俺の本格的な修行が始まる。本山での得度式も済んだ。座禅、お経の練習、そして仏事の勉強、時間があると与えて貰った俺の勉強部屋で書物を読み漁った。パソコンを開き色々な情報も得る。辛い事も有ったけど将崇さんがいつもそばでフォローしてくれた。次第に知識が身に付き仏道精神も判ってくる。今日から90日間の本山の修行に行く。
「頑張って来いよ」
「ハイ」
暫しの判れだ。玄関でキスをする。引き戸を開けた。俺は真っ直ぐに脚を進める。心には僧侶になって将崇さんと一緒に送る人生の事が過った。本山の修行が始まる。想像を絶する厳しさが待ち構えていた。心が折れそうになる。家族、友人に連絡を取る事を禁止されてるので将崇さんとの連絡も取れない。将崇の事を胸に秘め修行に勤しんだ。朝の振鈴から始まる。読経、掃除、講義。夜の座禅で終わる。俺はこの修行で色んな事を教わった。春先に始まったこの修行。季節は初夏を迎えた。
”将崇さん…5時位には着くと思うよ”俺はメールした。
”判った。気を付けて来いよ”すぐさま返信された。
志し高く持ち俺は寺に戻った。初夏の爽やかな風が肌に触れてくる。時間は午後4時。時間を読み違えたのか予定よりも少し早く着いた。山門をくぐる。家へ入ろうとした時、玄関の引き戸が開いた。胸騒ぎがする。俺は咄嗟に身を潜めた。
「じゃぁまたな」
「あっ将崇……お別れのキスは」
「じゃぁまた……」
にっこりほほ笑んだ僧侶が出て行った。直ぐに家に入る気には成らず近所をグルグル回る。30分位経っただろうか俺は意を決し家に入った。
「ただいま」
「おぅ…お帰り。何か逞しくなったな」
「そうっすか。俺これから頑張るから……」
「おぉ頼むぜ。風呂沸いてるから入ってこいよ」
「ハーイ」
努めて平静を装った。俺は浴槽に浸かった。目を瞑るとあの光景が浮かんでくる。やるせない思いが込み上げてきた。
褌を締め直し作務衣を羽織ると食堂に入る。食事の用意が出来ていた。テーブルに向かい合って座る。グラスにビールを注ぎ合いカチンと合わせた。
「ご苦労さん、良く頑張ったな」
「将崇さんと早く仕事したかったからな」
宴が進んでいった。
「この筍の掻き揚げ美味ぇ…上に掛かってるたれも最高!!」
「へへ、新しく考えた精進料理だぜ」
酒を飲み、料理を堪能する。その時将崇さんの携帯が鳴った。将崇さんが俺の様子を伺いながら小っちゃい声で携帯に出る。そして席を外した。
「誰から……」
「知り合いの僧侶……」
俺の目を見ないで話す。俺はあの事を切り出した。
「将崇さん、さっき玄関でキスしてたろ」
「えっ……」
「浮気したのか」怒気を含んだ俺の声。
「えっ…あれは……えっ…あっ…」
「どうなんだよ」
「……」将崇さんは押し黙る。重たい沈黙が続いた。
「信勝……す、済まん」
視線が眩しく交差する。涙が溢れてきた。
「何で何だよ。俺が居るのによぉ」
「済まん……」
「誰なんだよ。あの僧侶」
「一緒に修行した奴……俺の初体験の相手、近くまで用事で来たらしく寄ってくれた。寄り添って来られたらムラムラしちまって……」将崇さんの力ない声。
「ば、バカ野郎……」俺は咽び泣いた。
「こっち来い」将崇さんの腕をとるとグイグイと引っ張り寝室に連れてきた。布団に押し倒すと作務衣を剥ぎ取る。前袋をギュッと握った。
「こいつが悪さしたんだろ」
「済まん……」
今度は金玉をグイッと掴んだ。
「い、痛てぇ……止めろ。俺が悪かったから止めろ」
「もう出来ねぇように躰に教えてやるからな」
褌を剥ぎ取った。そして両脚を抱える。そしてケツ穴に指を這わせた。
「信勝…止めろ。俺処女なんだぜ」
ケツ毛を掻き分けると、桜色の蕾が現れる。息をふぅと吹きかけた。将崇さんの躰が反応する。
「将崇、何だ、お前ヒク付いてるぜ。欲しがってるみてぇだな。おら自分で脚抱えろよ」
ケツ穴に舌を這わせる。ジュルジュル舐め上げた。男臭い匂いが漂う。少し緩んだ所で指を1本挿れる。以外に柔らかい穴。たやすく呑み込まれた。ローションをたっぷりと取ると穴に塗りこめる。指2本をゆっくりと挿れていく。将崇さんの顔が僅かに歪んだ。萎えていた将崇のちんぽを握ると姿を変え始める。俺の手中で角度をつけ始めた。ちんぽをギュッと握る。
「将崇、何発出したんだ」
「1発です」
「どこに出したんだ」
「ま、まんこに種付けしました」
嫉妬心が湧き上がってくる。指を3本に増やしゆっくり挿れていく。
「んがっ…痛てぇ」
「我慢しろよ。悪い事したんだからな」
将崇さんの躰が左右に捩れる。指3本をグリグリ回転させたり前後に動かした。何時しか将崇さんのちんぽは天を衝いている。立ち上がり作務衣を脱ぎ
褌を外した。俺のちんぽが飛び跳ねる。
ちんぽで将崇さんの頬を叩いた。
「しゃぶれよ」
将崇さんは素直のおれのちんぽを咥えた。舌を絡めてくる。
「今度はこっちだ」
俺は金玉を舐めさせる。将崇さんは舌を金玉に這わせそして1個ずつ首に含むと舌を転がした。
「そろそろ挿れてやるからな」
将崇さんの怯えた目。俺の雄の本能が覚醒された。将崇さんのケツヒダと内壁にたっぷりとローションを塗りこめる。俺のちんぽにもたっぷりとまぶした。
「挿れるぜ」
俺は将崇さんの両脚を抱え上げた。
「自分で抱えろ」
俺はちんぽを将崇さんのケツ穴に宛がった。腰を沈めていく。俺のちんぽはめり込んだ。
「ンギャ―…痛てぇ…無理だ。止めろ」
「うるせぇ」
俺の締めてた
褌を将崇の口にぶち込む。そして根元まで埋め込んだ。
「へへ挿いったぜ」
ガシガシ腰を動かした。将崇さんの額には脂汗が滲んでいる。痛みの為かちんぽはぐったり萎えていた。突き込みながら乳首に指を這わせ撫でたり指の甲で掻き上げる。将崇さんの躰が震えた。将崇さんの表情から怯えが消えている。咥えさせていた
褌を口から外した。
「の、信勝…あぁぁ、んぁ」
将崇さんの口から明らかに苦痛とは違う喘ぎ声が洩れてくる。萎えていたちんぽが頭をもたげてきた。俺は腰の動きを加速させる。
「将崇、気持ち良くなってきたみてぇだな」
「ぁあ、いぃ…いぃ、気持ちいい感じ」
躰を折り曲げ首筋に舌を這わす。
「あぁぁ、んぁ…そんな…んぉ」
俺の出した我慢汁のせいか将崇さんのまんこはトロトロになっている。
「堪んねぇまんこだぜ。突くたんびにちんぽに絡んでくる」
「の、信勝そこ…んぁぁ…そこやべぇ」
「見つけたぜ。お前の感じる所、おらよ。突いてやるからな」
俺の腰が激しく突動する。ヌチャッヌチャッヌチャッ…グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ卑猥な交尾音が鳴り響く。
「あっ駄目…お、俺射っちゃう…射く…信勝ぅ…射ぐ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
将崇さんは大量の白濁汁を噴き上げた。その途端将崇さんの雄膣が激しく収縮する。
「あぁぁぁぁぁ、締まるぅ…まんこ締まるぅ。将崇、種付けてやるからなぁ…射ぐ…射ぐ、射くっ」
俺は将崇さんのまんこに雄汁を打ち付けた。ズニュッとちんぽを引き抜く。
「将崇、綺麗にしろ」まだいきり勃ったままのちんぽを将崇さんの顔前に差し出す。将崇さんはそれを美味そうにしゃぶり残り汁を舐めとった。
「信勝の汁美味ぇや」
「将崇、まだまだだからな」
俺は少し萎えかけた将崇のちんぽを咥える。俺の口の中でそれは形を変え始めた。根元から裏筋目掛けて舌を這い上げる。ジュルジュルと何往復もさせた。そして一気に根元まで咥える。喉を開くと壁でぎゅうぎゅう締めつけた。
「んぁぁ…いい…いい…信勝の喉まんこ凄ぇ」
更にちんぽに舌を絡ませる。軽く握った将崇の金玉を指腹で玉裏の筋をなぞり擦ってみた。
「あぁぁ…堪んねぇ、ちんぽ、いい、金玉、いい」
ローションを俺のケツ穴に塗りこめると将崇さんに跨りちんぽを宛がう。ゆっくりと腰を沈める。
「んくぅ堪んねぇ、将崇のちんぽ挿いってくるぜ」
更に腰を沈め俺は完全に将崇さんのちんぽをを呑み込んだ。腰を少し浮かせ将崇さんのちんぽ目掛けて打ち付けた。将崇さんもその動きに合せて腰を突きあげてくる。
「あぁぁぁぁぁぁ堪んねぇ…信勝のまんこ絡まってくる」
将崇さんを抱き上げる。唇に貪り付いた。舌を絡めながら腰をガシガシ突き落とす。内壁が激しく擦られる。ゆっくり俺を布団の上に押し倒すと正常位でガシガシ突きこんできた。
「んぁんぁんぁ…気持ちいい…」
「信勝のまんこいいぜ。ぎゅうぎゅう締まって俺のちんぽに纏わりついてくる。堪らんぜ」
将崇さんの腰の動きが加速される。
パンパンパンパンパン…パンパンパンパンパン…パンパンパンパンパン
激しく筋肉がぶつかりあった。
「あぁ…あぁ…当たる…そこ凄ぇ」
「信勝…ここだな。突いてやるからよ」
将崇さんの腰の動きが深く重たくなった。
「あぁぁ…いい…んくぅ…はふっっ、あっ、あっ、あっ」
「信勝、おらよ。トコロテンさせたるからな」
ガツンガツンと俺の前立腺が擦られる。ヌチャッヌチャッヌチャッ…ジュグッジュグッジュグッ…グショッグショッグショッ淫賄な音が部屋に轟いた。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ…駄目…も、洩れる…出るぅ…射くぅ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
白濁汁が俺のちんぽから激しく噴出した。
「んぉぉ…んぁぁ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…俺も…射ぐ…射く…射くっ」
生暖かい将崇さんの汁が俺の雄膣にぶち当たった。
将崇さんは腰をクイックイッと俺の内壁に擦り付けるとちんぽを引き抜く。そしてゴロンと俺の隣に横たわった。
「信勝…気持ち良かったぜ」
「うん、俺も、気持ち良かった」
「へへ…久しぶりにお前のトコロテン見れて良かったぜ」
「バカやろ、恥ずかしい事言うなよ」
将崇さんの唇が寄ってくる。唇同士が触れ合うと舌を挿れて来た。舌を絡ませ合いながら俺は将崇さんの背中に腕を回す。優しくぎゅっと抱きしめられた。野郎同士の激しい交尾。燃焼しきった俺達は抱き合いながらその余韻を感じ合っている。厚い胸板に包まれ心安らぐ時間が過ぎていった。
「将崇、俺のまんことあの僧侶のまんこどっちいいんだ」
「ばかやろ。お前がいいにきまってるだろ。上のまんこも下のまんこもよぉ」
「もうするなよ」
「あぁしねぇよ」
視線が交差する。軽く唇を当てた。
「将崇…お前に罰を与える」俺の低い声。
「えっ……」将崇さんは戸惑った表情を浮かべる。
「約束だからな。お前の陰毛を剃る」
俺は将崇さんを風呂場に連れて行く。
「いいな。将崇」
「おぉ、判った。バッサリやってくれよ」
跪き将崇さんの濃い陰毛にシェービングクリームを塗る。そして剃刀を当てた。
「いくぞ」
ジョリッジョリッジョリッと陰毛が落ちていく。将崇さんの躰がピクピクしている。剃りながら涙が流れてきた。
「へへ子供みてぇになったぜ」
涙声になりながら口にする。立ち上がっるとシュービングクリームと剃刀を将崇さんに渡した。
「えっ……」将崇さんが唖然としている。
「俺のを剃れよ」
「えっ……」将崇さんが戸惑っている。
「連れ合いの過ちは俺の過ちでもあるからな」
「いいのか」
俺はコクリと頷く。将崇さんが跪く。シェービングクリームが俺の陰毛に塗られ剃刀が当てられた。
「剃るぞ」
「あぁ……」
ジョリッジョリッジョリッと俺の陰毛が剃り落された。俺達は桶に冷水を汲み頭から何回も被り躰を清める。禊は終わった。浴槽に並んで浸かっている。将崇さんの手が俺の手に重なった。
「信勝、本当に御免な。お前を哀しませる事しねぇからずっと一緒にいてくれるか」
「当たり前だろ。俺も手荒なことしちまった。ゴメン」
「お前に処女奪われて嬉しかったよ。好きぜ信勝」
「俺も大好き、将崇さん」
唇が交わった。舌が挿いってくる。甘くて切ないキス。涙が頬を伝った。将崇さんがやっちまった浮気。それが更に俺達に深い絆を与えてくれた。