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16分間の恋③

 カーテンの隙間から陽光が挿し込んでいる。俺は目覚めた。寝惚けまなこを擦る。ぼんやり航大さんの顔が浮かんできた。
「おはよう」
「あっおはようございます」
「お前一晩中俺のちんぽ握ってたんだな」
気付くと俺は航大さんのちんぽを握ってる。航大さんがにんまりとしていた。
「何か落ち着くんだ」
航大さんに唇を寄せる。軽く唇を合わせた。一緒にリビングに降りる。窓からは紺碧の空が見えた。
「天気良いし出掛けるか」
「うん行きたい。この辺りのこと知りたいっす」
「判った。案内してやるからな。そうだな男神銀座って行った事あるか」
「無いっす」
「じゃぁチョッと行ってみるか。美味い店もあるしな」
食事を軽く済ませる。俺達は航大さんちを後にした。街路樹のイチョウの木が黄色に染まっている。15分程歩くと俺んちに着いた。着替えを済ませる。駅へと向った。2駅先の駅で降りる。男神銀座と言う商店街へと入った。
「この先の祭り用品の店で買うんだ。ちょっと行ってみようぜ」
「うん」
店の前に着いた。大太鼓の前でいなせなマネキンが立っている。俺達は店内へと入った。奥の方に行くと六尺が並んでいる。俺は白と古典柄を2枚、航大さんは古典柄を1枚買った。焼き鳥、豚マン、サザエのつぼ焼き。俺達は男神銀座で食べ歩いた。手打ちの蕎麦屋に入る。俺達は名物の男神蕎麦を頼んだ。ひと口頬張る。とても優しい味がした。知り合って間もない俺と航大さん。何か随分前から付き合っていたような気にさえなる。それだけ俺は航大さんに馴染んでいた。今お茶屋さんでテーブル席に着いている。頼んだのは和菓子セット。桃色、黄色、薄緑。綺麗に彩られた和菓子を口に運ぶと仄かな甘味が口に広がった。時刻は5時を回っている。空が夕闇に包まれていた。
「そろそろ行くか」
「えっ何処に」
「いい所だ」
俺達はお茶屋さんを後にする。電車の乗り込んだ。5分程経過する。俺達はとある駅で降りた。
「遊園地すか」
「うん、イルミネーションが凄ぇ綺麗なんだ」
中に入る。眩いばかりの光のページェントが飛び込んできた。
「凄ぇ綺麗だ」
「なっいいだろ」
「うん。航大さんありがとう」
「俺も着たの始めてなんだ。好きな奴と着たかったからさ」
航大さんがぽつりと声にした。始めて好きって言われる。嬉しさが込上げてきた。
「航大さん俺も……」
「あっち行こうぜ」
俺の言葉が掻き消された。イルミネーションのドームを通る。さり気無く手を握られた。バイキングにタワー。俺達は次から次へとアトラクションに乗った。
「今度はあれ乗ろうぜ」
「うん」
航大さんの指の先には大観覧車があった。光の階段を昇り始める。航大さんが俺に目を呉れた。
「これは絆の階段って言うらしいぜ」
「へぇそうなんだ」
今度は俺から手を握る。航大さんの温もりを感じた。俺達を乗せた観覧車が動き始める。眼下には光の世界が広がっていた。天辺が近づいてくる。航大さんが真っ直ぐにみてきた。
「おいで亮祐」
「うん」
「愛してる」
「うん俺も愛してる」
唇が軽く触れる。静かに離れた。天空から地上へと戻る。俺達は遊園地を後にした。
「今日は俺んちに来てよ」
「そうするか」
「ねぇ航大さん」
「ん、何だ」
「ちんこしゃぶりたい」
「ばかやろ」
コツンとオデコを小突かれる。俺はちょびっと口を尖らせた。航大さんに目を遣る。ニッと笑みを浮かべていた。
「また出掛けような」
「うん、これから一杯思い出作りたいっすね」
「うんそうだな」
俺達は家路を急いだ。今俺のアパートの玄関の前にいる。ドアをを開けた。灯りを点ける。ドアをバタンと締めた。
「航大さん」
俺は抱きつくと唇を奪った。舌をこじ挿れる。舌を絡め合った。
「我慢出来ねぇ。ちんぽしゃぶりてぇ」
「りょ、亮祐」
俺は航大さんの足許に跪いた。ジッパーを引き下げる。前袋の中からちんぽを引っ張り出した。グイッグイッグイッと航大さんのちんぽが勃ち上がる。俺はそいつを頬張った。
尺八 (14)
口の中で航大さんを感じる。俺の腰が前後に動き始めた。航大さんの腰が前後に律動する。喉壁が激しく擦られた。航大さんを見上げる。一端ちんぽを放した。
「はぁ美味ぇ」
再びちんぽを咥える。顔を前後に抽動させた。
「このヤロいい顔してしゃぶるな。堪らんぜ」
ガシガシ航大さんの腰が動いた。我慢汁が口の中に広がる。喉奥が激しく擦られた。
「んぁぁ堪んねぇ。気持ちいいぜ」
ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ淫猥な尺八音が耳に鳴り響いた。
「あぁぁあぁ、気持ちいい。やべぇ射っちまうぞ」
俺の首が縦に振られる。俺の顔が激しく前後に動いた。航大さんのちんぽが喉奥に突き刺さってくる。亀頭が微かに膨らんだ。
「あぁぁんぁ射ぐ。んぁぁんぉ射く。あぁぁあぁ射く」
喉奥に航大さんの汁を感じる。ちんぽを放した。広大さんを見上げる。俺の喉がゴクンと鳴った。濃厚な汁が喉を通る。体内へと流れていった。
「美味いっす。航大さんの汁」
立ち上がる。抱き寄せられた。唇を合わせる。静かに離れた。
「気持ちよかったぜ。亮祐。お前は出さなくていいのか」
「うん、俺航大さんのちんぽしゃぶりたかっただけだからさ」
「判った。後でいっぱい可愛がってやるからな」
「うん」
航大さんと出会えておおよそ2週間。電車の中での触りあいから今こうして時間を共有出来てる。若干の葛藤が合ったのも事実。見知らぬ街に赴任してきて1箇月半経過している。今日この街のいい所を案内してくれた。昨日より今日、さっきよりも今。俺の中航大さんが膨らんでいる。顔、年齢、ガタイは元々タイプ。その上、心までタイプになった。



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[ 2016/04/03 13:10 ] 16分間の恋 | TB(-) | CM(0)

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