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あどけない淫乱坊主⑦

 カーテンの隙間から朝陽が射し込んでいる。俺は目覚めた。
空 (11)
隣では柊斗がまだ寝息を立てている。あどけない寝顔に俺は吸い込まれた。柊斗の唇に軽く唇を触れさせる。その時柊斗の目が開いた。
「あっ兄貴、おはようっす」
「あぁおはよう」
俺達はシャワーを浴び褌を締め直した。柊斗が用意した簡単な朝食を済ませ、珈琲を飲んでいる。
「柊斗お前休みだろ。何処か出掛けようぜ。なっデートしよ。恋人同士だもんな」
「えっでも兄貴仕事は……」
「休むことにしたよ。さっき電話したんだ。腹痛いってさ…今日はお前と一緒に居たいからな」
「やった~」
柊斗の目が子供の用にキラキラと輝いた。
「映画でも観に行くか?それとも遊園地?……」
「遊園地がいっす」子供のような笑顔を俺に送ってくる。
「判った。出掛けるぞ」
「うん」
俺んちに寄り車を出した。向かったのは緑と水がテーマの遊園地。助手席の柊斗が俺にチョッカイ出してきた。
「やめろ。運転中だぞ」
「へへっ…」
手が股間に伸びてくる。その手を俺は払った。
「何だよ」柊斗は不満そうな声を上げる。
「仕方ねぇだろ。運転中なんだからよ」
「でも……」
次の信号待ちの時ホッペにチュッとしてやる。時折手を握ってやると握り返してきた。初めてのデート。戯れ合う俺と柊斗。心が綻んだ。
「着いたぜ」
「うん」柊斗の目が子供のように輝いている。
入り口のゲードを潜った。
「兄貴、あれ乗ろう」
柊斗が指差したのはサイクロン。動き始める。高度を上げていく。一瞬止まってゆっくりと動き出した。急降下、急昇を繰り返しながら落差の大きいコースを旋風のように走る。暗闇のトンネルへ突っ込んだ。トンネルを抜ける。スタート地点に戻った。「兄貴ぃ今度はあれ乗ろう」
「おぉ」
次から次へとアトラクションに乗った。
「腹減ったな」
「うん」
俺達はスパゲディ屋に入る。中には家族連れ、カップルで賑わっていた。メニューを眺める。俺は
4種類のソーススパゲティ柊斗はローストチキンとキノコのスパゲティを頼んだ。濃厚なソースが繰りの中充満する。思わず顔綻んだ。
「美味ぇな」
「うん」
柊斗の髭にソースが絡まっている。そっと指を伸ばし掬ってやった。
「兄貴、今度はこれに乗ろうよ」柊斗がガイドマップを指差した。
「あぁ判った。行くか」
「うん」
店を後にするとまたアトラクションを回り始めた。軽快なDJに乗って猛スピードで回転するダンシングマシンに乗る。お化け屋敷では手を繋いで回った。漂ってくる怨霊。柊斗は俺の腕に市しがみ付いてきた。アトラクションを回りながらフランクフルトを食べる。
「俺は兄貴のちんぽが食いてぇな」ぼそっと柊斗が声にする。
「バカやろ。何言ってんだ」
おでこをコツンと小突く。ニッと笑う柊斗。こんな柊斗も途轍もなく可愛い。気付くと空が茜色から星空に変わっている。
「あれに乗りたいっす」
柊斗が指差したのは大観覧車だった。俺達を乗せた大観覧車がゆっくりと動き出す。満点の星空に包まれた。遠くに街の光が光っている。てっぺんが近づいてきた。
「おいで」
「うん」
俺の隣に柊斗が居る。肩をそっと抱いた。
「愛してるぜ」
「うん俺も愛してる」
そっと唇を合わせた。
「柊斗、次何に乗りてぇんだ」
「もう、いいっす。でも行きたい所有るんだ」
「えっ……何処だ」
「兄貴んち。そんで俺に乗って欲しいっす」
「判った。今日は一緒に飯作るか」
「うん」
車は一路おれんちに向かう。途中酒と食材を調達するためスーパーに寄った。カートに乗せられた籠に次々と食材が入れられる。
「腕に縒り掛けて作ったるからな」
「うん、俺も手伝うよ」
柊斗と視線が絡み合った。目映い目で俺を見ている。目の周りがほんのり桜色に染まっていた。
「兄貴、金玉の中で汁が一杯作られてるみてぇなんだ」
「へへ…俺もだぜ」
今夜も激しい夜になるに違いない。そして俺と柊斗の季節は冬から春へと向かい始めた。

絶倫の鬼


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[ 2015/01/17 12:13 ] あどけない淫乱坊主 | TB(-) | CM(0)

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