結局この日夕刻までイチャイチャしながら過ごした。メールが着信を知らせる。杏奈からだ。
「父さん、これからうち来ないか。女房に紹介したいんで……」
「紹介ってなんて言うんだ。会社のスタッフと言うのか」
「ううん、彼氏ってさ」
「えっ……」
「俺、浮気公認なんだ」
父さんの顔が微妙に変わっている。俺は結婚の経緯を語った。父さんは納得いかないのか複雑な表情を浮かべている。半ば強引に俺は父さんを連れ出した。心が躍る。杏奈の喜ぶ顔が浮かんだ。
「ただいま、お客さん連れてきたぞ」
俺達はテーブルを囲んだ。
「俺の新しい恋人岩渕慧さんだよ」
「始めまして岩渕です」
父さんの表情が微かに強張っていた。
「杏奈です。主人を宜しくお願いします」
父さんが驚愕の表情を浮かべている。それに引き換え杏奈の顔は綻んでいた。
「俺達は夫婦というよりは人生を共にする最高の友達なんだ。なっ」
「そうね。成仁の事を私は尊敬してるし強くて大きな友情で私達は結ばれているの。だからこの人の子供を生みたかった」
「こんな夫婦も居るんだな」
父さんがにっこりと笑みを浮かべる。もう強張りは消えていた。岩渕家と稲田家。俺達の家族ぐるみでの付き合いが始まった。俺達は其々の家を行き来している。遊園地、温泉、公園。父さんと俺達は色んな所へも出掛けた。浩太が”ジイジイ”と父さんを慕っている。杏奈も岩渕さんのことを父さんと呼び始めた。父さんの指導の下、鍛え始めた俺。緩んだ躰も絞られてきた。
父さんが入社して3年2ヶ月。今日で会社を辞める。新しい仕事は中高年用のキャリアカウンセラー。父さんにはぴったりの仕事だと思った。本人の希望で送別会はしない。俺は2人だけの送別会を実施することにした。夜7時俺達は居酒屋の暖簾を潜る。グループ客にカップル。中は多くの客で賑っていた。
「予約してある稲田です」
「お待ちしておりました」
俺達は個室に通される。大ジョッキが運ばれてきた。
「お疲れ様でした」
「ありがとう」
ジョッキが触れ合う音が響いた。次々に料理が運ばれてくる。酒を飲み料理を喰らった。新しい仕事の事を語る父さん。目が輝いていた。小一時間程で俺達は店を出る。ほろ酔い気分の躰に夜風が気持ちよく触れてきた。
「成仁、やるか」
「当たり前だろ。野暮なこと聞くなよ」
俺達は人通りの少ない方へと歩いた。1軒のライトアップされた建物の前で脚を止める。俺は父さんの後に続いて中に入った。ラブホには何度か入ったことがあるがやはり緊張する。タッチパネルの前に父さんが立った。
「どの部屋にする」
「何処でもいいから早くしてくれよ」
「そんなにしてぇのか」
「それも有るけど、誰か来るかも知れねぇだろ」
父さんがニッと笑みを浮かべる。タッチパネルを押した。部屋のドアを開ける。ベージュを基調としたシックな部屋。真っ白な四角いベッド。脇にあるスタンドの仄かな光が淫猥な光を放っている。昂ぶりで胸がぞくぞくと踊ってきた。
「久しぶりだな」
父さんを後ろから抱き締める。ちんぽをゴリゴリ押し付けた。
「久しぶりって一昨日やったろ」
「でも昨日はやってねぇだろ」
浴室に入ると俺は蛇口を捻る。お湯が勢い良く流れ落ちてきた。部屋に戻ると父さんがソファーに座っている。俺は父さんの隣に腰を降ろした。
「キスして……」
父さんの唇が寄ってくる。父さんに抱きつくと唇を合わせた。舌がねっとり絡みついてくる。俺は絡み返した。今度は父さんの足許に跪く。ズボンのベルトを外すとファスナーを引き下ろした。前袋を軽く握る。次に鼻先を擦りつけた。
「あぁぁ…いぃ匂いがする。堪んねぇ」
「続きは風呂入ってからだ」
「えぇ…でも」
父さんは着ているものをバサバサ脱ぐと浴室に消えていった。俺も裸になる。後を追うように風呂に入った。浴槽に並んで浸かる。父さん脳でが肩に回ってきた。そっと父さんのちんぽを握る。俺のちんぽがグイッグイッグイッと勃ち上がってきた。
「成仁、元気いいんんだな。抜いてやるからな」
父さんに後ろから抱かれる。首筋に熱い吐息が降りかかってきた。腕が回ってくる。ちんぽが扱かれた。
「はぁ…あぅぅ、んぁ」
空いてる手が乳首に這ってくる。
今度は首筋が舐め上げられた。
「父さん、いぃ…はぅぅいぃ」
父さんのちんぽがケツタブに触れてくる。耳裏が舐められた。
「あぁぁぁぁぁ射く、いっ射ぐ、射くぅ」
俺の放った乳白色の粘液がお湯の中を泳いでいる。ゆらゆらと揺動しながら風呂底へと沈んでいった。首を折り曲げる。軽く唇を合わせた。
「いっぱい出したな」
「気持ち良かった」
後ろからきつく抱き締められた。
「まだギンギンじゃねぇか」
俺のちんぽが握られた。
「これから本番だからな。上がるぞ」
「うん」
俺達は其々カラダを洗うと部屋に戻った。2人でベッドに潜る。父さんに抱きついた。
「なぁ父さん」
「何だ」「
「退職祝い貰って欲しいんだ」
「えっ」
「俺の童貞……」
「そうかぁお前童貞だもんな」
父さんの上になる。唇を優しく奪った。
「駄目か」
「判った。いいぜ。好きにやってみろよ」
唇を重ねる。薄く開いたところから口の中に舌を挿れた。舌を絡ませながら首筋を指で掻き撫でる。父さんのカラダが微かに震えた。カラダを下にずらす。今度は乳首に舌を這わせる。もう片方の乳首を指腹で撫でまわした。
「んぁぁぁ…気持ちいいぜ」
「父さんもここ感じるみてぇだな」
乳首を攻めながら手を伸ばした。父さんのちんぽを握る。俺の手中でグイッグイッグイッと角度を上げた。父さんのちんぽを口に咥える。我慢汁が口の中に広がった。ちんぽをしゃぶり込む。同時に父さんのケツ穴に指を這わせる。父さんのカラダがビクンと震えた。
「舐めてくれよ」
父さんが自ら両脚を抱えた。鬱蒼と生い茂ったケツ毛を掻き分ける。桜色した父さんの穴が少しヒク付いていた。俺はジュルジュルと舐め上げる。指を1本挿れてみた。今度はローションを穴に塗り込める。中をくまなくまぶした。指をゆっくりと挿れる。中を掻き回した。父さんのカラダが微動する。空いてる手で父さんのちんぽを握り扱いた。
「あぁぁんぉ」
野太い喘ぎ声が洩れてきた。内壁が指を締め付けてくる。指を増やすと前後に動かした。ジュルジュル卑猥な音が聞こえる。俺は指を引き抜いた。唾液とローションで濡れそぼった父さんの穴。そこはヒクヒク蠢いていた。
「挿れてこいよ」
「うん」
穴口にちんぽを宛がった。腰に力を籠める。クイッと腰を突くと俺のちんぽが呑み込まれ始めた。
「痛くねぇか」
「大丈夫だ。そのままゆっくり挿いってこいよ」
父さんの顔が歪んでいる。俺の腰が躊躇った。父さんの腕が俺のケツに置かれる。一気に引き寄せられた。内壁が抗ってくる。ズブズブと俺は根元迄呑み込まれた。
「痛いんだろ」
「ちょびっとな。おまんこ使うの久しぶりだからな。へへお前の童貞奪ったぜ。鏡見てみろよ。がっつり嵌ってるぜ」
「あっホントだ。凄ぇ」
「キスしてくれよ」
「うん……」
父さんに覆い被さる。唇を寄せていく。仄かな男の薫りが包まれる。唇が触れ合った。静かに舌を挿れていく。舌と舌絡まり合った。キスしながら父さんの乳首に指を這わせる。2人の腹の間にある父さんのちんぽ。グイッグイッと力を漲らせてきた。内壁がぎゅうっと俺を締め付けてくる。俺の腰がガシガシ動き始めた。
「あぁぁぁ堪んねぇ…ん…あっ駄目…洩れる、あっ射ぐ」
視線が交差する。父さんが優しい目で見てきた。
「ちょびっと射ってしまった。ごっゴメンな」
「心配するな。おら突いてこいよ」
俺の腰が突動する。父さんの両足首を抑えた。ガシガシ突きこむ。内壁が収縮してきた。
「あぁぁ…いいぜ。んぁぁ凄ぇ」
「良くなってきたのか。もっと突いてやるからな」
グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは隠微な音が奏でられる。突きこむ毎に内壁が纏わり付いてきた。
「あぁぁぁぁいぃ…そこもっと突いてくれ」
「ここだな。ここが良いんだな」
野太く喘ぐ父さんの声に艶が出てきた。父さん腰が振られる。自分でちんぽを扱き始めた。
「あぁぁぁぁ当たるぅやべぇ射きそうだ」
「俺もいぃ…射っちゃう…んぁんぁ」
俺の腰が猛動する。パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。
「あぁぁぁぁぁぁ駄目ぇ搾り取られる。おまんこに俺の汁……あぁぁぁ射ぐ、射くんぁぁぁ射ぐ」
「俺も、射ぐ…あぁぁぁぁぁぁぁ射くっっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ父さんのちんぽから白濁汁が噴き上がった。父さんに抱き付いた。優しく抱き締めてくれる。唇が合わせられた。
「俺も欲しくなった」
「少し休ませろよ」
「今欲しい…こんななんだぞ」
父さんの手を取る。俺のちんぽを握らせた。
「バカやろ俺のはこうだ」
父さんのちんぽを握らされる。そこは力無く萎えていた。
「じゃぁ勃ったらしてくれるのか」
「勃ったらな」
「男に二言はねぇな」
「あぁねぇ」
「俺の上に跨れよ」
俺の胸の上に父さんが跨る。俺は目の前のちんぽに舌を這わせた。金玉を軽く握っては放してみる。次に指腹で玉裏の筋を擦ってみた。父さんのちんぽが息衝き始める。父さんのちんぽを口に含んだ。顔を前後に抽動させる。グイッグイッと勃ち上がってきた。
「このヤロ、勃っちまったぜ」
両脚を抱え上げられる。ちんぽをケツの窪みに宛がわれた。まんこと化した俺の雄穴。こうされただけて開いてくる。奥の方が熱っぽくなってきた。
「早く挿れてくれよ。奥のほうが切ねぇんだ」
父さんの腰がグイッと動いた。デカクて太いちんぽが挿いってくる。内壁を発達したカリに摩られた。
「あぁぁぁぁぁいぃ…凄ぇ…いぃ」
父さんの腰が突動する。内壁の至る所を擦られた。
「あぁぁぁぁぁいぃ…いぃよぉ」
「俺もいいぜ…んぁぁ締まる」
乳首に舌が這ってくる。逆側の乳首が指で掻き上げられた。
「あぁぁぁぁぁ凄ぇ…んぁぁぁぁぁやべぇ…んぉぉやべぇ」
「おぉぉぉぉぉぉおまんこ絡まってくるぜ…んぁぁ堪らんぜ」
パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン俺のカラダが叩かれた。
「駄目、射ぐ…んぁぁ射くあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ射く」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を噴き上げた。
「俺もやべぇ…何処出されてぇんだ」
「ぶっ掛けてくれよ」
父さんはちんぽを引き抜くと扱きながら寄ってきた。眼前にちんぽが差し出される。張り詰めた亀頭が迫ってきた。
「あぁぁぁぁぁぁ射く、んぁぁぁぁぁぁ射ぐ、んぉっ射ぐ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ父さんの放った汁が顔に降りかかってくる。父さんのちんぽに喰らい付いた。
「あぁぁ射ぐ……」
生暖かい汁が喉壁に突き刺さってきた。父さんのちんぽに舌を絡める。濃い陰毛が肌を擽った。ちんぽを解き放つ。俺の喉がゴクンとなった。
「美味ぇ…もっと呑みてぇ」
「バカやろ」
父さんが俺の隣に滑り込んでくる。抱き締めてくれた。仄かなベッド脇の灯りに俺達は包み込まれている。ゆらり揺らぐ灯りがこの気怠い時空間を癒してくれた。