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荒くれ者⑦

 季節が巡る。慎吾が私立中学に合格した。今日細やかな祝いをする。行ったのは駅前の小さなレストラン。腕のいいシェフがフレンチの創作料理を作ってくれる店だ。扉を開ける。癒される音楽が聞こえてきた。
「いらっしゃいませ」
「予約していた片岡ですが……」
「片岡様お待ちしておりました。こちらです」
爽やかな青年が奥のテーブル席に案内してくれた。テーブルを挟んで武秀と向かい合って座る。武秀の隣には慎吾が座った。
「失礼致します」
飲み物が運ばれてきた。俺と武秀の前にはワイン慎吾の前にはジュースが置かれる。俺達はグラスを持つと胸の高さ迄上げた。
「慎吾合格おめでとう」
俺が言う。
「おめでとう」
武秀が声にした。
「ありがとうございます」
慎吾の可愛い声。心地よく耳に届いた。
「乾杯」
武秀の声を上げる。にっこりと3つの微笑みが生まれた。程よく冷えたワインが喉元を通り過ぎる。前菜、サラダと次から次へと料理が運ばれてきた。
「真鯛のポワレプロヴァンス風でございます」
「バーバリー産鴨胸肉のローストでございます」
美味い料理を堪能しながら会話は弾んだ。
「マンダリンとショコラの2色ムースでございます」
デザートが運ばれてきる。慎吾の顔がほっこり緩み目がキラキラ輝いていた。
「美味いか?」
武秀が慎吾に声を掛けた。
「凄く美味しい。口の中で蕩けてる」
慎吾が嬉しげな声で応えた。
「慎吾、俺からのお祝いだ」
小さな包みを慎吾に渡した。
「開けてみろよ」
「あっ、凄ぇ……腕時計だ。小父ちゃんありがとう」
「父さんからはこれだぜ」
武秀は赤い小さな紙袋を慎吾に渡した。慎吾が袋を開けている。瞳が輝いた。
「あっ、やっばりそうだ。父さんありがとう」
包みの中身はスマホ。慎吾が欲しがっていた物だ。色んな幸せに包まれる。俺達は店を後にした。早春の柔らかな夜風が肌を撫でてくる。俺達は家路に就いた。
 今俺んちのリビングで寛いでいる。夜10時インターホンが鳴った。
「ハイ……」
「武秀っす」
ドアを開ける。武秀の目が輝いた。
「おぉ、どうした」
「今日はありがとな」
「気にするな。お前の息子の為だからよぉ。喜んで貰えると俺も嬉しいからさ。まあ上がれよ」
リビングに向かい歩いていく。武秀が後ろから抱きついてくる。洗い吐息が首筋に吹きかかった。
「ゲンちゃん、しよ。暫くしてないからさ。なっ、しようよ」
「暫くって3日前にしただろ」
「3日以上は暫くなんだぞ」
武秀の男の証しが俺の臀部にゴリゴリ擦れてくる。俺の淫乱に火が付き始めた。寝室に入る。灯りを燈した。向かい合い立っている。軽く唇を交わした。
「今日は脱がせてやるよ」
「うん」
武秀が着ているものを脱がせていく。荒い吐息が俺の顔を撫でる。胸を触ると激しい鼓動が伝ってきた。ベルトに手を掛ける。綿パンを脱がせた。六尺一丁になった武秀。前袋から香しい匂いが漂ってきた。
「俺も脱がしてやるよ」
武秀が淫猥に声を上げる。俺は六尺一丁にされた。武秀が俺の足許に跪く。俺の前袋に顔を押し付けてきた。
「あぁぁ、いい匂いする」
「武秀……」
「ゲンちゃん、俺の好きにさせてくれよ」
が解かれる。亀頭が唇で挟まれた。金玉を軽く握りしめながらちんぽに舌が絡んでくる。俺のちんぽは勃ち上がった。根元から先っぽ目掛けて舐め上げられたり横咥えされる。今度は金玉を舐められた。亀頭が唇で包まれる。武秀は静かに俺のちんぽを呑み込み始めた。苦しいのか目に涙が溜っている。武秀は俺のちんぽを深く咥えようとしてるみたいだ。
「武秀、無理するな」
武秀が俺を見上げた。健気な目をしている。俺のデカ魔羅を根元まで呑み込んだ。金玉に武秀の指が微妙に這ってくる。顔が前後に抽動し始めた。武秀の様子を伺いながら少し腰を前後に動かしてみる。武秀の舌がちんぽに絡んできた。
「武秀ぉ…我慢出来ねぇ。ちゃんと腰動かしていいかぁ」
俺のちんぽを咥えながら武秀は見上げた。にっこりと目がほほ笑んでいる。俺は武秀の頭を押さえると腰を前後に突動させた。ジュルジュルジュル…ジュボッジュボッジィボッ卑猥な尺音が部屋にこだまする。いつの間にか武秀は自分のを解いていた。自分のちんぽを扱いている。執拗に絡んでくる武秀の舌に翻弄されてきた。ガシガシ腰を突き武秀の口の中をちんぽが撫で擦る。絡む武秀の舌。擦れる俺のちんぽ。金玉の奥で熱いものが湧きあがってくる。視線を落とした。赤黒く膨れた武秀のちんぽ。先端は溢れた汁で濡れている。俺のちんぽをしゃぶりながら自分のちんぽを武秀は扱いていた。カラダを小刻み震えさせている。武秀の恍惚とした表情を見ているだけで一気に昇り詰めてきた。
「武秀…やべぇ、射きそうだ……」
武秀が激しく顔を抽動させた。
「あぁぁぁぁぁ…射く、武秀ぉ、射く」
武秀の喉奥に俺はオス汁を叩き付ける。ドビュッドビュツドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッその途端武秀のちんぽから白濁汁が噴き上げた。微かに男の薫が漂う。その飛沫の数滴が俺の脛毛に絡んできた。武秀が満ち足りた表情を浮かべながら立ち上がる。ニッと笑みを浮かべるとゴクンと喉を鳴らした。
「あぁ美味ぇ…それに、初めてゲンちゃんのちんぽ根元まで呑み込めた」
「ありがとな。最高に気持ち良かったぜ」
「ゲンちゃん」
「ん」
武秀の両手が俺の肩に乗せられる。顔が近付いてきた。唇が触れ合うと舌が挿いってくる。優しく歯茎の裏が舐められた。舌を絡めながら武秀をギュッと抱き締める。剥き出しのちんぽとちんぽが触れ合った。グイッグイッグイッとの2人のちんぽは角度をつけ始める。天を仰いだ2本のちんぽが交差した。
「ベッド行くか」
「うん」
俺の隣で横たわる武秀。優しく肩を抱く。唇を寄せていくと武秀の方から合わせてきた。キスしながら武秀の首筋に指を這わせる。武秀のカラダが微動した。唇を離し首筋舐め上げる。今度は耳裏に舌を這わせた。
「あっ、あぁ、あぁ」
乳首に指を這わせる。次に指の甲で掻き上げた。
「あぁ、あっ、あっ、あぅ」
武秀のカラダが左右に捩れた。
「感じてきたみてぇだな」
「いっす。気持ちいっす」
「もっと感じさせてやるからな」
今度は乳首に舌を這わせジュルジュル舐め上げる。真ん中の突起に軽く歯を立てた。武秀のカラダはビグビグ震わせる。強面な顔を歪ませた。俺の執拗な乳首責め。武秀はカラダを震わせ哭き声を上げ、ちんぽからはトクトク我慢洩らし続けている。腕を下に滑らせた。下腹の剛毛群を通りちんぽをやんわりと握る。武秀のちんぽは血管を浮き出させていた。
「お前のちんぽビグ付いてるぞ」
「ゲンちゃんの方こそビグビグしてるじゃねぇか」
武秀も俺のちんぽを握ってくる。俺達はちんぽを弄り合いカラダを貪りあった。俺の手が伸びると武秀の蟻の門渡りをさする。そしてまんこ穴に触れた。
「あっ、あぁ、あっ」カラダをビク付かせながら武秀は声を洩らした。少し圧を掛けてみる。指先が受け入れられた。武秀の両脚を抱える。武秀は自ら脚を抱えた。両方の親指で穴をグイッと広げる。そこに舌を当てるとジュルッと舐め上げた。
「あぁっ、あぅ、あ、ぁあ」
今度は穴の渕をま~るく舌が這った。緩み始めた武秀の穴に尖らせた舌を突き挿れる。俺の舌は吸い込まれるように挿いっていった。
「あぁっ、あぅ、ゲ、ゲンちゃん」
武秀は顔をほんのり桜色に染め天を衝いたちんぽは溢れた我慢汁で濡れそぼっている。完全に欲情しているのが判った。
「ちんぽ欲しくなったのか?」
「ほっ、欲しくっす」
虚ろな目で俺に訴えてきた。
「判った。挿れてやるからな。こいつをよぉ」
俺は武秀の胸倉に跨る。ちんぽを顔前に差し出した。ちんぽにを咥えられる。舌が絡んできた。
「ゲンちゃん……」
「判った」
武の両脚を抱え上げた。穴口と内壁にローションを塗り込める。俺のちんぽにもまぶした。まんこ穴はヒク付き俺を誘ってくる。直ぐに挿れる事はしなかった。穴の辺りから金玉袋目掛けてちんぽを当て擦る。微かにまんこ穴にも触れた。1往復、2往復、3往復……
「ゲンちゃん、酷ぇ。焦らすなよ。は、早く挿れてくれよ」
切なげな武秀の目。男の本性が燻りだした。
「判った。挿れてやる」
武秀の両脚を抱え直しちんぽをまんこ穴に宛がった。クイッと腰を突き出すと内壁がちんぽに絡んでくる。数えきれない位俺を呑み込んできた武秀のまんこ。容易く広がり俺を受け入れた。ぎゅうっぎゅうっと締めつけてくる。俺は腰を突動させた。武秀の大胸筋がビクビク震える。うっとりとした武秀の顔。さらに俺の淫乱に火が付いた。
「あぁぁぁあぁぁ…いぃ、んくぅ、おっ、俺、狂っちまう」
「狂っちまえ。俺が付いてるんだからな」
嵌めたまま武秀を横抱えして突き込んだ。結合部からは泡が吹いている。俺のちんぽがまい進した。
「あっ、んくぅま、まんこ気持ちいぃ。堪んねぇ」
「俺もいいぜ。お前のまんこ堪んねぇぜ…んくぅ、締まるぅ」
正常位に戻し腰を烈動させる。腰を大きく引いてズゴッと突いた。
「あぁぁあぁぁぁ駄目あぅぅあぁ何か……あぁぁあぁあぁ洩れるぅ。出るぅ」
ビシャービシャービシャー…ビシャービシャービシャー…ビシャービシャービシャーしょんべんでも我慢汁でもない透明な液体が噴き上げた。
「凄ぇ。潮噴いたぜ」
俺の腰が猛動する。ちんぽが武秀の中を爆進した。またビシャービシャービシャー…ビシャービシャービシャー…と武秀は潮を吹く。カラダの上に水が溜まった。潮を噴きながら武秀のまんこは弛緩と収縮を繰り返してくる。俺のちんぽに襲いかかってきた。
「堪らんぜ。ちんぽにまんこ絡んでくる」
「ゲンちゃん、おっ俺、あぅぅ、あぁぁんぉぉ」
武秀は虚ろな目をしている。口は半開きになっていた。俺は唇を奪うと舌を挿れる。キスしながら激しく腰を突く。絡み合う舌の感触が更に官能の渦へと引き込んでいった。まんことちんぽが交差する。グシュッグシュッグシュッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部からは卑猥な音が轟いた。
「おっ俺、あぁぁあぁぁぁ…俺」
「いいぜ。射けよ」
武秀の亀頭が微かに膨らんだ。吹いた潮で陰毛が濡れそぼっている。武秀のカラダが仰け反った。
「あっ…あぁぁあぁやべぇ。もっ洩れるぅ射く。あぁぁ出るぅ」
ドビュッドロッドロッドロッ乳白色の飛沫を洩らした。その途端激しく内壁が収縮する。ちんぽを締め付けられた。俺はガシガシガシと腰を突動させる。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン武秀のカラダを叩いた。
「俺も射かすぜ。いいな」
「うん、射けよ」
「何処に出されてぇ」
「口に、口に、呑みてぇ」
武秀が上擦った声を上げる。ちんぽを引き抜くと武秀の眼前でゴシゴシ扱いた。
「口開けろ」
ふっと武秀の口が開く。武秀は俺のちんぽに武者ぶりついてくる。舌がちんぽに絡んできた。
「あぁぁあぁ射ぐ。んぁんぉあぁ射く。うぉぉうぁぁ射ぐっ」
俺は武秀の喉奥にオス汁を放った。俺のちんぽが放たれる。武秀の喉がゴクンと鳴らすと満面の笑みを向けてきた。
「美味ぇ、ゲンちゃんの汁……」
武秀の隣に横になるとギュッと抱きしめる。武秀は俺に擦り寄り甘えてきた。
「ゲンちゃん……」
俺のちんぽを握ってきた。
「あっまたデカくなってきたぜ」
武秀は俺に跨ってきた。
「武秀、足らんのか」
「全然足らねぇ」
俺のちんぽを握りまんこ口に宛がった。腰を静かに沈めてくる。内壁がちんぽを摩ってきた。
「へへ、挿いったぜ」
俺のちんぽが埋没した。武秀の腰が上下に抽動する。きゅうきゅうまんこが締めつけてきた。
「んくぅ、気持ちいい」
武秀を下から突き上げる。手を伸ばし武秀の両方の乳首を指で弄った。萎えていた武秀のちんぽがグイッグイッと勃ち上がってくる。武秀のちんぽは完全に天を衝いた。
「あぁぁ、んぉ、あぁ堪らねぇ。まんこ擦れて気持ちいぃ」
武秀のちんぽは血管を浮き立たせ見事に反り返っていた。黒光りする亀頭からはトクトクと汁が漏れている。猛々しいまでに勃起した武秀のちんぼが脈動していた。
「俺も堪らなくなってきたぜ。おらよ」
下からガシガシ突き上げた。俺を抱き起させ、向かい合う体位になる。唇を合わせ舌を絡めあった。そのまま武秀を押し倒し正常位になる。腰が自然に突動した。ちんぽが武秀の中をまい進する。俺は武秀を攻め立てた。
「あぁぁあぁ洩れるぅ。あぁぁんぉ洩れる。んぁんぁんぁ洩れる」
ビシャービシャービシャー…ビシャービシャービシャー武秀のちんぽがまた潮を噴いた。
「あぁぁ、いい。もっと突いてくれよ」
「待ってろ。哭かせてやるからよ。おら、どうだ」
俺の腰が波動する。ちんぽが大きくうねり武秀を攻めた。
「あぁぁあぁぁいい。気持ちいい」
武秀の左脚と俺の右脚が交差する。武秀の右脚を肩に担ぐと激しく突き込んだ。
「あぁ、あぁ、あぁあぁぁ、あぅ、んぉぉ」
武秀は野太い声で哭き捲くる。ガシッガシッガシッズグッズグッズグッ激しく腰が突動していく。両脚を抱え直し、グイッと前へ抑ええ込んだ。突き込みながら武秀の乳首に舌を這わせる。まんこがまた激しく収縮してきた。
「んくぅ…堪んねぇまんこの奥がグニョグヨ蠢めいてくるぜ」
「俺もいい。凄ぇゲンちゃんのちんぽいい。あぁぁあぁいぃ。あぁぁんぁ、かっ、感じる」
ズッゴーンズッゴーンズッゴーン深く、重たく突き込んだ。
「あぁぁあぁ駄目。んぁぁいぃ。気持ちいい。やべぇ」
大きく腰を引き奥深いところまで突き込んでいく。武秀のカラダがガクガク震えた。
「あぁぁぁんっぉ…射っちゃう。またトコロテンしちゃう。洩れそう」
「いいぜ。出せよ。俺もやべぇぜ」
グイッと更に武秀を前へ押し倒した。武秀のちんぽが顔前に迫る。パンパンパンパンパンパン…パンパンパンパンパンパン俺のカラダが武秀を叩く。武秀は自分のちんぽを扱き立てていた。
「武秀ぉ、何処に出されてぇんだ」
「まっまんこに、俺のまんこにぃ……ゲンちゃんのガキ孕みてぇ」
「んぁんぁんぁ…あぁぁぁぁぁぁ…射く、射ぐ、洩れる…あぁぁぁ」
ドビュッドビュツドビュッ…武秀のちんぽから白濁汁を吹き上げる。その汁が顔に舞い降りた。
「んくっんくっんくっ射ぐ。あぁぁ射く」
ビュビュッビュビュッビュビュッ…ドビュッドビュツドビュッ今度は武秀の胸と腹に降り掛かった。
「おぉぉあぁ俺も、射くぜ。種注ぐからなぁ」
武秀がコクコク頷いた。
「あぁぁぁぁ…んぉぉ…あぁぁぁぁ…射ぐ、射く、射く」
武秀の雄膣に種汁を激しくぶつける。射きながら俺は武秀の奥壁を突いた。
「あぁぁぁぁぁぁ…また…あっ、あっ…射ぐ」
ドビュッドロッドロッドロッまた武秀は白濁汁を洩らした。武秀の雄膣がぎゅうっと締まる。俺の種汁が搾り取られた。
「ゲンちゃん今俺のまんこ種吸収してんだぜ。あっ…孕んだ」
上気した武秀が声にした。
「そうか孕んだか。俺のガキをよぉ」
ちんぽをズニュッと引き抜き武秀の上にどっさりと倒れ込んだ。チュッと軽めのキッスをする。ゴロンと武秀の隣に横になった。武秀を抱き寄せる。唇を重ね、静かに離した。
「武秀、お前のまんこ凄ぇな。俺のちんぽ翻弄されたぜ。気持ち良かったよ」
「うん、俺も最高に気持ち良かった」
「潮まで噴いたもんな」
「うん……」
武秀は甘えるように俺の胸に顔を埋めてくる。激しかったあのまぐわいの音が残響として残っているようだ。武秀を優しく抱きしる。まだ熱く燃えたぎっているカラダから激しい物を感じ取られた。
「外の空気に当たらねぇか」
「うん」
を締め直した。武秀のを俺が締め俺のを武秀が締める。そしてベランダに出た。心地よい夜風が2人を包んでいる。ちょっと気になることが有ったので聞いてみた。
「おまえ慎吾の新しい母ちゃん貰わねぇのか」
「貰わねぇよ。慎吾も欲しいって言わねぇしな。バカやろ俺を女抱けねぇカラダにしときながらよく言うよ」
ちょっとむくれて武秀が声にした。
「えっ、ホントなのか」
「あぁ女の裸見てもちんぽピクリとも言わねぇ。ゲンちゃんの事考えてると反応するのにな」
武秀が目をくれる。言葉を続けた。
「それに俺は慎吾の母ちゃんでもあるんだぜ。そんでゲンちゃんは父ちゃんだ」
「えっ……俺が慎吾の父ちゃんかよ」
「うん、慎吾の弟俺に孕ませたんだからな。責任とれよ」
「判ったよ。責任は取らせて貰うぜ」
手を伸ばしそっと武秀の手を握る。武秀はゴツイ手で握り返してきた。
「武秀、耳澄ましてみろよ。風の音聞こえるだろ」
「うん」
「何か落ち着くんだよな」
「うん」
「これからもずっとこの音聞こうな。一緒にな」
「うん」
「武秀」
「ん」
強面の武秀の目から一滴の途轍もなく綺麗な涙が流れ頬を伝っていた。
「愛してるよ」
「俺も、ゲンちゃん愛してる」
武秀の肩に腕を回した。抱き寄せる。唇を触れ合わせた。舌を射し入れる。舌が絡まり合った。背中に回した腕に力を籠める。蕩けそうになった。ゆっくりと唇が離れる。永く切ないキッスが終わる。武秀が俺の腕を取ると股間に触らせる。真っ直ぐに見てきた。
「こんなになってるんだ。責任とれよ」
「判った。やろうぜ」
「うん」
「久しぶりに俺を犯ってみるか」
「えっ……いいけど、そのあと俺に挿れてくれよ。俺さゲンちゃんのちんぽで犯られるの最高にいいんだ」
「えっ……そうか」
「ゲンちゃんのちんぽ無しでは生きていけないカラダになったってことさ。さっ行こうぜ」
 慎吾が中学に進学した。部活は野球をやっている。大きな声を出してグランドを駆け回る姿が目に浮かんだ。季節は春。桜の花が綻び始めている。
桜 (15)
今度の土曜お花見に行く。俺、武秀そして慎吾。其々の新たな時間が動き始めている。夜、インターホンが鳴った。
「武秀っす」
俺は淫乱の扉を開けた。



絶倫大魔王

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[ 2016/03/27 19:50 ] 荒くれ者 | TB(-) | CM(0)

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