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爽男子哀話④

 折原さんが視線を飛ばしてくる。火照った表情を投げ掛けてきた。
「伊達さん凄ぇ気持ち良かったすよ。それに俺女はもうコリゴリ……」
「えっ……」
「だから男同士のこともっと男同士のこと教えてください。それに俺の事タイプなら俺のカラダでお礼したいっす」
願ってもない言葉を折原さんが吐いてる。だが微かな戸惑いを覚えた。折原さんに抱き締められる。激しい鼓動が伝ってきた。
「折原さん……」
折原さんの唇が寄ってくる。静かに唇が触れてきた。舌が入ってくる。折原さんの舌が俺の口の中をくまなく這い回ってきた。唇が離れる。真っ直ぐに俺を見てきた。
「伊達さん、俺多分伊達さんがゲイだと思ってたんすよ」
「えっ」
「伊達さんが俺を見る目熱かったし、ベランダに干してある長い布ってっすよね」
「う、うん」
「普通の人はお祭りでも無い限りあまりしないっすからね。何かの雑誌でゲイの人ってとかに興味がある人多いって書いてありましたから……」
「折原さん全部お見通しだったんだな。参ったぜ」
折原さんと視線が交差する。その眼は男らしさの中に優しい光が含まれていた。
「俺、伊達さんに特別な感情抱くようになってた。迫られたらこうなってもいいと思って伊達さんの親切に甘えていたんだと思うんだ。それにあれ以来女見ても欲情しないっすから……」
折原さんが俺に目を呉れる。強い視線が俺の心臓に突き刺さってきた。
「それに……」
折原さんが恥ずかしそうな表情を俺に向けてくる。言葉を詰まらせていた。
「それに何だよ」
「俺今日伊達さんによって男の機能が復活したんすよ」
「えっそれって……」
「勃たなかったんすよ。今日伊達さんに股間触られた時俺のちんぽビクンとなったんすよ。嬉しかったな。俺まだ男でいられるなってさ」
折原さんの目が綻んでいる。声は弾んでいた。
「もう1回乾杯いいっすか?」
折原さんが言った。
男らしさの塊のような折原さん。そんな男と一線を越えてしまった。今夜さらにその先に行くかもしれない。鼓動が激しくなってきた。俺は震える手でグラスに焼酎と氷を入れる。折原さんに手渡した。
「俺と伊達さんに乾杯」
カチンとグラスが触れ合った。
「折原さん」
俺は視線をぶつけた。
「男の機能回復に乾杯……」
「うん」
折原さんが笑みを浮かべてる。またグラスを触れ合わせた。翼君を2階の和室に寝かせる。隣の寝室のドアノブに手を掛けた。寝室に入る。灯りを燈すとダブルベッドが淫靡に浮き上がってきた。
「折原さんホントにいいのか?後戻り出来なくなるかも知れないぜ」
「うん、俺伊達さんとこうなりたいって何処かで思っていたかも知れないっすから」
カラダの芯から昂ぶりを覚える。折原さんに視線を飛ばした。これから俺はこいつと結ばれる。カラダが火照りを覚えた。
「それと俺の事は嶽って呼んでください」
「おお判った。俺の事は勇亮でいいぜ」
「勇ちゃんでもいいっすか」
「ああいいぜ」
「ハイ勇ちゃん、何か照れるっすね」
一丁になり、ベッドに横たわった。
「嶽来いよ」
「う、うん」
戸惑っているのが判った。
「女とやるようにしてみろよ」
嶽はバサッバサッと男らしく着ている物を脱ぎ捨てた。赤土のように胸が盛り上がっている。その胸を覆うようにうっすらと胸毛が生えていた。僅かに火傷の跡が残っている。太い首から続く逞しい腕が誇らしげに男を演じていた。逞しく太っとい脚それを覆うように剛毛が生えている。中心部には男の証が存在感を示していた。こいつに俺は抱かれると思うと堪らない感覚が沸き起こってくる。俺の横に滑り込んできた。首筋を指で撫で下ろされる。その途端カラダが微動した。オスの薫りが近づいてくる。唇と唇が触れ合った。薄く開いた所から舌が割り入ってくる。舌を絡ませ合いながら、指が俺の乳首に這ってきた。
「勇ちゃん、乳首感じるみてぇだな」
嶽の言葉が砕けてきた。
「これならどうだ」
今度は乳輪を円を描くように舌を転がしてくる。そしてもう片方の乳首を指の甲で掻き上げられた。
「んぁんぁ、ん、んん、あぅ」
「勇ちゃん、いっぺぇ感じさせてやるからな」
手を伸ばし嶽のちんぽを握る。そいつはドックンドックンと鼓動させると硬度が増してきた。先端が我慢汁で濡れそぼっている。俺の前袋に嶽の手が這ってきた。窮屈な場所の中で俺のちんぽは出場所を探すようにヒク付いている。嶽は荒々しく俺のを解いた。
「勇ちゃん、凄ぇ。汁いっぺぇ流してるぜ」
俺のちんぽが嶽の手で握られる。熱い吐息が降りかかった。先っぽに舌が当てられる。俺に目を呉れた。躊躇っているのが手に取るように判った。
「無理するなよ」
嶽が頭を横に振る。亀頭を唇で挟まれた。一気に根元まで咥えこまれる。裏筋から竿へと舌が這ってきた。
「あぁぁ、いい。気持ちいい」
ジュルッジュルッジュルッ…ジュポッジュポッジュポッと隠微な音を奏でながらしゃぶり込まれる。雄穴がそっと撫でられた。
「男同士ってここ使うんだろ」
「ああ使う」
「挿れたい」
「いいぜ。挿れてこいよ」
暫らく使ってない俺のケツまんこ。微かな恐怖感を覚える。だが俺はこいつを受け入れたかった。嶽は俺の両脚を抱え上げる。ちんぽを穴口に宛がってきた。グイッと押し付けてくる。ちんぽがズルッと外れた。
「が、嶽、女のまんこと違うからな。解せよ」
「あ、済まん」
俺はジェルを手渡そうとした。その途端雄穴に暖かい感触を覚える。嶽が舐め上げていた。
「が、嶽汚ねぇ。止めろ」
嶽は頭を横に振った。執拗にジュルジュル舐め上げてくる。チョッと緩んだ穴に指が挿いってきた。早く嶽を受け入れたい。そんな気持ちがカラダの力を抜けさせる。指が増えてくるのが判った。
「嶽、ジェル濡れ。俺のまんことお前のちんぽにな」
「ま、まんこかよ……」
「ああ、男のまんこ、オスまんこだ」
「う、うん」
嶽は自分のちんぽと俺のまんこにジェルを塗り込める。俺の雄穴にまたちんぽを宛がった。視線が交差する。嶽の顔付きは男の本能剥きだしに成っていた。
「来いよ。嶽」
「うん」
俺のまんこは嶽を呑み込み始める。亀頭が挿いったみたいだ。痛みがカラダを突き抜ける。痛みで顔が歪んだ。
「ゆ、勇ちゃん痛てぇのか?」
「痛てぇでもいいから来い」
嶽が躊躇っている。俺は嶽の腰に手を回した。ぎゅうっと引き寄せる。ちんぽが入ってきた。内壁が亀頭を感じる。雄穴が軋みながらも完全に嶽を呑み込んだ。
「ゆ、勇ちゃん。挿いったぜ」
「うん」
嶽を抱き寄せた。
「嶽、ひとつになったな」
「うん」
俺は目を瞑る。判ってくれたのか優しくキスしてくれた。舌を絡ませ合いながら唾液を交差させる。濃厚なキスは痛みを和らげてくれた。違う感覚が湧き上がってくる。俺はぎゅうっとまんこを締め付けた。
「んぁぁんぁ。締まるぅあぁ駄目んぁぁ」
その瞬間俺の奥に生暖かいものを感じた。
「や、やべぇ。ちょびっと射っちまった」
嶽に目をやる。瞳の奥から獰猛な野獣のような光が見えた。
「勇ちゃんこれからだからな」
「あぁ判ってる。俺を感じさせてくれるんだろ」
「うん、感じさせてやる。哭かせてやるからな。覚悟しろよ」
俺はニッと笑みを浮かべる。グイッグイッと逞しい腰が動き始めた。
「凄ぇ。勇ちゃんのまんこグニグニ絡んでくるぜ。堪んねぇ」
「んんあぁあぁ俺もいい。ちんぽが内壁擦ってくる。おまんこ気持いい」
乳首がグリッと抓られる。俺のカラダがビクンと震えた。
「あぁぁあぁいい。気持いい」
「んぉぉぉこうすると凄ぇ締まるんだな。んぁぁトロトロまんこ堪んねぇ締まりだ」
突き込みながら嶽は乳首を舐め上げてくる。内壁で亀頭を感じた。
「あぁあぁ堪んねぇヒダみてぇのがが纏わりついてくるぜ」
「あぁぁんぁ堪んねぇ。奥まで入ってるぜ」
嶽の突き込みが激しくなる。ちんぽが俺の中を爆進してきた。
「んぁぁんぁぁ堪んねぇ。嶽そこもっと突いてくれよぉ」
「ここだな。ここがお前が感じるとこなんだな。突くぜ」
嶽の腰が激しく突動する。俺の腰が自然に振られた。
「んん、んぁぁぁっ!!!」
「はぁはぁはぁ」
「うぉぉぉぉあぅぅんん、んっっっ」
「おぁぁ、うぉぉあぅぅぅ」
悶え声、喘ぎ声がこだまする。淫猥な響きが2人の性感をさらに昂ぶらせた。俺は自分のちんぽを握り締める。激しく扱き立てた。ちんぽとまんこの粘膜同士が交差する。ヌチャッヌチャッヌチャッ…グショッグショッグショッ結合部からは火照った音が鳴り響いた。
「勇ちゃん駄目だ。射きそうだぜ」
「射けよ。お前の種汁呉れよ。んぁぁ俺もそろそろやべぇ」
奥の壁が激しく擦られる。亀頭が奥壁を抉ってきた。
「んぁぁんぁぁ嶽ぅ嶽ぅんぁぁあぁ射くんぉぉんぁ射ぐ」
「俺もんぁぁ締まる。あぁぁあぁ射ぐうぉぉうぁ射く」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
俺は男汁を噴き上げた。俺の奥で嶽は弾ける。壁ヒダに生暖かい雄汁を打ち付けられるのを俺は感じた。
俺は嶽の汁を搾り取るようにぎゅうとまんこを締め付ける。嶽のちんぽが引き抜かた。はぁはぁはぁ嶽が荒い息を吐いている。俺の上に倒れ込んできた。唇を重ねる。静かに離れた。
「勇ちゃんお前のまんこ堪んねぇ。俺嵌まっちまいそうだぜ」
「俺も凄ぇ感じたぜ。気持ち良かったよ」
また唇を合わせた。舌を深く挿れる。舌を絡め合った。背中に回された嶽の腕に力が入る。俺達は暫らくの間舌を絡めながら抱き合っていた。
「シャワー浴びるか」
「うん、あのさ勇ちゃん俺にも締めて呉れるか」
「あぁ判った」
一緒にシャワーを浴びる。褌を締めてやった。
褌 (5)
「ガタイ良いから似合うぜ」
「そうか。そう言われると嬉しいっす。何か引き締まるな」
身繕いする。2階の和室を覗いた。翼君がスヤスヤ寝息を立てている。嶽に目を遣った。
「泊まってくだろ」
「うん、そうさせて貰うかな」
静かに翼君の脇に布団を敷いた。嶽に唇を合わせる。唇を離した。
「じゃぁお休み」
「お休み」
俺は自室に入る。ベッドに潜った。逞しく爽やかな男、嶽。今夜俺達は結ばれた。折原家はまだまだ問題が有る。嶽と翼。これからも折原家の2人の力になりたいと俺は強く思った。



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[ 2016/03/05 18:29 ] 爽男子哀話 | TB(-) | CM(0)

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