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罠②

 当日を迎えた。待ち合わせ場所はマンションの駐車場に9時。昨日時点メール返信は来ていない。真利恵は罠に掛かった。時刻は8時50分、駐車場に行くと洋嗣しか来ていない。ここ迄は想定内。洋嗣と視線が交差する。俺達は親指を立てた。
「遅ぇな」
「お姫様だからな。仕方ねぇよ」
俺の声に洋嗣が応える9時10分真利恵が現れた。真利恵は全身ブランド品で包んでいる。たかがスーパーに行くのにだ。
「おはよう」
俺が声にする。言葉は無い。真利恵は憮然とした表情を浮かべてた。
”今日は宜しくお願いしますだろ。言ってみろよ”
俺の心の声。真利恵は礼儀礼節が全く出来てない。情け無さを感じる。俺達を乗せた車が転がり始めた。だが車中真利恵は煩すぎる。車を転がす事1時間、会員制スーパーに着いた。中に入る。真利恵の目の色が変わった。コスメ、美顔器、衣料品。真利恵はカートいっぱいに商品を入れている。満面の笑みを浮かべてた。今、俺と洋嗣はレジに並んでいる。知らんぷりする真利恵。思った通りだった。洋嗣に目を遣る。洋嗣が頷く。俺はカードで支払いを済ませた。真利恵が勝ち誇ったような顔をしている。商品を車に積み込んだ。
「美味いラーメン食いに行こうぜ」
「そっすね」
俺の声に洋嗣が応える。俺達を乗せた車が動き始めた。ラーメン好きの真利恵。目が細くっている。ラーメン屋に着いた。カウンターだけの小さなラーメン屋。俺は良く来ている。駐車場に車を停め、車を降りた。少し行列が出来ている。待つ事10分、中に入れた。
「有働さんらっしゃい」
「あっどうも……」
大将の元気な声に俺が応える。今日の事は根回ししておいた。失礼な態度を取るかもと…其々、自販機で食券を購入する。俺達は席に着いた。この店はラーメンだけでなく自家製の薬味も美味い。薬味は其々のテーブルに置いてある。真利恵がタッパーを取り出した。薬味を詰めている。バッグに入れようとした時だった。
「お客さん何やってるんですか。そこに書いてるの読めますよね。店内利用のみ、持ち帰りNGってね」
大将が低い声で言う。真利恵はその言葉を黙殺した。
「べ、弁償します」
「売り物じゃねぇから無理だぜ。お前非常識だな。食い箸付けやがってお客様に出せねぇだろ」
真利恵の声に大将が応える。何を言ってるか不明だが真利恵喚き始めた。
「窃盗だからな。警察呼ぶか、皿洗い30分するかどっちにするんだ」
大将が怒鳴る。ここの大将は正義感か強い。一度同じような事を見た事がある。真利恵が洋嗣に目を遣った。
「洋嗣…助けて」
「人に頼るんじゃねぇ。自分の不始末は己が解決しろ」
真利恵の声に大将が応える。大将の声には怒気が含まれてた。真利恵の選択は皿洗い。俺は店を後にした。今、車で待機している。30分後真利恵が戻ってきた。挨拶は無い。俺達を乗せた車が動き始める。マンションへ着いた。
「これ今日の商品代と罰金それに諸経費だぜ」
俺が声にする。俺は請求書を渡した。
「何これ。ご飯代とガソリン代も払うの。何よこの罰金って……」
「メールに書いてるだろ」
真利恵の声に俺が応える。真利恵の顔面が小刻みに震えてた。
「洋嗣払いなさいよ」
「買ったの全部お前のもんだろ。責任もてよ。挨拶は出来ねぇ。車の中と店内では騒ぐしよぉ」
真利恵の声に洋嗣が応える。真利恵の表情が険しさを増した。
「何よ。もういい」
真利恵が声にする。真利恵は真っ赤な顔をして走り去った。
「6万以上も買ってよぉ。集る積りだったんだな」
「だな」
洋嗣の声に俺が応える。商品を返品する為に車が動き始めた。雲の合間から光が洩れている。
曇天 (2)
弁護士事務所で話し合いが始まった。時刻は7時に迫っている。スマホに洋嗣からメールが着信した。
”全勝利”
”おめでとう”
俺は返信した。穏やかな気持ちが湧いてくる。缶ビールで祝杯を上げた。3週間程経過する。慰謝料も振り込まれたと言う。そんなある日、紋で洋嗣のお疲れ様が行われた。語られた離婚の舞台裏。やはり真利恵の父親がやばかったらしい。不貞に使い込みそしてモラハラ。真利恵のやった事を正当化しようとしたようだ。
「いい加減にしろよ。そんな屁理屈通る訳ねぇだろ。そんなだからお前が管理職になって売り上げ落としてるんだ。お前の処分は後で考えるからな」
社長が声にしたと言う。その音色には怒気が含まれてたと聞いた。
「もし不服があれば裁判になります」
弁護士の声。真利恵の親父は没落したと言う。結局真利恵の親父は降格、減俸された。実家に返品された真利恵。ご近所から白い目で見られてるらしい。今日温泉に行く。今、俺達を乗せた車は河川の傍らに佇む旅荘に向かっている。洋嗣の傷を癒す為に……途中サービスエアでB級グルメを堪能した。更に車が転がる。河川が見えてきた。川面が金色に輝いてい
る。車を駐車場に停めた。外に出る。河岸をゆっくり歩いた。ソラが洋嗣に抱かれてる。クーンクーンと可愛い鳴き声を上げていた。
「みんなゲイなのか」
「うん」
洋嗣の声に俺が応える。を締め込んだ勇猛な男達。日焼けに川遊びを楽しんでいる。前袋が透けてる奴もいた。
「あっち行こうぜ」
俺が言う。洋嗣が頷く。俺達は林の中にに入った。男達がイチャ付いたり、キスしてる。洋嗣の息遣いが荒くなった。
「凄ぇな」
洋嗣が感嘆げに声にする。河岸へ戻った。
「俺達も焼こうぜ」
「うん」
俺良く声に洋嗣が応える。ソラのリードを木に繋ぐ。シートを敷いた。
締めてやろうか」
「う、うん」
俺の声に洋嗣が応える。片隅で洋嗣は着ているものを脱いだ。の端を咥えさせる。洋嗣にを締めてやった。俺は着ているものを脱ぐ。六尺一丁になった。シートに横になる。夏の光が差してきた。男同士のことに興味が芽生えたのか。それとも……さりげなく洋嗣のカラダに触れてみる。男の熱が伝わってきた。
「キスしていいか」
「う、うん」
俺の声に洋嗣が応える。俺達は軽くキスをした。
「俺さ、今日は何でも言うこと聞こうと思ってんだ」
洋嗣が言う。太陽が当たり、洋嗣の顔が輝いている。洋嗣の言葉に俺のちんぽがピクンとなった。俺は思惟する。この川に来ることを話した時、洋嗣は少しだけ躊躇した。洋嗣は男同士の事に興味があるのか……
「洋嗣……」
「ん」
ほっぺにキスした。1組の中年のカップルがソラに寄ってくる。ソラの前でしゃがんだ。
「可愛いっすね」
「ありがとうございます。ソラっていいましす。頭撫でてやってください」
男の声に俺が応える。男達は交互にソラの頭を撫でていた。キュンキュンキュンとソラは鳴き声を上げる。洋嗣の視線が男達の前袋に向いていた。
「タイプなのか」
俺が声にする。洋嗣に目を遣った。
「ち、ちげーよ。濡れてちんぽ透けてるんだ」
洋嗣が囁く。男達が会釈する。その場を立ち去った。川遊び、日焼けを堪能する。俺達はホテルへと向かう。俺達を乗せた車が動き始めた。洒落た建物が見えてくる。俺達はホテルに
着いた。窓を開ける。仄かに緑の薫りが漂ってきた。座卓を挟み、向かい合って座る。お茶を啜った。
「そっち行っていいか」
「うん」
俺の声に洋嗣が応える。俺は洋嗣の脇に座った。洋嗣を抱き寄せる。唇を寄せていく。唇同士が静かに触れ合う。舌を挿れる。俺達は舌を絡め合う。キスしながら洋嗣の股間に手を這
わす。硬くなってくる。唇を離した。
「デカくなってきたぜ。何でだよ」
「分かんねぇ。意地悪言うなよ」
俺の声に洋嗣が応える。ソラがキョトンとした表情を浮かべ、俺達を見てた。ソラは愛くるしい表情を向けてくる。すぐ様おもちゃで遊び始めた。
「風呂入ろうぜ」
「うん」
俺の声に洋嗣が応える。俺達は脱衣した。隣接している露天風呂に入る。犬用風呂でソラを洗ってやった。タオルで拭いてやる。ソラは遊び始めた。洋嗣は浴槽に浸かっている。掛け湯をすると、洋嗣の隣に滑り込んだ。軽くキスをする。洋嗣のちんぽを握った。
「勃ってるぞ」
俺が声にする。洋嗣が目をくれた。
「何か凄ぇ興奮してるんだ」
洋嗣が声にする。同時に俺のちんぽを握ってきた。
「圭吾のもビンビンだぜ」
洋嗣が言う。湯の中で2本の勃起が揺らいでる。ちんぽを握りあった。洋嗣の音の熱が伝わってくる。洋嗣の亀頭の括れに指腹を這わせた。
「あっあぁ」
洋嗣の口から声が洩れる。洋嗣に軽くキスをした。ソラが俺達の行為を見ている。気付くとこらを走り回っていた。
「立てよ」
「うん」
俺の声に洋嗣が応える。俺達は立ち上がった。角度の付いた勃起魔羅同士が触れ合う。俺は2本の逸物を合わせる。ゴシゴシ扱き立てた。
「あっアチぃ。堪まんねぇ」
「俺もいいぜ」
洋嗣の声に俺が応える。クチュクチュ昂ぶった音が鳴り響く。時折交わすキス。乳首を弄り合った。亀頭同士がぶつかる。俺は2本のちんぽを扱き捲った。
「やべぇ。射きそうっす」
「いっしょに射かすぞ」
洋嗣の声に俺が応える。金玉の奥でオス汁が蠢き始めた。
「あぁぁあぁ射く。あぁあぁあぁ射ぐ。んぁあぅ射くっ」
洋嗣が射き声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ洋嗣が白濁汁を吹き上げた。
「んぁぁんぉ射ぐ。あぁぁあっ射く。あぁあぁんぁ射ぐっ」
俺が声を上げる。ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ俺は男の乳白色の男の粘液を飛ばした。
「洋嗣……」
洋嗣を抱き寄せる。唇を寄せていく。唇同士が触れ合う。舌を挿れた。俺達は舌を絡め合う。洋嗣の薫りに包まれる。唇が、離れた。
「飯行くか」
「うん」
俺の声に洋嗣が応える。其々カラダを洗う。露天を出る。を締め込み浴衣を羽織った。
「ソラ行くぞ」
クーンクーンクーンソラが甘えるように鳴き声を上げる。駆け寄ってきた。洋嗣がソラを抱き上げる。俺達はレストランに向った。俺はふと思う。ソラは俺達の事がどう映ってるのかと……

絶倫の鬼

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アスロック ボールチェーン (灰色)

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スーツの下はフル勃起

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[ 2019/07/16 18:15 ] | TB(-) | CM(0)

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