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インストラクター②

 ジムに行くようになって生活は充実している。体調もすこぶるいい。肌ツヤも良くなったと言われる。ただ俺のちんぽは潤ってない。週末の金曜日の仕事帰り俺の脚は確実にハツテン場に向っている。時間は少し早い。時間潰しにゲイショップを覗いた。中には数名の客が商品を色々みている。その時1人の客と目があった。
「あっ……」驚愕の表情を浮かべていた。手には六尺とDVDを持っている。会計すると逃げるように店を出て行った。俺も透かさず店を出る。後を追った。信号が点滅している。脚が止まった。
「嶋田君、逃げることねぇだろ」
「でも……」
嶋田君は狼狽してる。俺と目を合わせないようにしてるのが判った。
「心配するな。俺もそうだからさ」
「えっ……」
「だからあの店居たんだろう」
「あっ……」
嶋田君の表情から狼狽の色が微かに消えている。今度は複雑な顔付に変わった。
「飯でも行かねぇか。何時も世話になってるから奢らせてくれよ」
「えっ…う、うん」
「おら、行くぞ」
近くの居酒屋に入る。中はグループ、カップルで賑わっていた。俺達は2人掛けのテーブルに案内される。通路側から暖簾みたいなものが下された。中ジョッキを触れ合わせる。会話は弾まない。筋肉、トレーニング、エクササイズのこと。いつもなら乗ってくる話題を振ってみる。然もない応えが返ってくるだけだった。思い切って切り出してみる。
六尺好きなのか」
「うん」
「どんな奴タイプなんだ」
「歳上の兄貴とか親父っす」
ポツリポツリと話してくれた。酒がサワーに代わる。3杯目が空いた。
「女とは有るのか」
「あるけど苦手みたいっす。あまり気持ち良くなかった。ドキドキもしなかったし……」
「そうなのか。俺も同じだよ。女との性行為は可能だけどな」
テーブルの下から足でツンツンと大ちゃんの脚を突っついた。ビクッと反応した。
「手ぇだして…」
「えっ…」
視線が交差する。ギュッと手を握ると握り返してきた。このまま抱き寄せてキスしたかったがここではそうもいかない。
「出るか?」
「ハイ」
居酒屋を出る。妖しいネオンが光る方へと歩いていく。ひとつの建物の前で足を止めた。
「入るぞ」
「うん、ドキドキしてきた」
「俺もだぜ」
部屋に入る。灯りを燈した。艶かしい光が放たれている。これから起きうることを事を暗示するかのように円形ベッドが存在感を示していた。浴槽の蛇口を開く。ジャージャーと湯が流れてくる。それさえ隠微な音に聞こえた。ソファーに並んで座る。嶋田君を抱きよ抱き寄せた。唇を寄せていく。軽く触れ合った。舌をこじ挿れる。舌を絡めると絡め返してきた。ネットリ絡む舌と舌。同時に股間に手を這わせる。嶋田君も俺の股間を揉んできた。
「小柴さん……」
「健太でいいぞ。よそよそしいかなら」
「うん、健太さん」
「なんだ。大輔」
俺に甘えるよう抱きついてくる。俺はきつく抱きしめた。大輔のオス臭い薫りに包まれる。今度は軽く唇を合わせた。
「風呂入るか」
「うん」
俺達は着ている物をバサバサ脱いでいく。逞しい大輔の裸が晒された。濃い陰毛の中に男の証潜んでいる。俺の股間に熱い視線を感じた。
「凄ぇ…健太さん六尺なんだ」
「あぁジムには締めていけねぇけどな」
「お前も今日六尺買ったんだろ。後で締めて見せろよ」
「うん」
其々躰を洗い浴槽に向かい合って浸かる。手を伸ばし軽く亀頭を掴んでやった。
「あっ…」
大輔のちんぽは一気に天を衝いた。
「何だ大したことしてねぇぜ」
「……」大輔の言葉は無い。ただはにかんでいるだけだった。
「淫乱なんだな。こんなに勃ててよぉ」
「健太さんのせいだからな」
「俺のせいかよ」
「うん」
大輔のちんぽをぎゅっと握る。そこは完璧に欲情いていた。
「そこ座れ」
風呂の縁に座らせる。静かに大輔のちんぽに手を添えた。左手で金玉を握る。竿の付け根辺りから亀頭目掛けて舐め上げた。
「あっ、あぅぅ」
裏筋に舌を這わせる。尿道口に舌先を刺し挿れた。
「あぁぁんぁ、いぃ、んん」
大輔のカラダがピクンと震える。我慢汁が口の中に広がった。
「気持ちいいか」
「いっす。凄ぇ…」
亀頭に舌を絡める。ゆっくりと根元まで呑み込んだ。
「あぁぁ、んぁ、はぅ」
俺の顔が前後に 抽動する。大輔の腰がガシガシ動いた。
「あぁぁ、んくぅ、堪んねぇ」
喉の壁でぎゅうっと締め付けてやる。同時に金玉の真ん中の縫い目に指を這わせた。
「ん、あぁ…気持ちいぃ」
大輔の手を取る。俺の頭を押さえさせた。突動する大輔の腰。俺の喉壁が激しく擦られた。
「あっ、け、健太さん、射きそうっす」
大輔を見上げる。コクンと頷いた。
「あぁぁんぁ、くっ口離せよ」
大輔の腰が引ける。がっつりと大輔のケツを押さえた。
「あぁぁ、あぁぁぁぁぁ射く、射ぐ…っっ」
ドブッドブッドブッと喉奥に汁がぶつかってくる。ドブッドブッまた打ちつけられた。大輔のちんぽが引き抜かれる。俺は喉をゴクンと鳴らす。濃厚で大量の汁が喉を通り体内へと流れていった。視線が交差する。満ち足りた目をしていた。
「気持ち良かったか」
「うん凄ぇ良かった。すんません。口の中に出しちまって……呑んだんすか?」
「ああ、でも誤ることねぇぞ。美味かったぜお前の雄汁。ありがとな」
立ち上がると軽く唇を合わせる。興奮冷めやらぬ2本のちんぽがぶつかり合った。
「今度は俺が……」
大輔が俺のちんぽを握る。俺はその手を払った。
「俺はコッチを貰うぜ」
大輔のケツを撫でる。カラダがビク付いた。
「嫌か」
大輔の首が左右に振られた。
「上がるぞ」
「うん」
部屋に戻るとベッドに潜り込んだ。大輔を抱き寄せる。唇を寄せていく。静かに触れ合うと貪るようにキスをした。舌を絡め合いながら乳首に指を這わせる。大輔のカラダがピクンと跳ねた。
「へへ、ここ感じるみてぇだな」
今度は乳首に舌を這わせた。空いてるもう片方の乳首を指で 撫で上げる。次に指の甲で掻き上げた。
「あぁぁ、んぁ」「はぁ、うぅ、ん、んん」繰り返す俺の乳首攻めに大輔はカラダを捩らせ哭き続けた。
「乳首勃ってきたぜ」
俺の手が伸びる。大輔のちんぽをぎゅっと握った。指腹で亀頭をなぶる。我慢汁が溢れてきた。
「あぁぁ、あっ、んぉ」
俺は大輔の上に覆いかぶさる。ちんぽを大輔のものに擦り付けた。大輔の瞼にキッス。次に唇にチュッとした。
「いいな。優しくしてやるからな」
「うん」
判ってくれたみたいだ。俺は大輔の両脚を抱え上げる。ケツ穴にキスをした。微動する大輔のカラダ。穴の周りと内壁に唾液を送り込む。指をゆっくりと挿れてやった。
「あっあぁぁ…ん、んぁ」
中を掻き撫でる。出し入れさせた。
「感じるのか」
「うん」
指を2本3本と増やしていく。穴を広げながらちんぽを握る。カリ首を親指の腹で撫で擦った。
「あぁぁ、あぁ、あっ」
ジェルを指で掬う。丹念に穴と内壁に塗り込める。穴に3本の指を挿れ込んだ。
「あぅ、あぁ、あぁ」
「柔らかくなってきたぜ」
脚を大輔に抱えさせる。俺のちんぽにジェルを塗した。
「挿れるぜ」
「うん」
穴口にちんぽを宛てがう。腰に力を入れる。俺のちんぽは呑み込まれ始めた。
亀頭が埋没する。大輔の顔が微かに歪んだ。
「痛ぇのか?」
「ちょびっと……」
「やめるか?」
「きてくれよ」
大輔のちんぽは力失せている。カラダを前に倒し唇を重ねた。
「大丈夫か。ちんぽ萎えてるしよぉ」
「うん」
腰を静かに動かした。内壁が抗ってくる。ズブッズブッと根元まで埋め込んだ。
「挿いったぞ。上見てみろ」
大輔は天井の鏡に目を遣った。
「凄ぇ…デッケェのがスッポリ挿いってる」
「痛てぇか」
「ちょびっと……」
大輔を抱きしめた。首筋に舌を這わせる。指腹で乳首を摩ってやった。
「馴染む迄こうしてるならな」
「うん、優しいんだな」
首筋をそっとなぞる。唇を寄せていった。触れ合わせると静かに舌を挿れる。絡み合う舌と舌。濃密なキッスをしながら首筋、乳首を愛撫する。
乳首 (6)
大輔に異変が起きた。内壁が蠢動する。俺のちんぽに絡み付いてきた。
「健太さん、動いてくれよ。奥の方がむず痒いんだ」
「判ったぜ。俺も我慢の限界だったからな」
俺はガシガシ腰を動かし始める。突く度毎に大輔の内壁が纏わり付いつてきた。
「凄ぇいいおまんこだぜ」
「お、おまんこ」
「そうだ。おまんこだ。男のおまんこだぜ」
大輔の両足首を手で?んだ。俺の腰が猛動する。気付くと萎えていた大輔のちんぽはいきり勃っていた。
「あぁぁんぁ、気持ちいぃ」
「何処がいいんだ」
「ケツが…んん、あっいぃっす」
「ケツじゃねぇだろ。おまんこだろ。言ってみろ」
「……」
「言わねぇと止めるぞ」
「……」
俺の腰の動きが静かに止まる。ちんぽを引き抜いた。
「くふっ……酷でぇ」
大輔のカラダをグイッて前に倒した。露わになった大輔の穴。短い剛毛に覆われ濡れそぼっている。ヒクヒクと呼吸していた。
「鏡見てみろよ」
「お、おまんこ、俺のおまんこ」
「そうだ。ここ気持ち良かったんだろ」
「うん」
穴を手で摩ってやる。大輔のカラダがガクガク震えた。
「四つん這いになれよ」
「うん」
俺はちんぽに手を添えながらおまんこに当てる。クイっと腰を突いた。俺のちんぽズブズブと呑み込まれる。一気に埋没した。大輔のケツタブを押さえる。ガシガシ腰を動かし始めた。
「あぁぁんぁ…んぉぉぉ」
腰を突動させる。同時に腕を伸ばすと乳首を弄った。
「大輔、気持ちいいのか」
「いっす。おまんこ気持ちいぃ」
耳裏を舐めてやる。大輔のカラダがブルブル震えた。妄動する俺の腰。大輔は野太い喘ぎ声を上げ続けた。
ちんぽを引抜く。大輔を仰向けにさせる。大輔は自ら両脚を抱えあげた。
「待ってろよ。今挿れてやるからな」
「うん」
俺は一気にに根元迄埋め込んだ。ガシガシ腰を突きはじめる。おまんこのヒダみたいのが絡んできた。
「あぅあぁぁ…いいよぉ」
「俺も堪らんぜ。あぅ締まる」
結合部からはグショッグショッグショッ…ちんぽとまんこが絡み合う。突き込む 俺。その動きに大輔は同調するかの如く腰を振る。
突き込みながら大輔のちんぽを握り軽く扱いた。
「あぁぁんぁ、駄目だぁ。そんな…いっ射ぐ、射く、んぁぁ射く」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ…大輔は白濁汁を噴き上げた。
「おっ俺も、射く、んぉんん、射く」
大輔のおまんこの奥目掛けて汁を打ち付けた。
「大輔、凄ぇ気持ち良かったぜ」
「俺もっす」
俺は大輔の上に倒れ込む。その弾みでちんぽが外れた。大輔が抱き付いてくる。俺はきつく抱きしめた。乱れていた呼吸も平常に戻っている。どちらからともなく唇が合わせられた。
「シャワー浴びるぞ」
「うん」
大輔が鞄から何かを取り出している。真っ直ぐに俺を見てきた。
「あっこれ上げる」
「えっ俺にか」
「うん」
手渡されたのはさっき買っていただった。
「その代わり健太さんが締めていたやつ欲しいっす」
「ああ判ったぜ」
シャワーを浴びる。着衣を身に纏った。今大輔は俺のを締めている。俺は大輔から貰ったを締めた。ラブホを出る。駅へと向かった。途中に有る公園のベンチに座る。満天の星空。柔らかな春の夜風が俺達を包んでくれた。
「なぁ…大輔、ちゃんと付き合ってくれねぇか」
「うん」
大輔がそっと手を握ってくる。俺は握り返した。
「俺さ…」大輔が語り始めた。俺にチラシを渡した時ちょびっといいなって思ったらしい。初回カウンセリングの時担当になった。そして水泳のプライベートレッスン。急接近した。生身の俺のカラダに触れる。そしてそれが実現した。日増しに逞しくなっていく俺。憧れみたいなものから好きに変わっていったと言う。
「俺この髭も好きなんだ」
俺の口髭が撫でられる。そっと唇が合わせられ離れた。夜寝る前に千擦り扱く。おかずは俺。俺と同じだった。夜ベッドに潜る。目を瞑ると大輔が現れた。自然に前袋に手がいく。硬くなり始める俺のちんぽ。何時しか前袋からちんぽを引っ張り出している。ゴシゴシと扱いた。
「あぁぁぁぁ大輔…射く…射ぐ…射く」
ドピュッドピュッドピュッ…と俺は乳白色の男の粘液を噴きだしていた。時刻は11時を回っている。電車は結構空いていた。俺と大輔は並んで座る。項から仄かなオスの薫りが漂ってきた。
「あのさ、健兄ぃって呼んでいっすか」
「構わねぇよ」
「俺さ…」
「えっそうなのか」
電車の中で楽しげに話す大輔。瞳がキラキラ輝いている。俺達を乗せた電車は駅に着いた。
「じゃぁまたな」
「うん」俺の問いに応える大輔。愁いを帯びた表情を浮かべていた。
俺は北口へ大輔は南口へと向かった。メールが着信する。大輔からだ。
”健兄ぃのちんぽ包んでただと思うと俺濡れてきた”
”お前の事思い出したら勃起した”
俺は即座に返信した。インストラクター大輔。こいつと仲良くなりたい。俺がこのスポーツジムに入会したひとつの理由だ。入会して良かったと思っている。今こうして仲良くなれたのだから……ジムでの大輔の笑顔。澄んだ目。ちょびっと甘えん坊な所。今俺は恋してる。46歳にもなって……
[ 2015/04/18 15:18 ] インストラクター | TB(-) | CM(0)

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