2ntブログ















恋の分岐点①

 俺、龍川洸太建築士をしている。男を知ったのは16歳の時、相手は勤めていた工務店の現場監督。実は俺、中学卒業して直ぐ就職した。小学5年の時父親が亡くなる。中学3年の時、母親も他界した。或る親戚が引き取ってくれると言う。だが上手く遣っていける自信は無い。俺は中卒で就職する道を選んだ。借家に住んでた俺。小さなアパートを借り、俺の社会人としての生活が始まった。15歳のガキの俺。みんな優しくして呉れた。怒鳴られることは何度も有る。だがそれは俺が怪我しそうな事した時だけだった。怪我するとみんなに迷惑が掛かる。仕事は少しずつだけど覚えていくと楽しい。だから経験積んで建築士の資格も取った。
 俺に目を掛けてくれる平居現場監督。年齢42歳、生きていれば俺の父さんと一緒だ。身長172㌢体重68㌔と言う。優しい眼差しで俺を見てくる。俺は父親のように慕った。あれは入社して半年、季節は秋。爽やかな風が頬を撫でてくる。現場が終わった。
「洸太、寿司喰い行こうぜ。用事あるのか」
「無いっす」
それまでも何度かご飯に連れてって貰った。現場を出る。軽トラの助手席にに乗ると車は動き始めた。車を転がすこと5分。軽トラは寿司屋の駐車場に入った。中に入る。カップル、グループ客で賑わっていた。俺達は窓際のテーブル席に着く。注文した握り寿司の飲み物が運ばれてくる。監督はノンアルコールビール俺はウーロン茶を飲んだ。冷たいウーロン茶が喉を通る。仄かな苦味が口に広がった。トロを頬張る。口の中で蕩けた。
「美味ぇ」
「そうか一杯食えよ」
柔和な表情を監督は浮かべている。俺は父さんの事を思い出した。
「なぁ洸太、お前もう女経験したのか」
「まだっす」
「もっぱらこれか」
監督が手を筒状にしている。軽く上下に動かした。
「そ、そうっす」
突然の監督の言葉に俺の顔が熱くなった。
「なぁ洸太、アダルトDVD見るか」
「みっ見たいっす」
「じゃぁ出るぞ」
「はっハイ」
俺達は寿司屋を後にする。軽トラが監督んちへと向った。初めて見るアダルトDVD。考えただけでちんぽが反応する。程なくして監督んちに着いた。
「まあ上がれよ」
「ハイ」
リビングに通され、ソファーに座る。部屋は綺麗に整頓されていた。
「コーラでいいか」
「ハイいっす」
リコーダーのスイッチを監督が入れた。DVDが流れ始める。監督はキッチンへと消えた。女がアンアン喘いでいる。男優のオス竿が女を突き込んでいた。監督が俺の隣に座る。コーラのペットボトルを渡された。
「あっ済んません。頂きます」
ペットボトルを空け、口にする。冷えたコーラが喉越しよかった。監督は焼酎の水割りを飲んでいる。俺は目を凝らし、映像を見ていた。
「興奮してるのか」
監督が俺の股間を握ってきた。
「か、監督……」
「こんなに硬くしてよぉ」
監督が目を呉れる。何時もの目では無く、火照った光を感じた。
「もっと気持ち良くしてやるぜ」
「えっ」
「こっち来いよ」
監督に手を引かれる。俺達は寝室に入った。灯りが燈される。淫猥にベッドが浮かんできた。
「脱げよ」
「うん」
俺は言われるままに着ているものを脱ぐ。監督も裸になる。監督の下着はだった。
褌 (8)
お祭りでは見たことがある。だが間近で見るのは初めてだった。日本の大人の男。そんな風に俺の目に映った。
「それも取れよ。膨らんでるぜ」
俺は全裸になるのを躊躇っていた。
「恥ずかしいのか」
俺は頷いた。
「俺も裸になる。それなら恥ずかしくねぇだろ」
俺は首を縦に振っていた。監督の手がに掛かる。監督はガタイを晒した。熟した男のカラダ。肉体労働で培った筋肉で包まれている。下半身は毛深く、男の証は既に勃ち上がっている。俺はトランクスを脱いだ。監督がにじり寄ってくる。俺のちんぽが握られた。萎えていた俺のちんぽ。監督の手中で硬くなっていく。監督が俺の足許に跪いた。金玉が握られる。ちんぽに舌が這ってきた。今度は咥えられる。監督の顔が前後に激しく動いた。監督が俺のケツを抑える。今度は金玉を摩られた。
「あぁぁ気持ちいい。堪んねぇ」
監督が俺の手を取る。監督の頭に誘導された。俺は監督の頭を押える。腰をガシガシ突き込んだ。ちんぽが監督の喉壁に摩られる。俺のちんぽがまい進した。
「あぁぁんぁ監督やべぇ射っちまう」
ジュボッジュボッジュボッ…ジュルッジュルッジュルッ卑猥な交尾音が部屋に鳴り渡る。金玉の奥が熱くなってきた。
「監督、やべぇ。口放してくれよ」
がっつり抑えられてる俺。俺は一気に上り詰めた。
「あぁぁ射っちゃう。んぁぁ射ぐ。あぁぁあぁ射くっ」
俺は監督の口の中で雄叫びを上げた。ちんぽに舌が絡んでくる。静かにちんぽが解き放たれた。監督が俺を見上げてくる。監督の喉がゴクンと鳴った。
「へへ美味ぇぜ。若いオスの汁は堪らんぜ」
監督が立ち上がる。抱き寄せられた。唇が寄ってくる。俺は躊躇した。強引に唇を合わせてくる。舌がこじ入れられた。舌が絡んでくる。静かに離れた。
「お前の汁の味だぜ。美味ぇか」
「マジイっす」
「そうか。マジイか」
監督が頭を撫でてくる。今度は軽くキスされた。精を放った俺。だが俺のちんぽは萎えていない。天を突いている。先っぽからは残り汁が垂れていた。
「元気だな」
俺のちんぽを握ってくる。監督のちんぽもビンビンになっていた。俺の手が取られ、ちんぽを握らせられる。大人の男の血潮が伝ってきた。
「もっと気持ちよくしたるからな」
「えっ」
監督の声に俺が応えた。
「ベッドの上に仰向けになれよ」
「ハイ」
ベッドの上に仰向けになる。監督が圧し掛かってきた。首筋に舌が這ってくる。同時に乳首を摩られた。俺のカラダが微動する。今度は乳首が舐め上げられた。
「あぁぁぁんぁ」
「此処感じるみてぇだな」
監督が執拗に俺の乳首を攻め立てる。今後は指の甲で掻き上げられた。乳首を攻めながら監督は俺のちんぽを握る。軽く扱かれた。指が伸びてくる。俺のケツ穴が摩られた。
「ここに俺のちんぽ挿れるぞ。いいよな」
「えっ……」
「心配するな。優しくしてやるからな」
男同士のSexではケツを使うを事くらいは知っていた。だが怖さもある。だが俺は頷いていた。両脚を抱え上げられる。ケツ穴を舐め上がられた。
「監督汚いっす」
「そんなことねぇぞ。こんな可愛い奴の穴だからな」
監督がニッと笑みを浮かべた。顔が近づいてくる。軽くキスされた。監督が俺のケツ穴を両親指で広げる。今度は尖らせた舌が入ってきた。ローションを塗り込められる。指が入ってきた。内壁が掻き撫でられる。今度は前後に動かしてきた。
「痛ぇか」
「大丈夫っす」
「指増やすからな」
俺は首を縦に振る。指が増えてきた。中を掻き撫でてくる。今度は前後に動いてきた。想定外の感覚を覚える。俺のカラダがガクガク震えた。
「あぁぁあぁ、んぁぁ」
「前立腺に当ったみてぇだな」
「前立腺……」
「男が感じるところだ。いっぺぇ哭かせてやるからな」
監督が俺の脚を抱え直した。ちんぽを俺の穴口に宛がっている。監督の顔付きが変った。何時もの優しい表情は何処かに失せている。獲物を狙う猛獣のようになっていた。俺は犯られる。拒めたかも知れない。だがこの時俺はしなかった。
「挿れるぞ。痛かったら言うんだぞ」
「うん」
監督の腰に力が入る。ちんぽが俺の中に埋め込まれ始めた。激痛が襲ってくる。俺は歯を食いしばった。
「痛ぇんだろ」
「ちょびっとだけっす」
監督がちんぽを引き抜いた。俺の内壁にローションを塗り足される。指で中を掻き撫でられた。
「監督、奥の方が切ねぇんだ」
「判った。ゆっくり挿れるからな。少し我慢しろよ。痛みが去れば、凄ぇ気持ち良くなるからな。カラダの力抜けよ」
「うん」
俺は大きく深呼吸する。務めて力を抜いた。監督のちんぽが穴口に宛がわれる。ちんぽがゆっくりと入ってきた。少し挿れては少し引く。馴染ませるように入ってくる。だが確実に俺の中に侵入してきた。
「全部入ったぜ」
監督が俺の手を取る。結合部に誘導された。
「凄ぇ全部入ってる」
監督は直ぐには動かなかった。乳首、首筋を優しく愛撫してくる。時折キスされた。俺のちんぽが握られる。萎えていた俺のちんぽが芽吹き始める。奥の方で監督に亀頭を感じた。
「監督……」
「判った」
瞼にキスされる。今度は唇を軽く合わせた。監督の腰が動き始める。ちんぽが俺の中をまい進してきた。何時の間にか痛みは消えている。それとは別に思いも寄らぬ感覚を覚えた。突き込みながら監督は俺の乳首を摩ってくる。今度はもう片方の乳首を舐め上げられた。
「あぁぁぁぁ監督気持ちいい」
「感じてきたみてぇだな。もっと気持ちよくしてやるからな」
監督の腰が突動する。大胆にちんぽが内壁を擦ってきた。
「あぁぁんぁいい。堪らねぇ」
監督の腰が猛動する。ちんぽが疾駆してきた。
「あぁぁあぁ気持ちいい。んぁんぁんぁ」
「俺も気持ちいいぜ」
グショッグショッグショッ…ヌチャッヌチャッヌチャッ結合ぶから淫猥な交尾音が鳴り響いた。俺のちんぽが握られる。激しく扱き立てられた。
「やべぇ射きそうっす」
「俺もやべぇぜ。一緒に射かすぞ」
俺は頷いた。パンパンパン…パンパンパン…パンパンパン監督のカラダが俺を叩いてくる。俺のちんぽが扱き捲くられた。
「あぁぁあぁ射ぐ。んぁぁんぉ射く。おぉぉんぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ俺は白濁汁を吹き上げた。
「あぁぁんぁ締まるぅ。あぁぁ射ぐ。んぁぁ射く。うぉぉぉんぁ射くっ」
監督が俺の中で戦慄いた。生暖かい汁を感じる。監督が覆い被さってきた。唇が重なる。静かに離れた。監督が優しい目で俺を見てくる。ちんぽが引き抜かれた。監督が俺の隣に横になる。頭を撫でられた。
「気持ち良かったか。俺は凄ぇ良かったぞ」
「うん、良かった」
「おまえのまんこ最高だったぜ」
「まんこっすか」
「あぁ男のおまんこケツまんこだ」
優しく抱き締められた。仄かに薫る監督の匂い。凄く懐かしく感じる。父さんの薫りに似ていた。俺と監督の付き合いが始まる。色んな御飯屋に連れてって貰った。遊園地、温泉、そしてドライブ。休みの日にはデートした。17歳の誕生日に連れてって貰ったフレンチレストラン。着ていくスーツ、シャツネクタイ、靴をプレゼントして貰った。 それから抱かれる度に好きになったのは間違いない。監督が通っていた空手道場にも一緒に行くようになった。好きな監督と同じことを俺もやりたいと思ったから……そのお蔭でヒョロッとしていた俺のガタイも結構いい具合になった。身長170㌢体重72㌔。ガッチリしたガタイを俺は手に入れた。
 監督との別れ、それはヘッドハンティング。監督が他の建設会社に引き抜かれたからだ。新たに監督が勤める会社はかなり遠い。だから終わりにすることにした。一年半の付き合い。色んな思い出が蘇った。最後に抱かれた晩の事を今でも覚えてる。割り切った積りの俺。だが何かが込上げ、俺はワンワン鳴いた。監督が会社を去る。暫くの間俺は放心していた。連発するミス。俺は怒られ捲くった。また独りぼっちになった俺。大きな恐怖心を覚えた。1箇月程経過する。監督から電話が着信した。出るか悩んだ俺。だが俺は出ていた。優しく力強い声が耳に響く。その声に俺は諭された。今俺達は親子のように付き合っている。時々来る監督からのメール。年に1度位はご飯する。監督に新たな男が出きたと聞いた。素直に良かったと思っている。この前電話で早く良い男見つけろと言われた。
 監督の影響ってやっぱ大きいと思う。今俺も髭生やしている。六尺もたまに締めるようになった。今俺が好きになる人は監督に似ている。男らしくて優しい年上のタチ。それに髭生やしている人が良い。たまに六尺バーにも行っている。何人かに人とは付き合った。だが何かが違う。早く誰かの者になりたい。だけど思うように成らないのも事実だ。街路樹が幼い緑を醸し出している。俺は32歳の初夏を迎えた。



絶倫の鬼

絶倫の鬼


GENMU[ゲンム]Capsule G-Square

GENMU[ゲンム]Capsule G-Square


乱交野郎館

乱交野郎館


Gweblog - ゲイウェブログ -
エログ-(エログランキング)SGLRにほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村
[ 2016/05/08 19:07 ] 恋の分岐点 | TB(-) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する