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目覚め①

 俺は松宮 湊太27歳の髭坊主。通信会社の管理部に勤務している。学生時代は空手に励んでいた。今、女と暮らしている。名前は桃花。25歳になるカフェ店員だ。同棲し始めたのは1年前。一時は結婚も考えていた。だが今は夜の営みは激減している。この前俺は気付いた。俺の鞄の中に超小型のGPSが忍んでいる事に……
帰宅すると俺はリビングに入った。会話の無い食事を済ませる。些細なことで喧嘩した。桃花は俺のスマホを時々見ている。俺の堪忍袋の緒が切れた。今俺と桃花はテーブルを挟み向かい合って座っている。俺は桃花に視線を飛ばした。
「俺が浮気でもしてるのかと思ったのか……」
俺が声を上げる。俺はGPSをテーブルの上に転がした。
「もう終りだな。出てけよ」
桃花は俺の言葉を黙殺する。荷物を纏めると無言のまま出て行った。翌日帰宅する。桃花の荷物が完全に無くなっていた。リビングのテーブルの上に手紙が置かれている。俺は目を通した。
”さよなら。鍵は玄関裏のポストに入れてあるから……桃花”
俺はメールしてみる。配信されることは無かった。季節が流れる。初夏を迎えた。水色の空が広がっている。ぽっかりと白い雲が浮かんでいた。女に懲りた俺。桃花と別れ以来女を抱いてない。そんな或る日曜日スマホを弄っていた。とあるサイトに遭遇する。ゲイのハッテン場検索サイトだった。ハッテン場を調べてみる。男性同性愛者の出会いの場所らしい。砦と言う店をクリックしてみる。ガッチリ体型限定の店みたいだ。来店予告掲示板を見てみる。1件のメッセージが載っていた。”3時頃行く。六尺締め込んで盛り合いてぇな。28歳で171㌢×72㌔の髭坊主でポジションはバリタチ。エンジ色の六尺っす”発信者は駿吾となっている。勿論男同士の交尾経験なんて無かった。少し調べてみる。タチにウケそしてリバ。色んなポジションが有るみたいだ。ゲイに嫌悪感は持っていない。溜まっている俺。ちんぽが微かに反応した。好奇心が湧いてくる。俺は何も考えず出掛けていた。店の前まで来る。ちょっと躊躇した。微かな葛藤を覚える。だが俺は店内へと入った。
「本日はデーとなっています。お持ちですか」
「持ってないっす」
男の声に俺は言葉を返した。
「ではこの中からお選びください。1本1,000円になります」
俺は白のを選び入場料と合わせて支払った。
「あの締めたことないんですけど……」
「判りました。締めてあげますのでロッカーでお待ちください」
俺の声に男が応える。大小2枚のタオルとそしてロッカーキーを渡された。俺の鼓動が高鳴ってくる。俺はロッカー室へと向った。時が微かに経過する。スタッフが現われた。
「着ている物脱いでください」
男が声を上げる。俺は着ている物をバサバサ脱いだ。の端を咥えさせられる。の締め込みが始まった。布地が股間に通される。俺はを締め込まれた。
褌 (5)
狭い通路。両脇に扉がある。野太い男の喘ぎ声が聞えてきた。2人の男が股間を弄り合っている。俺はロビーに入った。映像が流れている。逞しい男同士が盛り合っていた。ソファーに座る。おかしな興奮を覚えた。時刻が3時を回っている。エンジ色の褌を締めた男が現われた。多分あの書き込みの男だと思う。勇猛な筋肉に包まれている。柔和な笑みを送ってきた。俺の隣に座る。にじり寄ってきた。毛深い脚をくっ付ける。俺の前袋に手を這わせてきた。俺のカラダが微動する。男が視線をぶつけてきた。
「俺じゃ駄目か」
「わっ判らないっす。俺初めてっすから……」
男の声に俺は言葉を返した。
「判った。気持ち良くさせてやるからな」
男が声を上げる。俺達は立ち上がった。男に手を引かれる。俺達は個室に入った。男が鍵を掛ける。中には一組の布団が敷かれてあった。枕が2つ並べられている。半透明なボトル、ティッシュが置かれていた。和紙で出来た行灯が室内を妖しく照らしている。俺達の視線が交差した。
「俺、駿吾お前は……」
「湊太っす」
俺は抱き寄せられた。駿吾の唇が寄ってくる。静かに唇同士が触れ合うと舌が入ってきた。同時に乳首が撫でられる。俺達は舌を絡め合った。静かに唇が離れる。俺は優しく布団の上に押し倒された。駿吾が俺の上に圧し掛かってくる。前袋を擦り付けてきた。今度は前袋が握られる。俺のちんぽが硬くなってきた。
「硬くなってるぜ。興奮してるのか」
駿吾が声にする。俺は頷いていた。
「腰上げろ。褌解いてやるからな」
駿吾が言葉にする。俺は腰を浮かせた。俺の褌が解かれる。駿吾が立ち上がると自分の褌を外した。外気に触れた俺のちんぽがグイッグイッグイッと勃ち上がる。勃起した駿吾のちんぽにはブラックの輪っかが嵌められていた。
「その輪っか。なんすか」
「コックリングだぜ。お前も嵌めるか」
俺の声に駿吾が言葉を返してきた。
「勃ってちゃ嵌めれねぇな。1発抜くか。立てよ」
駿吾の声に俺は立ち上がる。駿吾が寄ってきた。2本のちんぽを重ねる。ゴシゴシちんぽを扱き始めた。扱きながら俺の乳首を弄ってくる。俺も駿吾の乳首に指を這わせた。
「気持ちいいか。俺は溜まらんぜ」
駿吾が声を上げる。勃起の熱が伝ってきた。俺の手が取られる。2本のちんぽを握らせられた。駿吾が4つの金玉を捏ね繰る。俺は合わせたちんぽを扱き立てた。クチュックチュックチュッ…クチュックチュックチュッ火照った音が鳴り渡る。時折唇を交わした。金玉の奥が熱くなってくる。オス汁が射き場を探し始めた。
「やっやべぇ射っちまう」
「俺もやべぇ。一緒に射かすぞ」
俺の声に駿吾が応える。俺は2本のちんぽを扱き捲くった。
「あぁぁあぁ射ぐ。うぉぉあぁ射く。んぁぁんぉ射ぐっ」
「うぉぉぉあぁ射ぐ。うぁぁんぉ射く。あぁぁあぁぁ射ぐっ」
俺達は同時に声を上げた。
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
2本のちんぽから白濁汁が吹き上がる。其の汁が絡み合いながら落ちてきた。
「はぁ気持ち良かった」
俺が声を上げた。
「俺も良かったぜ。兜合わせって言うんだ。男同士でしか出来ねぇHだぜ」
離れたちんぽを駿吾が再度合わせる。俺に目を呉れた。
「ほら兜に見えるだろ」
「あっホントだ」
駿吾の言葉に俺は声を返した。
「ちょっと待ってろよ。今リング持ってくるからな」
駿吾が声にする。腰にタオルを巻くと個室を出て行った。
男とのキスそして兜合わせ。全然嫌では無かった。これからどうなる。逃げるか……いやこのまま此処にいる。駿吾はバリタチ。男同士の交わりはケツを使うのは知っている。俺が犯られるのか……時が僅かに経過する。駿吾が戻ってきた。俺のちんぽにリングが嵌められる。俺達は布団に横になった。駿吾に抱き寄せられる。男の薫りに包まれた。
「お前何歳なんだ。俺は28歳だけどな」
「俺は27歳っす」
駿吾の言葉に俺は声を返した。
「1つ違いなんだ。じゃぁ呼び捨てで良いよな。俺の事も駿吾って言ってくれよ」
「うん判った」
駿吾の声に俺は応えた。駿吾が俺のケツを撫でてくる。ケツの括れに指が這ってきた。
「此処呉れるか」
駿吾が声を上げる。瞳の奥から火照った光が見えた。
「……」
俺は言葉を呑み込んだ。
「優しくしてやるからな」
「うん」
駿吾の言葉に俺は応えていた。

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[ 2017/06/17 19:10 ] 目覚め | TB(-) | CM(0)

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