2ntブログ















大翔(ひろと)①

俺は35歳で髭坊主のリーマン。
髭 (6)
17歳で最愛の息子大翔と2人で住んでいる。背丈は短躯で168㌢。大翔も同じ位だ。大翔の母親は居ない。いわゆる父子家庭と言うやつだ。あれは18年前。俺が高校3年の時詩織という姉妹校の女と付き合っていた。俺は野球部。良く応援に来てくれてた女で同い年だ。秋に行われた後輩との送別試合。試合後詩織から告られ俺達は付き合い始めた。若い男女。いつしか躰の関係を持ち俺は童貞を捨てた。その後逢う度に詩織の方から躰を求められる。卒業間近。妊娠していることが判った。両方の親にもその事が判りまだ若いからと中絶を進められる。俺達は葛藤した。親を説得する。俺達は卒業後結婚した。小さなアパートを借りる。俺達の新婚生活が始まった。俺は進学を諦め地元の小さな会社に就職。その秋大翔が生まれた。3人の生活が始まる。貧しいながらも幸せな日々だった。家に帰る大翔が居る。天使のような笑顔を浮かべた。詩織が手料理を作ってくれる。だがそんな生活は長続きしなかった。母親の顔から女の顔に戻っていた詩織。1年経った頃詩織は男を作り家を出て行った。困惑した俺。だが一人で大翔を育てる決意をした。大翔を保育園に入れる。仕事と家事、そして育児を熟した。疲労困憊する。救ってくれたのは大翔の笑顔だった。しかし子供は大きくなるにつれ物入りになってくる。少しでも良い暮らしをさせたい。そんな思いから止む無くアルバイトをすることにした。但し少しでも大翔との時間を持ちたい。俺が選んだのはゲイ向けの六尺バー。それに絵画系ヌードモデルもやらせて貰った。鍛えられたガタイ。坊主頭、幼さが残る面構え。それが武器になった。日中の仕事が終わる。保育園に大翔を迎えに行く。バイトがある日は親に見て貰った。勿論バイトの内容は言える筈もなかったけど……週1日入る六尺バー。お客様から前袋を触られることはある。誘われることもあったけどそれにはは応じなかった。ある日モデル派遣会社の担当者に呼び出される。食事に誘われた。”いい仕事回してやるから……担当者の甘い言葉。俺はホテルに同行した。俺の男初体験。ちんぽをしゃぶられ勃起する。挿れてくれと言われたので俺は戸惑いながらも男のケツを掘った。そんなに嫌じゃなかったことは事実。詩織とやってる時よりも気持ちよかった。唇が寄ってくる。躊躇いがあったけど俺はキスもした。切っ掛けは率のいい仕事を貰いたい。そんな気持ちからだった。男もいける。俺はこの担当者も含め何人かの男と関係をもった。但し俺には本業もあり育児もある。のめり込むことは無かった。その後転職。給料も上がりアルバイトは止めた。たくさん取れるようになった大翔との時間。生活は充実した。大翔が小学校3年生の時再婚話が持ち上がる。大翔に尋ねた。
「大翔…お母さん欲しくないか?」
「新しいお母さん来るの?」
「お前にはお母さんがいた方がいいのかなって思ってな。でもお前がいらないなら今まで通りでいいんだよ」
「お、俺はいらない。だって…お父さん取られそうだもん。お父さんは俺だけの者なんだからな」
目に一杯涙を溜めて俺に抱き付いてくる。この時可愛くて可愛くて仕方なかった。その後持ち上がった2件の再婚話。俺は断った。俺と大翔はやたらと仲がいい。何でも話してくれる。通常親に聞き辛いようなことも聞いてきた。親父というよりは兄貴に近い存在なのかも知れない。陰毛が生えだした時見せてくれた。
「父さん俺ちん毛生えたよ」
「良かったな。大人に近づいたんだぜ」
こんなこともあった。大翔のパンツに何かが付着している。大翔が夢精。俺は気付いた。その晩、飯を済ませる。一緒に寛いでいた。
「父さん俺さ昨日何かHな夢見たんだよ。そしたら気持ち良くなってなんか洩らした」
「良く言ってくれたな。父さん判ってたぞ。お前またひとつ大人になったんだからな」
「父さんも出るの」
「あぁ出るよ」
「見たいな。駄目……」
大翔が真っ直ぐに俺を見てくる。
「判った」
俺はズボンからちんぽを引っ張り出した。大翔は目を凝らしている。俺はちんぽを揉んだ。ムクッムクッと勃ち上がってくる。ゴシゴシ扱き始めた。
「凄ぇ…大人のちんぽだ」
「大翔もやってごらん」
「うん」
大翔がちんぽを引っ張り出す。既に勃起していた。大翔が扱き始める。クチュックチュックチュッと隠微な音が響いた。
「大翔、父さん出すからな。見てろよ」
「うん」
ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は息子大翔の前で射精した。
「凄ぇ……」
大翔の顔付が変わった。
「父さん…俺、何か…あっあっ」
ドピュッドピュッドピュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ大翔のちんぽから男の汁が噴きあがった。ティッシュで綺麗に拭ってやる。大翔の頬が赤らんでいた。
「気持ち良かっただろ。千擦りって言うんだ。オナニーとも言うけどな」
「千擦り、オナニー……」
「ああそうだ。金玉には精子と言って子供を作る為の種が入ってるんだ。でもな3日間で一杯になる。やり過ぎは駄目だけど千擦り扱いて出してやることも問題ないことだからな」
「父さんもするの」
「あぁたまにな」
視線が交差する。大翔は興味深げな表情を浮かべていた。
「それになお前のちんぽまだ皮被ってるだろ。お風呂に入った時剥いて綺麗に中洗っとくんだぞ」
「うん」
時が廻る。大翔は片親でもスクスク育ち今年大翔は17歳になった。部活は水泳をやっている。彼女が出来ると紹介してくれた。家族のイベントは欠かさない。誕生日、クリスマス、お正月。今でも一緒に買い物とか旅行に行ったりしている。そして俺は気付いた。大翔を特別な感情で見ていることを……親子でそれも男同士でそんな事が合って時はいけないという事位俺にも判っている。俺は苦悩した。自問自答する。答えは出ない。悶々とした日々が続いた。
[ 2015/05/04 17:07 ] 大翔(ひろと) | TB(-) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する