堪んねぇ。あいつのちんぽ俺のまんこに挿れてぇなぁ……善がらせてぇ……何時しか俺は前袋に手が這っている。ちんぽを引っ張り出すとゴシゴシ扱いた。我慢汁がトクトク溢れてくる。拓真の顔が浮かんできた。乳首を弄りながらちんぽを扱く。ガシガシ逞しい腰が俺を犯してきた。
「あぁぁぁぁぁ…んぉぉ…拓真ぅ…射ぐ…射く…射くぅ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
白濁汁が宙を舞う。その時携帯が鳴った。
「ハイ、仁科です」
「水道屋の黒岩です。携帯落ちてないっすか?」
「チョッと待ってくれますか」
キッチンに入ると床に1台の携帯が落ちている。
「黒いやつですか。それならありますよ」
「あっ済みません。仕事終わったら取りに行きたいっすけど、大丈夫っすか?」
「何時頃になるんですか」
「7時頃だと思います」
「大丈夫です。じゃぁお待ちしてます」
電話を切る。湧く付く俺が居た。

猛牛

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涙の雫 (S)

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M熊ガテン鉄男-本日ノンケやめます-

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[ 2015/01/11 20:39 ] 水道屋の兄ちゃん | TB(-) | CM(0)

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