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ほぐし処銀次④

 季節が巡る。銀次さんと知り合って1年。また初夏を迎えた。俺の奥深い所に銀次さんは棲み付いている。それは銀次さんも同じだと言う。何時の頃からが俺は銀次兄ぃと呼び始めた。
 2週間前から俺達は銀次さんちで一緒に暮らしている。今日格闘技団体チームSpierに呼ばれた。午後の陽光が穏やかに照らしてくる。俺達は電車で向った。
「銀次兄ぃ、何の用事なんだ。俺まで呼ばれてさ」
「行けば判るぜ」
銀次兄ぃに目を遣る。意味深な笑みを浮かべていた。電車を乗り継ぎ、小一時間。俺達はチームSpierに着いた。
「よぉ待ってたぜ」
「おおアリガトな」
チームSpierの相田さんの声に銀次兄ぃが応える。俺は傍らで会釈した。チームSpierの相田さん。DVDで見たことがある。お会いするのは始めてた。ゴツいカラダをしている。だが表情は柔和だった。年齢43歳、身長は175㌢の髭坊主。中に入る。リングの上でメンバー達が練習していた。
「これに着替えてくれ」
「判った」
相田さんの声に銀次兄ぃが応える。紙袋を2つ渡されていた。今ロッカーに居る。銀次兄ぃに紙袋のひとつを渡された。中を開ける。真っ白な練習着とシューズが入っていた。
「これって……」
「着てみろよ」
銀次兄ぃを視線が交差した。訳が判らなかったが俺は着替える。バックプリントでSpier、その下に土橋 大地と記されていた。
「行くぞ」
「うん」
銀次兄ぃの言葉に俺が応える。ロッカーを出た。銀次兄ぃが手を握ってくる。俺達はリングへと向った。中に入る。男達の歓声が湧き起こった。リングに入る。センターに立った。
「ただ今より銀次の引退セレモニーを執り行う。おまえらも知ってると思うがこいつらは今一緒に棲み始めた。硬い絆で結ばれている。ガタイにそして金玉をお前らもマッサージしてもらってるよな。そんで抜いて貰ってる。銀次には抜き部分だけ引退させるからな。片倉ゴングならしてくれ」
カウントダウンが始まる。ゴーンゴーンと鳴り響いた。俺は知らなかったが銀次兄ぃはSpierの選手達に睾丸マッサージもしていたらしい。ゴングが6回鳴らされた。
「ちょっと待ってください」
俺は大声を張り上げる。ゴングが止まった。
「睾丸マッサージは腰痛、背中の痛みの緩和にもなるマッサージっす。止めることないっす。俺は構わないですから……」
「いいのか大地、お前の愛する男が他の男のちんぽ扱いて射精させてんだぞ」
「いっす。これからも銀次兄ぃの神の手使ってやってください」
「判った」
相田さんがポツリと声にした。
「その代わり見せて欲しいっす」
「えっ……」
俺の突然の提案に相田さんが声にする。表情が明らかに戸惑っていた。
「みんなも見たいっすよね」
「おお」
男達が野太い声を上げる。今度は拍手が湧き起こった。
「判った」
相田さんが声を上げる。下半身を晒した。
「どうせなら上も脱いじゃってくださいよ。試合の時みたいに……」
鋭い視線をぶつけてくる。俺はぶつけ返した。晒された相田さんのガタイ。ぶ厚い筋肉に覆われている。相田さんはリング中央に仰向けになった。
「やってくれ」
「判った」
相田さんの声に銀次兄ぃが応える。今度は俺に視線を飛ばしてきた。
「大地、ローションねぇから、相田さんの金玉舐めてやれよ」
「えっいいの」
「あぁいい」
俺は相田さんの金玉を手の上で転がした。金玉を1個ずつ口に含むと舌を絡める。静かに金玉を離した。睾丸マッサージが始まる。銀次兄ぃの神の手が相田さんの金玉を揉んでいた。ちんぽ軽く握る。グイッグイッグイッと相田さんのちんぽが勃ち上がってきた。今度は金玉を引っ張っている。先っぽから我慢汁が溢れていた。
「大地……」
銀次兄ぃの言葉が耳に届いた。
「判った」
俺は相田さんの亀頭の括れに舌を這わせる。舌先で擽った。今度はちんぽに舌を当てる。ジュルジュル舐め上げた。
「あぁぁんぁ、はぅ」
相田さんが野太い喘ぎを上げた。カラダが左右に捩れる。俺の舌がちんぽから離れた。銀次兄ぃが相田さんのちんぽを扱き立てる。クチュックチュックチュッ卑猥な手扱き音がリングに鳴り渡った。気付くとメンバー達がリングにかぶりついている。銀次兄ぃが相田さんの金玉を握りながら、ちんぽを扱き捲くった。
「あぁぁんぁやっべぇ。射きそうだ」
「いいぞ。射けよ」
相田さんの声に銀次兄ぃが応えた。扱く速度に拍車が掛かる。相田さんの亀頭が微かに膨らんだ。
「あぁぁんぁ射ぐ。うぁぁあぁ射く。あぁぁうぅ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ相田さんが白濁汁を吹き上げた。銀次兄ぃの手が止まらない。更に激しく扱き立てていた。
「あぁぁんぁ射ぐ。うぉぉんぁ射ぐ。あぁぁぁぁぁ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ相田さんが乳白色の男の粘液と飛ばした。その汁が宙を舞い揺動している。静かに相田さんのカラダの上に舞い降りた。選手達の目がギラ付いている。今度は拍手が湧き起こった。
「大地、綺麗にしてやれよ」
「うん」
俺は相田さんのちんぽを咥えた。舌を絡める。汁を拭うとちんぽを放した。口の中に男の薫りが広がる。相田さんが俺と銀次兄ぃに目を呉れた。
「銀次に大地アリガトな。気持ち良かったぜ」
相田さんの声に俺達は頷いた。俺達は勃ち上がり、リングを下りる。リング下に円座になった。缶ビールが配られる。プルトップがプシュッと開けられた。
「銀次に大地、同棲おめでとな。幸せになれよ。大地お前は俺達の仲間だぞ」
「は、ハイ」
相田さんの言葉に俺は応える。銀次兄ぃが隣で頷いていた。
「乾杯……」
「おお……」
相田さんの声に俺達は野太い声を張り上げた。冷たいビールが喉を通る。カラダに沁みてきた。
 今俺達はシャワーを浴びる為着ている物を脱ぎ始める。銀次兄ぃに視線をぶつけた。
「銀次兄ぃも睾丸マッサージの時しゃぶったりするのか」
「しねぇよ。今日はローションも蒸しタオルもなかったからな。もしかして妬いてるのか」
「そんなことねぇよ」
俺達は脱ぎ終わる。晒された2人のガタイ。銀次兄ぃのちんぽが微かに息づいている。痛いように視線を感じた。
「大地、お前が相田さんのちんぽしゃぶってるの見て興奮したぜ。しゃぶってくれよ」
「誰か来たら困るだろ。たくもう……」
「来ねぇよ。今今度の試合のことでミーティング中だからな」
「判った」
俺は銀次兄ぃの足許に跪いた。ちんぽを握りながら舌の上に乗せる。銀次兄ぃのちんぽが硬度を増してきた。唾液をまぶすように舌を這わせる。今度はちんぽをジュルジュル舐め上げた。俺の舌がジグザグに這い下りる。今度は横咥えして舌を這わせた。
「き、気持ちいいぜ」
ちんぽを解放し視線を飛ばした。
「はぁ美味ぇ」
「いやらしい顔してしゃぶってるな。その顔好きだぜ」
俺は銀次兄ぃのちんぽを咥える。呑み込み始めた。銀次兄ぃの腰が突動する。俺の喉壁を亀頭が擦り捲くった。銀次兄ぃの金玉を摩る。同時に俺の顔が前後に動いた。グイッグイッグイッと俺のちんぽが勃ち上がってくる。一気に天を衝いた。
「いいぜ。もっと舌絡めてこいよ」
俺の首が縦に振られる。銀次兄ぃのちんぽに執拗に舌を絡めた。濃い陰毛が肌を撫でてくる。ジュボッジュボッジュボッ…ジュルッジュルッジュルッ淫猥な尺八音が耳に響いた。
「射かすぜ。たっぷり呑ませてやるからな」
俺は頷いた。銀次兄ぃのちんぽが口の中を突き刺さってくる。口の中の粘膜に亀頭が纏わり付いてきた。
「あぁぁんぁ射ぐ。あぁぁんぉ射く。あぁぁあぁ射くっ」
銀次兄ぃの汁が喉奥にぶつかってくる。金玉を摩りながらちんぽに舌を這わせた。ちんぽが引き抜かれる。俺は銀次兄ぃを見上げた。俺の喉がゴクンと鳴る。濃厚な汁が喉を通り体内へと流れていった。
「はぁ美味ぇ」
「相田さんのとどっちが美味ぇんだ」
「銀次兄ぃに決まってるだろ」
俺は頬を膨らました。銀次兄ぃが俺の勃起を脚で摩る。俺のカラダがビクンと震えた。
「こんなに勃たせてよぉ。淫乱坊主だな」
「仕方ねぇだろ。好きな人のちんぽしゃぶってるんだから」
「交代だ」
銀次兄ぃが俺の足許に跪く。俺は立ち上がった。ちんぽを握られる。同時に金玉がしゃぶられた。今度がちんぽを舐め上げられる。我慢汁が溢れ出てきた。
「あぁぁ気持ちいい。堪んねぇ」
ちんぽが咥えられる。顔を前後に動かしてきた。銀次兄ぃが俺の手を取る。頭を抑えさせられた。銀次兄ぃの頭を引きながら腰を突動させる。喉壁がちんぽに絡んできた。
「んぁぁんぉぉいい。あぁぁ気持ちイイ」
金玉の真ん中の縫い目が擦られる。今度は竪琴を奏でるように指が這ってきた。
「あぁぁちんぽいい。金玉いいよぉ」
俺はちんぽをガシガシ突き込んだ。舌が纏わり衝いてくる。オス汁が金玉の奥で蠢き始めた。
「やべぇ、射きそうだ」
銀次兄ぃが頷いた。俺の腰の動きに拍車が掛かる。銀次兄ぃの顔が前後に抽動した。
「んぁぁあぁ射く。うぁぁあぁ射く。あぁぁあぁ射くっ」
俺は銀次兄ぃの喉奥目掛けてオス汁を撃ち放った。ちんぽに舌が絡んでくる。静かに解き放たれた。銀次兄ぃと視線が交差する。銀次兄ぃの喉がゴクンと鳴った。銀次兄ぃが立ち上がる。抱き寄せられた。唇が寄ってくる。軽く触れると舌が入ってきた。舌が絡んでくる。俺は絡め返した。背中に回された腕に力が籠もる。静かに唇が離れた。
「シャワー浴びるぞ」
「うん」
銀次兄ぃの声に俺は応えた。其々シャワー浴びる。を締め直し、着衣を整えた。ミーティングルームに行き挨拶を済ませる。俺達Spierを後にした。西の空に陽が傾き始めてる。空がオレンジ色に染まっていた。
西日
「銀次兄ぃキスしたくなった」
「さっきしたろ」
「いましたい」
「言い出したらガキみてぇになるもんな」
俺の手が引かれた。Spierの玄関脇の大木の陰に隠れる。銀次兄ぃが真っ直ぐに見てきた。
「愛してる。大地」
「俺も愛してる」
両肩に手を置かれる。唇が寄ってきた。静かに触れ合うと舌が深く入ってくる。俺達は舌を絡め合った。背中に銀次兄ぃの腕が回ってくる。きつく抱き締めらた。火照った銀次兄ぃの舌を感じる。静かに唇が離れた。
「銀次、大地ヒューヒューだぜ」
相田さんの声が聞えてくる。俺達は見られていた。相田さんとメンバー達が目を凝らしている。眩い視線を飛ばしてきた。顔が熱くなってくる。銀次兄ぃの頬も赤くなっていた。
「早く帰ってやれよ」
「わっ判った」
相田さんの声に銀次兄ぃが応える。その声はかなり上擦っていた。俺と銀次兄ぃが頭を下げる。駅へと向った。大きな安堵と幸せを与えてくれた銀次さん。今日は新たな仲間を与えてくれた。初夏の夕刻の風が頬をなでてくる。茜色の空が星空に変った。さり気無く銀次さんの手を握る。握り返してくる銀次さんの手から大きな温もりを感じた。



猛牛

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BEAST GOLDEN DISC 023

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[ 2016/05/15 19:04 ] ほぐし処銀次 | TB(-) | CM(0)

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