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2人の親父⑧

 高校の卒業式が終わり10日程経ったある日曜日。今日俺は家を出る。髭も伸ばした。父さんとの生活が終わる。ちょっぴり切ない。荷造りを終え父さんとリビングで向き合った。
「父さんこれ弁当。味噌汁は鍋に作ってあるから温めて食べてな」
「判った。ありがとう。お前の料理も食えなくなるよな」
「バカだな。直ぐそばに住んで居るんだからな。何時でも逢えるだろ。また作ってやるよ」
「うん、まぁそうだけどな」しんみりとした表情を浮かべぽつりと言った。
俺は父さんを真っ直ぐに見つめる。父さんは俺の視線に気付いてくれた。
「父さん、今まで育ててくれてありがとう。そしてこれからも宜しくお願いします」
包みを渡した。
「浩平……お前……」
父さんは早速包みを開けた。
「無理しやがってよぉ。アリガトな浩平」
中身は腕時計。チョッと頑張ってみた。今まで育ててくれた感謝の気持ち。父さんと視線が交差する。その眼光はは嬉しさと憂いが混ざり合っていた。ププーププークラクションが鳴る。おっちゃんが迎えに来た。ワゴン車に荷物を積み込む。段ボール10箱の荷物と僅かな家具そしてノートパソコンを積み込んだ。
「本当に手伝いに行かなくていいのか?」
父さんがぽつりと声にした。
「うん大丈夫っす。荷物少ないから……じゃぁ父さん行くな」
「啓治、宜しく頼むな」
父さんの目が光っている。涙を零していた。
「なんか嫁に出す気分だよな」
泣き笑いする父さん。俺の目からも涙が一滴頬を伝った。
「ああ任せてくれよ。こいつを必ず幸せにしてやるからよ」
おっちゃんが弾けるように言う。俺とおっちゃん。車に乗り込んだ。父さんが小さくなっていく。ちょっぴりキュンとした。
 おっちゃんちに着いた。俺の新居そしておっちゃんと愛を育む新たな場所でも有る。荷物を整理した。今リビングのテーブルを挟み向かい合って座っている。おっちゃんが真っ直ぐに見てきた。
「お前にやる」
おっちゃんが2つの包みを俺に渡した。
「開けていいっすか」
おっちゃんは頷く。1つの包みは包丁セットだった。そしてもう一つの包みは。白晒が2枚と江戸古典柄が3枚入っていた。
「あ、ありがとうございます」
「頑張れよ。俺は精一杯応援するし、全力をもってお前を幸せにするからな。それにこれからは下着はだ。いいな」
「う、うん、おっちゃん…大将…啓治さん…えーとこれからも宜しくお願いします」
しどろもどろになりながら俺は精一杯の挨拶をした。
「仕事中は大将だけどな。2人の時は恋人でもあり親父でもあるからな。甘えて来いよ。いいな」
「うん、お、親父っさん」
抱き寄せられた。そして優しいキス。涙が頬を伝う。抱かれながら俺は思った。俺は早く一人前の料理人になる。そして親父っさんを幸せにすると心に誓った。唇が離れる。おっちゃんが俺の頬を伝う涙を拭ってくれた。そして瞼にチュッとキス。俺はまた親父っさんに抱き付いた。俺の新たな時が動き始める。料理修行、仕込みの手伝い。夜は親父っさんと交わる。父さんは毎日のように大和に見えた。賄い料理を喰っている。帰りは純太兄さんと帰る事が多い。親父っさんと父さん、俺の2人の親父。授けて貰った2つの幸せに感謝している。この幸せを大切にしていく。俺は強く心に思った。
 今日と明日大和は臨時休業。親父っさんは1泊旅行に連れてってくれる。今までも旅行には行った事が有るけど2人では初めてだ。心が踊る。場所は某港町。宿は海辺のホテルで露天風呂付き部屋と言う。俺は白作務衣と白、そして弁当を鞄に詰め込んだ。
「浩平、そろそろいくぞ」
「うん」
「あれ持ったよな」
「うん」
俺と親父っさんは出発駅のホームで電車を待っている。電車が入ってきた。アナウンスが流れてくる。俺と親父っさんは電車に乗り込んだ。
「あっ親父っさん。ここだぜ」
「ああそうだな」
親父っさんが取ってくれたチケットはグリーン車。座席は車両の一番後ろの2人掛けシートだった。て電車が動き始める。日曜日の昼下がり客は疎らだった。
「親父っさん、新婚旅行みてぇだな」
「ああその積りだぜ。でも御免な。ショボイ旅行でよ」
「そんな事ねぇよ。連れてきて貰えただけで俺嬉しいよ」
俺は弁当を広げた。
「親父っさん、ハイ弁当っすよ」
「混ぜご飯か?いい香りしてんな。桜の塩漬けにふきのとう菜の花だな。こっちは巻き寿司かぁ」
「うんヘルシーにササミの照り焼き巻き込んでみた」
親父っさんは口に頬張る。
「うん、いい味付けしてるぜ」
ニッコリと微笑んだ。
「親父っさんこのソーセージ手作りなんだ」
親父っさんを見る。そして小っちゃい声で口にした。
「こうして肉団子2個と並べるとちんぽと金玉みてぇだろ」
「たくもう。お前はなんでもそっちに結び付けるんだな」
「親父っさんが誉めてくれた卵焼きだぜ。食べさせてやろうか」
「バカやろ。こんな所で何言い出すんだ」
親父っさんの目が笑っている。
嬉しそうな表情を浮かべながら食べる親父っさんを見てると俺の顔も綻んだ。
「美味かったぞ。大分腕あがったな」
「ありがとう。そう言って貰えると俺も嬉しいよ」
家庭料理の域を出てない俺の料理。それを喜んで食べてくれる親父っさん。細めた目から零れる笑顔。だ~い好き。 俺は親父っさんの耳元で囁いた。
「弁当と俺のちんぽどっちが美味ぇ」
「バカたれ。変な事聞くんじゃねぇ」
小っちゃく言う。
「じゃぁキスしてくれよ」訳の判らない事を耳元で囁いた。オデコをコツンと小突かれる。俺は頬を膨らませた。親父っさんは回りを見渡している。チュッと頬っぺにキスしてくれた。目的地の駅に着き改札を通る。午後の光が優しく照らしてきた。直ぐさま宿に向う。紺碧の空が広がっている。飛行機雲が浮かんでいた。宿に着く。玄関を入る。フロントへ向った。
「いらっしゃいませ」
「予約してる阿久津ですが……」
「阿久津様お待ちしておりました」
部屋に案内される。扉を開けると脚元にあるスタンドがぼんやりとした光を放っていた。おっきいダブルベッドが有る寝室。テラスの外には露天風呂が有る。窓際にはテーブルとソファーが有り窓からは広大な海原が望めた。
「親父っさん、良い景色だな」
「うん開放的になるよな」
親父っさんが俺の肩に腕を回してくる。こんな事今まで何度も有った。だが今日は特別に感じる。ちょびっとドキドキしてしまった。
「浩平風呂入るか」
「うん」
夕陽が空を茜色に染め始めた。
夕景 (1)
親父っさんと湯の中で手を繋ぐ。海に反射する夕陽が眩しかった。
「綺麗だな」
「うん」
「心洗われるようだな」
「うん」
俺と親父っさんは唯々茫然と夕陽を見ている。そしてゆっくりと夕陽が沈んだ。茜色の空が満天の星空に変った。向かい合う形で湯に浸かる。
「浩平いいカラダになったな。エロくて堪んねぇぜ。髭も良く似合ってるしよぉ」
「親っさんこそ。いいガタイっすよ」
俺は親っさんに抱き付いていく。2人の脚が交差する。
「親っさん。全部俺のもんだからな」
俺は親父っさんのちんぽを握った。
「あぁ判ってる。おめぇも全部俺のもんだぜ」
今度は俺のちんぽが握られた。
目の前にある親っさんの顔がある。俺は唇を寄せていく。優しく唇が触れ合った。舌を深く挿れる。舌が絡み合った。湯船の中ではうちんぽが触れ合いその姿を変え始めている。にょきっにょきっにょきっと加速度的にちんぽが勃ち上がった。舌が絡み合い、ちんぽが触れ合う。いやらしい気持ちが激しく沸き上がってきた。唇か離れる。
「やべぇ、上がるぞ」
「うん」
湯船を出た。
「親父っさん背中ながしてやるよ」
「あぁ頼むな」
親父っさんに風呂椅子に掛けて貰う。スポンジにソープを泡立て首筋から背中を洗っていく。親父っさんのおっきい背中。洗ってるだけで俺の勃起ちんぽは更に硬くなった。親父っさんのオス穴に指を這わせる。ビクンと親父っさんのカラダが震えた。俺のちんぽを擦り付けるように親父の背中から抱き付く。
「我慢できねぇ。挿れてぇ」
耳元で囁いた。前の鏡の中で視線がぶつかる。視線を落とすと親父っさんのちんぽも天を衝いていた。親父っさんは四つん這いになる。背中のあぶくがゆっくりとケツの窪みに流れていった。親父っさんの穴口と内壁にローションを塗り込める。指を1本挿れた。抗うことなく俺の指が呑み込まれる。中を掻きまわすと親父っさんのカラダが微動する。指を2本3本と増やした。ジュグジュグと広がる親父っさんのオス穴。親父っさんの穴口にちんぽを宛がった。
「挿れるぞ」
「ああ来いよ」
腰に力を籠めた。俺のちんぽがまい進する。親父っさんのまんこが俺を呑み込み始めた。柔らかいまんこに亀頭が包まれる。ぎゅうと押し付けた。
「お、親父っさん、堪んねぇ…俺のちんぽ吸い込まれていく」
「おら、もっとちゃんと挿れて来い」
俺はコクコク頷く。ぎゅうっとゆっくりと押し込んだ。
「へへ、全部挿いったぜ」
「動かせよ。浩平、俺を感じさせてみろよ」
「うん」
俺は腰を動かし始める。俺のちんぽが疾駆した。
「んくぅ堪んねぇ。さきっぽが擦られる」
「んぁぁいい、俺もいい」
腕を回した。親父っさんのちんぽに手を這わせる。そこは反り返りビグビグと震えていた。金玉を指で掻き上げる。親父っさんのカラダが仰け反った。今度は乳首をコリコリ弄ってみる。まんこヒダがぎゅうぎゅう収縮した。俺の腰が自然に動く。ガシガシガシと突動させた。
「んぉぉ、そこ、いいぜ。もっと突いてくれ」
「親父っさんが感じてる。凄ぇ俺のちんぽで……んぉぉお、俺もいい」
俺の腰が激しく動く。ヌチャッヌチャッヌチャッ…グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ湿った交尾音が昂揚を誘ってくる。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン筋肉同士がぶつかり合った。
「お、親父っさん、お、俺もう……親父っさんのま、まんこに汁吸い取られそうっす」
「いいぜ、射けよ。俺もやべぇぜ」
クイッと腰を突いた。亀頭に内壁が纏わりついてくる。根元がきゅうっと締め付けられた。
「あぁぁあぁぁ射ぐ。あぁぁあぁあぁ射ぐ。親父っさん、駄目俺んぁぁんぉんぁ、射く」
俺は親父っさんの中でわなないた。
「んぉぉぉぉぉんぁぁぁぁぁぁ…射ぐ…射く…射ぐぅ」
同時に親父っさんも射く。ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ大量のオス汁を噴き上げる。露天風呂の茶色い床を白く汚した。
ちんぽをズニュッと引き抜く。親父っさんの下に潜り込むとちんぽをしゃぶる。親父っさんの残り汁を舐めとった。親父っさんが立ち上がる。俺も立ち上がった。顔が近づいてくる。唇が触れ合う。俺は口を合わせながらギュッと抱き付いた。親父っさんの逞しいカラダに抱きしめられる。舌を深く挿れ込んだ。背中に回した腕に力を入れる。熟した男の薫りに包まれた。唇が離れる。月光が俺達を照らしていた。
「今夜は初夜だからな。まだまだだぜ。金玉空っぽにしろよ」
「うん」
カラダを隅々まで丹念に洗い最後に水をかぶりカラダを清める。真っ新な白晒の六尺を締め込んだ。



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[ 2016/04/16 17:20 ] 2人の親父 | TB(-) | CM(0)

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