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爽男子哀話③

 道端には可憐なコスモスが咲いている。折原さんと翼君を食事に招待した。街燈が薄い靄に包まれている。
インターホンが鳴った。
「折原です」
「今開ける」
ドアを開ける。折原親子が立っていた。折原さんが穏やかな表情を浮かべている。翼くんが健気な笑顔を送ってきた。
「済んません。招待して貰って……」
「いっすよ。まぁ上がってくれよ」
リビングに通した。翼君がキョロキョロしている。折原親子が俺の家に入るのは初めてのことだ。テーブルに料理を並べる。翼君の目が輝いた。並べた料理は翼君の好物。ハンバーグカレー、特製ポテトサラダ、ポタージュスープが並べられた。テーブルを挟み、向かい合って座っている。折原さんの隣には翼君がチョコンと掛けていた。翼君は目を輝かせながら料理を口に運んでいる。ご飯しながら他愛ない会話を交わした。和やかに時が流れる。食事が終わり、翼君にデザートのプリンを出してやった。満面に笑みを浮かべながら食べている。翼君の表情から怯えは消え随分と明るくなっていた。ストレスで情緒不安定になっていた翼君。夜起き出すと泣き喚いたりしたと言う。今は落ち着いてきたらしい。眠っていた琥太郎が起きてくる。初めて見る人達に興味を示しているみたいだ。キュンキュンキュン…キュンキュンキュンリビングを走り回る。翼君の足元に座り見上げていた。
クーンクーンクーン甘えるように哭いている。翼君と琥太郎の初めての出会いだ。
「翼君琥太郎が遊ぼうって言ってるぞ」
「うん」
翼君の目がクリクリ動いた。目が無邪気に輝いている。琥太郎と遊び始めた。キャッキャキャッキャ言いながら楽しそうにじゃれ合っている。それを見る折原さんの表情が綻んでいた。1時間程経過する。遊び疲れたのか翼君がソファーで眠り始めた。
「そろそろ帰るな」
「あぁ判った」
玄関迄見送った。
「じゃぁまた」
「あぁまたな」
折原さんの声に俺が応える。ドアが開き、バタンと仕舞った。この日を境に翼君は幼稚園から帰って来ると良く遊びに来る。目的は琥太郎。昨日ジュースを出してやったけど見向きもしなかった。ひたすら琥太郎と遊んでいる。翼君の愛くるしい表情を見ているだけで俺も癒された。何時の間にか付き合いが深くなっている。言葉使いも大分砕けてきた。スマホが電話着信を知らせる。折原さんからだ。
”ちょっと行っても良いか”
”あぁ構わんぜ”
今リビングのテーブルを挟み向かい合って座っている。折原さんが珈琲を啜った。視線をぶつけてくる。瞳の奥から眩い光が見えた。
「来週から仕事に復帰するよ」
「良かったな」
「うん、あっあの……」
折原さんが躊躇いと想望の色を覗かせている。言葉を詰まらせた。
「いいぜ」
「えっ……」
「判ってるよ。翼君の事だろ。俺が面倒見るから頑張って仕事しろよ」
「は、ハイありがとな。恩に着るよ」
にっこり微笑みを俺に向けてくれる。この笑顔そして汚れの無い瞳。俺は大好きだ。折原家の新たな日々がゆっくりと流れ始める。俺の生活も少し変化した。仕事とかで外出している日以外、翼君は幼稚園から帰るといつも俺んちに来ている。まるで自分ちのように俺んちで過ごした。おやつを美味そうに食べる。ゲームで遊んだりしていた。キャッキャ言いながら琥太郎とじゃれ合っている。その微笑ましい姿を見るのは俺も嬉しい。折原さんは夜俺んち迄翼君を迎えに来る。時には夕食を共にした。折原さんのカラダも日々回復している。体躯も元の逞しさを甦らせていた。平穏な日々が流れる。今夜は折原さんの快気祝いだ。買い出しを終わる。家に帰ると翼君が門の所で待っていた。
「小父ちゃんこんにちは」
「おおもう来たのか」
「うん」
クリクリッとした瞳で俺を見てくる。俺はしゃがんだ。翼君の頭を撫でてやる。立ち上がるとドアを開けた。
「琥太郎も待ってると思うぜ」
「うん」
また目をクリクリさせる。出してやったジュースをちょっとだけ飲んでいた。琥太郎とじゃれ合っている。キュンキュンキュン…クーンクーンクーン琥太郎の哭き声が優しく俺の耳に届いてきた。料理が完成する。翼君用に作ったお子様ランチ。この日の為に熊さん柄のプレートも用意した。夕方折原さんが焼酎を抱えながら訪れる。料理がテーブルに並べられた。琥太郎にご飯を与える。俺達もテーブル席に着いた。
視線が交差する。瞳の奥から柔和な光が見えた。
「全快おめでとう」
「ありがとう」
俺の声に折原さんが応える。ビールが注がれたグラスがカチンと触れ合った。
「僕も、僕も……」
翼君がジュースの入ったグラスを差し出してくる。俺と翼君のグラスがカチンと触れ合った。折原さんと翼君の視線が交差している。2人のグラスがカチンを触れ合った。
「美味ぇこの角煮口の中で蕩ける。それにお子様ランチ迄作って貰っちゃって本当に済んません。翼美味いか?」
「うん」
ニコニコしながら食べていた。
「小父ちゃんにお礼言うんだぞ」
「うん小父ちゃんありがとう」
「翼君いっぱい食べろよ」
折原親子のこの笑顔。何物にも代えがたいと思った。心の中が暖かい物で包まれてくる。快気祝いを開いて良かったと思った。キュンキュンキュン、キャッキャッキャッ翼君と琥太郎の声が聞える。翼君はまた琥太郎と遊び出した。俺と折原さんはビールから折原さんが持ってきた焼酎に代わる。力強い味が口の中に広がった。
「この焼酎美味いっすね」
「良かった。喜んでもらえて嬉しいっす。頂きものなんですけど中々手に入れ難いらしいっすよ」
「えっそうなんだ」
「ハイ……」
折原さんとは最初軽い会話を交した。俺は柔道折原さんは空手。2人とも競技は違っても格闘技をやっていた。また少し距離が縮まった気がする。共通の話題に話が盛り上がった。話があの事件の事になる。折原さんが視線をぶつけてきた。
「もう直ぐ裁判始まるんだ」
「いよいよだな」
「うん、通報してくれた方に感謝っすよ。何処かに相談しなきゃとは思ってたけど勝手な外出は許されてなかったからね」
「そうなんだ。良かったな」
折原さんが俺を真っ直ぐに見てきた。
「あれ、伊達さんっすよね」
「えっ……」
「警察に通報してくれたの伊達さんでしょ」
折原さんが一途な表情を送ってきた。
「そうっすね」
「う、うん。実はそうなんだ。折原さんの傷とか腫れ凄かったしな。罵声とか呻き声も聞こえてたからさ」
「ずっとそうかなって思ってました。お礼言わなきゃって……それなのにお礼どころか世話になりっぱなしで済んません」
「いいよ。うちの琥太郎も翼君に遊んで貰ってるからな」
「折原さん元気出せよな。嫌な事は忘れようぜ」
「そうっすね」
折原さんがにこっと微笑んだ。何時しか酒量も増えている。口当たりのいい酒に陶酔の世界へと誘われていた。遊び疲れたのか翼君はソファーでウトウトし始める。横には添い寝するように琥太郎が眠っていた。翼君にそっと毛布を掛けてやる。スヤスヤと可愛い寝息を立てていた。
「伊達さん、俺夜眠れない事あるんすよ」
折原さんがぼそっと声にした。
「えっ」
「あの事がトラウマになってるみたいなんすよ」
「そうなんすか?俺がそのトラウマ取り除いてやろうか」
「えっ……」
俺は酒の力を借りてチョッと大胆になった。折原さんに隣に座る。ゴクンと焼酎を喉に流し込んだ。
「今まで経験したことのない凄い体験すればトラウマ排除出来るかもだぞ」
「えっ……」
折原さんに目を遣る。キョトンとしていた。
「折原さん男は無理っすか?」
「えっ……」
俺は折原さんの股間に手を置いた。微かにちんぽが反応する。俺何やってんだ。相手はノンケだぞ。俺は言い聞かせる。でも俺の理性は打っ飛んでいた。もう抑えが利かない。股間を握っていた。
「あっ伊達さん……」
折原さんの股間が微動した。
「あっあぁ伊達さん、俺、あっ……」
折原さんの股間は息衝き始めてる。硬くなってきた。
「気持ち良くしてあげますよ。新たな刺激を与えるのがトラウマ解消する早道っすよ」
「あっ、あっ、俺」
「折原さん、嫌か?」
折原さんは頭を横に振る。俺は折原さんの足許に跪いた。ベルトに手を掛ける。ゆっくりと外した。今度はジッパーに手を掛ける。一気に引き下ろすとちんぽを引っ張り出した。ちんぽを咥える。
尺八 (6)
舌を絡めた。折原さんのちんぽがグイッグイッグイッと勃ち上がってくる。俺の顔が前後に動いた。
「あぁあぁぁ。いい。気持いい」
折原さんのちんぽがまい進してくる。喉壁が擦られた。俺は喉壁でぎゅうっとちんぽを締め付ける。我慢汁が口の中に広がった。
「あぁぁんぁ堪んねぇ。んくぅ気持いい」
俺は折原さんの手を取る。俺の頭を押えさせた。折原さんの腰が突動する。俺の頭が引かれた。喉奥に亀頭がぶつかってくる。濃い陰毛が肌に触れてきた。
「伊達さん…駄目っす。射きそうっす。口離してください」
俺の口からちんぽを引き抜こうとしている。俺は折原さんのケツをしっかりと押さえつけた。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ卑猥な尺八音が鳴り渡る。俺の顔が前後に抽動した。
「んぁぁんぉ射ぐ。あぁぁんぁ射く。うぉぉうぁ射くっ」
喉奥に濃厚な汁がぶち当たってきた。ちんぽに舌を絡める。静かにちんぽが引き抜かれた。折原さんを見上げる。俺の喉がゴクンと鳴った。汁が喉を通る。濃厚な汁が体内へと流れていった。
「美味ぇ」
「呑んだんすか?」
「うん、折原さんのだからな。呑みたかったぜ」
折原さんが笑みを浮かべている。逞しいカラダで俺を抱き起してくれた。
「俺さ、折原さんの事タイプだからおかずにして良くセンズリ扱いてたんだ」
「そうだったんですか……俺おかずにされてたんだ。何か照れくさいっすね」
視線が交わる。瞳の奥から微かだが昂揚した光が見えた。タイプど真ん中の折原さん。今夜酒の力を借りながらだが一歩前に進んだ。これからどうなる。俺は何かをを期待していた。

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[ 2016/03/05 18:41 ] 爽男子哀話 | TB(-) | CM(0)

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