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昂丸寺_2人の僧侶①

 そっと天空を見上げる。初夏の陽射しが眩しく降り注いでいた。頭の中を駆け巡る。16年前俺は心が病んでいた。あの頃のことが蘇ってくる。俺は散々男遊びをしていた。そんな俺も恋に堕ちる。身も心も充実した日々を送っていた。そして大失恋。ボロ雑巾のように捨てられた。そんな時何気なく参加した法話会。それを切っ掛けに俺は仏教に嵌った。そんな俺36歳、髭の僧侶。今大本山琴珠院に勤めている。ご住職様から呼び出された。俺は来月から昂丸寺(こうがんんじ)へ出向する。昂丸寺とは無住職になった寺だ。行くのは俺と本山直轄の寺に行っている崇嗣。俺と一緒に修行した僧侶だ。修行以来会っていないが仏の心について語りあったのを覚えている。同い年の36歳。体型も似ている。身長170㌢の俺。あいつも同じ位だ。俺と崇嗣は学生時代柔道をやっている。
「俺さ、僧侶になったら子供達に柔道教えたいんだ」
崇嗣の言葉が蘇ってきた。今俺は昂丸寺の山門にいる。この寺の運営を任されたことに感謝した。眩い朝の陽光が僧衣に降り注いでくる。一人の髭を生やした僧侶が寄ってきた。
「よぉ久しぶりだな」
崇嗣が爽やかな笑顔を向けてきた。
「おぉホント久しぶりだな。宜しくな」
「ああ頑張ろうぜ」
俺達はがっちり握手をする。崇嗣の温もりが伝ってきた。少し荒廃している昂丸寺。俺達は境内、本堂と掃除する。夕刻は本堂で経を唱えた。山門を閉める。住まいとなる庫裡(くり)に入った。食事を摂りながら一緒に修行していた頃の話で盛り上がる。これからの事を語り合った。法話会、心の相談室、柔道教室。新たな寺の行事も始める。朝の勤行、作務、法事。昂丸寺は順調に動き始めた。1箇月程経った深夜、ふと目が覚める。俺は誘われるように廊下に出た。崇嗣の部屋の灯りが点いている。微かに開いてる引き戸。中から声が聞こえた。
「んぁぁ…の、宣忠……好きっす」
静かに扉を少しだけ開ける。テレビに映し出されている動画像。逞しい男同士が絡み合っていた。俺は度肝を抜かれる。股間が熱くなってきた。崇嗣は動画を見ながら一心不乱にちんぽを扱いている。手の動きが激しくなった。クチュックチュックチュッ…淫猥な音が俺の耳に突き刺さる。崇嗣のちんぽが目に飛び込んできた。
「んぁぁ…いぃ宣忠…」
目を凝らしてみる。崇嗣はケツ穴に何かを挿しこんでいた。
「んぁぁ宣忠もっと突いてぇ……」
崇嗣のカラダが左右に捩れる。逞しい大胸筋がガクガク震えていた。
「んぁぁぁぁぁ宣忠、いぃ…あぁぁ射ぐ、射く、射ぐ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ崇嗣が白濁汁を噴き上げた。俺は静かに引き戸を閉めると部屋に戻り僧衣に着替える。本堂へと向かった。心を落ち着かせ経を唱える。だが集中できなかった。御得度してから16年。俺はお釈迦様の教えを守った。不淫戒、あらゆる性行為をしてはいけない。この戒も守っている。僧侶の中には自慰行為をしている奴らもいるらしい。だが俺はそれすらしていなかった。男の金玉には3日間で汁が溜まると言われている。自慰行為をしない俺は溜まり過ぎると夢精した。あくまで行為ではないと俺的には思っている。崇嗣、あいつと居ると心がほっこりするのは事実だ。床に入り目を瞑る。深く静かに思いを巡らした。心が切なくなる。何時しか微睡みの世界に落ちていた。
「あぁぁぁ崇嗣…凄ぇ気持ちいぃ…お前のおまんこ堪んねぇ」
夢の中で崇嗣を犯している。
「んぁぁぁぁぁぁ射く…射ぐ…」
俺は夢精した。朝の陽光で俺は目覚める。がぐっしょり濡れていた。勤行が終わり一緒に食事をしている。崇嗣の顔を見ることが出来ない。俺は瀧行に出掛けた。水に打たれる。だがあのことを夢想している俺が居た。俺の中であいつが膨らんでくる。俺は崇嗣に恋してることを気付いた。瀧行が終わる。トボトボ歩きながらと寺に向かった。道中崇嗣の面影が浮かんでくる。あいつとやりたい。抑えていた本性が芽吹いてくるのがわかった。夜本堂で経を唱える。程なくして崇嗣がやってきた。一緒に読経する。木魚を叩く。鐘がゴーンとなった。視線がぶつかる。崇嗣が俺を真直ぐに見てきた。
「崇嗣……おっ俺……」
気付くと俺は崇嗣に覆い被さっている。俺達は袈裟をとり僧衣を脱ぐと六尺一丁になった。前袋を弄り合う。崇嗣のちんぽは既に芽吹いている。前袋同士を擦り合わせた。
「はぁ…気持ちいぃ」
「俺も、んぁ…気持ちいぃ」
唇を寄せていく。崇嗣の方から合わせてきた。キスしながら崇嗣の乳首に指を這わせる。崇嗣のカラダが微動した。
乳首 (5)
を解く。弾けるようにちんぽが飛び出してきた。晒された崇嗣のガタイ。盛り上がった肩と腕の筋肉。太い首。逞しい大胸筋。腹筋は程よく締まっている。腹の辺りから続く濃い剛毛群。真ん中から反り経つ男の証。見事なほどに男らしさを醸し出している。俺は崇嗣の上に重なるとちんぽを擦りつけた。2本のちんぽからは我慢汁が溢れている。
「はぁいぃよぉ」
「タカのちんぽ堪んねぇ」
俺のカラダが下にずれる。崇嗣のちんぽに舌を這わせた。ジュルジュルちんぽを舐め上げる。亀頭の割れ目に舌先を転がした。
「んふっいい。気持ちいい」
崇嗣のちんぽを唇で挟んだ。ゆっくりと呑み込んで行く。口の中に我慢汁が広がってくる。根元迄咥えると喉壁ぎゅうと締め付けてみた。
「俺にも呉れよ」
崇嗣の上擦った声が耳に届いた。俺はカラダを反転させる。崇嗣が俺のちんぽに喰らい付いてきた。舌がちんぽに絡んでくる。金玉が摩られた。
「んん、ん、んん」
「ん、んん、ん」
2人の口からくぐもった声が洩れてくる。崇嗣の濃い陰毛が鼻腔を擽った。しゃぶりながら崇嗣のケツ穴に手を這わせる。俺のちんぽが放たれる。同時に崇嗣のカラダが仰け反った。
「我慢出来ねぇ。挿れてくれよ」
崇嗣は自ら両脚を抱える。ケツ穴がヒク付いていた。俺はケツ穴を舐め上げる。唾液を溜めるを穴に丁寧に塗した。2人のちんぽから我慢汁を掬う。崇嗣のケツ穴に塗り込めた指を1本挿れる。柔らかな内壁が指に纏わり付いてきた。
「あぁぁぁ駄目ぇ早く…おっ俺」
「判った」
穴がヒクヒクと蠢いていた。一気に男の本性が剥き出しになる。鼓動が高鳴った。ちんぽに血液が充填される。俺はちんぽを手で支えると穴口に宛がった。腰に力を溜める。ゆっくりと突き挿れた。
「あぁぁ挿いってくる。堪んねぇ」
「んぁぁ吸い込まれる。おまんこ壁が絡んでくるぜ」
俺は一気にちんぽを埋没させる。同時にガシガシ腰を突動させた。
「あぁぁぁぁいぃ…気持ちいぃ」
「崇嗣ぅ俺もいぃ…んぁぁんぁ感じるぅ」
崇嗣が手を伸ばしてくる。俺の乳首が弄られた。
「あぁぁぁぁいぃ。気持ちいぃ」
「んぁぁぁ…いい…んくっ当たるぅ」
崇嗣の内壁が弛緩と収縮を繰り返した。俺のちんぽがぎゅうぎゅう締め付けられる。突き込みながら崇嗣の乳首を掻き撫でた。崇嗣のカラダが微動する。今度はカラダが左右に捩れた。
「あぁぁぁぁ凄ぇ締まるぜ。た、堪んねぇんぁぁいぃ」
自然に俺の腰の動きが加速する。ジュグッジュグッジュグッ…グショッグショッグショッ結合部から淫猥な音が流れた。突き込みながら崇嗣のちんぽを握る。ゴシゴシ扱いてやった。
「あぁぁそんな…んぁんぁんぁ…」
「あぁぁぁぁぁ崇嗣ぅ気持ちいい。んぉぉぉぉぉよ、良すぎる」
パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。
「あっ駄目だぁ…射ぐ、射く…んぁぁぁぁぁ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ崇嗣が白濁汁を噴き上げる。その途端急激に内壁が収縮した。
「んぁぁぁぁぁ…あぁぁぁぁぁぁぁぁ、いっ射ぐ、射く…うぉぉ射く」
俺は崇嗣の奥壁目掛けて雄汁を放った。崇嗣の上に崩れ落ちる。その弾みでちんぽが抜けた。
「宣忠、俺お前のこと凄ぇ好きになっちまった」
「俺もだぜ」
「俺さ修行僧の頃から好きだったかも知れねぇ。そんで一緒に仕事するようになってどんどん好きになっちまった」
「俺さ、お前と居ると幸せな気分になった。好きだって気付いたんだよ」
俺は崇嗣を抱き寄せる。唇を合わせた。髭同士が擦れ合う。唇がふっと離れる。一瞬現我に返った。夢中でやっちまったけどここは本堂。とんでも無いことをしてしまった。崇嗣を視線が交差する。戸惑い色の目をしていた。俺達は身繕いする。本堂を後にした。仏様の怒りをかったのか激しい豪雨が振っている。俺達はその怒りを鎮めるように仕事に励んだ。
[ 2015/07/11 12:56 ] 昂丸寺_2人の僧侶 | TB(-) | CM(0)

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