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愛すべき男達②

 付き合うにつれ色んなことがわかってきた。職業は俺と同じ大工。工務店に勤めている。女手ひとつで育てられその母親も他界した。結構苦労したらしい。趣味は筋トレ。あのガタイから頷ける。今日土曜日運よく明日俺はシフトに入っていない。篤斗が始めて泊まりに来る予定だ。夜9時ソープの仕事が終わる。俺は足早に家路についた。生ハム、スモークソーセージにチーズの盛り合わせと乾き物の摘みを用意する。夜10時40分インターホンがなった。
「篤斗っす」
「おお今空けるな」
リビングに通すとソファーに座らせた。用意した摘みをローテーブルに並べる。グラスにビールを注ぎあった。
「お疲れ様……」
カチンとグラスが触れ合った。
「将仁さん、もう大工の仕事してないんすか」
「あぁ2~3日で終わるちっちゃな仕事は請けてるけどな」
「勿体無いっすね。せっかく腕あるのにさ」
「まぁな」
同じ職業の俺と篤斗。大工仕事の話も結構した。
「あのさ、俺さ……」
「そうなのか。バッカだなぁ」
酒がビールから焼酎に代わっている。俺も篤斗も3杯目の水割りが空いた。クラスに水割りを2つ作る。その1つを篤斗に渡した。篤斗の目の周りがほんのり桜色になっている。篤斗がゴクリと水割りを飲んだ。
「まっ、将仁さん…今日は俺に挿れてくれよ」
「いいのか」
「うん」
「将仁さん俺には掘らせてくれるけどどっちかって言うとタチだろ」
「うん、まぁそうだな」
「俺さタチとしての将仁さんを満足させてぇんだ。誰にも渡したくねぇし……」
俺のポジションは限りなくタチよりのリバ。俺の性向を満足させたいと思っているのか……俺はお前に犯られてウケの喜びも十分に感じてる。それだけでも満ち足りていたのだけどな。お前がそう言うのなら俺もお前を満足させてやるからな。篤斗が俺に抱きついてくる。俺は優しく抱きしめた。
「好きっす」
「ああ、俺も好きだぜ」
「だったら俺の処女奪ってくれよ」
「あぁ判った。優しくしてやるからな」
俺達はリビングを出る。寝室の有る2階へと向かった。寝室のドアを開ける。灯りを燈した。俺達は着ているものを脱いでいく。篤斗の逞しいガタイが現れた。
褌 (2)
「今日は六尺なのか」
「うん、勝負っす。今日は挿れて貰おうって決めてたから」
俺達はを解いた。晒された篤斗の全裸。男の道具は既に半勃ちになっていた。
「おいで篤斗」
「うん」
俺はベッドに横になる。篤斗が俺の隣に滑り込んできた。優しく抱きしめる。唇を寄せていった。首筋を舐め上げる。空いてる手の平で乳首をなぞってやった。今度は指腹で乳首を撫で回してやる。篤斗のカラダが微かに震えた。
「乳首感じるのか」
「わ、判らないっす」
「そうかぁじゃぁ判らしてやるからな」
篤斗の上に重なる。乳首に舌を這わせた。ジュルジュル舐め上げる。もう片方の乳首に指を這わせた。
「あぁぁぁんぁ…はぁ」
俺は篤斗の乳首を執拗に攻め続けた。
「勃ってきたぜ」
「乳首もっと弄って欲しいっす」
「判ったぜ」
篤斗に乳首に舌を転がした。指で弄る。何度も繰り返した。手を伸ばして篤斗のちんぽを握る。ガチガチになってる篤斗の本竿。先端からは我慢汁が溢れていた。カラダをずらす。篤斗のちんぽに舌を這わせる。根元から裏筋目掛けて舐め上げた。
「あぁぁぁぁぁんぁいぃ…いい」
亀頭を唇で挟むとゆっくりと呑み込み始める。ちんぽに舌を絡めてやった。
「気持ちいぃ…堪んねぇ。俺もしゃぶりてぇ」
俺は篤斗の上に跨る。ちんぽを差し出した。篤斗の舌が這ってくる。俺のちんぽをしゃぶり始めた。
「あぁ美味いっす」
「玉も舐めるんだぞ」
「うん」
金玉に舌が這ってくる。1個ずつ口の中に含まれた。舌が玉に転がってくる。同時にちんぽを軽く扱かれた。ちんぽが咥えられる。舌が絡んできた。
「あぁぁいいぞ。凄ぇ気持ちいい」
俺のちんぽをしゃぶり込みながら金玉を握ってくる。ジュボッジュボッジュボッ卑猥な音が耳に響いた。
「舐めるの凄ぇ上手くなったな」
静かにちんぽを引き抜いた。
「くふっ……酷でぇ。もっとしゃぶっていたかったのに」
篤斗が不満げに声にした。
「後でまたしゃぶらせてやるからよぉ」
「うん。絶対だよ」
「判ってる」
篤斗の瞼にキスをする。唇を静かに合わせた。
「挿れてやるからな」
「うん」
篤斗の両脚を抱え上げる。篤斗は自らひざ裏を押えた。ケツ穴を軽く摩ってやる。篤斗のカラダが微動すした。穴口に軽く唇を合わせる。ジュルジュル舐め上げた。指を1本入れてみる。ズボズボ容易く呑み込まれた。指を2本に増やしてみる。柔らかな穴は俺の指を受け入れた。
「篤斗、穴簡単に広がるぞ。お前初めてじゃねぇな」
「そんなこと無いっす。俺将仁さんに挿れて貰おうと思って毎晩自分で拡張させてたんだよ」
「あっ篤斗……」
篤斗と視線が交差した。一途な目で俺を見てくる。健気な篤斗。俺の心はいっそう抉られた。
「痛くないようにもっと解してやるからな」
「うん」
ジェルを篤斗の穴の回りと内壁に塗り込めた。3本の指を中に挿れる。内壁を掻き上げた。
「あぁぁ、あぁぁ」
俺の指が抽動する。執拗に前後に動かした。指を張型に代える。Mサイズは簡単に呑み込まれた。サイズを上げる。張型にたっぷりとジェルを塗り込めた。ゆっくりと挿れていく。真ん中辺りまで呑み込まれる。更にゆっくりとじんわりと推し進めた。根元まで呑み込まれる。篤斗の顔が微かに歪んだ。
「痛いのか」
「でも大丈夫っすよ」
篤斗のちんぽが萎えている。額には汗が滲んでいた。
「痛いんだろ」
「ちょびっと。お薬欲しいっす」
篤斗の傍らに移動する。眼前にちんぽを差し出した。篤斗が俺のちんぽをしゃぶり始める。顔が前後に抽動した。頭を撫でてやる。軽く腰を突いた。
「はぁ美味いっす。ちんぽ美味いっす」
萎えていた篤斗のちんぽが芽吹き始めている。表情も柔和になっていた。手を伸ばすと張型を押し込めて見る。篤斗のカラダが微動した。
「はぁ…あぁぁ。何か奥の方がムズムズするんだ」
「欲しくなってきたみてぇだな」
篤斗に挿れた張型を静かに引き抜いた。ぽっかりと穴が開いている。ちんぽにジェルをまぶし篤斗のおまんこにも塗り足した。
「挿れるぞ」
「うん」
ちんぽを篤斗のケツの窪みに宛がう。腰をグイッと突き入れる。解された穴に俺は呑み込まれ始めた。
「あぁぁぁぁぁ凄ぇ入ってくる。デケぇ…硬いぇ」
俺のちんぽは一気に根元まで埋没した。
「入ったぞ」
篤斗の手を取ると結合部に誘導する。篤斗はそこを摩っていた。
「凄ぇずっぽり入ってる」
「痛くねぇか」
「大丈夫っす」
俺の腰が突動し始める。ガシガシ腰を突きまくった。
「あぁぁぁぁぁ…いぃ」
半勃ちだった篤斗のちんぽがグイッグイッグイッと硬度を上げる。一気に天を仰いだ。
突き込みながら乳首を指で摩ってやる。内壁がぎゅうぅっと収縮してきた。
「凄ぇ締まるぜ」
「あぁぁぁぁぁんぁ…いぃ」
奥のほうの強張りが取れてきた。深い所まで俺のちんぽが到達している。グイッと突いてみた。
「あぁぁぁぁぁぁぁ駄目…んくぅ」
篤斗のちんぽからドロドロドロと男の汁が洩れてきた。
トコロテンしたぜ。堪んねぇ」
「おっ、俺」
俺の腰の動きが大胆になる。激しく篤斗の内壁を擦った。
「あぁぁぁぁぁ当たる。そこやべぇ」
「おら此処だな。突いてやるからよ」
俺の腰が列動する。グシュッグシュッグシュッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは隠微な音が奏でられた。俺の動きに合わせて篤斗が腰を振る。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかりあった。突き込みながら篤斗のちんぽを握る。ゴシゴシ扱いてやった。
「あぁぁぁぁぁぁんぁぁそんな…射きそうっす」
「いいぞ。射けよ」
篤斗のカラダがガクガク震えた。
「いっ射ぐ…んぁぁぁぁんぉ射く…あぁぁ射く」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ篤斗のちんぽからは白濁汁が噴き上がった。篤斗の内壁が激しく収縮する。俺は瞬く間に昇り詰めた。
「んぁぁぁぁぁんぉ射ぐ、んぉぉ射く、あぁぁぁぁ射く」
俺は篤斗の奥壁目掛けて男の汁を撃ちつけた。はぁはぁはぁ荒い吐息が洩れる。ちんぽを引き抜くと篤斗の隣に横になる。篤斗は甘えるように寄り添ってきた。
「将仁さんありがとう」
「えっ処女奪ってもらってさ」
「バカやろ」
篤斗の頭を撫でる。静かに唇を合わせた。篤斗が俺のちんぽを握っている。今度はしゃぶり始めた。舌が絡んでくる。しゃぶりながら金玉を下から摩られた。
「篤斗…」
「将仁さんのちんぽお掃除したんだ」
「ばかやろ」
篤斗を抱き寄せる。きつく抱きしめた。ほんのり篤斗の薫りが漂ってくる。またキスをした。
「シャワー浴びるぞ」
「うん」
俺達はシャワーを浴びる。を締めなおした。ベッドに入ると篤斗は俺の前袋を握ってくる。安堵の表情を浮かべるとすやすや寝息を立て始めた。ホッペにちゅっとする。俺も眠りに付いた。人肌の温もりを感じ目覚める。篤斗が朝勃ちしたちんぽを俺の胸に擦り付けていた。
「篤斗何してんだ」
「将仁さんちんぽ欲しそうだったから……」
「バカたれ。起きるぞ」
「うん」
時刻は10時を回った所だ。着衣を整える。階下に降りた。キッチンに一緒に入ると朝飯とお昼の弁当を作り始めた。
「次何すればいっすか」
「から揚げ揚げてくれ」
「うん」
同じ目的のために行動を共にする。ちょっぴり幸せな気分になった。朝飯を済ませる。俺達を乗せた車が動き始めた。向かったのは車で30分程の湖。運転するのは俺。助手席の篤斗がはしゃいだ。青い空、遠くに雲が浮かんでいる。畔を歩いていく。六尺野郎達が日焼けをしていた。
「この辺にしようか」
「うん」
レジャーシートを敷くと日焼けを始めた。ねっとりとした晩夏の光が俺達を照らしてくる。陽射しは幾分和らいでいるがそれなりに肌に突き刺さってきた。小一時間程日焼けする。今度は川に入った。火照ったカラダに川の水が心地好く当たってくる。篤斗の逞しいカラダに陽光が当たりキラキラ輝いていた。レジャーシートに戻る。弁当を広げた。
「ハイ」
「ありがと」
クーラーボックスからノンアルコールビールを出してくれた。プシュッとプルトップを開ける。喉越しよく体内に流れていった。
「この卵焼き、美味ぇ……」
「いっぱい食えよ」
「うん」
篤斗がから揚げを箸で摘んだ。
「ハイ、あーんして」
「ばかやろ。人居るだろ」
「いいからハイ」
俺は渋々と口を開ける。肉の濃厚な香りが口の中に広がった。飯を済ませる。日焼けと水遊びを繰り返した。
今レジャーシートに寝転がっている。篤斗が手を握ってきた。温もりを感じる。そっと握り返した。
「帰るか」
「うん」
時刻は4時を回っている。俺達を乗せた車が動き始めた。
「また出掛けような」
「うん」
篤斗が零れるような笑顔を浮かべた。中々休みが合わない俺と篤斗。普段は飯を少し酒を呑みながら飯を食いそして交わる。それはそれでいいのだけれど……色んな歴史を刻みたい。温泉、ドライブ、お祭り。都合を付け合い出掛けるように俺達は心掛けた。
[ 2015/08/15 16:11 ] 愛すべき男達 | TB(-) | CM(0)

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