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昂丸寺_2人の僧侶③

 季節は巡り厳寒の冬を迎えた。ここ1箇月俺達は交わっていない。潅頂加行の最後の局面にきている。俺達は禁欲した。
「いよいよ今夜だな」
「うん」
崇嗣と視線が交差する。瞳の奥から途轍もなく力強い光が見えた。何時ものように昂丸寺が動き始める。朝のお勤め、作務、写経教室。午後2時法事が終わる。俺達は瀧行するため川に向かった。六尺一丁になると瀧に入った。冷たい水に打たれながら経を唱える。心が穏やかになってきた。崇嗣と再開して半年が過ぎようとしている。完璧に俺の中に住み着いてる崇嗣。掛け替えのない存在になった。夕刻小雪が散ら付く中寺に戻る。雑務を熟した。昂丸寺の1日が終わろうとしている。夜7時山門を閉めた。食事を済ませ今僧坊に2人でいる。俺は写経、崇嗣は瞑想していた。これから起こることを思い浮かべながら各々時間を費やしている。時刻は12時を回った。
「そろそろ準備するぞ」
「うん」
俺達は僧衣を纏い袈裟を肩から掛けた。
「行くぞ」
俺の声に崇嗣の首が縦に振られた。鼓動が早鐘のように高鳴ってくる。崇嗣に目を遣った。昂ぶりを力強さを兼ね備えた顔付きをしている。小雪が吹雪に代わった。天空が雪を煽りたてている。目が眩むばかりの稲妻が光った。本堂に入る。ロウソクを燈した。2人で並んで座る。経を唱え始めた。木魚が叩かれる。鐘がゴーンと鳴った。
「御本尊様、俺達はこの数ヶ月の間、潅頂加行に励んでまいりました」
俺が静かに声にする。
「俺達の事をご覧頂きご納得なさったら俺達の灌頂にお力をお貸しください」
崇嗣が言葉を足した。崇嗣が立ち上がる。俺の頭に聖水を濯いだ。今度は俺が立ち上がる。崇嗣の頭の聖水を濯いだ。俺達は袈裟を外し僧衣を脱ぐ。六尺一丁の姿を晒した。
褌 (11)
御本尊様に一礼をする。崇嗣が横になった。その上に俺が覆いかぶさる。唇を合わせながら前袋を弄りあった。崇嗣の首筋に舌を這わせる。ジュルジュル舐め上げた。
「あっあぁぁ…んふっ」
今度は崇嗣の乳首に舌を這わせる。もう片方の乳首を指腹で撫でてやった。
「んぁぁんぉ…はぅ」
俺達は其々褌を解いた。2本のちんぽが天を衝いている。仰向けになった崇嗣の上に俺は乗った。ちんぽ同士が擦れ合う。乳首と乳首が触れ合った。俺のカラダが下にずれる。崇嗣のちんぽを口に咥えた。崇嗣のカラダが左右に捩れる。ちんぽをしゃぶりながら金玉を摩ってやった。
「ん、んぁぁ…はぅ」
崇嗣の上に重なる。瞼にキッス。今度は唇にチュッとした。
「挿れるぞ」
崇嗣は首を縦に振った。崇嗣の両脚を抱える。崇嗣が自らひざ裏を押さえた。穴口を丁寧に舐め上げる。静かにちんぽを宛がった。この数ヶ月の修行で崇嗣の穴はこうするだけで開いてくる。俺はゆっくりと腰を静めた。グイッと腰を突く。開いた穴が俺を呑み込み始める。更に腰を突き進ませると根元迄埋没した。
「ノブ…凄くいぃ」
「俺もいいよ。タカ…動かすぞ」
「うん」
俺の腰が突動し始める。鍛えられたまんこ壁が絡まってきた。
「んぁぁぁぁ気持ちいいよ」
「俺も…あぁぁぁぁノブ」
突き込むとヒクッヒクッと穴の中が震撼してくる。崇嗣のちんぽは反り返り先端は汁で塗れていた。
「んぁぁんぁ締まって気持ちいぃ…タカのおまんこ堪んねぇ」
「んぉんぉんぉ…俺も…んくぅいぃ」
崇嗣のカラダを反転させた。四つん這いの体勢になる。後ろからガシガシ突き込んだ。
「あぁぁぁぁんぁいぃよぉ」
「俺もいいよぉんぁんぁんぁ」
俺はゆっくりと仰向けになる。崇嗣が上になった。ガツガツ下から突き上げる。崇嗣の腰が振られた。
「駄目、射きそう…おっ俺…」
「いいぞ。射けよ」
俺は激しく腰を突き上げる。崇嗣のカラダが仰け反った。
「あぁぁぁぁぁぁ…んぁんぁ…んくぅ、射く、射ぐ…射く」
崇嗣がトコロテンで白濁汁を噴き上げる。その汁が弧を描きながら俺の顔の上に舞い降りた。
「んぁぁぁおっ俺も…堪らんぜ。んぉぉあぅぅんぁ射く、射ぐ…射く」
俺は崇嗣の中で戦いた。崇嗣が抱きついてくる。俺は頭を撫でてやった。崇嗣の内壁がぎゅうっと締まってくる。ちんぽが圧迫された。
「まだまだだよな」
「あぁまだまだ」
唇を合わせる。繋がったまま俺は上になった。腰を突動し始める。突き込みながら崇嗣の乳首に指を這わせた。崇嗣のカラダが震動する。今度は指の甲で乳首を掻き上げた。
「タカ、俺…」
「判った……」
俺は腰を大きく引くとガッツリと突き込んだ。
「あぁぁぁぁぁ…洩れる…んぁぁぁぁぁ洩れる」
ビショービショービショー…ビショービショービショー…崇嗣は潮を噴き上げる。カラダがガクガク震えていた。
「あぁぁぁぁぁ…また…もっ洩れる」
ビショービショービショー…ビショービショービショーまた潮を噴き上げた。俺の腰が猛動する。パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン激しく崇嗣を叩いた。
「んぉぉぉぉ、おまんこ締まるぜ。んぁぁぁんぉ」
「んぁぁぁぁぁノブぅ…そこ…んぁぁもっと突いてくれよ」
「おぉここだな…突くぞ」
崇嗣のカラダが左右に捩れる。今度は仰け反った。
「んくんくんく…うぁぁぁぁぁ…射ぐ、射く…んぉぉ射く」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ崇嗣は白濁汁をトコロテンでぶっ放した。
「やべぇ…俺も…射きそうだ」
「の、ノブ……」
「あぁ判った」
俺はちんぽを引き抜いた。扱きながら崇嗣の顔前ににじり寄る。開いてる崇嗣の口にちんぽを挿れた。舌が絡んでくる。金玉が握られた。
「あぁぁんぁあぅぅ、射く、射ぐ…んぁぁ射ぐ」
俺は崇嗣の口の中で雄叫びを上げる。ちんぽを引き抜いた。崇嗣の喉がゴクンと鳴っる。やけに柔和な表情を浮かべていた。
「美味ぇ」
崇嗣の隣に横になった。崇嗣を抱き寄せる。仄かなオスの薫りが漂ってきた。静かに唇を合わせる。ふっと離れた。
「気持ち良かったぜ」
「俺も凄ぇ良かった」
崇嗣が抱き付いてくる。俺はぎゅっと抱き締めた。
「宣忠……」
「ん、何だ」
「灌頂の儀式まだ終わってぬぇからな」
「判ってる」
俺逹はちんぽを弄り合った。2人のちんぽは萎える事なくいきり勃っている。崇嗣のちんぽは俺の手中で更に硬度を増した。俺のカラダが下にずれる。崇嗣のちんぽを咥えた。ちんぽをしゃぶり込みながらカラダを反転させる。俺のちんぽは崇嗣の口に捕らえられた。口の中がちんぽでいっぱいになる。硬く張り詰めたちんぽが俺の口の中でビクビク動いた。舌がちんぽに絡んでくる。俺は根元迄咥えると喉壁でぎゅうっと締め付けてやった。
「はぁ…堪んねぇ」
俺のちんぽが放たれる。ケツ穴がそっと撫でられた。
「挿れるぜ」
「おぉ…欲しくなってきたところだ。挿れてくれ」
俺は仰向けになると、両脚を抱えた。崇嗣の舌先が穴口に触れる。ジュルジュル舐め上げられた。今度は蟻の門渡りに舌が這ってくる。指が静かに挿ってきた。内壁が擦られる。中が掻きまわされた。
「んぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ」
俺のちんぽが天を衝き、先端からは汁が溢れている。ケツ穴に崇嗣のちんぽが宛がわれた。
「いくぞ」
「うんきてくれよ」
崇嗣の腰に力が入る。俺のおまんこは崇嗣を呑み込み始めた。
「あぁぁぁぁぁ挿いってくる。堪んねぇ…んぁぁいぃ」
「俺もいぃ…ノブのおまんこ堪んねぇ」
俺は根元迄呑み込んだ。崇嗣の腰が突動し始める。乳首が舐められた。
「あぅ…あぁぁぁぁぁ」
「凄ぇ…内壁絡まってくる。んぉぉぉぉぉぉ凄ぇいぃ」
崇嗣の腰が大きく引ける。一気に突き込まれた。
「あっ洩れる。…んぁぁんぉ…はふっ洩れる」
ビショビショと潮が溢れ出した。崇嗣の腰がうねってくる。内壁が激しく擦られた。
「あぁぁぁぁ…また洩れる…んぁぁんぉ」
ビショービショービショー…ビショービショービショー潮が頭を超えた。
「あぁぁぁぁぁおまんこ締まるぜ。んぁぁんぉ」
「うぉぉぉぉいぃ…気持ちいぃんぉぉ良すぎるぅ」
崇嗣の突き込みが深く重たくなる。腰が大きく波動した。
「あぁぁぁぁぁやべぇ、射きそうだぁ」
「俺もいぃ…宣忠…一緒に射かそうな」
俺はコクコク頷いた。グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部から卑猥な音が奏でられる。パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。
「あぁぁぁぁぁぁぁ…んぉ…射ぐ、射く…あぁぁ射く」
雄膣の奥のほうに生暖かい汁がぶち当たってくる。その途端強烈な快感が襲ってきた。
「あぁぁぁぁぁぁんぁんぁんぁ…射ぐ、射く…んぁぁ射く」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は乳白色の粘液をトコロテンで噴き上げた。崇嗣がどっさりと俺の上に倒れ込んでくる。自然に唇が触れ合った。逞しい筋肉に抱き締められる。崇嗣の背中に回した腕に力が入った。激しく白濁汁をぶちかました俺と崇嗣。絶頂の余韻に包まれているのが手に取るように判った。茫然自失して抱き締めあっている。唯股間の物は萎える事は無くガチガチに勃ち上がっていた。
「崇嗣、潅頂できたか」
「まだだと思うぜ」
「そうだよな」
この後どれ位交わっただろう。俺も崇嗣も何発も出した。外が明るくなっている。
昂丸寺
結局俺達は朝まで交わっていた。
「宣忠……」
「崇嗣……」
俺達は向かい合って立った。眩い光が放たれている。ゴシゴシちんぽを扱いた。手を伸ばし崇嗣の乳首を弄くる。崇嗣も俺の乳首に指を這わせてきた。クチュックチュックチュッ淫猥な音が部屋に鳴り渡る。金玉の奥がジンジンしてきた。
「やべぇ…射きそうっす」
「あっ俺も…んぁぁ」
「ご、御本尊様俺達の聖なる液を見てください」
俺が声を張り上げる。
「あぁぁぁぁぁ射く、射ぐ…んぁぁ射く。崇嗣ぅ崇嗣ぅ」
「んぁんぁんぁ宣忠ぁ射く、んぁ射く…射くぅ宣忠ぁ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
ビュビュッビュビュッビュビュッ…ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ
2本のちんぽから白濁色の聖液が噴き上がった。御本尊様を見上げる。微笑んでいるように俺の目には映った。
「きっと力貸し手くれたぜ」
「そうだよな」
俺の問い掛けに崇嗣が答えた。吹雪が収まり眩しい朝の陽光が射し込んでくる。褌を締めなおした。僧衣を身に着け袈裟を掛ける。境内に積もった雪が陽射しで輝いていた。
「崇嗣……愛してる」
「俺も愛してる」
唇が触れ合った。舌が挿いってくる。俺は絡めた。カラダの芯が熱くなる。荒い鼓動が穏やかになっていた。
唇が離れる。蕩けるような永いキッスが終わった。昂丸寺が動き始める。ゴーンと鐘が鳴った。木魚が叩かれる。
無上甚深微妙法(むーじょうじんじんみみょうほう)
百千万劫難遭遇(ひゃくせんまんごうなんそうぐう)
我今見聞得受持(がーこんけんもんとくじゅうじー)
願解如来真実義(がんげーにょーらいしんじつぎー)
朝の勤行が始まった。時が流れまた夏を迎える。今昂丸寺には新しい堂が建てられた。愛染明王が祀られている。恋愛を守り叶えてくれると言う仏様だ。別々の部屋で暮らしていた俺と崇嗣。今は一緒の部屋で寝起きしている。寺のメンバーも増えた。専属の法務員と修行僧が俺達と共に寺を守っている。昂丸寺は檀家も増えた。愛染明王を参拝にくる方々も多い。ご近隣の方々が寺の行事に参加してくれる。子供達が柔道の稽古に励む。無住職だった昂丸寺が完全に復興した。本山でも俺達の評価は高い。今年のお盆は忙しくなりそうだ。
[ 2015/07/11 12:46 ] 昂丸寺_2人の僧侶 | TB(-) | CM(0)

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