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俺達の記念日①

※ラケットボールとは天井、床、4面の壁(強化ガラス)で囲まれた中で行うラケットを使ったスポーツ。
・キルショット:全面の壁近くを狙うショット。返球が難しいショット。
・シーリング:天井に当てるショット。テニスで言ったらロブみたいなもの。


 3年付き合った彼氏と別れた。それは1年前の事。生涯共に生きようと約束していた。あの約束は何だったのだろう。2人の左薬指に嵌められてた指輪。新居を探す為費やした時間。今思い返しても憤りを覚える。充実した日々が続いていた。そいつが豹変する迄は……電話に出なくなりメールも一方通行になった。届いたラストメール。”別々の道を歩もう……”メールする。配信されなかった。電話する。”お掛けになられた電話番号は……無情なメッセージが流れた。何故だよ。自問自答してみた。決してイケメンではない。だけどそんなに酷くもないと自分では思っている。色黒髭坊主の俺。
髭 (6)
ちんぽも18㌢あってデカいと言われる。ガタイも悪くは無い。身長171㌢体重69㌔。41歳になった今でもラケットボールで鍛えたカラダを維持している。あっ……好きになると一途に成り過ぎる。そう言えば昔付き合っていた奴に鬱陶しいって言われた事が合った。あっ…それに大人になれない。未だに観覧車の一番てっぺんで好きな奴とキスしたいなんて思っている。でもそれが原因とは考え難い。そんな事充分判っていたことだから……じゃぁ何故。俺には判らなかった。俺は人間不振に陥る。誰かと付き合うのはもう止めようと思った。SNS、六尺バー。出会いは有る。中には複数回逢う奴もいたけど感情移入はしなかった。嫌な事を忘れる為に躰を痛めつける。今までメインでやっていたのはラケットボール。格闘技系エアロビクス、ステップエクササイズ。色んな事をして躰を虐め抜いた。汗を掻き大きな声を出してストレスを発散させる。心の傷は汗と共に流れ始めた。あれから1年経つ。傷が癒えると共に心寂しくなってきた。また恋がしたい。そんな風に思えるようになった。今心秘かに想っている奴がいる。同じスポーツクラブでラケットボールをしている岡崎豪汰。同い年で身長は俺と同じ位。体重は65㌔と言っていた。スポーツ刈りの頭髪。項から熟した男の色香を感じる。浅黒い肌に顎髭。男らしさと優しさを兼ね備えた目。視線が交差すると切なくなった事が何度もある。風呂場でみた岡崎さんの躰は逞しい。屈強な筋肉でカラダが纏わられている。腹の辺りから生えてる剛毛が陰毛へと繋がり腿、脛も毛深い。鬱蒼と生い茂った陰毛の中には男の道具がふてぶてしく潜んでる。何度も千擦りのおかずにさせて貰った。岡崎さんとの出会い。それは1年前、恋の終りを感じ始めた頃だった。他のスポーツクラブから移籍してきた岡崎さん。ラケットボールスクールに入ってきた時だ。同い年だったせいもあって直ぐに仲良くなる。俺が始めた色んなプログラムにも参加する。共に汗を掻いた。最初はただのジム仲間だけど何時しか恋心を抱くようになる。所詮はノンケ。千擦りのおかずにするのが関の山だ。でもそれでも充分だと思っている。一緒にトレーニング出来るだけで心が温もった。 時折感じる視線。ちょびっと嬉しくもある。今度俺と岡崎さんは今度クラブ対抗のラケットボール大会に出場が決まった。
Rucquet.jpg
シニア中級クラスのダブルスに出る。俺達の付き合いの密度は自然と濃くなった。共通の目的が出来た2人。時間が合えば練習する。
「俊平いくぞ」
「おお」
何時の間にか”豪汰””俊平”と下の名前で呼び合っている。今日、土曜日も1時間ほど一緒に練習してきた。豪汰が放った一球の鋭いショット。俺は汗で脚を滑らせる。体制が崩れた。壁に当たったボールが猛スピードで飛んでくる。金玉が直撃された。激痛が脳天を突き抜ける。その場に蹲ってしまった。
「痛てぇ」
豪汰が駆け寄ってきた。
「俊平大丈夫っすか?」
咄嗟に俺の金玉を優しく摩られる。視線がぶつかった。
「あっすまん」
豪汰が俺の股間から手を放す。妙にドキドキした空間がそこにあった。俺達は練習を再開する。激しいストロークの応酬が続いた。練習を終えシャワーを浴びタオルを腰に巻いてロッカールームに戻る。そして着替えようとした時だった。
「俊平金玉大丈夫か?見せてみろよ」
「いいよ。大丈夫だぜ」
「いいから見せてみろ」
その時人が入ってきた。俺達は着替えるとスポーツクラブを後にした。
「寄ってくか」
豪汰の声。
「あぁ、お邪魔するよ」
大会出場が決まってから練習後に豪汰のマンションに良く寄った。リビングのソファーに並んで座る。レモンジュースを飲みながらラケットボールのDVDを見ていた。昨年の大会のものだ。激しいラリーの応酬が続く。シーリング、キルショット。4人の男達がコートを走り回っている。食い入るように見る俺と豪汰。そしてDVDが終わった。
「ふぅ凄ぇ試合だったな。俺達も頑張ろうな」
豪汰が声を昂ぶらせて俺に言う。
「うん、頑張ろうぜ」
俺の声も昂ぶっていた。
「金玉大丈夫か?」
豪汰が俺を見ながらぽつりと声にする。
「あぁ大丈夫だ」
「診せてみろよ」
「いいよ」
「バカやろ。何か有ったらどうするんだ。男にとって大事な場所なんだぞ」
豪汰の真剣な眼差しに俺はついつい応じてしまった。
「う、うん。じゃぁ診てくれよ」
俺はジーパンを膝まで下す。ボクブリも下した。ちんぽを手で上に向け金玉を曝け出す。豪汰は床に跪くと金玉を覗き込む。その距離はヤバイ位近い。熱い吐息が降り掛かる。金玉を掌に乗せると転がされた。
「大丈夫そうだな」
豪汰の声。遠くでかすれたように耳に届いた。
や、ヤバイ…抑えていた俺の感情が芽生えてくる。あっぁぁっ俺のちんぽが勃起してきた。も、もう止められない。手でちんぽを覆った。
「俊平、ガチガチに勃ってるぜ」
豪汰の変に明るい声が耳に響いた。
「……」
何か言わなければと焦るけど言葉が出ない。ちんぽから俺の手を除けると軽く握られた。
「何で勃たせてるんだ。男に金玉触られた位でよぉ」
視線がぶつかった。
「……」
押し黙るしか術のない俺。
「どうなんだ」
血走った目を俺に向けながら即してくる。同時にちんぽを握る手に力が入った。
「お、豪汰、お、俺」
「男いけるんだろ」
「おっ、俺…」
グイッグイッと俺のちんぽは更に硬度を上げる。その途端言葉を唇で塞がれた。舌がこじ入れられる。どの位キスしていたんだろう。その時の俺には判らなかった。そっと唇が離れる。
「お、豪汰」
「好きだ……俊平」
視線がぶつかる。俺は抱きついていた。
「俺もっす。千擦り扱く時豪汰の事想ってた」
ぼそっと俺は声にする。
「ハハ、一緒だな」
豪汰はにんまりと微笑んでいる。血走っていた豪汰の目はもう無い。何時もの男らしさと優しさを兼ね備えた目をしている。
「俺マジで俊平と一回してみたかったんだよな。今日俺に金玉触られて勃たせてきたからもしやっ思って勝負に出たんだ」
俺の手を取ると豪汰の股間に導かれる。そこは既に息づいていた。
俺は豪汰のベルトは外しジッパーを引き降ろす。中からちんぽを引っ張り出した。俺の手の中で豪汰のちんぽはビクビク反応する。一気に天を仰いだ。豪汰はかなぐり捨てるように綿パンとトランクスを脱ぐ。俺も膝まで下していたジーパンとボクブリを脱いだ。始めて見る豪汰の勃起。鬱蒼とした陰毛の中から天に向け聳えている。俺の隣に座るとゆっくりと俺を押し倒した。上になり唇を寄せてくる。軽く触れ合うと一気に舌を挿れて来た。絡まってくる豪汰の舌。俺もそれに応ずるように絡め返した。ちんぽとちんぽが触れ合う。豪汰はその2本のちんぽを合わせゴシゴシ扱き始めた。亀頭と亀頭、竿と竿が擦れ合う。
尖端から溢れてきた俺と豪汰の我慢汁が絡まり合った。
「んぉぉ、ううっ、ぃ、いぃっ……」
豪汰が呻く。グチョッグチョッグチョッ…ヌチョッヌチョッヌチョ卑猥な音が鳴り響く。反り返ったちんぽ同士が激しく擦れ合った。
「あううっ…いい…気持ちいい」俺も喘ぎ声を洩らした。
ちんぽの裏筋同士が小擦れ合って快感が襲ってくる。
「俊平も扱けよ」 俺の左手を掴むと重なった2本のちんぽに誘導される。2人の手が重なった。
「あぁぁ…豪汰、堪んねぇ、ちんぽ暖っけぇ、凄ぇ気持ちいい」
「お、俺も…気持ちいい…んぁぁ…いい」
2人の手でちんぽが扱き捲られる。時折金玉同士がぶつかり合う。豪汰の空いた手は、2つのカリを合わせるとグチュグチュ捏ね繰り回す。俺の片方の手は金玉同士を掌に包み込むと優しく擦り合わせた。
「あぅぅ、はぁ、あっあっぃい、んぁっ、おっ、おぉんぉぉ……っ」
痺れるような快感と甘い痛みがたまんねえっ!
「凄ぇ、うくっ、んぁぁ、ぉぉっ……ん、んぁんぁ」
2人のちんぽから溢れ出た悦びの粘液で泡立つ2本のちんぽ。はぁはぁはぁ荒い吐息が洩れる。
「やべぇぜ。俊平」
「俺もやべぇ…射かそうぜ」
グチョッグチョッグチョッ…ヌチョッヌチョッヌチョ…クチュックチュックチュッ2本のちんぽが激しく扱き上げられた。
「んぁぁぁぁぁぁぁ…んぁぁ、んぉぉ、射く、射ぐ…射くぅ」俺のちんぽから白濁汁が噴き上がる。
「お、俺も…んぁぁんぉぉ…あぁぁぁぁぁぁ射く、射ぐ、で、出る」
豪汰のちんぽからも白濁汁が噴きあがった。
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
2本のちんぽから吹き出した白濁汁が宙を舞った。絡まり合うように落ちてくる。俺の顔、腹そして胸に落ちてきた。その汁を豪汰は指で掬うと舌で舐めている。また掬うと俺の口許に差し出してきた。俺は何の戸惑いも無く口を開ける。そーっと舐めさせてくれた。豪汰は俺の上に倒れ込むとギュッと抱きしめそして唇を寄せてくる。吸い寄せられるように俺は唇を合わせた。ネットリと舌を絡ませ合う。俺は腕を回し抱き付いていった。初めての豪汰との行為。余燼がまだ燻っている。俺のちんぽに豪汰のちんぽの感触が残響してくる。豪汰のちんぽ。長さは俺と大して変わらない。太さは僅かに俺の方があるみたいだ。豪汰の張り上がったカリ。擦り合わせてるだけでも気持ち良かった。
「じゃぁ、俺そろそろ帰るな」
「えっ……もっと俊平と一緒に居てぇ」
ぽつりと声にした。視線が交差する。瞳の奥から愁いを帯びた光が見えた。
「ほ、ホントは俺ももっと一緒に居てぇ」
「えっ……」
「あっじゃぁ俺んちで続きやるか」
俺は歓びを頬に浮かべながら言葉を続けた。
「いいのか」
「あぁいいぜ」
俺達は立ちあがる。着衣を整えた。これから起こる俺達の淫夜。考えてると金玉の奥が熱くなってきた。
[ 2015/06/07 20:17 ] 俺達の記念日 | TB(-) | CM(0)

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