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恋の分岐点⑦

 季節は早春。昨晩降った雪が銀世界を築いている。
雪景色 (1)
或る日の昼休み頼嗣さんからメールが着信した。
”今日大事な話があるから会いたい”
”判った”
俺は返信した。仕事が終わる。待ち合わせの喫茶店に行った。中に入る。頼嗣さんと視線が交差した。表情が強張っている。不穏な空気をを感じた。テーブルを挟み向かい合って座る。珈琲を飲んでると頼嗣さんは神妙な面持ちで話し始めた。
「洸太、実はな。今再婚話来てるんだ」
「えっ……」
俺は戸惑いを隠せなかった。
「俺とは別れるってことだよな」
「いやお前とはこれからは兄貴代わり、親友として付き合いたい」
「Hは無しって事かよ」
「ああそうなるな」
「男とはもうしないのか?」
「……」
頼嗣さんが押し黙る。重たい沈黙が続いた。
「ああしない」
「……」
今度は俺が押し黙る。重たい空気に包まれた。長い沈黙が続く。俺は視線を飛ばした。
「頼嗣さん、それは無理。そんな蛇の生殺しみてぇなのは無理っす」
「そ、そうか」
「嫌だ。おっ俺、頼嗣さんが奥さんとHしてる事考えたら狂っちまう。心臓破裂してしまう」
怒りなのか、無念さなのか判らない。だが涙が込み上げてきた。
「おっ俺、こんなに愛してるのに……頼嗣さんも愛してくれてたのに、でも頼嗣さんが……頼嗣さんがその方が幸せなら、俺は身を引く」
男と男、愛情があっても添い遂げられるものでは無い。そんな事充分判ってる。普通に考えれば人の幸せって暖かい家庭を築く事だと思う。だが俺の心は冷えて石のようになっていた。
「洸太……」
「さ、さよなら。新しい奥さんと幸せになれよな」
目に涙が溜まってくる。上を向いたけど一滴涙が頬を伝った。家の鍵をテーブルに叩きつけた。
「こ、洸太…待てよ」
店を出ると無我夢中で走った。何処に向かってるのか自分でも判らない。その時車のライトが光る。キキーッとブレーキ音がした。救急車で病院に運ばれる。幸い右脚の単純骨折だけで済んだ。今病院の個室のベッドの中に居る。遣る瀬無い思いに包まれた。何通ものメールそして電話が着信している。頼嗣さんからだけど見る気には成らなかった。色んな思いが巡る。俺は監督にメールしていた。頼嗣さんのことはもう伝えている。凄く喜んでくれた。スマホがメール着信を報せる。監督からだ。
”頑張れよ。お前は強い子だぞ”
俺は思わず電話していた。優しい声が耳に響く。俺は嗚咽していた。入院して1週間経過する。頼嗣さんが花束を持って見舞いに現れた。柔和な表情を浮かべている。咄嗟に俺の口が開いた。
「あのどちらさんでしょうか」
「そんな連れない事言うなよ。何度かメールしたり電話した。でも連絡取れないから心配になって調べて貰ったんだ。交通事故で入院してるって言うから大急ぎで来たんだぞ」
「俺達はもう終わったんだからな。帰れよ」
「再婚話は断ったよ」
俺の言葉に頼嗣さんは言い切った。
「えっ何で」
「俺にとって誰が一番大切か判ったからだよ」
「それって俺の事かよ」
「ああそうだ。俺が一生守っていくのは洸太だと判った」
「結婚しなかったこと後悔するぞ」
「いやしない。俺な自分の事しか、考えてなかった。お前の事考えてやれなかった。洸太、済まん」
頼嗣さんが再婚話を断ったと言う。俺の為に……嬉しい気もする。でもそれで良かったのか……結婚して普通に家庭を築く。そして子供を授かる。その方が頼嗣さんにとって幸せのような気もした。頭の中がグシャグシャになる。俺は頼嗣さんに目をやった。
「頼嗣さん、あ、あの……」
頼嗣さんは言葉が遮らるように病室を出て行った。
「あっこれお見舞いだ。生けてくるな」
花瓶を抱えた頼嗣さんが嬉しそうに入って来た。
「洸太、この花アネモネって言うらしいぜ。花言葉は白いのが真実、真心で赤いのが君を愛す。だってさ」
自分で言いながら頬を赤らめていた。
「なぁ洸太…」
「ん、何?」
「俺は知っての通りデカだ。危険を伴う仕事をしている。俺に万が一の事が有った時お前を守ってやれねぇ。だから入籍したいんだ。その方が法的に有利になるからな」
「えっ……」
「養子縁組しようぜ」
頼嗣さんの突然の提案。俺はたじろいだ。
「えっ…」
「俺の息子になってくれ。俺と結婚してくれよ」
俺が頼嗣さんの息子そして連れ合いになる。思いもしなかった。
「頼嗣さん。いきなりそんな事言われても…チョッと時間呉れないか」
「うんそうだな。考えてみてくれよ。何日待ったらいい」
「ん、1分でいい」
「えっ1分かよ」
「うん一端頼嗣さんから離れた心が取り戻せるか試したいだけだから1分でいいよ。キスして呉れよ」
唇が寄ってくる。俺は目を瞑った。頼嗣さんの薫りが漂ってくる。唇が触れてきた。舌が入ってくる。俺はその舌に自分の舌を絡めた。頼嗣さんが絡め返してくる。背中に腕を回した。優しく抱きしめてくれる。今まで何度も抱かれてきたこの大きな背中。暖かさを感じる。切なさと嬉しさが込み上げてきた。静かに唇が離れる。僅か1分足らずのキス。でもそれはホントに永く感じられた。
「頼嗣さん決めた。俺の答えはハイだ」
「洸太……」
「万が一なんて、言うなよ。俺が頼嗣さんを死なせねぇ」
「うん、洸太もう泣かせたりしないからな。さよならは言わせねぇぞ。一生お前を守ったる」
「うん」
窓から差し込む陽光が2人を包み込まれる。それはとても優しい光だった。
「洸太…カラダ拭いてやるよ」
「うん頼むよ。たまに看護師さんが拭いては呉れるんだけどさ、頼嗣さんの方が安心できるからな」
パジャマを脱がされカラダを拭いてくれた。上半身が終わる。脚が拭かれた。ボクブリが脱がされる。ちんぽちんぽに蒸しタオルが当てられた。俺のちんぽが反応する。グイッグイッグイッと頭をもたげてきた。
「溜まってるみてぇだな」
「うん入院してから出してねぇからな」
「抜いてやるよ」
「ここ病院だぞ」
「個室だろ。巡回は来なければ大丈夫だろ。来るのか」
「何もなければ後は夕食の時まで来ないと思うけど何考えてんだよ」
頼嗣さんに目を遣る。瞳の奥から微かだが昂ぶった光が見えた。
「しゃぶってやるよ」
「イイよ」
「親のいう事は聞くもんだぞ。なっ」
俺の両肩に手を置かれる。真剣で一途な眼差しで見てきた。
「判った。念の為鍵締めてくれよ」
頼嗣さんがガシャリと鍵を掛かる。病室が一変して隠微な空間へと変わった。
頼嗣さんの手でちんぽが包まれる。俺のちんぽは瞬く間に容積を増していく。口が近づいてきた。ちんぽに熱い吐息が降りかかってくる。舌先が尿道口に触れた。ゆっくりと俺は呑み込まれる。舌がいやらしく蠢いた。俺のちんぽがしゃぶり込まれる。金玉が握られた。頼嗣さんの顔が上下に抽動する。しゃぶり込みながら頼嗣さんが乳首に指を這わせてきた。
「んぁぁはぁ、はぁはぁんくぅ堪んねぇ」
ジュボッジュボッジュボッ…ジュルッジュルッジュルッ卑猥な尺八音が耳に響いてくる。ちんぽが放たれた。
「う、美味ぇ…」
根元まで咥え直される。頼嗣さんの顔を上下に動いた。金玉を優しく握られる。ちんぽがしゃぶり込まれた。
「やべぇ。射きそうっす」
俺は頼嗣さんの頭を抑えた。腰を突動させる。俺のちんぽが頼嗣さんの口の中を疾駆した。
「あぁぁあぁ射ぐ。んぁんぁ射く。あぁぁんぁ射ぐっ」
俺は頼嗣さんの口の中で戦慄いた。金玉を摩られる。頼嗣さんの舌がちんぽに絡んできた。俺のちんぽが放たれる。頼嗣さんが目を呉れた。俺の汁を味合うかのように口をモゴモゴさせている。頼嗣さんの喉がゴクンと鳴った。
「洸太凄ぇ。一杯出したな」
「へへ大分溜まってたからな」
見上げると視線がぶつかる。頼嗣さんの股間に手を這わせた。
「頼嗣さんの番だぜ」
ジッパーを引き下げる。ちんぽを引き出そうとした。だけどそこは完全に息衝いている。簡単に出せなかった。頼嗣さんはベルトを外している。トランクスを引き下ろした。露呈した頼嗣さんのちんぽ。そいつは反り返り、血管を浮き立たせている。俺は頼嗣さんのちんぽを咥えた。頼嗣さんの腰が突動する。ちんぽが俺の口の中を疾駆してきた。
「あぁぁ気持ちいいぜ。堪んねぇ」
一端ちんぽを解き放った。金玉を軽くにぎる。ちんぽに舌を這わせるとジュルジュル舐め上げた。ひと舐めごとに硬度を増してくる。竿とカリで段差になっている辺りを縦横無尽に舐め上げた。
「あぁぁんぁいい。気持ちイイ」
亀頭を唇で挟み根元まで呑み込んだ。濃い陰毛が鼻を擽る。ほんのりと頼嗣さんの薫りが漂ってきた。何度も嗅いでる男臭い薫り。何かやけに切なく感じる。舌をちんぽに絡めていくとジワーッと我慢汁が溢れ口の中に充満してきた。
「んん、んん、はぁんくっはぅぅ」
ちんぽを口から離した。
「はぁ、美味ぇ」
俺は頼嗣さんのちんぽを咥え直した。喉を目一杯開く。喉壁でぎゅぅぎゅぅ締め付けた。
「んぁぁぁ堪んねぇぜ。洸太の喉まんこ凄ぇ締め付けてくる」
頼嗣さんが俺の頭を抑え付ける。腰をガシガシ動かしてくる。ちんぽがまい進してきた。金玉の真ん中の縫い目を指で掻き上げる。喉壁に頼嗣さんの亀頭を感じた。
「んぁぁんぁぁ。あぁぁあぁ洸太いい。気持ちいい」
ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッ淫猥は尺八音が轟いた。
「あぁぁあぁ射ぐ。んぁぁんぉ射く。あぁぁうぅ射ぐっ」
頼嗣さんが俺の口の中で戦く。濃厚な男の汁が喉奥にぶち当ってきた。視線が交差する。俺は頼嗣さんのちんぽを口から放した。俺の喉がゴクンと鳴る。頼嗣さんの汁が喉を通り体内へと流れていった。
「美味ぇ。頼嗣さんの汁美味ぇ」
「洸太…気持ち良かったぜ」
優しく抱き寄せてくれた。
「御免な洸太、こんなに可愛くていっつも俺の事だけ考えてくれてる洸太を俺は捨てようとしてたんだな」
「そんな事言うなよ。俺は今幸せなんだからさ」
唇が寄ってくる。静かに合わせた。舌が入ってくる。舌を絡め合った。唇が離れる。甘くて切ないキスだった。



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[ 2016/05/08 18:25 ] 恋の分岐点 | TB(-) | CM(0)

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