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組子の家⑤

参照:組子とは、簡単にいうと釘を使わずにを組み付ける技術です。 飛鳥時代から長い年月をかけて磨きぬかれた木工技術と言われてます。伝統的な技術組子。職人達の情熱により受け継がれてきました。欄間、照明器具、屏風などが作られています。

 榊原エステートさんの建売住宅”木の薫り”。家が建ち始める。反響が凄かった。お客様との契約が終わる。キッチン間取りなど幾つかの設計変更を依頼された。忙しい日々が始まる。全ての家が建ち終わり、引渡しも終わった。”木の薫り”のシリーズ化が決まる。建匠”心”も波に乗ってきた。
 俺の1年の出向生活も終わりを告げる。季節が流れ、初秋を迎えた。綾香姉ちゃんと隆児さんの挙式が決まる。新居は隆児兄ちゃんの部屋と隣接していた6畳の部屋を合わせ寝室を作った。挙式が終わり、今俺は綾香姉ちゃんと同じ屋根の下で暮らしている。ひとつ残念なことが有った。それは挙式の時。俺は隆児兄ちゃんの同僚として出席した。望月家に酒を注ぎにいく。義父さんに拒まれたことだった。会社を立て直した俺。だが会社を追われたことを恨んでいると母さんから聞いた。季節が巡る。街には春の色があちこちで見られた。勝元さんと付き合い始めて1年半を迎えようとしている。俺は抱かれる度に好きになった。勝元さんに挿れることも有ったけど掘られることが多い。カラダだけでなく心も奪われている。も締めるようになった。引き締まって気持ちがいい。洗濯するとだけは自室に干した。既に俺の奥深い所に勝元さんが棲んでいる。途轍もなく大切な存在になったのは間違いない。俺は31歳、勝元さんは38歳を迎えた。今俺は勝元さんと勝兄ぃと呼んでいる。隆児さんも兄ちゃん、ちょっと意味合いが違うから呼び方を少し変えた。
 今輝元さん達から家を建てる話を持ち掛けられてる。母さん一家、俺と勝兄ぃ、輝元さんと裕之君が住む家だ。みんなも乗り気になっている。この話を持ち掛けた時母さんは離婚を決意したみたいだ。義父さんと別れて俺達と住みたいと言う。失った俺との時を取り戻したいと聞いた。
 俺と隆児兄ちゃんとで煮詰めている。施工するのは勿論倭工務店。親父っさんが費用は原価でいいと言ってくれた。その代わり最高の家を建てろと言う。土地は既に郊外に確保してあると勝兄ぃから聞いた。3世帯住宅ではなく大きなシェアハウスにしたいと思っている。図面が出来上がり工事の段取りも終わった。もう直ぐ工事に入る。また母さんと暮らしたいという俺の夢が叶う。心が浮いた。俺達の家の工事が始まり3箇月余りを迎える。1階に母さん達瀬戸家の居室。2階には俺と勝兄ぃそして輝元さんと裕之君の部屋を作った。其々独立したベランダ。若い女性の麗奈が居る。洗濯物を見られるのが嫌だと思ったからだ。風呂場は1階にひとつ2階にはふたつ有る。木工所に頼んであった数々の家具の設置が済んだ。大型冷蔵庫、3台の洗濯機などの家電も其々の場所に置かれる。カーテンも取り付けられた。玄関には3家族の表札が掛けられる。俺達の家が完成した。母さんの離婚が成立する。慰謝料は無いと言う。財産分与は500万で購入したマンション。半分の250万を10年で払うと聞いた。時刻は7時を回っている。穏やかな風が肌を撫でてきた。今みんな家の前に集まっている。輝元さんが施錠を外した。ドアを開ける。灯りを燈した。天井に設置された組子で出来た大型照明器具。途轍もなく穏やかな灯りを照らしてきた。其々の部屋を回る。利便性を追求した家具達、組子の技術を駆使した様々な照明器具。みんなが驚愕する。歓喜の声を上げた。建具、欄間の組子。木で出来た絹織物のように見える。家族が増える可能性がある駿。その為広いスペースを用意した。今は半分可動式壁で仕切ってある。だが何れ全スペースを使う時が来ると思った。俺達は3階に上がる。片方の三角屋根一面を大きな可動式天窓にした。その下には大型のソファー。ソファーがローテーブルを囲んでいる。天窓のスイッチを入れた。天窓がゆっくりと開く。外は曇っている。残念ながら暗い夜空が広がってるだけだった。今俺達は大きなダイニングテーブルを囲んでいる。親父っさんが満面に笑みを浮かべていた。
「素晴らしい家だな。機能的だしプライバシーにも配慮してある。それに温もりがある良い家だ。ホームページとパンフレットに載せるぞ。知哉、隆児、良くやったな」
「ありがとうございます」
俺と隆児兄ちゃんは声を上げながら頭を下げた。
「今回の組子最高だぜ。流石組子工房”元”だな」
「ありがとうございます」
親父っさんの声に輝元さんが応えた。勝兄ぃと裕之君が至福の表情を浮かべている。輝元さんが視線を裕之君に飛ばしていた。
「裕之みんなに配れよ」
「うん」
輝元さんの言葉に裕之君が応える。巾着袋を取り出すと家の鍵を配り始めた。鍵には組子のキーホルダーが付いている。微妙に組子の表情が違って見えた。
「えーとこっちが彩香さんと隆児さん、こっちが社長と奥さんの分す。ハイ」
社長達に鍵が渡される。視線を輝元さんにぶつけていた。
「えっ俺達にもですか」
「勿論です。ゲストルーム2つ有ったでしょ。あれは社長夫妻と隆児夫妻の部屋だと思っていいですよ」
親父っさんの声に輝元さんが応えた。
「ありがとうございます」
4人の声が重なった。
「このキーホルダー余り木で裕之が作ったんです」
輝元さんが声にする。傍らに居る裕之君がはにかんでいた。
「凄く可愛い。名前まで入っているのね。嬉しいわ」
「あっありがとうございます」
麗奈の声に裕之君が応えた。
「裕之、イッチョ前な組子職人になってきたな」
「そっすか。嬉しいっす」
親父っさんの声に裕之君が応える。みんなが優しい目で見ていた。
「俺もこんな家の設計してみてぇな」
駿がポツリと声にした。
「ここに2人も手本居るんだから頑張れよ」
「ハイ、頑張ります」
親父っさんの声に駿が応える。表情がやけに昂揚していた。
「駿、一級建築士はどうするんだ」
「あと少し経験すれば受けられるから目指すよ」
隆児兄ちゃんの声に駿が応える。隆児兄ちゃんが俺に視線をぶつけてきた。
「あの参考書もうお前には必要ねぇだろ。駿に呉れてやれよ」
「うん、俺もそうする積りだったよ」
隆児兄ちゃんから貰った一級建築士の数冊の参考書。あの参考書のお蔭で俺は一級建築士に受かったと思っている。駿に視線を飛ばした。
「引っ越してきた時に渡してやるからな」
「うん、隆児さん、兄ちゃんありがとうございます」
駿の顔が綻んでいた。
「最初、ゲイだって知哉から言われた時ちょっと吃驚したけど私にこんな素敵な家族授けてくれてありがとね」
母さんがぽつりと声にする。親父っさんと二階堂母ちゃんが首を縦に振っていた。
「そんなこと無いっすよ。俺達が望んだことっすからね」
輝元さんが言葉にする。傍らで勝兄ぃが頷いていた。俺は何時だったか勝兄ぃに母さんとまた一緒に住みたいと言ったことがある。それを汲んで呉れたのだと思った。
「でもみんな素敵な人と一緒になれて良かったわね。私は男を見る目が無かったから…みんな幸せになるのよ。私も目一杯応援するからね」
母さんが少し涙ぐんでいた。柔和な時が流れる。俺達は組子の家を後にしようとした。今みんなで玄関にいる。俺は勝兄ぃに視線を飛ばした。
「ちょっとやること有るんで俺達はもう少し残ります」
「おおそうか」
勝兄ぃの声に親父っさんが声にする。軽く挨拶を交わすとみんなが岐路に就いた。
「出したくなったんだろ」
「うん、この組子の照明の下でしゃぶりたいっす。一緒に住み始めるとここでは出来ないっしさ」
俺ははにかみながら声にした。
「そうだな。この組子の照明はお前のアイディアで俺が作ったものだからな」
「うん」
俺達は着ている物を潔く脱いだ。六尺一丁になる。
褌 (4)
優しい灯りが俺達を妖しく照らしてきた。向かい合い立つ俺と勝兄ぃ。距離が縮まってくる。ドックンドックンと鼓動が高鳴ってきた。俺達の前袋は既に膨らんでいる。前袋同士が触れ合った。勝兄ぃの熱が伝ってくる。抱き締められた。唇が寄ってくる。軽く触れ合うと舌が入ってきた。勝兄ぃの勇猛な薫りに包まれる。俺達は舌を絡め合った。ちょびっと切なくなる。静かに唇が離れた。俺は勝兄ぃの足許に跪く。前袋に手を掛ける。ちんぽと金玉を引っ張り出した。何度も見ている勝兄ぃの巨竿。今夜は根元迄完全に呑み込みたいと思った。軽く勝兄ぃのちんぽを握る。俺の手中で硬さを増してきた。金玉を優しく握る。ちんぽに舌を這わせた。ジュルッジュルッジュルッと舐め上げる。幾度となく繰り返した。亀頭を咥える。ゆっくりと呑み込み始めた。喉奥で亀頭を感じる。嘔吐きそうになった。目一杯喉を開く。奥の方で勝兄ぃの存在感を感じた。勝兄ぃを見上げる。優しい目をしていた。
「初めて全部呑み込んだな」
俺は頷いた。頭を撫でられる。腰をガシガシ突いてきた。濃密な我慢汁が口の中に広がる。俺は執拗に勝兄ぃのちんぽに舌を絡めた。濃い陰毛が肌を擦ってくる。金玉の真ん中の縫い目に指を這わせた。
「あぁぁ良いぜ。気持ちイイ」
今度は金玉を竪琴を奏でるかのように指を動かした。勝兄ぃのカラダが微かに震える。足で俺の前袋を摩ってきた。前袋が濡れてくる。俺はちんぽを引っ張り出した。ゴシゴシ扱き始める。ジュルッジュルッジュルッ…ジュボッジュボッジュボッいやらしく尺八音が耳に響いた。勝兄ぃの腰の動きが激しくなる。ちんぽが喉奥を摩ってきた。俺は喉壁で勝兄ぃのちんぽを締め付ける。亀頭が微かに膨らんだ。
「あぁぁんぁやべぇ。射きそうだ」
俺はコクコク頷いた。顔を激しく前後に抽動させる。勝兄ぃのちんぽに舌を執拗に絡めた。
「あぁぁあぁ射ぐ。んぁぁんぉ射く。あぁぁぁうぉ射くっ」
喉奥に濃厚なオス汁がぶつかってきた。残り汁を搾り取るように金玉を摩る。静かに勝兄ぃのちんぽを解き放した。視線をぶつける。俺の喉がゴクンと鳴った。濃厚な汁が喉を通る。体内へと流れていった。
「はぁ美味ぇ」
「俺にも呑ませろ」
俺は首を縦に振ると立ち上がる。勝兄ぃが俺の足許に跪いた。ちんぽが握られる。ジュルジュル舐め上げられた。亀頭を唇で挟まられる。一気に呑み込まれた。俺は勝兄ぃの頭を抑える。腰をガシガシ突きこんだ。
「あぁぁあぁ気持ちいい。んくぅ堪んねぇ」
勝兄ぃの舌技に俺は翻弄される。グイッグイッグイッと勝兄ぃの頭を引き寄せた。
「あぁぁやべぇ。んんん、あぁぁんくぅ」
金玉の奥でオス汁が濁流のように蠢いている。勝兄ぃの顔が激しく動き、喉壁が俺のちんぽを擦ってきた。
「あぁぁんぁ射ぐ。うぉぉあぁ射く。あぁぁあぁ射くっ」
俺は勝兄ぃの喉奥目掛けてオス汁を放った。金玉を優しく摩られる。静かにちんぽを引き抜いた。勝兄ぃの喉がゴクンと鳴る。満面に笑みを浮かべていた。
「美味ぇぜ。おめえの汁はよぉ」
勝兄ぃが立ち上がる。俺は抱き寄せられた。濃密な男の薫りに包まれる。唇が寄ってきた。静かに触れ合うと舌が入ってくる。俺達は舌を絡め合った。口の中で2人の残り汁が融合される。静かに唇が離れた。組子の照明器具から射される灯りが俺達を優しく照らしている。妖しい影を作っていた。身繕いする。俺達は家を後にした。俺達を乗せた車が転がり始める。運転するのは勝兄ぃ、俺は助手席に座った。
「そこ右折して……」
「お前んちと方向違うぞ」
「これから2回戦だろ。勝兄ぃのマンションでさ……」
視線が眩しく交差した。
「足らんのか」
「うん」
「俺も足らんかった。行くぞ」
「うん」
俺達を乗せた車は一路勝兄ぃのマンションへと向った。

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[ 2016/06/26 18:37 ] 組子の家 | TB(-) | CM(0)

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