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支え②

俺は出所した。家族達が迎えに来ている。俺は嬉しかった。俺の無実を信じてくれたのだから……家業にも然程影響が無かったと言う。シャバでの新たな生活が始まった。久しぶりに帰った実家。家族だけの出所祝いが行われた。祥との事はいつか言おうと思っている。だがこの日は言わなかった。優しい家族達の目。久しぶりに一家団欒を楽しんだ。5歳になった甥っ子の優馬。元々懐いてたが今日はやけに甘えてくる。俺の事がどう伝わってるのだろうかと思った。明日から俺は小芝組でトラック運転手をする。空いてる時間にはプログラミングの勉強を再開する積りだ。半年程経過する。SNSでマッスルラッシュと言うゲームを発表する。想定外のダウンロード数だ。課金も増えてくる。格闘ウォーズ、筋肉コロシアムを公開していく。気付くとゲームアプリの収入だけで食えるようになっていた。だが俺は今でも小芝組のトラッカーを続けている。ジッちゃんのテコンドー塾は実家から徒歩10分の距離。傍らに家が在り、今ジッちゃん1人で住んでいる。家は古く、建て替えて俺と同居したいと言われた。まだ言ってないが出来れば祥も一緒に住めたらと思っている。建築士の父さんとの打ち合わせが近々始まる予定だ。今、両親、兄夫婦そしてジッちゃんとで居間の座卓を囲んでいる。出されたお茶を啜った。
「俺さ好きな人がいるんだ。後、半年で出所するけどさ。祥と言う男なんだ」
俺が言い切る。場が凍て付いた。
「ムショではそう言う事もあるもんだ。これも大夢の運命だな俺は応援するぜ」
ジッちゃんが声にする。みんなが頷く。俺の心は綻んだ。
「どんな奴なんだ?」
父さんが問う。俺は父さんを真っ直ぐに見る。俺は大きく息を吸い、ゆっくりと吐いた。
「父さん、昔、男坂の交差点でトラックに轢かれそうな8歳位の男の子を庇った事ねぇか」
俺が声にする。父さんはキョトンとしてた。父さんが目を瞑る。暫くして目を開けるとニッと笑みを浮かべた。
「あの時の坊やか?半べそ掻いて横断歩道歩いてたもんな。今でもあの時の顔思い出すぜ。俺は自然にカラダが動いてたよ。酷ぇ親だよな。子供の命何だと思ってるんだ。あいつ苦労したんだろな」
父さんが声にする。俺は知ってる限りの祥の事を伝えた。
「これも運命かもな。祥はうちで面倒みる。あいつ自身がどんな奴かも知りたいからな」
父さんが言い張る。父さんが意味深な笑みを浮かべた。
「建て替える家だが祥も一緒に住むんだろ。親父イイよな」
「あぁ勿論俺もその積りだ」
父さんの声にジッちゃんが応える。この晩俺はこの事を手紙に書く。祥、待ってるよと纏めた。時が巡る。季節は秋を迎えた。街のあちこちに果物達が芳醇な姿を見せている。父さんが立替えた慰謝料も返せた。祥の出所日も近い。ジッちゃんの家が完成した。1階に広いリビングがある。伸縮性の10人掛けのテーブルを置いた。隣接したキッチンはアイランド型になっている。料理はジッちゃんが上手い。だが俺は高齢のジッちゃんの負担を軽減させたいと思っている。その為に母さんと義姉さんに料理を教わってきた。そしてジッちゃんの和室と仏間が連なっている。2階にある2つの居室。1つは俺と祥の寝室でもう1つは作業室として使う。駐車場にはジッちゃんのベンツと、小芝組で要らなくなった黒のミニバンが置かれている。そんなある日結奈からLINEが届いた。俺は思う。良く厚かましく俺にメッセ送れたと……明後日から2週間ヨーロッパに旅行に行くのでブルーノを預かって欲しいとの事だった。ブルーノは生後8か月のシベリアンハスキーの♂。結奈の実家、義実家は犬嫌いだと言う。ペットホテルは高いから嫌らしい。義実家……結婚したのかと思った。俺はやんわり断りのLINEを送る。だが旅行当日、玄関引戸のハンドルにブルーノは繋がれていた。宜しくとLINEが結奈から着信する。抗議LINEを送るが既読は付かなかった。
「大夢、怪我してるぜ」
「あっホントだ。それに少し痩せてるみてぇだな」
ジッちゃんの声に俺が応える。俺達は動物病院に連れて行った。診断は4箇所の打撲と栄養失調。ネグレストの可能性が有ると言う。ブルーノは入院する事になった。毎日のように見舞いにいく俺達。最初険しかった態度のブルーノが甘えてくる。一週間でブルーノは退院した。たまたま遊びに来ていた優馬にも懐いている。今日は祥の出所日。ジッちゃんと両親、兄夫婦そして俺とブルーノで出迎えに行った。ブルーノが甘い泣き声を上げる。祥の足にカラダを擦り寄せた。祥がブルーノの頭を撫でている。ブルーノは賢い。尚もブルーノは祥に戯れ付いていた。
「こいつブルーノって言って同級生の犬なんだ。気に入られたみたいだな。旅行中預かったと言うか、押し付けられたんだ」 
「えっ……」
俺の声に祥が応える。預かった経緯等を話すと、祥の表情は強張った。
「祥、分かるか?」
俺が声にする。俺は祥の前迄父さんの背中を押し出した。祥は戸惑っている。だが気づいたようだ。
「もしかしたら、俺を助けてくれた小父さんだよね」
祥が声にする。父さんが頷いた。祥が父さんに抱き付く。父さんが祥を抱き締めた。
「俺も元極道だからデカい事言えねぇけど、もう悪事に手を染めるなよ。何でも相談しろよな」
「ハイ、お願いします」
父さんの声に祥が応える。俺達は車に乗り込んだ。車が動き始める。俺達は家路に就いた。俺とジッちゃんの家、そして実家。其々の場所に戻った。2階に上がる。寝室に祥の荷物を収納した。作業室を見せる。祥はニンマリしてた。
「これからの住いだぜ」
俺が声にする。祥が頷く。俺達は階下に降りた。今俺はキッチンに入っている。ジッちゃん杜祥はソファーに座り、何やら話をしてた。カツカレー、サラダ、味噌汁は朝のうちに仕込んである。温めて俺はテーブルに並べた。
「いただきます」
3人の声が重なる。カレーを食う祥。目が細くなっている。至福感を覚えた。食事が終わる。珈琲を飲みながら寛いでいた。
「散歩行ってくる」
「分かった」
俺の声にジッちゃんが応える。ブルーノを連れて散歩に出た。ブルーノにクッキーを与える。嬉しそうに頬張るブルーノ。来た頃のオドオドとした姿は無かった。心地良い秋の風を感じながら家路に就く。帰宅するとブラッシングしてやる。ブルーノは喜んでた。
「湯張ってあるから先に入ってこいよ」
「うん」
ジッちゃんの声に俺が応える。2階から部屋着代わりのスェットスーツ、Tシャツ、を持ってきた。着ている物を脱ぎ去る。浴室に入り掛け湯した。
向かい合って湯船に浸かる。毛深い脚同士が交じ合った。ちんぽ同士が触れ合う。2本のちんぽが天を衝いた。
「久しぶりだな。逢いたかったぜ」
「俺もだよ」
祥の声に俺が応える。唇が寄ってきた。唇同士が静かに触れ合う。舌が入ってくる。俺達は舌を絡め合う。背中に回した其々の腕に力が籠る。勃起魔羅同士を擦り付けた。チュ…ンッ…チュ…ンハァ…チュ、キス音が鳴り響く。祥の男臭い熱が伝ってくる。唇が離れ、長いキスが終わった。2本のオス竿が湯の中で揺らいでる。祥が其奴を合わせ持った。カリと茎、其々が触れ合う。祥が合わせたちんぽを扱き捲った。
「あっやべぇ」
俺が声にする。祥がちんぽを放し、立ち上がった。祥のちんぽを握る。舌をちんぽの先っぽに這わせた。亀頭の括れを舌先で擽る。我慢汁がトクトク溢れてきた。
「あっあぁ気持ちイイ。もっと音立てていやらしくしゃぶれよ」
「うん」
祥の声に俺が応える。俺は祥の逸物を咥えた。俺の顔が前後に動く。祥に頭を押さられた。グイグイ手前に引かれる。ジュルジュル卑猥な尺八音が鳴り響く。喉壁が激しく祥の亀頭で擦られる。祥を見上げると、ちんぽを口から放した。
「久しぶりでしゃぶる祥のちんぽは、やっぱ美味ぇぜ」
俺が声にする。今度は金玉に舌を当てた。片方ずつ吸い付く。舌を這わせる。ちんぽを深く咥えた。祥がグイグイ腰を突いてくる。祥のちんぽが喉奥にぶつかってきた。ジュボッジュボッジュボッ熱った尺八音が鳴り響く。祥のちんぽをしゃぶりながら俺は自分のちんぽを扱き捲る。祥の腰の動きが激しくなった。
「射かすぞ。呑めよ」
祥が声を上げる。ちんぽをしゃぶりながら俺は頷いた。
「あっあぁぁ射く。あぁぁんぁ射ぐ。んぁんぉあぁ射くっ」
祥が射き声を上げる。喉奥に祥の汁がぶつかってきた。祥がちんぽが引き抜く。俺の喉がゴクンと鳴った。濃厚な汁が喉を通る。胃へ流れていった。
「美味ぇっす」
「俺にも呑ませろ」
俺の声に祥が応える。俺が立ち上がり、祥が湯船に沈んだ。俺のちんぽが祥に咥えられる。祥の顔が前後に動く。祥の喉壁に俺のちんぽが擦られる。ジュルッジュルッジュルッ昂った尺八音が鳴り響く。金玉の奥で潮流が蠢き始まる。俺は祥の喉奥目掛けてちんぽを突き込み続けた。
「あっ射きそうっす」
俺が声にする。祥が頷く。俺のをしゃぶりながら祥は金玉を握ってきた。
「あぁぁあぅ射ぐ。おぉあっ射く。あぁあぁあぁ射ぐっ」
俺が声を上げる。俺は祥の口ん中で弾けた。俺のちんぽが放たれる。祥の喉がゴクンと鳴った。祥が見上げてくる。火照った目をして祥は立ち上がった。
「美味かったぜ」
祥が声にする。唇を奪われた。舌が入ってくる。俺達は舌を絡め合う。2人の出した残り汁が融合された。至福感を覚える。唇が離れた。
「カラダ洗って出るか」
「うん」
祥の声に俺が応える。俺達は湯船を出た。俺達はカラダを洗い合う。浴室を後にする。を締め込んだ。
褌 (7)
スェットスーツを身に纏う。リビングに戻った。今日3つの祝いが行われる。祥の出所祝いと新築祝いそしてテコンドー塾長の交代。新しい塾長は3つ下の従弟の遊星だ。勿論遊星も俺と祥との関係を知っている。結婚してたが奥さんの不貞で離婚した。女は懲りたと言う。遊星に同じ匂いを感じた。

大噴火

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レザーアンドスチールコックリング

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性処理現場 4

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[ 2020/11/30 21:48 ] 支え | TB(-) | CM(0)

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