何時もはメールすると直ぐ返ってくる。今日3回送っても返信がなかった。胸騒ぎがする。俺は頼嗣さんのマンションを訪ねてみた。今玄関の前に居る。インターホンを鳴らした。
「ハイ……」
「あっ洸太っす」
力ない頼嗣さんの声に俺は応えた。ドアが開く。頼嗣さんの顔色が青白かった。
「どっか具合悪いんすか」
「チョッとな。風邪、拗らしたみたいなんだよ」
「医者行ったんすか」
「いや、行ってねぇ」
「駄目っすよ」
寝室に戻し横にならせる。体温を測ると39度6分有った。
「飯食ったんすか?」
「いや食ってねぇ。食欲ねぇし」
「駄目っすよ。体力付けないと……」
キッチンに入る。冷蔵庫を開けた。鶏肉があった。ネギ、ジャガイモもある。メニューが浮かんできた。俺は料理を始める。ジャガイモと鶏肉、ネギをコンソメスープでネギがトロトロになるまで煮込んだ。料理を持って寝室のドアを空ける。視線をぶつけた。
「自分で食べれるっすね」
頼嗣さんは首を横に振った。
「たくもう。ハイあーんして」
一口ずつ食べさせてやる。薬を口に入れてやった。水をゆっくり飲ませてやる。甘えられると年上だけど凄く可愛いと思った。リビング、キッチン、水回りなどを綺麗に掃除する。溜まっていた洗濯も済ませた。寝室を覗くと頼嗣さんはすやすやと寝息を立てている。ほっぺに軽くチュッとした。勝手にシャワーを浴びる。この日は隣にあるもう一つのベッドに潜り込んだ。夜の黒が朝の白に覆われる。俺は目覚めた。静かにベッドを出る。俺はキッチンに入った。今鶏粥を作っている。頼嗣さんがのそのそと起きてきた。
「あっ泊まったのか?」
「うん、すんません。勝手に泊まっちゃって…」
頼嗣さんの声に俺が応える。表情は僅かだが明るく見えた。
「いやいいけど仕事いいのか?」
「午前中休み貰ったんで、大丈夫っすよ」
「迷惑かけちまったな」
「そんな事ないっすよ。気にしなくていいっすよ。少しは楽になったみたいっすね」
「ああ…洸太のお蔭だな。ありがとな」
「朝飯直ぐ出来るんでチョッと待っててな」
頼嗣さんがリビングを見渡していた。
「すまん。掃除までして貰ったみたいだな」
「いいっすよ。気にしないでください」
鶏粥が出来たのでテーブルに運んだ。
「また食べさせてあげようか」
「えっ……う、うん」
ほんのり目に恥じらいをみせていた。
「ハイあーんして…」
一口ずつ食べさせてやる。チョッと照れてる所がやっぱ可愛い。この後嫌がる頼嗣さんを無理やり車に乗せ医者に連れて行った。治療が終わる。頼嗣さんの家に戻った。
「頼嗣さん、じゃぁ俺会社行くからな。昼飯は残りもんで悪いけど鶏粥温めて食べてな」
「あ、済まんな」
「薬もちゃんと飲むんだぞ」
「う、うん」
「じゃぁまた夜来るからな」
「洸太…」
「ん」
「ありがとう」
ニコッと微笑んで俺に目を呉れる。最高のありがとうだった。ドアを開けバタンと締める。俺は会社へ向った。俺は思惟する。頼嗣さんの為に俺の出来る事は何でもしてあげたかった。夜仕事が終わる。頼嗣さんのマンションに向った。途中のスーパーで買出しをする。インターホンを押した。
「あっハイ」
「俺っす」
幾分元気に聞えた。ドアが開けられる。視線が交差した。
「悪いな」
「そんなことないっすよ」
頼嗣さんが少し元気を取り戻している。キッチンに立つ俺。頼嗣さんはテーブルに座り寛いでいる。時折背中に視線を感じた。
「出きたよ」
洸太特製チャーハンと野菜たっぷりのスープを作る。テーブルに並べた。
「やっぱ洸のは料理美味いな」
「大した物は作れないけど好きな人の為に作るのは楽しいよ」
「好きなのか?俺の事」
「何度も言ってるだろ、大好きだよ」
ホッペにチュッとして後片付けをする。洗濯物を取り込んだ。トランクス、シャツ、そして靴下。頼嗣さんの身体を包んでいたものを畳んで収納する。好きな人の世話。俺にとっては嬉しい瞬間だ。濃い目の紅茶に蜂蜜と生姜を入れる。ブランデーを垂らした。
「生姜は風邪に効くからな」
「アリガト」
俺の言葉に頼嗣さんが応える。頼嗣さんの座るソファーの隣に座った。一緒にジンジャーティを飲みながらテレビを観ている。掛け外の無い時間でもあった。
「頼嗣さんじゃぁ俺そろそろ帰るな」
「もう帰るのか?」
「うん明日も仕事あるしな」
「帰る前にしゃぶらせろよ」
「駄目だ。喉まだ腫れてるんだろ」
頼嗣さんが寂しそうな顔をした。
「いい子にして早く良くなれよ」
子供を諭すように俺は言う。玄関まで見送りに来てくれた。
「アリガトな。洸太、キス駄目だよな。風邪移るもんな」
首を横に振る。唇を寄せていく。唇が触れ合った。静かに離れる。またキスをした。舌を挿れる。舌が絡み合った。抱き締められる。静かに唇が離れた。アリガトに済まんな。いっぱい言ってくれた。それは最高のほめ言葉。連日頼嗣さんのマンションに通っている。頼嗣さんの世話をしてるだけで幸福感を覚えた。仕事が終わる。一目散に頼嗣さんのマンションに向った。料理に掃除洗濯。翌日の朝食と昼の弁当を作り帰宅する。帰ると深夜だ。肉体的にはちょっときつい。だが充実感を覚えた。
「ただいま…」
「お帰り」
さり気無いこんな会話が堪らなく思えた。
「カラダ…どうだ?」
「うん…まだチョッと喉痛いけどな」
「熱は…」
「37度だ」
「そうかぁ…大分いいみたいだな」
「うん…おかげさんでな」
この日も一通り家事を済ませて一緒にテレビを観ていた。
「ハイ…これ洸太にやるよ」
「なにこれ」
「開けてみろよ」
包みを開けるとそこには革製のお洒落なキーケースが入っている。キーケースには鍵が付いていた。
「えっ…」
メッセージカードが入っている。俺は呼んでみた。”いつもありがとう。お前が居てくれて助かったよ。大好きだぜ洸太…頼嗣”
「俺んちの鍵だぜ。何時でも来てくれよ」
「う、うん…ありがとう」
頼嗣さんに目を遣ると顔に歓びが輝いていた。
「なぁ…洸太」
「ん…何だよ」
「やろうぜ」
「駄目だよ。まだ喉痛いんだろ。熱もまだ有るみたいだしな」
「やりてぇんだよ。チョッとでもいいから。なっ、なっ」
俺の手を取ると股間を触らせた。
「洸太見てたらこんなになっちまった」
真剣な眼差しを俺に送ってきた
「洸太、軽く抜き合おうぜ」
「頼嗣さん…」
寝室に入る。灯りを燈した。バサバサ着ているものを脱ぐ。ガタイを晒した。頼嗣さんのちんぽは既に勃ち上がっている。俺達はベッドに潜り込んだ。頼嗣さん指が俺の唇をソーッと撫でてくる。唇が寄ってきた。柔らかな唇が触れてくる。薄く唇をあけると静かに舌が入ってきた。優しく抱かれる。舌が絡み合った。頼嗣さんの指が首筋から鎖骨に這ってくる。乳首が摩られた。
今度は指の甲で乳首が掻き上げられる。唇が離れた。
「はぁはぅぅ、頼嗣さん気持ちいい」
乳首に舌が這ってきた。舌を転がしてくる。今度は甘く歯が立てられた。逞しい腕が俺の背中に回される。抱きしめられると激しい鼓動が伝ってくる。毛深い脚が絡んできた。唇が重なる。舌が入ってきた。舌が絡んでくる。ビンビンにいきり勃ったちんぽを押し付けてきた。唇が離れ今度は俺が上になる。
頼嗣さんのちんぽに俺のちんぽを擦りつけた。亀頭同士がぶつかる。2本のちんぽを重ねて握った。
「あぁぁ堪んねぇ。洸太のちんぽ気持ちいいぜ。暖っけぇ」
「俺もいい。あぁぁあぁ気持ちいい」
我慢汁で濡れそぼっている2本のちんぽ。俺は扱き立てる。頼嗣さんの亀頭の熱が伝ってきた。クチュックチュックチュッ火照った音が鳴り渡る。ちんぽとちんぽの粘膜同士が擦れ合った。
「凄ぇいい。気持ちイイ。頼嗣さんのちんぽ凄ぇいい」
「洸太、堪らん。もっと扱いてくれ。んぁぁぁ気持ちいい」
空いてるもう一方の手で金玉を捏ねくり合わせる。4個の金玉と2本のちんぽが擦れ合った。
「よ、頼嗣さん、おっ俺やべぇ。射きそうだ」
「一緒に……射かすぜ」
俺の手の上に頼嗣さんが手を重ねる。俺達は2本のちんぽを扱き立てた。クチュックチュックチュッ卑猥な扱き音が鳴り渡る。金玉同士が触れ合った。
「んくっあぁぁ射く。あぁぁあぁ射ぐ。んぁぁんぉ射くっ」
「あぁぁあぁ射ぐ。んぁあぁぁ射く。あぁぁうぉ射ぐっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
2本のちんぽから白濁汁が吹き上がった。その汁が宙を舞い、空中で絡み合っている。揺動しながら頼嗣さんのカラダに落ちてきた。頼嗣さんに視線をぶつける。俺は頼嗣さんに抱きついていた。唇を合わせる。一端放してまたキスをした。
「本当に淫乱なんだな」
「お前のせいだろ」
俺の声に頼嗣さんが応える。俺のちんぽがギュッと握られた。
健康を取り戻した頼嗣さん。元気に仕事に復帰した。部屋の鍵を貰った俺。毎日のように頼嗣さんちに行っている。半同棲みたいな生活が始まった。掃除、洗濯そして料理。その全てが楽しい。俺の料理を喰って笑みを浮かべる頼嗣さん。それを見ると心が綻んだ。頼嗣さんの
褌にアイロンを掛ける。頼嗣さんのちんぽを包んでいた布地だと思うとちょびっと昂ぶりを覚えた。ちょっと嗅いで見る。無臭だけど少し嬉しくなった。頼嗣さんのマンションには少しずつ俺の荷物が増えている。俺と頼嗣さんの絆は少しずつでも確実に深くなっていったような気がしていた。
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