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濡れ衣④

 季節が流れる。秋を迎えた。悩んでいた友也。今将と付き合っている。勿論俺と洋輔は愛を育んできた。可憐なコスモスが道端に咲き乱れている。爽やかな風が頬を撫でてきた。今洋輔と商店街の外れに来ている。とある店舗の内見の為だ。俺も洋輔ももうじき会社を辞める。一緒に商売を始めることにした。
「俺は良いと思うぜ。外れだけど商店街の中だしな」
「うん2階も見ようか」
2階は住居スペース。10畳ほどの主寝室、カウンタータイプのキッチンの傍らには広めのリビングが隣接している。窓を開けると眩い秋の陽射しが挿し込んできた。
「ここ決めようぜ」
「うん」
俺の声に洋輔が応える。俺達の始める商売。無農薬野菜と手作り惣菜の店だ。俺達の開店準備が始まる。忙しい日々が巡った。髭を伸ばし始めた洋輔。男臭さが増してきた。農家さんとの契約を締結する。内装に什器搬入も終わった。店名はたいようハウス。太陽の光をふんだんに浴びた新鮮野菜を売るという意味合いが有る。それに泰成の”たい”と洋輔の”よう”を取った。晩秋の穏やかな光が降っている。野菜を並べ終わった。煮物、サラダ、揚げ物。惣菜の準備が終わる。俺達の店たいようハウスが元気良くオープンした。将と友也も手伝いに来ている。次から次へとお客様が来店してくれた。
「いやっしゃい……」
男達の威勢のいい声が飛び交った。新鮮な野菜。それを使った惣菜が次々と売れていった。夜6時商品が完売する。たいようハウスは早めに店を閉じた。今新居のリビングでテーブルを囲んでいる。テーブルには数々の惣菜が並んだ。みんなの顔が綻んでいる。グラスにビールを注ぎ合った。
「開店おめでとう」
将が声を上げる。カチンカチンとグラスが触れ合った。
「友也幸せそうだな」
「うん凄ぇ幸せっすっよ。将さんに兄貴に成って貰って良かったです」
俺の問い掛けに友也が応える。表情が綻んでいた。
「女は欲しくならないのか」
「ならないっす。兄貴が居れば充分っす」
俺達の事、それに将達の事。話が弾んだ。
「あっこれ少ないけど今日のバイト代とお土産のワッフルなんだ」
俺は2人に白い封筒と化粧箱を差し出した。
「ワッフルだけ貰うな。バイト代は要らねぇよ。俺はお前が居たから友也と知り合えたんだ。こんな幸せ貰ったんだからさ」
将が声にする。顔付きがやけに柔和に感じた。
「そうか。判った」
時が緩やかに流れる。俺達は色んな事を語り合った。
「じゃぁそろそろ帰るな」
「おおそうか」
俺達は立ちあがる。玄関迄見送った。
「じゃぁな」
「うんまたな」
将の声に俺が応える。洋輔と友也が傍らで微笑んでいた。
「兄貴風呂入ろうぜ」
「おうそうするか」
脱衣所で着ている物をバサバサ脱いだ。下湯を掛ける。俺達は向かい合って浴槽に浸かった。
「明日は将達がいないからもっと忙しくなるな」
「うん、頑張ろう兄貴」
洋輔がにじり寄ってくる。毛深い脚同士が交差した。洋輔を抱き寄せる。軽く唇を合わせた。洋輔が俺のちんぽを握ってくる。真っ直ぐに俺を見てきた。
「兄貴ぃ今日はまだ早いしいっぱいしたいっす。暫らくしてないしさ」
「暫らくって3日前やったろ」
「ここ越してきてから毎日やってたろ。昨日と一昨日はしてないから暫らくだよ」
洋輔が訳の判らないことを言い始めた。こんな所も可愛く思える。洋輔の口髭をそっと撫でてやった。
「それに……」
「えっ……」
「金玉に汁いっぺぇ溜まってるし、今もどんどん製造されてる気がする。心が凄ぇ火照ってんだ」
「判った。金玉空っぽにしてやるからな。カラダ洗って上がるぞ」
「うん」
其々カラダを洗った。風呂を上がる。褌を締め込み部屋着を羽織った。
「少し飲もうぜ」
「うん」
俺の問い掛けに洋輔が応えた。今ソファーに並んで座っている。焼酎のお湯割りを口に運んだ。もう既に2人共3杯飲んでいる。カラダが少し火照ってきた。
「兄貴ぃしたくなった」
洋輔が抱き付いてくる。股間に手が這ってきた。
「あっち行くか」
「うん」
寝室の扉を開ける。ベッド脇のスタンドに灯りを燈した。妖しくダブルベッドが浮かんでくる。2つの枕が仲睦まじく並んでいた。
「兄貴ぃ」
洋輔が抱き付いてきた。股間が握られる。洋輔が跪いた。部屋着のパンツが下げられる。前袋に鼻先を擦り付けてきた。
「あぁぁいい匂いする。堪んねぇ」
前袋からちんぽと金玉を引き出された。金玉を握られる。ちんぽに舌が這ってきた。ジュルジュル舐め上げられる。グイッグイッグイッと俺のちんぽは勃ち上がった。
「はぁ美味ぇ」
亀頭が口に含まれる。裏筋に舌が這ってきた。ちんぽが呑み込まれる。舌が絡んできた。洋輔の頭を押える。グイッグイッグイッと引き寄せた。
「あぁぁんぁぁ堪んねぇ喉まんこだぜ」
洋輔顔が前後に抽動する。俺の腰がガシガシ動いた。俺のちんぽが洋輔の口の中を疾駆する。喉壁に激しく擦られた。
「俺にもしゃぶらせろ」
俺は少し強引にちんぽを引き抜いた。
「くふっ……もっとしゃぶりたかったのに……」
「いいから立てよ」
洋輔が口を尖らせながら立ちあがる。俺は洋輔の足許に跪いた。洋輔の部屋着のパンツを下げる。前袋は既に膨らんでいた。
前袋 (1)
前袋を軽く握る。男の熱が伝ってきた。
「凄ぇ硬くなってるぜ」
前袋から金玉とちんぽを引っ張りだした。尖端は我慢汁で濡れそぼっている。親指の腹で軽く摩ってやった。
「あぁぁあぁ、あっあっ」
ちんぽの付け根に舌を当てる。裏筋目掛けて舐め上げた。今度は金玉に舌を這わせる。1個ずつ口に含むと舌を絡ませた。洋輔の亀頭を咥える。呑み込み始めた。俺の顔が前後に抽動する。洋輔の腰がガシガシ動く。喉奥に亀頭がぶつかってくる。鼻先に濃厚な陰毛が触れてきた。
「あぁあぁ気持ちいい。んぁぁいいよぉ」
洋輔が俺の頭を押えた。グイグイ引き寄せられる。喉奥に亀頭がぶつかってきた。我慢汁が口の中に広がる。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ淫猥な尺八音が耳に響いてきた。
「あぁぁ兄貴の喉まんこ堪んねぇ。気持ちいい」
俺の顔が激しく前後に動く。洋輔の腰が突動する。喉壁が洋輔のちんぽに擦られ捲くった。
「あぁぁやべぇ。兄貴射かすからな。呑めよ」
俺はちんぽを口から放した。
「えっ……酷でぇ。射きそうだったのに」
「後でたっぷり射かせてやるかなら」
洋輔を見上げる。俺は静かに立ち上がった。洋輔を抱き寄せる。唇を軽く合わせた。俺達は部屋着に手を掛ける。バサバサ勢い良く脱いだ。晒された俺と洋輔のちんぽ。ビンビンに勃ち上がっている。洋輔がベッドに仰向けになる。俺はその上に圧し掛かった。俺のちんぽを洋輔のちんぽに擦り付ける。同時に首筋を舐め上げてやった。
「あぁぁあぁ、堪んねぇ。兄貴のちんぽ熱くて気持ちいい」
「俺も気持ちいいぜ」
俺は2本のちんぽを重ねる。兜合わせで扱き立てた。クチュクチュ卑猥な音が鳴り渡る。空いてるもう一方の手で4つの金玉を捏ね繰り合わせた。
「あぁあぁんぁやべぇ。兄貴やべぇ」
洋輔の乳首に舌を這わせる。同時に合わせたちんぽを扱き捲くった。
「あぁぁ射っちゃう。んぁぁやべぇ」
俺はちんぽから手を放した。洋輔の乳首を舐め立てる。今度は唇を優しく奪った。舌を挿れる。洋輔の口の中を満遍なく舌が這い回った。洋輔の舌が絡んでくる。舌を絡め返した。洋輔のちんぽを握る。激しく扱き上げた。
「んぁぁそんな、んぉぉ射きそう」
扱く手を止める。俺の手が伸びた。蟻の門渡りを摩ってやる。今度は穴口を指腹で擦った。今度は軽く小突いてみる。洋輔のカラダがビクンと震えた。
「あっ兄貴ぃ」
「待ってろ。今挿れてやるからな」
「うん」
洋輔が自ら両脚を抱え上げる。俺は両親指で穴を広げた。尖らせた舌を中に挿れる。唾液をたっぷりと塗した。今度はローションを塗り込める。指を中に挿れた。ズボズボといきなり3本の指が呑み込まれる。俺の指が前後に抽動した。洋輔のカラダが微動する。俺は指を引き抜いた。洋輔が自分で穴口を摩っている。今度は指を中に突っ込んだ。洋輔が虚ろな表情を浮かべている。俺は穴口にちんぽを宛がった。
「挿れるぞ」
「うん」
俺の腰に力が入る。ちんぽが呑み込まれ始めた。
「あぁぁんぁ入ってくる。何時もよりデケぇ。硬てぇ」
俺のちんぽは瞬く間に埋没した。いきなり俺の腰が突動し始める。ちんぽが洋輔の中をまい進した。内壁がちんぽに纏わり突いてくる。突き込みながら洋輔の乳首を摩ってやった。
「あぁあぁんぁ。き、気持ちいい」
何度も寸止めされた感極まった洋輔のちんぽ。張り詰めたように勃起していた。俺の突き込みが深くなる。奥壁を亀頭が抉った。
「あぁぁんぁぁ駄目ぇ、んぁぁんぉ洩れる。あぁぁ洩れる」
ドビュッドロッドロッドロッ洋輔が白濁汁を洩らした。
「凄ぇトコロテンしたぜ。もっと搾り取ってやるからな」
俺の腰が猛動する。大きく腰を引く。一気に突き込んだ。
「あぁぁ当る。洩れる。あぁぁあぁ洩れる」
ドビュッ。ドロッドロッドロッ洋輔のちんぽからまた汁が洩らしている。その汁が漆黒の陰毛を白く染めていた。
「へへまたお洩らししたな。堪らんぜ」
俺の腰がガシガシ動いた。ちんぽが洋輔の中を疾駆する。洋輔のカラダが左右に捩れた。
「あぁぁあぁいいよぉ気持ち良過ぎる。んぁぁんぉ」
洋輔が自分のちんぽを握り締めている。先っぽから残り汁が垂れていた。俺の腰が猛動する。ヌチャッヌチャッヌチャッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部から昂揚した交尾音が鳴り響いた。
「あぁぁんぁ兄貴ぃ気持ちいい。もっと激しく突いてくれよ」
「判ったぜ」
俺の腰の動きに拍車が掛かる。突き込みながら洋輔の乳首に舌を這わせた。洋輔の内壁が収縮してくる。俺のちんぽが締め付けられた。
「んぁぁ締まるぜ。堪らん締め付けだ」
「んぁんぁんぁ、いい。気持ちいい」
俺のちんぽが洋輔の中を爆進した。同時に洋輔のちんぽを握る。扱き捲くった。
「あぁぁんぁやべぇ。射っちゃうよぉ」
「いいぞ。射けよ。ぶっ放せ」
パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。
「あぁぁあぁ射ぐ。んぁぁんぉ射ぐ。うぅぅあぁぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ洋輔は乳白色の男の粘液を吹き上げた。
「俺もやべぇぜ。射きそうだ」
「兄貴ぃ種仕込んでくれよ。まんこで兄貴の汁感じてぇ」
「判ったぜ。仕込んでやるからよぉ」
俺の腰が烈動する。ちんぽが疾駆した。
「あぁぁんぉ射く。あぁぁあぁ射くっ。んぁぁんぉ射く」
俺は洋輔の雄膣目掛けてオス汁を打ち付けた。洋輔のカラダがガクガク震えてる。目がトロンと成っていた。
「あっあぁ洩れる。んぁぁ洩れる」
ドビュッドロッドロッドロッ洋輔のちんぽから乳白色の男の粘液が溢れ出てきた。
「お前今晩どうしたんだ。凄ぇ淫乱で可愛いぜ」
「俺にも判んねぇんだ。何か凄ぇ感じちまって……」
俺は洋輔の上に倒れ込んだ。唇を合わせる。静かに離れた。洋輔が俺の口髭を摩ってくる。同時に俺のちんぽが内壁に締め付けられた。
「何だ。足らんのか。もう4発出してんだぞ」
「でも……」
金玉を軽く摩ってやる。洋輔のカラダが微動した。
「空っぽになってねぇんだな」
「うん」
俺の腰が動き始めた。俺の右脚と洋輔の左脚を交差させる。洋輔の右脚を肩に抱えあげた。俺の腰が突動する。洋輔の内壁をちんぽが擦り捲くった。
「あぁぁんぁいっいい。気持ちいい」
「うぁぁ堪んねぇ。おまんこトロットロで気持ちいい」
洋輔の腰を抱え直した。グイッと前へ抑え付ける。ちんぽが洋輔の眼前に迫った。
「兄貴キスして……」
「判った舌出せよ」
洋輔が口を開ける。舌を出してきた。顔を近付ける。舌先同士触れ合った。そのまま舌を口の中に押し入れる。舌を絡めながら腰を突き捲くった。俺のちんぽが洋輔の中をまい進する。荒々しく唇が離れた。
「あぁあぁぁいいよぉ。んぁぁんぉ感じる」
洋輔が自分のちんぽを扱いている。恍惚とした表情を浮かべていた。
「あぁあぁやべぇ射きそうっす」
「射けよ。自分の顔にぶっ掛けろ」
「うん、ぶっ掛ける。俺」
まんことちんぽが交差する。ジュグッジュグッジュグッ…クチュックチュックチュッ…グショッグショッグショッ交尾音とちんぽを扱く音が重奏になって轟いた。
「んくっんくっんくっ射ぐ。あぁぁあぁ射く。んぁぁんぁぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ洋輔のちんぽから白濁汁が吹き上がる。その汁が弧を描き、揺動しながら洋輔の顔に振り落ちた。
「やっべぇ、んぁぁ締まる。おまんこ堪んねぇ。射かすぞ。何処に出されてぇ」
洋輔の口が開いた。
「判った。呑ましてやるからな」
俺はちんぽを引き抜いた。ちんぽを扱きながら洋輔の脇に移動する。洋輔の口の中にちんぽを捻じ込んだ。俺の腰が突動する。ちんぽを洋輔の喉壁に擦り付けた。
「あぁぁあぁ射ぐ。んぁぁんぁ射く。あぁぁぁあぁ射くっ」
俺は洋輔の喉奥目掛けてオス汁を放った。洋輔の舌がちんぽに纏わり突いてくる。俺はちんぽを引き抜いた。洋輔の喉がゴクンと鳴る。至福の表情を浮かべていた。洋輔の隣に横になる。洋輔の顔に付いてる汁を舌で拭ってやった。洋輔の薫りが口の中に広がる。洋輔を優しく抱き締めた。
「兄貴ぃ」
「ん……」
静かに唇を重ねた。
「金玉空っぽになったか」
「なってねぇけど勘弁してやる」
洋輔が甘えるように抱きついてきた。洋輔のちんぽを握る。其処はまだ燻っていた。
「もう1発してやるか」
「良いの……」
「あぁいい」
この晩洋輔は俺に掘られながら1発、俺の口の中に1発出した。一緒にシャワーを浴びる。褌を締めなおしパジャマを纏った。今ベッドで抱き合っている。洋輔の男臭い薫りが漂ってきた。
「明日もあるから寝るぞ」
「うん、お休み兄貴」
「あぁお休み」
洋輔が俺のちんぽを握ってくる。こうして寝ると落ち着くと言っていた。俺は好きにさせている。色んな洋輔を見てきた。仕事中の勇猛な目。だが接客になると柔和な笑顔を浮かべてる。俺だけに見せる直向な目。甘えん坊と逞しさを洋輔は兼ね備えている。色んな洋輔。そのどれもが大好きだ。
 店をオープンして3箇月経とうとしている。季節は本格的な冬を迎えた。たいようハウスは順調に伸びている。常連客も増えた。その中に白井のおばちゃんが居る。実はこの人俺達の事情を知っている人だ。あれは2ヶ月前。薄褐色の木の葉が舞い始めている。昼下がりおばちゃんが見えた。
「これ、お土産よ。食べてね」
菓子折りを渡された。
「ありがとうございます」
俺は明るく応えた。
「泰成ちゃんと洋輔ちゃんって良い仲だったのね」
「えっ……」
俺と洋輔の声が重なる。俺達の視線が交差した。
「見る積りは無かったけど部屋でキスしてるの見えちゃった。駄目よ、ちゃんとカーテン閉めないとね。でも素敵なことよ。人を好きになるってね」
おばちゃんの表情がやけに柔和に見えた。
「この大根と里芋の煮物を200㌘頂戴ね」
否定しようと思ったけど俺も洋輔も出来ないでいた。顔が熱くなる。洋輔の顔色も紅潮していた。
 冬の荒々しい風が頬を撫でてくる。夕刻白井のおばちゃんが来店した。
「いつも美味しい野菜と惣菜ありがとね。こっちが洋輔ちゃん、こっちが泰成ちゃんハイおばちゃんからのプレゼントよ」
俺と洋輔は其々紙袋を渡された。
「開けて見て……」
袋を開けてみる。手編みのマフラーだった。俺のは紺色洋輔のは緑色。端の方にはハートマークが編みこまれている。ハートの中にT&Yとイニシャルが入っていた。
「ありがとうございます。ちょっと恥ずかしいっすね」
「何言ってるの。好き合っているんでしょ。えーっと……野菜の掻き揚げ3枚とアボカドのサラダ200㌘貰うわね」
おばちゃんが満面に穏やかな笑みを浮かべていた。俺達のことを理解してくれてる。それだけでも嬉しく思えた。
 一戦を交じ終える。ソファーの隣に座る洋輔に目を遣った。
「マフラーしてみようか」
「うん、いいよ」
俺達はマフラーを巻いた。
「凄ぇ暖ったけぇな」
「うん、温もりを感じる」
「愛してる。もっと幸せにしてやるからな」
「俺も兄貴幸せにする。愛してる」
洋輔を抱き寄せる。唇を寄せていく。唇が触れ合った。舌を深く挿れる。俺達は舌を絡め合った。洋輔の背中に回した腕に力を入れる。カラダが蕩けそうになった。口の中で洋輔の熱を感じる。俺は更に深く舌を挿れていく。洋輔がしがみ付いてくる。俺はきつく抱き締めた。唇が静かに離れる。永いキッスが終わった。
「兄貴濡れてきた」
「判った。もう1発やるか」
「うん」
この晩俺達は1発、洋輔は2発出した。今洋輔は俺にしがみ付いてる。俺のちんぽを握りながら……洋輔が安堵の表情を浮かべている。可愛い寝息を立て始めた。ほっぺにチュッとする。何時しか俺も微睡みの中にいた。

 俺が濡れ衣を着せられたのは事実。だがそれが切っ掛けで俺と洋輔は結ばれた。濡れ衣に不良商品。そんな事件のお蔭で今の俺達が居る。将も同じようなことを言っていた。今こうして一緒に棲み、共に商売を営んでいる。最初一緒に商売したいと言われた時チョッと悩んだ。だが今良かったと思っている。仕事は楽しい。それに大きなエネルギーが漲ってくる。好きな奴と同じ目的を持ち、突き進む。そのことにこの上ない悦びを感じている。この3箇月俺達は突っ走ってきた。年末年始も休んでいない。商売も波に乗り始めている。今度骨休めに行くことにした。場所は山間の温泉。俺と洋輔、そして将と友也も行く。白井のおばちゃんには何か素敵なお土産を買ってこようと思っている。凛冽という言葉がピッタリの冬だ。だが心は温もっている。熱いものが湧き立ってきた。



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[ 2016/02/02 17:27 ] 濡れ衣 | TB(-) | CM(0)

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