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鎖①

 何の予定もない週末。ジム行って帰宅した。街は夏を迎える準備をしている。青く澄んで絹のように光る空。パステルカラーの雲が浮かんでいる。俺の淀んだ心とは真逆だと思った。
”はぁ……”溜息が洩れる。チョッと前ならあいつと1発、いや数発やっていたのに……また振られた。27歳でガッちびな坊主。正式に別れた訳ではないけど連絡が取れなくなったから俺の中では終わりにした。今俺の心に風穴が開いている。こんなことは何度もあったけどやはり辛い。遊園地、映画にショッピング。色んな所に出掛けた。数々の思い出、爽やかな笑顔。走馬灯のように蘇ってくる。理由も判らない。新しい男でも出来たと思っている。イモ系だけど顎と口に髭を蓄えてる俺。男っぽい言われる。カラダはちょびっと脂肪が乗ってきたけどがっちりしてる方だ。素っ裸になって姿見に映してみる。鏡の中の俺。ムクッムクッムクッと芽吹いてくる。一気に天を衝いた。めげてても仕方ない。俺は着衣を整えるとパソコンの前に座った。掲示板にアクセスする。今の所目ぼしい投稿は無かった。
投稿者:恭介:
身長:168㌢
体重:65㌔
年齢:32歳
頭髪:髭坊主
ポジション:タチ寄りのリバ。
”お互い六尺締め込んでノリ良く盛れる奴連絡まっている”俺は送信ボタンを押した。返ってきたのは3通のメール。何度もメールのやり取りも面倒くさい。俺は今日とにかくやりたかった。一番気になってた奴に画像付きで返信する。透かさず返信された。画像を見ると中々いい面構えをしている。早速逢う段取りをとった。
28歳身長163㌢体重60㌔の髭坊主…は何度か締めた事はあると書いてある。名前は颯でポジションはウケ寄りリバ。最寄り駅は隣の駅だ。
今待ち合わせ場所の駅前交番前に来ている。所詮は掲示板。本当に来るのか。それとも……少し早めに着いた。一寸ドキドキしている。目印はスポーツブランドの黒バッグ。ロゴが良く見えるように持ち直した。爽やか系髭坊主が近付いて来る。小麦色の肌。腕の産毛が陽光に照らされ金色に輝いていた。 視線がぶつかる。ニッコリ微笑んできた。こいつか?……
「あっ済んません。颯君か」
元気な笑顔を浮かべる。コックリと頷いた
「初めまして、恭介です」
「どうも、初めまして。颯って呼んでください」
颯が爽やかな笑顔を向けてくる。予想を遥かに越える男前。胸が轟いた。
「俺、こんなんだけど大丈夫か?」
視線が交差する。瞳の奥から微かに昂ぶった光が放たれていた。
「うん凄ぇタイプっすよ。、恭介さんは俺の事大丈夫っすか」
「ああ、ストライクど真ん中だぜ」
眩しく視線がぶつかった。
「恭介さん」
「ん、何だ」
「俺濡れてきた」
「俺もだ」
俺のマンションの玄関ドアが開いた。バタンと閉じる。直ぐに抱きたかった。昂ぶる心を抑える。リビングに通した。
「珈琲でいいか?」
「ハ、ハイ、いいっす」
颯の声が上擦って聞こえる。ソファーに並んで座った。、男、六尺バー。珈琲を飲みながら他愛ない会話を交わした。抑えていた男の欲望が湧きだしてくる。濡れてきた。
「恭介さん久しぶりに締めたんだ」
俺の手を取ると棉パンの後ろを触らせる。そこにはの後ろ結びがあった。股間に手を這わすとそこは既に息衝いている。唇を寄せていくと颯の方から合わせてきた。クチュクチュ淫らな音を立てて舌が交差する。颯の腕が俺の背中に回ってきた。舌を絡め合いながらガッシリと抱きしめる。颯の男臭い薫りに包まれた。髭と髭が擦れ合い気持ちいい。静かに唇が離れた。
「あっちいくか」
颯の両頬を押さえる。軽くおでこにチュッとした。颯の頭が縦に振られる。俺は颯の手を引き寝室に向かった。片手でドアを開ける。照明を燈した。浮き上がってくるクイーンサイズのダブルベッド。ぼわっと淫空間が広がった。後ろから颯が抱き付いてくる。ケツタブに颯の硬い物が当たった。首筋が舐め上げられる。同時にちんぽを擦り付けてきた。
「恭介さん。お、俺画像見た時からタイプでやりたかった」
耳元で颯が妖しく囁いてくる。荒い吐息が耳元に噴きかかった。
「俺もだぜ」
振り向こうとした途端、ベッドに押し倒された。唇を荒々しく奪われる。激しい鼓動が伝ってきた。舌が深く入ってくる。絡まってくる熱い舌。俺も絡め返した。唾液が交差する。キスしながらカラダを弄りあった。静かに唇が離れる。俺達は着ているものを脱いでいくと六尺一丁になった。晒された颯のガタイ。鋼のような筋肉に纏われていた。前袋はこんもりと膨らんでいる。脇からは鬱然とした剛毛が食み出ていた。俺達はベッドの上でにじり寄る。脚を交差させた。颯の前袋に手を這わせる。俺の前袋も握られた。颯に押し倒される。俺の上に覆い被さってきた。前袋をゴリゴリ擦り付けてくる。淫乱な気分が湧き上がってきた。颯のカラダが下にずれる。前袋に手が掛かった。俺のちんぽが引き摺り出される。颯の手中の俺の本竿。ビンビンに勃ち上がっていた。
「すんげぇデケぇ」
ちんぽに舌が這ってくる。ジュルジュル舐め上げられた。今度は亀頭の裏溝に舌が転がってくる。亀頭が口に含まれた。俺のちんぽが呑み込まれる。舌が執拗に絡んできた。
「俺にもしゃぶらせろ」
颯のカラダが反転する。前袋からちんぽを引っ張りだした。そいつは完全に勃ち上がり熱を持っている。俺は一気に頬張った。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ2本のちんぽがしゃぶり捲くられる。ぎゅうっと喉壁に締め付けられた。
「はぁ美味ぇ」
俺も颯のちんぽを口から離した。
「美味ぇ、お前のちんぽ堪んねぇ」
今度は俺が上になる。唇を寄せていく。軽く触れさせると舌をこじ入れた。深く舌を挿れる。舌を絡ませながら首筋に指を這わせた。乳首を指腹でコリコリ摩り上げる。颯のカラダが微動した。
「はぁぁんぉあぁぁあぁ」
「感じるみてぇだな」
今度は乳輪に尖らした舌を転がした。円がすこしずつ小さくなる。真ん中の突起を甘噛みしてやった。
「ん、んぁぁ…あっんぁ」
俺は執拗に乳首を攻める。
髭 (5)
颯のカラダがガクガク震えた。颯のを解いてやる。俺もを外した。2本のちんぽにローションを塗り込める。颯のカラダの上に重なった。ちんぽ同士を擦り付ける。亀頭と亀頭、竿と竿がぶつかりあった。
「あぁ気持ちいい、ちんぽ暖ったけぇ」
颯が野太い声で喘いだ。
「俺もいいぜ。ヌルヌルして気持ちいいぜ」
腕を伸ばし颯の雄穴に指を這わせる。カラダがビクンと反応した。
「颯、挿れていいのか」
「うん、ケツまんこに恭平さんのでっけぇちんぽぶっ刺されて射かされたいっす」
毛深い両脚を抱え上げた。桜色の秘口が現れる。雄穴が引く付いていた。
「へへ、淫乱な穴だな。ヒク付いて俺を誘ってるぜ」
ケツの谷間を舐め上げる。颯のカラダがビグビグ震えた。舌先を尖らせて小突いてやる。穴の回りを円を描くように舐め回した。舌をぎゅぅっと挿れていく。唾液でしっぽりと濡らした。指をゆっくりと挿れていく。内壁を擦ってやる。今度は指を掻き回した。
「んぉぉんぁ、いい、気持ちいい」
指を2本に増やした。穴を解しながら颯のちんぽを咥える。舌を絡めた。
「んぁぁ、あっあっ」
指を3本に増やした。前後に3本指が抽動する。颯のカラダが捩れた。
「んぉぉあぁあぁ、当たる、そこやべぇ」
「凄ぇトロトロになってきたぜ」
3本指が穴を広げる。同時にちんぽをしゃぶり込んだ。
「んぁぁ、んぉぉ、んぁぁやべぇ」
俺はちんぽを口から離した。
「まだ射かせねぇぜ」
「くふっ」
颯が不満そうな声を上げた。
「お前の望み通りまんこにちんぽ挿れて射かせてやるからな」
「うん、ちんこ早く欲しいっす」
ローションを穴と俺のちんぽに塗り込める。ちんぽを雄穴に宛がった。
「挿れるぞ」
「うん」
腰を軽く突き込んだ。ズブズブ吸い込まれる。内壁が纏わり付いてきた。
「んぁぁ、挿いってくる。堪んねぇ。デケぇ硬ぇ」
一気に根元迄埋没する。颯のカラダがガグガグ震えてきた。
「挿いったぜ」
「う、うん…うぅ、あぁ、あっ、あぁ」
「痛てぇのか」
「ううん、痛くはねぇけど、奥の方が堪んねぇんだ」
颯を見ると顔付きがとろんとしている。内壁が収縮してきた。
「き、恭…」
俺は颯の言葉を口で塞いだ。腰をグイグイ動かし始める。内壁を擦り捲くった。颯の腕が回り俺のケツタブを押さえる。俺の動きに合せ腰を振ってきた。
「凄ぇぜ。お前のまんこ俺に絡まってくるぜ」
「お、俺もいい。堪んねぇ。気持ちいい」
俺の腰が突動する。緩急付けて突き込んだ。
「んっぁぁんぉぉ、んぉんぉっぉ…そこいい、んぁ、当たるぅ」
「ここだな。お前の感じる所見付けたぜ」
颯のカラダが仰け反った。ちんぽは反り返り血管を浮き立たせている。先っぽから透明な汁溢れてきた。
突き込みながら乳首に指を這わせる。指の甲で掻き上げてやった。
「んくぅ締まるぜ。堪んねぇ」
「んぁぁぁ気持ちいい。もっと激しくぅ」
俺の腰が猛動する。突き込みながら颯のちんぽを扱いた。
「あぁぁぁ、そんなぁ。やべぇよぉ。射きそうっす」
「いいぜ。射けよ」
俺は突き込みを深く重たくした。ヌチャッヌチャッヌチャッ…卑猥な交尾音が部屋に鳴り渡る。掘り込みながら颯のちんぽを扱き捲くった。
「あぁぁぁぁぁぁぁ駄目ぇ。あぁぁぁぁぁぁぁ、んぉぉぉぉぉぉぉ、射ぐ、射く…」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
颯のちんぽから大量の白濁汁が噴き上がる。内壁が激しく収縮した。ちんぽが締め付けられる。強烈な射精感が襲ってきた。
「締まるぅ。んっぁぁぁぁぁぁあぁぁ、あぁぁあぁぁ射く、射くっ」
颯の奥壁目掛けて雄汁を撃ち放った。
「あっあぁあぁ…暖っけぇ、恭介さんの汁俺のまんこに打ち付けられてる。堪んねぇ」
クイックイッと腰を擦り付ける。最後の汁を振り絞ると俺はちんぽを引き抜いた。颯の脇に横になる。抱きしめてやった。
「気持ち良かったぜ。お前のまんこ良すぎるから俺もうへとへとだよ」
颯の頭を撫でてやる。可愛すぎる笑顔を向けてきた。
「うん、俺も」
颯が俺のちんぽを握ると頬張っている。舌が絡んできた。金玉を摩られる。俺のちんぽが解き放たれた。
「汁、美味かった」
颯の健気な目。甘えるように俺に寄り添ってくる。軽く唇を合わせた。激しかった交わりの後の気怠い時間。互いの体温を感じ合っていた。
「恭平さん…」
「ん、何だ」
「もう1発やって貰っていっすか」
颯のちんぽを握る。そこは既に燻っていた。俺のちんぽもグイッグイッグイッと勃ち上がる。結局この後颯は俺に掘られながら2発激噴射した。一緒にシャワーを浴びる。颯のカラダに当るお湯が弾けていた。
「じゃぁ俺、そろそろ帰るっすね」
「そうかぁ」
玄関迄見送る。軽く唇を合わせた。
「じゃぁまたな」
「うん」
颯が爽やか過ぎる笑顔を浮かべた。ドアが開きバタンと締まる。颯は俺んちを後にした。時刻は5時を回っている。結局4時間以上犯っていた。ふと後悔する。夕食を誘わなかったことを……もっと時間を共有したかった。颯の顔、ガタイ。色んなことが脳裏に甦ってきた。僅かだが失恋の痛手が軽減する。颯とはまだ出会ったばかりだ。これからどうなるか判らない。だが俺の中では何かが芽生える予感がした。スマホがメール着信を知らせる。颯からだ。
”今日はありがとうございました。またやって貰えますか”
”うん、またやろうな”
俺は即座に返信した。
ソファーに横たわりテレビを観ていた。メールの着信音。メールを開く。
”初めまして俺28歳の髭坊主の航です。身長163㌢体重60㌔ポジションはウケ寄りリバ。は何度か締めた事あります。掲示板見たの今だったんでもう終わってしまったかも知れないけどチョッと気になったのでメールしました。良かったら近い内に絡みませんか?”
颯と体型も年齢とかプロフ一緒なんだな。似た奴もいるもんだ。添付された画像を見る。キャップを被り画像は小さい。顔ははっきり判らなかったけど雰囲気は颯に似ている。その時はその程度に思っただけだった。今度の土曜に約束する。また楽しみが出来た。

男子学園 07

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[ 2015/09/20 20:08 ] | TB(-) | CM(0)

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