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禊③

 夜の黒が朝の白に包まれる。俺は目覚めた。兄貴はまだ眠っている。俺はそっとベッドを出た。朝飯の準備をする。魚を焼きながら、和え物を作った。味噌汁の良い匂いがしてくる。のそのそと兄貴が現れた。
「おはよう」
「あっおはようございます」
兄貴の言葉に俺は返した。テーブルに料理を並べる。俺達は向かい合って座った。一緒に炊きたての御飯を食べれる。細やかな幸せを感じた。食事が終わり、ソファーに並んで座っている。俺達は淹れ立ての珈琲ーを啜った。
「天気いいしどっか出掛けようぜ」
「うん」
映画に食事そしてドライブ。土曜日、日曜日と色んな所に連れて行って貰った。俺の心が癒されるようにと……勿論夜は交尾した。
「じゃぁ帰るぞ。大丈夫だな」
「うん、大丈夫っす」
玄関まで見送った。軽く唇を合わせる。静かに離れた。
「じゃぁまたな」
「うん、じゃぁまた」
兄貴の声に俺は応える。ドアが開き、バタンと閉じた。今リビングのソファーに座っている。色々思い浮かべていた。目を瞑る。1人はケン、もう1人はテツって呼び合っていた。首筋にホクロにお洒落なシルバーリング。ムスク系の香りがした。何処かで逢ったことが有る気がする。俺は深慮した。俺の脳裡に過ぎる。もしかしたら、あいつかも知れない。あいつならこの家も知ってる。ムスク系のコロンそしてあの指輪。特注で作って貰ったって言っていたのを覚えてる。そしてあのほくろ。タレントの誰かと同じところに有ると言っていた。あの2人は賢祐さんと徹平さんのような気がする。あの2人とはゲイバーで知り合った。賢祐さんはこの近くに住んでいる。1度タクシーで送って貰った。俺んちを知っていてもおかしくない。繋がった。賢祐さんは38歳で坊主頭少し厳つい感じがする。外見はタイプなんだけど言葉の節々に感じる刺々しさは好きになれなかった。徹平さんは36歳でスポーツ刈りにしている。強面な顔付きだ。性格は結構優しい所がある。俺は賢祐さんにも言い寄られた。その頃まだ兄貴とは付き合っていない。だが付き合っている人が居るからと俺は断った。翌日兄貴に連絡を取りこの事を伝える。俺達は2人に罰を与えることにした。以前は週末には必ずと言って良いほど賢祐さんはその店に来ている。来るかどうか判らなかったけど俺は久しぶりに行き張ってみた。週末の金曜日。時刻は8時を回っている。賢祐さんはやってきた。
「あっ賢祐さんご無沙汰してま~す」
「おっおお、翔汰、久しぶりだな」
何気に動揺しているようにも見えた。
左中指にあの指輪を嵌めている。このコロンの香り間違いない。俺は確信する。この前の犯人の一人だ。他愛無い会話をする。少しドキドキしてきた。
「俺さ、捨てられちゃったんだよ」
「えっ……」
俺の言葉に賢祐さんが応える。表情が微かに驚愕していた。
「彼氏に振られた」
「そ、そうかぁ…またイイ奴見つかるよ頑張れよ」
「うん、ありがとう」
カウンターに下で軽く手を握ってみる。すると賢祐さんは乗ってきた。
俺の膝に自分の膝を押し当ててくる。勿論俺は押し当て返した。満面の笑みを浮かべている。俺はトイレに立った。兄貴にメールを送る。微かな興奮を覚えた。
”獲物が罠に掛った。計画は予定通り!”
俺達は店を出た。
「イイのか」
賢祐さんの声に俺は頷いた。
「前に何度か誘ってもらった事有ったよな。その時俺付き合ってる奴いたから断ったよね。ホントはチョッと嬉しかったんだぜ」
「そ、そうかぁ。タイミング悪かったんだな」
「あのさ、この前お土産で頂いたバーボンあるから俺の部屋で呑み直しませんか」
「おおイイねぇ」
酒の入ったカラダに夜風が気持ち良く当たってくる。エネルギーを呉れているように感じた。空はどんよりしている。月も星も出ていない。街頭の灯りが薄暗く照らしてくる。
夜 (9)
これから起こる事を予測してるように思えた。賢祐さんに視線をぶつける。少し鎌をかけてみた。
「俺んちって覚えてる」
「ぼんやりとな」
「商店街を抜けると小学校あるだろ。そこの正門を過ぎて100㍍位行った所だぜ」
「ああ、何となく思い出したよ」
そしてもう少し確信に触れてみた。
「実はさ、2週間位前なんだけど2人に回されたんだよ」
目を遣るとチョッと表情が曇っている。夜目にも判った。
「えっ……だ、大丈夫だったのか?」
「うん、それどころかさ、その時最初に掘ってくれた人の事忘れられなくなっちゃってさ。顔も判らないけどすげぇ感じちゃったんだ俺。カラダが覚えてるんだ。俺って変態だよな」
「そんな事ねぇよ。じゃぁ今夜は俺が感じさせてやるからな」
「へへ何か照れくさいな」
マンションに着いた。ドアを開ける。先に賢祐さんを入れ鍵を掛けた。後ろから賢祐さんの背中を軽く押すようにしてリビングの扉を開ける。中に入れると俺は賢祐さんをを羽交い絞めにした。
「お前だな。翔汰を回したのは……」
「だ、誰だ」
「崇文って言うんだよ。よ~く覚えとけ。もう1回聞く。翔汰を回したんだろ」
「お、俺はしてねぇ…」
兄貴が脚を上げる。踵が賢祐さんの金玉目掛けて突き進んだ。兄貴の踵が軽く賢祐さんの金玉に軽く触れる。賢祐さんのカラダが左右に捩れた。
「んぐっ…んがっ…何しやがるんだ」
「俺はテコンドー4段だぜ。今度は手加減しねぇからな。金玉潰れるぜ」
兄貴は賢祐の綿パンとパンツを一気に引き降ろした。金玉をギュギュっと握る。賢祐に視線を飛ばした。
「俺忘れねェぜ。このムスク系コロンの匂いとその指輪…賢祐白状しろよ」
「おら正直に吐けよ。金玉潰ぶれるぞ」
兄貴の手に力が籠もる。賢祐の表情が翳った。賢祐が兄貴に唾を吐き掛ける。一瞬手の力が抜けた所で兄貴目掛けて蹴りを入れた。
「判んねぇみたいだな」
兄貴の脚が振り上げられる。俺は賢祐のちんぽを握り上に上げた。露わになった賢祐の金玉。兄貴の踵が賢祐の金玉目掛けて突き進んだ。
「止めてくれ。言うから止めてくれよ」
「土下座しろ」
俺は羽交い絞めを解いてやった。
「どうなんだ?」
「俺が翔汰を犯しました。本当に御免なさい。ずっと好きだった。溜まってたしやりたくて仕方なかった。済みませんでした」
賢祐はプルプルとカラダを震わせていた。
「四つん這いになれよ。これから翔汰がされた事と同じ事してやるからな」
その瞬間逃げ出そうとした。そこを兄貴に脚を掬わる。俯せに倒れ込んだ所で兄貴は馬乗りになった。脱がせた綿パンからベルトを外すと後ろ手に縛る。賢祐は囚われの身に成った。
「観念しろよな。そんな恰好で逃げ出せる訳ねぇだろ。それよりお前の好きな奴に掘ってもらえるんだぞ。ありがたく思えよ」
「翔汰、その前に儀式だ」
兄貴は賢祐を仰向けにすると胸の上に跨った。俺は賢祐の膝の上に乗った。
「何だ。儀式って…」
「お前の陰毛を剃る。イイな」
「止めろ…止めてくれ」
「うるせぇ。駄目だ。翔汰やれ」
俺は賢祐の濃い陰毛にシェービングクリームを塗り込める。剃刀を当てた。
「や、止めてくれ。頼む」
賢祐が声を上げる。言葉が弱くなっていた。
「ジッとしてろよ。ちんぽ切っちまうからな」
俺が声を上げた。ジョリッジョリッっと陰毛が剃られる。子供みてぇになっていた。
「さあ綺麗になった所で始めるか」
「そうっすね。賢祐本番始めるからな」
兄貴の言葉に俺は応える。賢祐は恐怖の為かカラダをガクガクと震えさせていた。
「賢祐、気持ち良さで震えさせてやらうからな。楽しみに待ってろよ」
俺が言い放った。賢祐を四つん這いにする。ローションを手に取りケツ穴に塗った。
「賢祐…俺はお前みたいに手荒な事はしねぇ。ちゃんと解してやるからな」
「頼むから、止めてくれ。俺ケツやった事ねぇんだ」
「うるせぇ。お前らも俺にやったろ。同じことしてやるだけだぜ」
指をゆっくりと挿れていった。少し引いてはまた挿れる。それを何度か繰り返した。指が2本に増える。内壁を撫でたり、掻きまわした。賢祐の雄穴は広がる。指は3本に増えた。掻き撫でてるとコリコリとした所に当たる。前立腺を擦ったみたいだ。
「はぁ…はぅ…はぁぁ」
賢祐の口から切なげな声が洩れてきた。
「賢祐…気持ちイイのか?」
俺の声に賢祐は首を横に振る。俺は執拗にそこを擦ったり指先で小突いてみた。
「んくっん、あっあ、あ、あぁぁんぁ」
指を引き抜いた。俺のちんぽにローションを塗り込める。賢祐の穴口に宛がった。
「いくぜ。賢祐、これからここをまんこに仕上げるからな」
「嫌だぁ止めてくれよ」
「ギャーギャー喚くな」
俺の腰に力が籠もる。ちんぽが賢祐の中に突き進んだ。
「んぎゃぁ痛てぇ。痛てぇ。む、無理だ」
極度の緊張のせいか賢祐の処女ケツはかなりきつい。俺は一端ちんぽを引き抜いた。ローションのボトル口と直接賢祐のケツ穴に当てる。ローションが賢祐のオス穴に注入された。ちんぽを穴口に宛がう。俺の腰に力が入る。ちんぽが賢祐の中をまい進し、俺は根本迄埋め込んだ。
「い、痛てぇよぉ。抜けよ。抜いてください。お願いします」
「駄目だ。抜かねぇ。んくぅ処女ケツきついぜ。ちんぽ千切れそうだ」
ガシガシと小刻みに腰を動かしていく。馴染み始めたまんこがちんぽに絡んでくる。腰をグイッと引き奥壁目掛けて突き込んだ。
「んがぁ痛てぇ。止めてくれよ。もう勘弁してくれよ。壊れちまうよぉ」
「うるせぇ奴だな。これでも咥えとけ」
兄貴が賢祐の傍らに行った。賢祐の口を抉じ開ける。ちんぽを咥えさせた。
「おらちゃんと舌絡めろよ」
賢祐は目に涙を溜めながら兄貴の巨竿をしゃぶっている。今度は口に咥えた。兄貴が賢祐の頭を抑える。腰をガシガシつきこみはじめた。ジュルッジュルッジュルッ…ジュグッジュグッジュグッ淫靡な音が奏でられてる。兄貴の顔が近づいてきた。唇が寄ってくる。賢祐の上下のまんこを犯しながら俺は兄貴とキスをした。
「ん、んん、ん、んん」
賢祐の口からくぐもった声が洩れ始める。縦横無尽に這い回っていた俺のちんぽ。賢祐のイイ所に当たり始めたようだ。
「こいつ犯されながら感じ始めてるぜ。汁洩らしてるもんな」
俺は突き込む速度を増していった。
「んくっんぁぁ、んくっんはっ」
俺の腰が突動する。ちんぽが賢祐の中を疾駆した。賢祐にしゃぶらせながら、兄貴は賢祐のちんぽを握る。激しく扱き立てていた。
「んぁはぁ、射きそうっす」
俺の腰が猛動する。賢祐の中をちんぽが疾駆した。
「あっ駄目、射っちゃう。あぁぁ射ぐ。んぁぁんぉ射くっ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ賢祐のちんぽから白濁汁が飛び出した。
「俺も射かすからな…賢祐…もっとまんこ絡めろよ。締めろ…」
俺は腰を激しく振る。賢祐のまんこが連動するように締め付けてきた。
「んぁぁあぁ堪んねぇまんこだぜ。んぁぁあぁ射ぐ。んぉぉんぉ射ぐ。あぁぁあぁ射ぐっ」
賢祐の膣壁に男の汁を打ち付ける。ゆっくりちんぽを引き抜くと賢祐の口元に差し出した。
「掃除しろ」
俺の声に賢祐が躊躇している。強引に賢祐の口をこじ開けた。視線をぶつける。ちんぽを口の捻じ込んだ。ちんぽを賢祐の喉壁に擦り付ける。静かにちんぽを引き抜いた。
「今度は俺の番だぜ」
兄貴が賢祐の両脚を抱え上げる。ちんぽを賢祐の穴口に宛がった。兄貴の腰に力が入る。一気にちんぽが埋没した。
「すげぇ…兄貴のあのデカ魔羅一発で呑みこんだぜ」
「こいつのまんこ堪んねぇ。すんげぇ締まるしトロットロッだぜ」
兄貴の突き込みに拍車がかかっていった。
「あぁぁ堪んねぇ。気持ちいい。あぁぁんぁもっと激しく突いてくれ」
「どこ付いて欲しいんだ。はっきり言ってみろ」
「い、今突かれてる所っす」
「判んねぇな。止めるぞ。抜くからな」
「嫌だ。ま、まんこもっと突いてください」
兄貴の腰に力が漲った。兄貴の腰が烈動する。ちんぽが賢祐の中を爆進した。
「んぁぁんぉ洩れる。あぁぁあぁ洩れる」
ドビュッドロッドロッドロッ賢祐は白濁汁を洩らした。
「賢祐、おまんこ絡めてこいよ」
コクコクと頷く賢祐。ちんぽからは残り汁がタラりと垂れていた。まんことちんぽが交差する。グショッグショッグショッ…ジュグッジュグッジュグッ結合部は泡立ち、卑猥な交尾音を響かせていた。
「射かすぜ。賢祐、種付けてやるぜ。あぁぁあぁ射ぐ。んぁぁあぁ射く。あぁぁうぅ射ぐっ」
兄貴は賢祐の中で戦慄いた。兄貴は賢祐からちんぽ引き抜く。賢祐を抱き起し座らせた。
「翔汰仕上げだ」
「おお…兄貴」
俺と兄貴は賢祐の口元でちんぽを扱いた。
「口開けろ」
空いてる手の指で兄貴は俺の乳首を摩ってくる。俺も兄貴の乳首に指を這わせた。
「んぁぁぁぁ賢祐呑めよ」
「こっちもだぜ賢祐」
俺の言葉に兄貴が応えた。
「兄貴ぃ一緒に出すぜ」
「おお」
「んぁぁぁぁ射く射く。あぁぁんぉ射く」
「俺も出すぜ。んぉぉあぁぉ射くっあぁぁ射ぐ」
ドビュッドビュッドビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ…ビュッビュッビュッ
ドビュッドビュッドビュッ…ビュッビュッビュッ…ビュビュッビュビュッビュビュッ
2本のちんぽから白濁汁が飛び出した。その汁が放物線を描いている。賢祐の口、顔に舞い降りた。兄貴と視線が交差する。俺達はちんぽを賢祐の口にぶち込んだ。賢祐の舌がちんぽに絡んでくる。俺と兄貴は賢祐にちんぽをしゃぶらせながらキスをした。ちんぽを引き抜く。俺と兄貴は賢祐の両脇に座った。兄貴が賢祐と唇を合わせる。今度は俺が賢祐にキスをした。両手を縛っていたベルトを外してやる。
兄貴と視線が交差した。
「終わったな」
「うん、兄貴ありがとう」
「翔汰、本当にごめんな」
賢祐が俺に目を呉れる。賢表情から険しさは消え穏やかになっていた。
「もうイイよ。禊は終わったんだからな」
兄貴が提案してくれた禊の第1幕が幕を降ろした。



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[ 2016/05/22 17:42 ] | TB(-) | CM(0)

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