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益荒男③

 次々と機材、衣装、道具が車に積まれる。雄基も手伝ってくれた。撤収が終わる。空が茜色に染まっていた。益荒男の事務所に戻る。みんなの顔が輝いていた。今ミーティングテーブルを囲んでいる。テーブルの上には寿司と乾き物の摘みが並べられた。500mlの缶ビールが配られる。プシュップシュッと開けられた。
「益荒男第1弾ガテン野郎成敗は無事撮影終了しました。お疲れ様」
彬が声を上げる。ガチッガチッと缶が触れ合った。細やかな打ち上げが始まる。ビールを飲み寿司を摘んだ。
「タカ兄ぃって凄いっすよね。男の経験ねぇのにこんな企画考えられるんだからさ」
彬が声にする。何気に弾んで聞えた。
「ホントっすね。それもあの不細工な櫻田をあそこまで仕上げるんだからな」
「いや、みんなが居てくれたからだぜ。ホントアリガトな」
要の活気の有る言葉に俺は応える。話が弾んだ。
「でもあいつ凄いっすね。初体験でトコロテンするし、潮迄吹くんだからな」
慎治が感嘆深げに声にした。
「それに何だかんだ言っても汁まで呑んでたもんな」
憲太がが握りこぶしで手の平を叩きながら声にする。眼光がキラリと輝いていた。
「これからもタカ兄ぃ中心で頑張ろうぜ」
彬が言い放った。
「おお」
要、憲太、慎治の声が重なる。その三重奏が頼もしく聞えた。
「あっ河上さん」
慎治が視線をぶつけてくる。慎治がぽつりと声にした。
「俺もタカ兄ぃって呼んでイイっすか?」
「あっ俺もタカ兄ぃって呼ばせてください」
「あぁ構わねぇぜ」
慎治と憲太の言葉に俺は応える。彬、要、慎治そして憲太。こんな俺ごときを頼ってくる。嬉しさが込上げてきた。それと同時に責任感が圧し掛かってくる。こいつらを不幸にする訳にはいかない。もっと色んな事を俺は学び、益荒男を成功させる。内側から燃えてくるのが自分でも判った。隣に座っている雄基が俺に目を呉れる。視線が眩く感じた。
「あっ俺は、おっ親父、おやっさん」
「ああいいぜ」
甘えるような雄基の声に俺は応えた。柔和な時間がゆっくりと流れる。みんなの顔が少し赤らんでいた。話が俺のことになる。彬の視線が淫猥に感じた。
「タカ兄ぃ今日男初体験っすよね」
彬の声にみんなの視線が俺に集まった。
「バッバカやろ。みんなの前で言うな」
「誰とっすか。それとも売り専すか」
要が驚きの声を上げた。
「雄基君だよ。なっ」
彬が雄基に向って声にする。雄基が頷いた。
「雄基君、今夜タカ兄ぃをこっちの世界に引き摺り込んでこいよ」
「うん、俺頑張る」
彬の問い掛けに雄基が応える。頬が少し赤らんでいた。相良雄基20歳。今夜俺はこいつを抱く。それから先どうなるかは判らない。だが男同士の世界の入口に立ったのは事実だ。
「雄基、タカ兄ぃのどこがいいんだ?」
彬要が雄基に目を遣る。ぼそっと言葉を掛けていた。
「顔も声もカラダも全部っすよ。面接に来た時から俺、キュンキュンしてたんだ。顔見た途端俺濡れてたし……それに今日俺が悩んでる時優しくしてくれた。もっと好きになっちまった」
雄基がチョッと照れながら声にする。今日雄基とキスしながら股間に手を這わせた。その時微かだけど俺のちんぽは反応した。雄基は俺に一途な表情を送ってくる。そんな時可愛いと思った。俺は雄基と親子位歳が離れている。父性本能を擽られてるだけなのかも知れない。だが守ってやりたいと言う気持ちが俺の心の中には既に有る。女は犯るだけで良かった。
「おやっさん」
「ん、何だ」
「俺さ……」
雄基が真っ直ぐに見てきた。どんなに磨かれた鏡よりも良く澄んだ目をしている。俺の心が抉られた。
 今みんなと別れて俺達はゆっくりと歩いている。妖しいネオンが光る建物の前に止まった。雄基を見る。少し緊張した表情を浮かべていた。
「入るぞ」
「うん」
タッチパネルで部屋を選びエレベーターに乗り込んだ。狭い二人だけの空間が気分を昂揚させてくる。女とは散々遊んできた俺。今夜初めて男を抱く。鼓動が激しくなる。今淫靡のドアが開いた。淡いグリーンを基調とした部屋。真っ白ななベッドが妖しい光に照らされていた。
「あっ俺湯入れてくるっすね」
嬉しそうに雄基が浴室に消える。浴室から勢いよくお湯が流れる音がした。浴室から戻ってくると後ろから抱き付いてきた。首筋に雄基の不精髭が擦れる。雄基の硬いものを感じた。
「おやっさん」
俺は振り向いた。雄基を抱き寄せる。雄基の唇が寄ってきた。静かに唇を合わせる。雄基の舌が入ってきた。俺の口の中を満遍なく舌が這ってくる。俺も舌を絡めていた。キスしながら雄基が股間を擦り付けてくる。静かに唇が離れた。雄基が俺に目を呉れる。雄基が跪いた。俺の股間が摩られる。今度は頬擦りしてきた。
「あぁぁおやっさんのちんぽだ。堪んねぇ」
「触りてぇか」
「うん触りてぇ、握りてぇ」
俺はベルトを外し一気に綿パンを引き降ろした。六尺の中で俺のちんぽはビクビクしている。前袋からちんぽを引っ張り出された。
「凄ぇデケェ硬ぇ」
雄基の喉がゴクンと鳴った。上目使いで俺を見てくる。男らしく、そして健気な視線を送ってきた。我慢汁がトクトク溢れてくる。それを掬うように雄基の舌が亀頭に這ってきた。尖らせた舌先で裏筋が舐められる。亀頭を唇で挟まれた。
尺八 (14)
真ん中位まで呑み込まれる。舌が絡んできた。久しぶりの尺八、相手は男。満更でもなかった。金玉を前袋から引っ張り出される。軽く握られた。たぐまった綿パンに脚を掬われそうになる。雄基の頭を抑え付け腰をガシガシ動かした。舌が俺のちんぽにネットリと絡んでくる。20歳の若僧に俺は翻弄されていた。金玉の中でオス汁が騒ぎ始める。俺はちんぽを引き抜いた。
「ふぐぅ……」
不満そうな声を上げた。
「風呂入るぞ」
雄基が少し頬っぺたを膨らませている。渋々着ている物を脱ぎ始めた。今六尺を解いている。改めて見る雄基のカラダは逞しかった。盛り上がった肩と胸の筋肉。腕も太い。筋肉の層が積み上がったガタイをしている。俺は後から抱き付くと耳元で囁いた。
「後でたっぷり可愛がってやるからな」
「うん」
屈託のない笑顔を俺に呉れた。カラダを洗い、湯船に並んで浸かっている。雄基が甘えるように俺に寄り添ってきた。
「おやっさん夢みてぇだ」
肩に手を回し抱き寄せた。
「おやっさんとこうして風呂に入れるなんてさ」
「俺もだぜ。なぁ雄基……」
「ん、何」
「いや、なんでもねぇ」
軽くホッペにチュッとした。風呂を上がる。バスタオルを腰に巻いた。今ソファーに並んでビールを飲んでいる。冷たいビールが喉越し良く体内へ流れていった。毛深い雄基の脛が俺の脚を擽る。激しい鼓動が伝ってきた。俺の股間に雄基の手が這ってくる。雄基のバスタオルは既に膨らんでいた。
「おやっさん、俺我慢できねぇ」
「判った」
ゆっくり立ち上がる。ベッドに傾れ込んだ。俺のバスタオルが剥ぎ取られる。雄基もバスタオルを外すと俺の上に重なってきた。唇が奪われる。舌が入ってきた。舌が絡んでくる。ちんぽ同士が触れ合った。雄基がちんぽを擦り付けてくる。グイッグイッグイッと俺のちんぽが勃ち上がってきた。絡み合う舌の感触が俺を昂ぶらせる。今度は俺が雄基の上に重なった。始めて男を抱いている。俺は見様見真似で雄基のカラダを愛撫した。乳首に指を這わせながら首筋を舐め上げる。今度は乳首に舌を這わせた。甘く噛んでみる。雄基のカラダが微かに震えた。
「んぁぁあっあぁぁ」
雄基が甘く切なくが声を洩らした。女と同じように感じてる。おかしな関心が俺の脳裏を過った。
「ここ感じるのか。勃ってきたもんな」
「うん、気持ちいいっす」
乳首、耳裏、首筋。俺は執拗に雄基を愛撫する。雄基のカラダはビクビク震え、喘ぎ声を洩らし捲くった。俺の腕が伸びる。雄基のちんぽを握った。指腹で裏筋を摩ってやる。雄基のカラダが微動した。
「あぁぁんぁいい。気持ちいい」
俺のカラダが下にずれる。眼前の雄基のちんぽが濃厚な男の薫りを醸し出していた。チョッと躊躇したけど舌先で触れてみる。今度はジュルジュル舐め上げてみた。俺は雄基のちんぽを咥える。舌を絡めてみた。
「あぁぁいい。気持ちいい。おやっさんが俺のちんぽしゃぶってる。凄ぇ。堪んねぇ」
俺は更に深く咥える。口の中がちんぽで一杯になった。
「おやっさん、俺にも……しゃぶらせてくれよ」
俺はカラダを反転させる。ちんぽが握られた。ちんぽが雄基の口に含まれる。舌が絡んできた。口を窄めながら舌を絡める。喉壁で雄基のちんぽを締め付けてみた。口の中に我慢汁が広がる。俺達は暫らくの間しゃぶり合っていた。目の前に雄基のケツ穴が見える。俺は摩ってみた。雄基のカラダが微動する。俺のちんぽが放たれた。俺の口から雄基のちんぽを解き放つ。カラダを起こした。
「ここ使えるのか」
「使えないっす。でも挿れて欲しいっす」
「えっいいのか」
雄基が健気な視線をぶつけてきた。
「おやっさん男とキスしたのもちんぽしゃぶったのも俺が初めてだろ」
「ああ、そうだな」
「俺も初めてになりてぇ」
「えっ」
「ちょびっと怖ぇけど俺の処女、奪って欲しいっす」
雄基が恥ずかしそうに頬を赤らめている。言うことが可愛いと思った。雄基が仰向けになる。俺は覆い被さった。瞼にキスをする。唇を軽く合わせた。
「判った。優しくしてやるからな」
「うん」
雄基は自分で両脚を抱えた。俺は雄基のケツ毛を掻き分ける。蕾のような桜色の雄穴が現れた。
「雄基、綺麗な雄穴だぜ」
穴口を摩ってやる。カラダがピクンと反応した。グイッっとケツ穴を広げる。ジュルジュル幾度となく舐め上げた。舌先を尖らせて穴に挿れる。何度も繰り返しているうちに穴が緩んできた。ローションを指に掬い穴に塗り込める。指をゆっくりと中に挿れた。中を掻き撫でる。明らかに他の内壁とは違う硬い所に遭遇した。俺はそこを撫でてみる。雄基のカラダが左右に捩れた。
「んんんあっそこ駄目」
「前立腺に当たったみてぇだな」
俺はそこを執拗に擦り上げる。同時に雄基のちんぽを握ると軽く扱いた。雄基のちんぽから我慢汁が溢れてくる。俺は指を増やしていった。俺の指が前後に抽動する。グシュグシュ卑猥な音が響いてきた。
「んぁぁんぁいい。気持ちいいよぉ」
雄基のカラダがほんのり桜色に染まっている。穴がヒク付き俺の指を締め付けてきた。俺のちんぽにローションを塗り込める。雄基の穴と内壁にもたっぷりと塗り足した。
「雄基、行くぞ」
「うん」
穴口にちんぽを宛がった。
「ゆっくり行くからな」
「うん」
俺は腰に力を籠めてゆっくり突き進んだ。俺のちんぽが呑み込まれ始める。その姿が横の鏡に淫猥に映ってきた。
「雄基鏡見てみろ。亀頭まで挿いったぜ」
「うん、凄ぇおやっさんのちんぽ俺に突き刺さってる。来てくれよ」
俺はさらに腰に力を入れた。
「あぁぁ挿いってくる。おやっさんのちんぽ挿いってくる。硬ぇ、デケぇ」
「痛くねぇか」
「大丈夫っす」
カラダを折り曲げ、唇を合わせる。舌を挿れると雄基の舌が絡み付いてきた。雄基の内壁が纏わり付いてくる。俺はグイッと押し込んだ。内壁が微かに抗ってくる。雄基の顔が少し歪んだ。
「あぁあぁあぁおやっさん。お、俺」
俺は雄基の唇を口で塞ぎ言葉を遮った。
「雄基ひとつになったぜ。痛くねぇか」
「ちょびっと痛ぇけど、おやっさんのものになれたことの方が嬉しいっす」
軽く唇を合わせる。馴染むまで動かすことをしなかった。乳首に舌を這わせる。同時に指先で首筋を摩った。耳裏、乳首、首筋。俺は愛撫を続けた。雄基の内壁が弛緩と収縮を繰り返してくる。俺のちんぽが締め付けられた。
「おやっさん。まんこ切ねぇ。突いてくれよ」
俺はクイッと軽く突き込んでみた。
「んぁぁあぁぁあっ、あっ」
雄基の哭き声が洩れてきた。
「可愛いぜ。今日はいっぱい哭けよ」
俺の腰が突動する。雄基の中をちんぽが疾駆した。
「堪んねぇまんこ締まってくるぜ」
「おやっさんいいいいよぉ堪んねぇ」
突き込みながら乳首をクリクリ摘まんだり撫で回したりしてみる。内壁が蠢いてきた。
「あぁぁぁぁぁぁおやっさん駄目ぇ気持ち良過ぎるぅんぁぁぁ」
「俺もいいぜ。雄基よぉ」
俺の腰が猛動する。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。雄基が自分のちんぽを扱いている。雄基の亀頭が張り詰めていた。
「んぁぁんぉいっいい。あぁぁ気持ちいい」
「あぁぁんぁぁいい。おまんこ締まって気持ちいい」
俺の腰の動きが激しくなる。雄基のちんぽがプクンと膨らみ汁がトロッと洩れてきた。
「お、俺射きそう。んんぁ駄目。んぁぁやべぇ。やべぇよ」
「射けよ。俺もやべぇぜ。何処に出されてぇ」
「まんこに俺のまんこに種仕込んでくれよ」
「おお判った」
俺の腰が烈動する。ちんぽが爆進した。
「あぁぁぁあぁあぁあぁ駄目だ。んぁぁ射く。あぁぁぁ射く。んぁんぁんぁおやっさん射ぐ」
「うぉぉぉんぁ俺も射ぐ。あぁぁ射く。んぁぁんぉ射く」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ雄基は大量の白濁汁を噴き上げる。同時に俺も雄基の雄膣目掛けて種汁を打ち付けた。雄基が虚ろな表情を浮かべている。
雄基の上にドサッと倒れ込んだ。軽く唇を合わせる。静かに離れた。
「雄基いいまんこだな。気持ち良かったぜ」
「俺も。凄ぇいっぺぇ出た」
またキスをした。萎え始めたちんぽがぎゅうぎゅう締め付けられた。
「雄基まだ足りんのか」
「うんもう1回してくれよ」
またぎゅうぎゅう締め付ける。俺のちんぽが息を吹き返してきた。俺は激しく突き込み始める。雄基の内壁がヒク付き、俺を締め付けてきた。
「んぁぁあっあっんぉぉそこやべぇ。あっ当るぅ。んぁぁ当るよぉ」
「ここ擦られると気持ちイイんだな。ちんぽビクビクさせながら汁洩らしやがってよ。堪らんぜ。もっと哭かせてやるからな」
俺の腰が突動した。ちんぽが雄基の前立腺を擦り捲くる。一突きする度に雄基はちんぽ震えさせ悶絶した。
「んぁんぁんぁ、ちんぽ奥まで入ってる。あぁあぁあぁもっと突いてくれよ」
「判ったぜ。突いてやるからな。もっと哭けよ」
雄基のカラダが仰け反った。大胸筋がヒクヒク震わしている。俺はちんぽが抜ける位まで腰を引くと、一気に奥まで突き込んだ。
ズッゴーン
「あぁぁんっんぁ駄目んぁ洩れる」
ドロッドロッドロッ雄基のちんぽから乳白色の男の粘液が洩れる。トロンとした表情を浮かべていた。
「堪んねぇ。トコロテンしやがった」
ズッゴーン、ズッゴーン、ズッゴーン更に俺は激しく突き込んだ。
「んぁぁんんあっまた洩れる。んぁぁ洩れる」
ドビュッドロッドロッドロッ雄基はまた白濁汁を洩らした。
「まだまだだからな」
雄基の首が縦に振られる。両脚を抱え直し、グイッと前の方に抑え込んだ。雄基のちんぽが自分の顔に迫る。俺の腰の動きに拍車が掛かった。雄基の奥壁目掛けてちんぽがまい進する。 ヌチャッヌチャッヌチャッ…グショッグショッグショッまんことちんこの粘膜が絡み合い、火照った音が部屋に鳴り響いた。
「堪んねぇ締まってくる。んぁぁ駄目だぜ。我慢できねぇ。雄基種付けるぜ。俺のガキ孕めよ」
「はっ孕みてぇ。おやっさんのガキ孕みてぇ」
雄基はコクコク頷いた。突き込みながら雄基のちんぽを握る。俺は扱き捲くった。
「おやっさん俺もんぁぁまた射きそう。んぁぁやべぇ」
「あぁぁんぁぁ射ぐ。あぁあぁあぁ射ぐ。ん、んぁうぅ射くっ」
俺は雄基の中で雄叫びを上げた。
「あぁぁ堪んねぇ。おやっさんの汁ぶち当たってくる。んくっんくっんくっんぁぁんぁぁ射ぐ射く射ぐ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
雄基は自分の顔、胸、腹に白濁汁をトコロテンでぶっ掛けた。内壁にちんぽを擦り付ける。静かにちんぽを引き抜いた。雄基の隣に横になる。雄基を抱き寄せた。唇をそっと合わせる。静かに離れた。
「雄基汁だらけだぜ」
雄基の顔に降り掛かった汁を舌で拭ってやる。仄かな男の味がした。
「お前も味わえよ」
唇を合わせる。舌を入れる。俺達は舌を絡め合った。唇が離れる。雄基に視線をぶつけた。
「お前の汁だぜ」
「マジイよ」
「そうか。俺は満更でもなかったぞ」
雄基が起き上がる。俺のちんぽを咥えた。舌がちんぽに絡んでくる。ちんぽが放たれた。
「おやっさんのは美味ぇよ」
甘えるように雄基が抱き付いてくる。俺はきつく抱き締めた。
「そうか。俺のは美味ぇか」
「うん、おやっさん……」
雄基の唇が寄ってくる。唇が触れ合った。舌が深く入ってくる。俺達は舌を絡め合った。背中に回された雄基の腕に力が入る。雄基の舌が満遍なく俺の口の中に這い回った。唇が離れる。永くて切ないキッスが終わった。雄基が俺を見てくる。絡みつくような視線を送ってきた。
「おやっさん。これっきりか」
「えっ」
「俺、ちゃんと付き合いてぇ駄目っすか?」
「俺でイイのか?」
「うん」
雄基を抱き締める。仄かな若オスの薫りに包まれる。俺は今晩始めて男を抱いた。キス、尺八、そして交尾。どれもが気持ち良かった。それよりも雄基の存在が俺に圧し掛かっている。いまこうして抱き合っていると心が穏やかになった。
「大事にしてやるからな」
俺は雄基の耳元で囁いた。
「うん」
また子供のような笑顔を見せてくれた。一緒にシャワーを浴びる。を締め込み、浴衣を羽織った。今ベッドで抱き合っている。雄基が俺の前袋を握ってきた。
「おやっさん、お休みなさい」
「あぁお休み」
雄基の可愛い寝息が聞えてくる。何時しか俺も眠りの世界の中にいた。カーテンの隙間から陽光が挿し込んでいる。俺は目覚めた。隣では雄基がまだ寝顔を浮かべている。俺の前袋は握られたままだった。程なくして雄基が目覚める。寝ぼけまなこを擦っていた。
「おはよう起きたか」
「あっおはようございます」
軽く唇を合わせた。
「さぁ起きるぞ」
「うん」
着衣を整える。俺達はラブホを後にした。朝の爽やかな朝の風に包まれる。夏の名残を留めた白い雲が浮かんでいた。ファーストフードで朝飯を済ませる。香ばしいモーニング珈琲を一緒に飲めることに悦びを感じた。今駅へ向っている。日が雄基に当り小麦色の肌が輝いていた。 「じゃぁな」
「うん。バイバイ、またね」
一端家に帰る。着替えを済ませると事務所に向った。パワーが漲ってくる。俺達は編集作業に取り掛かった。心強い仲間達との仕事は俺の心を豊かにしてくれる。ただ時折感じる淫猥な視線が気になった。陽が西の空に傾いている。バイトを終えた雄基が現れた。
「お疲れ様っす」
「おお雄基君か?」
雄基の元気な声に彬が応えた。
「あっこれどうぞ」
雄基が彬に紙包みを渡していた。
「雄基君から差し入れ貰ったから休憩にしようぜ」
俺達はテーブルを囲んだ。雄基が点てて呉れた珈琲を啜る。マドレーヌを頬張った。仄かな甘味が口に広がる。隣に座る雄基がベタベタしてきた。
「こら雄基」
コツンとオデコを小突く。雄基が口を尖らした。雄基に目を遣る。こんな風に甘えてくる雄基。ちょっと嬉しかったりもした。
「雄基君、昨日はタカ兄ぃに可愛がってもらったのか?」
「うん、可愛がって貰ったよ」
「雄基君タチだろ。タカ兄ぃのこと掘ったのか。それともケツやらなかったのか」
「へへ、俺が掘られた。処女奪われました。トコロテンで射かされたよ。それにちんぽもしゃぶって呉れたし、俺が出した汁も舐めてくれた」
雄基が頭をポリポリ掻いている。頬っぺたを赤く染めながら嬉しそうに声にした。
「バカやろ余計な事いうんじゃねぇ」
俺がにやけながら言った。
「もっともっと好きになっちゃった」
目を輝かせながら雄基が言葉にした。
「みんな俺達付き合う事にした」
俺がきっぱり言い放った。
「おめでとう。雄基良かったな」
「ありがとうございます」
彬の問い掛けに雄基が明るく応える。そして俺の頬っぺたにチュッとした。
「あちぃぜ。さっ仕事にもどるぞ」
彬の声にみんなはそれぞれ作業を再開する。俺は玄関まで雄基を見送りに行った。
「おやっさん」
雄基が目を瞑り唇を差し出している。軽くチュッとキスをした。
「雄基、じゃぁまたな」
「うん」
雄基が俺の手を取る。股間に導かれた。
「勃ってきちゃった。帰っておやっさんの画像見ながら千擦り扱くぞ。じゃぁバイバイ。またね」
雄基が駆け出していった。
 DVD製品版にダウンロード。売り上げ共には予想以上に好調だ。感想メールを見る。輪姦、トコロテン、潮吹き、精飲。マニアには堪えられなかったみたいだ。次は体育会物を作成する予定に成っている。フリーターだった雄基も益荒男のスタッフになった。今みんなに雄基と呼び捨てされている。それが嬉しいと聞いた。彬、要、慎治、憲太。雄基には4人の兄ぃが出来た。俺達と一緒に仕事をするのが楽しいらしく毎日元気に動き回っている。俺は益荒男立ち上げに参加して良かった。掛け替えのない雄基と知り合えたのだから……
 街路樹が少しずつ葉を落とし始めている。雄基は髭を蓄えた。俺の影響だと言う。一緒に仕事している俺と雄基。仕事が終われば一緒にご飯することが多い。その後は当然の如くカラダを重ねた。ただデートらしいものはしていない。今度の休みに一泊の旅をする。場所は山間の温泉。その話を雄基にしたら子供のようにはしゃいでいた。雄基と結ばれてもう直ぐ1箇月を迎える。ちんぽしゃぶりながら勃起させてる男の動画像を見ると不思議に思えた。だが今俺は雄基のちんぽしゃぶりながら勃起させている。俺は少しずつだけど変わっていた。
 今日は俺と雄基の初デート。待ち合わせ場所の駅前に行くと可愛いカッコした雄基が居る。クリーム色のイージーパンツを穿いていた。グリーンのチェック柄シャツにグレーのニッとを重ね着している。浅黒い肌に白いキャップが良く似合っていた。売店でドリンクとフードを調達する。俺達は特急電車に乗り込んだ。2人掛けのシートに並んで座る。電車が動き始めた。
「おやっさん」
「ん、何だ」
「アリガト」
「旅行に連れてきてくれて嬉しいよ」
汚れの無い瞳を輝かせている。俺が大好きな雄基のこの目だ。連れてきて良かったと心から思った。キャップから覗く項を見るとゾクゾクしてくる。コーラを飲みながらジャンボフランクを頬張る雄基。俺に目を呉れた。
「おやっさんのちんぽ食いてぇ」
ちっちゃな声で囁いた。
「バカたれ」
コツンとおでこを小突く。甘えるように頭を肩に乗せてきた。キャップから覗く項からほんのり汗が滲んでいる。若雄の薫りが漂ってきた。
「雄基、今日は金玉からっぽにしろよな」
耳元で囁いた。
「うん」
雄基がにんまりと笑顔を浮かながら声にする。キスしたい衝動に駆られる。だがここは電車の中だ。俺は諦めるしか無かった。雄基に目をやる。息をいっぱい吸い、雄基の薫りを嗅ぐしか出来なかった。目的地が近づいてくる。静かに電車が停まった。駅を出る。眩しいほど晴れ上がった空が広がっている。予約しておいたレンタカーを借りた。運転するのは雄基、俺は助手席に座る。車が動き始めた。向ったのはとある川原。六尺野郎が日焼けしていると彬から聞いた。ハッテン場、ゲイが性交相手を探せる場所。そんな所があるのは知っている。雄基も行きたいと言うので行ってみることにした。渓流沿いに車が走る。抜け道みたいな道路が有った。雄基がウインカーを点ける。暫らく走らせると2台の車が停めて有った。静かに車が停まる。俺達は車を出た。周りを見ても人の気配は感じない。土の階段を登る。狭い道を10分程歩き進むと小さな川原が在った。川面に陽光が反射している。日焼けには少し遅めの時期だ。幸い今日は小春日和。柔和な風が包んでくれる。六尺締めた野郎達が何人か日焼けをしたり川遊びしていた。レジャーシートを広げる。六尺一丁になって俺達は日焼けを始めた。優しい日差し、川のせせらぎ、吹き抜ける風。自然のもたらすエネルギーが俺と雄基のカラダを癒して呉れる。紺碧の空から優しい秋の陽射しが肌に触れてきた。
「おやっさん、腹減った」
「おお飯食うか?」
弁当を広げる。川で冷やしておいたノンアルコールビールを開けた。
「凄ぇ美味そう」
「いっぱい食えよ」
「おやっさん」
「ん、何だ」
「ハイ、あ~んして」
唐揚げを箸で掴み俺の口許に差し出してきた。
「や、止めろ」
「駄目、あ~んして」
俺は仕方なく口を開ける。鶏肉の濃厚な味が口の中に広がった。
「俺にも」
雄基が口を開けて待っている。俺は卵焼きを箸で掴み雄基の口許に差し出した。嬉しそうにそれに食らいついてくる。幸せそうな表情をを浮かべていた。ベタベタした俺達のランチ。ちょっと恥ずかしかったけど嬉しくもあった。一緒に川に入る。股間に水流が心地良く当ってきた。雄基が立ち上がる。濡れたから淫影が浮き上がった。脇から濃い陰毛が食み出ている。濡れたカラダがエロく映った。川から上がる。戻ろうとした時だった。ガチムチ坊主の2人連れが居る。雄基の視線が交差した。
「一緒に焼きませんか」
目を輝かせながら雄基が声にする。これが雄基の武器だ。屈託のない笑顔で接し、直ぐに仲良くなれる。雄基が2人に視線をぶつけた。
「俺、雄基っす。益荒男って言うゲイDVDのレーベルのスタッフやってます。ガテン野郎成敗っていう作品にも出てますよ。へへっ」
「あっ俺それ持ってるぜ。何処かで見たことある奴だと思ってたんだ」
年上に見える男が声にした。
「良かったらこっちで話しませんか。ビールもあるし……おやっさん、いっすよね」
「あぁ構わねぇぜ。何処かで」
シートに戻る。俺達は胡坐を掻いて四角形になった。
「この人が俺の大切なおやっさんで、ガテン野郎成敗の原作者の尊仁さんです」
「あっどうも尊仁です」
「浩亮です」
「悟志です」
ビールを飲みながら色んな事を語り合った。に男、そしてガテン野郎成敗の事。話が盛り上がる。2人は付き合って3年目と聞いた。歳は浩亮が38歳で悟志っが32歳。仕事は一緒に六尺バーをやっていると言っていた。今2枚のレジャーシートが並んでいる。1枚には俺と雄基が並んで寝転がりもう1枚には浩亮と悟志が寝転がっている。それぞれ手が繋がれていた。日焼けに川遊び。仲良くなった4人は川を堪能した。日が傾き始める。俺達は連絡先を交換すると各々車に乗り込んだ。ププーッとクラクションが鳴る。ハザードが点けると2台の車は動き始めた。空が茜色に染まり始めてる。旅館に着いた。通されたのは露天付きの和室。障子を掛けると黄昏色に包まれた中庭が眺めれれる。仲居さんが和菓子とお茶を出してくれた。
「親子でご旅行ですか?いいですね。楽しんでってくださいね」
「あっありがとうございます」
俺は応える。仲居さんが部屋を出て行った。
「雄基、親子に見えるらしいぜ」
「うん、だって最高の親父だからな。尊仁さんってさ」
「お前も最高の息子だな」
和菓子を食べながらお茶を啜った。まったりとした時間がゆっくりと過ぎる。雄基に目を遣った。
「雄基、風呂入るか」
「うん」
入ったのは部屋に付いてる露天風呂。並んで湯に浸かる。空は黄昏色から星空に変わっていた。
「雄基……」
雄基の肩に腕を回した。顔が近づき唇が重なる。雄基の舌が口の中に挿いってきた。ほんのりと雄基の薫りが漂ってくる。切ない気持ちと淫らな気持ちが交わってきた。俺達は向かい合い脚を交差させる。毛深い雄基の太腿が絡まってきた。雄基のちんぽが俺のちんぽに触れてくる。そっと握るとドクンドクンと息をしていた。俺のちんぽも雄基に握られる。グイッグイッグイッと勃ち上がった。
「おやっさんのちんぽ凄ぇ俺の手の中でガチガチになってきたぜ」
「お前のもビクついてるな」
引き寄せるとちんぽが重なり合った。2本のちんぽを手で握り合せる。雄基の勃起の熱が伝ってきた。
「おやっさんのちんぽ。デケぇ硬てぇ」
「お前のもデケぇぜ。堪んねぇ」
お湯の中で兜合わせでゴシゴシ扱いた。雄基は両手を湯底に着くと仰けそる。空いてるもう片方の手で4個の金玉を捏ねくり合せた。
「おやっさん駄目ぇそんなに擦られると、おっ俺んぁぁんぉ」
「一緒に射かすぞ」
雄基の乳首をクリクリ抓る。激しくちんぽを扱いた。
「んぁぁあぁぁぁぁあぁ射ぐおやっさん射くっ」
「んぉぉう、んぁ俺も射くぅ」
2本のちんぽから白い液体が湯の中に絡まり合いながら舞っている。ユラユラ揺動しながら底に沈んだ。
「おやっさん」
雄基が抱き付いてきた。俺はギュッと抱きしめる。唇を合わせた。雄基の舌が口の中に挿いってくる。2人の舌が絡み合った。激しい鼓動と鼓動がぶつかる。静かに唇が離れた。視線が交差する。雄基は火照った表情を浮かべていた。
「上がるぞ」
「うん」
一緒に立ち上がると視線が交差する。またキスをした。夜光が俺達に当たる。ぼんやりとした影を落とした。程なくして食事が運ばれてくる。山の幸をふんだんに使った料理の数々が座卓に並べられた。座卓を挟み向かい合って座っている。グラスにビールを注ぎ合った。
「これからも宜しくな」
「うん」
俺の声にグラスがカチンと触れ合った。地元の和牛のしゃぶしゃぶに頬張る。肉の旨みが口の中に広がった。
「美味ぇな」
「うん美味ぇ」
美味い料理に舌鼓を打った。雄基が色んな事を語ってくる。俺はうんうんと頷いた。仕事のことに今日行った川の事。話は盛り上がった。酒がビールから日本酒に代わる。ほろ酔い気分意なってきた。
「おやっさん中庭散歩しねぇか?」
「おお行くか」
夜の静寂に包まれている中庭を歩いた。お酒で火照ったカラダに夜風が気持ち良く当たる。時折ししおどしがカコーンと音を響かせた。ガーデンライトが妖しく俺達を照らしている。池の脇にあったベンチに座った。
「おやっさん、俺幸せだよ」
「うん、俺もだ」
「おやっさんキスしてくれよ」
「えっここでか」
「うん、早く」
雄基が真剣な眼差しを送ってくる。誰かに見られてるかも知れない。そんな気持ちを吹き飛ばさせてくる眼差しだった。雄基の両頬を押える。唇を寄せていく。軽く唇が触れ合った。舌を挿れる。舌を絡め合った。雄基の耳裏を優しく摩る。雄基の背中に腕を回した。雄基の薫りに包まれる。静かに唇を離した。雄基の目に涙が溜まっている。一滴頬を伝った。そっと指で拭ってやる。雄基がしがみ付いてきた。
「どうした。雄基」
「こんなに優しくされたことねぇ」
雄基がぽつりと声にした。カラダが離れる。俺は雄基を真っ直ぐに見た。
「親もいなかったしさ」
「えっ」
「言ってなかったけど母さんはシングルマザーでそれも俺が小学1年の時亡くなったんだ。その後俺は施設に預けられた。甘えられる人なんていなかった」
雄基の目にからボロボロと零れてきた。雄基を抱き締めると嗚咽を洩らしてくる。俺は雄基が泣き止むまで優しく抱き締めていた。
「おやっさんお、俺……」
「もう言うな。戻るぞ」
「うん」
雄基の生い立ちを聞いた。甘えることを奪われた雄基。それもまだまだ親の愛情が必要な時期にだ。親に甘えられなかった分俺に甘えさせる。俺は心に誓った。



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[ 2016/01/09 10:02 ] 益荒男 | TB(-) | CM(0)

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