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支え①

 実家の家業は小芝組と言う土建屋をやっている。だが12年前迄は極道だった。この事はごく一部の人しか知らない。小芝組の中堅以上の社員は当時の兄貴達だ。刺青を入れている人も多い。俺も1年前に行者武将の刺青を入れた。そんな俺は小芝 大夢(ひろむ)地元の大学の3年生で髭坊主にしている。身長171㌢で体重は72㌔だ。学んでるのは主にプログラミング。幼少の頃からジッちゃんが営むテコンドー塾で鍛えている。段位は4段だ。学業にバイト、テコンドー塾。充実した毎日を過ごしている。だが事件に巻き込まれた。あれは1箇月前、時刻は夜10時を回っている。俺は近道の為公園を横切ろうとした。公園の石段を登る。足早に歩いて行く。前方からDQNである灰音 公介と3人の取り巻き達が歩いてくる。関わりたくない奴らだ。公介は2歳上で地元では有名な灰音建築の御曹司。ガタイも良く身長は180㌢位ある。公介の父親は権力者で警察、裁判所、検察にも顔が利く。公介はかなりのDQNだ。色々やらかしても父親が揉み消してるらしい。公介は俺の事を嫌っている。理由は不明だが態度を見れば分かった。奴らが近づいてくる。一瞬目が合う。直ぐに逸らした。
「何、メンチ切ってんだよ」
公介が声を張り上げる。唖然とする俺。取り巻きの1人に羽交い締めにされた。ボディ、顔面に拳が飛んでくる。俺は男達にボコられた。テコンドーをやってる俺。手を出せば不利になる。俺は耐え続けた。
「チッ情けねぇ奴だぜ」
公介が声にする。奴らの攻撃は続く。俺の股間に蹴りが入る。公介がナイフを取り出した。月光の中、氷のように煌くナイフ。俺の顔目掛けて振り下ろされる。俺は避けたが頬を掠めた。血が流れてくる。俺はキレそうになった。
”ジッちゃんごめん”
俺は心の中で呟いた。
「ウリャ~」
俺が声を上げる。公介の股間に回し蹴りが決まった。公介が蹲る。だが公介は立ち上がった。止まらない俺。乱闘が続く。誰かが通報したのかパトカーのサイレンが聞こえる。俺達は取り連行された。警察署で事情聴取される。公介は右の金玉を失った。結局俺は起訴される。だが公介達は不起訴だった。俺は大学を退学。付き合ってた彼女とも別れた。悔しさが心の中で湧き上がってくる。人知れず俺は涙した。ナイフに俺の顔の切り傷。刃物を使ったのは分かる筈なのに……公介の父親の力が働いたに違いない。小芝組の顧問弁護士を中心に目撃者を探す為、聞き込みをしたと言う。だが有効な証言が無いまま、俺の裁判が始まった。俺は正当防衛を主張する。だがそれを証明する術がない。女が証言台に立った。俺は驚愕する。証言台に立ったのは同級生の鬼道結奈。当時の事が覚醒する。俺は結奈に嫌がらせを受けていた。基本は無視。たまに話しかけてくると罵詈雑言を浴びせられた。結奈の父親は会社を経営している。彼女はスクールカースト1位で自称美人。だが瞳の奥から意地悪な光を放ってる。俺は結奈の暴言に全て”だから”で返すと罵詈雑言は無くなったが、無視は続いた。証言台で語り始めた結奈。その内容に驚いた。事実とは違う。結奈は俺から手を出したと証言。最高裁迄争ったが俺は実刑に処された。民事でも敗訴。慰謝料は親が立替えてくれた。収監された俺。1箇月程経過してここでの暮らしも慣れてきた。面会の時父さんが言う。俺が収容されたのは4人部屋。隣の布団に寝るのは風祭 祥と言う3つ歳上の奴だ。祥は隣町出身の累犯受刑者。施設出身で暴走族の総長をやってた。祥は累犯受刑者。荒廃した暮らしを送ってたらしく色々とやらかしてる。見た目怖いが、何故か俺には優しかった。祥も背中刺青を背負っている。絵柄は2頭龍で凄ぇカッコいい。今、休憩室でTVを見ている。祥が隣に座った。
「昨日布団の中で泣いて無かったか?」
祥が問う。俺は頷いた。
「良かったら話してみろよ」
祥が静かに言う。俺は此処に来る迄の経緯を話した。
「そうか。辛かったんだな」 
祥が声にする。同時に俺の手の上に祥の手が重ねられた。男の温もりを感じる。何故かキュンとした。時刻は9時に迫っている。俺達は部屋に戻った。布団に潜る。看守の巡回が終わった。
「初めて会った時から可愛いかった。好きだぜ」
祥が声にする。ほっぺにキスされた。刑務所での行為。女役がアンコ男役をカッパと言うらしい。祥はどっちだろう?そして俺は……何故か俺の心は穏やかになっている。何時しか俺は微睡みの中にいた。数日が経過する。同室の岩隈 浩司と野上 大吾がひとつの布団の中で蠢いてる。祥の手が伸びてきた。
「コッチ来いよ」
祥が声にする。俺は頷く。俺は祥の布団に潜り込んだ。
「時間がねぇ。下だけ脱げよ」
祥が静かに言う。俺は素直に脱いだ。既に祥は下半身を露わにしている。祥の勃起魔羅と俺のちんぽが触れ合う。俺のが一気に勃ち上がる。祥が2本の本竿を合わせた。ゴシゴシ扱く。凄ぇ気持ちイイ。声が洩れそうになる。祥の唇で俺の声が塞がれた。祥が合わせた2人の逸物を扱き捲る。金玉の奥が熱くなってきた。
「祥……」
俺がちっちゃい声にする。祥が頷き祥カラダが反転させた。祥が俺のちんぽを咥える。俺も躊躇う事なく祥のをは咥えた。俺達の顔が前後に動く。俺達はお互いの口ん中に精を放った。ちんぽが其々の口から放たれる。祥が目配せしてきた。2人の喉がゴクンと鳴る。祥の精子が体内流れ落ちていった。唇が奪われる。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め合う。このままキスしていたいが、流石にマズい。名残惜しげに唇が離れた。ズボンをトランクスごと上げる。俺は自分の布団に戻った。浩司達も各々の布団で眠っている。巡回がまわってきた。ゲイ行為が分かると懲罰。看守の目を盗み、やるしかない。性処理は便ズリが主流。だが俺達のようにパートナーがいる野郎共もいる。時が流れた。ある日の朝を迎え、新たな1日が始まる。部屋の掃除、洗顔、人員点検が終わった。朝飯を済ませる。作業が始まった。昼休みに祥は俺の隣に座っている。食事が終わり、お茶を啜ってた。
「今晩挿れてぇな」 
祥が耳元で囁く。俺は頷いた。
「穴解しとけよ」
「うん」
祥の声に俺が応える。浴室でサッとカラダと頭を洗う。湯船に浸かる。気付かれないようにオス穴に指を挿れてみた。中を掻き撫でる。俺のちんぽが微かに反応した。風呂を上がる。休憩室でTVを見ても目に入らない。今日俺は処女を祥に捧げる。その事だけで頭が鮨詰め状態になっていた。消灯時間が迫っている。俺は布団に潜った。唾液を口ん中に溜める。そいつを指で掬い、穴ん中に塗り込めた。指を挿れる。中を掻き撫でると穴が開いていく。看守の巡回が終わった。
「来いよ」
「うん」
祥の声に俺が応える。俺は祥の布団を捲った。既に脱衣している祥。ちんぽはビンビンになっている。俺は全裸になった。俺は祥の上に跨った。穴口に祥の勃起魔羅を充てがう。腰を動かし祥の我慢汁を穴に塗り込める。腰を沈めていく。微かだが痛みを覚える。俺は祥の本竿を呑み込んだ。俺の腰が上下に動く。祥が腰を突き上げてくる。俺は押し倒された。祥の腰が突動する。ちんぽが俺ん中をまい進してきた。突き込みながら祥は乳首を摩ってくる。同時にちんぽを扱き捲られた。生暖かい祥の汁がケツの奥に打ち当たる。静かにちんぽが引き抜かれた。ゴツゴツした手で俺のを扱き捲る祥。俺は昇り詰めそうになった。
「射きそうか」  
祥のちっちゃな声。俺は頷く。祥にちんぽを咥えられた。祥の顔が上下に動く。ちんぽに舌が絡んでくる。金玉の奥でオス汁が蠢き始める。その途端俺は祥の口ん中で弾けた。俺のちんぽが放たれる。祥の喉がゴクンと鳴った。唇が重ねられる。舌が挿いってきた。俺達は舌を絡め合う。俺の出した汁が口ん中で融合される。唇が離れた。俺達は着衣を整える。自分の布団に潜った。祥は寝息を立ている。さっき迄盛っていた浩司と大吾。何時も通り眠ってた。俺にも睡魔が襲ってくる。コツコツと看守の足音が耳に響いた。季節は秋。空には霞雲が掛かっている。
霞雲1
休憩室で寛いでいると祥が俺の隣に座った。
「もう直ぐ出所だな。シャバでも逢ってくれるか」
「勿論だよ」
祥の声に俺が応える。祥が真っ直ぐに俺を見てきた。
「俺、出所したら会いたい人いるんだ」
「えっ……」
祥の言葉に俺が応える。祥の神妙な面持ちから彼の内面が伺えた。
「俺さ、施設で育ったって言ったろ。実はさ……」
祥が語り始める。祥が物心ついた時父親はいなかった。母親は当時8歳の祥に家事を強要。出来ないと母親の彼氏と共にカラダ中を打たれたと言う。基本母親は滅多に帰宅しない。冷蔵庫の安い食パンを少しづつ食い、飢えを凌いでたと言う。そんなある日、祥は男と母親にリビングに呼ばれた。
こんなガキ要らねぇ。家事も出来ねぇ。金は掛かる。いっそ死んでくれた方がいいと彼氏に言われた。更に母親は祥、車に轢かれなよ。賠償金も入るしさ。今迄育ててやった恩を返せよと言う。彼氏も同意した。ここ迄話すと祥は頬を涙で泣いている。俺も嗚咽した。
「それでどうしたんだ?」
「次の日、男坂の交差点まで母さんに連れてかれた。信号が赤になったら横断歩道渡れって言われてさ……母さんバイバイって言って泣きながら俺は渡り始めた。トラックが迫ってくる。でも俺を庇ってくれた小父さんが居たんだ」
祥が声にする。次の日祥の母さんとその小父さんが入院している病院に行った。数名が見舞いに来てたと言う。その時、祥の母親が吐いた言葉は唖然とするものだった。この子が轢かれるてれば金貰えたのにお前らが代りに払えと……尚も祥の母親は罵声を浴びせる。誰かが呼んだ警察官に祥の母親は逮捕。祥は施設に入ることになった。その人に祥は会いたいと祥は言う。死を覚悟した祥。切なすぎる。小父さんは30歳位で半袖から刺青が覗いてたと言う。俺は深慮した。

絶倫の鬼

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涙の雫 (S)

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[ 2020/11/30 21:58 ] 支え | TB(-) | CM(0)

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