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恋の分岐点④

 穏やかな時が流れる。抱き寄せられ軽くキスされた。
「風呂入るか」
「そっすね」
頼嗣さんの言葉に俺は応えた。今浴槽に向かい合って浸かっている。ジャグジの泡がカラダを撫でてきた。
「なぁ洸太…お前可愛いよな。ガタイも面構えもいいよな。まんこも最高だよな」
「アリガト…俺も頼嗣さんの顔もちんぽもガタイも好きだぜ」
頼嗣さんの顔が紅潮していた。お湯のせいではないような気がする。目を合わせずに天井を向いていた。
「なぁ洸太つ、付き合ってくれねぇか?」
「えっそれって恋人ってことっすか」
「ああそういう事だ」
「いっすよ」
「えっいいのか」
「勿論す」
あの優しい笑顔を見せてくれた。
「それに俺…その笑顔凄ぇ好きっす」
ギュッと抱きしめられた。
「アリガト洸太…好きだぜ」
「うん…俺も好きだぜ」
今度は俺の方からギュッと抱き付いた。
「浮気しちゃ嫌っすよ」
「しねぇよ。お前こそするなよ。浮気したら陰毛そるからな」
「へへ…俺が浮気する訳ないっすよ。頼嗣さんこそ浮気したら陰毛剃るからな」
「バカやろ。しねぇって言ってるんだろ」
またあの優しい目で俺を見てくる。ケツの奥の方がまた熱くなってきた。
「腹へらねぇか?」
「うん…激しかったからな…」
「飯行くか」
「うん」
風呂を上がる。を締め直し着衣を整えた。
褌 (5)
俺達はラブホを後にする。清々しい夜風に包まれた。近くにあった定食屋の暖簾を潜る。中はリーマン達で賑わっていた。奥のテーブル席に陣取る。頼嗣さんは焼き魚定食、俺はとんかつ定食を頼んだ。料理とビールが運ばれてくる。グラスにビールを注ぎ合った。
「再会に乾杯」
頼嗣さんの声に俺は頷く。グラスをカチンと触れ合わせた。憧れの頼嗣さん抱かれ今御飯している。心がほっこりとしていた。定食をぱく付く頼嗣さんと俺。頼嗣さんが色々語ってくれた。
頼嗣さんは結婚していたけど5年前に奥さんが他界されたと言う。ご両親ももう他界されてると聞いた。1人になってあるサイトに遭遇する。系の動画を観たらチョッと興味が湧いてきたと言う。六尺バーに行ったら誘われて初体験したとの事だった。好きなタイプは年下でガタイが良く短髪な奴と言う。ポジションはタチ。挿れられた事はないと聞いた。頼嗣さんが真っ直ぐに見てくる。俺の事も聞いてきた。家庭の事情で中学卒業して工務店に就職。16歳の時現場監督に男を教えられたと話した。空手を始めた動機、楽しかった出来事、そして監督との別離。だが今は親子のように付き合っていると伝えた。
男一辺倒の俺。女は知らないと語る。若い頃の監督に頼嗣さんが似てると話した。
頼嗣さんと面と向かっていると心が開放する。自然に饒舌になった。
「お前苦労したんだな。これからは俺が付いてるからな。甘えてこいよ」
「うんありがとう」
こうして俺と頼嗣さんは付き合うようになった。飯食ってその後遣る。場所は頼嗣さんちだったり俺んちだったりたまにラブホの時もあった。最近は食材を買って頼嗣さんのマンションに行く事が多い。一緒にスーパーでカートに買い物カゴ乗っけて買い物する。何処でも見かける風景だけど俺にはそれさえデートみたいでとても楽しい。料理をするのは俺だけど頼嗣さんも手伝ってくれる。野菜洗いに皮むき。そのぎごちない手付きが可愛く見える。大の男が2人キッチンに入ると流石に狭い。俺の後ろを通る時わざと股間を擦り付けてくる。後ろから抱き付いてきたことも有った。そんな時振り向き軽くキスをする。時には我慢出来なくなってそのまま欲望の赴くまま盛ってしまう事も有った。



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日本選抜 VOL.16

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[ 2016/05/08 18:45 ] 恋の分岐点 | TB(-) | CM(0)

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