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ひかり⑤

 週末、実家に行くと、離婚の報告をする。ちょっと驚いていたが理解してくれた。男を抱き、そして抱かれる。好きな奴も居ることを語ろうと思ったが、それは出来なかった。時が僅かに流れる。晩夏を迎えた。今自宅のリビングのテーブルを挟み麗華と向かい合っている。麗華がウーロン茶をゴクンと飲んだ。
「ねぇ、離婚式しようよ。明るく別れましょ」
「うん、判った。お前に任せる」
麗華の声に俺は応える。麗華の表情がやけに明るかった。麗華は実家に戻り、俺は史哉のマンションに居候している。も締めるようになった。もう直ぐマンションの契約を解除する。家具家財は全て売り払った。今回尽力してくれた麗華。家財道具の売却金は麗華に全部渡した。数日後の吉日。俺達の離婚式が始まった。其々の両親、俺と麗華。家財道具の全く無くなったリビングの床に座っている。麗華が親達に視線を飛ばした。
「今日は私達の離婚式にお出で頂きましてありがとうございます」
麗華が声を上げる。隣に座る俺は深く頭を下げた。床に置いたぶ厚く硬い板。その前に俺達は正座する。マリッジリングを外すとその上に置いた。麗華と視線がぶつかる。俺達は頷いた。一緒にハンマーを握る。指輪目掛けて振り下ろした。麗華がぐい飲みに酒を注ぐ。みんなに手渡した。
「離婚おめでとう」
俺が声を張り上げる。6つのぐい飲みが触れ合った。親達は複雑な表情を浮かべている。其々が酒を飲み干した。
「終わったわね」
「ああ終わった」
麗華の声に俺は応える。麗華の目が俄に光った。
「次行くよ」
麗華の声に俺は首を縦に振る。親達はざわついていた。
「これから勇吾の新しい恋人を紹介します。勇吾呼んで……」
「史哉出て来いよ」
隣室で待機していた史哉が出てくる。親達は驚愕の声を上げた。
「さ、櫻田」
「社長、そういうことです。俺達はゲイのカップルなんです」
社長の声に俺は応えた。
「そうか。まあ仕方ねぇな。幸せになれよ」
社長がぽつりと声にする。社長の奥さんが隣で頷いていた。
「ちょっとビックリしたけどな。俺もいいぜ。認めてやる。なあ母さん」
「勇吾がそれで幸せなら、私は構わないわ」
親父の声にお袋が応える。だが複雑な表情を浮かべていた。
「勇吾、史哉君これ私からのプレゼント。勇吾に迷惑掛けた慰謝料でもあるけどね」
麗華がバッグの中から紙包みを渡してきた。開けてみるとペアリングが収められている。Y&F_foreverlove…勇吾と史哉永久の愛と刻印されていた。
「麗華……」
俺が声を上げる。麗華がにんまりと笑みを浮かべていた。
「嵌めてみて」
「うん、判った」
麗華の言葉に俺は返した。史哉の手を取る。左薬指に指輪を嵌めた。今度は俺の手を史哉がとる。俺の左薬指に指輪が嵌められた。麗華が手を叩く。親達もそれに続いた。麗華がぐい飲みに酒を注いでいる。みんなに手渡ししていた。
「勇吾、史哉君おめでとう」
「ありがとう」
麗華の声に俺と史哉の声が重なる。ぐい飲みがカチンカチンと触れ合った。頼んでおいた仕出し弁当を並べる。別離と門出の宴が始まった。みんなが談笑している。穏やかに時が流れた。史哉は既にご両親にカミングアウトしている。俺も正式にしようと思った。みんなに理解して貰いたかったから……俺達はこれからゲイとして生きて行く。和やかな中細やか宴が終わった。俺達が住んでた家を出る。其々が家路に就いた。
 季節が巡る。初秋を迎えた。俺達は新居探しの為マンションの展示場に来ている。担当者は史哉の子飼いの健児。麗華の不貞を暴いてくれた連中の1人だ。始めて見る健児。逞しいカラダにスーツを着込んでいる。
スーツG (4)
日に焼けた顔から白い歯が零れていた。今史哉とテーブル席に並んで座っている。パンフレットを捲った。
「これもいいな」
「うん、リビングも広めだし日当りも良さそうっすね」
俺の言葉に史哉が応える。史哉が俺の肩に腕を回してきた。軽く唇を合わせる。舌を絡めた。静かに唇が離れる。またキスをした。中座していた健児が俺達の前に座る。隠微な視線をぶつけてきた。
「いかがですか」
「うん、中々いいな」
健児の声に俺が応えた。
「モデルルーム見せて貰えるかな」
「いいですよ」
史哉の言葉に健児が応える。俺達はモデルルームに入った。カウンタータイプのキッチンに大きめの浴室。主寝室にはキングサイズのベッドが置かれていた。
「凄ぇベッドでっかいっすね。寝てみていいのか」
「どうぞ。試してみてください」
史哉の声に健児が応える。俺達はベッドの上に仰向けになった。
「このベッドは備え付けか」
「ベッドはお客様が選べるようになってます。今カタログ持ってきますから……」
俺の言葉に健児が応える。健児はモデルルームを出て行った。史哉が圧し掛かってくる。唇を寄せてきた。
「健児が戻ってきたらどうすんだ」
史哉は俺言葉を黙殺した。唇を荒々しく奪われる。舌が入ってきた。俺の口の中をくまなく這ってくる。俺も舌を絡めていた。熱い視線を感じる。振り向くと健児が股間を揉みながら見ていた。視線を飛ばしてくる。目が血走っていた。
「健児来いよ。先輩のことタイプだろ」
史哉の声に健児が頷いた。ジャケットを脱いでる。今度はネクタイを外した。健児がベッドに上がる。俺と史哉の間に寝転がった。健児のワイシャツのボタンを外し指を忍ばせる。乳首を掻き撫でた。逆側から史哉が首筋を舐め上げる。健児のカラダがガクガク震えた。健児のワイシャツを脱がせる。スラックスも引き抜いた。
「健児ケツ上げろ。解いてやる」
史哉の言葉に健児が頷く。史哉が健児のを解いた。晒された健児のガタイ。真ん中の男の証は天を衝いている。俺達もバサバサ着ている物を脱ぐと六尺も外した。健児を真ん中に俺達はベッドに横になる。健児に唇を寄せていく。唇を合わせた。舌をこじ挿れる。舌を絡め合った。史哉が健児の両脚を抱え上げてる。金玉に舌を這わせていた。ジュルジュル舐め上げている。今度はちんぽを咥えた。俺は健児の胸倉に跨る。ちんぽを眼前に差し出した。健児が俺のちんぽをしゃぶる。舌を絡めてきた。健児の頭を抑える。腰をガシガシ突きこんだ。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ卑猥な尺八音が鳴り渡る。健児の頭を手前に引いた。史哉が健児のオス穴を舐め上げている。ローションを塗り込めると指を挿れていた。健児のカラダが微動する。俺のちんぽが放たれた。
「史哉交代だ」
「うん、判った」
俺の声に史哉が応える。史哉が健児の脇に膝立ちになった。健児の眼前に史哉のちんぽが差し出される。健児が喰らい付く。顔を前後に動かしていた。
「此処使えるんだろ」
俺がのオス穴を摩りながら声にする。健児が頷いた。俺は健児の両脚を抱え上げる。穴口に舌を這わせると、ジュルジュル舐め上げた。内壁と穴の回りにローションを塗り込める。指を挿れると中を掻き撫でた。
「んん、ん、んん」
健児がくぐもった喘ぎを上げる。カラダが左右に捩れた。俺の指が前後に動く。中を掻き回してやった。確実に穴が広がり始める。俺の指を健児の内壁が締め付けてきた。
「そろそろ挿れてやるからな」
俺が声を上げる。史哉のちんぽをしゃぶっている健児。微かに首を縦に振る。俺はちんぽを健児の穴口に宛がった。腰に力を込める。ちんぽがズブズブ呑み込まれ始めた。健児の内壁がちんぽに纏わり付いてくる。瞬く間に俺のちんぽは埋没した。俺の腰が突動する。健児の中をちんぽがまい進した。健児のカラダがガクガク震える。史哉のちんぽを口から放していた。
「あぁぁんぉ、気持ちいい」
健児が喘ぎ声を上げる。史哉が俺の後に回り込んだ。
「後から挿れてやるからな」
「うん、来てくれ」
史哉の声に俺が応えた。ケツタブが史哉に広げられる。幾度となくジュルジュル舐め上げられた。ローションを塗り込められる。指が深く入ってきた。中を掻き撫でられる。俺のカラダが微動した。俺はカラダを折り曲げる。健児に唇を寄せていく。静かに唇が触れ合うと舌をこじ挿れる。俺達は舌を絡め合った。キスしながら健児の乳首を軽く抓る。今度は首筋を撫で上げた。
「先輩、挿れるぞ」
「おお、挿れてくれ」
史哉の言葉に俺が応える。穴口にちんぽを宛がわれた。健児のちんぽがズボズボ入ってくる。内壁が擦られた。史哉の腰がガシガシ動く。内壁が擦られ捲くった。今度は史哉の手が回ってくる。乳首をコリコリ摩られた。
「あぁぁんぉ気持ちいい」
「んぉぉんぁ堪んねぇ」
俺が喘ぎ声を上げた。健児も野太い声を吐く。俺達は三位一体となって律動した。突き込みながら健児のちんぽを扱き立てる。今度は健児の乳首を撫でていた。男共の喘ぎが更に性欲をそそる。グショッグショッグショッ…ヌチャッヌチャッヌチャッ2つの結合部からは淫猥な交尾音が鳴り響いた。
「あぁぁあぁやべぇ射きそうだ」
健児が声を上げる。表情がトロンとしていた。
「俺もやべぇ。史哉もっと激しく突いてくれ」
「判ったぜ。突き捲くってやるからな」
史哉の腰が猛動する。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン俺を激しく叩いた。
「あぁぁんぉ射ぐ。あぁぁんぉぉ射く。あぁぁあぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ健児が白濁汁を吹き上げた。
「んぉぉんぁ堪んねぇ。締まるぅ。んぉぉあぁ射ぐ。あぁぁんぁ射く。んぁんぁんぁ射くっ」
俺が健児の中で戦慄いた。健児の内壁が弛緩と収縮を繰り返してくる。俺のちんぽをぎゅうぎゅう締め付けてきた。
「あぁぁんぁ射ぐ。うぉぉあぁ射く。うぉぉあぁ射ぐっ」
俺は健児の奥壁目掛けてオス汁を撃ち放った。ゆっくりと三連結が解かれる。俺と文哉が健児の両脇に横になった。健児と軽くキスをする。今度は史哉と唇を重ねた。健児のカラダの上に飛び散った汁を俺と史哉が舌で拭う。顔を上げると史哉と視線が交差する。軽く唇を合わせた。健児がムクリと起き上がる。俺のちんぽを咥えると舌を絡めてきた。今度は史哉のちんぽを咥える。静かに唇を放した。
「凄ぇ美味ぇっす」
健児がぽつりと声を上げた。激しかった男同士の三つ巴交尾。部屋には男の薫りが漂っていた。健児が立ち上がる。窓を開けた。青空が広がっている。窓からは夕刻の日差しが射してきた。其々着衣を整える。モデルルームを出ると、俺達はテーブルを囲んだ。
「どうなさいますか」
健児が声を上げる。俺と史哉の視線が交差した。
「決めるぞ」
「うん、いっすよ」
俺の声に文哉が応える。オプションの家具も決めた。史哉と出合って半年が経過する。俺は男を覚えた。そして今史哉に恋してる。新居も今日決めた。間取りは2LDK。眺望も中々良い。これから新たな史哉との生活が待っている。心が躍った。

シトルリンマグナム(シトルマグナム)

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BEAST GOLDEN DISC 023

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[ 2016/10/30 20:53 ] ひかり | TB(-) | CM(0)

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