2ntブログ















試験監督⑧

そして1月も中旬。朝起きて窓を開けるとひんやりしてるけど清々しい風邪が入ってきた。午後はジム。格闘技系エアロビクス2本とウエイトトレーニングを熟した。その後カフェでお茶。俺達の休日ではよく見る風景だ。商店街をブラブラ歩いている。時刻は夕刻6時。辺は夜の帳が下り店舗には既に明かりが灯されている。そろそろ帰ろうかと思っていた所だった。
「先輩…九条先輩」
大きな声に俺は振り向いた。英寿ともうひとり俺と同世代に見える男が立っている。
「あっ俺の兄貴で高丸賢介っすよ」
「初めまして、英寿から色々と伺っております。バイトの時は色々とお世話になったみたいでありがとうございました」
「とんでもないです。よくやってくれましたよ」
「あっこいつ…俺の彼氏で大凱って言います」
「大凱っす。宜しくっす」大凱はペコリと頭を下げた。
「彼氏が出来たっては聞いてたけどすんげぇ可愛いっすね。先輩やったね」
大凱がキョトンとして俺を見る。
「お前と出逢わせてくれたキューピッドとその彼氏だよ」
「えっ……」
「試験監督の仕事持ってきた奴だよ。なっ英寿」
「そうっすね。それがきっかけで先輩が幸せになったんだから俺凄ぇ嬉しいっす」
英寿が頬を緩ませていた。ふとあの晩のことが頭の中を駆け巡る。俺の愛撫、突きに哭いていた英寿。ちょびっと下半身が反応してしまった。いけねぇ…俺には今大凱がいる。この大切な奴が……そっと大凱に目を遣った。
「所で今日なんかこっちに用事でも有ったのか」
「昨日勇陽ヶ丘」に越してきたんすよ」
勇陽ヶ丘…隣町じゃねぇか。引越しを考えてたのは知っていた。でもこんなにご近所とは……何かの縁を感じた。
「先輩、うちに来てくださいよ。いっすよね兄貴」
「是非来てくださいよ。一緒に飯でも食いましょう」
「さあ、行くっすよ」
俺達の言葉を待たずにどんどん話が進んでいく。いつの間にか俺達は2人の新居に行くことになっていた。電車の乗ること10分。勇陽ヶ丘に着いた。途中スーパーで食材と酒を調達する。肉、魚、野菜そして酒、カゴの中は一杯になった。緩い傾斜の坂を登っていく。小洒落た4世帯のアパートが現れた。中に入る。広めのキッチン、その脇には6畳程のリビングが繋がっていた。
「今日は引越し祝いなんで俺腕奮わせて貰うな。キッチン借りるぞ」
何か良く判らないけど心が綻んだ。ご近所にこんな頼もしい仲間がいる。心強さを感じたのかも知れない。隣では大凱が野菜の皮を剥いている。トントントン包丁が小気味良くまな板を叩いた。
豆乳鍋、若鶏の唐揚げ、ハムサラダ、刺身。残った野菜で即席漬けも作った。テーブルに料理が並べられる。俺達は囲んだ。グラスにビールが注がれる。
「引越しおめでとうございます」俺が声を上げる。4つのグラスがカチンと触れあった。
「美味ぇ…先輩料理上手いっすね」
「この唐揚げ…柔らかくてジューシーですね。美味いです」賢介さんの頬が綻んでいた。
料理を喰らい酒を飲む。会話も弾んだ。
「先輩と”元”で会った時はビックリしたっすよね」
英寿がアイコンタクトを送ってきた。多分賢介さんには俺のことそう伝えてるんだろ。浮気した相手なんて言えねぇもんな。
「あぁ吃驚したぜ。同僚だもんな」
「”元”ってなに……」大凱がぼそっと言う。
ガチムチ系が集まるハッテン場だよ」
話題が下ネタになってきた。血気盛んな4頭のオス。大いに盛り上がった。大人しかった大凱も馴染んできたのか楽しげに話している。
「ヒデ兄ぃさぁ…」
「何だ。大凱」
「タカ兄ぃ俺さ…」
「バッカだなぁ…」
大凱はいつの間にか英寿のことをヒデ兄ぃを呼んでいる。賢介さんの口調も砕けてきた。
「大凱、将之の何処が好きなんだ」賢介がぼそっと声にした。
「全部っすよ。優しくて強い。料理も美味いしね。毎日新しい好きが見つかるんだ」
大凱が俺に目をくれるとにっこりと微笑んだ。
「それにさちんぽもでっかくて好きなんだよ」
「た、大凱…何言い出すんだ」
「へへ……」
「そうらしいよな。俺も喰ってみたいぜ」
酒がビールから焼酎に換わった。席が移動し俺の隣には賢介が大凱の隣には英寿が座っている。
「大凱はホント可愛いよな。俺さ、年上がいいんだけどお前ならしてみたいな」
「駄目っすよ。俺は兄貴のもんすから……」言葉とは裏腹に大凱も満更ではないみたいだ。
酒が身体に浸透したオス4匹。男の本性が覚醒し始めた。賢介と英寿の視線がぶつかる。瞳が隠微に輝いた。
「なぁ将之…恋人交換しねぇか…俺お前とやりてぇ。なっいいよな」
突然の賢介の提案に僅かにたじろぐ俺。でもこうなることも予測してたのも事実だ。31歳の賢介。小麦色に日焼けした強面の坊主。ガタイもがっちりしていて美味そうだ。
「判ったぜ……」俺は大凱に承諾も得ずに了解してしまった。
「兄貴ぃ…」大凱のちっちゃい声。
「大凱、英寿に可愛がって貰え。今日だけだぞ」
「じゃぁ俺布団敷いてくるっす」少しおぼつかない足取りで英寿がリビングを出て行った。
「準備OKっすよ」
程なくして英寿が戻ってきた。目が淫猥になっている。呼吸は微かに荒くなっていた。賢介が俺の手をとる。ゆっくりとした歩調でリビングを出た。隣室のどビラが開く。2組の布団が敷かれていた。2つずつ並んだ枕が生々しく見える。畳に置かれた行灯が2組みの布団を卑猥に照らしていた。
4匹の欲情したオス。着ているものを脱ぎ其々カラダを晒した。
脱ぐ (2)
隣の布団では大凱と英寿が既に盛りあっている。唇を貪り合っていた。賢介のカラダは予想以上に出来上がっている。盛り上がった大胸筋、ぶっとい上腕筋、微かに脂肪の乗った腹筋、俺はそそられた。布団に横たわる俺と賢介。俺は賢介の上に覆い被さった。唇を寄せていく。賢介の方から合わせてきた。キスしながらカラダを弄り合う。賢介のちんぽを手で包む。賢介も俺のちんぽを握ってきた。グイッグイッグイッと俺のちんぽが角度を付ける。賢介のちんぽもデカくなってきた。
「凄ぇ…デケェ」
賢介のカラダが下にずれる。俺のちんぽが咥えられた。ネットリとちんぽが柔らかい粘膜に包まれる。我慢汁が溢れてくるのが自分でも判った。賢介の舌が亀頭や竿に絡んでくる。しゃぶりながら金玉が優しく握られた。
「上手いぜ。賢介…俺にもしゃぶらせろ」
賢介のカラダが反転する。目の前に現れた賢介のちんぽは溢れた汁で濡れそぼっていた。69の体制になって俺たちはちんぽをしゃぶり合う。ジュルジュル隠微な音が部屋に響いた。
「んん、ん、んん」「ん、んん、ん」くぐもった声が2人の口から洩れ始めた。
賢介のケツの窪みに指を這わせる。カラダがびぐんと震えた。ふっとちんぽが放たれる。
「挿れていいよな」
「あっ俺ケツはあんまりやったことねぇし…デカ魔羅しゃぶれただけで満足っすけど……」
賢介の目が愁いを帯びている。俺の男に火が点いた。
「バカタレ…俺に火ぃ点けたのはお前なんだからな。優しくしてやるからさ…なっ」
賢介の手を取り俺のちんぽを握らせた。
「う、うん」
賢介は素直に自ら両脚を抱え上げた。現れた男の穴。そこはヒク付き言葉とは裏腹に俺を求めているように俺の目には映った。濃いケツ毛を掻き分ける。息をふぅと吹き掛けた。穴の周りを俺の舌が這う。柔らかくなってきたのが判る。舌先を尖らせて中に挿れていった。
「へへ…開いてきたぜ」
舌を指に換える。柔らかな穴は俺の指を抗うことなく呑みこんだ。穴の回りと内壁にローションを塗り込める。指を挿れ中を解していく。指を2本3本と増やした。前後に抽動する俺の指。空いてる左手で賢介のいきり勃ったちんぽを握る。亀頭に指を這わせた。
「あぁぁ…ん、はぅぅうぅ」
賢介の穴を解している指でグリグリ中を掻き回してみる。賢介のカラダがガクガク震えた。
「そろそろいいみてぇだな」
指をズニュっと引き抜くとパックリと穴が開いていた。たっぷりとローションを穴と俺のちんぽに塗り込める。ちんぽに手を添え穴口に宛てがった。
「挿れるぜ」
賢介の顔が縦に動いた。賢介の目がトロンとなり男を誘う淫乱な目になっている。ゾクゾク感が増してきた。腰に力を籠める。グイッと突き出すとズブズブ俺を呑み込み始めた。尖端の張ったところが呑み込まれる。賢介の顔が少し歪んだ。
「痛ぇか」
「少し痛ぇけど何か湧き上がる感じがするんだ。来てくれよ」
一気に根元まで埋め込んだ。
「あぐっ…んぐっ…痛ぇ…で、でもいい」
「いくぞ」
俺はガシガシ腰を突動させる。内壁がねっとりと絡んできた。突き込みながらカラダを折り曲げ乳首に舌先を這わす。空いてる手の指で首筋を撫で上げた。
「あぁ…んぁ…あっ…あっ…あぁ」
賢介のちんぽが振動する。顔から歪みが消え恍惚としていた。
「感じてきたみてぇだな。まんこに仕立てたるぜ」
うねりを加えながら俺は突き込んだ。そのうねりに反応するように賢介の内壁が収縮する。強い快感が襲ってきた。
「んくぅ堪んねぇぜ。いいまんこだ」
「おっ俺もいぃ…んぁぁ…感じる」
「もっと突いてやるからな」
グシュッグシュッグシュッと交尾音が耳に響いた。
「あぁぁぁぁ…当たる…そこやべぇ…」
「おらもっと突いてやるからな」
パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン…賢介を激しく襲った。
「んぁぁぁ…射きそう…将之…射きそう」
賢介のカラダが左右に捩れる。自分のちんぽを扱き始めた。
「あぁぁ…んくぅ…ヒデ兄ぃ…そこ…んぁぁぁ」
大凱の声が聞こえてくる。
「ここだな。ここがいいんだな」
大凱が英寿に激しく突きこまれながらちんぽを扱かれている。大凱のカラダがブルブル震えていた。
「あぁぁぁぁぁぁ…ヒデ兄ぃ…気持ちぃぃ…射っちゃう」
「俺もだ…大凱ぁ…んぁぁ…そんなに締めるな…んかぁ」
グシュッグシュッグシュッ…ジュグッジュグッジュグッ2つの交尾音が部屋に響いた。
「あぁぁぁぁぁぁ射く…ヒデ兄ぃ…射ぐ…んぁ射く」
ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ大凱のちんぽから放たれた白濁汁が宙を舞った。
「んぁぁぁぁぁ…おっ俺も…射ぐ…射く…射く」
英寿が大凱の中で戦慄いた。
「あぁぁぁぁぁぁ…んぁぁ…んくぅ射く…射ぐ…射く」
ドピュッドピュッドピュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
「あぁぁぁぁぁ…射く…射ぐ…射く…ドピュッドピュッドピュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ賢介のちんぽから乳白色の粘液が噴き上がった。
「んくぅ…俺も…んぁんぁんぁ…賢介ぇ…射ぐ…うぅぅ…射く」
俺は賢介の雄膣目掛けて男の汁をぶちかました。部屋には男たちの熱気と放たれた汁の薫りが充満している。俺と賢介、大凱と英寿は激しかった交尾の余韻を感じるようにがっしりと抱き合っていた。
「賢介…気持ち良かったか」
「うん…挿れられるのも悪くねぇな」
「いいおまんこだったぜ」
「へへ…恥ずかしいぜ。これでもバリタチの積りだったんだけどな」
「大凱、淫乱だな。でも可愛かったぞ」隣から英寿の声が聞こえてきた。
「うん、へへ…」
大凱が英寿にぎゅっと抱きつくと英寿は年上らしく優しく抱き寄せている。
「大凱俺と先輩とどっちのちんぽが好きなんだ」
「勿論兄貴っすよ」
「お前俺が聞いてんだぞ。少しは気ぃ使えよ」
「英寿大凱を開放してやれよ」賢介が立ち上がりながら英寿に声を掛ける。
開放された大凱は俺のとなりに滑り込んできた。隣の布団では英寿と賢介が抱き合いながら言葉を交わしている。
「兄貴が掘られて感じてる姿可愛かったぜ」
「バカヤロ。兄貴に向かって可愛いなんて言うな」
「可愛いもんは可愛いんだよ」
俺と大凱も抱き合っている。俺に甘える大凱。頭を撫でてやった。
「兄貴のちんぽが一番いい」俺の耳元で囁いた。
「俺もお前のおまんこが一番いいよ」俺はささやき返す。
安堵の表情を浮かべると、俺のちんぽを握りながらスヤスヤ寝息をたて始めた。
[ 2015/01/07 19:07 ] 試験監督 | TB(-) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する