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16分間の恋④

 俺達はリビングに入る。航大さんが俺に目をくれた。
「先にシャワー浴びようぜ」
「そっすね」
航大さんの声に俺は応える。其々シャワーを浴びた。褌を締める。俺はグリーン航大さんはブルー。色違いのパジャマ代わりのスウェットスーツを上に羽織った。男神銀座で買ってきた色々なお惣菜をレンジで温める。テーブルに並べた。テーブルを挟み向かい合って座っている。グラスにビールを注ぎ合った。
「亮祐の処女喪失に乾杯」
視線が交差する。グラスが触れ合った。
「凄ぇ美味いっす。この煮物」
「あそこで売ってる惣菜はみんなイケるんだよな」
会話が弾んだ。酒を飲み、料理を食べる。俺達は色んな事を語りあった。仕事の事を話す広大さん。顔付きが凛々しく見える。仕事は派遣会社のコーディネーター。主に大工、技術者を派遣してると聞いた。
「そうか亮祐は赴任で越してきたんだ」
「うん、だから都会の事は余り判らねぇんだ」
「じゃぁこれから色んな所に連れてってやるからな」
「やった~」
視線がぶつかる。瞳の奥から途轍もなく優しい光が見えた。食事を済ませる。ソファーに並んで座った。酒がビールから焼酎に代わる。コクがある焼酎が喉を通った。程よい酔いが回る。俺は壮大さんに抱き寄せられた。航大さんの鼓動を感じる。俺の心臓音が早鐘のように高鳴ってきた。航大さんの手が股間に這ってくる。俺のちんぽが反応し始めた。
「やるか。寝室隣なんだろ」
「うん」
寝室の引き戸を空ける。ベッド脇のスタンドに灯りを燈した。浮かび上がるベッド。何時もより淫猥に見えた。航大さんが着ている物を脱いでいる。俺も脱ぐと六尺一丁になった。
褌 (10)
航大さんがベッドに横になっている。俺はその隣に滑り込んだ。航大さんに抱き寄せられる。俺達は前袋を弄り合った。唇が寄ってくる。舌が入ってきた。航大さんの舌が満遍なく俺の口の中を這いまわる。俺達は舌を絡め合った。キスしながら航大さんは俺の乳首を摩ってくる。今度は首筋を擦り上げてきた。俺のカラダが微動する。静かに唇が離れた。
「はぁ気持ちいいっす」
「もっと気持ちよくしてやるからな」
航大さんが俺の上に重なる。乳首に舌が這ってきた。もう片方の乳首が指で擦られる。今度は軽くつままれた。
「あぁぁあぁ、んぉぉんぁ」
俺の褌が解かれる。航大さんも自分の褌を外した。晒された2本の勃起。既に天を衝いている。尖端は我慢汁で濡れそぼっていた。航大さんにちんぽを摩られる。今度は舐め上げられた。
「んぁぁんぁ、んくぅ」
ちんぽを咥えられる。ゆっくりと飲み込まれ始めた。舌が絡んでくる。亀頭に航大さんの喉壁を感じた。俺のちんぽが締め付けられる。同時に金玉を摩られた。
「んぁぁんぉぉ、あぁぁいい。気持ちいい」
ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ卑猥な尺八音が鳴り渡る。俺のちんぽをしゃぶりながら航大さんは指を蟻の門渡りに這わせてきた。指が妖しく動くとオス穴が摩られる。俺のカラダがビクンと動いた。両脚を抱え上げられる。俺は自ら膝裏を押えた。ケツ穴が幾度となく舐め上げられる。指が静かに入ってきた。内壁が擦られる。俺のカラダがガクガク震えた。
「欲しくなってきたみてぇだな」
「欲しいっす。ちんぽ欲しい」
「今挿れてやるからな」
ローションを俺の穴口と内壁に塗り込められた。航大さんのちんぽにもまぶしている。ちんぽが穴口に宛がわれた。
「入れるぞ」
「うん」
航大さんの腰がクイッと動いた。先っぽが入ってくる。航大さんが視線をぶつけてきた。
「亀頭入ったぜ」
「うん」
航大さんが動かない。焦れてくる。奥の方が疼いてきた。
「はっ早く挿れてくれよ」
「何処に何を挿れて欲しいんだ」
「ケツにちんぽ挿れて欲しいっす」
「ケツじゃねぇって教えたろ。まんこだぜ。ちゃんと言わねぇと抜くぞ」
判ってる。男のおまんこだって……だが声に出来ないでいた。
「抜くからな」
「こ、航大さん。俺の、おっおまんこにちんこ挿れて欲しいっす」
「良く言えたな。挿れてやるからな」
頭を撫でられる。航大さんの腰が動いた。ちんぽがまい進してくる。内壁が擦られた。
「あぁぁ入ってくる。硬てぇ。凄ぇ」
ケツタブに陰毛が触れてくる。奥壁で航大さんの亀頭を感じた。
「根本迄ずっぽり入ったぜ」
「うん」
航大さんの腰がガシガシ動き始める。内壁が擦れた。
「あぁあぁあぁ、いいよぉ。んぁぁ気持ちいい」
「俺もいいぜ。凄ぇ締まってくる」
航大さんの腰が突動する。突き込みながら乳首を摘んできた。得体の知れない何かが湧きあがってくる。奥壁を抉られた。
「あぁぁ駄目ぇ洩れる。んぁぁ洩れる。あぁぁあぁ」
俺がちんこを握り締める。ドビュッドロッドロッドロッ白濁汁が洩れてきた。
「凄ぇ。トコロテンしたぜ。まだまだだからなもっと搾り取ってやる」
航大さんの腰の動きが加速する。顔が近づいてきた。唇が奪われる。舌がねっとり絡んできた。
「あぁぁあぁ当るぅんぁぁ当る。気持ちいい」
「凄ぇぜ。おまんこの奥ヒクヒクちんぽに絡んでくる。あぁぁ堪んねぇ」
航大さんの腰が烈動する。奥の方を亀頭で摩られた。
「あぁぁまた洩れちゃう。んぁぁんぉ洩れる」
「へへ可愛い顔して洩らすな。堪らんぜ」
ドロッドロッドロッ俺のちんぽから乳白色の男の粘液が洩れてきた。俺の右脚を航大さんが肩に抱える。左脚と航大さんの右脚が交差した。激しく動く航大さんの腰。昂ぶったちんぽの震動が奥の方に伝ってくる。気が遠くなるような陶酔を覚えた。
「あっ兄貴、航大兄貴、きっ気持ちいい」
「俺もいいぜ。亮祐。へへこんなにビンビンにしてよぉ」
正常位に戻される。鍛え抜かれた航大さんの腰がガシガシ動いた。俺のちんこが握られる。ゴシゴシ扱かれた。航大さんの突き込みが深く重たくなる。雄膣の奥がビンビン痺れた。
「あぁぁあぁやべぇ射っちゃいそうっす」
「俺もやべぇぜ。んぁぁんぁあぁ」
ヌチャッヌチャッヌチャッ…グシュッグシュッグシュッ結合部から摩擦音が鳴り渡る。ちんぽとまんこが激しく交差した。俺のちんこが扱かれる。前立腺が擦り捲くられた。
「んぁぁ締まるぅ。んぁぁ我慢できねぇ。んぁぁ射ぐ。んぉぉ射く。あぁぁぁぁぁ射ぐっ」
航大さんの生暖かい男の汁がぶち当たってくる。金玉の奥で雄汁が射き場を探し始めた。内壁を航大さんのちんぽが摩る。静かにちんぽが引き抜かれた。俺のちんぽが咥えられる。航大さんの顔が上下に動いた。
「んぁぁあぁぁぁ射ぐ。んくっ射ぐ。あぁぁあぁ射く」
俺は航大さんの口の中で雄叫びを上げた。航大さんに目を遣る。航大さんの喉がゴクンと鳴った。舌がちんぽに纏わり付いてくる。静かにちんぽが放たれた。
「へへ美味ぇぜ。お前の汁」
「俺にも……」
航大さんが俺の胸倉に跨ってきた。俺は航大さんのちんぽをしゃぶる。舌を絡めた。残り汁が口の中に広がる。ゆるりとちんぽを離した。
「う、美味いっす」
航大さんが俺の隣に横になった。抱き締められる。唇が重なった。唇が離れる。視線が交わった。
「どうした。亮祐」
「今おまんこが航大さんの汁吸収してんだ」
「可愛いこと言うな。それに兄貴でいいぞ」
「あ、兄貴ぃ」
俺は兄貴に抱きついた。頭を撫でられる。またキスをした。激しかった交わりの後の気怠い時間。互いの体温を感じ合っている。ゆらり揺らぐスタンドの光が俺達を癒してくれた。
「シャワー浴びるぞ」
「うん」
俺達はカラダを洗い合った。逞しい兄貴のカラダをお湯が弾いている。一緒に向かい合って湯に浸かった。毛深い脚同士が交差する。唇が寄ってきた。唇が重なる。舌が深く入ってきた。纏わり付いてくる兄貴の舌。俺は絡めた。背中に回った兄貴の腕に力が籠もる。強い男の筋肉を感じた。蕩けそうなキッス。ちょびっと切なくなる。静かに唇が離れた。
「お前をずっと守っていくからな」
「俺も兄貴の事守っていく」
兄貴が真っ直ぐに見てくる。直向な光を感じた。
「寝るか」
「うん」
俺達は褌を締め直した。スウェットを羽織る。ベッドに潜り込んだ。
「お休み亮祐」
「兄貴、お休み」
兄貴に抱きつくと優しく抱き締めてくれた。兄貴の薫りに包まれる。俺は安堵した。兄貴のぶ厚い筋肉を感じる。何時しか眠りの世界に落ちていた。穏やかな朝を迎える。兄貴はまだ寝息を立てていた。兄貴の口髭をそっと撫でる。唇にキスをした。静かにベッドを出る。俺はキッチンに立った。上京してから始めた自炊。愛情込めて朝飯を作っている。味噌汁のいい香りが漂ってきた。
「おはよう」
後から兄貴の声がする。首を捻るとキスされた。
「もう直ぐ出来るから待ってて」
「うん」
お茶を淹れる。兄貴の着いたテーブルの前に置いた。
「済まんな」
「とんでもないっす」
程なくして朝飯が出来る。料理をテーブルに運んだ。
「おっ味噌汁美味ぇな」
「そっすか。嬉しいっす」
炊きたてのご飯を一緒に食べられることに細やかな感動を覚える。穏やかな朝の時間が流れた。食事が終わり今ソファーに並んで座っている。兄貴が珈琲を啜った。
「なぁお前年末年始どうすんだ。田舎に帰るのか」
「兄貴と一緒に居たいっす」
視線をぶつける。穏やかな表情を浮かべていた。
「じゃぁそうするか」
「うん」
「イヴには何処かで美味しいもの食おうぜ」
「うん」
兄貴との出会いは電車。一昨日俺の16分間の恋は終わりを告げた。そして今兄貴と俺の歴史が刻まれ始めている。クリスマス、大晦日、正月。新たな思い出が出来ると思う。優しさと狂猛さを重ね持つ男生方 航大。そんな兄貴とこれからもずっと時を刻んでいきたい。同じ時間を共有したいと思った。季節は初冬。柔らかな陽光が挿し込んでいる。すっきりとした青空が広がっていた。



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[ 2016/04/03 13:09 ] 16分間の恋 | TB(-) | CM(0)

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